JP5401249B2 - 部品実装装置 - Google Patents
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Description
図4に示すように、電子部品実装装置100は、ベースステージ101上に設けられ、基板Pを所定の方向に沿って搬送する基板搬送手段102と、基板搬送手段102を挟んでその両側にそれぞれ設けられ、電子部品を供給する部品供給手段103a,103bと、基板搬送手段102を跨ぐようにして設けられる2本のY軸フレーム104と、各Y軸フレーム104に2本ずつ設けられた4本のX軸フレーム105a,105bと、各X軸フレーム105a,105bにそれぞれ取り付けられ、部品供給手段103a,103bから電子部品を吸着し、基板Pに実装するヘッド106a,106b等を備えている。
電子部品実装装置100においては、一方の部品供給手段103a側に設けられた2本のX軸フレーム105aに取り付けられたヘッド106aが一方の部品供給手段103aから電子部品を吸着し、基板搬送手段102上の基板Pに実装する。また、他方の部品供給手段103b側に設けられた2本のX軸フレーム105bに取り付けられたヘッド106bが他方の部品供給手段103bから電子部品を吸着し、基板搬送手段102上の基板Pに実装する。各ヘッド106a,106bは電子部品の実装領域が予め設定されており、それぞれが独立して電子部品の実装を行うことができる。
このように、一つの基板Pに対して各ヘッド106a,106bが実装する領域を細分化し、各ヘッド106a,106bが独立して動作することにより、短時間で基板Pに電子部品を実装することができる(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、ヘッド106a,106bをX軸フレーム105a,105bの先端から突出させると、対向するX軸フレーム105a,105bに衝突しやすくなるため、X軸フレーム105a,105bの移動制御が複雑になるほか、X軸フレーム105a,105bの剛性が低下してしまう。
この問題を解決するため、基板Pを移動させることも考えられるが、電子部品の実装中は基板Pを固定するため、電子部品の実装に並行して基板Pを移動させることはできず、タクトの低下を招いてしまう。
従って、ヘッド106a,106bをX軸フレーム105a,105bの先端から突出させることなく、基板の全範囲をカバーしながらも、電子部品の実装のタクトを低下させないようにしたいという要望があった。
所定方向に延在する搬送路に沿って基板を搬送する基板搬送手段と、
前記基板に実装すべき電子部品を供給する部品供給手段と、
前記搬送路を跨ぐように設けられた複数の第1フレームと、
それぞれが互いに異なる少なくとも一つの第1フレームに当該第1フレームの延在方向に沿って移動自在に設けられ、互いが移動時に接触しないように隙間をあけて配置された一対の第2フレームと、
それぞれが互いに異なる少なくとも一つの第1フレームに当該第1フレームの延在方向に沿って移動自在に設けられ、互いが移動時に接触しないように隙間をあけて配置され、前記一対の第2フレームの移動領域に対して前記一対の第2フレームの移動方向に隣接する移動領域を有する一対の第3フレームと、
各第2フレーム及び各第3フレームにそれぞれ設けられ、各フレームの延在方向に沿って移動自在に設けられた複数のヘッドと、を備える部品実装装置において、
前記一対の第2フレーム間の隙間と前記一対の第3フレーム間の隙間が、前記第2フレーム又は前記第3フレームの移動方向に沿った直線上に並ばないように前記第2フレーム及び前記第3フレームを配置したことを特徴とする。
前記第3フレームの一方の先端は、前記第3フレームの他方と同じ第1フレームに設けられた前記第2フレームの先端よりも基端側に位置するように形成したことを特徴とする。
前記第2フレームの一方と前記第2フレームの他方と対向する前記第3フレームの一方とを同じ長さに形成するとともに、前記第2フレームの他方と前記第2フレームの一方と対向する前記第3フレームの他方とを同じ長さに形成したことを特徴とする。
これにより、ヘッドを第2フレーム及び第3フレームの先端から突出させることなく、基板の全範囲をカバーすることができる。従って、第2フレーム及び第3フレームの衝突を考慮して移動制御が複雑になることもなく、第2フレーム及び第3フレームの剛性が低下することもない。
また、基板を移動させる必要もないので、電子部品の実装のタクトを低下させることがない。
従って、第2フレーム及び第3フレームの生産工程を簡易化することができ、コストの低減を図ることができる。
<部品実装装置の構成>
図1に示すように、部品実装装置1は、電子部品フィーダ(部品供給手段)から供給される電子部品(部品)を基板(実装対象物)に実装する装置である。
