〔目次〕
1 実施の形態1
1−1 構成
1−1−1 デジタルカメラの電気的構成
1−1−2 デジタルカメラの背面構成
1−1−3 画像ファイルフォーマットのデータ構造
1−1−3−1 ファイル全体の構造
1−1−3−2 メインヘッダ部
1−1−3−2−1 メインヘッダ部の全体構成
1−1−3−2−2 管理テーブル
1−1−3−2−3 サムネイル画像データ
1−1−3−2−4 モード情報格納部
1−1−3−2−5 その他格納される情報
1−1−3−3 主画像データ部
1−1−3−4 副画像部
1−1−4 本発明との対応
1−2 記録動作(連写モード)
1−2−1 記録動作のフロー
1−2−2 記録時の各種設定
1−2−2−1 表示用画像データのアスペクト比の設定
1−2−2−2 画像ファイルフォーマットの設定
1−2−2−3 表示用画像データの画素数の設定
1−3 再生動作(連写モード)
1−3−1 画像データの再生動作
1−3−2 使用者の十字キー操作による再生動作のフロー
1−3−3 使用者の十字キーの上下操作による再生動作のフロー
1−3−4 使用者の十字キーの左右操作による再生動作のフロー
1−3−5 再生動作時の画面表示
1−3−6 再生動作中のオプション機能
1−3−6−1 画像データの回転
1−3−6−2 アスペクト比の変更
1−3−6−3 スライドショーの設定
1−4 編集
1−4−1 画像データの削除
1−4−1−1 表示用画像データが選択された場合の制御
1−4−1−2 主画像データ若しくは原画像データが選択された場合の制御
1−4−2 画像データの分割
1−4−3 リサイズ
1−5 プリント
1−5−1 PictBridgeへの対応
1−5−2 DPOF指定された場合の処理
1−6 送信
1−6−1 画像データ送信のフローチャート
1−6−2 画像ファイル送信のフローチャート
1−6−3 送信画像データの自動選択
1−6−4 PictBridgeにおけるサムネイル送信
2 実施の形態2
2−1 記録動作(マルチアスペクトモード)
2−2 再生動作(マルチアスペクトモード)
3 実施の形態3
3−1 記録動作(マルチアスペクトモード2)
3−2 再生動作(マルチアスペクトモード2)
4 実施の形態4
4−1 記録動作(パノラマモード)
4−2 再生動作(パノラマモード)
5 実施の形態5
5−1 記録動作(オートブラケットモード)
5−2 再生動作(オートブラケットモード)
6 実施の形態6
6−1 編集
6−1−1 画像データの削除
6−1−2 主画像データが削除された場合の制御
7 他の実施の形態
〔1.実施の形態1〕
以下、本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態1について図面を参照して説明する。
〔1−1.構成〕
〔1−1−1.デジタルカメラの電気的構成〕
図1は、本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ101の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ101は、光学系120により形成された被写体像をCCDイメージセンサ141で撮像する。CCDイメージセンサ141で生成された画像データは、画像処理部160で各種処理が施され、メモリカード108や内蔵メモリ109に格納される。また、メモリカード108などに格納された画像データは、液晶モニタ110で表示可能である。以下、デジタルカメラ101の構成を詳細に説明する。
光学系120は、対物レンズ121、ズームレンズ122、絞り123、OISユニット124、フォーカスレンズ125を含む。光学系120は、被写体からの光を集光し、被写体像を形成する。
対物レンズ121は、最も被写体側に配置されたレンズである。ズームレンズ122は、光学系120の光軸に沿って移動することにより、被写体像を拡大又は縮小可能である。絞り123は、使用者の設定に応じて若しくは自動で、開口部の大きさを調整し、光学系120を透過する光の量を調整する。OISユニット124は、内部に、光軸に垂直な面内で移動可能な補正レンズを有する。OISユニット124は、デジタルカメラ101のぶれを相殺する方向に補正レンズを駆動することにより、被写体像のぶれを低減する。フォーカスレンズ125は、光学系120の光軸に沿って移動することにより、被写体像のピントを調整する。
駆動系130は、光学系120内の各光学素子を駆動する。
ズームモータ132は、ズームレンズ122を光学系120の光軸に沿って駆動する。ズームモータ132は、カム機構やボールネジなどの機構を介してズームレンズ122を駆動するようにしてもよい。ズームモータ132は、パルスモータやDCモータ、リニアモータ、サーボモータなどで実現してもよい。
絞りアクチュエータ133は、絞り123の開口部の大きさを変えるための駆動部である。絞りアクチュエータ133はモータなどで実現可能である。
OISアクチュエータ134は、OISユニット124内の補正レンズを光軸と垂直な面内で駆動する。OISアクチュエータ134は、平面コイルや超音波モータなどで実現できる。
フォーカスモータ135は、フォーカスレンズ125を光学系120の光軸に沿って駆動する。フォーカスモータ135は、カム機構やボールネジなどの機構を介してフォーカスレンズ125を駆動するようにしてもよい。フォーカスモータ135は、パルスモータやDCモータ、リニアモータ、サーボモータなどで実現してもよい。また、フォーカスモータ135を設けず、ズームモータ132をズームレンズ122及びフォーカスレンズ125を駆動する駆動手段として兼用してもよい。
CCDイメージセンサ141は、光学系120で形成された被写体像を撮像して、画像データを生成する。タイミングジェネレータ142は、CCDイメージセンサ141を駆動するためのタイミング信号を生成する。CCDイメージセンサ141は、タイミングジェネレータ142で生成されるタイミング信号に従って、露光、転送、電子シャッタなどの各種の動作を行う。ADコンバータ105は、CCDイメージセンサ141で生成された画像データをデジタル信号に変換する。
画像処理部160は、ADコンバータ105で変換された画像データに対して各種の処理を施す。画像処理部160は、CCDイメージセンサ141で生成された画像データに対して処理を施し、メモリカード108に記録するための画像データを生成したり、液晶モニタ110に表示するための画像データを生成したりする。また、画像処理部160は、メモリカード108に格納された画像データに対して処理を施し、液晶モニタ110に表示するための画像データを生成したり、メモリカード108に再格納するための画像データを生成したり、通信部111を介して外部装置に送信するための画像データを生成したりする。画像処理部160は、DSPやマイクロコンピュータなどで実現可能である。
前処理部161は、ADコンバータ105で変換された画像データに対して、ガンマ補正やホワイトバランス補正、傷補正などの各種画像処理を行う。YC変換部162は、RGBで表現される画像データをYC(Y:輝度信号、C:色差信号)信号で表現される画像データに変換する。
電子ズーム処理部165は、画像データに対して電子的に拡大処理又は縮小処理を行う。その際、電子ズーム処理部165は、画像データに対して、画像データの一部の切り出し処理や、間引き処理、補間処理などの処理を適宜実行する。要するに、電子ズーム処理部165は、画像データの画素数を変換する手段である。
圧縮部163は、DCT(離散コサイン変換)、ハフマン符号化などをおこなうことにより、YCで表現される画像データを圧縮する。圧縮部163は、例えば、JPEG規格に準拠した圧縮形式により画像データを圧縮する。但し、本発明は、JPEG形式の画像データに限定されない。
伸張部164は、メモリカード108に格納された圧縮済みの画像データを液晶モニタ110で再生する場合などに、この画像データを非圧縮の状態に復号化する。
コントローラ150は、デジタルカメラ101全体を制御する制御手段である。コントローラ150は、半導体素子などで実現可能である。コントローラ150は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせることにより実現してもよい。コントローラ150は、マイクロコンピュータで実現できる。
バッファメモリ115は、画像処理部160及びコントローラ150のワークメモリとして機能する。バッファメモリ115は、例えば、DRAM、強誘電体メモリなどで実現できる。カードスロット107は、メモリカード108を着脱可能である。カードスロット107は、機械的及び電気的にメモリカード108と接続可能である。メモリカード108は、フラッシュメモリや強誘電体メモリなどを内部に含み、データを格納可能である。
内蔵メモリ109は、フラッシュメモリや強誘電体メモリなどで実現可能である。コントローラ150は、生成した画像ファイルをメモリカード108又は内蔵メモリ109に格納可能である。また、コントローラ150は、メモリカード108に格納されている画像ファイルを読み出して、内蔵メモリ109に格納したり、内蔵メモリ109に格納されている画像ファイルを読み出して、メモリカード108に格納したりすることができる。
液晶モニタ110は、CCDイメージセンサ141で生成した画像データが示す画像やメモリカード108などから読み出した画像データが示す画像を表示可能である。また、液晶モニタ110は、デジタルカメラ101の各種の設定情報を表示可能である。例えば、液晶モニタ110は、EV値などを表示できる。
通信部111は、外部装置との間で通信を行うための手段である。通信部111は、無線LANユニットやUSB通信ユニットなどで構成できる。操作部材170は、各種操作手段を総称した構成要素である。操作部材170は、使用者の指示を受け付け、その指示をコントローラ150に伝える。フラッシュ113は、被写体を照射する光を発光する。
回転検出部190は、デジタルカメラ101の回転状態を検出する。コントローラ150は、回転検出部190が検出したデジタルカメラ101の回転状態に関する情報を取得することができる。例えば、回転検出部190は、回転センサや、角速度センサで実現できる。なお、OISアクチュエータ134が、回転検出部190の役目を果たしてもよい。駆動電流の大きさによって、筐体がどれだけ傾いているか検出することができるからである。
〔1−1−2.デジタルカメラの背面構成〕
図2は、本発明の第一の実施の形態にかかるデジタルカメラ101の背面図である。以下、図2を用いて、各種操作部材について説明する。
レリーズ釦171、ズームダイアル172、モードダイアル174は、カメラ本体の上面に配置されている。レリーズ釦171は、押下操作を受け付ける。コントローラ150は、レリーズ釦171が半押し操作されるのに応じて、AE制御やAF制御を開始する。また、デジタルカメラ101は、レリーズ釦171が全押し操作されるのに応じて、被写体の撮像を行う。
ズームダイアル172は、レリーズ釦171の周りに回転可能に配置されている。コントローラ150は、ズームダイアル172が回転操作されるのに応じて、光学ズーム制御や電子ズーム制御を開始する。
モードダイアル174は、回転操作を受け付ける。モードダイアル174は、目盛りが設けられており、各目盛りにはデジタルカメラ101の動作モードが割り当てられている。デジタルカメラ101の動作モードとは、例えば、再生モードや録画モードなどである。コントローラ150は、モードダイアル174の回転操作に応じて、モードダイアル174が指定する動作モードでデジタルカメラ101を制御する。
電源スイッチ173、十字キー180、削除釦186、液晶モニタ110は、カメラ本体の背面に配置されている。電源スイッチ173は、スライド操作を受け付ける。電源スイッチ173は、スライド操作に応じて、デジタルカメラ101の電源状態を切り替える。
液晶モニタ110は、モードダイアル174により選択された動作モードに応じて、メモリカード108に格納された画像データやメニュー画面などを表示する。
十字キー180は、4方向及び中央部の5パターンの押下操作を受け付ける。コントローラ150は、十字キー180が押下操作されるのに応じて、再生画像データの切り替えなどの液晶モニタ110の表示の操作を行う。
削除釦186は、押下操作を受け付ける。コントローラ150は、削除釦186が押下操作されるのに応じて、予め選択された画像データを削除する。
〔1−1−3.画像ファイルフォーマットのデータ構造〕
〔1−1−3−1.ファイル全体の構造〕
図3は、本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101が取り扱う画像ファイルフォーマットのデータ構造を示した図である。図3を用いて画像ファイルフォーマットのデータ構造について説明する。
マルチ画像ファイルD10は、主画像データD25と、複数の副画像データD33…とを格納する。複数の副画像データとしては、例えば副画像データD33や副画像データD43や副画像データD53を格納する。副画像データは、原画像データ又は表示用画像データである。表示用画像データとは、主画像データ若しくは原画像データに基づいて生成された画像データである。原画像データとは、主画像データと同等の画像サイズ(解像度)を持つ画像データであって、例えば、以下のものが含まれる。
−連写モードで撮影された2枚目以降の各画像データ
−オートブラケットモードで撮影された各画像データ
−パノラマ画像を構成する各画像データ
−マルチアスペクトモードで撮影された各画像データ
メモリカード108内に記憶されているFAT(File Allocation Table)は、先頭識別子D22や末尾識別子D54などを管理することにより、マルチ画像ファイルD10を1つのファイルとして管理する。コントローラ150は、FATを読み出すことにより、画像ファイル同士を区別して管理できる。
以下、マルチ画像ファイルD10の構造を詳細に説明する。
〔1−1−3−2.メインヘッダ部〕
〔1−1−3−2−1.メインヘッダ部の全体構成〕
メインヘッダ部D20は、先頭識別子D22とヘッダ部D23とを有する。
先頭識別子D22は、マルチ画像ファイルD10の起点をあらわすマーカであり、例えば、JPEG規格で規定されたファイルのスタート情報(xFFD8)である。
ヘッダ部D23は、マルチ画像ファイルD10全体に対する管理データを格納する領域である。ヘッダ部D23は、管理データとして、管理テーブルT10、サムネイル画像データD24、モード情報D27等を含む。
管理テーブルT10は、主画像データD25や複数の副画像データD33、D43、D53などを互いに区別するための情報を含む。言い換えれば、管理テーブルT10は、それぞれの画像データがどの様な特徴を有する画像データであるのかを管理する情報を含む。例えば、管理テーブルT10は、ファイルに格納された副画像データのうちの少なくとも一部の副画像データのそれぞれが原画像データであるか表示用画像データであるかを示す副画像識別子や、副画像データの生成に関する副画像データ情報を含む。ここで、副画像データ情報とは、副画像データの特徴を示す情報である。例えば、連写モードに設定されたデジタルカメラ101において、一連の連写動作の中で何枚目に撮像されたのかを示す情報などが該当する。このテーブルを用いることにより、コントローラ150は、目的とする副画像データを容易に検索できる。
サムネイル画像データD24は、主画像データD25に基づいて作成された縮小画像データである。サムネイル画像データD24は、例えば、横160ドット×縦120ドットの画像サイズである。Exif規格では、サムネイル画像データD24は、ヘッダ部D23に格納されるものとして規定されている。
モード情報D27は、マルチ画像ファイルD10を作成又は編集した際のデジタルカメラ101の動作モードを示す情報を含む。例えば、連写モードにおける撮像時にマルチ画像ファイルD10を作成した場合、モード情報D27は連写モードを示す情報を含む。これにより、コントローラ150は、マルチ画像ファイルD10の処理を迅速に行うことができる。例えば、モード情報D27が連写モードを示す場合、コントローラ150は、モード情報D27を参照することにより、マルチ画像ファイルD10内の画像データを解析することなく、マルチ画像ファイルD10内に格納された各連写画像データに対応する表示用画像データをテレビ上で順次再生できる。
〔1−1−3−2−2.管理テーブル〕
図4を用いて、管理テーブルT10について詳細に説明する。図4は、管理テーブルT10の模式図である。管理テーブルT10は、先頭アドレスT11と、副画像識別子T12と、副画像データ情報T13とを関連付けた状態で各情報を管理する。
先頭アドレスT11は、主画像データ若しくは副画像データが格納されている領域の先頭アドレスを示す情報である。
副画像識別子T12は、副画像データが原画像データと表示用画像データのいずれであるかを示す識別子である。副画像識別子は、「0」の場合、対応する副画像データが原画像データであることを示し、「1」の場合、対応する副画像データが表示用画像データであることを示す。なお、副画像識別子の値は、「0」と「1」ではなくてもよく、「10」と「11」であっても、「01」と「10」であってもよい。すなわち、副画像識別子の値は、二つの異なるパターンを表現できれば何でもよい。
ここで、副画像データのうちいずれが原画像データであるか、またいずれが表示用画像データであるかについては、コントローラ150が適宜指定可能である。
例えば、コントローラ150は、主画像データと同等の画素数の画像データを原画像データと指定し、主画像データよりも低い画素数の画像データを表示用画像データと指定してもよい。
また、コントローラ150は、マルチ画像ファイルD10内のいずれの画像データにも基づかず、独立して生成された画像データを原画像データと指定し、原画像データに基づいて生成された画像データを表示用画像データと指定してもよい。
また、コントローラ150は、モード情報D27に応じて、原画像データや表示用画像データの指定方法を変えてもよい。例えば、コントローラ150は、モード情報D27が赤目補正モードを示す場合、画素数に応じて原画像データや表示用画像データを指定するようにし、モード情報D27が画素数の異なる画像データを1つのファイル内に格納するモードを示す場合、独立して生成されたかどうかに応じて、原画像データや表示用画像データを指定するようにしてもよい。
次に、副画像識別子をヘッダ部D23に格納する理由を述べる。仮に、副画像識別子がない場合、副画像データを検索する際に、コントローラ150は、全ての副画像ヘッダ又は副画像データを読み出す必要がある。しかし、副画像データを検索する毎に、全ての副画像ヘッダ又は副画像データを読み出していたのでは処理が煩雑となり、コントローラ150の処理負担が大きいものとなる。そこで、このような問題を解決するため、副画像識別子をヘッダ部D23に格納することとした。
次に、副画像識別子で識別できる画像の種類を2種類とした理由を述べる。仮に、副画像識別子が3種類以上の画像を識別するよう設けられた場合、副画像データを生成する際に、コントローラ150は、それぞれの副画像データが、3種類以上のうちのいずれの種類の画像データであるのかを判断する必要がある。しかし、副画像データを生成する毎に、副画像データの種類が、3種類以上のうちのいずれであるかを判断していたのでは煩雑となり、コントローラ150の処理負担が大きいものとなる。そこで、このような問題を解決するため、副画像識別子で識別できる画像の種類を2種類とした。
次に、副画像識別子として、原画像データを示す識別子と、表示用画像データを示す識別子とを設けた理由を述べる。副画像識別子を用いた副画像データの検索は、画像データを表示する場合に必要となることが多い。その場合、副画像データが、表示用画像データなのか、副画像データの基となる画像データ(原画像データ)なのかという観点で、副画像データを検索できれば十分である。そこで、検索の効率を高めるために、最も頻繁に実行される検索の観点に沿って、原画像データを示す識別子と表示用画像データを示す識別子とを設けたのである。
また、副画像識別子を設けることにより、コントローラ150は、副画像識別子に応じて、画像データの再生方法を選択することができる。例えば、使用者がデジタルカメラ101に対してコマ送り操作を行った際に、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルと同一の画像ファイル内に、現在再生している画像データに続けて原画像データ及びそれに対応する表示用画像データがあれば、同一画像ファイル内の続く表示用画像データを再生する。一方、同一画像ファイル内に続けて原画像データ及びそれに対応する表示用画像データがなければ、別画像ファイル内に格納されている表示用画像データを再生するといったことができる。
副画像データ情報T13は、副画像データが所定のモードにおいてどの様な特徴を有する画像データであるかを示す情報である。つまり、副画像データの生成に関する情報を示す識別子である。例えば、一連の連写動作の中で何枚目に撮像されたのかを示す情報である。具体的に、連写モードに設定されたデジタルカメラ101によって撮像された1枚目のデータを主画像データとし、2枚目以降のデータを副画像データとしてマルチ画像ファイルD10に格納する場合を考える。この場合において、例えば、それぞれの副画像データが何枚目の画像であるかを示す情報が副画像データ情報となる。また、オートブラケットモードに設定されたデジタルカメラ101によって撮像された場合の、所定のEV値の画像データを主画像データとし、他のEV値の画像データをそれぞれ副画像データとしてマルチ画像ファイルD10に格納する場合を考える。この場合において、例えば、それぞれの副画像データのEV値が副画像データ情報となる。
