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JP5397293B2 - 印刷装置 - Google Patents
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JP5397293B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、文書データを保存することのできる印刷装置に関する。
例えば、パーソナルコンピュータ(以下PCで示す)を用いて文書を作成し、印刷装置を用いて文書印刷を行った後に文書のデータをPCから削除してしまった場合であっても、削除した文書を再度印刷したい、という要求がある。あるいは、PC内に文書データは残ってはいるものの、その後多くの変更を加えてしまっており、以前印刷した版の文書を再度印刷したい、という要求がある。
かかる要求に対して、印刷した文書のデータを保存しておき、保存している文書データの再印刷を行うことのできる印刷装置が提供されている。例えば、印刷を行った文書が予めユーザーの設定した期限内に編集・更新された場合には、自動的に文書のバージョン管理を行う技術についても提供されている(例えば、特許文献1)。
特開2009−143123号公報
複数のPCで1台の印刷装置を共有して利用する形態が、広く一般的に採用されている。上記の公知技術に係る印刷装置のように、文書データを保存し、再印刷を可能とする印刷装置をこのような形態で利用する場合においては、利用者間のセキュリティを確保する必要がある。
本発明は、利用者間のセキュリティを確保しつつ、文書データを保存することのできる印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題は本発明によれば、文書データを変換して得られる印刷データに基づき、印刷を行う印刷装置であって、前記印刷データとともに、前記文書データを含むファイルを受信すると、該ファイルから、前記文書データの印刷を指示した利用者を示す第1の情報を取得する取得部と、予め登録されている前記利用者を示す第2の情報を前記第1の情報と対応付けて格納するテーブルを参照して、前記取得した第1の情報と該テーブルの第2の情報との照合を行う照合部と、前記照合部の照合の結果、前記第1及び第2の情報がそれぞれ示す利用者が一致すると判断される場合には、前記ファイルを前記第2の情報と関連付けを行い、前記利用者ごとに該ファイルを管理する管理部と、前記第2の情報との関連付けを行った前記ファイルを格納する格納部と、前記利用者による前記格納部へのアクセス要求を受け付けた場合には、前記第2の情報と関連付けられた前記ファイルを該格納部から取得し、該取得したファイルを提供する提供部とを備え
前記管理部は、前記利用者による前記格納部へのアクセス要求を受け付けた場合に前記提供部が該格納部から取得した前記ファイルを提供することができるように、前記第2の情報と関連付けを行った前記ファイルの前記利用者を示す情報を該第2の情報に変更する印刷装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は本発明によれば、前記管理部は、前記第1及び第2の情報がそれぞれ示す利用者が一致すると判定された場合には、前記第2の情報をフォルダ名とするフォルダを生成し、前記格納部は、前記生成したフォルダ配下に前記ファイルを格納する印刷装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は本発明によれば、前記管理部は、前記ファイルに該ファイルのバージョンを示すバージョン情報を付しておき、前記格納部に新たに格納しようとするファイルと同名のファイルが既に該格納部に格納されている場合には、該新たに格納しようとするファイルが最新版であることを示す値を該バージョン情報に設定し、前記提供部は、前記格納部に同名のファイルが複数格納されている場合には、取得した複数のファイルの一覧を出力し、該一覧の中から指定されたバージョンのファイルの提供を行う印刷装置を提供することによって達成できる
また、上記課題は本発明によれば、前記提供部は、前記利用者により前記格納部へのアクセスを要求されると、入力されたユーザー名及びパスワードと、前記登録されている第2の情報及び対応するパスワードとそれぞれ比較して、相互に一致する場合には、該第2の情報をフォルダ名とするフォルダへのアクセスを許可する印刷装置を提供することによって達成できる。
本発明に係る印刷装置によれば、利用者間のセキュリティを確保しつつ、文書データを保存することが可能となる。