ここで、部品実装装置において、基板Pが前工程から後工程に搬送される方向をX軸方向とし、これと直交する一の方向をY軸方向とし、X軸方向とY軸方向の両方に直交する方向をZ軸方向とする。
図1に示すように、部品実装装置1は、各構成部材がその上面に設置される基台2と、基板PをX軸方向に沿って前工程から後工程に搬送する基板搬送手段3と、電子部品を供給する部品供給手段4と、部品供給手段4により供給される電子部品を基板Pに実装するヘッド6と、ヘッド6をX軸、Y軸の各方向に移動させるヘッド移動手段7等を備えている。
基板搬送手段3は、X軸方向に沿って延在するように基台2上面に設けられた搬送路33に備えられている。
基板搬送手段3は、図示しない搬送ベルトを有しており、その搬送ベルトにより基板Pを搬送路33に沿ってX軸方向に前工程側から後工程側へ搬送する。
また、基板搬送手段3は、ヘッド6により電子部品を基板Pへ搭載し実装するために、所定位置において基板Pの搬送を停止し、基板Pを保持する。
具体的には、基板Pの中心位置を、基板Pの搬送方向(X軸方向)に対する基準位置に合わせるように、基板Pを停止させる。つまり、どのようなサイズの基板Pであっても、その基板Pの中心位置(搬送方向に対する中心位置)が部品実装装置1における基準位置に合致して停止するようになっている。
部品供給手段4は、電子部品を搬送する複数の電子部品フィーダが、基台2の上面のフィーダバンクに配設されて成るものであり、搬送路33を挟んで対向する位置に設けられている。
部品供給手段4は、基板Pの搬送方向(X軸方向)に沿って延在するように設けられ、基板Pの停止位置に近い位置に設けられている。
ヘッド6は、後述する各X軸フレーム72,73(73a,73b)に備えられており、下方(Z軸方向)に突出する所定数(第1実施形態においては4つ)の吸着ノズル6aを有している。この吸着ノズル6aは、吸着保持する電子部品の大きさや形状に応じて交換できるように、ヘッド6に着脱可能に設けられている。
ヘッド6には、基板Pに付されている基準マークを上方から撮像するCCDカメラ(図示省略)が備えられている。このCCDカメラは、撮像した基準マークに関する画像データを、部品実装装置1の制御部(図示省略)に出力する。
Z軸移動手段(図示省略)は、ヘッド6上に設けられており、吸着ノズル6aをZ軸方向に移動させる移動手段であり、吸着ノズル6aはこのZ軸移動手段を介してZ軸方向に移動自在にヘッド6に備えられている。Z軸移動手段としては、例えば、サーボモータとベルトの組み合わせ、サーボモータとボールネジの組み合わせ、等を適用することができる。
Z軸回転手段(図示省略)は、ヘッド6上に設けられており、吸着ノズル6aを回転させる回転駆動手段であり、吸着ノズル6aはこのZ軸回転手段を介してZ軸を軸中心に回転自在にヘッド6に備えられている。Z軸回転手段としては、例えば、角度調節モータと、この角度調節モータの回転角度量を検出するエンコーダ等により構成される。
ヘッド移動手段7は、ヘッド6をX軸方向(左右方向)に移動させるX軸移動手段7aと、ヘッド6をY軸方向(前後方向)に移動させるY軸移動手段7bと、を備えている。
X軸移動手段7aは、搬送路33上を、基板Pの搬送方向(X軸方向)と垂直な方向(Y軸方向)に跨ぐように設けられている一対の第1フレームとしてのY軸フレーム71,71に支持され、X軸方向に延在する第2フレームとしてのX軸フレーム72及び第3フレームとしてのX軸フレーム73と、そのX軸フレーム72,73に支持されている各ヘッド6をX軸方向に移動させる図示しない駆動手段とを備えている。駆動手段としては、例えば、リニアモータ、サーボモータとベルトの組み合わせ、サーボモータとボールネジの組み合わせ、等を適用することができる。
なお、第1実施形態における部品実装装置1においては、各Y軸フレーム71にX軸フレーム72,73が1つずつ設けられている。すなわち、X軸フレーム72とX軸フレーム73は、それぞれ一対設けられている。
X軸フレーム73は、その基端部73sがY軸フレーム71に備えられ、そのY軸フレーム71側からもう一方のY軸フレーム71側に向けて、その先端部73tがX軸方向に沿って延出するように配置されている。X軸フレーム73は、Y軸フレーム71の延在方向に沿って移動自在に設けられている。
各Y軸フレーム71に備えられるX軸フレーム72,73は、もう一方のY軸フレーム71に備えられるX軸フレーム72,73と、その先端部72t,73t同士が所定間隔をおいて離間し互いに対向するように配置されている。これは、互いの移動時に接触しないようにするためである。
X軸移動手段7aにおいて、ヘッド6はX軸フレーム72,73に沿って移動可能となっている。ヘッド6は、X軸フレーム72,73の先端部72t,73t側から突出しない位置まで移動可能とされている。
