JP5402148B2 - 画像合成装置、画像合成方法及びプログラム - Google Patents
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Description
複数の画像フレームからなる動体の動きを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された動体の動きの方向が隣り合う画像フレーム間で略等しいか否かを判定する方向判定手段と、前記方向判定手段により該動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させる合成制御手段と、を備え、前記合成制御手段は、前記方向判定手段により何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に加算合成された動体の画像を消去することを特徴とする画像合成装置を提供するものである。
前記合成制御手段は、前記方向判定手段により前記動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って、前記動画像を構成する複数の画像フレームを順次追加して加算合成させることを特徴とする請求項1に記載の画像合成装置を提供するものである。
前記合成制御手段は、前記方向判定手段により前記動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、背景用の静止画像と前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像合成装置を提供するものである。
前記検出手段により検出された動体の動きの量が所定値以上であるか否かを判定する動き量判定手段をさらに備え、前記合成制御手段は、前記動き量判定手段により前記動体の動きの量が所定値以上であると判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像合成装置を提供するものである。
前記合成制御手段は、前記方向判定手段により前記動体の動きの方向が略等しくないと判定された場合に、前記動画像を構成する複数の画像フレームの各々を前記背景用の静止画像に対して合成させることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像合成装置を提供するものである。
背景用の静止画像と動画像とを合成して合成動画を生成する合成手段と、前記動画像における動体の動きを検出する検出手段と、この検出手段により検出された動体の動きを基準として、当該動体を再生時間の経過に伴って前記静止画像の異なる位置に加算表示させるように前記静止画像と前記動画像とを前記合成手段に合成させる合成制御手段と、前記検出手段により検出された動体の動きの方向が略等しいか否かを判定する動き判定手段と、を備え、前記合成制御手段は、前記動画像を構成する複数の画像フレーム中の動体を前記静止画像に対して前記合成手段により加算して複数の画像フレームからなる合成動画を生成させるとともに、前記動き判定手段により前記動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体を再生時間の経過に伴って異なる位置に加算表示させるように前記合成手段に合成させ、前記動き判定手段は、前記動画像を構成する複数の画像フレームのうち、隣り合う画像フレーム間での動体の動きの方向が略等しいか否かを判定し、前記合成制御手段は、さらに、前記動き判定手段により何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に前記静止画像に対して加算表示された動体を消去することを特徴とする画像合成装置を提供するものである。
画像合成装置における画像合成方法であって、複数の画像フレームからなる動体の動きを検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出された動体の動きの方向が隣り合う画像フレーム間で略等しいか否かを判定する方向判定ステップと、前記方向判定ステップにより該動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させる合成制御ステップと、を含み、前記合成制御ステップは、前記方向判定ステップにより何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に加算合成された動体の画像を消去することを特徴とする画像合成方法を提供するものである。