実施形態に係るプリンタ装置の運用形態を例示する図である。 実施形態に係るプリンタ装置による文書データの保存方法を説明する図である。 照合処理部において実行する照合処理を説明する図である。 実施形態に係るプリンタ装置のプリンタコントローラのハードウェア及びソフトウェアの構成例を示す図である。 プリンタ装置と接続するPCに表示される画面例を示す図である。 SAMBADファイルサーバー機能により、PCに表示される画面例を示す図である。 実施形態に係るプリンタ装置において、印刷時にソースファイルを保存する処理を示したフローチャートである。 実施形態に係るプリンタ装置において、HDDに保存したソースファイルを提供する処理を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタ装置の運用形態を例示する図である。図1に示すプリンタ装置(以下プリンタと略記)1には、LAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが設けられ、LANケーブルはハブ3に接続されている。ハブ3の先には複数のPC2A〜2EがLANケーブルを介して接続されている。
尚、図1においては、5台のPC2A〜2Eで構成するが、更にPCを接続する構成としてもよい。また、以下の説明においては、各PCの識別が不要である場合には、単にPC2で示す。
プリンタ1は、各PC2からLAN回線を介して受信した印刷要求に応じて、印刷を行う。プリンタ1には、USBポートも備わっており、PC2をUSB接続することができる。図1に示す例では、1台のPC2Fが接続されている。
各PC2には、「TSUCHIYA」、「Yamada」及び「S.Ogawa」等のPC名が付与されている。プリンタ1は、印刷に当たり、印刷データとともにPC名の情報をPC2から受信する。印刷データは、PC2のプリンタドライバが、PC2において作成した文書データをプリンタ1において処理することのできる形式に変換することにより得られる。
本実施形態に係るプリンタ1は、PC2から印刷要求を受信すると、PC名及び印刷データに加えて、文書データについてもPC2から受信する。受信した文書データは、ユーザーを表す情報と関連付けて自装置内に保存しておく。そして、PC2を利用してユーザー側から文書データを提供するよう要求があった場合には、そのユーザーを表す情報と関連付けて保存している文書データを提供する。以下に、より具体的に説明する。
図2は、本実施形態に係るプリンタ1による文書データの保存方法を説明する図である。図2においては、プリンタ1の構成のうち、印刷物の出力処理や、文書データの保存処理に係わる構成のみを示す。
プリンタ1は、プリンタコントローラ12、エンジン11及びハードディスクドライブ(HDD)13を有する。このうち、プリンタコントローラ12は、PC2からの印刷要求にしたがって、PC2から受信した印刷データD1を展開してエンジン11に送信する。エンジン11は、プリンタ1の図2においては不図示の記録部を駆動して、展開したデータに基づき印刷を行い、印刷物を出力する。HDD13は、印刷データD1とともにPC2から受信したソースファイルD2を格納する。
ソースファイルD2は、文書データ、及びPC2を介して印刷を指示したユーザーを表す情報を含み、プリンタ1のプリンタコントローラ12は、ソースファイルD2に含まれる情報が表すユーザー、すなわち、文書の印刷を行ったユーザーに対してのみソースファイルD2へのアクセス権限を与える。
具体的には、プリンタコントローラ12の照合処理部15は、HDD13へのソースファイルD2の格納に際して、ソースファイルD2の送信元であるPC2のユーザーを表すユーザー名と、プリンタ1のファイルサーバーに予め登録されているユーザー名との照合を行う。PC2のユーザー名が示すユーザーと、予め登録されているユーザー名が示すユーザーとが一致すると判断される場合には、フォルダ名がユーザー名からなるフォルダを生成し、生成したフォルダにソースファイルD2を格納する。ユーザーにHDD13に格納したソースファイルD2を提供する際には、ファイルサーバーに登録済のユーザー名及びパスワードを利用してユーザーの認証を行った上で、ユーザー名をフォルダ名とするフォルダ配下のソースファイルD2を提供する。
上記のとおり、プリンタコントローラ12(の照合処理部15)は、ソースファイルD2の格納時及びソースファイルD2の提供時には、HDD13に保持する管理テーブルを参照して、ユーザーが登録済か否かを判定する。これについて、図3を参照して更に詳しく説明する。
図3は、照合処理部15において実行する照合処理を説明する図である。このうち、図3(a)は、照合処理部15が照合処理に使用する管理テーブルの構造例を示す図であり、図3(b)は、照合処理を例示する図である。
図3(a)に示すとおり、管理テーブルは、PC2のユーザー名(pc_user_name)C1、プリンタ1のユーザー名(printer_user_name)C2及びパスワード(printer_password)C3を含む。