ヘッダ部D23が副画像データ情報T13を格納するので、コントローラ150は、副画像データ情報T13を参照することにより、それぞれの副画像データの特徴に応じた再生方法を選択できる。例えば、各ヘッダ部D23に副画像データ情報T13として各画像データのEV値が格納されていれば、ブラケットモードで撮像されたマルチ画像ファイルD10が複数ある場合に、コントローラ150は、同一のEV値を示す副画像データばかりを選択して再生することができる。
また、ヘッダ部D23に副画像データ情報T13として画像データの赤目補正処理の有無に関する情報が格納されている場合、赤目補正モードで撮像されたマルチ画像ファイルD10が複数ある場合に、コントローラ150は、赤目補正処理を施した画像ばかりを選択して再生することができる。
〔1−1−3−2−3.サムネイル画像データ〕
図3に戻って、サムネイル画像データD24について説明する。サムネイル画像データD24は、電子ズーム処理部165が主画像データD25に対して、間引き処理、切り出し処理、補間処理などをすることにより生成される。ヘッダ部23は、サムネイル画像データD24を格納する。これにより、液晶モニタ110は、瞬時にサムネイル画像表示を行うことができる。
〔1−1−3−2−4.モード情報〕
次に、モード情報格D27について説明する。モード情報格納部D27には、マルチ画像ファイルD10の生成時や編集時のデジタルカメラ101の動作モード情報が格納される。ここで、動作モードとは、例えば、連写モード、マルチアスペクトモード、パノラマモード、オートブラケットモード、赤目補正モードなどが該当する。
「連写モード」とは、デジタルカメラ101のレリーズ釦171を押下し続けることによって、予め設定された撮像枚数を一定間隔で撮り続けるモードである。
「マルチアスペクトモード」とは、所定のアスペクト比の画像データを撮像した際に、このアスペクト比の画像データの他、複数のアスペクト比の画像データを生成するモードである。
「パノラマモード」とは、縦・横方向にそれぞれ重なる部分を有する複数枚の写真を撮像することにより、それらを合成したパノラマ写真を生成することができるモードのことである。
「オートブラケットモード」とは、デジタルカメラ101のレリーズ釦171を一度押下すると、露光時間の異なる複数の画像を生成することができるモードである。
「赤目補正モード」とは、一旦撮像した画像データが赤目現象を示している場合に、それを補正して修正した画像データを生成するモードである。
このようにモード情報を格納しておく構成により、コントローラ150は、モード情報D27に応じて、画像データの再生方法を変えることができる。つまり、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルのヘッダ部に格納されたモード情報に応じて、現在再生している画像データから次の画像データへとコマ送り再生する旨の使用者の指示を受け付けた際に、いずれの画像データを再生すべきかを決定し、決定された画像データを再生することができる。例えば、連写モードで撮像した複数枚は、ほぼ同じ様な画像である。従って、連写モードで撮像された複数枚の画像は、そのうちの1枚だけ再生し、他については再生せず、次にコマ送り再生指示があった場合、別の画像ファイル内に格納された画像データを再生するといったことが可能となる。
〔1−1−3−2−5.その他格納される情報〕
また、ヘッダ部D23は、管理テーブルT10、サムネイル画像データD24、モード情報格納部D27の他に、主画像データや副画像データなどのプロテクト情報を格納する。プロテクト情報が格納されると、主画像データD25には削除に対するプロテクトがかかる。つまり、主画像データD25は、プロテクト情報が消去されるまで削除不可能となる。
ここで、主画像データに対するプロテクト情報をメインヘッダに格納し、副画像に対するプロテクト情報をそれぞれの副画像データに対応する副画像ヘッダに格納することができる。これにより、主画像及び副画像についてのプロテクトをそれぞれ独立して行うことができる。また、それぞれの画像に対するプロテクト及びその解除の際に対応するヘッダのみを更新すればよいため、データの取り扱いが容易となる。
本実施の形態においては、主画像データに対するプロテクト情報と、副画像データに対するプロテクト情報とをそれぞれの対応するヘッダに格納する構成とした。しかし、必ずしもこのような構成とする必要はない。
例えば、メインヘッダにプロテクト情報が格納された場合に、画像ファイル全体の画像データがプロテクトされているとしてもよい。これにより、同一の画像ファイル内に格納されている全ての画像データのプロテクトを一括に取り扱うことができる。
また、メインヘッダに2つのプロテクト情報を格納可能とし、副画像ヘッダにもプロテクト情報を格納可能とすることもできる。この際、メインヘッダに格納される一方のプロテクト情報は、画像ファイル全体の画像データのプロテクト状態を管理する。他方のプロテクト情報は、主画像データのプロテクト状態を管理する。副画像ヘッダに格納されるプロテクト情報は、対応する副画像データのプロテクト状態を管理する。これにより、画像ファイル単位に一括で画像データのプロテクト状態を管理するか、それぞれの画像データのプロテクト状態を独立して管理するかを使用者は選択することができる。
〔1−1−3−3.主画像データ部〕
主画像データ部D21は、主画像に関する情報を格納する。主画像データD25は、デジタルカメラ101で撮像した画像の画像データをJPEG形式で圧縮したものである。なお、主画像データD25は、必ずしもJPEG形式で圧縮された画像データでなくてもよく、GIFデータやRAWデータなどの画像データであってもよい。つまり、主画像データD25は、必ずしも圧縮されている必要はない。また、圧縮されていたとしても圧縮形式は何であってもよい。
末尾識別子D26は主画像データ部D21の終点を示すマーカ(xFFD9)である。このマーカを管理するテーブルをヘッダ部D23に設けることにより、マルチ画像ファイルD10のうちの一部の画像データを分割する際に、ファイルに新たにSOIやEOIを付加する必要がなくなる。従って、ファイルの分割を容易に行うことができる。
〔1−1−3−4.副画像部〕
図3において、副画像データ部D30と、副画像データ部D40と、及び副画像データ部D50とが副画像部である。
副画像データ部D30は、第1副画像に関する情報を格納する。先頭識別子D31は、副画像データ部D30の起点を示すマーカである。このマーカを管理するテーブルをヘッダ部D23に設ける。これにより、副画像データの検索を容易に行うことができる。また、ファイルを分割する際、分割点を容易に見つけることができる。さらに、このマーカを設けておくことにより、マルチ画像ファイルD10を分割する際に、ファイルに新たにSOIやEOIを付加する必要がない。従って、ファイルの分割を容易に行うことができる。
副画像ヘッダD32は、副画像データD33の属性情報などを格納する。例えば、副画像データD33が表示用画像データである旨に関する情報などが格納される。
また、副画像ヘッダD32は、副画像データD33のサムネイル画像データを格納する。サムネイル画像データは、副画像データに基づいて生成される。例えば、副画像ヘッダD32や、副画像ヘッダD42や、副画像ヘッダD52にはそれぞれサムネイル画像データが格納される。これにより、副画像データに対するサムネイル画像の表示を瞬時に行うことができる。
Exif規格においては、ヘッダ部にサムネイル画像データを含めることが必要であると規定されている。よって、主画像データと副画像データとを分割するときは、副画像ヘッダ内に改めてサムネイル画像データを格納する必要が生じる。本実施の形態においては、副画像ヘッダに副画像に対応するサムネイル画像データを格納しているので、副画像データを分割する際、改めて副画像ヘッダにサムネイル画像データを格納する必要はない。
副画像データD33は、主画像データD25に基づき生成された表示用画像データ等である。副画像データは、主画像データに続いて順番に格納される。表示用画像データは、その表示用画像データの元となる原画像データに続いて格納され、これにより、対応する表示用画像データの検索が容易となる。なお、副画像データD33は、必ずしも表示用画像データである必要はなく、原画像データであってもよい。
末尾識別子D34は、副画像データ部D30の終点を示すマーカである。このマーカを管理するテーブルをヘッダ部D23に設ける。これにより、マルチ画像ファイルD10を分割する際に、ファイルに新たにSOIやEOIを付加する必要がない。従って、ファイルの分割を容易に行うことができる。
副画像データ部D40及び副画像データ部D50についても副画像データ部D30と同様の構成である。
〔1−1−4.本発明との対応〕
コントローラ150、画像処理部160などからなる構成は、本発明の再生手段の一例である。右キー182、左キー184からなる構成は、本発明の第1操作手段の一例である。上キー181、下キー183からなる構成は、本発明の第2操作手段の一例である。コントローラ150などからなる構成は、本発明の読み出し手段の一例である。十字キー180からなる構成は、本発明の受付手段の一例である。コントローラ150は、本発明の制御手段の一例である。
コントローラ150は、本発明の判定手段の一例である。コントローラ150は、本発明の決定手段の一例である。液晶モニタ110は、本発明の出力手段の一例である。通信部111は、本発明の出力手段の一例である。メモリカード108は、本発明の記憶手段の一例である。内蔵メモリ109は、本発明の記憶手段の一例である。コントローラ150は、本発明の削除手段の一例である。コントローラ150は、本発明の再構成手段の一例である。通信部111は、本発明の通信手段の一例である。コントローラ150は、本発明のID対応付手段の一例である。コントローラ150は、本発明の選択受付手段の一例である。コントローラ150は、本発明の送信手段の一例である。コントローラ150は、本発明の画像データ送信手段の一例である。コントローラ150は、本発明の認識手段の一例である。デジタルカメラ101は、本発明の画像ファイル再生装置の一例である。デジタルカメラ101は、画像データ再生装置の一例である。デジタルカメラ101は、画像情報出力装置の一例である。デジタルカメラ101は、画像データ削除装置の一例である。デジタルカメラ101は、画像ファイル再構成装置の一例である。デジタルカメラ101は、画像データ送信装置の一例である。
〔1−2.記録動作(連写モード)〕
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ101が連写モードに設定されている際の画像データの記録動作について説明する。
〔1−2−1.記録動作のフロー〕
デジタルカメラ101が連写モードに設定されている際の記録動作について、図5を用いて説明する。図5は、デジタルカメラ101を連写モードに設定した際の記録動作のフローチャートである。使用者が操作部170を操作し、デジタルカメラ101を連写モードに設定すると、連写モードが開始する(S101)。連写モードが選択されると、コントローラ150は、レリーズ釦171が全押しされるまで待機する(S102)。レリーズ釦171が全押しされると、CCDイメージセンサ141は画像データの撮像を行う(S103)。画像処理部160は、この画像データに基づきJPEG画像データを生成する(S104)。コントローラ150は、生成されたJPEG画像データと、このJPEG画像データの補助情報(例えば、撮影日時情報、何枚目の連写画像かに関する情報等)とをバッファメモリ115に格納する。
次に、コントローラ150は、連写モードを終了するか否かを判断する(S106)。本実施の形態では、連写モードにおいて連続して撮影する枚数を予め設定しておくことができる。従って、既に予め設定した枚数の画像データを撮り終えた場合に、コントローラ150は、連写モードを終了すると判断する。
連写モードを終了しないと判断した場合には、CCDイメージセンサ141は、続きの画像データの撮像を行い、以降の処理が繰り返される(S103〜S106)。
一方、連写モードを終了すると判断した場合には、コントローラ150は、バッファメモリ115に格納された全てのJPEG画像データの表示用画像データを生成する(S107)。コントローラ150は、生成した表示用画像データをバッファメモリ115に格納する(S108)。このように、表示用画像データは、全ての連写画像データが撮像された後に生成される。このような構成により、コントローラ150は、連写画像データ撮像中は、連写画像データの生成処理にのみ専念できる。また、コントローラ150は、表示用画像データ生成中は、表示用画像データの生成処理にのみ専念できる。
次に、コントローラ150は、デジタルカメラ101がマルチ画像ファイル生成モードに設定されているか否かを判断する(S109)。ここで、マルチ画像ファイルとは、一つの画像ファイルの中に主画像データと、1又は複数の原画像データと、1又は複数の表示用画像データとを格納可能なファイルのことである。
マルチ画像ファイル生成モードに設定されていると判断した場合には、コントローラ150は、バッファメモリ115に格納されている全てのJPEG画像データと、全ての表示用画像データと、全ての補助情報とを一纏めにして一つのマルチ画像ファイルを生成する(S110)。コントローラ150は、生成されたマルチ画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する(S111)。例えば、マルチ画像ファイル生成モードにおいて、連写モードで2枚の画像データを撮像した場合には、図6に示すマルチ画像ファイルD60が生成される。また、マルチ画像ファイルD60に含まれる管理テーブルは、図7に示す管理テーブルT60となる。
一方、マルチ画像ファイル生成モードに設定されていないと判断した場合には、コントローラ150は、バッファメモリ115に格納されているそれぞれのJPEG画像データ毎にシングル画像ファイルを生成する(S112)。ここで、シングル画像ファイルとは、1つの画像ファイルの中に1つの主画像データと、1又は複数の表示用画像データと、主画像データに対応する補助情報とを格納可能なファイルのことである。シングル画像ファイルは、バッファメモリ115に格納されているJPEG画像データと、そのJPEG画像データに対応する表示用画像データと、そのJPEG画像データに対応する補助情報とから生成される。コントローラ150は、生成されたシングル画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する(S113)。例えば、シングル画像ファイル生成モードにおいて、連写モードで2枚の画像データを撮像した場合には、図8に示すシングル画像ファイルD70と、シングル画像ファイルD80とが生成される。また、シングル画像ファイルD70、D80が有する管理テーブルはそれぞれ、図9に示す管理テーブルT70、T80となる。
なお、本実施の形態においては、主画像データと原画像データとを先に全て撮像した後に、表示用画像データを生成する構成としたが、撮像時に主画像データ及び原画像データとともに表示用画像データも生成し、バッファメモリ115に一時的に格納しておき、連写撮像終了後にバッファメモリ115に格納されている主画像データと、全ての原画像データと、全ての表示用画像データとを一纏めにして画像ファイルを生成するようにしてもよい。
〔1−2−2.記録時の各種設定〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの記録時の各種設定について説明する。各種設定として、表示用画像データのアスペクト比の設定、記録フォーマットの設定、表示用画像データの画素数の設定について説明する。
〔1−2−2−1.表示用画像データのアスペクト比の設定〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における、表示用画像データのアスペクト比の設定について図10、図11を用いて説明する。図10は、デジタルカメラ101の背面の液晶モニタ110上に表示されたアスペクト比の選択メニューを示した図である。図11は、予め表示用画像データのアスペクト比が選択され、連写モードで2枚の連写が行われた結果生成された画像ファイルの模式図である。
使用者は、記録する表示用画像データのアスペクト比を予め設定することができる。使用者は、図10に示す様なメニュー画面において、記録する表示用画像データのアスペクト比を設定する。例えば、16:9や、4:3などのアスペクト比の中から1つのアスペクト比を設定する。
任意のアスペクト比が設定された状態で撮像を行うと、画像処理部160は、CCDイメージセンサ141から出力された画像データに対して処理を施し、表示用画像データのアスペクト比を設定されたアスペクト比に変換する。コントローラ150は、アスペクト比が変換された画像データに基づき図11に示すようなマルチ画像ファイルG10を生成し、生成された画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する。
この構成により、使用者は、通常使用する表示デバイスのアスペクト比に合致したアスペクト比の画像データを記録することができる。
また、コントローラ150は、画像ファイルを生成する際に、選択されたアスペクト比に関する情報G12をヘッダ部G11に格納する。この構成により、メインヘッダを確認するだけで、表示デバイスのアスペクト比に合致した画像データの選択を行うことができる。
〔1−2−2−2.画像ファイルフォーマットの設定〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における、画像ファイルフォーマットの選択について図12、図13を用いて説明する。図12は、デジタルカメラ101背面の液晶モニタ110上に表示された画像ファイルフォーマットの選択メニューを示す図である。図13は、予め画像ファイルフォーマットが選択され、連写モードで2枚の連写が行われた結果生成された画像ファイルの模式図である。
使用者は、記録する画像データの画像ファイルフォーマットを予め選択することができる。使用者は、図12のようなメニュー画面において、画像データを格納する画像ファイルの画像ファイルフォーマットを選択する。例えば、マルチ画像ファイルフォーマットや、シングル画像ファイルフォーマットや、Exifファイルフォーマットなどの中から1つの画像ファイルフォーマットを選択する。
任意の画像ファイルフォーマットが選択された状態で撮像を行うと、コントローラ150は、予め選択された画像ファイルフォーマットに準拠した画像ファイルを生成する。コントローラ150は、生成した画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する。例えば、マルチ画像ファイルフォーマットを選択し、連写モードで2枚の連写を行うと、図13に示すマルチ画像ファイルG20が生成される。
この構成により、使用者は、自己の趣向に応じた画像ファイルフォーマットを選択することができる。例えば、1つの画像ファイルのサイズが大きくなりすぎることを好まない使用者は、シングル画像ファイルフォーマットを選択することにより、1つの画像ファイルが大きくなりすぎることを防止することができる。
また、図13におけるマルチ画像ファイルG20のヘッダ部G21は、マルチ画像ファイルG20の画像ファイルフォーマットに関する情報を格納する。
この構成により、ヘッダ部G21を参照するだけで、画像ファイルのフォーマット情報を参照することができる。
〔1−2−2−3.表示用画像データの画素数の設定〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における、表示用画像データの画素数の選択について図14、図15を用いて説明する。図14は、液晶モニタ110に表示用画像データの画素数(画像サイズ)の選択メニューが表示されている状態のデジタルカメラ101の背面図である。図15は、予め表示用画像データサイズが選択され、連写モードで2枚の連写が行われた結果生成された画像ファイルの模式図である。
使用者は、記録する表示用画像データの表示用画像データの画素数(画像サイズ)を予め選択することができる。使用者は、図14のようなメニュー画面において、表示用画像データの画素数を選択する。例えば、VGA(横640×縦480)や、HDTV(横1088×縦612)などの中から1つの表示用画像データの画素数を選択する。
任意の表示用画像データの画素数が選択された状態で撮像を行うと、コントローラ150は、撮像した画像データと、予め選択された画素数の表示用画像データとから画像ファイルを生成する。コントローラ150は、生成した画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する。
この構成により、使用者は、最もよく使用する表示デバイスの画素数に合致した表示用画像を選択することができる。また、使用者が選択する画素数の表示用画像データのみを記録するため、それぞれ異なる画素数の表示用画像データを複数有するような場合と比べて、メモリの節約が可能となる。