画像合成装置のコンピュータを、複数の画像フレームからなる動体の動きを検出する検出手段、前記検出手段により検出された動体の動きの方向が隣り合う画像フレーム間で略等しいか否かを判定する方向判定手段、前記方向判定手段により該動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させる合成制御手段、として機能させ、前記合成制御手段は、前記方向判定手段により何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に加算合成された動体の画像を消去することを特徴とするプログラムを提供するものである。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、合成画像生成処理に係る被写体切り抜き動画像M2における被写体の動きを検出して、検出された被写体の動きを基準として、当該被写体を再生時間の経過に伴って背景用画像P1の異なる位置に加算表示させるように背景用画像P1と被写体切り抜き動画像M2とを合成させる。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、レンズ部1と、電子撮像部2と、撮像制御部3と、画像データ生成部4と、画像メモリ5と、動き検出部6と、画像処理部7と、記録媒体8と、表示制御部9と、表示部10と、操作入力部11と、CPU12とを備えている。
また、撮像制御部3と、動き検出部6と、画像処理部7と、CPU12は、例えば、カスタムLSI1Aとして設計されている。
また、レンズ部1は、図示は省略するが、被写体の撮像の際に、ズームレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えていても良い。
また、撮像制御部3は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行う。
また、撮像レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3は、被写体存在動画像M1の撮像後、当該被写体存在動画像M1の撮像の際の撮像条件を固定した状態で、被写体切り抜き動画像M2(図4(a)〜図4(e)参照)の生成のための被写体非存在画像(図示略)を撮像する。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用される画像メモリ5にDMA転送される。
特徴量演算部6aは、被写体非存在画像を基準として、当該被写体非存在画像から特徴点を抽出する特徴抽出処理を行う。具体的には、特徴量演算部6aは、被写体非存在画像のYUVデータに基づいて、所定数(或いは、所定数以上)の特徴の高いブロック領域(特徴点)を選択して、当該ブロックの内容をテンプレート(例えば、16×16画素の正方形)として抽出する。
ここで、特徴抽出処理とは、多数の候補ブロックから追跡に都合の良い特徴性の高いものを選択する処理である。
なお、図4(a)〜図4(e)にあっては、画像フレームgの被写体の動きベクトルを白抜きの矢印で表すものとする。
ここで、動き検出部6の特徴量演算部6a及びブロックマッチング部6bは、動画像における動体の動きを検出する検出手段を構成している。
位置合わせ部7aは、被写体非存在画像から抽出した特徴点に基づいて、被写体非存在画像に対する被写体存在動画像M1の各画素の座標変換式(射影変換行列)を算出し、当該座標変換式に従って被写体存在動画像M1を座標変換して被写体非存在画像と位置合わせを行う。
また、位置合わせ部7aは、複数の画像フレームf、…からなる被写体存在動画像M1の各画像フレームfについて被写体非存在画像と位置合わせを行う。
また、被写体領域抽出部7bは、複数の画像フレームf、…からなる被写体存在動画像M1の各画像フレームfから被写体が含まれる被写体領域Sを抽出する。
ここで、位置情報としては、例えば、アルファマップが挙げられ、アルファマップとは、被写体存在動画像M1の各画素について、被写体領域Sの画像を所定の背景に対してアルファブレンディングする際の重みをアルファ値(0≦α≦1)として表したものである。
また、位置情報生成部7cは、被写体存在動画像M1が複数の画像フレームf、…からなる動画像の場合、各画像フレームfにおける被写体領域Sの位置を示す位置情報を生成する。
これにより、切抜画像生成部7dは、背景と被写体とが存在する被写体存在動画像M1から被写体が含まれる領域を切り抜いた被写体切り抜き動画像M2を取得する。
また、切抜画像生成部7dは、複数の画像フレームf、…からなる被写体存在動画像M1の各画像フレームfから被写体が含まれる領域を切り抜いた画像フレームfを取得して、これら画像フレームfからなる被写体切り抜き動画像M2の動画像データを生成する。
具体的には、動き判定部7eは、動き検出部6から複数の画像フレームg、…の動きベクトルを取得して、当該動きベクトルの大きさが所定の閾値以上であるか否かに応じて被写体の動きの量が所定の閾値値以上であるか否かを判定する。そして、被写体の動きの量が所定の閾値以上であると判定した場合に、動き判定部7eは、隣り合う画像フレームg間での動きベクトルが略一致するか否かに応じて被写体の動きの方向が略等しいか否かを判定する。例えば、ソリに乗った人が雪上(地表)を所定の一方向に滑る場合(図3(a)〜図3(e)参照)、各画像フレームgの動きベクトルは、所定の一方向(例えば、左斜め下方向)と略等しくなる(図4(a)〜図4(e)参照)。なお、動きベクトルの方向の判定は、厳密にする必要はなく、例えば、図4(b)及び図4(c)における動きベクトルと、図4(d)及び図4(e)における動きベクトルとはわずかに方向がずれているが、その差がわずかな角度であれば所定の一方向(例えば、左斜め下方向)と略等しいと判断するようにしても良い。
また、画像合成部7fは、複数の画像フレームg、…からなる被写体切り抜き動画像M2の各画像フレームgを指定された所定の画像を背景用画像P1として合成する。
