JP5405232B2 - 食品の冷温蔵装置 - Google Patents
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Description
このものは具体的には、トレイを収納するキャスタ付きのカートと、冷却手段と加熱手段とを装備して上記のカートを出し入れ可能に収納する固定のステーションとから構成される。
ステーションは、上記したカートを出し入れするべく一面が開口された略箱形をなし、その奥壁側において、2つの熱交換室が例えば上下に区画形成されて設けられている。第1熱交換室には冷却器からなる冷却手段とヒータからなる加熱手段とが装備され、第2熱交換室には冷却手段のみが装備されている。両熱交換室にはファンが装備されている。
また、両熱交換室並びに温蔵室、冷蔵室とには所定箇所に通口が形成され、カートが上記したステーション内に収納されると、対応する通口同士が接続されつつ、第1熱交換室と温蔵室の間、並びに第2熱交換室と冷蔵室の間に、それぞれ空気の循環路が形成されるようになっている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、カートがステーションから出ている場合にカート内に異物が侵入することを簡単にかつ確実に防止するところにある。
カートがステーションから出されているときには、シャッタ機構によって温蔵室と冷蔵室の吸込路と吹出路とが閉じられるから、埃や虫等の異物が侵入することが防止され、衛生面等で良好となる。しかもシャッタ機構は、カートに対して一体的に装備されているから、開閉操作も簡単に行うことができる。
(1)前記シャッタ機構は、前記温蔵室と前記冷蔵室の前記吸込路と前記吹出路とにそれぞれ連通した第1吸込口と第1吹出口とを設けた固定板に対して、前記第1吸込口と前記第1吹出口とにそれぞれ整合する第2吸込口と第2吹出口とを設けた可動板が摺動可能に重ねて設けられ、前記可動板が、両吸込口同士と両吹出口同士が整合する開放位置と、両吸込口同士と両吹出口同士が外れて当該可動板で前記固定板の前記第1吸込口と前記第1吹出口とを塞ぐ閉鎖位置との間で往復移動可能となっている。
ファンが駆動されると、温蔵室並びに冷蔵室の庫内空気が仕切壁に寄った側に流れつつ吸込路から対応する熱交換室に吸い込まれ、熱交換後の空気は、吹出路を通って温蔵室並びに冷蔵室における仕切壁とは反対の端部側の奥行ほぼ一杯の領域から打ち込まれる。断面積がある程度限定された吸込路のほぼ真上の位置にファンが配されることとなるから、庫内空気を効率良く吸い込みすなわち効率良く循環させることができ、また熱交換後の空気は、隣りの部屋の温度の影響を受けることなく、温蔵室並びに冷蔵室の奥行一杯にわたって打ち込まれるから、トータルして、温蔵室では効率良く冷却と加熱とが行え、冷蔵室では効率良く冷却することができる。
第1と第2の吸込口が単一である場合と比べると、可動板の閉鎖位置と開放位置との間の移動ストロークを小さく留めた上で、第1と第2の吸込口同士が整合した場合における開口面積を大きく取ることができる。
本発明の一実施形態を図1ないし図22によって説明する。この実施形態では、病院等で給食を配膳する場合に用いて好適な冷温蔵装置を例示しており、図1ないし図3に示すように、トレイTを収納するカート10と、トレイTに載せられた給食を冷却、加熱する手段を備えて上記のカート10を出し入れ可能に収納するステーション70とから構成されている。
カート本体11内における長さ方向の中央部には、図2に示すように、単位仕切壁16Aを複数個積み上げて形成された断熱性の仕切壁16が設けられ、同仕切壁16の前側に温蔵室20Hが、後側に冷蔵室20Cがそれぞれ形成されている。両室20H,20Cにおける仕切壁16とは反対側の面には、熱交換後の空気の流通路21を形成するパネル22が張られており、各パネル22には、通気口22Aが複数段に亘って形成されているとともに、両パネル22の内面にトレイ受け23が設けられている。
トレイTは、境界部Taが仕切壁16を貫通し、かつ両端部がトレイ受け23で受けられつつ左右両面から挿入され、左右両側において、温食載置部Thが温蔵室20H側に、冷食載置部Tcが冷蔵室20C側にそれぞれ配された状態で、複数段に亘って収納されるようになっている。
