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JP5416014B2 - 圧力制御装置 - Google Patents
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JP5416014B2 - 圧力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体流路の二次側圧力を設定圧力に調整する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転自在な回転出力軸と、前記回転出力軸を回転駆動させる駆動部とを備えている圧力制御装置に関する。
上記のような圧力制御装置は、例えば、都市ガスを各需要家に供給するガス導管等の流体流路に設けられて、二次側圧力を所望の設定圧力に調整するものである。そして、ガス導管を通して各需要家に都市ガスを供給する場合、負荷が変動しても各需要家に供給される都市ガスの圧力が所望の範囲内になるように、負荷に応じて設定圧力を変更設定することが求められている。
そこで、圧力制御装置の圧力設定部は、駆動部にて回転出力軸を回転駆動することで、圧力調整ネジを回転駆動させて圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整して圧力制御弁の設定圧力を自動的に変更設定自在に構成されている。
圧力制御弁の設定圧力は、例えば、負荷等に応じた目標設定圧力に変更設定する必要があるので、従来、回転出力軸の回転位置を検出する回転位置検出センサとして、ポテンショメータが備えられ、そのポテンショメータにて検出する回転位置が目標設定圧力に対応する目標回転位置となるように、駆動部の作動を制御する制御部が備えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−134323号公報
上記特許文献1に記載の装置では、回転位置検出センサとして、360度以上の回転位置をも検出可能なポテンショメータを1つ備えているが、例えば、レゾルバ等の360度までしか検出できない360度用センサは一般的に高耐久であるので、回転位置検出センサとして、このような360度用センサを用いることで、回転位置検出の信頼性の向上を図ることができる。
回転位置検出センサとして360度用センサを用いた場合には、センサが検出する回転範囲を360度以内に抑えなければならないために、回転出力軸の回転を大きな減速率にて減速させて減速出力軸に伝達する減速機構を備える必要がある。このように、減速機構にて回転出力軸の回転を大きな減速率にて減速させると、分解能を大きく落とすことになり、回転出力軸の回転位置をきめ細かく検出できなくなる。その為に、圧力制御弁の設定圧力を目標設定圧力等の所望の設定圧力に精度よく変更設定できなくなる虞がある。
一方、回転出力軸が360度の回転位置を通過する回数を積算可能な積算手段を備えれば、その積算手段の積算回数から回転出力軸の回転数を求めることができるので、積算手段を備えることで、上述のような減速機構を備えなくても、360度用センサを用いることができる。しかしながら、この場合には、停電時等においても、積算手段が積算回数を記憶しておく必要があるので、別途、積算回数を記憶する記憶手段を設けなければならず、構成の複雑化を招くことになる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、構成の簡素化を図りながら、回転位置検出の信頼性を向上して、回転出力軸の回転位置をきめ細かく検出することができる圧力制御装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明に係る圧力制御装置の特徴構成は、流体流路の二次側圧力を設定圧力に調整する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転自在な回転出力軸と、前記回転出力軸を回転駆動させる駆動部とを備えている圧力制御装置において、
前記回転出力軸の回転が基準用減速機構により減速されて伝達された第1減速回転軸の回転位置を検出する第1回転位置検出センサと、前記回転出力軸の回転位置又は前記回転出力軸の回転が前記基準用減速機構よりも減速率が低い低減速率用減速機構により減速されて伝達された第2減速回転軸の回転位置を検出する第2回転位置検出センサと、前記第1回転位置検出センサの検出情報に基づいて前記回転出力軸の回転数を求め、且つ、前記第2回転位置検出センサの検出情報に基づいて前記回転出力軸の回転角度を求め、それら求めた前記回転出力軸の回転数及び回転角度から前記回転出力軸の回転位置を求める回転位置演算手段とを備えている点にある。
本特徴構成によれば、回転出力軸が1回転すると、第1減速回転軸が所定の角度だけ回転するように基準用減速機構により回転出力軸の回転を減速させることができる。そして、第1回転位置検出センサが検出する第1減速回転軸の回転位置は、基準用減速機構により回転出力軸の回転が減速されたものであるので、基準用減速機構の減速率を用いて、第1回転位置検出センサにて検出した第1減速回転軸の回転位置から回転出力軸の回転数を求めることができる。したがって、回転出力軸が360度の回転位置を通過する回数を積算可能な積算手段を備えなくても、回転出力軸の回転数を求めることができる。