具体的には、合成制御部7gは、動き判定部7eにより被写体切り抜き動画像M2の動画像データを構成する複数の画像フレームg、…における被写体の動きの量が所定の閾値以上で、且つ、動きの方向が略等しいと判定された場合に、複数の画像フレームg、…中の被写体を再生時間の経過に伴って異なる位置に加算表示させるように複数の被写体を静止画像に対して画像合成部7fにより加算して複数の画像フレームg、…からなる合成動画を生成させる加算合成処理を行う。
即ち、合成制御部7gは、被写体切り抜き動画像M2を構成する複数の画像フレームg、…のうち、最初の画像フレームg1と背景用の静止画像として指定された静止画像とをアルファマップを用いて画像合成部7fに生成させた後、当該静止画像に最初の画像フレームg1の被写体が合成された画像h1(図9(a)参照)を背景用の静止画像として指定して、この画像h1に対して被写体切り抜き動画像M2を構成する次(二番目)の画像フレームg2の被写体を加算表示させるように次の画像フレームg2のアルファマップを用いて画像合成部7fに生成させる。これにより、当該静止画像に最初の画像フレームg1の被写体が合成された画像h1(図9(a)参照)に次の画像フレームg2の被写体が加算合成された画像(図示略)が生成される。上記の処理を被写体切り抜き動画像M2を構成する全ての画像フレームgについて繰り返し行うことで、例えば、図9(a)〜図9(d)に示すように、奥側から手前側に滑る人が再生時間の経過に伴って次第に重畳(加算)されていくような複数の画像フレームh、…からなる合成動画が生成される。
なお、被写体の加算表示は、重畳されたものに限られるものではなく、再生時間の経過に伴って被写体の数が増加するような表示であれば良く、例えば、複数の被写体が所定間隔を空けて配置される表示であっても良い。
即ち、例えば、図11(a)〜図11(d)に示すように、人が所定位置から動かずに腕を上下に動かした場合、動きベクトル(図示略)が右斜め上(図11(b)参照)から右斜め下(図11(c)参照)、さらに、左斜め下(図11(d)参照)とばらばらに変化する。このような場合に、加算合成処理を行うと、腕が千手観音のような状態となって見苦しい画像となることから、各画像フレームgと背景用画像P1とを合成して合成動画を構成する画像フレームiを個別に生成する。
被写体切り抜き動画像M2の画像データは、画像処理部7の位置情報生成部7cにより生成されたアルファマップと対応付けられて一ファイルで保存されている。
また、被写体切り抜き動画像M2が動画像の場合、例えば、所定の撮像フレームレートで撮像された連続した複数の画像フレームg、…(例えば、n枚の画像フレーム)、…からなる動画像データがMotion−JPEG形式で記録されている。なお、図4(a)〜図4(e)は、被写体切り抜き動画像M2の動画像データを構成する連続するn枚の画像フレームg1〜gnを模式的に表しており、これらの画像フレームg1〜gnを時間軸に沿って図4(a)〜図4(e)として表すものとする。
具体的には、表示制御部9は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、CPU12の制御下にて画像メモリ5から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部10に出力する。
図2は、被写体切り抜き処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図3(a)〜図3(e)は、被写体切り抜き処理に係る被写体存在動画像M1の一例を模式的に示す図であり、図4(a)〜図4(e)は、被写体切り抜き処理に係る被写体切り抜き動画像M2の一例を模式的に示す図である。
なお、以下に説明する被写体切り抜き処理にあっては、被写体存在動画像M1として被写体を所定の撮像フレームレートで撮像して複数の画像フレームからなる動画像(被写体存在動画像M1)を生成し、当該動画像の各画像フレームfから被写体領域Sが抽出された動画像(被写体切り抜き動画像M2)を生成するものとする。
また、CPU12は、撮像制御部3を制御して、当該被写体存在動画像M1の撮像の際の合焦位置や露出条件やホワイトバランス等の条件を固定した状態を維持する。
この後、CPU12は、ユーザによる操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作に基づいて撮像指示が入力されたか否かを判定する(ステップS5)。そして、ユーザは、被写体が移動するのを待つか、或いは、被写体を画角外に移動させた後、ユーザにより被写体非存在画像が被写体存在動画像M1の画像フレームfの半透過の画像と重なるようにカメラ位置が調整されて、操作入力部11のシャッタボタン11aが所定操作されて撮像指示が入力されたと判定されると(ステップS5;YES)、CPU12は、撮像制御部3に、被写体非存在画像(図示略)の光学像を被写体存在動画像M1の撮像後に固定された条件で電子撮像部2により撮像させて、画像データ生成部4に、電子撮像部2から転送された被写体非存在画像の画像フレームに基づいて、被写体非存在画像のYUVデータを生成させる(ステップS6)。なお、当該被写体存在動画像M1のYUVデータは、画像メモリ5に一時記憶される。