続いて、天井壁17の構造を詳細に説明する。この天井壁17は大まかには、図4及び図14に示すように、天井面となる内装板25の上面に間隔を開けて蓋板26が張られ、両板25,26の間に断熱材27が充填されて断熱壁28が形成され、同断熱壁28に吸込路32と吹出路37が形成されており、その上面に、吸込路32と吹出路37とを開閉するシャッタ機構50が装備されている。
特に傾斜した左右ダクト板34が立てられていることで、同吸込路32は、左右の側面が上方に向かうに従って次第に外側に広がった上開きの形状となっている。また、吸込ダクト33を構成する左右及び前後の各ダクト板34,35の上縁は同一高さに達し、かつそれぞれ外側に直角曲げされたフランジ34A,35Aが形成されており、これらのフランジ34A,35Aが、後記するシャッタ機構50を構成する可動板60を摺動可能に受ける支持面となっている。
一方、長寸側の前後の口縁には前後ダクト板40が立てられており、この前後ダクト板40は、チャンネル材を仰向けたような形状であって、内側の側面板41が左右ダクト板39と同じ高さを持ち、外側の側面板42が内側の側面板41よりも所定寸法背が低くなっており、両側面板41,42の上縁には、それぞれ外側に直角曲げされたフランジ41A,42Aが形成されている。
なお、前後ダクト板40における各外側の側面板42の上縁のフランジ42Aが、次述する蓋板26を張る場合にこれを受ける受け面となっている。また、各外側の側面板42には、同側面板42が立てられた内装板25と、同側面板42で受けられた蓋板26との間の熱伝導を抑えるために複数の長孔43が列設されている。
蓋板26には、図8に示すように、その中央部に、両吸込ダクト33を揃って挿通可能な逃がし窓孔45が開口されるとともに、前後両側縁部に、前後の吹出ダクト38を個別に挿通可能とした逃がし窓孔46が開口されている。
蓋板26は、吸込ダクト33と吹出ダクト38とを対応する逃がし窓孔45,46に通して逃がしつつ内装板25の上方に被せられ、前後の逃がし窓孔46の長寸側の側縁が、吹出ダクト38を構成する前後ダクト板40における各外側の側面板42のフランジ42A(受け面)で受けられ、また、周縁部が、内装板25の周縁部に立てられた周壁25Aで受けられることにより、図14に参照して示すように、内装板25の上面側に所定間隔を開けて張られている。吸込ダクト33と吹出ダクト38の上縁は、蓋板26の上方に所定寸法突出する。
この状態から、内装板25と蓋板26の間で、かつ吸込ダクト33と吹出ダクト38の回りの空間に、断熱材27が設けられる。これにより断熱壁28が形成され、併せて同断熱壁28内に吸込路32と吹出路37とが形成される。
固定板51は合成樹脂製であって、図11にも示すように、全体として蓋板26に倣った平面正方形の浅皿を伏せたような形状であり、その下面における厚肉の周縁部が、蓋板26の周縁部に載せられて固定されるようになっている。固定板51の前後両縁部には、上記した吹出ダクト38の上面開口の直上に対応する位置に第1吹出口55が形成されている。
前後の第1吸込口52の形成領域と、前後の第1吹出口55の形成領域とはそれぞれ、一段下がった凹部56となっている。
可動板60には、上記した固定板51に設けられた第1吸込口52と第1吹出口55とに整合した大きさを持った第2吸込口62(前後の吸込口63A,63Bからなる)と第2吹出口65とが、第1吸込口52と第1吹出口55と対応した配置で形成されている。
従って可動板60は、図10に示すように、吸込ダクト33のフランジ34A,35A、吹出ダクト38のフランジ39A,41A並びに受け板47に載せられ、また左右両側縁をガイド溝47Aに嵌めて前後方向の摺動可能に支持されている。
また上記したように、固定板51における第1吸込口52と第1吹出口55の形成領域は凹部56となっており、第1吸込口52と第1吹出口55の形成領域は、可動板60の上面と重なるようになっている。