PC2のユーザー名C1は、PC2に登録されているPCユーザーの名称である。プリンタ1のユーザー名C2は、プリンタ1のファイルサーバーに登録されているプリンタユーザーの名称であり、パスワードC3は、ユーザー名とともにプリンタ1のファイルサーバーに登録されている、プリンタユーザーを認証するための情報である。
PC2は、プリンタ1のユーザー登録を行うときに、ユーザーが設定しようとするパスワードC3をプリンタ1に送信する。プリンタ1は、PC2から受信した情報により、PC2のユーザー名C1、プリンタ1のユーザー名C2及びパスワードC3を対応付けて、管理テーブルに各情報を格納しておく。
図3(b)に例示するとおり、PC2のユーザー名C1は、ソースファイルD2のヘッダ部に記述されている。照合処理部15は、ソースファイルD2のヘッダ部からユーザー名C1である「TSUCHIYA」を取得して、照合処理により、ユーザー名C1「TSUCHIYA」と対応するプリンタ1のユーザー名C2「tsuchiya」が図3(a)の管理テーブルに存在することを確認する。そして、ユーザー名C2である「tsuchiya」をフォルダ名とするフォルダ配下に、ソースファイルD2を格納する。
ユーザー名C1が「TSUCHIYA」であるユーザーが、プリンタ1のユーザー名「tsuchiha」及びパスワード「metabo1」を入力して、HDD13に格納したソースファイルD2へのアクセスを要求してきた場合には、照合処理部15は、図3(a)の管理テーブルを参照してユーザーの認証を行った上で、ユーザー名C2「tsuchiya」をフォルダ名とするフォルダへのアクセスを許可する。また、プリンタ1のファイルサーバーには他のユーザーも登録されているが、これらの他のユーザーには「tsuchiya」フォルダへのアクセスを禁止する。これにより、ユーザー間のセキュリティが確保される。
上記の照合処理部15による処理は、プリンタコントローラ12において動作するプログラムにより実現される。次に、プリンタコントローラ12において動作するハードウェア及びプログラムについて説明する。
図4は、本実施形態に係るプリンタ1のプリンタコントローラ12のハードウェア及びソフトウェアの構成例を示す図である。実施例では、プリンタコントローラ12のOS(オペレーティングシステム)には、リナックス(LINUX、登録商標)を採用しており、プリンタコントローラ12上では、リナックスパソコンで動作するプログラムと同様のプログラムであって、組込用のプログラムが動作している。
まず、プリンタコントローラ12のハードウェアとしては、イーサネット(登録商標)コントローラ21、USBコントローラ22、USBHOSTコントローラ23、シリアルコントローラ24、HDDコントローラ25、SPI(Serial Peripheral Interface)コントローラ26、ASIC/FPGA(Application Specific Integrated Circuit/Field Programmable Gate Array)27、CPU(Central Processing Unit)28及びDRAM(Dynamic Random Access Memory)29を有する。
イーサネットコントローラ21は、LANを介してPC2(図1においてはPC2A〜2E)から印刷データ等の印刷に係わるデータを受信する。USBコントローラ22は、USBを介してPC2(図1においてはPC2F)から印刷データ等の印刷に係わるデータを受信する。
USBHOSTコントローラ23は、親展印刷に用いるIC(Integrated Circuit)カードを読み取るためのICカードリーダ4を接続するために設けられる。SPIコントローラ26は、プリンタ1に設けられたオペパネ(オペレーションパネル)14と接続するために設けられる。ASIC/FPGA27は、エンジン11と接続するために設けられる。
シリアルコントローラ24は、PC2とシリアル接続するために設けられる。シリアル通信規格としては、例えば、RS232Cを使用する。PC2とシリアル接続し、例えばPC2内でターミナルソフトを起動すると、プリンタ1の状態メッセージを読むことができる。プリンタ1とシリアル接続しているPC2から、ターミナルソフトを利用してプリンタ1にログインする場合の画面例を図5(a)に示す。利用するターミナルソフトとしては、例えば、リナックスのMINICOM等である。PC2は、MINICOM等を利用してシリアル接続によりプリンタ1に接続し、開発中のプリンタ1のプログラムのデバッグ等に使用する。例えばプリンタ1の動作状態をprintk()関数等で表示する。あるいは、プリンタ1において動作中のリナックスにroot権限で、すなわち管理者権限でログインし、ユーザーがパスワードを忘れた場合のサポート等を行うこともできる。