また、第2回転位置検出センサにて回転出力軸の回転位置を検出するときは、その回転出力軸の回転位置からそのまま回転出力軸の回転角度を求めることができ、第2回転位置検出センサにて第2減速回転軸の回転位置を検出するときにも、低減速率用減速機構の減速率を用いることで、第2回転位置検出センサが検出する第2減速回転軸の回転位置から回転出力軸の回転角度を求めることができる。
このように、回転位置演算手段は、第1回転位置検出センサの検出情報に基づいて回転出力軸の回転数を求めることができるとともに、第2回転位置検出センサの検出情報に基づいて回転出力軸の回転角度を求めることができるので、それら求めた回転出力軸の回転数及び回転角度から回転出力軸の回転位置をきめ細かく適切に求めることができる。よって、制御部は、このようにして回転位置演算手段にて求めた回転出力軸の回転位置が目標回転位置となるように駆動部の作動を制御することで、圧力制御弁の設定圧力を目標設定圧力に精度よく変更設定できる。
第1減速回転軸は、基準用減速機構により回転出力軸の回転が減速されて伝達されるので、例えば、基準用減速機構の減速率を調整することで、第1減速回転軸の回転範囲を360度以内に抑えることができ、第1回転位置検出センサとしては、360度用センサのような一般的に高耐久なセンサを用いることができる。また、第2回転位置検出センサとしては、360度以内の回転出力軸の回転角度を求めるために用いるので、第2回転位置検出センサについても、360度用センサのような一般的に高耐久なセンサを用いることができる。
そして、第2減速回転軸は、回転出力軸の回転が減速されているものの、基準用減速機構よりも減速率が低い低減速率用減速機構により減速されて回転出力軸の回転が伝達されているので、第2回転位置検出センサにて回転出力軸の回転位置をそのまま検出するときは勿論、第2回転位置検出センサにて第2減速回転軸の回転位置を検出するときも、分解能を大きく落とすことなく、回転出力軸の回転角度を検出することができる。
以上のことから、回転出力軸が360度の回転位置を通過する回数を積算可能な積算手段を備えなくてもよく、構成の簡素化を図ることができ、しかも、従来のポテンショメータ等よりも耐久性の面で優位な第1回転位置検出センサ及び第2回転位置検出センサを用いながら、回転位置検出の信頼性を向上して、回転出力軸の回転位置をきめ細かく検出し、圧力制御弁の設定圧力を所望の設定圧力に精度よく変更設定できる圧力制御装置を実現できるに至った。
本発明に係る圧力制御装置の更なる特徴構成は、前記第2回転位置検出センサが、前記回転出力軸に取り付けられている点にある。
本特徴構成によれば、回転出力軸に取り付けられた第2回転位置検出センサにて回転出力軸の回転位置をそのまま検出することができ、分解能を落とすことなく、回転出力軸の回転角度を検出することができる。しかも、回転出力軸の回転を減速させて伝達する減速機構を備えなくても、単に、第2回転位置検出センサを回転出力軸に取り付けるだけで、回転出力軸の回転角度を検出することができるので、回転出力軸の回転角度を検出するための構成の簡素化も図ることができる。
本発明に係る圧力制御装置の更なる特徴構成は、前記基準用減速機構の減速率は、前記回転出力軸の回転範囲に対して前記第1減速回転軸の回転範囲が360度以内となるように設定されており、前記第2回転位置検出センサは、前記回転出力軸に取り付けられており、360度以内の前記回転出力軸の回転角度を検出自在に構成されている点にある。
本特徴構成によれば、基準用減速機構の減速率が回転出力軸の回転範囲に対して第1減速回転軸の回転範囲が360度以内となるように設定されているので、第1減速回転軸の回転範囲を360度以内に確実に抑えることができ、第1回転位置検出センサとして、360度用センサのような一般的に高耐久なセンサの適応を確実に行える。そして、第2回転位置検出センサは、回転出力軸に取り付けられているので、第2回転位置検出センサを単に回転出力軸に取り付けるだけで、回転出力軸の回転角度を検出可能となり、構成の簡素化を図ることができる。しかも、第2回転位置検出センサとしては、360度以内の回転出力軸の回転角度を検出すればよいので、第2回転位置検出センサについても、360度用センサのような一般的に高耐久なセンサの適応を確実に行える。
本発明に係る圧力制御装置の更なる特徴構成は、前記基準用減速機構は、ウォーム減速機構にて構成されている点にある。
本特徴構成によれば、基準用減速機構をウォーム減速機構にて構成することで、基準用減速機構の設置スペースを小さなものとすることができ、装置として省スペース化を図ることができる。
圧力制御装置の全体概略構成図 パイロット弁及び圧力設定部の概略斜視図 パイロット弁及び圧力設定部の概略断面図 圧力設定部の一部を示す斜視図 圧力設定部の一部を示す斜視図 圧力設定部の一部を示す斜視図 圧力設定部の一部を示す断面図 クラッチ機構を伝達状態に切り換えたときの状態を示す図 クラッチ機構を伝達状態から遮断状態に切り換える途中の状態を示す図 クラッチ機構を遮断状態に切り換えたときの状態を示す図
〔第1実施形態〕
本発明に係る圧力制御装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