なお、可動板60の両張出部61には、それぞれピン69が立てられている一方、固定板51の左右両側縁の後端寄りの位置には、上記したピン69を貫通して前後方向の移動を許容するスリット57が切られている。このスリット57が切られた箇所から後縁に至る領域は、一段下がった凹部となっていて、後記するように、ステーション70側に設けられた係合板118が後方から進入可能な進入路58となっており、ピン69の先端がその進入路58に突出している。
可動板60が開放位置に移動したときには、図13及び図22に示すように、可動板60の第2吸込口62(前後の吸込口63A,63Bからなる)と第2吹出口65とが、固定板51の対応する第1吸込口52(前後の吸込口53A,53Bからなる)と第1吹出口55と整合し、すなわちシャッタ機構50が開いた状態となり、固定板51の第1吸込口52と第1吹出口55と、対応する吸込路32と吹出路37とが連通することになる。
両熱交換室75には、詳しくは後記するように、全高の1/4弱の高さ位置に水平な仕切板76が張られることによって、それぞれ上部室77と下部室78との2層に仕切られている。
上記したように仕切板76の上面側が上面室77となる。図16に示すように、各仕切板76における奥行方向のほぼ中央部で、左右方向の中央部から少し左方に寄った位置には、丸孔からなる流入側接続口87が形成されている。同流入側接続口87は、図15に示すように、導入室85における左外側の隅部と対応し、また、導入口80の左外側の隅部と一部がラップした形態を取る。
一方、仕切板76の右側の切除端と、各熱交換室75における右側面(以下、対向壁面89)との間隙が、流出側接続口88となる。
各冷却器91H,91Cへの冷媒流入管96H,96Cには、コントロール用の開閉弁97が設けられているとともに、第1冷却器91Hへの冷媒流入管96Hには、切替弁98が設けられている。
また、各冷却器91H,91Cの冷媒流入管96H,96Cに設けられた開閉弁97を個々に制御することにより、それぞれの冷却器91H,91Cへの冷媒の流通とその停止、すなわち冷却機能の発揮とその停止とが制御されるようになっている。
第1熱交換室75Hの上部室77には、冷却器91Hに加えて加熱手段であるヒータ101が装備されている。ヒータ101は全体として円筒形状に形成され、上記した流入側接続口87の上方に、同心に設置されている。ヒータ101のリード線102は機械室100側に導かれている。
上記のような構造になる循環ファン105のファン108が、各熱交換室75の上部室77内において、流入側接続口87の直上で同心に設けられている。第1熱交換室75Hの上部室77では、ヒータ101の内側に配されている。なお、モータ106は、機械室100内に設置されている。
また、仕切板76の右端部が切除されることで形成されている流出側接続口88には、風向板115が配されている。この風向板115は、各熱交換室75における流出側接続口88が形成された側の対向壁面89の内側において、奥行のほぼ全長並びにほぼ全高に亘るように設けられている。その断面形状は、図17に示すように、断面コ字形の上下の角部がC面116とされた形状である。
そして、第1熱交換室75Hの導入口80と導出口81が、それぞれ温蔵室20Hの吸込路32と吹出路37と連通されることで、第1熱交換室75Hから温蔵室20Hに至る空気循環路117Hが構成され、同様に、第2熱交換室75Cの導入口80と導出口81が、それぞれ冷蔵室20Cの吸込路32と吹出路37と連通されることで、第2熱交換室75Cから冷蔵室20Cに至る空気循環路117Cが構成されるようになっている。
なお機械室100内には、図示はしないが、タイマ等を備えて、冷凍装置95やヒータ101等の運転を制御する制御部113が設けられている。
図21に示すように、ステーション70の収納室72における左右の側壁には、シャッタ機構50を構成する可動板60に立てられたピン69の上端と係合可能な高さ位置で、奥壁から手前に所定寸法離間した位置に、上記したピン69を押圧する係合板118が対向して突設されている。
後記するように、カート10がステーション70の収納室72に入れられ、その終盤近くになると、係合板118がピン69と当たって手前側に相対的に押すことで、可動板60が引張コイルばね68を弾拡しつつ開放位置に向けて移動し、正規位置まで入れられたところで、可動板60が開放位置に至りすなわちシャッタ機構50が開放された状態となる。