一対のX軸フレーム72は、各X軸フレーム72の長さが等しくなるように形成されている。すなわち、一対のY軸フレーム71間の中間位置において、X軸フレーム72の先端部同士が対向可能となり、かかる中間位置に隙間ができる。そのため、一対のY軸フレーム71間の中間位置に位置する基板P上においては、それぞれのヘッド6が移動できず、電子部品の実装領域から外れている。
一対のX軸フレーム73は、一方のX軸フレーム73aが他方のX軸フレーム73bよりも長くなるように形成されている。すなわち、X軸フレーム73の先端部73t,73t同士は、一対のY軸フレーム71間の中間位置よりもX軸フレーム73b側で対向可能となり、かかる位置で隙間ができる。
すなわち、一対のX軸フレーム72間の隙間と一対のX軸フレーム73間の隙間が、X軸フレーム72,73の移動方向(Y軸方向)に沿った直線上に並ばないようにX軸フレーム72,73が形成され、配置されている。
そのため、X軸フレーム72において、ヘッド6が移動できない領域をX軸フレーム73のヘッド6が移動することができる。また、X軸フレーム73において、ヘッド6が移動できない領域をX軸フレーム72のヘッド6が移動することができる。従って、一方のX軸フレーム72(73)のヘッド6でカバーできない実装領域を他方のX軸フレーム73(72)のヘッド6でカバーすることができ、ひいては、全実装領域を2組のX軸フレーム72,73でカバーすることができる。
なお、各Y軸フレーム71には、X軸フレーム72とX軸フレーム73とが1つずつ設けられており、各X軸フレーム72,73は、それぞれ独立した動作、移動を行うことができるようになっている。このように、各X軸フレーム72,73が、それぞれ独立した移動を行うためには、Y軸移動手段7bの駆動手段としては、リニアモータが好ましい。
部品実装装置1は、図示しない制御部を備えている。
その制御部(図示省略)は、CPU,ROM,RAM等を含む演算装置で構成され、これらに所定のプログラムが入力されることにより、基板搬送手段3、ヘッド6、ヘッド移動手段7(X軸移動手段7a、Y軸移動手段7b)等に対する動作制御を行うようになっている。
例えば、制御部は、部品供給手段4により供給される電子部品を、吸着ノズル6aが吸着保持するためにヘッド6が移動するように、ヘッド移動手段7の動作制御を行う。
また、制御部は、電子部品を基板Pの所定位置に実装するため、その所定位置に応じた位置合わせを行うために、電子部品を保持するヘッド6がX軸方向、Y軸方向への移動を行うように、ヘッド移動手段7の動作制御を行う。
また、制御部は、ヘッド6のCCDカメラ(図示省略)が撮像した基板Pの基準マークに関する画像データに基づき、その基板Pのサイズ、位置やずれを認識し、その認識した基板Pのサイズや状態に応じて、基板搬送手段3やヘッド6、ヘッド移動手段7を動作、移動を調整する制御を行う。
次に、このような構成の部品実装装置1における、電子部品を基板Pに実装する動作について説明する。
まず、基板搬送手段3が、前工程から基板Pを搬送するとともに、部品実装装置1の搬送路33のほぼ中央部に位置する所定の部品実装位置に基板Pを停止させて、図示しないクランプにより挟持して保持する。
次いで、ヘッド移動手段7のY軸移動手段7bが、各X軸フレーム72,73を部品供給手段4側に移動させるとともに、ヘッド移動手段7のX軸移動手段7aがヘッド6をX軸方向に移動させるようにして、部品供給手段4から必要な電子部品を吸着して保持する。
また、図1において、図中左側のY軸フレーム71に備えられるX軸フレーム72,73に支持されているヘッド6は各部品供給手段4における左側の範囲から電子部品を保持し、図中右側のY軸フレーム71に備えられるX軸フレーム72,73に支持されているヘッド6は各部品供給手段4における右側の範囲から電子部品を保持するようになっている。
そして、電子部品の実装を終えたヘッド6は、次の電子部品を吸着して保持するために、部品供給手段4側へ移動するようになっている。そして、基板Pに所定の全ての電子部品が実装されるまで、電子部品の吸着保持と実装とを繰り返すようになっている。
つまり、各ヘッド6をそれぞれ独立して動作させるために、各X軸フレーム72,73をそれぞれ移動させる場合であっても、一方のY軸フレーム71に備えられるX軸フレーム72,73と、もう一方のY軸フレーム71に備えられるX軸フレーム72,73とが接触するようなことはなく、それぞれ独立した移動、動作を行うことができる。
このように、部品実装装置1によれば、一対のX軸フレーム72間の隙間と一対のX軸フレーム73間の隙間が、Y軸方向に沿った直線上に並ばないため、一対のX軸フレーム72間の隙間をX軸フレーム73がカバーし、一対のX軸フレーム73間の隙間をX軸フレーム72がカバーすることができる。