この圧力制御装置は、図1に示すように、流体流路1の二次側圧力を設定圧力に調整する圧力制御弁2と、その圧力制御弁2の設定圧力を変更設定する圧力設定部3とを備えて構成されている。そして、圧力制御装置には、流体流路1の二次側圧力が設定圧力になるように圧力制御弁2に駆動圧を供給するパイロット弁4が設けられ、圧力設定部3は、このパイロット弁4を調整することにより圧力制御弁2の設定圧力を変更設定するように構成されている。
ここで、図示は省略するが、例えば、流体流路1の圧力制御弁2よりも下流側を複数の分岐路に分岐してそれら複数の分岐路の夫々を各需要家に接続することにより、複数の需要家に天然ガス等の流体を供給するように構成されている。そして、圧力制御弁2によりそれよりも下流側の二次側圧力を上流側の一次側圧力よりも低圧の設定圧力に調整するように構成されている。
圧力制御弁2は、第1ダイヤフラムD1を備えており、その内部空間が第1ダイヤフラムD1にて第1室H1と第2室H2とに区画されている。そして、圧力制御弁2は、流体流路1を開閉する第1弁体B1を備えており、この第1弁体B1は第1ダイヤフラムD1にて開閉される構成となっている。また、第1室H1には、第1ダイヤフラムD1を第1弁体B1の閉弁方向側に付勢する第1付勢バネG1が配設されている。
パイロット弁4は、第2ダイヤフラムD2と第3ダイヤフラムD3とを備えており、第2ダイヤフラムD2及び第3ダイヤフラムD3にて、その内部空間が第3室H3と第4室H4と第5室H5に区画されている。第3室H3は、第1の二次側圧力導入路5により流体流路1の二次側(圧力制御弁2よりも下流側)に連通接続されているとともに、第2の二次側圧力導入路6により圧力制御弁2の第1室H1に連通接続されている。第4室H4は、一次側圧力導入路7により流体流路1の一次側(圧力制御弁2よりも上流側)に連通接続されているとともに、駆動圧導入路8により圧力制御弁2の第2室H2に連通接続されている。また、図示は省略するが、第2ダイヤフラムD2と第3ダイヤフラムD3とは連結部等により連結されており、一体的に上下に変位自在に構成されている。そして、第5室H5には、第2付勢バネG2が配設されており、この第2付勢バネG2が第3ダイヤフラムD3を第4室H4側に付勢することで、第2ダイヤフラムD2が第3室H3側に付勢されている。
一次側圧力導入路7の先端部には、第2弁体B2が設けられており、この第2弁体B2は第2ダイヤフラムD2により開閉される構成となっている。つまり、第2ダイヤフラムD2が第3室H3側に変位することにより第2弁体B2が開弁して、一次側圧力導入路7を通して流体流路1の一次側の流体が第4室H4に導入される。一方、第2ダイヤフラムD2が第4室H4側に変位することにより第2弁体B2が閉弁側に移動して、第4室H4への一次側の流体の導入量が減少される。
二次側圧力を設定圧力に調整するときの動作について説明する。
流体流路1の二次側圧力が設定圧力よりも低下すると、第1の二次側圧力導入路5にて流体流路1の二次側に連通接続されたパイロット弁4の第3室H3の圧力が低下し、第2付勢バネG2の付勢力により第2ダイヤフラムD2が第3室H3側に変位する。これにより、パイロット弁4の第2弁体B2が開き側に動作され、一次側圧力導入路7を通して第4室H4に流体流路1の一次側圧力が導入されて、第4室H4の圧力が上昇する。そして、その圧力上昇した第4室H4の圧力が駆動圧導入路8を通して圧力制御弁2の第2室H2に駆動圧として供給されて、第2室H2の圧力も上昇し、第1室H1と第2室H2との圧力差により第1ダイヤフラムD1が第1室H1側に変位する。よって、圧力制御弁2の第1弁体B1が開き側に動作され、流体流路1の二次側圧力を上昇させて二次側圧力を設定圧力に調整する。
一方、二次側圧力が設定圧力よりも上昇すると、パイロット弁4の第3室H3の圧力が上昇し、第2付勢バネG2の付勢力に抗して第2ダイヤフラムD2が第4室H4側に変位する。これにより、パイロット弁4の第2弁体B2が閉じ側に動作され、第4室H4への流体供給源がなくなる。すると、第2室H2の流体は、オリフィスU、第2の二次側圧力導入路6、第3室H3、第1の二次側圧力導入路5を介して二次側に排出され、第2室H2の圧力は低下し、第1室H1と第2室H2との圧力差により第1ダイヤフラムD1が第2室H2側に変位する。よって、圧力制御弁2の第1弁体B1が閉じ側に動作され、流体流路1の二次側圧力を低下させて二次側圧力を設定圧力に調整する。
圧力制御弁2の設定圧力は、常時、一定の圧力にするのではなく、圧力設定部3を備えることで、負荷等に応じて変更する目標設定圧力に設定圧力を調整している。例えば、流体流路1では、多くの需要が見込まれる時間帯には負荷が大きくなるので、圧力設定部3は、設定圧力を高圧の目標設定圧力に調整し、それ以外の時間帯には負荷が小さくなるので、設定圧力を低圧の目標設定圧力に調整している。
上述の如く、パイロット弁4において第2付勢バネG2の付勢力と第1の二次側圧力導入路5を通して供給される二次側圧力との大小関係に応じた駆動圧が、パイロット弁4から圧力制御弁2に供給されて、圧力制御弁2により二次側圧力が設定圧力に調整されている。そこで、圧力設定部3は、圧力制御弁2の設定圧力を変更設定するのであるが、第2付勢バネG2が圧力制御弁2の設定圧力を設定する圧力設定バネ9として構成されており、この圧力設定バネ9(第2付勢バネG2)のバネ荷重を調整することで、圧力制御弁2の設定圧力を変更設定自在に構成されている。