具体的には、特徴量演算部6aは、被写体非存在画像のYUVデータに基づいて、所定数(或いは、所定数以上)の特徴の高いブロック領域(特徴点)を選択して、当該ブロックの内容をテンプレートとして抽出する。そして、ブロックマッチング部6bは、特徴抽出処理にて抽出されたテンプレートの画素値が最適にマッチする位置を被写体存在動画像M1の各画像フレームf内にて探索して、画素値の相違度の評価値が最も良かった被写体非存在画像と当該画像フレームf間の最適なオフセットを当該テンプレートの動きベクトルとして算出する。そして、画像処理部7の位置合わせ部7aは、ブロックマッチング部6bにより算出された複数のテンプレートの動きベクトルに基づいて全体の動きベクトルを統計的に算出し、当該動きベクトルに係る特徴点対応を用いて被写体存在動画像M1の各画像フレームfの射影変換行列を算出する。
具体的には、被写体領域抽出部7bは、被写体存在動画像M1の各画像フレームfのYUVデータと被写体非存在画像のYUVデータの各々に対してローパスフィルタをかけて各画像の高周波成分を除去する。その後、被写体領域抽出部7bは、ローパスフィルタをかけた被写体存在動画像M1の各画像フレームfと被写体非存在画像との間で対応する各画素について相違度を算出して相違度マップを生成する。続けて、被写体領域抽出部7bは、各画素に係る相違度マップを所定の閾値で2値化した後、相違度マップから細かいノイズや手ぶれにより相違が生じた領域を除去するために収縮処理を行う。その後、被写体領域抽出部7bは、ラベリング処理を行って、所定値以下の領域や最大領域以外の領域を除去した後、一番大きな島のパターンを被写体領域Sとして特定し、収縮分を修正するための膨張処理を行う。
具体的には、切抜画像生成部7dは、被写体存在動画像M1の各画像フレームf、単一色画像及びアルファマップを読み出して画像メモリ5に展開した後、被写体存在動画像M1の各画像フレームfの全ての画素について、アルファ値が0の画素については(α=0)、透過させ、アルファ値が0<α<1の画素については(0<α<1)、所定の単一色とブレンディングを行い、アルファ値が1の画素については(α=1)、何もせずに所定の単一色に対して透過させないようにする。
これにより、被写体切り抜き処理を終了する。この結果、例えば、所定の背景内から雪上をソリで滑る人が被写体として抽出された被写体切り抜き動画像M2の画像データが生成される。
図5は、背景用画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
背景用画像生成処理は、通常の静止画像の撮像処理であり、ユーザによる操作入力部11の選択決定ボタン11bの所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数の撮像モードの中から静止画撮像モードが選択指示された場合に実行される処理である。
これにより、背景用画像P1生成処理を終了する。この結果、例えば、市街地が記録された背景用画像P1の静止画像データが生成される。
図6は、合成画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図7は、合成判定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図8は、加算合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートであり、図9(a)〜図9(d)は、加算合成処理にて画像合成される被写体合成動画像M3の一例を模式的に示す図である。また、図10は、通常合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートであり、図11(a)〜図11(d)は、通常合成処理にて画像合成される被写体合成動画像M4の一例を模式的に示す図である。
図6に示すように、CPU12は、先ず、合成処理の内容を判定する合成判定処理を動き検出部6及び画像処理部7に実行させる(ステップS31)。
図7に示すように、ユーザによる操作入力部11の所定操作に基づいて、記録媒体8に記録されている複数の画像の中で所望の被写体切り抜き動画像M2(図4(a)〜図4(e)参照)が選択して指定されると、動き検出部6は、指定された被写体切り抜き動画像M2の画像データを読み出して画像メモリ5に展開する(ステップS41)。
続けて、動き検出部6は、読み出した画像フレームg1からアルファマップを用いて被写体領域Sを特定して被写体を抽出する(ステップS44)。
そして、動き検出部6は、処理をステップS43に移行させて、それ以降の処理を実行する。これにより、動き検出部6は、指定されたフレーム番号「2」の画像フレームg2及び当該画像フレームg2と対応付けて保存されているアルファマップを読み出して画像メモリ5に展開して(ステップS43)、読み出した画像フレームg2からアルファマップを用いて被写体領域Sを特定して被写体を抽出する(ステップS44)。
ここで、被写体の動きの量が所定の閾値以上であると判定されると(ステップS48;YES)、動き判定部7eは、前の画像フレームgの被写体の動きベクトルがあるか否かを判定する(ステップS49)。