HDDコントローラ25は、P−ATA(Parallel Advanced Technology Attachment)インタフェースを介してHDD13と接続するために設けられる。HDD13は、親展印刷で使用するほかに、上記のソースファイルD2を保存するために使用する。
CPU28は、プリンタコントローラ12のハードウェア及びソフトウェアを制御する。DRAM29は、印刷データを展開して得られるデータ等を保持する。
次に、プリンタコントローラ12のソフトウェアについて説明する。
なお、一般的なリナックスパソコンの場合は、ユーザーがキーボード等の入力手段を操作することによりアプリケーションを起動し、作業を実行する。これに対して、本実施形態に係るプリンタ1の場合は、ユーザーがアプリケーションを起動する場面は一般的でなく、プリンタ1の電源がオンに切り替えられると、プログラムは、サーバーデーモンとして起動して、RAMに常駐して実行される。図4に示す各種ソフトウェアのうち、ソフトウェア名の末尾の「D」は、デーモンを表す。
サーバーデーモンには、USBD31、USBHOSTD32、PRNMNGD33、RCVMNGD34、NETPOND35、DHCPCD36、LPD37、SNMPD38、HTTPD39、PORT9100D40、INETD41、FTPD42、TELNETD43、SAMBAD44及びFILEMNGD45を有する。
USBD31は、USBデバイスの制御を行う。USBHOSTD32は、上記USBホストコントローラ23の制御を行う。PRINMNGD33は、プリンタ1のマネージメントをするプログラムである。このうち、PRNMNGD1は、主に描画制御を行い、PRNMNGD2は、エンジン11の制御を行い、PRNMNGD3は、オペパネ14の制御を行う。RCVMNGD34は、受信制御を行い、このうち、RCVMNGD1は、USB受信制御を行い、RCVMNGD2は、LAN受信制御を行う。NETPOND35は、ネットワーク診断制御を行い、インターネット回線を通じて、プリンタ1の状態を外部に送信する。DHCPCD36は、自動的にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てる。LPD(ラインプリンタデーモン)37は、LANを介して印刷を行う、SNMPD38は、ネットワークの監視制御を行う。HTTPD39は、ウェブサーバーの制御を行う。具体的には、PC2のブラウザ(インターネットエクスプローラ等)のアドレス欄にユーザーによりIPアドレスが入力され、プリンタ1へのアクセスがあった場合には、プリンタ1内のHTTPD39がプリンタ1の情報をPC2のブラウザに送信する。図5(b)は、プリンタ1の情報をPC2のブラウザに表示させる場合の画面例を示す。LAN接続しているPC2が、プリンタ1のIPアドレスである「123.456.xxx.xxx」を入力して、HTTPの通信を用いてアクセスしてきた場合には、HTTPD39は、図5(b)に示すような画面を、プリンタ1の情報をPC2のブラウザに表示させる。例えば、プリンタ1のトナー残量等をPC2のブラウザに表示させるほか、オペパネのキー操作と同様の設定・操作をPC2から行わせることが可能となる。
PORT9100D(標準TCP(Transmission Control Protocol)/IPポートモニタ)40は、印刷制御を行うほか、プリンタ1において発生したエラーをPC2に送信する。INETD41は、各種インターネットサービスに利用するポート番号を監視する。具体的には、INETD41は、FTPD42やTELNETD43を監視して、監視しているポートにおいてTCPパケットやIPパケットを受信したことを認識すると、各デーモンを起動する。
FTPD(ファイル転送制御)42は、FTP(File Transfer Protocol)によりPC2からプリンタ1へのアクセスがあった場合には、PC2−プリンタ1間のファイル転送を制御する。図5(c)は、PC2のFTPクライアントソフトにより、プリンタ1のFTPサーバーへ接続した場合にPC2に表示される画面例を示す図である。図5(c)に示す例においては、画面の左上部P1には、PC2内において保持するフォルダやファイルを表示し、画面の右上部P2には、プリンタ1内のFTP用フォルダを表示している。例えば、ソフトウェアのバージョンアップの際等に利用する。
TELNETD(ネットワーク遠隔制御)43は、PC2とプリンタ1との間のTELNET(Telecommunication Network)通信に係わる制御を行う。
上記のソフトウェアについては、従来のプリンタ装置に搭載されており、公知の技術である。