圧力設定部3は、図2及び図3に示すように、上述の圧力設定バネ9に加え、圧力設定バネ9に加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジ10、その圧力調整ネジ10を回転駆動させる駆動部11、駆動部11の作動を制御して設定圧力を変更設定する制御部(図示省略)等を備えて構成されている。そして、圧力設定部3は、パイロット弁4を形成するパイロット弁形成部14の内部に圧力設定バネ9や圧力調整ネジ10を配設するとともに、収納ケース15の内部に駆動部11や制御部(図示省略)を配設しており、パイロット弁形成部14と収納ケース15とを連結することで、圧力設定バネ9のバネ荷重を調整自在に構成されている。
図3に示すように、圧力設定部3の圧力設定バネ9は、パイロット弁4の第5室H5に配設されており、その上端部が第3ダイヤフラムD3に当接され、その下端部がバネ受け部13に当接されている。そして、パイロット弁形成部14のうち第5室H5を形成する下方側部位には、その内壁部に第1ネジ部N1が形成されており、バネ受け部13は、その外周部に形成された第2ネジ部N2とパイロット弁形成部14に形成された第1ネジ部N1とが螺合する状態で設けられている。そして、パイロット弁4の第5室H5には、バネ受け部13を上下方向に貫通する状態で第1回転軸J1が配設されており、この第1回転軸J1が回転することで、第1回転軸J1とバネ受け部13が一体的に回転し、バネ受け部13が上下動するように構成されている。第1回転軸J1とバネ受け部13との一体回転によりバネ受け部13が上下動して、圧力設定バネ9に加えるバネ荷重を調整自在に構成されている。これにより、第1回転軸J1とバネ受け部13とが、圧力調整ネジ10として構成されている。また、第1回転軸J1は、小径の下端側部位がパイロット弁形成部14を貫通して下方側に突出する状態で配設されている。
一方、圧力設定部3の駆動部11や制御部は、図3に示すように、駆動部11にて回転駆動される第2回転軸J2とともに、収納ケース15の内部に配設されている。第2回転軸J2は、その上端側部位が収納ケース15から上方側に突出する状態で配設されている。そして、第1回転軸J1の下端側部位と第2回転軸J2の上端側部位とが回転軸連結部16にて連結されており、第1回転軸J1と第2回転軸J2とが一体的に回転自在に構成されている。これにより、駆動部11にて第2回転軸J2を回転駆動することで、第2回転軸J2及び第1回転軸J1を一体的に回転させてバネ受け部13を上下動させ、圧力設定バネ9に加えるバネ荷重を調整する。
パイロット弁形成部14と収納ケース15との連結については、図2及び図3に示すように、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結する回転軸連結部16に加えて、パイロット弁形成部14に固定された板状の第1連結部K1と収納ケース15の上端側部位に固定された板状の第2連結部K2とを連結する連結部材22が設けられている。連結部材22は、円柱状に形成され、複数(この実施形態では4つ)設けられており、第1連結部K1と第2連結部K2とを複数箇所で連結している。そして、パイロット弁4と収納ケース15とを電気的に絶縁するために、例えば、第2連結部K2との間に絶縁部材を介在させて連結部材22を第2連結部K2に連結したり、連結部材22自体を絶縁材料にて構成している。
駆動部11は、図4に示すように、電動式の駆動モータ23とその駆動モータ23の回転駆動力により第2回転軸J2を回転させる駆動用減速機構S1とから構成されている。駆動用減速機構S1は、駆動モータ23の出力軸に固定された駆動ギア24と、第2回転軸J2に外嵌固定された第1ギアF1とを備えており、第1ギアF1は駆動ギア24よりも大径に形成され、駆動ギア24と第1ギアF1とが噛み合っている。これにより、駆動モータ23の回転が駆動用減速機構S1にて減速された上で第2回転軸J2に伝達されて、駆動モータ23により第2回転軸J2が回転駆動される。
このように、駆動モータ23にて第2回転軸J2を回転駆動すると、上述の如く、第2回転軸J2と第1回転軸J1とが一体的に回転されてバネ受け部13を上下動させ、圧力設定バネ9に加えるバネ荷重を調整して圧力制御弁2の設定圧力を変更設定することができる(図3参照)。
そして、圧力設定部3の制御部は、第2回転軸J2(回転出力軸に相当する)の回転位置を監視しており、その第2回転軸J2の回転位置が目標設定圧力に相当する目標回転位置となるように、駆動モータ23の作動を制御することで、圧力制御弁2の設定圧力を目標設定圧力に変更設定する。そこで、圧力設定部3には、図4及び図5に示すように、第2回転軸J2の回転位置を検出する回転位置検出センサ25が設けられており、制御部は、この回転位置検出センサ25の検出情報に基づいて、第2回転軸J2の回転位置を監視している。
(回転位置検出センサ)
本発明に係る圧力制御装置では、図5に示すように、回転位置検出センサ25として、360度以内の第2回転軸J2の回転角度を検出するための回転角度検出センサ26(第2回転位置検出センサに相当する)と、第2回転軸J2の回転数を検出するための回転数検出センサ27(第1回転位置検出センサに相当する)との2つの回転位置検出センサが備えられている。