そして、二番目の画像フレームg2と同様の処理を経て当該三番目の画像フレームg3の被写体の動きベクトルが算出された後(ステップS47)、ステップS49にて、前の画像フレームg(例えば、二番目の画像フレームg2)の被写体の動きベクトルがあると判定されると(ステップS49;YES)、動き判定部7eは、二番目の画像フレームg2と三番目の画像フレームg3との間で被写体の動きベクトルが略一致するか否かに応じて被写体の動きの方向が略等しいか否かを判定する(ステップS50)。
これにより、四番目の画像フレームg4が合成判定処理の対象として指定される。
また、ステップS50にて、被写体の動きの方向が略等しくないと判定されると(ステップS50;NO)、画像処理部7の合成制御部7gは、処理をステップS52に移行させて、画像合成処理として、通常合成処理を設定する(ステップS52)。
これにより、合成判定処理を終了する。
具体的には、CPU12は、合成判定処理の結果として加算合成処理が設定されている場合には(ステップS32;加算合成)、画像合成部7fに加算合成処理を実行させ(ステップS33)、一方、合成判定処理の結果として通常合成処理が設定されている場合には(ステップS32;通常合成)、画像合成部7fに通常合成処理を実行させる(ステップS34)。
図8に示すように、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて、記録媒体8に記録されている複数の画像の中で合成画像の背景となる所望の背景用画像P1(図9(a)参照)が選択して指定されると、画像処理部7は、指定された背景用画像P1の画像データを読み出して画像メモリ5に展開する(ステップS61)。
ここで、全ての画素について処理していないと判定されると(ステップS68;NO)、画像合成部7fは、処理対象として次の画素を指定して当該画素に処理対象を移動させて(ステップS69)、処理をステップS65に移行させる。
上記の処理を、ステップS68にて全ての画素について処理したと判定されるまで(ステップS68;YES)、繰り返すことで、画像合成部7fは、被写体切り抜き動画像M2の画像フレームg1と背景用画像P1とを合成した被写体合成動画像M3の合成動画を構成する最初の画像フレームh1(図9(a)参照)を生成する。
ここで、全ての画像フレームgについて処理していないと判定されると(ステップS70;NO)、合成制御部7gは、生成された合成動画を構成する最初の画像フレームh1を背景用の静止画像として指定した後(ステップS71)、被写体切り抜き動画像M2を構成する複数の画像フレームg、…のうち、処理対象となる次の画像フレームgに係るフレーム番号を+1インクリメントして指定する(ステップS72)。これにより、二番目の画像フレームg2が画像合成処理の対象として指定される。
そして、二番目の画像フレームの生成が完了することによって、ステップS68にて全ての画素について処理したと判定されると(ステップS68;YES)、処理をステップS70に移行させて、合成制御部7gは、被写体切り抜き動画像M2を構成する全ての画像フレームgについて処理したか否かを判定する(ステップS70)。
上記の処理を、全ての画像フレームgについて処理したと判定されるまで(ステップS70;YES)、繰り返すことで、画像合成部7fは、被写体合成動画像M3の合成動画を構成する全ての画像フレームh1〜hn(図9(a)〜図9(d)参照)を生成する。
これにより、加算合成処理を終了する。
通常合成処理は、最初に指定された背景用画像P1と被写体切り抜き動画像M2を構成する全ての画像フレームとを合成する以外の点で加算合成処理と略同様の処理を行う。
即ち、図10に示すように、ユーザによる操作入力部12の所定操作に基づいて、記録媒体8に記録されている複数の画像の中で合成画像の背景となる所望の背景用画像P1(図11(a)参照)が選択して指定されると、画像処理部7は、指定された背景用画像P1の画像データを読み出して画像メモリ5に展開する(ステップS81)。
ここで、全ての画素について処理していないと判定されると(ステップS88;NO)、画像合成部7fは、処理対象として次の画素を指定して当該画素に処理対象を移動させて(ステップS89)、処理をステップS85に移行させる。
上記の処理を、ステップS88にて全ての画素について処理したと判定されるまで(ステップS88;YES)、繰り返すことで、画像合成部7fは、被写体切り抜き動画像M2の画像フレームg1と背景用画像P1とを合成した被写体合成動画像M4の合成動画を構成する最初の画像フレームi1(図11(a)参照)を生成する。
ここで、全ての画像フレームgについて処理していないと判定されると(ステップS90;NO)、合成制御部7gは、被写体切り抜き動画像M2を構成する複数の画像フレームg、…のうち、処理対象となる次の画像フレームgに係るフレーム番号を+1インクリメントして指定する(ステップS91)。これにより、二番目の画像フレームg2が画像合成処理の対象として指定される。
そして、二番目の画像フレームi2の生成が完了することによって、ステップS88にて全ての画素について処理したと判定されると(ステップS88;YES)、処理をステップS90に移行させて、合成制御部7gは、被写体切り抜き動画像M2を構成する全ての画像フレームgについて処理したか否かを判定する(ステップS90)。