朝食を配膳する場合を例に挙げて説明する。例えば前日の夕方等に、調理等の準備をした温食と冷食とをトレイTに盛り、冷凍庫に入れてチルド保存する。翌朝になったら、冷凍庫からトレイTを取り出し、図1に示すように、ステーション70から出されているカート10に対し、各トレイTを温蔵室20Hと冷蔵室20Cとに亘るようにして複数段に収納する。カート10がステーション70から出されている限りは、シャッタ機構50が閉じているから、カート10の天井壁17に開口された吸込路32や吹出路37から塵や虫等の異物が混入するおそれはない。
配膳時刻となったら、冷凍装置95、ヒータ101及び循環ファン105の運転が停止される。そののち、カート10を引っ張ってステーション70から出すと、温食は暖められ、冷食は冷やされた状態でそれぞれ盛られたトレイTが取り出され、配膳に供することができる。
まず、カート10をステーション70に入れるまでは、温蔵室20Hと冷蔵室20Cの天井壁17に設けられた吸込路32と吹出路37がシャッタ機構50により閉じられており、カート10がステーション70内に収納されると、シャッタ機構50が開くことで、両熱交換室75H,75Cに対して個別の空気循環路117H,117Cが構成されるようになっている。
カート10がステーション70から出されているときには、シャッタ機構50によって温蔵室20Hと冷蔵室20Cの吸込路32と吹出路37とが閉じられるから、埃や虫等の異物が侵入することが防止され、衛生面等で良好となる。しかも、シャッタ機構50はカート10に対して一体的に装備されており、なおかつシャッタ機構50の開閉も自動的に行われるから、使い勝手に優れたものとなる。
ここで、循環ファン105が駆動されると、温蔵室20H並びに冷蔵室20Cの庫内空気が仕切壁16に寄った側に流れつつ吸込路32から対応する熱交換室75H,75Cに吸い込まれ、熱交換後の空気は、吹出路37を通って温蔵室20H並びに冷蔵室20Cにおける仕切壁16とは反対の端部側の奥行ほぼ一杯の領域から打ち込まれる。断面積がある程度限定された吸込路32のほぼ真上の位置に循環ファン105が配されることになるから、庫内空気を効率良く吸い込みすなわち効率良く循環させることができ、また熱交換後の空気は、隣りの部屋20H,20Cの温度の影響を受けることなく、温蔵室20H並びに冷蔵室20Cの奥行一杯にわたって打ち込まれるから、トータルして、温蔵室20Hでは効率良く冷却と加熱とが行え、冷蔵室20Cでは効率良く冷却することができる。
例えば、シャッタ機構50の開放時に、吸込路32の上面開口の実質的な開口面積を上記実施形態と同じ面積とする条件の下で、固定板51と可動板60の第1吸込口52と第2吸込口62とを各1個ずつで賄った場合は、両吸込口52,62が整合した開放位置と、両吸込口52,62がずれた閉鎖位置との間で可動板60を移動させるストロークを大きく採る必要があるが、本実施形態では、第1吸込口52と第2吸込口62とを2個ずつに分割したことにより、両吸込口52,62が整合した開放位置と、両吸込口52,62がずれた閉鎖位置との間の可動板60の移動ストロークが小さく抑えられる。
すなわち、シャッタ機構50を構成する可動板60の移動ストロークを小さく留め、言い換えるとシャッタ機構50をコンパクトに纏めた上で、シャッタ機構50の開放時における吸込路32の開口面積を大きく採ることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、シャッタ機構を構成する固定板と可動板とに設けられる吸込口が、可動板の移動方向に2分割された構造を例示したが、3以上に分割された構造としてもよい。
(2)逆に吸込口が単一であってもよく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(3)上記実施形態では、シャッタ機構が自動開閉される場合を例示したが、同シャッタ機構がカートに対して一体的に装備されている限り、手動で開閉する構造のものであってもよい。