これにより、ヘッド6をX軸フレーム72及びX軸フレーム73の先端から突出させることなく、基板Pの全実装領域をカバーすることができる。従って、X軸フレーム72及びX軸フレーム73の衝突を考慮して移動制御が複雑になることもなく、X軸フレーム72及びX軸フレーム73の剛性が低下することもない。
また、基板Pを移動させる必要もないので、電子部品の実装のタクトを低下させることがない。
また、X軸フレーム73aとその対角位置にあるX軸フレーム72との干渉のみを考慮してX軸フレームの移動制御をすればよいので、制御が容易となる。
また、X軸フレーム73aの先端は、X軸フレーム73bと同じY軸フレーム71に設けられたX軸フレーム72の先端よりも当該X軸フレーム72の基端側に位置するように形成されているので、X軸フレーム73a,73bの長さを変えるだけで、上記の効果を奏することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、一対のX軸フレーム73の長さを変えたが、一対のX軸フレーム73のそれぞれを同じ長さとし、一対のX軸フレーム72の長さを変えてもよい。また、X軸フレーム72,73の双方をそれぞれ異なる長さとしてもよい。また、上記実施形態におけるX軸フレーム73a側を短くし、X軸フレーム73b側を長くしてもよい。
また、図2に示すように、一方のX軸フレーム82と、他方のX軸フレーム83と対向するX軸フレーム84とを同じ長さL1に形成するとともに、他方のX軸フレーム83と、一方のX軸フレーム82と対向する他方のX軸フレーム85とを同じ長さL2に形成してもよい。
具体的には、一対の第2フレームに相当するX軸フレーム82,83のうち、X軸フレーム82を長く形成すると共にX軸フレーム83を短く形成し、一対の第3フレームに相当するX軸フレーム84,85のうち、X軸フレーム84を長く形成すると共にX軸フレーム85を短く形成する。
このように、4つのX軸フレーム82〜85のうち、対角状に配置されたX軸フレーム同士を同じ長さに形成することで、2種類の長さのフレームを2つずつ作成するだけで、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
従って、X軸フレーム82〜85の生産工程を簡易化することができ、コストの低減を図ることができる。
また、X軸フレーム92,93は、部品実装装置の天板に固定されたY軸フレーム91に移動自在に吊り下げるように構成してもよい。
3 基板搬送手段
4 部品供給手段
6 ヘッド
33 搬送路
71 Y軸フレーム(第1フレーム)
72 X軸フレーム(第2フレーム)
73 X軸フレーム(第3フレーム)
Claims (3)
- 所定方向に延在する搬送路に沿って基板を搬送する基板搬送手段と、
前記基板に実装すべき電子部品を供給する部品供給手段と、
前記搬送路を跨ぐように設けられた複数の第1フレームと、
それぞれが互いに異なる少なくとも一つの第1フレームに当該第1フレームの延在方向に沿って移動自在に設けられ、互いが移動時に接触しないように隙間をあけて配置された一対の第2フレームと、
それぞれが互いに異なる少なくとも一つの第1フレームに当該第1フレームの延在方向に沿って移動自在に設けられ、互いが移動時に接触しないように隙間をあけて配置され、前記一対の第2フレームの移動領域に対して前記一対の第2フレームの移動方向に隣接する移動領域を有する一対の第3フレームと、
各第2フレーム及び各第3フレームにそれぞれ設けられ、各フレームの延在方向に沿って移動自在に設けられた複数のヘッドと、を備える部品実装装置において、
前記一対の第2フレーム間の隙間と前記一対の第3フレーム間の隙間が、前記第2フレーム又は前記第3フレームの移動方向に沿った直線上に並ばないように前記第2フレーム及び前記第3フレームを配置したことを特徴とする部品実装装置。 - 前記第3フレームの一方の先端は、前記第3フレームの他方と同じ第1フレームに設けられた前記第2フレームの先端よりも基端側に位置するように形成したことを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
- 前記第2フレームの一方と前記第2フレームの他方と対向する前記第3フレームの一方とを同じ長さに形成するとともに、前記第2フレームの他方と前記第2フレームの一方と対向する前記第3フレームの他方とを同じ長さに形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装装置。
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