上記の処理を、全ての画像フレームgについて処理したと判定されるまで(ステップS90;YES)、繰り返すことで、画像合成部7fは、被写体合成動画像M4の合成動画を構成する全ての画像フレームg1〜gn(図11(a)〜図11(d)参照)を生成する。
これにより、通常合成処理を終了する。
これにより、再生時間の経過に伴って背景用画像P1の異なる位置に被写体が加算表示されるように、背景用画像P1に対して被写体を斬新な態様で合成することができ、動画像を背景用画像P1に単に合成しただけではない興趣性の高い合成画像を生成することができる。
なお、上記実施形態では、動き判定部7eによって少なくとも被写体切り抜き動画像M2の各画像フレームgの被写体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、被写体を再生時間の経過に伴って背景用画像P1の異なる位置に加算表示させるように画像合成部7fに合成させれば良い。しかしながら、被写体の動きの量が所定の閾値よりも小さい場合には、被写体を加算合成すると被写体の合成数が多くなり過ぎて見苦しい合成動画になってしまう虞がある。
従って、動き判定部7eにより被写体切り抜き動画像M2の各画像フレームgの被写体の動きの量が所定の閾値以上であり、且つ、被写体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、被写体を加算合成することにより視認性の良好な合成動画を生成することができる。
また、被写体の加算合成と通常合成とを被写体切り抜き動画像M2の被写体の動きを解析することで自動的に切り換えるので、より操作の簡便な撮像装置100を提供することができる。
例えば、加算合成処理にて、動き判定部7eが被写体切り抜き動画像M2を構成する複数の画像フレームg、…のうち、何れか一の画像フレームgにおける被写体の動きベクトルの方向が当該一の画像フレームgよりも前の画像フレームgにおける被写体の動きベクトルの方向に対して変化したか否かを判断し、変化したと判断された場合に、合成制御部7gは、既に静止画像に対して加算表示された被写体を消去するようにしても良い。
即ち、被写体の動きが所定の画像フレームgまでは略等しかったが、次の画像フレームgから被写体の動きが急に変化した場合等に、所定の画像フレームgまでの被写体の加算表示が残っていると、新たに合成される被写体と重なってしまい、見苦しくなってしまうことを防止するためである。
なお、被写体の動きが変化しても所定の画像フレームgまでの被写体の加算表示と新たに合成される被写体と重なってしまう虞がない場合、例えば、被写体の動きが所定の画像フレームgまでの被写体の動きの方向に対して所定角度範囲の変化である場合には、合成制御部7gは、必ずしも既に静止画像に対して加算表示された被写体を消去する必要はない。
さらに、被写体切り抜き動画像M2における被写体の動きを基準として設定された被写体の合成位置に係るデータを予め記録媒体8に記録しておき、表示制御部9が、当該記録媒体8に記録された合成位置に係るデータに基づいて、当該被写体を再生時間の経過に伴って静止画像の異なる位置に加算表示させるように当該静止画像と動画像とを合成して表示部に合成動画を再生させるようにしても良い。
即ち、例えば、被写体の合成位置に係るデータの生成は、当該撮像装置100とは異なる撮像装置にて行い、この撮像装置から転送された被写体切り抜き動画像M2、背景用画像P1及び合成位置に係るデータのみを記録媒体8に記録しておき、被写体存在動画像M1の再生の際に、表示制御部9が、記録媒体8に記録された合成位置に係るデータに基づいて画像合成しつつ再生表示する装置であっても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、合成処理ルーチン、検出処理ルーチン、合成制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、合成処理ルーチンによりCPU12に、背景用の静止画像と動画像とを合成して合成動画を生成させるようにしても良い。また、検出処理ルーチンによりCPU12に、動画像における動体の動きを検出させるようにしても良い。また、合成制御処理ルーチンによりCPU12に、検出された動体の動きを基準として、当該動体を再生時間の経過に伴って静止画像の異なる位置に加算表示させるように静止画像と動画像とを合成させるようにしても良い。
また、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、画像記録制御処理ルーチン、位置記録制御処理ルーチン、再生制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、画像記録制御処理ルーチンによりCPU12に、背景用の静止画像と動画像とを記録媒体8に記録させるようにしても良い。また、位置記録制御処理ルーチンによりCPU12に、動画像における動体の動きを基準として設定された動体の合成位置を記録媒体8に記録させるようにしても良い。また、再生制御処理ルーチンによりCPU12に、記録媒体8に記録された合成位置に基づいて、当該動体を再生時間の経過に伴って静止画像の異なる位置に加算表示させるように当該静止画像と動画像とを合成して合成動画を再生させるようにしても良い。
1 レンズ部