SAMBAD44は、SMB(Server Message Block)を用いたサービスを提供するためのソフトウェアであり、例えば、OSとしてウィンドウズ(登録商標)を搭載するPC2に対して、プリンタ共有等のサービスを提供する。
なお、一般的なSAMBADの機能によれば、ファイル共有サービスを提供することが可能であるが、本実施形態に係るプリンタ1のSAMBAD44においては、複数のPC2間でのファイルの共有は行わない。本実施形態においては、パスワードで保護された特定のユーザーに対して、アクセス権限を付与することとしている。これにより、個人の所有物であるソースファイルD2を他人が勝手にアクセスしてコピーしたりすることを禁止し、セキュリティを確保している。
図6は、SAMBAD44のファイルサーバー機能により、PC2に表示される画面例を示す図である。ここでは、プリンタ1のファイルサーバーに登録されているユーザー名が「tsuchiya」であるユーザーが、PC2Aからプリンタ1にアクセスしている場合を示す。「tsuchiya」のPC2Aには、図6に示す画面が表示される。
ユーザー「tsuchiya」は、図6に示すフォルダ一覧P3のうち、自らのソースファイルD2を格納している「tsuchiyaフォルダ」の中のみアクセス(リード/ライト)が許可されている。ユーザー「tsuchiya」は、例えば他のユーザーのフォルダ、例えば「yamada」のソースファイルD2を格納する「yamadaaフォルダ」内については、閲覧・アクセスが禁止されている。
なお、図6に示す例では、他のユーザーのソースファイルD2を格納するフォルダについても一覧P3に表示する構成を示しているが、これには限らない。例えば、プリンタ1にログインしているユーザーのフォルダやフォルダ配下のソースファイルD2以外は非表示とする構成としてもよい。
また、図6に示す例では、図3(a)に示す登録済のユーザーのうち、「itoh」のフォルダは非表示となっている。このように、特定のユーザーのフォルダ及びフォルダ配下のソースファイルD2を非表示とすることもできる。例えばユーザー「itoh」が組織内で管理職にあり、重要文書を取り扱うような場合には、このようなユーザーのフォルダ等については非表示とすることにより、セキュリティを向上させることができる。
更には、特定のPC2についてはプリンタ1のファイルサーバーへのユーザー登録を行わず、ソースファイルD2をHDD13に保存しない構成とすることもできる。例えば図1の「NOTE1」のように、複数人が共有して使用する端末については、ソースファイルD2をプリンタ1に残さない構成とすることで、セキュリティを向上させることができる。
FILEMNGD45は、HDD13に格納されているファイルを管理し、具体的には、ソースファイルD2をプリンタ1内のHDD13に保存する際に機能する。FILEMNGD45の動作については、図7を参照して詳しく説明する。
なお、図4においては記載を省略しているが、プリンタコントローラ12内には時計機能(RTC:リアルタイムクロック)が搭載されている。時計機能により、設定に応じて、所定期間を経過したソースファイルD2についてはHDD13から自動消去する構成としてもよい。
図4を参照して説明したとおり、本実施形態に係るソースファイルD2の保存処理及び提供処理は、SAMBAD44及びFILEMNGD45(*)により実現される。以下に、ソースファイルD2の保存時及びソースファイルの提供時のそれぞれにおけるこれらのソフトウェアの動作について、フローチャートを参照して説明する。
図7は、本実施形態に係るプリンタ1において、印刷時にソースファイルD2を保存する処理を示したフローチャートである。プリンタ1のプリンタコントローラ12は、PC2から印刷要求を受信すると、図7に示す一連の処理を開始する。
ステップS1で、PC2から印刷データD1を受信すると、印刷データを展開してエンジンに送信するとともに、用紙への印刷を実行するようエンジン11に指示する。エンジン11は、プリンタコントローラ12からの指示にしたがって印刷を実行し、最終的な印刷物を出力する。
ステップS2で、PC2のプリンタドライバが送信したソースファイルD2を受信すると、ステップS3で、FILEMNGD(ファイルマネージャ制御)45は、ソースファイルD2のヘッダ部の記述を参照し、ヘッダ部に記述されているPC2のユーザー名と、プリンタ1のファイルサーバーに登録されているユーザー名との照合を行う。なお、PC2のプリンタドライバは、プリンタ1に印刷データD1を送信すると、これに続いてソースファイルD2をプリンタ1に送信する機能を備えている。また、上記のとおり、ステップS3における照合処理は、図3(a)に示す管理テーブルを参照することにより実行する。