回転角度検出センサ26は、第2回転軸J2(回転出力軸に相当する)の下端側部位に配設されており、360度以内での回転角度の検出対象となる第2回転軸J2に直接取り付けられている。したがって、回転角度検出センサ26は、360度以内の第2回転軸J2の回転位置を360度以内の第2回転軸J2の回転角度として検出自在な構成となっている。
回転数検出センサ27は、基準用減速機構S2により第2回転軸J2(回転出力軸に相当する)の回転が減速されて伝達される第3回転軸J3(第1減速回転軸に相当する)の回転位置を検出するように構成されている。第3回転軸J3は、第2回転軸J2と直交する方向に延びる状態で配設されている。基準用減速機構S2は、第1ギアF1よりも下方側に第2回転軸J2の外周部に形成された第2ギアF2と第3回転軸J3に固定された第3ギアF3とが噛み合う状態で備えられたウォーム減速機構にて構成されている。ここで、第2回転軸J2は、目標設定圧力の最小値に対応する下限目標回転位置から目標設定圧力の最大値に対応する上限目標回転位置までを回転範囲としており、基準用減速機構S2の減速率は、第2回転軸J2の回転範囲に対して第3回転軸J3の回転範囲が360度以内になるように設定されている。
圧力設定部3の制御部は、回転角度検出センサ26にて検出した360度以内の第2回転軸J2の回転位置をそのまま360度以内の第2回転軸J2の回転角度P1として求めている。また、圧力設定部3の制御部は、回転数検出センサ27にて検出した第3回転軸J3の回転位置及び基準用減速機構S2の減速率から第2回転軸J2の回転数P2を求めている。そして、圧力設定部3の制御部は、求めた第2回転軸J2の回転角度P1と求めた第2回転軸J2の回転数P2とから、下記の〔数1〕を用いて、第2回転軸J2の回転位置P3を求めている。これにより、制御部が、回転位置演算手段に相当する。
〔数1〕
P3=P1+360×P2
ここで、P1は第2回転軸J2の回転角度であり、P2は第2回転軸J2の回転数であり、P3は第2回転軸J2の回転位置である。
圧力設定部3の制御部は、第2回転軸J2の回転位置と圧力制御弁2の設定圧力との大小関係(例えば、第2回転軸J2の回転位置が増大側になるほど圧力制御弁2の設定圧力が増大する等の関係)を予め記憶しており、その記憶している大小関係を用いて、圧力制御弁2の設定圧力が目標設定圧力となるように、第2回転軸J2の回転位置を調整すべく、駆動モータ23の作動を制御している。つまり、制御部12は、記憶している大小関係から目標設定圧力に対応する第2回転軸J2の目標回転位置を求め、上記〔数1〕にて求めた第2回転軸J2の回転位置が目標回転位置となるように、駆動モータ23の作動を制御している。
(クラッチ機構)
上述の如く、制御部が駆動モータ23の作動を制御することで、圧力制御弁2の設定圧力を目標設定圧力に自動的に変更設定自在であるが、例えば、作業者の手動操作により圧力制御弁2の設定圧力を変更設定できるように構成されている。
つまり、図6〜図10に示すように、圧力設定部3が、圧力調整ネジ10側の第1ギアF1と駆動部11側の駆動ギア24とが噛み合い駆動部11の回転駆動力を圧力調整ネジ10に伝達する伝達状態と第1ギアF1と駆動ギア24との噛み合いを解除して駆動部11の回転駆動力の圧力調整ネジ10への伝達を遮断する遮断状態とに切換自在なクラッチ機構30を備えている。ここで、図6は、クラッチ機構30の各部材を分解したときの分解斜視図を示しており、図7は、クラッチ機構30の断面図を示している。そして、図8は、クラッチ機構30を伝達状態に切り換えている状態を示しており、図9は、クラッチ機構30を伝達状態から遮断状態に切り換える途中の状態を示しており、図10は、クラッチ機構30を遮断状態に切り換えている状態を示している。
このように、クラッチ機構30を備えることにより、圧力制御弁2の設定圧力を目標設定圧力に変更設定するに当たり、制御部により駆動モータ23の作動を制御して第1回転軸J1及び第2回転軸J2を自動的に回転させる場合には、クラッチ機構30を伝達状態に切り換え、回転軸連結部16に備えられた手動操作部材20(図3参照)の手動操作により第1回転軸J1及び第2回転軸J2を回転させる場合には、クラッチ機構30を遮断状態に切り換えている。
クラッチ機構30は、第1ギアF1及び駆動ギア24の軸心方向に沿う上下軸周りで第1位置(図8参照)と第2位置(図10参照)とに亘って揺動操作自在な手動操作レバー31と、第1ギアF1と駆動ギア24とが噛み合う噛合位置(図8参照)と第1ギアF1と駆動ギア24との噛み合いを解除する噛合解除位置とに駆動ギア24をその径方向に移動自在な第1板状体Q1と、第1位置と第2位置との手動操作レバー31の揺動操作により噛合位置と噛合解除位置とに駆動ギア24を移動させるように手動操作レバー31の動作と駆動ギア24の動作とを連係させる連係機構32とを備えている。このように、クラッチ機構30は、第1ギアF1を固定側ギアとし且つ駆動ギア24を移動側ギアとして、移動側ギアである駆動ギア24をその径方向に移動させることで、噛合位置と噛合解除位置とに駆動ギア24を移動させて、伝達状態と遮断状態とに切換自在に構成されている。