(5)空気循環路に設けられる循環ファンは、上記実施形態に例示したターボ式のファンモータに限らず、他の形式のファンであってもよく、また、空気循環路に空気を循環させ得る限り、配置箇所も任意に設定できる。
(6)上記実施形態では、カートの形式として、トレイが左右両面の開口部から出し入れできる形式のものを例示したが、左右いずれか一方の面のみに開口部を設けた形式のものであってもよい。
(7)本発明の冷温蔵装置は、病院での朝食配膳に限らず、他の療養施設や工場の食堂等へ給食を提供する場合や、取り出し時間の設定等も含めて、さらに広範囲の使用形態に亘って適用することが可能である。
Claims (4)
- 側面が開口された断熱箱からなるカート本体と、同カート本体内を温蔵室と冷蔵室とに仕切る断熱性の仕切壁と、前記カート本体の前記開口部を開閉する扉とを備え、トレイが前記仕切壁を貫通して前記温蔵室と前記冷蔵室とに亘る形態で複数段に収納されるキャスタ付きのカートと、
冷却手段と加熱手段とを設けて前記カートを出し入れ可能に収納するステーションとからなる冷温蔵装置であって、
前記ステーションの天井部には、冷却手段と加熱手段とを装備した第1熱交換室と、冷却手段を装備した第2熱交換室とが水平方向に並んで区画形成され、
前記各熱交換室の底面にはそれぞれ導入口と導出口とが設けられる一方、
前記温蔵室と前記冷蔵室の天井壁にはそれぞれ吸込路と吹出路とが設けられ、
前記カートが前記ステーション内に収納された場合に、前記第1熱交換室と前記温蔵室の間と、前記第2熱交換室と前記冷蔵室の間において、対応する前記導入口と前記吸込路同士並びに前記導出口と前記吹出路同士がそれぞれ連通することによって、個別の空気循環路が形成され、
前記各空気循環路にはそれぞれファンが設けられるとともに、
前記冷却手段と前記加熱手段との作動を制御する制御手段が具備され、
かつ、前記温蔵室と前記冷蔵室の天井壁に設けられた前記吸込路と前記吹出路とを開閉するシャッタ機構が前記カートに対して一体的に装備されており、
また、前記シャッタ機構は、前記温蔵室と前記冷蔵室の前記吸込路と前記吹出路とにそれぞれ連通した第1吸込口と第1吹出口とを設けた固定板に対して、前記第1吸込口と前記第1吹出口とにそれぞれ整合する第2吸込口と第2吹出口とを設けた可動板が摺動可能に重ねて設けられ、前記可動板が、両吸込口同士と両吹出口同士が整合する開放位置と、両吸込口同士と両吹出口同士が外れて当該可動板で前記固定板の前記第1吸込口と前記第1吹出口とを塞ぐ閉鎖位置との間で往復移動可能となっており、
さらに、前記カート本体の天井壁は、内装板上に前記吸込路と前記吹出路を構成するべくダクトが立てられて、その回りに断熱材が充填されているとともに、同断熱材の上方に所定間隔を開けて前記シャッタ機構を構成する前記固定板が張設され、かつ前記可動板は前記固定板の下面に重なった状態で前記ダクト上で摺動可能に支持されていることを特徴とする食品の冷温蔵装置。 - 前記温蔵室と前記冷蔵室の天井壁に設けられる前記吸込路と前記吹出路とは、前記吸込路が、前記温蔵室と前記冷蔵室における前記仕切壁側に寄った位置でかつ奥行方向のほぼ中央位置に形成される一方、前記吹出路が、前記温蔵室と前記冷蔵室における前記仕切壁とは反対側の側縁に沿うようにして奥行のほぼ一杯に形成されており、かつ、前記ファンが、前記各熱交換室の前記導入口に設けられていることを特徴とする請求項1記載の食品の冷温蔵装置。
- 前記固定板と前記可動板に設けられた前記第1吸込口と前記第2吸込口とは、それぞれ前記可動板の移動方向において複数に分割されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の食品の冷温蔵装置。
- 前記シャッタ機構を構成する前記可動板は、常にはばね弾力により閉鎖位置に移動付勢されている一方、前記ステーションには、前記カートが前記ステーション内に収納されることに伴い前記可動板に設けられた被係合部と係合して前記可動板を前記ばね弾力に抗して開放位置まで移動させる係合部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の食品の冷温蔵装置。
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