ステップS4で、FILEMNGD45は、ステップS3において照合を行った結果、PC2のユーザー名pc_user_nameに対応するプリンタ1のユーザー名printer_user_nameがHDD13内の管理テーブルに登録されていると判定した場合には、ステップS5に進む。PC2のユーザー名に対応するプリンタ1のユーザー名がHDD13内の管理テーブルに登録されていないと判定した場合には、特に処理を行わず、処理を終了する。
ステップS5で、FILEMNGD45は、プリンタ1のユーザー名と対応するフォルダ内に同一の名前の付されているファイルがあるか否かを判定する。同一名のファイルが既に存在する場合には、ステップS6に進む。同一名のファイルが存在しない場合には、ステップS8に進む。
ステップS6で、FILEMNGD45は、同一名のHDD13に保存されているファイルが上書きモードに設定されているか否かを判定する。HDD13に保存されているファイルが上書きモードに設定されている場合には、ステップS2において受信したソースファイルD2で上書きすることとして、ステップS8に進む。上書きモードに設定されていない場合には、ステップS7に進み、FILEMNGD45は、ステップS2において受信したソースファイルD2のファイル名の末尾にバージョンを表す番号を付加し、ステップS8に進む。ソースファイルD2にバージョン番号が付されていることで、同名で内容が異なるソースファイルD2であっても、印刷のタイミングごとに保存しておくことが可能となる。
上書きモードとするか、あるいはバージョン番号をファイル名の末尾に付して、元のソースファイルD2もともに保存しておくかについては、ユーザーが選択できる構成とすることができる。
ステップS7においてファイル名の末尾に付すバージョンを表す番号については、実施例では、「(ファイル名)_001」、「(ファイル名)_002」等のように、HDD13への格納順に応じて、末尾のバージョン番号が昇順となるように付していく。
ステップS8で、FILEMNGD45は、プリンタ1のユーザー名printer_user_nameをフォルダ名とするフォルダ配下にソースファイルD2を保存し、ステップS9で、FILEMNGD45は、保存したソースファイルD2のヘッダ部に記述されているファイル所有者をフォルダ名が表すユーザー名、すなわち、プリンタ1のファイルサーバーに登録されているユーザー名に変更し、処理を終了する。
ステップS9において、FILEMNGD45がファイル名所有者の変更を行っている理由については、FILEMNGD45のプログラム自体は、root権限、すなわち、管理者権限で起動しているためである。root権限でプログラムを起動しているため、FILEMNGD45は、全てのユーザーのフォルダにアクセス可能である。ただし、HDD13に保存されたソースファイルD2の所有権が「root」にあることとなるため、そのままではユーザーが自らのフォルダにアクセスできなくなる。そこで、ステップS9でソースファイルD2の所有者を「root」からユーザー名printer_user_name(図3(a)等に示す例では、tsuchihaやyamadaa等)へと書き換えることで、各ユーザーが自らのフォルダへアクセスすることが可能となる。
図8は、本実施形態に係るプリンタ1において、HDD13に保存したソースファイルD2を提供する処理を示したフローチャートである。プリンタ1のプリンタコントローラ12は、PC2がLANやUSBを介してプリンタ1のファイルサーバーにアクセスしてきた場合には、図8に示す一連の処理を実行する。
図8に示す処理の前段として、PC2は、予めプリンタ1のファイルサーバーのアイコンを登録しているものとする。具体的には、PC2の検索機能を利用する等によりプリンタ1内のファイルサーバー名(例えば図6に示す例においては「○○○」)を入力してネットワーク検索を行い、検出したサーバーアイコンをショートカットとして登録しておく。
まず、ステップS11で、PC2のユーザーがPC2の画面上に表示されているプリンタ1のファイルサーバーのアイコンをクリックする等の操作を行うと、プリンタ1のプリンタコントローラ12のうち、SAMBAD44が、PC2からのアクセス要求を受け付ける。
ステップS12で、SAMBAD44は、PC2においてユーザーにより入力されたプリンタ1のユーザー名とパスワードとを受け付ける。
ステップS13で、SAMBAD44は、入力されたユーザー名とパスワードとを、それぞれ図3(a)に示す管理テーブルに登録されているユーザー名(printer_user_name)C2及びパスワード(printer_password)C2と比較して、ユーザーの認証がなされた場合には、ユーザー名と対応するフォルダの内容をPC2に表示させる。PC2の画面に表示させるフォルダの内容には、ファイル名やソースファイルD2の保存日時や印刷日時等の情報を含む。例えば、ユーザーがPC2内のどこにファイルを格納したかを忘れてしまったような場合であっても、プリンタ1にアクセスして、表示されている保存日時等の情報を参考に所望のファイルを検索することが可能となる。