手動操作レバー31は、その一端部位が円筒状の支持部34の上面部から上方側に突出する回転体46に嵌め込まれており、その一端部位を支点として上下軸心周りに第1位置(図8参照)と第2位置(図10参照)とに亘って揺動自在な棒状体にて構成されている。図6及び図7に示すように、支持部34の外周部には円板状の第2板状体Q2が外嵌されており、その第2板状体Q2の上面には、上方側に延びる起立壁部35が備えられている。そして、この起立壁部35は、第2板状体Q2の外形形状に沿って延びるように、平面視で円弧状に形成されており、手動操作レバー31の下面部に形成された第1凹部R1に起立壁部35が嵌合されている。これにより、手動操作レバー31は、第1凹部R1と起立壁部35との嵌合により起立壁部35に案内されながら、第1位置と第2位置とに亘って揺動操作自在に構成されている。
第1板状体Q1は、平面視においてその中央部位が両端部位よりも突出する凸状の板状体にて構成されており、その一端部位を支点として上下軸心周りに揺動自在に設けられている。第1板状体Q1の中央部位には、その下方側に駆動モータ23が取り付けられている。駆動モータ23から上方側に延設された出力軸は、第1板状体Q1を上下方向に貫通しており、その出力軸に設けられた駆動ギア24は、第1板状体Q1よりも上方側に配設されている。これにより、第1板状体Q1が、その一端部位を支点として上下軸心周りに揺動することで、第1板状体Q1と駆動モータ23と駆動ギア24とが一体的に移動自在に構成されている。
連係機構32は、手動操作レバー31と一体的に移動自在な係合ピン41と、第1板状体Q1の他端部位に形成された長孔状の係合溝42とを備えており、係合ピン41を係合溝42に係合させることで、手動操作レバー31の動作と駆動ギア24の動作とを連係させている。手動操作レバー31を支持する支持部34の内部には、上下軸心周りで回転自在に支持された回転体46が配設されており、その回転体46は、ボルト等の締結具Tにより手動操作レバー31に締結されている。よって、手動操作レバー31を揺動操作すると、その揺動操作に伴って回転体46が回転するように構成されている。回転体46の下端部には、下方側に延びるように係合ピン41が設けられており、この係合ピン41は、回転体46の回転軸心から偏心した位置に配設されている。これにより、手動操作レバー31が上下軸心周りで揺動操作されると、その揺動操作に伴い回転体46が回転して係合ピン41が回転体46の回転軸心周りで回転移動する。係合ピン41は、係合溝42に係合した状態で回転移動するので、係合溝42の側壁部位を押圧しながら移動することになり、その係合ピン41の押圧によって第1板状体Q1が上下軸心周りで揺動される。このようにして、連係機構32は、手動操作レバー31の動作と第1板状体Q1の動作とを連係しており、図8に示すように、手動操作レバー31が第1位置に揺動操作されると駆動ギア24が噛合位置に移動するように第1板状体Q1を揺動させ、図10に示すように、手動操作レバー31が第2位置に揺動操作されると駆動ギア24が噛合解除位置に移動するように第1板状体Q1を揺動させる。
噛合位置(図8参照)と噛合解除位置(図10参照)とは、第1ギアF1の径方向において間隔を隔てて離間する位置として設定されている。そして、駆動ギア24を噛合位置とする第1板状体Q1を第1ギアF1から径方向の離れる側に揺動することにより駆動ギア24が噛合解除位置に移動される。これにより、駆動ギア24と第1ギアF1との摺動を防止してその摺動抵抗を軽減しながら、駆動ギア24を噛合解除位置に移動させることができる。その結果、手動操作レバー31を第1位置から第2位置に揺動操作するときに必要な操作力を低減することができ、操作性の向上を図ることができる。また、駆動ギア24を噛合解除位置とする第1板状体Q1を第1ギアF1に径方向の近づける側に揺動することにより駆動ギア24が噛合位置に移動される。これにより、案内手段等を備えなくても、駆動ギア24及び第1ギアF1の両者のギアが有する山型の歯形状を利用して、第1ギアF1に対して駆動ギア24を適切に噛み合わせることができ、構成の簡素化を図ることができる。
そして、噛合位置と噛合解除位置とのうち噛合位置側に駆動ギア24を復帰付勢する圧縮バネ等の第1弾性体C1が設けられている。この第1弾性体C1は、その一端部が第1板状体Q1の揺動支点となる一端部位とは反対側の他端部位に接続されており、その第1板状体Q1の他端部位を第1ギアF1に径方向で近づく側に付勢することで、駆動ギア24を噛合位置側に復帰付勢している。
(ロック機構)
また、駆動ギア24を噛合位置及び噛合解除位置の夫々において位置保持するロック機構33が備えられている。このロック機構33は、手動操作レバー31を第1位置及び第2位置の夫々において位置保持することで、駆動ギア24を噛合位置及び噛合解除位置の夫々に位置保持するように構成されている。
以下、図7〜図10に基づいてロック機構33の構成について説明する。ここで、図7(a)は、ロック機構33が手動操作レバー31の位置を位置保持している状態を示しており、図7(b)は、ロック機構33が手動操作レバー31の位置保持を解除している状態を示している。また、図8は、ロック機構33が第1位置において手動操作レバー31の位置を位置保持している状態(すなわち、駆動ギア24を噛合位置に位置保持している状態)を示しており、図9は、ロック機構33が第1位置において手動操作レバー31の位置保持を解除した状態(すなわち、駆動ギア24の噛合位置への位置保持を解除した状態)を示しており、図10は、ロック機構33が第2位置において手動操作レバー31を位置保持している状態(すなわち、駆動ギア24を噛合解除位置に位置保持している状態)を示している。