また、図15におけるマルチ画像ファイルG30のヘッダ部G31は、その表示用画像データの画素数(画像サイズ)に関する情報を格納する。この構成により、コントローラ150は、ヘッダ部G31を参照するだけで、表示用画像データの画素数(画像サイズ)を認識することができる。
なお、本実施の形態においては、使用者が表示用画像データの画素数を1つだけ選択し、コントローラ150が、選択された画素数を有する表示用画像データを生成する構成とした。しかし、必ずしもこのような構成である必要はない。例えば、使用者が表示用画像データの画素数を複数選択し、コントローラ150が、選択された複数の画素数を有する複数の表示用画像データを生成する構成としてもよい。若しくは、コントローラ150が、予め定められた複数の画素数の表示用画像データを生成する構成としてもよい。この際、画像ファイルのメインヘッダ若しくは各表示用画像データに対応する副画像ヘッダは、それらの表示用画像データの画素数に関する情報を格納する。
この構成により、表示デバイスに画像データを表示する際には、予め用意された表示用画像データを表示することとなる。よって、様々な画素数を有する表示デバイスに対応した画像データの表示を迅速に行うことが可能となる。また、ヘッダに表示用画像データの画素数情報を格納することにより、コントローラ150は、ヘッダを参照するだけで、表示デバイスの画素数に合致した表示用画像データを探索することができる。
〔1−3.再生動作(連写モード)〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの再生動作について図16〜図21を用いて説明する。図16は、使用者の十字キー操作によるデジタルカメラ101の再生動作を示すフローチャートである。図17は、使用者の十字キーの上下操作によるデジタルカメラ101の再生動作を示すフローチャートである。図18は、使用者による十字キーの上下操作に応じて、デジタルカメラ101にて再生される画像データの推移を示す図である。図19は、使用者の十字キーの左右操作によるデジタルカメラ101の再生動作を示すフローチャートである。図20は、使用者による十字キーの左右操作に応じてデジタルカメラ101にて再生される画像データの推移を示す図である。図21は、複数画像データを格納する画像ファイル中の1枚の画像データを液晶モニタ110に表示しているデジタルカメラ101の背面図である。
〔1−3−1.画像データの再生動作〕
デジタルカメラ101は、使用者がモードダイアル174を操作し、再生モードに設定されることにより画像データを再生する。
再生モードに設定されると、コントローラ150は、メモリカード108又は内蔵メモリ109に格納されている画像ファイルのうち再生対象となる画像データが格納されている画像ファイルを読み込む。コントローラ150は、読み込んだ画像ファイルを伸張部164に転送する。
伸張部164は、受信した画像ファイルを伸張し、伸張した画像ファイルをコントローラ150に転送する。
コントローラ150は、受信した画像ファイルに格納されている画像データのうち、再生する画像を液晶モニタ110上に表示させる。この際、受信した画像ファイルに、画素数が液晶モニタ110の画素数に合致する表示用画像データであって、再生する画像データに対応する表示用画像データが格納されている場合には、コントローラ150は、その表示用画像を液晶モニタ110上に表示させる。一方、画素数が合致する表示用画像データが格納されていない場合には、コントローラ150は、電子ズーム処理部165に対して、主画像データ又は原画像データに基づいて、液晶モニタ110の画素数に合致する画素数の画像データを生成させる。そして、コントローラ150は、その生成された画像を液晶モニタ110上に表示させる。要するに、コントローラ150は、複数の画像データを格納可能な画像ファイルを複数格納可能な記憶媒体から、前記格納された画像ファイルを読み出して再生する。
また、デジタルカメラ101に外部装置(例えば、テレビや外部モニタなどの外部表示装置)が、通信部111を介して有線若しくは無線接続されている場合には、コントローラ150は、受信した画像ファイルのうち、再生する画像データを外部装置に送信する。この場合においても、受信した画像ファイルに、外部装置の画素数に合致する表示用画像データが格納されているか否かで、外部装置に表示させる画像
データを新たに生成させるか否かを異ならせる。なお、デジタルカメラ101に外部装置が接続されている場合には、液晶モニタ110と外部装置の両方に画像データを表示させてもよいし、どちらか一方に表示させてもよい。
〔1−3−2.使用者の十字キー操作による再生動作のフロー〕
次に、再生される画像データの変更指示が使用者によりなされた場合のデジタルカメラ101の動作フローを説明する。ある画像を再生中に使用者は、十字キー180の上下左右キー181〜184のいずれかを押下することにより、デジタルカメラ101上で再生される画像データを変更することができる。以下、図16を用いてこのときのデジタルカメラ101の動作を説明する。
使用者により再生モードに設定されると(S10)、デジタルカメラ101は、再生する画像データを液晶モニタ110に表示する。または、通信部111を介して外部装置に接続されている場合、その外部装置に画像データを出力し、外部装置上で画像データを表示させる。
その後、コントローラ150は、十字キー180が操作されるまで待機する(S11)。十字キー180が操作されると、コントローラ150は、その入力が左右キー182、184か上下キー181、183のいずれが入力されたかを判断する(S12)。
右キー182または左キー184の入力であると判断すると、コントローラ150は、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納されている、新たな画像ファイルに格納されている画像データの探索を行う(S13)。具体的には、右キー182が入力されたと判断すると、コントローラ150は、メモリカード108又は内蔵メモリ109において、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルの次に格納されている画像ファイルを検索し、その検索した画像ファイルに格納されている画像データを探索する。左キー184が入力されたと判断すると、コントローラ150は、メモリカード108又は内蔵メモリ109において、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルの前に格納されている画像ファイルを検索し、その検索した画像ファイルに格納されている画像データを探索する。すなわち、右キー182または左キー184は、画像ファイル間の移動を指示するキーとして作用する。なお、右キー182または左キー184入力時の詳細な処理については後述する。
また、上キー181または下キー183の入力であると判断すると、コントローラ150は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイル内に格納されている他の画像データの探索を行う(S14)。具体的には、下キー183が入力されたと判断すると、コントローラ150は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルにおいて、現在再生中の画像データの後方に格納されている画像データを探索する。上キー181が入力されたと判断すると、コントローラ150は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルにおいて、現在再生中の画像データの前方に格納されている画像データを探索する。すなわち、上キー181または下キー183は、同一画像ファイル内の画像データ間の移動を指示するキーとして作用する。なお、上キー181または下キー183入力時の詳細な処理については後述する。
このように、本実施の形態においては、十字キーの「左右キー」の押下により、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルと異なる画像ファイルに格納されている画像データを次に再生させるために探索させるように構成した。要するに、右キー182と左キー184とは、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納された画像ファイルのうちいずれかを選択する旨の使用者の指示を受け付ける。コントローラ150は、右キー182または左キー184の操作に応じて、選択された画像ファイルに格納される画像データのうち所定の画像データを再生する。
また、十字キーの「上下キー」の押下により、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイル内に格納されている他の画像データを次に再生させるために探索させる構成とした。要するに、上キー181と下キー183とは、右キー182若しくは左キー184の操作により選択された画像ファイル内に格納された画像データのうちのいずれかを選択する旨の使用者の指示を受け付ける。コントローラ150は、右キー182または左キー184の操作により選択された画像ファイル内に格納された画像データのうち、上キー181または下キー183の操作により選択された画像データを再生する。
なお、必ずしも、このような構成にする必要はなく、「上下キー」の押下と「左右キー」の押下の機能を逆にしてもよい。また、本実施の形態においては、「上キー」と「下キー」、「左キー」と「右キー」をペアとして対応付ける構成とした。しかし、必ずしも、このような構成とする必要はなく、「上キー」と「左キー」、「下キー」と「右キー」のように組み合わせを行って、それぞれに機能を与えてもよい。また、本実施の形態においては、二つの操作手段を十字キーの「上下キー」と「左右キー」とによって実現したが、必ずしも十字キーによって実現する必要はなく、例えば2つ以上の選択肢を有するソフトキーを設けて、そのソフトキーが有するそれぞれの選択肢に機能を割り当てることにより、2つの操作手段を実現してもよい。
このように、本実施の形態においては、「上下キー」と「左右キー」という二種類の操作手段を設け、「上下キー」の押下で、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルに格納されている他の画像データを再生し、「左右キー」の押下で、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルとは異なる新たな画像ファイルに格納されている画像データを再生するという構成をとる。
一つの操作手段しか有しなければ、画像データを再生していく際に、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納されている格納順通りにしか再生することができない。また、一つの画像ファイルには、連写モードで撮像されたほとんど同じような複数の画像データが格納されているような場合が多い。このような場合に、全ての画像データを再生する必要はないと使用者が考える場合も少なくない。本実施の形態のような構成によれば、画像データの再生のコマ送りをする際に、画像ファイルに格納されている全ての画像データを再生する必要はなく、画像ファイルに格納されている画像データの一部のみを再生しながらコマ送りをすることが可能である。
〔1−3−3.使用者の十字キーの上下操作による再生動作のフロー〕
画像データ再生中に十字キーの上キー181若しくは下キー183が押下された場合の再生動作の詳細なフローについて図17を用いて説明する。
本実施形態では、使用者による上キー181若しくは下キー183の操作は、再生する画像データを、現在再生中の画像データを含む画像ファイル内の別の画像データへ変更する指示を意味する。
上キー181若しくは下キー183が押下されると(S21)、コントローラ150は、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルがマルチ画像ファイルであるか否かを判断する(S22)。ここで、マルチ画像ファイルとは、主画像データと、少なくとも1つの原画像データとを格納する画像ファイルである。これに対して、主画像データのみを含み、原画像データを含まない画像ファイルはシングル画像ファイルである。要するに、コントローラ150は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルがシングル画像ファイル(第1の画像ファイル)と、マルチ画像ファイル(第2の画像ファイル)のうちのいずれであるかを判断する。この際、コントローラ150は、画像ファイルのヘッダ部D23に格納されている管理テーブルT10を参照することにより、画像ファイルの種類を判別できる。
現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルが、主画像データと、少なくとも1つの原画像データとが格納されているマルチ画像ファイルであると判断すると、コントローラ150は、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルに格納されている他の主画像データまたは原画像データを再生する(S23)。なお、この場合、液晶モニタ110若しくはデジタルカメラ101に接続された外部装置の画素数に合致したその主画像データ又は原画像データに対応する表示用画像データが、現在再生している画像データが格納されている画像ファイル内に格納されている場合、その表示用画像データを再生する(S23)。
より具体的には、上キー181が押下された場合、コントローラ150は、現在再生している画像データの前方に格納されている、主画像データ、原画像データ、又はその主画像データ若しくは原画像データに対応する表示用画像データを再生する。その際、現在再生している画像データが主画像データであって、それより前方に格納されている原画像データがない場合は、コントローラ150は、現在再生している主画像データが格納されている画像ファイルの最も後方に格納されている、原画像データ又はその原画像データに対応する表示用画像データを再生する。なお、必ずしもこのような構成とする必要はなく、前方に格納されている原画像がない場合に、コントローラ150が、現在再生している主画像データが格納されている画像ファイルの前方に位置する画像ファイル内の最も後方に格納されている、原画像データ又はその原画像データに対応する表示用画像データを再生する構成としてもよい。
また、下キー183が押下された場合、コントローラ150は、現在再生している画像データの後方に格納されている、主画像データ、原画像データ、又はその主画像データ若しくは原画像データに対応する表示用画像データを再生する。その際、現在再生している画像データよりも後方に格納されている、原画像データがない場合には、コントローラ150は、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルに格納されている、主画像データ又はその主画像データに対応する表示用画像データを再生する。なお、必ずしもこのような構成とする必要はなく、後方に格納されている原画像がない場合に、コントローラ150が、現在再生している原画像データが格納されている画像ファイルの後方に格納されている画像ファイルに格納されている、主画像データ又はその主画像データに対応する表示用画像データを再生する構成としてもよい。
現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルが、マルチ画像ファイルでないと、すなわち、原画像データを格納していない画像ファイルであると判断すると、コントローラ150は、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109から、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルとは異なる新たな画像ファイルを読み出す(S24)。
具体的には、上キー181が押下された場合、コントローラ150は、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109において現在再生している画像データが格納されている画像ファイルよりも前方に格納されている画像ファイルを読み出す。また、下キー183が押下された場合、コントローラ150は、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109において現在再生している画像データが格納されている画像ファイルよりも後方に格納されている画像ファイルを読み出す。
新たな画像ファイルを読み出すと、コントローラ150は、読み出した画像ファイルに格納されている、主画像データ、原画像データ、又はそれらに対応する表示用画像データを再生する(S25)。
具体的には、上キー181が押下されたとすると、コントローラ150は、読み出した画像ファイルに格納されている画像データのうち最も後方に格納されている主画像データ、原画像データ、又はそれらに対応する表示用画像データを再生する。但し、必ずしもこのような構成とする必要はなく、読み出した画像ファイルに格納されている画像データのうちの何れかの画像データを再生すればよい。
また、下キー183が押下されたとすると、コントローラ150は、読み出した画像ファイルに格納されている画像データのうち、主画像データ又は主画像データに対応する表示用画像データを再生する。但し、必ずしもこのような構成とする必要はなく、読み出した画像ファイルに格納されている画像データのうちの何れかの画像データを再生すればよい。
このように、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101が有するコントローラ150は、使用者による上キー181若しくは下キー183の押下を受け付けた際に、コントローラ150が現在再生している画像データが格納されている画像ファイルの種類に応じて、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルとは別の新たな画像ファイルの読み出しを行うかについて異なる制御を行う。
以上の構成により、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101は、画像データのコマ送り指示を受け付けた際に、ヘッダ部D23等に格納されている画像ファイルの種類情報を参照するだけで、新たな画像ファイルを読み出すべきか否かを決定することができる。これにより、画像データのコマ送りを高速化することができる。
また、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101が有するコントローラ150は、使用者による上キー181若しくは下キー183の押下を受け付けた際に、コントローラ150が、現在再生中の画像データを含む画像ファイルの種類に応じて、再生中の画像データを含む画像ファイルに格納されている他の画像データの再生について異なる制御を行う。このような構成により、本実施の形態におけるデジタルカメラ101は、画像データのコマ送り指示を受け付けた際に、ヘッダ部D23等に格納されている画像ファイルの種類情報を参照するだけで、次に再生する画像データを決定することができる。これにより、画像データのコマ送りを高速化することができる。
図18を用いて、下キー183が押下された際のデジタルカメラ101による画像データの再生フローの具体例を説明する。
本具体例では、内蔵メモリ109内に、シングル画像ファイルの画像ファイルF10とマルチ画像ファイルの画像ファイルF11がこの順で格納されている。このような状況において画像データを再生する場合を考える。デジタルカメラ101を再生モードに設定すると、最初、画像ファイルF10に格納されている主画像データに基づき生成された画像データが液晶モニタ110に表示される。このとき、使用者によって下キー183が押下されると、画像ファイルF10はシングル画像ファイルであるため、コントローラ150は、新たな画像ファイルとして、画像ファイルF10の後方に位置する画像ファイルF11を読み出す。コントローラ150は、読み出した画像ファイルF11の中の先頭に格納されている主画像データを再生する。さらに、使用者によって下キー183が押下されると、画像ファイルF11はマルチ画像ファイルであるため、コントローラ150は、新たな画像ファイルを読み出さず、画像ファイルF11内において主画像に続いて格納されている原画像データを再生する。
〔1−3−4.使用者の十字キーの左右操作による再生動作のフロー〕
画像データ再生中に十字キーの右キー182若しくは左キー184が押下された場合の再生動作の詳細なフローについて図19、図20を用いて説明する。
本実施形態では、使用者による右キー182若しくは左キー184の操作は、再生する画像データを、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルとは別の画像ファイルに格納されている画像データへ変更する旨の指示を意味する。
右キー182若しくは左キー184が押下されると(S31)、コントローラ150は、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109から新たな画像ファイルを読み出す(S32)。要するに、コントローラ150は、それぞれ異なる特徴を有する複数の画像データを格納可能な画像ファイルを格納可能な記憶媒体から画像ファイルを読み出す。具体的には、右キー182が押下された場合には、コントローラ150は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルの次に格納されている画像ファイルを読み出す。また、左キー184が押下された場合には、コントローラ150は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルの前に格納されている画像ファイルを読み出す。