2 電子撮像部
3 撮像制御部
7 画像処理部
7d 切抜画像生成部
7e 動き判定部
7f 画像合成部
7g 合成制御部
8 記録媒体
10 表示部
12 CPU
Claims (8)
- 複数の画像フレームからなる動体の動きを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された動体の動きの方向が隣り合う画像フレーム間で略等しいか否かを判定する方向判定手段と、
前記方向判定手段により該動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させる合成制御手段と、
を備え、
前記合成制御手段は、
前記方向判定手段により何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に加算合成された動体の画像を消去することを特徴とする画像合成装置。 - 前記合成制御手段は、
前記方向判定手段により前記動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って、前記動画像を構成する複数の画像フレームを順次追加して加算合成させることを特徴とする請求項1に記載の画像合成装置。 - 前記合成制御手段は、
前記方向判定手段により前記動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、背景用の静止画像と前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像合成装置。 - 前記検出手段により検出された動体の動きの量が所定値以上であるか否かを判定する動き量判定手段をさらに備え、
前記合成制御手段は、
前記動き量判定手段により前記動体の動きの量が所定値以上であると判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像合成装置。 - 前記合成制御手段は、
前記方向判定手段により前記動体の動きの方向が略等しくないと判定された場合に、前記動画像を構成する複数の画像フレームの各々を前記背景用の静止画像に対して合成させることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像合成装置。 - 背景用の静止画像と動画像とを合成して合成動画を生成する合成手段と、
前記動画像における動体の動きを検出する検出手段と、
この検出手段により検出された動体の動きを基準として、当該動体を再生時間の経過に伴って前記静止画像の異なる位置に加算表示させるように前記静止画像と前記動画像とを前記合成手段に合成させる合成制御手段と、
前記検出手段により検出された動体の動きの方向が略等しいか否かを判定する動き判定手段と、
を備え、
前記合成制御手段は、前記動画像を構成する複数の画像フレーム中の動体を前記静止画像に対して前記合成手段により加算して複数の画像フレームからなる合成動画を生成させるとともに、前記動き判定手段により前記動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体を再生時間の経過に伴って異なる位置に加算表示させるように前記合成手段に合成させ、
前記動き判定手段は、
前記動画像を構成する複数の画像フレームのうち、隣り合う画像フレーム間での動体の動きの方向が略等しいか否かを判定し、
前記合成制御手段は、さらに、
前記動き判定手段により何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に前記静止画像に対して加算表示された動体を消去することを特徴とする画像合成装置。 - 画像合成装置における画像合成方法であって、
複数の画像フレームからなる動体の動きを検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出された動体の動きの方向が隣り合う画像フレーム間で略等しいか否かを判定する方向判定ステップと、
前記方向判定ステップにより該動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させる合成制御ステップと、
を含み、
前記合成制御ステップは、
前記方向判定ステップにより何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に加算合成された動体の画像を消去することを特徴とする画像合成方法。 - 画像合成装置のコンピュータを、
複数の画像フレームからなる動体の動きを検出する検出手段、
前記検出手段により検出された動体の動きの方向が隣り合う画像フレーム間で略等しいか否かを判定する方向判定手段、
前記方向判定手段により該動体の動きの方向が略等しいと判定された場合に、前記動体の画像を再生時間の経過に伴って加算合成させる合成制御手段、
として機能させ、
前記合成制御手段は、
前記方向判定手段により何れか一の画像フレームにおける前記動体の動きの方向が当該一の画像フレームよりも前の画像フレームにおける前記動体の動きの方向に対して変化したと判断された場合に、既に加算合成された動体の画像を消去することを特徴とするプログラム。
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