手動操作レバー31の内部には、図7に示すように、手動操作レバー31の外部に突出する側と内部に引退する側とに水平方向に沿って出退自在な円柱状の出退ボタン36が設けられている。そして、この出退ボタン36を手動操作レバー31の外部に突出側に押圧付勢する圧縮バネ等の第2弾性体C2が、手動操作レバー31の内部に設けられている。出退ボタン36には、手動操作レバー31に設けられた第1凹部R1と同様に、第2凹部R2が設けられており、起立壁部35が第2凹部R2にも嵌合されている。そして、出退ボタン36の第2凹部R2の側壁部位には、図8〜図10に示すように、水平方向に突出する円弧状の突起部37が形成されており、起立壁部35には、水平方向に凹入する円弧状の凹入溝部38が形成されており、図8及び図10に示すように、凹入溝部38に突起部37が嵌合自在に構成されている。そして、凹入溝部38は、手動操作レバー31の第1位置に相当する位置、及び、手動操作レバー31の第2位置に相当する位置の夫々に形成されている。これにより、ロック機構33は、突起部37と凹入溝部38とを備え、凹入溝部38に突起部37が嵌合することで、第1位置及び第2位置の夫々において手動操作レバー31の位置を位置保持する。
これにより、手動操作レバー31が第1位置に位置するときに、突起部37が凹入溝部38に嵌合して手動操作レバー31が第1位置に位置保持され、手動操作レバー31が第2位置に位置するときにも、突起部37が凹入溝部38に嵌合して手動操作レバー31が第2位置に位置保持される。よって、第1位置又は第2位置に位置する手動操作レバー31を揺動操作するときには、まず、作業者が出退ボタン36を手動操作レバー31の内部に引退する側に押し操作することで、突起部37と凹入溝部38との嵌合を解除して手動操作レバー31の位置保持を解除した上で、手動操作レバー31を揺動操作する。
上述の如く、クラッチ機構30は、手動操作レバー31を第1位置と第2位置とに揺動操作して駆動ギア24を噛合位置と噛合解除位置とに移動させて、伝達状態と遮断状態とに切換自在に構成されている。ここで、圧力制御弁2の設定圧力の変更設定については、通常、制御部が駆動モータ23の作動を制御することで自動的に行うので、図8に示すように、クラッチ機構30は伝達状態に切り換えられている。そして、作業者による手動操作によって圧力制御弁2の設定圧力を変更設定するときには、図9に示すように、作業者が出退ボタン36を手動操作レバー31の内部に引退する側に押し操作することで手動操作レバー31の位置保持を解除した上で、手動操作レバー31を揺動操作して、図10に示すように、クラッチ機構30を遮断状態に切り換えている。
そして、作業者による手動操作によって圧力制御弁2の設定圧力を変更設定するために、図3に示すように、回転軸連結部16には、手動操作部材20が備えられており、作業者が手動操作により手動操作部材20を回転操作すると、その回転操作に伴って第1回転軸J1及び第2回転軸J2が回転されるように構成されている。これにより、クラッチ機構30を遮断状態に切り換えた上で、作業者が手動操作部材20を回転操作することで、第1回転軸J1及び第2回転軸J2を回転させてバネ受け部13を上下動させ、圧力設定バネ9に加えるバネ荷重を調整して圧力制御弁2の設定圧力を変更設定する。このようにして、圧力設定部3は、作業者の手動操作により圧力制御弁2の設定圧力を変更設定自在に構成されている。
ここで、本発明に係る圧力制御装置では、上述の如く、制御部が駆動モータ23の作動を制御することで圧力制御弁2の設定圧力の変更設定を自動的に行う場合に、圧力設定部3の制御部は、回転角度検出センサ26の検出情報から360度以内の第2回転軸J2の回転角度P1を求め、回転数検出センサ27の検出情報から第2回転軸J2の回転数P2を求めて、それら求めた第2回転軸J2の回転角度と回転数とから、上記の〔数1〕を用いて、第2回転軸J2の回転位置P3を求めているが、作業者の手動操作により圧力制御弁2の設定圧力を変更設定する場合においても、第2回転軸J2の回転位置を求めることができる。
つまり、作業者の手動操作により圧力制御弁2の設定圧力を変更設定する場合には、クラッチ機構30を遮断状態に切り換えた上で、作業者が手動操作部材20を回転操作することで圧力制御弁2の設定圧力を変更設定する。このとき、手動操作部材20の回転操作により第2回転軸J2が回転されるので、その第2回転軸J2の回転に伴って基準用減速機構S2により第3回転軸J3も回転される。これにより、圧力設定部3の制御部は、回転角度検出センサ26の情報から360度以内の第2回転軸J2の回転角度P1を求めることができるとともに、回転数検出センサ27の検出情報から第2回転軸J2の回転数P2を求めることができる。よって、圧力制御部3の制御部は、それら求めた第2回転軸J2の回転角度と回転数とから、上記の〔数1〕を用いて、第2回転軸J2の回転位置P3を求めることができる。そこで、例えば、圧力制御部3の制御部は、求めた第2回転軸J2の回転位置を表示部等に表示させることで、作業者が第2回転軸J2の回転位置を認識しながら、圧力制御弁2の設定圧力を変更設定することができ、作業者が圧力制御弁2の設定圧力を所望の設定圧力に容易に変更設定することができる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態において第2回転位置検出センサの構成についての別実施形態である。以下、第2回転位置検出センサの構成について説明するが、その他の構成については上記第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