新たな画像ファイルを読み出すと、コントローラ150は、新たな画像ファイルに現在再生中の画像データが有している特徴と同一の特徴を有する画像データが格納されているか否かを判断する(S33)。この処理を以下に具体的に説明する。
例えば、現在再生している画像データが格納されている画像ファイルに、連写モードで撮影した画像データが複数枚格納されており、現在再生している画像データが2枚目の連写画像データであるとする。この場合、コントローラ150は、新たに読み出した画像ファイルに「連写画像データの2枚目」という特徴を有する画像データが格納されているか否かを判断する。具体的には、コントローラ150は、管理テーブルT10の副画像データ情報T13を参照することにより、それぞれの画像データが有する特徴を認識する。
なお、画像の特徴として、連写画像データの撮影順序に関する特徴に代わり、画像のEV値を用いてもよい。つまり、画像ファイルにEV値が異なる複数の画像データが含まれているような場合は、そのEV値を画像データの特徴とし、左右キーの操作に伴い、同一のEV値を持つ画像を順次切替えて再生してもよい。要するに、画像データが有する特徴であれば任意の特徴を採用できる。
現在再生中の画像データが有する特徴と同一の特徴を有する画像データが新たに読み出した画像ファイル内に格納されていないと判断すると、コントローラ150は、新たな画像ファイルに格納されている主画像データを再生する(S34)。このとき、主画像データの代わりに、主画像データに対応する表示用画像データが再生されてもよい。
現在再生中の画像データが有する特徴と同一の特徴を有する画像データが新たに読み出した画像ファイル内に格納されているとすると、コントローラ150は、その同一の特徴を有する画像データを再生する(S35)。
このように、本実施の形態において、コントローラ150は、読み出した画像ファイル内の画像データの特徴についての判断結果に応じて、画像データの再生を制御する。要するに、コントローラ150は、読み出した画像ファイル内に同一の特徴を有する画像データが格納されているか否かについての判断結果に応じて、読み出した新たな画像ファイルに格納されている画像データのうち、次に再生させる画像データを決定する。これにより、異なる画像ファイルに格納されている画像データを検索する際に、画像の特徴に焦点を当てて画像を抽出できるので、画像の検索が容易になる。
また、本実施の形態において、コントローラ150は、新たな画像ファイル内に、現在再生中の画像データが有する特徴と同一の特徴を有する画像データが格納されていると判定する場合には、その同一の特徴を有する画像データを次に再生させる画像データとして決定する。
以上の構成により、画像ファイルに格納される複数の画像データのうち、同一の特徴を有する画像データのみをコマ送り再生することが可能となる。このような再生方法が可能となることにより、使用者は、異なる画像ファイルに格納されている画像データを検索する際に、同様の特徴の画像に焦点を当てて抽出でき、画像データの検索が容易になる。
なお、本実施の形態においては、右キー182若しくは左キー184が操作された場合に、新たに読み出した画像ファイルに、現在再生中の画像データと同一の特徴を有する画像データが格納されていれば、その画像データを再生するように構成した。しかし、必ずしもこのような構成をとる必要はなく、常に、新たに読み出した画像ファイルに格納されている主画像データ若しくは対応する表示用画像データを再生するようにしてもよい。この構成によれば、右キー182若しくは左キー184を操作した際に、デジタルカメラ101は、常に同一の動作をする。これにより、デジタルカメラ101の再生動作に関して、使用者が混乱する事態を防止できる。
右キーの操作に伴う再生画像の遷移の具体例を図20を用いて説明する。最初に画像ファイルF17の2番目の原画像データ(2枚目の連写画像データ)F17bが再生されているとする。この状態で右キー182が押下されると、コントローラ150は、画像ファイルF17の後の画像ファイルF18において、原画像データF17bと同じ特徴(2枚目の連写画像)を持つ原画像F18bを検索し、再生画像に設定して表示する。さらに、右キー182が押下されると、コントローラ150は、次の画像ファイルF19において、原画像データF17bと同じ特徴を持つ原画像を検索する。しかし、画像ファイルF19には、同じ特徴の原画像が存在しないため、画像ファイルF19に格納された主画像データF19aが再生画像に設定されて表示される。
〔1−3−5.再生動作時の画面表示〕
次に、本実施の形態におけるデジタルカメラ101において、マルチ画像ファイルを再生する際の画面表示について図21を用いて説明する。
マルチ画像ファイルを再生すると、図21に示されるように、液晶モニタ110は、撮像した被写体画像の他、モード表示126と、上表示127と、下表示128とを表示する。ここで、モード表示126は、現在再生しているマルチ画像ファイルに格納されている画像データの他の画像データとの関係を示すアイコンである。例えば、図21においては、モード表示126は、現在表示している画像データが同一画像ファイルに格納されている複数の連写画像データのうちの3枚目の連写画像データであることを示している。
具体的には、コントローラ150は、再生するマルチ画像ファイルを内蔵メモリ109又はメモリカード108から読み出す。要するに、コントローラ150は、複数の画像データを格納可能であり、複数の画像データ間の関係を表す所定の関係情報を有する画像ファイルを1又は複数格納可能な記憶媒体に格納されている画像ファイルの全部又は一部を読み出す。コントローラ150は、読み出した画像ファイルのヘッダ部D23に格納されている管理テーブルT10のなかの副画像データ情報T13を取得する。要するに、コントローラ150は、再生する画像データが格納されている画像ファイルが有する関係情報を取得する。コントローラ150は、画像ファイルを再生する際に、合わせて取得した副画像データ情報T13(関係情報)を出力する。これにより、液晶モニタ110上に画像データと共にモード表示126が表示される。
モード表示126を表示することにより、使用者は、現在表示中の画像データに関連する画像が同一画像ファイル内に存在することを認識することができる。
また、上表示127は、同一画像ファイル内において、現在再生している画像データの前方に画像データが格納されていることを示すアイコンである。下表示128は、同一画像ファイル内において、現在再生している画像データの後方に画像データが格納されていることを示すアイコンである。
上表示127と、下表示128とを表示することにより、使用者は、現在再生中の画像データを基準に、同一画像ファイル内の前後に他の画像データが存在することを認識することができる。
図21においては、現在表示中の画像データの前後いずれにも画像データが格納されていることを示している。例えば、現在表示中の画像データの前に画像データが格納されていない場合には、上表示127は表示されない。
なお、本実施の形態においては、上表示127が前方、下表示128が後方に画像データが格納されていることを示すアイコンとしたが、それらは逆であっても構わない。また、上表示127、下表示128のように三角の形状である必要もなく、配置も上下に配置されている必要はない。要するに、同一ファイル内において、現在再生している画像データの前後に画像データが存在することを示す表示であればよい。
〔1−3−6.再生動作中のオプション機能〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの再生動作中のオプション機能について説明する。特に、オプション機能として、再生動作中の画像データの回転、画像データのアスペクト比の変更、スライドショーの設定について説明する。
〔1−3−6−1.画像データの回転〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの再生動作中の画像データの回転について図22、図23、図26を用いて説明する。図22は、液晶モニタ110上に、画像データの回転についての選択メニューと、回転前の被写体像とが表示されたデジタルカメラ101の背面を示す図である。図23は、液晶モニタ110上に回転後の被写体像が表示されているデジタルカメラ101の背面を示す図である。図26は、本実施の形態における再生時の画像データの回転についてのフローチャートである。
液晶モニタ110は、使用者の操作に応じて、再生中の画像データを所定角度回転させて表示できる。使用者は、図22に表示されるメニュー画面において、現在再生中の画像データを左右どちらの方向にどれだけ回転させるかを選択する(S200)。例えば、表示中の画像データを右に90度回転させるか、左に90度回転させるかという選択肢から使用者は選択する。
画像データを回転させる方向と角度とが決定されると、コントローラ150は、回転後の画像データが液晶モニタ110に収まるように、画像データに対して間引処理や補間処理などの画像処理を施す(S201)。コントローラ150は、間引処理や補間処理などの画像処理を施した画像データを、所定の方向に所定の角度分の回転処理をする(S202)。ここで、回転処理とは、画像データの横方向の画素配列を縦方向の画素配列に変換する画素位置変換処理である。コントローラ150は、回転処理後の画像データを元の画像ファイルに格納する(S203)。コントローラ150は、回転処理した画像データに対応するヘッダに、画像データが回転している旨の情報と、回転している角度に関する情報とを格納する(S204)。
次に、コントローラ150は、回転前の画像データが主画像データ又は原画像データである場合には、対応する表示用画像データがあるか否かを判断する(S205)。また、コントローラ150は、回転前の画像データが表示用画像データである場合には、対応する主画像データ若しくは原画像データがあるか否かを判断する(S205)。
そのような画像データが存在しない場合には、生成された回転後の画像データが格納された画像ファイルをメモリカード108に記録する(S206)。
そのような画像データが存在する場合には、コントローラ150は、その画像データに対して、主画像データ若しくは原画像データ、又は表示用画像データに対して行った処理と同様の間引き処理や補間処理などの画像処理を施す(S207)。コントローラ150は、間引処理や補間処理などの画像処理を施した主画像データ若しくは原画像データ、又は表示用画像データに対して、所定の方向に所定の角度分の回転処理をする(S208)。コントローラ150は、回転後の主画像データ若しくは原画像データ、又は表示用画像データを元の画像ファイルに格納する(S209)。コントローラ150は、回転後の画像データに対応するヘッダに、画像データが回転している旨の情報と、回転している角度に関する情報とを格納する(S210)。コントローラ150は、生成された回転後の画像データが格納された画像ファイルをメモリカード108に記録する(S211)。
図22において、画像データを右に90度回転させる選択をすると、液晶モニタ110に表示される画像データは、図23に示すような画像データとなる。
本実施の形態において、主画像データ若しくは原画像データを回転処理する場合には、同一画像ファイル内に格納されており、回転処理される主画像データ若しくは原画像データに対応する表示用画像データについても同様に回転処理をする。
この構成により、主画像データ若しくは原画像データを回転処理した際には合わせて表示用画像データも回転処理することとなる。そのため、主画像データ若しくは原画像データと表示用画像データとの傾きが異なるという事態が生じない。従って、使用者は、画像データの種類(主画像データや原画像データや表示用画像データなど)を意識することなく、画像データの回転処理を行うことができる。
また、本実施の形態において、主画像データ若しくは原画像データに対して、複数の表示用画像データが格納されている場合には、一つの表示用画像データを回転すると、合わせて他の表示用画像データも回転処理する。例えば、1つの主画像データ若しくは原画像データに対して、表示用画像データとして、TV表示用の表示用画像データと、デジタルカメラの液晶モニタ表示用の表示用画像データとを有しているとする。この際、デジタルカメラのモニタ上で、デジタルカメラの液晶モニタ表示用の表示用画像データを回転処理すると、合わせて、TV表示用の表示用画像データも回転処理する。
この構成により、1つの表示用画像データを回転処理すると、他の表示用画像データも合わせて回転処理することができる。そのため、所定の表示用画像データと他の表示用画像データとの傾きが異なるという事態が生じない。従って、使用者は、画像データの種類(TV用表示用画像データ、デジタルカメラのモニタ用表示用画像データなど)を意識することなく、画像データの回転を行うことができる。
また、表示用画像データを回転することによって、回転後の表示用画像データの画素数が大きくなる場合には、回転後の表示用画像データは、主画像データ若しくは原画像データを基に生成してもよい。
この構成により、画像データの回転を繰り返すごとに画像データの画質の劣化が進むことを防止することができる。
〔1−3−6−2.アスペクト比の変更〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの再生動作中のアスペクト比の変更について図24、図25、図27を用いて説明する。図24は、液晶モニタ110に、画像データのアスペクト比の変更についての選択メニューと、アスペクト比の変更前の被写体像とが表示されているデジタルカメラ101の背面を示す図である。図25は、液晶モニタ110に、アスペクト比の変更後の被写体像が表示されているデジタルカメラ101の背面を示す図である。図27は、本実施の形態における画像データの再生時のアスペクト比の変更についてのフローチャートである。
液晶モニタ110は、使用者の操作に応じて、再生中の画像データのアスペクト比を変更して表示できる。使用者は、図24に示されるメニュー画面において、画像データのアスペクト比をどの様に変更するかを選択する(S300)。例えば、図24のように16:9、4:3若しくは3:2の中からアスペクト比を選択する。
使用者のアスペクト比の変更操作に応じて、電子ズーム処理部165は、主画像データ若しくは原画像データ、又は表示用画像データのトリミングを行う(S301)。これにより、電子ズーム処理部165は、使用者の求めるアスペクト比を有する画像データを生成する。コントローラ150は、アスペクト比の変更後の画像データを元の画像ファイル内に格納する(S302)。この際、コントローラ150は、アスペクト比の変更前の画像データを削除し、代わりにアスペクト比の変更後の画像データを格納する。コントローラ150は、アスペクト比の変更後の画像データに対応するヘッダに画像データの変更後のアスペクト比に関する情報を格納する(S303)。これによって、画像データのアスペクト比を変更することができる。このような構成により、使用者の趣向、及び表示デバイスのアスペクト比に応じた画像データの再生動作を実現することができる。
次に、コントローラ150は、アスペクト比の変更後の画像データが主画像データ若しくは原画像データである場合には、対応する表示用画像データがあるか否かを判断する(S304)。また、コントローラ150は、アスペクト比の変更後の画像データが表示用画像データである場合には、対応する他の画像データがあるか否かを判断する(S304)。
対応する画像データが存在しない場合には、生成されたアスペクト比を変更した後の画像データが格納された画像ファイルをメモリカード108に記録する(S305)。
対応する画像データが存在する場合には、コントローラ150は、その画像データに対して、主画像データ若しくは原画像データ、又は表示用画像データに行ったアスペクト比の変更と同様のアスペクト比の変更を行うために、トリミング処理を施す(S306)。コントローラ150は、トリミング処理を施した対応画像データを元の画像ファイルへと格納する(S307)。コントローラ150は、アスペクト比を変更した対応画像データに対応する副画像ヘッダに、画像データのアスペクト比に関する情報を格納する(S308)。コントローラ150は、生成されたアスペクト比変更後の画像データが格納された画像ファイルをメモリカード108に記録する(S309)。
主画像データ若しくは原画像データのアスペクト比を変更した際に、合わせて表示用画像データのアスペクト比を変更する構成により、主画像データ若しくは原画像データと表示用画像データとのアスペクト比が異なるという事態が生じない。つまり、主画像データ若しくは原画像データのアスペクト比を変更すると、常に表示用画像のアスペクト比も変更していることとなる。従って、使用者は、画像データの種類(主画像データや原画像データや表示用画像データなど)を意識することなく、画像データのアスペクト比の変更を行うことができる。
また、1つの表示用画像データのアスペクト比を変更した際には合わせて他の表示用画像データのアスペクト比を変更する構成により、1つの表示用画像データと他の表示用画像データとのアスペクト比が異なるという事態が生じない。つまり、1つの表示用画像データのアスペクト比を変更すると、常に他の表示用画像データのアスペクト比も変更していることとなる。従って、使用者は、画像データの種類(画素数の異なる表示用画像データなど)を意識することなく、画像データのアスペクト比の変更を行うことができる。
なお、本実施の形態おいては、画像ファイルに格納されている画像データのアスペクト比を変更した場合には、アスペクト比の変更前の画像データを削除して、アスペクト比の変更後の画像データを格納するように構成した。しかし、必ずしもこのような構成とする必要はない。アスペクト比の変更をした際に、アスペクト比の変更前の画像データを残した上で、アスペクト比の変更後の画像データを追加で格納する構成としてもよい。このような構成により、一つの画像ファイルに複数のアスペクト比の画像データが格納されることとなる。その結果、アスペクト比の変更後に、変更前のアスペクト比の画像データを復元することが容易にできる。
〔1−3−6−3.スライドショーの設定〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101におけるスライドショーの設定について図28を用いて説明する。図28は、連写モードで2枚の画像データを撮像することにより生成された画像ファイルの全ての画像データに共通のスライド演出を設定した際の画像ファイルの模式図である。「スライドショー」とは、モニタ上で画像データを自動再生することをいう。再生をする際に、ワイプなどの演出を加えてもよい。なお、スライドショーの制御方法については従来技術と同様であるため、説明は省略する。本実施の形態において、使用者は、スライドショーの際の画像データのスライド演出について設定することができる。使用者が所定の画像データのスライド演出を設定すると、コントローラ150は、所定の画像データに対応するヘッダ部にスライド演出情報を格納する。なお、使用者は、メニュー画面上でスライド演出情報を設定する。コントローラ150は、この画像データのスライドショーを行う際には、ヘッダ部に格納されたスライド演出情報を参照することにより、使用者が設定したスライド演出を実現する。例えば、所定の画像ファイルに対応するヘッダ部に、格納されているそれぞれの画像データをモニタに表示する際に、フェードインするというスライドショー情報が格納されているとすると、コントローラ150は、その画像ファイルを再生する際に、ヘッダ部を参照し、それぞれの画像データを順次モニタ上にフェードインさせる。
このような構成により、使用者は画像ファイルごとに特有のスライド演出を設定することができる。
特に、同一画像ファイルに格納された関係が深い画像データ全てについて一括で同様のスライド演出を行うことができる。例えば、図28に示すように、連写画像データが2枚格納された画像ファイルにおいて、ヘッダ部G41にスライド演出情報として高速にフェードイン、フェードアウトを行う旨の情報G42を格納しておくことにより、同一画像ファイル内の全ての画像データに対して高速のフェードイン、フェードアウトを実現することができる。
〔1−4.編集〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの編集について説明する。
〔1−4−1.画像データの削除〕
本発明の第1の実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの削除について図29〜図32を用いて説明する。図29は、本実施の形態において、削除対象として使用者が表示用画像データを選択した際のデジタルカメラ101の動作を示すフローチャートである。図30は、本実施の形態において、削除対象として使用者が主画像データ又は原画像データを選択した際のデジタルカメラ101の動作を示すフローチャートである。図31は、本実施の形態において、マルチ画像ファイルから一部の画像データが削除された際の削除前の画像ファイルと削除後の画像ファイルとを表す模式図である。