PC2に表示させたファイルの一覧の中から、所定のソースファイルD2が指定されると、SAMBAD44は、指定されたソースファイルD2をHDD13から取得して、PC2に提供する。例えば、PC2にソースファイルD2をコピーさせることを許可する。
以上説明したように、本実施形態に係るプリンタ1によれば、印刷の実行時に、印刷データD1とともに、文書データを含むソースファイルD2をPC2から受信する。管理テーブルを参照して、ソースファイルD2に含まれるPC2のユーザー名C1と対応するプリンタ1のユーザー名C2をフォルダ名とするフォルダに、ソースファイルD2を格納する。ユーザーがプリンタ1のユーザー名C2とパスワードC3とを入力してプリンタ1にアクセスを要求してきた場合には、ユーザー名C2に対応するフォルダへのアクセスのみを許可する。これにより、ユーザー間におけるセキュリティを確保しつつ、ユーザーが過去に印刷した後にPC2から削除してしまった場合や、印刷後にデータに変更を加えてしまった場合であっても、印刷時の状態のソースファイルD2を提供することが可能となる。
同名のソースファイルD2について複数回印刷を行った場合であっても、各ソースファイルにバージョン番号を付してHDD13に保存しておくことにより、所望のバージョンのソースファイルD2を提供することが可能となる。
1 プリンタ装置
2 パーソナルコンピュータ(PC)
3 ハブ
4 ICカードリーダ
11 エンジン
12 プリンタコントローラ
13 ハードディスクドライブ(HDD)
14 オペレーションパネル(オペパネ)
15 照合処理部
44 SAMBAD(ファイル共有制御)
45 FILEMNGD(ファイルマネージャ制御)

Claims (4)

  1. 文書データを変換して得られる印刷データに基づき、印刷を行う印刷装置であって、
    前記印刷データとともに、前記文書データを含むファイルを受信すると、該ファイルから、前記文書データの印刷を指示した利用者を示す第1の情報を取得する取得部と、
    予め登録されている前記利用者を示す第2の情報を前記第1の情報と対応付けて格納するテーブルを参照して、前記取得した第1の情報と該テーブルの第2の情報との照合を行う照合部と、
    前記照合部の照合の結果、前記第1及び第2の情報がそれぞれ示す利用者が一致すると判断される場合には、前記ファイルを前記第2の情報と関連付けを行い、前記利用者ごとに該ファイルを管理する管理部と、
    前記第2の情報との関連付けを行った前記ファイルを格納する格納部と、
    前記利用者による前記格納部へのアクセス要求を受け付けた場合には、前記第2の情報と関連付けられた前記ファイルを該格納部から取得し、該取得したファイルを提供する提供部と
    を備え
    前記管理部は、前記利用者による前記格納部へのアクセス要求を受け付けた場合に前記提供部が該格納部から取得した前記ファイルを提供することができるように、前記第2の情報と関連付けを行った前記ファイルの前記利用者を示す情報を該第2の情報に変更する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記管理部は、前記第1及び第2の情報がそれぞれ示す利用者が一致すると判定された場合には、前記第2の情報をフォルダ名とするフォルダを生成し、
    前記格納部は、前記生成したフォルダ配下に前記ファイルを格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記管理部は、前記ファイルに該ファイルのバージョンを示すバージョン情報を付しておき、前記格納部に新たに格納しようとするファイルと同名のファイルが既に該格納部に格納されている場合には、該新たに格納しようとするファイルが最新版であることを示す値を該バージョン情報に設定し、
    前記提供部は、前記格納部に同名のファイルが複数格納されている場合には、取得した複数のファイルの一覧を出力し、該一覧の中から指定されたバージョンのファイルの提供を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  4. 前記提供部は、前記利用者により前記格納部へのアクセスを要求されると、入力されたユーザー名及びパスワードと、前記登録されている第2の情報及び対応するパスワードとそれぞれ比較して、相互に一致する場合には、該第2の情報をフォルダ名とするフォルダへのアクセスを許可する
    ことを特徴とする請求項2、又は3記載の印刷装置。
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