なお、本明細書において、画像データを削除するとは、メモリ上から削除対象の画像データに関する情報を物理的に完全に消去する方法により行ってもよいし、メモリ上において、削除対象の画像データに関する情報が格納されているアドレスを開放し、上書き可能な状態にし、論理的に画像データを消去する方法により行ってもよい。
また、記憶媒体は、デジタルカメラ101に内蔵されている内蔵メモリ109であってもよいし、デジタルカメラ101に着脱可能なメモリカード108であってもよい。
〔1−4−1−1.削除対象として表示用画像データが選択された場合の制御〕
削除対象として使用者が表示用画像データを選択した際のデジタルカメラ101の動作について、図29と図31とを用いて説明する。
使用者は、デジタルカメラ101の画像データ再生モードにおいて、十字キー180を操作することにより、削除対象の画像データを選択することができる(S400)。要するに、使用者は、十字キー180を操作することにより、画像ファイル内のいずれかの画像データに関する選択指示をすることができる。この際、画像ファイル内に、液晶モニタ110の画素数と同じ画素数を有する表示用画像データが格納されていれば、液晶モニタ110はその表示用画像データを表示する。従って、この場合には、使用者は、削除対象の画像データとして表示用画像データを選択することとなる。ここでは、削除対象の画像データとして表示用画像データが選択される場合について説明する。
削除対象の画像データが選択されると、コントローラ150は、削除釦186が押下されるまで待機する(S401)。削除釦186が押下されると、コントローラ150は、使用者によって選択された表示用画像データを削除する(S402)。要するに、コントローラ150は、主画像データと、1又は複数の原画像データと、1又は複数の表示用画像データと、を画像データとして格納可能な1又は複数の画像ファイルを記憶する記憶媒体に格納された画像ファイル内の画像データを削除する。具体的には、コントローラ150は、内蔵メモリ109又はメモリカード108にアクセスし、選択された表示用画像データが格納されている画像ファイルが有する管理テーブルから、選択された表示用画像データに関する情報を削除する。
また、コントローラ150は、削除した表示用画像データの基となった主画像データ又は原画像データも削除する(S403)。本実施の形態において、画像ファイルのメインヘッダ部は、主画像データ又は原画像データと、これら主画像データ又は原画像データから生成された表示用画像データとを対応付ける情報を格納している。この情報を参照することにより、コントローラ150は、選択された表示用画像データの基となった主画像データ又は原画像データを容易に探索し、削除することができる。要するに、主画像データとその主画像データに基づいて生成された1又は複数の表示用画像データとは対応付けられた状態で画像ファイル内に格納されている。また、原画像データとその原画像データに基づいて生成された1又は複数の表示用画像データとは対応付けられた状態で画像ファイル内に格納されている。従って、コントローラ150は、削除釦186が押下され、使用者による画像データの選択指示が示された画像データと、それに対応付けられた画像データとを削除することができる。具体的には、コントローラ150は、管理テーブルから、削除した表示用画像データの基となった主画像データ又は原画像データに関する情報を削除する。
削除した表示用画像データの基となった主画像データ又は原画像データを削除すると、コントローラ150は、その主画像データ又は原画像データに基づいて生成された他の表示用画像データがあるか否かを判断する(S404)。
他の表示用画像データがないと判断すると、コントローラ150は、FATの再構築を行い、画像ファイルの構成を論理的に再構成し、続けて使用者により削除釦186が押下されるまで待機する。
他の表示用画像データがあると判断すると、コントローラ150は、その主画像データ又は原画像データに基づいて生成された他の表示用画像データも全て削除する(S405)。要するに、削除釦186が押下され、使用者による画像データの選択指示を受け付けるのに応じて、コントローラ150は、その受け付けた選択指示が示す画像データと、それに対応付けられた画像データとを削除する。具体的には、コントローラ150は、管理テーブルから、使用者による選択指示を受け付けた表示用画像データに対応する他の表示用画像データ全てに関する情報を削除する。
コントローラ150は、該他の表示用画像データを削除した後に、FATの再構築を行い、画像ファイルの構成を論理的に再構築し、続けて使用者により削除釦186が押下されるまで待機する。
例えば、図31に示されるマルチ画像ファイルF40から、表示用画像データであるHDTVサムネイルG24を削除する場合を考える。マルチ画像ファイルF40からHDTVサムネイルG24が削除されると、それに合わせて、HDTVサムネイルG24の基となった連写副画像データG23と、連写副画像データG23に基づいて生成された他の表示用画像データであるVGAサムネイルG25とが削除される。これにより、画像ファイルの構成は、マルチ画像ファイルF40からマルチ画像ファイルF70へとなる。
本実施の形態においては、表示用画像データの削除が選択された際に、選択された表示用画像データに合わせて表示用画像データの基となった主画像データ又は原画像データも削除される。これにより、使用者が、液晶モニタやテレビモニタ上で削除画像データを選択し、主画像データや原画像データを削除したと考えていたにも関わらず、表示用画像データについて削除しただけで、主画像データや原画像データは削除できていないといった事態を回避することができる。
よって、使用者は、現在削除対象として選択している画像データが、主画像データ又は原画像データであるのか、表示用画像データであるのかということを意識することなく画像データの削除を行うことができる。
〔1−4−1−2.削除対象として主画像データ若しくは原画像データが選択された場合の制御〕
使用者が削除対象として主画像データ若しくは原画像データを選択した際のデジタルカメラ101の動作について、図30と図31とを用いて説明する。
使用者は、デジタルカメラ101の画像データ再生モードにおいて、十字キー180を操作することにより、液晶モニタ110に画像データを表示しつつ、削除対象の画像データを選択することができる(S410)。要するに、使用者は、十字キー180を操作することにより、主画像データと、1又は複数の原画像データと、1又は複数の表示用画像データと、を画像データとして格納可能な1又は複数の画像ファイルを記憶する記憶媒体に格納されている画像ファイル内のいずれかの画像データに関する選択指示をすることができる。この際、画像ファイル内に液晶モニタ110の画素数に画素数が合致した表示用画像データが格納されていなければ、液晶モニタ110は、主画像データ又は原画像データから生成された液晶モニタ110の画素数に合致する画素数を有する表示用画像データを表示する。従って、この場合には、使用者は、削除対象の画像データとして主画像データ又は原画像データを選択することとなる。ここでは、削除対象の画像データとして主画像データ又は原画像データが選択される場合について説明する。
削除対象の画像データが選択されると、コントローラ150は、削除釦186が押下されるまで待機する(S411)。削除釦186が押下されると、コントローラ150は、使用者によって選択された主画像データ又は原画像データを削除する(S412)。要するに、コントローラ150は、画像ファイル内の画像データを削除する。具体的には、コントローラ150は、内蔵メモリ109又はメモリカード108にアクセスし、選択された主画像データ又は原画像データが格納されている画像ファイルが有する管理テーブルから、選択された主画像データ又は原画像データに関する情報を削除する。
主画像データ又は原画像データを削除すると、コントローラ150は、該主画像データ又は原画像データに基づいて生成された表示用画像データが、該主画像データ又は原画像データが格納されていた画像ファイル内に格納されているか否かを判断する(S413)。
格納されていないと判断すると、コントローラ150は、FATの再構築を行い、画像ファイルの構成を論理的に再構成し、続けて使用者により削除釦186が押下されるまで待機する。
一方、格納されていると判断すると、コントローラ150は、削除された主画像データ又は原画像データを基に生成された全ての表示用画像データも削除する(S414)。本実施の形態においては、画像ファイルのメインヘッダ部に主画像データ又は原画像データと、これら主画像データ又は原画像データから生成された表示用画像データとを対応付ける情報を格納している。この情報を参照することにより、コントローラ150は、選択された主画像データ又は原画像データに基づいて生成された表示用画像データを容易に探索し、削除することができる。要するに、主画像データと、その主画像データに基づいて生成された1又は複数の表示用画像データとは対応付けられた状態で画像ファイル内に格納されている。さらに、原画像データと、その原画像データに基づいて生成された1又は複数の表示用画像データとが対応付けられた状態で画像ファイル内に格納されている。従って、コントローラ150は、削除釦186が押下され、使用者による画像データの選択指示が示された画像データと、それに対応付けられた画像データとを削除することができる。具体的には、コントローラ150は、削除された主画像データ又は原画像データが格納されていた画像ファイルが有する管理テーブルから、削除された主画像データ又は原画像データに基づいて生成された表示用画像データ全てに関する情報を削除する。
コントローラ150は、該表示用画像データを削除した後に、FATの再構築を行い、画像ファイルの構成を論理的に再構築し、続けて使用謝意により削除釦186が押下されるまで待機する。
例えば、図31に示されるマルチ画像ファイルF40から、原画像である連写副画像データG23を削除する場合を考える。マルチ画像ファイルF40から連写副画像データG23が削除されると、それに合わせて、連写副画像データG23に基づいて生成された表示用画像データであるHDTVサムネイルG24と、VGAサムネイルG22とが削除される。これにより、画像ファイルの構成は、マルチ画像ファイルF40からマルチ画像ファイルF70へとなる。
本実施の形態においては、主画像データ又は原画像データの削除が選択された際に、選択された主画像データ又は原画像データの削除に合わせて該主画像データ又は原画像データに基づいて生成された表示用画像データも削除する構成をとる。これにより、主画像データ又は原画像データが存在しないにも関わらず、これらに対応する表示用画像データが残ってしまうといった事態を回避することができる。
よって、使用者は、現在削除対象として選択している画像データが、主画像データ又は原画像データであるのか、表示用画像データであるのかということを意識することなく画像データの削除を行うことができる。
〔1−4−2.画像データの分割〕
本発明の第1の実施の形態におけるデジタルカメラ101における画像データの分割について、図34、図35を用いて説明する。図34は、液晶モニタ110上に画像データの分割についての選択メニューと、被写体像とが表示されているデジタルカメラ101の背面を示す図である。図35は、本実施の形態における画像データの分割についてのフローチャートである。ここで、画像データの分割とは、複数の画像データを含む画像ファイルから、1又は複数の画像データを抜き出して別ファイルとする処理をいう。
使用者は、デジタルカメラ101の再生モードにおいて、十字キー180を操作することにより、画像ファイルに格納されている画像データのうち、分割対象の画像データを選択することができる(S500)。コントローラ150は、図34に示す分割メニューにおいて分割コマンドが選択されるまで待機する(S501)。分割コマンドが選択されると、コントローラ150は、画像ファイルのうち、分割対象として選択された画像データを複製する(S502)。このとき、分割対象として選択された画像データが副画像データの場合は、副画像データ部を複製して新たなファイルを生成する。選択された画像データが主画像データの場合は、主画像データ部とヘッダをあわせて複製して新たなファイルを生成する。コントローラ150は、生成した画像ファイルをメモリカード108若しくは内部メモリ109に格納する。コントローラ150は、管理テーブルから選択された画像データに関する情報を削除する(S503)。
コントローラ150は、削除した画像データに対応する、主画像データ若しくは原画像データ又は表示用画像データがあるか否かを判断する(S504)。
対応する画像データがなければ、コントローラ150は、FATの再構築をおこない、分割元の画像ファイルを論理的に再構築する(S505)。画像ファイルの再構築が終了すると、液晶モニタ110は、分割した画像データを再生する(S506)。なお、本実施の形態においては、分割処理終了後に、分割した画像データを再生するように構成した。しかし、必ずしもこのような構成とする必要はなく、分割終了後に、分割元となった画像ファイルに格納されているいずれかの画像データを再生するように構成してもよい。
対応する画像データがあれば、コントローラ150は、管理テーブルから対応する画像データに関する情報を削除する(S507)。
その後、コントローラ150は、FATの再構築を行い、分割元の画像ファイルを論理的に再構築する(S508)。画像ファイルの再構築が終了すると、液晶モニタ110は、分割した画像データを再生する(S509)。
このように、本実施の形態においては、マルチ画像ファイルから一部の画像データを分割する際に、分割する画像データ及びその画像データに対応する画像データをマルチ画像ファイルから削除するように構成した。これにより、一部の主画像データ若しくは原画像データを分割した際に、マルチ画像ファイル内に、対応する表示用画像データが残ってしまうといった事態を回避することができる。
なお、本実施の形態においては、画像ファイルから一部の画像データを分割する際に、分割する画像データに対応する画像データについては、分割元の画像ファイルから削除するように構成した。しかし、必ずしもこのような構成とする必要はない。分割する画像データに対応する画像データについても分割し、それらの画像データを一纏めにして、新たな画像ファイルを生成するように構成してもよい。このように、画像データを分割する際に、分割する画像データに対応する画像データについても一緒に分割する構成をとることもできる。これにより、分割する主画像データ若しくは原画像データが対応する表示用画像データを有する場合には、分割後の画像ファイルも全て主画像データ若しくは原画像データと、それらに対応する表示用画像データとを持つこととなる。従って、画像データの分割処理をした後に、分割した主画像データ若しくは原画像データに対応する表示用画像データを生成する必要はない。
なお、このように画像ファイルを分割した際、コントローラ150は、分割元の画像ファイルのメインヘッダに、分割により新たに生成された画像ファイルとの関連情報を格納する。また、コントローラ150は、分割により新たに生成された画像ファイルのメインヘッダに、分割により新たに生成された画像ファイルと分割元の画像ファイルとの関係情報を格納する。これにより、コントローラ150は、それぞれのメインヘッダを参照することにより、分割により新たに生成された画像ファイルと分割元の画像ファイルとの関係を認識でき、分割元の画像ファイルと分割後の画像ファイルとをコマ送りで再生することなど、分割元の画像ファイルと、分割後の画像ファイルとを関連性を持たせた処理が可能となる。
なお、副画像データのうち原画像データに関する画像ファイルのみ分割可能とする構成としてもよい。これにより、原則として主画像データは全て原画像データで構成されることになり、画像ファイルの取り扱いが容易になる。
なお、分割により新たに生成された画像ファイルのファイル名は、分割元の画像ファイルのファイル名の拡張子以外の部分に追加の識別子(記号や文字列など)を追加したファイル名とすることができる。このように、ファイル名の一部分を共通にしておくことにより、分割元の画像ファイルと分割した画像ファイルとの関係が明確になる。従って、例えば、画像データの再生時において、分割元の画像データに続けて、分割後の画像データをコマ送りで再生することができる。
〔1−4−3.リサイズ〕
本発明の第1の実施の形態におけるデジタルカメラ101における画像データのリサイズ処理について図36、図37を用いて説明する。図36は、本実施の形態における画像データのリサイズ処理についてのフローチャートである。図37は、液晶モニタ110に画像データのリサイズについての選択メニューが表示されている状態のデジタルカメラ101の背面図である。画像データのリサイズとは、画像データの画素数を変更することである。
使用者は、デジタルカメラ101の再生モードにおいて、十字キー180を操作することにより、リサイズ対象の画像データを選択することができる(S600)。コントローラ150は、図37に示すリサイズメニューにおいてリサイズコマンドが選択されるまで待機する(S601)。リサイズコマンドが選択されると、コントローラ150は、リサイズ前の画像データを同一画像ファイル内に副画像データとして格納する(S603)。この際、リサイズ前の画像データは、それぞれのリサイズ前の画像データに対応する表示用画像データに続けて格納される。同時に、コントローラ150は、リサイズ前の画像データを副画像データとして格納した画像ファイルのメインヘッダ部に、副画像データとしてリサイズ前の画像データが格納されている旨の情報を格納する(S602)。次に、コントローラ150は、選択された画像データに対してリサイズ処理を施す(S603)。ここで、リサイズ処理は、電子ズーム処理部165がリサイズ対象画像データに対して拡大、縮小処理を施すことにより行われる。
コントローラ150は、リサイズ後の画像データが格納されている画像ファイルに、リサイズ後の画像データの他に、主画像データ若しくは原画像データが存在するか否かを判断する(S604)。
他の主画像データ若しくは原画像データがなければ、液晶モニタ110は、リサイズ後の画像データを再生する(S605)。
他の主画像データ若しくは原画像データがあれば、コントローラ150は、リサイズ前の他の主画像データ若しくは原画像データを同一画像ファイル内に副画像データとして格納する(S606)。この際、リサイズ前の画像データは、それぞれのリサイズ前画像データに対応する表示用画像データに続けて格納される。また、この際に、コントローラ150は、リサイズ前の画像データを副画像データとして格納した画像ファイルのメインヘッダ部に、副画像データとしてリサイズ前の画像データが格納されている旨の情報を格納する。次に、コントローラ150は、これら主画像データ若しくは原画像データに対して同一のリサイズ処理を施す(S607)。そして、同一画像ファイル内に格納されている主画像データ及び全ての原画像データについて同一のリサイズ処理を行った後、液晶モニタ110は、リサイズ後の画像データを再生する(S605)。
本実施の形態においては、主画像データや原画像データのリサイズに合わせて、同一画像ファイル内の他の主画像データや原画像データのリサイズも行う。これにより、同一画像ファイル内に格納されている関連性が深い画像データについて一括にリサイズをすることができる。関連性が深い画像データについては同一のリサイズ処理をする場合が多い。従って、同一画像ファイル内の画像データについて一括で同様のリサイズ処理が可能となることにより、リサイズ機能の使い勝手が向上する。
また、本実施の形態においては、リサイズ前の画像データを副画像データとして同一画像ファイル内に残す。これにより、リサイズ後においても、画像データをリサイズ前の状態に復旧することが可能となる。
また、本実施の形態においては、リサイズ前の画像データをそれぞれのリサイズ前の画像データに対応する表示用画像データに続けて格納する。これにより、画像データをリサイズ前のものに戻す際に、リサイズ前の画像データを検索することが容易となる。
また、本実施の形態においては、画像ファイルのメインヘッダ部にリサイズ前の画像データが格納されている旨の情報を格納する。これにより、コントローラ150は、リサイズ後の画像データをリサイズ前の画像データに変更する処理をする際に、画像ファイルのメインヘッダ部を参照するのみで、リサイズ前の画像データの有無を確認できる。その結果、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101は、リサイズ後の画像データをリサイズ前の状態に戻すことが容易に実現できる。
〔1−5.プリント〕
本発明の第1の実施の形態のデジタルカメラ101における画像データのプリントについて説明する。ここでは特に、PictBridgeへの対応と、画像データに対してDPOF指定がされた場合の処理について説明する。
〔1−5−1.PictBridgeへの対応〕
本実施の形態のデジタルカメラ101におけるPictBridgeへの対応について図38〜図40を用いて説明する。図38は、PictBridge規格に準拠したプリンタに本実施の形態のデジタルカメラ101を接続してプリントを行う際のフローチャートである。図39は、メモリカード108に格納されている画像データに対応付けされたIDを管理する管理テーブルの模式図である。図40は、メモリカード108に画像ファイルが3つ格納されている具体例を示す模式図である。
ここで、「PictBridge」とは、デジタルカメラとプリンタをダイレクトに接続し、容易にデジタルプリントを実現するための規格である。PictBridge規格に準拠したデジタルカメラとプリンタとをダイレクトに接続することにより、デジタルカメラに格納された画像データをプリンタでプリントすることができる。
使用者がデジタルカメラ101とプリンタを、USBケーブルや無線LANなどの外部装置と通信可能な通信手段で接続することにより、デジタルカメラ101とプリンタ間のPictBridge接続が実現される。
コントローラ150は、デジタルカメラ101とプリンタとが接続されたことを認識すると(S700)、メモリカード108または/及び内蔵メモリ109に格納されている全ての画像ファイルの全ての画像データに関する所定の情報を取得する。そして、コントローラ150は、取得した情報に基づいて、全ての画像データに対してそれぞれ異なるID(識別情報)を付加する(S701)。要するに、コントローラ150は、デジタルカメラ101とプリンタとが通信部111を介して接続されたことを認識した際に、画像データ毎にIDを対応付けする。所定の情報として、コントローラ150は、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109にどのような画像ファイルが格納されており、それぞれの画像ファイルにはどのような画像データが格納されているのかに関する情報などを取得する。
なお、必ずしも、メモリカード108等の記録媒体に格納された全ての画像ファイルを、所定の情報を取得する対象とする必要はなく、記録媒体に格納された一部の画像ファイルからのみ所定の情報を取得するようにしてもよい。また、必ずしも全ての画像データに対してID(識別情報)を付加する必要はなく、一部の画像データに対してのみIDを付加するようにしてもよい。ここで、IDが付加される少なくとも一部の画像データには、主画像データが含まれればよい。または、その一部の画像データには、主画像データに加えて、主画像データと同等の画像サイズを有する画像データ(原画像データ)がさらに含まれてもよい。
要するに、コントローラ150は、マルチ画像ファイルを格納可能な記憶媒体から、格納されている画像ファイルのうちの少なくとも一部の画像ファイルに関する所定の情報を取得する。コントローラ150は、この所定の情報を取得後に、それらの画像ファイルに含まれる画像データにそれぞれ異なるIDを対応させ、それらを管理する管理テーブルを作成する。要するに、コントローラ150は、取得した画像ファイルに関する情報に基づいて、その画像ファイルに格納されている少なくとも一部の画像データに対して、それぞれ異なるIDを対応付けて、それらを管理する管理テーブルを作成する。コントローラ150は、この管理テーブルを内蔵メモリ109などに記憶する。なお、IDを生成する際にメインヘッダ内の管理テーブルT10を利用するのが好ましい。これにより、画像ファイル内に格納されている画像データ間の関係(格納順序など)に関する情報を用いてIDを生成することができるからである。このように、全ての画像データにIDを対応付けることにより、各画像データをPictBridge規格上、擬似的にそれぞれ別々の画像ファイルとして扱うことができる。
例えば、メモリカード108に図40に示すような3つの画像ファイルが格納されているとする。メモリカード108内では、それぞれの画像ファイルを区別するために、それぞれの画像ファイルに対して一意に決まるファイル識別コードを対応付けすることが可能である。画像ファイル名と、その画像ファイルが格納されているフォルダ名とを特定すれば、画像ファイルを一意に特定することができる。
例えば、DCF(Design rule for Camera File system)規格に沿ったフォルダ名とファイル名とを特定することにより、画像ファイルを一意に特定することができる。DCF規格において、フォルダ名は、前3桁は100〜999の数字であり、後ろ4桁はカメラメーカー独自に付される文字列である。また、ファイル名は、前4桁はカメラメーカー独自に付される文字列であり、後ろ4桁は0001〜9999の数字である。従って、フォルダ名の前3桁と、ファイル名の後ろ4桁とを用いれば画像ファイルを一意に特定することができる。
例えば、マルチ画像ファイルF10とマルチ画像ファイルF20が”100−PANA”というフォルダ名のフォルダに格納されているとする。また、マルチ画像ファイルF30が”101−PANA”というフォルダ名のフォルダに格納されているとする。また、マルチ画像ファイルF10は”P1000001.jpg”というファイル名であり、マルチ画像ファイルF20は”P1000002.jpg”というファイル名であり、マルチ画像ファイルF30は”P1000001.jpg”というファイル名であるとする。この場合であれば、フォルダ名の前3桁とファイル名の後ろ4桁とを合わせて、マルチ画像ファイルF10に”100−0001”、マルチ画像ファイルF20に”100−0002”、マルチ画像ファイルF30に”101−0001”というようなファイル識別コードを対応付ける。これにより、ファイルF10とファイルF30のファイル名が同一であるが、ファイルF10と、ファイルF20と、ファイルF30とがそれぞれ区別可能となる。
また、それぞれの画像データについてもそれぞれの画像データを一意に特定できるように、それぞれにIDを付加する。その際、IDを付加する画像データが格納されている画像ファイルに付加されているファイル識別コードと、その画像ファイル内において画像データを識別するためのデータ識別コードとを含むIDを生成する。このような方法により画像データを一意に特定できるIDを生成できる。例えば、図40に示す3つの画像ファイルに格納されている全ての画像データにIDを対応付けすると、図39に示されるテーブルが生成される。ここでは、マルチ画像ファイルF10に格納される主画像データF12に”100−0001−0”、表示用副画像データF13に”100−0001−1”、連写副画像データF14に”100−0001−2”、連写表示用副画像データF15に”100−0001−3”というようなIDを付加する。これにより、それぞれの画像データを一意に特定できるIDを生成できる。デジタルカメラ101は、生成されたテーブルを内蔵メモリ109に保存し、このテーブルを用いることにより、IDを用いての画像データのプリント制御が可能となる。
画像データにIDを対応付けすると、コントローラ150は、使用者によりプリントする画像データが選択されるまで待機する(S702)。要するに、コントローラ150は、IDが付加された画像データのうちの少なくとも一部の画像データについての選択を受け付けるまで待機する。画像データが選択されると、通信部111は、選択された画像データに対応付けされているIDをプリンタに送信する(S703)。要するに、コントローラ150は、選択された画像データに対応付けられているIDを、通信部111を介してプリンタに送信する。
IDが送信されると、プリンタは、デジタルカメラ101に対して、送信されたIDに対応する画像データに関する情報の送信を要求する(S704)。
画像データに関する情報の送信要求を受信すると、デジタルカメラ101は、画像データに関する情報(例えば、画像データのデータサイズやサムネイル画像データの圧縮の有無や、サムネイル画像データのデータサイズ等)を送信する(S705)。
画像データに関する情報を受信すると、プリンタは、受信していたIDに対応する画像データの送信を要求する(S706)。
画像データの送信要求を受信すると、デジタルカメラ101は、プリンタに対して、画像データを送信する(S707)。要するに、プリンタに送信したIDに基づくプリンタからの要求に応じて、通信部111を介して、画像データを送信する。ここで、デジタルカメラ101は、JPEG等で圧縮された状態の画像データを送信することができる。これにより、デジタルカメラ101は、比較的高速な画像データの送信を行うことができる。但し、必ずしもこのような構成にする必要はない。例えば、デジタルカメラ101は、JPEG等で圧縮されている画像データを解凍し、解凍後の画像データを送信することもできる。
画像データを受信すると、プリンタは受信した画像データのプリントを開始する(S708)。
このように、本実施の形態においては、画像ファイルに格納されている画像データ毎にIDを付加する構成とした理由を以下に説明する。画像ファイルにのみIDを付加し、各画像データに対してはIDを付加しない場合、プリント対象の画像データを指定する際に、画像ファイル単位でプリント対象を指定する必要がある。このため、画像ファイル内に複数の画像データが含まれ、その中の一部をプリントした場合、そのプリントしたい画像データのみを含む画像ファイルを作成する必要がある。そして、その画像ファイルにIDを付加する必要が生じる。このように、画像ファイル単位でしかIDを付加しない場合は、画像ファイルからプリントしたい画像データを分割やコピーにより抽出し、新たに画像ファイルを生成する必要がある。分割して抽出する場合、プリントする画像データが格納されている画像ファイルの構成を変化させるという問題が生じる。また、コピーにより抽出する場合は、メモリ空間を消費してしまうという問題が生じる。これに対して、画像データにIDを付加することにより、画像データ単位で指定することが可能となり、わざわざプリントすべき画像データを含む画像ファイルを生成する必要がなくなる。そこで、本実施形態では、画像ファイルに格納されている画像データ毎にIDを付加する構成としている。
また、本実施の形態においては、メモリカード108または/及び内蔵メモリ109に格納されている全ての画像ファイルの全ての画像データにIDを対応付けする構成とした。これにより、記録媒体に格納されている全ての画像ファイルの全ての画像データからプリンタに送信する画像データの選択をすることができる。
また、本実施の形態においては、コントローラ150が、デジタルカメラ101とプリンタとの接続を認識した時点で、全ての画像ファイルに格納されている全ての画像データにIDを対応付けする構成とした。この構成により、使用者がプリントする画像データを選択する際には、全ての画像データにIDが対応付けされていることとなるため、使用者がプリントする画像を選択した際に、すぐにIDをプリンタに送信することができる。
また、本実施の形態においては、IDを、メモリカード108若しくは内蔵メモリ109内で画像ファイルを識別するためのファイル識別コードと、画像ファイル内で画像データを識別するためのデータ識別コードとから構成し、ID管理テーブルで管理した。
但し、本実施の形態においては、フォルダ名の一部とファイル名の一部とから構成されるファイル識別コードと、画像ファイル内において格納される順に与えられるデータ識別コードとからIDを生成する。ここで、フォルダ名や画像ファイル名や画像ファイル内におけるプリントしようとする画像データの格納順に関する情報は、PictBridge用に特別に管理しなくてもメモリカード内におけるファイルの管理情報から必然的に認識可能である。従って、それぞれの画像データのIDは必然的に一意に決定される。よって、わざわざIDの管理テーブルを持たなくてもPictBridge規格に対応することができる。ID管理テーブルは、それぞれの画像データにPictBridge用に特有のIDを与える場合などに特に有効である。
なお、本実施の形態においては、メモリカード108または/及び内蔵メモリ109に格納されている全ての画像ファイルの全ての画像データにIDを対応付けすることとしたが、必ずしも全ての画像ファイルの全ての画像データにIDを対応付けする必要はない。一部の画像ファイルの一部の画像データにIDを対応付けする構成としてもよい。これにより、全ての画像ファイルの全ての画像データに対応するIDの管理テーブルではなく、一部の画像ファイルの一部の画像データに対応するIDの管理テーブルを持てばよいため、メモリの節約を行うことが可能となる。また、画像ファイル内の一部の画像データにのみIDを付加することにより、使用者の検索労力を削減することができる。
例えば、表示用画像データにはIDを割り当てず、主画像データと原画像データにのみIDを割り当てるという構成をとることも可能である。このような構成によれば、同一内容で解像度のみが異なる画像データが選択肢から外れるため、使用者は、プリント対象の検索が容易となる。
また、1つの原画像データに対して複数の表示用画像データが存在する場合には、原画像データと、複数の表示用画像データのうち最も解像度の高い表示用画像データにのみIDを対応付けする構成とすることもできる。このような構成によれば、同一内容で解像度のみが異なる画像データを何枚も選択肢に挙げることがない。また、解像度の高い表示用画像を残しておけば色々なプリント仕様に広く対応可能である。解像度の高い表示用画像から解像度の低い表示用画像を生成することは容易だからである。
なお、本実施の形態においては、コントローラ150が、PictBridge接続を認識した段階で、メモリカード108若しくは/及び内蔵メモリ109に格納されている画像ファイルの画像データにIDを対応付けする構成とした。しかし、必ずしもこのタイミングでIDを対応付けする必要はなく、画像データを生成した時点や、使用者がデジタルカメラ101のプリントモードを選択した時点などにIDを対応付けしてもよい。
〔1−5−2.DPOF指定された場合の処理〕
DPOF(Digital Print Order Format)は、デジタルカメラの使用者が、メモリカードなどの記憶媒体内に格納されている画像ファイルのうちのどの画像ファイルをプリントするかといった情報を指定できるようにしたフォーマットである。記憶媒体に格納されている画像ファイルをDPOF指定する際には、同時に、コピー数、用紙サイズ、タイトル、その他の情報もDPOF指定する画像ファイルに対応付けすることができる。
本実施の形態におけるデジタルカメラ101において、プリント対象の画像データがDPOF指定された場合の処理について、図41を用いて説明する。図41は、本実施の形態において、画像データがDPOF指定された場合の処理についてのフローチャートである。画像ファイルに対してDPOF指定がなされると、デジタルカメラの機器情報や、印刷する画像の枚数の情報などを記述したテキストファイル(DPOFファイル)が作成される。そのテキストファイルは、DPOF指定された画像ファイルが格納されているメモリカードに格納される。プリンタは、メモリカード内に格納されたDPOFファイルを参照することにより、使用者の設定にしたがい画像ファイルをプリントすることができる。
マルチ画像ファイルが複数格納されているメモリカード108がデジタルカメラ101に挿入されている状態で、使用者は、デジタルカメラ101の十字キー180を操作することにより、DPOF指定する画像データを選択できる。
DPOF指定する画像データが選択されると(S900)、コントローラ150は、選択された画像データが主画像データであるか否かを判断する(S901)。
選択された画像データが主画像データであれば、コントローラ150は、選択された主画像データが格納されている画像ファイルに対してDPOF指定する。具体的には、コントローラ150は、DPOFファイルに、DPOF指定した画像ファイル名に対応づけて、プリント枚数、プリントする際の用紙サイズ等の情報を記述する。なお、プリント枚数、用紙サイズ等の情報は必要に応じて使用者により入力される。
選択された画像データが主画像データでなければ、コントローラ150は、選択された画像データ(すなわち副画像データ)を複製する。なお、画像データの複製は従来の技術を用いて行われる。コントローラ150は、複製した副画像データを主画像データとして画像ファイルを生成する(S903)。生成した画像ファイルは、メモリカード108若しくは内部メモリ109に格納される。コントローラ150は、生成した画像ファイルに対してDPOF指定をする(S904)。つまり、コントローラ150は、DPOFファイルに、生成した新たな画像ファイルのファイル名に対応付けて、プリント枚数や、プリントする際の用紙サイズなどの情報を記述する。これにより、選択された画像ファイルに関する各種情報が記述されたDPOFファイルがメモリカード108に格納される。
以上のように、本実施の形態においては、マルチ画像ファイルに格納された副画像データをDPOF指定する際には、その副画像データを複製して新たな画像ファイルを生成し、その新たな画像ファイルをDPOF指定する。以下、このように構成した理由を説明する。
従来のDPOF規格においてはファイル名を特定することでプリントする画像を指定するようになっている。主画像データに加えて副画像データを格納可能なマルチ画像ファイルに対して、従来のDPOF規格を適用すると、マルチ画像ファイルに格納された主画像データのみがプリント対象として認識され、副画像については、プリント対象として認識されない。このような問題を解決するため、本実施形態では、複数の画像データを格納するマルチ画像ファイルに格納された副画像データをDPOF指定する際には、その副画像データを複製し、その複製した画像データを主画像とした新たな画像ファイルを生成する。新たな画像ファイルでは、主画像がプリント対象として認識される。よって、以上の構成により、複数の画像データを含む画像ファイルフォーマットを採用した場合でも、従来のDPOF規格を利用することが可能になる。
このように、本実施の形態のデジタルカメラ101においては、マルチ画像ファイルに格納されている副画像データをDPOF指定する際に、副画像データを複製する。この複製は分割とは異なり、元のマルチ画像ファイルからの当該副画像データの削除は伴わない。従って、元のマルチ画像ファイルの構成を一切変更することなく、副画像データのDPOF指定をすることができ、使用者の利便性を維持することができる。
なお、DPOF指定された副画像データを分割し、新たな画像ファイルを生成し、その新たな画像ファイルをDPOF指定する構成としてもよい。この場合、元のマルチ画像ファイルの構成を変更することにはなるが、DPOF指定の度に画像ファイルが増加し、メモリを消費するという問題が生じないという利点がある。また、主画像データが指定された場合に、主画像データを抜き出して新たな画像ファイルを生成することも考えられる。
本実施の形態にかかるデジタルカメラ101は、主画像データと、1又は複数の副画像データとを格納可能な画像ファイル内に格納されている画像データのうちの、少なくとも1の画像データの選択を受け付け、選択された画像データが副画像データである場合、選択された副画像データを主画像データとする新たな画像ファイルを生成する。そして、デジタルカメラ101は、主画像データが選択された画像ファイル及び/又は新たに生成された画像ファイルをそれぞれ特定するための画像ファイル特定情報と、それらの画像ファイルに含まれる画像の印刷方法を示す印刷方法指定情報とを含む印刷管理ファイルを生成する。
〔1−6.送信〕
本発明の第1の実施の形態のデジタルカメラ101における画像ファイルや画像データの送信動作について図42〜図46を用いて説明する。本実施の形態にかかるデジタルカメラ101においては、送信対象として画像データ若しくは画像ファイルを選択することができる。本実施の形態のデジタルカメラ101は、画像データ若しくは/及び画像ファイルを受信可能な装置に対して、画像データ若しくは/及び画像ファイルを送信することができる。画像ファイルや画像データの送信方法については、従来技術と同様であるため、説明を省略する。
〔1−6−1.画像データ送信のフロー〕
図42は、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像データの送信についてのフローチャートである。本実施の形態にかかるデジタルカメラ101においては、マルチ画像ファイルに格納されている一部の画像データを送信することが可能である。使用者は、デジタルカメラ101の十字キー180を操作することにより、送信する画像データを選択する(S1000)。
画像データが選択されると、コントローラ150は、その選択された画像データが、マルチ画像ファイルに格納されているか否かを判断する(S1001)。
マルチ画像ファイルに格納されていないと判断すると、通信部111は、選択された画像データが格納されている画像ファイルを送信する(S1002)。
マルチ画像ファイルに格納されていると判断すると、コントローラ150は、そのマルチ画像ファイルから、選択された画像データを分割(抽出)し、新たな画像ファイルを生成する(S1003)。コントローラ150は、その生成した新たな画像ファイルを送信する(S1004)。この場合、元の画像ファイルからは、分割した画像データおよびそれに関連するデータを削除する。
このような構成により、複数の画像データが1つの画像ファイルに格納されている場合であっても、その画像ファイルに含まれる画像データを画像データ単位で送信することができる。
なお、本実施の形態においては、選択された画像データがマルチ画像ファイルに格納されているときは、選択された画像データをマルチ画像ファイルから分割し、分割した画像データを送信する構成とした。しかし、必ずしも選択された画像データを分割する必要はなく、選択された画像データを複製し、複製した画像データを送信する構成としてもよい。または、選択された画像データが格納されている画像ファイルのうち、選択された画像データに関する情報だけを送信する構成としてもよい。このような構成により、選択された画像データが格納されている画像ファイルの内容を変更することなく、選択された画像データを送信することができる。
なお、本実施の形態においては、送信する画像データとして、画像ファイルに格納されている全ての画像データを選択可能であるとした。しかし、必ずしもこのような構成とする必要はなく、送信する画像データとして、画像ファイルに格納されている画像データのうち、主画像データ若しくは/及び原画像データのみを選択可能であるとすることもできる。このような構成により、ある程度厳選された画像データを選択対象として、使用者に提示することが可能となる。
〔1−6−2.画像ファイル送信のフロー〕
図43は、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101における画像ファイルの送信についてのフローチャートである。図44は、複数の画像データを格納する画像ファイル内から送信する画像データを選択するように促す表示を液晶モニタ110上に表示しているデジタルカメラ101の背面図である。本実施の形態にかかるデジタルカメラ101においては、送信対象の画像情報として、画像データの他に画像ファイルを選択することもできる。
使用者は、デジタルカメラ101の再生モードにおいて、十字キー180を操作することにより、送信する画像ファイルを選択する(S1100)。画像ファイルが選択されると、コントローラ150は、画像ファイルの送信先がマルチ画像ファイルに対応しているか否かを判断する(S1101)。ここで、マルチ画像ファイルに対応しているとは、送信先の装置が、受信したマルチ画像ファイルをマルチ画像ファイルとして認識できればよい。例えば、デジタルカメラ101のコントローラ150が、通信部111を介して、送信先の外部装置のバージョン情報などを取得することにより、送信先の外部装置がマルチ画像ファイルに対応しているか否かを判断する。
マルチ画像ファイルに対応していると判断すると、コントローラ150は、選択された画像ファイルを送信する(S1102)。
マルチ画像ファイルに対応していないと判断すると、コントローラ150は、選択された画像ファイルがマルチ画像ファイルか否かを判断する(S1103)。
選択された画像ファイルがマルチ画像ファイルでないと判断すると、コントローラ150は、選択された画像ファイルを送信する(S1104)。
選択された画像ファイルがマルチ画像ファイルであると判断すると、液晶モニタ110は、使用者に対して、送信すべき画像データを選択するように促す表示をする(S1105)。例えば、図44に示すような送信データ選択表示200のような表示を液晶モニタ110上に表示する。そして、コントローラ150は、使用者が画像データを選択するまで待機する(S1106)。画像データが選択されると、コントローラ150は、マルチ画像ファイルから、選択された画像データを分割し、新たな画像ファイルを生成する(S1107)。新たな画像ファイルが生成されると、コントローラ150は、生成した画像ファイルを送信する(S1108)。
このように、送信先がマルチ画像ファイルに対応するか否かで、送信する画像ファイルを変更する構成により、使用者は、送信先が対応可能な画像ファイルフォーマットを特に意識せずとも画像ファイルの送信を行うことができる。
また、送信先がマルチ画像ファイルに対応していない場合に、送信する画像データの選択を使用者に促す構成により、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101は、使用者が真に送信したいと考えている画像データを送信することを可能とする。
なお、本実施の形態においては、選択された画像データがマルチ画像ファイルに格納されているときは、選択された画像データを分割し、分割した画像データを送信する構成とした。しかし、必ずしも選択された画像データを分割する必要はなく、選択された画像データを複製し、複製した画像データを元に生成した画像ファイルを送信する構成としてもよい。または、選択された画像データが格納されている画像ファイルのうち、選択された画像データに関する情報だけを送信する構成としてもよい。このような構成により、選択された画像データが格納されている画像ファイルの内容を変更することなく、選択された画像データを送信することができる。
なお、本実施の形態においては、送信先がマルチ画像ファイルに対応しているか否かを判断した後に、使用者により選択された画像ファイルがマルチ画像ファイルであるか否かを判断することとしている。しかし、これらの判断は必ずしもこの順序で行う必要はなく、使用者により選択された画像ファイルがマルチ画像ファイルであるか否かを判断した後に、送信先がマルチ画像ファイルに対応しているか否かを判断するようにしてもよい。
〔1−6−3.送信画像データの自動選択〕
図45は、本実施の形態のデジタルカメラ101において、送信先の能力に応じて、送信する画像データを自動選択する際の処理についてのフローチャートである。使用者は、デジタルカメラ101の十字キー180を操作することにより、送信する画像データを選択する(S1200)。送信する画像データが選択されると、コントローラ150は、通信部111を介して、送信先の機器にその機器の能力について問い合わせる(S1201)。ここで、機器の能力とは、その機器が有するCPUの演算能力や、その機器が有するメモリの記憶容量などのスペックのことである。
コントローラ150は、通信部111を介して、送信先の機器からの返答を受信し、送信先の機器の能力について判断する(S1202)。
送信先機器の能力が「高い」と判断すると、コントローラ150は、通信部111を介して、選択された画像データに対応する主画像データ若しくは原画像データを送信する(S1203)。ここで、機器の能力が「高い」とは、その機器が主画像データ若しくは原画像データを十分に取り扱えるような能力を有していることをいう。
機器の能力が「中程度」であると判断すると、コントローラ150は、通信部111を介して、選択された画像データに対応するHDTVサムネイル画像データを送信する(S1204)。ここで、機器の能力が「中程度」であるとは、その機器がHDTVサムネイル画像データを十分に取り扱えるような能力を有していることをいう。
機器の能力が「低い」と判断すると、コントローラ150は、通信部111を介して、選択された画像データに対応するVGAサムネイル画像データを送信する(S1205)。ここで、機器の能力が「低い」とは、その機器がHDTVサムネイル画像データを容易には取り扱えない能力を有していることをいう。
このように、送信先の機器の能力に応じた画像データを送信する構成により、通信部111は、送信先にとって最適な画像データを送信することができる。
なお、送信すべきと判断される画像データが存在しない場合には、存在する画像データの中から、送信により適した画像データを選択し、送信してもよい。このような構成により、対応する表示用画像データを複数有していないような画像データを送信する場合においても、より最適の画像データを送信することができる。
〔1−6−4.PictBridgeにおけるサムネイル送信〕
図46は、本実施の形態のデジタルカメラ101がPictBridge規格に準拠したプリンタからサムネイル画像データの送信要求を受けた際の処理についてのフローチャートである。なお、PictBridge規格においては、サムネイルプリントをする際に、プリンタがデジタルカメラに対して、サムネイル画像データの送信を要求する。
使用者は、デジタルカメラ101の十字キー180を操作することにより、プリントする画像データを選択する(S1300)。画像データが選択されると、プリンタは、その画像データの他、その画像データに対応したサムネイル画像データの送信を要求する(S1301)。プリンタからのサムネイル画像データの要求を受けて、コントローラ150は、プリント指定された画像データに関連する表示用画像のうち画素数が最大のものを探索する(S1302)。画素数が最大の表示用画像データを検出すると、コントローラ150は、その検出した表示用画像データを通信部111を介してプリンタに送信する(S1303)。プリンタは、受信した表示用画像データに基づきサムネイル画像をプリントする。
以上の構成により、プリンタは、サムネイル画像をプリントする際に、画素数が最大の表示用画像を用いてプリントできるため、画素数の大きな美しいサムネイル画像をプリントすることができる。
〔2.実施の形態2〕
以下、本発明の思想をデジタルカメラに適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、特に説明しない事項については実施の形態1と同様の構成とする。
〔2−1.記録動作(マルチアスペクトモード)〕
本発明の第2の実施の形態におけるデジタルカメラは、マルチアスペクトモードで撮影した画像データをメモリカード若しくは内部メモリに格納する。本実施の形態においては、撮像した画像データに対して、どのようなアスペクト比の表示用画像データを副画像データとして格納しておくかが予め設定されている。例えば、1枚の画像データを撮像した際に、アスペクト比が16:9の表示用画像データと、4:3の表示用画像データとを生成しておくことが予め設定されている。
本実施の形態にかかるデジタルカメラにおける画像データの記録動作について図47、図48を用いて説明する。図47は、本実施の形態における画像データの記録動作についてのフローチャートである。図48は、本実施の形態における記録動作により生成された画像ファイルの模式図である。
使用者による操作部170の操作により、デジタルカメラ101は、マルチアスペクトによる記録モードに設定される(S1400)。マルチアスペクトによる記録モードに設定されると、コントローラ150は、レリーズ釦171が全押しされるまで待機する(S1401)。レリーズ釦171が全押しされると、CCDイメージセンサ141は撮像動作を行う(S1402)。撮像動作が行われると、画像処理部160は、撮像された画像データに対して、圧縮処理などの画像処理を行って、JPEG画像データを生成する(S1403)。JPEG画像データが生成されると、コントローラ150は、生成されたJPEG画像データをバッファメモリ115に格納する(S1404)。その後、電子ズーム処理部165は、JPEG画像データに対して切り出し処理や間引き処理や補間処理などの画像処理を行うことにより、所定のアスペクト比の表示用画像データを生成する(S1405)。次に、コントローラ150は、生成された表示用画像データをバッファメモリ115に格納する(S1406)。
表示用画像データがバッファメモリ115に格納されると、コントローラ150は、予め設定されているアスペクト比の表示用画像データが全て生成されているか否かを判断する(S1407)。
全てのアスペクト比の表示用画像データが生成されていないと判断すると、ステップS1405に戻り、電子ズーム処理部165が、未だ生成されていないアスペクト比の表示用画像データを生成し(S1405)、バッファメモリ115に格納する(S1406)。これらの処理を全ての表示用画像データを生成するまで繰り返す(S1407)。
全てのアスペクト比の表示用画像データが生成されていると判断すると、コントローラ150は、バッファメモリ115に格納されている全ての画像データを一纏めにして、1つの画像ファイルを生成する(S1408)。画像ファイルが生成されると、コントローラ150は、その画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する(S1409)。
例えば、表示用画像データとして、アスペクト比が16:9と4:3の表示用画像データを生成しておくと予め設定されていたとする。その際、1枚の画像データを撮像すると、図48に示すような、16:9のアスペクト比を持つ表示用画像データと4:3のアスペクト比を持つ表示用画像データを含む画像ファイルが生成される。
複数のアスペクト比の表示用画像データを予め有しておく構成とすることにより、どのようなアスペクト比を有する表示モニタ上であっても、そのアスペクト比に合致した表示用画像データの再生を迅速に行うことができる。
なお、本実施の形態において、コントローラ150は、メインヘッダ部及び/若しくはそれぞれの副画像ヘッダ部にそれぞれの表示用画像データのアスペクト比に関する情報を格納する。
この構成により、コントローラ150は、表示デバイスのアスペクト比に合致した画像データを選択する際に、それぞれのヘッダ部を参照するだけで、適切な画像データを選択することができる。
なお、本実施の形態においては、一つの画像データに対して、様々なアスペクト比を有する複数の表示用画像データを副画像データとして画像ファイルに格納することとした。しかし、必ずしもこのような構成とする必要はなく、一つの画像データに対して、様々なアスペクト比を有する複数の原画像データを副画像データとして画像ファイルに格納する構成としてもよい。
このような構成にすることにより、画像データをプリントする際に、様々なアスペクト比の画像データを迅速にプリントすることができる。
なお、本実施の形態においては、JPEG画像データをバッファに格納した後に、JPEG画像データに基づいて表示用画像データを生成する構成とした。しかし、必ずしもこのような構成とする必要はなく、JPEG画像データがバッファに格納される前に、JPEG画像データやJPEG画像データの基となる画像データ(例えばRAWデータやYCデータ)に基づいて表示用画像データなどの種々のアスペクトを有する画像データを生成する構成としてもよい。
〔2−2.再生動作(マルチアスペクトモード)〕
本実施の形態にかかるデジタルカメラにおける画像データの再生動作について図49を用いて説明する。図49は、本実施の形態にかかるデジタルカメラにおける画像データの再生動作についてのフローチャートである。なお、デジタルカメラと表示装置とを接続した時点で、デジタルカメラは、表示装置のアスペクト比などのスペック情報を取得する。
使用者は、モードダイアル174を操作することにより、デジタルカメラ101の再生モードを選択することができる。再生モードが選択されると(S1500)、コントローラ150は、再生する画像データが格納されている画像ファイル内において、デジタルカメラ101に接続されている表示装置のアスペクト比と同等のアスペクト比を有する表示用画像データを探索する(S1501)。
表示用画像データの探索が行われると、コントローラ150は、表示装置のアスペクト比と同一のアスペクト比の表示用画像データがあるか否かを判断する(S1502)。
同一のアスペクト比の表示用画像データがあると判断すると、コントローラ150は、デジタルカメラ101に接続された表示装置に、その表示用画像データを出力する(S1503)。表示装置はデジタルカメラ101から受信した表示用画像データを表示する。
表示用画像データを出力後、コントローラ150は、左キーまたは右キー入力がされるまで待機する(S1504)。左キーまたは右キーが入力されると、コントローラ150は、いずれのキーが入力されたかを判断する(S1505)。左キーが入力されたと判断すると、コントローラ150は、メモリカード108上において、現在表示されている画像データが格納されている画像ファイルの一つ前に格納されている画像ファイル内に格納されている同一アスペクト比の表示用画像データを探索し(S1507)、その表示用画像データを表示装置に出力する(S1515)。右キーが入力されたと判断すると、コントローラ150は、メモリカード108上において、現在表示されている画像データが格納されている画像ファイルの一つ後に格納されている画像ファイル内に格納されている同一アスペクト比の表示用画像データを探索し(S1506)、その表示用画像データを表示装置に出力する(S1515)。
一方、同一のアスペクト比の表示用画像データがないと判断すると、コントローラ150は、主画像データ若しくは原画像データから、表示装置のアスペクト比と同一のアスペクト比の画像データを生成する(S1508)。コントローラ150は、デジタルカメラ101に接続されている表示装置に、生成された画像データを出力する(S1509)。表示装置は、受信した画像データを表示する。
画像データの出力後、コントローラ150は、左キーまたは右キーの入力がされるまで待機する(S1510)。左右どちらかのキー入力がされると、コントローラ150は、その入力が左キーまたは右キーのいずれであるかを判断する(S1511)。左キー入力がされたと判断すると、コントローラ150は、現在表示されている画像データが格納されている画像ファイルの一つ前に格納されている画像ファイル内に格納されている同一アスペクト比の表示用画像データを探索し(S1512)、その表示用画像データを表示装置に出力する(S1514)。右キー入力がされたと判断すると、コントローラ150は、現在表示されている画像データが格納されている画像ファイルの一つ後に格納されている画像ファイル内に格納されている同一アスペクト比の表示用画像データを探索し(S1513)、その表示用画像データを表示装置に出力する(S1514)。
デジタルカメラに接続された表示装置のアスペクト比と同一のアスペクト比の表示用画像データを画像ファイル内で探索する構成により、デジタルカメラ101に接続された表示装置は、画像データの再生時に、その表示装置が有するアスペクト比に合致した表示用画像データを表示することができる。
また、アスペクト比に合致する表示用画像データが画像ファイル内に存在しない場合に、主画像データ若しくは原画像データからアスペクト比が表示装置のアスペクト比に合致した表示用画像データを生成する構成により、デジタルカメラ101に接続された表示装置は、常に、その表示装置のアスペクト比に合致した画像データを表示することができる。
要するに、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101は、使用者による画像データのコマ送り指示を受け付け、画像ファイルを読み出すのに応じて、新たな画像ファイルに現在再生中の画像データが有する特徴と同一の特徴を有する画像データが格納されているかを判定する。また、本実施の形態にかかるデジタルカメラ101は、その判定結果に応じて、読み出した新たな画像ファイルに格納されている画像データのうち、次に再生させる画像データを決定する。
〔3.実施の形態3〕
以下、本発明の思想をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態3について図面を参照して説明する。なお、特に説明しない事項については実施の形態1と同様の構成とする。
〔3−1.記録動作(マルチアスペクトモード2)〕
本発明の第3の実施の形態のデジタルカメラは、マルチアスペクトモードで撮影した画像データをメモリカード若しくは内部メモリに格納する。本実施の形態における記録動作について図50、図51を用いて説明する。図50は、本実施の形態にかかるデジタルカメラにおける、画像データの記録動作についてのフローチャートである。図51は、本実施の形態にかかるデジタルカメラにおいて、記録の際に副画像データとして格納される表示用画像を表す模式図である。
使用者は、操作部170を操作することにより、デジタルカメラ101をマルチアスペクトモードに設定することができる。マルチアスペクトモードに設定されると(S1600)、コントローラ150は、レリーズ釦171が全押しされるまで待機する(S1601)。レリーズ釦171が全押しされると、CCDイメージセンサ141は、撮像動作を行う(S1602)。撮像動作が行われると、画像処理部160は、圧縮処理などの画像処理を行い、JPEG画像データを生成する(S1603)。JPEG画像データが生成されると、コントローラ150は、生成されたJPEG画像データをバッファメモリ115に格納する(S1604)。
JPEG画像データがバッファメモリ115に格納されると、電子ズーム処理部165は、生成されたJPEG画像データに基づき表示用画像データを生成する(S1605)。この表示用画像データは、予め設定された全てのアスペクト比を包含するサイズの画像データである。例えば、アスペクト比として、16:9と4:3とが設定されているとすると、図51において実線で示されるサイズの画像データ(以下「包含画像データ」という。)203が表示用画像データとなる。ここで、画像データ201は、アスペクト比が16:9の画像データであり、画像データ202は、アスペクト比が4:3の画像データである。包含画像データ203は、画像データ201と画像データ202の両方を包含するサイズの画像データである。
このような包含画像データである表示用画像データが生成されると、コントローラ150は、生成された表示用画像データをバッファメモリ115に格納する(S1606)。その後、コントローラ150は、バッファメモリ115に格納されている全ての画像データを一纏めにして画像ファイルを生成し(S1607)、生成した画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する(S1608)。
このように、表示用画像データを、全てのアスペクト比を包含する画像データ(包含画像データ)で構成することにより、それぞれのアスペクト比毎の画像データを格納しておく必要はない。これにより、全てのアスペクト比の表示用画像データをそれぞれ格納しておく構成よりも、メモリを節約することができる。また、それぞれのアスペクト比ごとの画像データを予め格納しておかなくとも、格納している表示用画像データを用いることにより、様々なアスペクト比を有する様々な表示装置に対応することができる。
〔3−2.再生動作(マルチアスペクトモード2)〕
本実施の形態における再生動作について図52を用いて説明する。図52は、本実施の形態における再生動作についてのフローチャートである。使用者は、操作部170を操作することにより、デジタルカメラ101の再生モードを選択することができる。
再生モードが選択されると(S1700)、コントローラ150は、現在再生中の画像ファイルに格納されている、複数のアスペクト比を包含する表示用画像データを元に、デジタルカメラ101に接続されている表示装置のアスペクト比と同一のアスペクト比の表示用画像データを生成する(S1701)。ここで、表示用画像データの生成は、電子ズーム処理部165が切り出し処理や間引き処理や補間処理などの画像処理を行うことにより行われる。
表示用画像データが生成されると、コントローラ150は、デジタルカメラ101に接続されている表示装置に、生成された表示用画像データを出力する(S1702)。表示装置は受信した表示用画像データを表示する。表示装置に画像データが表示されると、コントローラ150は、左右どちらかのキー入力がされるまで待機する(S1703)。
左右どちらかのキーが入力されると、コントローラ150は、その入力が左キーまたは右キーのいずれであるかを判断する(S1704)。
左キーの入力があったと判断すると、電子ズーム処理部165は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルの1つ前に格納されている画像ファイルに格納されている表示用画像データを元に、デジタルカメラ101に接続されている表示装置のアスペクト比と同一のアスペクト比の表示用画像データを生成し、(S1705)その表示用画像データを表示装置に出力する(S1707)。
右キーの入力があったと判断すると、電子ズーム処理部165は、現在再生中の画像データが格納されている画像ファイルの1つ後に格納されている画像ファイルに格納されている表示用画像データを元に、デジタルカメラ101に接続されている表示装置のアスペクト比と同一のアスペクト比の表示用画像データを生成し(S1706)、その表示用画像データを表示装置に出力する(S1707)。
以上の構成により、一つの表示用画像データを格納しておくだけで、様々なアスペクト比を有する様々な表示装置上で、表示装置に適した画像データを比較的高速に表示することが可能である。
〔4.実施の形態4〕
以下、本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態4について図面を参照して説明する。なお、特に説明しない事項については実施の形態1と同様の構成を有する。
〔4−1.記録動作(パノラマモード)〕
本発明の第4の実施の形態にかかるデジタルカメラは、パノラマ撮影モードで撮影した画像データをメモリカード若しくは内部メモリに格納する。なお、パノラマ撮影モードでは、予め、左右どちらから何枚の画像データを撮像するかを設定しておく。本実施の形態における記録動作について図53を用いて説明する。図53は、本実施の形態にかかるデジタルカメラにおける、画像データの記録動作についてのフローチャートである。
使用者は、操作部170を操作することにより、デジタルカメラ101をパノラマモードにおける撮影モードに設定することができる。撮影モードに設定されると(S1800)、コントローラ150は、レリーズ釦171が全押しされるまで待機する(S1801)。レリーズ釦171が全押しされると、CCDイメージセンサ141は撮像動作を行う(S1802)。撮像動作が行われると、画像処理部160は、圧縮処理などの画像処理を行い、JPEG画像データを生成する(S1803)。コントローラ150は、生成されたJPEG画像データをバッファメモリ115に格納する(S1804)。JPEG画像データをバッファメモリ115に格納すると、コントローラ150は、そのJPEG画像データを元に表示用画像データを生成する(S1805)。表示用画像データを生成すると、コントローラ150は、生成した表示用画像データをバッファメモリ115に格納する(S1806)。
表示用画像データをバッファメモリ115に格納すると、コントローラ150は、パノラマ撮影モードにおいて予め設定されている規定の枚数を撮り終えているか否かを判断する(S1807)。
規定枚数を撮り終えている場合には、コントローラ150は、バッファメモリ115に格納されている全ての画像データを一纏めにして画像ファイルを生成する(S1808)。コントローラ150は、生成した画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する(S1809)。
規定枚数を撮り終えていない場合には、コントローラ150は、ステップS1801に戻り、レリーズ釦171が全押しされるまで待機する。以後、規定の枚数の画像を撮り終えるまで、上述した処理と同様の処理が繰り返される。
以上の構成により、パノラマ撮影モードで撮影された複数の関連性が深い画像データを1つの画像ファイルに格納することが可能となる。1つの画像ファイルに格納することにより、関連性の深いそれぞれの画像データの取り扱いが容易になる。
〔4−2.再生動作(パノラマモード)〕
本実施の形態における再生動作について図54、図55を用いて説明する。図54は、本実施の形態のデジタルカメラにおける、画像データの再生動作についてのフローチャートである。図55は、本実施の形態において、タッチパネルに上パノラマ画像データを表示している、デジタルカメラ101の背面を示す図である。なお、図55に示すように、本実施形態のデジタルカメラは、背面の液晶モニタ110上にタッチパネル206を設けている。タッチパネルは、指やペンで一部が押圧されると、その部分が押圧されたことを認識し、押圧された部分の情報をコントローラ150に伝える機能を有する。また、図55に示す左キー204と右キー205はソフトキーである。ペンや指でこれらのソフトキーが押圧されると、コントローラ150は、その部分が押圧されたことに関する情報をタッチパネル206から取得し、その情報を元に様々な情報処理を行うことができる。
使用者は、操作部170を操作することによりデジタルカメラ101を再生モードに設定することができる。再生モードが設定されると(S1900)、液晶モニタ110上に設けられたタッチパネル206は、前回の再生動作時に選択されていた画像データを表示する(S1901)。画像データが表示されると、コントローラ150は、左右いずれかのソフトキーが入力されるまで待機する(S1902)。
左右いずれかのソフトキーが入力されると、コントローラ150は、いずれのソフトキーが入力されたかを判断する(S1903)。
左ソフトキーの入力であると判断されると、タッチパネル206は、同一ファイル内の1つ前に格納されている画像データを再生する(S1904)。1つ前に格納されている画像データが存在しない場合には、現在表示中の画像データを表示する。
右ソフトキーの入力であると判断されると、タッチパネル206は、同一ファイル内の1つ後に格納されている画像データを再生する(S1905)。1つ後に格納されている画像データが存在しない場合には、現在表示中の画像データを表示する。
以上のように、本実施の形態においては、パノラマ画像データの再生の際に、押圧されたソフトキーが左右いずれであるかによって、同一画像ファイル内の景色的に左右に連続している画像データをコマ送りする。これにより、人間の感覚に合った画像データのコマ送り動作を実現することができる。
また、本実施の形態においては、ソフトキーの押圧により、同一画像ファイル内の画像データのコマ送りを行う。これにより、パノラマ撮影モードで撮像した画像ファイルにおける画像ファイル間のコマ送りの操作を、他のモードで撮像した画像ファイルの場合の操作(十字キー180操作)と同様に共通化することができる。
〔4−3.リサイズ(パノラマモード)〕
次に、パノラマ撮影モードにおいて生成された画像ファイルのリサイズについて説明する。パノラマモードで撮像した画像ファイルについて、常に、主画像データのリサイズに併せて原画像データのリサイズも行うことする。
連写モードなどのそれぞれの画像データが独立したモードで撮像された画像ファイルは、それぞれの画像データに対して異なるリサイズをしたとしても大きな影響はない。しかし、パノラマモードにおいて生成された画像ファイルは、画像ファイル内の各画像データに対して同一のリサイズを行わなければ、パノラマ画像を構成できなくなる。
従って、パノラマモードで生成された画像ファイルについては、主画像データのリサイズに合わせて他の原画像データもリサイズするようにする。これにより、パノラマ画像データが格納されたファイル内で、それぞれの画像データの画素数が異なるといった事態が生じない。また、使用者は、それぞれの画像データに対して個別にリサイズ処理を行うことなく一括でリサイズ処理をすることができる。
〔5.実施の形態5〕
以下、本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態5について図面を参照して説明する。なお、特に説明しない事項については実施の形態1と同様の構成とする。
〔5−1.記録動作(オートブラケットモード)〕
本発明の第5の実施の形態におけるデジタルカメラは、オートブラケットモードで撮影した画像データをメモリカード若しくは内部メモリに格納する。なお、オートブラケットモードでは、予め、どのようなEV値で何枚の画像データを撮像するかを設定しておく。実際の撮像時には、予め設定されたEV値で予め設定された枚数分の画像データが撮像される。
本実施の形態における記録動作について図56を用いて説明する。図56は、本実施の形態にかかるデジタルカメラにおける、画像データの記録動作についてのフローチャートである。
使用者は、操作部材170を操作することにより、デジタルカメラ101をオートブラケットモードに設定することができる。オートブラケットモードに設定されると(S2000)、コントローラ150は、レリーズ釦171が押下されるまで待機する(S2001)。レリーズ釦171が押下されると、CCDイメージセンサ141は撮像動作を行う(S2002)。撮像動作が行われると、画像処理部160は、圧縮処理などの画像処理を行い、JPEG画像データを生成する(S2003)。コントローラ150は、生成されたJPEG画像データをバッファメモリ115に格納する(S2004)。その後、コントローラ150は、そのJPEG画像データに基づき表示用画像データを生成し(S2005)、生成した表示用画像データをバッファメモリ115に格納する(S2006)。
表示用画像データをバッファメモリ115に格納すると、コントローラ150は、オートブラケットモードにおいて予め設定されている規定のEV値の画像データを、予め設定された規定数分、撮り終えているか否かを判断する(S2007)。
規定数のEV値の画像データを全て撮り終えている場合には、コントローラ150は、バッファメモリ115に格納されている全ての画像データを一纏めにして画像ファイルを生成する(S2008)。コントローラ150は、生成した画像ファイルをメモリカード108若しくは内蔵メモリ109に格納する(S2009)。
一方、規定のEV値の画像データを全て撮り終えていない場合には、CCDイメージセンサ141は、ステップS2002に戻り、続けて撮像動作を行う。そして、規定のEV値の画像データを撮り終えるまで、上述と同様の処理が繰り返される(S2002〜S2007)。
以上の構成により、オートブラケットモードで撮影された複数の関連性が深い画像データを1つの画像ファイルに格納することが可能となる。1つの画像ファイルに格納することにより、関連性の深いそれぞれの画像データの取り扱いが容易になる。
なお、本実施の形態においては、それぞれのEV値を有する画像データの撮像を行うごとに表示用画像データを生成する構成とした。しかし、必ずしもそのような構成とする必要はなく、それぞれのEV値を有する画像データの撮像を全て終えた後に、それぞれの画像データに対応する表示用画像データを生成する構成としてもよい。
〔5−2.再生動作(オートブラケットモード)〕
本実施の形態における再生動作について図57、図58を用いて説明する。図57は、本実施の形態にかかるデジタルカメラにおける、画像データの再生動作についてのフローチャートである。図58は、本実施の形態において、液晶モニタ110上にオートブラケットモードで撮像した画像データを表示しているデジタルカメラ101の背面を示す図である。
使用者は、モードダイヤル174を操作することによりデジタルカメラ101を再生モードに設定することができる。再生モードが設定されると(S2100)、液晶モニタ110は、前回再生時に再生されていた画像データを表示する(S2101)。画像データが表示されると、コントローラ150は、左右いずれかのキーが入力されるまで待機する(S2102)。
左右いずれかのキーが入力されると、コントローラ150は、その入力が左キーの入力であるか否かを判断する(S2103)。
左キーの入力であると判断されると、液晶モニタ110は、再生中の画像ファイルの1つ前に格納されている画像ファイル内に格納されている、現在再生中の画像データと同一のEV値を有する画像データを再生する(S2104)。1つ前に格納されている画像ファイルに同一EV値の画像データが存在しない場合には、1つ前に格納されている画像ファイルに格納されているいずれかの画像データを再生する。
右キーの入力であると判断されると、液晶モニタ110は、再生中の画像ファイルの1つ後に格納されている画像ファイル内に格納されている、現在再生中の画像データと同一のEV値を有する画像データを再生する(S2105)。1つ後に格納されている画像ファイルに同一のEV値の画像データが存在しない場合には、1つ後に格納されている画像ファイルにかくのうされているいずれかの画像データを再生する。
以上のように、本実施の形態においては、オートブラケットモードで撮影された画像データの再生時に、左右キーの入力によって、複数の画像ファイル内に格納されている画像データのうち、同一EV値の画像データをコマ送りする。これにより、使用者が好むEV値があった場合などに、同一EV値の画像データのみをコマ送りすることが可能となり、使用者にとっての利便性が向上する。
〔6.実施の形態6〕
以下、本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態6について図面を参照して説明する。なお、特に説明しない事項については実施の形態1と同様の構成を有する。
〔6−1.編集〕
本発明の第6の実施の形態のデジタルカメラ101における画像データの編集について図32、図33を用いて説明する。図32は、本実施の形態において、マルチ画像ファイルから画像データが削除された際のデジタルカメラ101の動作を示すフローチャートである。図33は、マルチ画像ファイルから主画像データが削除された際のデジタルカメラ101の動作を示すフローチャートである。
〔6−1−1.画像データの削除〕
マルチ画像ファイルから画像データが削除された際のデジタルカメラ101の動作について図32を用いて説明する。
使用者は、デジタルカメラ101の画像データ再生モードにおいて、十字キー180を操作することにより、削除対象の画像データを選択することができる。
削除対象の画像データが選択されると(S430)、コントローラ150は、削除釦186が押下されるまで待機する(S431)。削除釦186が押下されると、コントローラ150は、使用者によって選択された画像データを削除する(S432)。具体的には、コントローラ150は、メモリカード108又は内蔵メモリ109にアクセスし、選択された画像データが格納されている画像ファイルが有する管理テーブルから、選択された画像データに関する情報を削除する。なお、画像データの削除は、メモリ上から削除対象の画像データに関する情報を物理的に完全に消去することにより行ってもよい。または、メモリ上において、削除対象の画像データに関する情報が格納されているアドレスを開放し、上書き可能な状態にすることにより、論理的に画像データを消去してもよい。
使用者により選択された画像データを削除すると、コントローラ150は、FATの再構築を行い、画像ファイルの構成を論理的に再構成する(S433)。
要するに、本実施の形態においては、主画像データ又は原画像データが削除されたとしても、対応する表示用画像が自動的に削除されることはない。また、表示用画像データが削除されたとしても、対応する主画像データ又は原画像データが自動的に削除されることはない。
〔6−1−2.主画像データが削除された場合の制御〕
本実施の形態において、主画像データが削除された際のデジタルカメラ101の動作について図33を用いて説明する。
使用者は、主画像データを選択して削除することができる。要するに、使用者は、削除対象とする画像データを選択することにより、記憶媒体に格納された画像ファイルに含まれている画像データの全部又は一部を削除することができる。ここで、画像ファイルは、主画像データと、原画像データと、表示用画像データとを画像データとして所定の順序で格納可能なファイルである。また、記憶媒体は、デジタルカメラ101に内蔵されている内蔵メモリ109であってもよいし、デジタルカメラ101に着脱可能なメモリカード108であってもよい。
具体的には、コントローラ150は、メモリカード108又は内蔵メモリ109にアクセスし、管理テーブルから、使用者による選択指示を受け付けた主画像データに関する情報を削除する。なお、画像データの削除は、メモリ上から削除対象の画像データに関する情報を物理的に完全に消去することにより行ってもよい。または、メモリ上において、削除対象の画像データに関する情報が格納されているアドレスを開放し、上書き可能な状態にすることにより、論理的に画像データを消去してもよい。
ここで、主画像データは、画像ファイルに格納されている画像データのうちファイル先頭に最も近い位置に格納されている画像データである。また、原画像データは、主画像データと同等の画素数を有する画像データである。また、表示用画像データは、主画像データ又は原画像データよりも画素数が小さく、主画像データ又は原画像データに基づいて生成され、基となった主画像データ若しくは原画像データに続けて格納される画像データである。
主画像データが削除されると(S420)、コントローラ150は、削除された主画像データが格納されていた画像ファイルに格納されている原画像データを探索する(S421)。
探索が開始されると、コントローラ150は、ファイル先頭から順に探索し、原画像データのうちで、ファイル先頭に最も近い位置に格納されている原画像データを新たな主画像データとして選択する(S422)。つまり、コントローラ150は、画像ファイルに格納されている主画像データが削除されると、画像ファイルに格納されている原画像データの中でファイル先頭に最も近い位置に格納されている原画像データを新たな主画像データとして選択する。
コントローラ150は、選択した原画像データを主画像データとした画像ファイルを再構成する(S423)。具体的には、コントローラ150は、選択手段により選択された新たな主画像データを画像ファイルの先頭位置に格納し、画像ファイルを再構成する。
本実施の形態においては、主画像データを削除した際に、ファイル先頭に最も近い位置に格納されている原画像データを主画像データとして選択した。これにより、主画像データが削除された場合に、表示用画像データを主画像データに設定されることがない。よって、主画像データをプリンタで印刷したにも関わらず、画素数が小さく鮮明なプリント画像を得ることができないというような事態を防止することができる。
〔7.他の実施の形態〕
本発明の実施の形態として、上述の通り、実施の形態1〜6を例示した。しかし、本発明は、これらの実施の形態に限定されない。本発明の他の実施の形態を以下に説明する。
本発明を適用したデジタルカメラの光学系及び駆動系は、図1に示すものに限定されない。例えば、図1では4群構成の光学系を例示しているが、他の群構成のレンズ構成としてもよい。また、図1ではズームレンズ122を光学系の構成要素としているが、ズームレンズを設けず、単焦点の光学系としてもよい。また、OISユニット124も必須の構成要素ではない。また、それぞれのレンズは、1つのレンズで構成してもよく、複数のレンズから構成されるレンズ群として構成してもよい。また、ズームモータ132とフォーカスモータ135とを1つのモータで共有化してもよい。
実施の形態1〜6では、撮像素子として、CCDイメージセンサ141を例示したが、撮像素子はこれに限定されない。例えば、撮像素子をCMOSイメージセンサやNMOSイメージセンサで構成してもよい。
画像処理部160とコントローラ150は、1つの半導体チップで構成してもよく、別々の半導体チップで構成してもよい。
実施の形態1〜6では、表示手段として、液晶モニタ110を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、有機ELディスプレイや無機ELディスプレイでもよい。
実施の形態1〜6では、JPEG形式の画像データである主画像データ若しくは原画像データに基づいて、表示用画像データを生成するとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、主画像データ若しくは原画像データの基となるYCデータやRAWデータに基づいて、表示用画像データを生成するようにしてもよい。このようにすることにより、主画像データ若しくは原画像データを生成する過程で表示用画像データを生成することができ、生成処理を簡単化できる。つまり、表示用画像データは、主画像データ若しくは主画像データの基となる画像データに基づいて、又は、原画像データ若しくは原画像データの基となる画像データに基づいて生成可能である。