上記第1実施形態では、第2回転位置検出センサとしての回転角度検出センサ25を第2回転軸J2(出力回転軸に相当する)に取り付けて、第2回転軸J2の回転角度を回転角度検出センサ25にてそのまま検出するようにしている。
この第2実施形態では、図示は省略するが、基準用減速機構S2とは別に、第2回転軸J2の回転を減速させて第2減速回転軸に伝達させる低減速率用減速機構を備え、この低減速率用減速機構の減速率を基準用減速機構S2よりも低い減速率に設定する。そして、第2減速回転軸に第2回転位置検出センサとしての回転位置検出センサを取り付け、第2回転位置検出センサにて第2減速回転軸の回転位置を検出する。
これにより、第2回転位置検出センサにて検出する第2減速回転軸の回転位置は、低減速率用減速機構にて第2回転軸J2(回転出力軸に相当する)の回転が減速されたものであるので、圧力設定部の制御部は、低減速率用減速機構の減速率を用いて、第2回転位置検出センサにて検出する第2減速回転軸の回転位置から第2回転軸J2の回転角度を求めることができる。このように、第2減速回転軸は、第2回転軸J2の回転が減速されているものの、基準用減速機構よりも減速率が低い低減速率用減速機構により減速されて第2回転軸J2の回転が伝達されているので、第2回転位置検出センサにて第2減速回転軸の回転位置を検出することで第2回転軸J2の回転角度を求めても、分解能を大きく落とすことなく、第2回転軸J2の回転角度を検出することができる。
また、低減速率用減速機構を備えるに当たり、上述の如く、基準用減速機構S2とは別に、低減速率用減速機構を備えることもできるが、この構成に代えて、基準用減速機構S2の一部が低減速率用減速機構を兼用することもできる。
図示は省略するが、第2回転軸J2(回転出力軸に相当する)の回転を第3回転軸J3(第1減速回転軸に相当する)に伝達するに当たり、その回転の伝達を中継する中継用回転軸を設け、基準用減速機構S2として、第2回転軸J2(回転出力軸に相当する)の回転を減速させて中継用回転軸に伝達する第1基準用減速機構(例えば平行軸歯車減速機構)と、中継用回転軸の回転を減速させて第3回転軸J3(第1減速回転軸に相当する)に伝達する第2基準用減速機構(例えばウォーム減速機構)とを設ける。そして、第1回転位置検出センサを第3回転軸J3に取り付けてその第3回転軸J3の回転位置を検出し、第2回転位置検出センサを中継用回転軸に取り付けてその中継用回転軸の回転位置を検出する。このように、基準用減速機構S2を第1基準用減速機構と第2基準用減速機構とから構成すると、基準用減速機構S2の一部である第1基準用減速機構が、低減速率用減速機構を兼用することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記第1及び第2実施形態では、基準用減速機構S2をウォーム減速機構にて構成しているが、基準用減速機構S2をどのような減速機構にて構成するかについては適宜変更が可能である。
本発明は、流体流路の二次側圧力を設定圧力に調整する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転自在な回転出力軸と、前記回転出力軸を回転駆動させる駆動部とを備え、構成の簡素化を図りながら、回転位置検出の信頼性を向上して、回転出力軸の回転位置をきめ細かく検出できる各種の圧力制御装置に適応可能である。
1 流体流路
2 圧力制御弁
3 圧力設定部
9 圧力設定バネ
10 圧力調整ネジ
11 駆動部
26 第2回転位置検出センサ(回転角度検出センサ)
27 第1回転位置検出センサ(回転数検出センサ)
J2 回転出力軸(第2回転軸)
J3 第1減速回転軸(第3回転軸)
S2 基準用減速機構

Claims (4)

  1. 流体流路の二次側圧力を設定圧力に調整する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転自在な回転出力軸と、前記回転出力軸を回転駆動させる駆動部とを備えている圧力制御装置であって、
    前記回転出力軸の回転が基準用減速機構により減速されて伝達された第1減速回転軸の回転位置を検出する第1回転位置検出センサと、前記回転出力軸の回転位置又は前記回転出力軸の回転が前記基準用減速機構よりも減速率が低い低減速率用減速機構により減速されて伝達された第2減速回転軸の回転位置を検出する第2回転位置検出センサと、前記第1回転位置検出センサの検出情報に基づいて前記回転出力軸の回転数を求め、且つ、前記第2回転位置検出センサの検出情報に基づいて前記回転出力軸の回転角度を求め、それら求めた前記回転出力軸の回転数及び回転角度から前記回転出力軸の回転位置を求める回転位置演算手段とを備えている圧力制御装置。
  2. 前記第2回転位置検出センサが、前記回転出力軸に取り付けられている請求項1に記載の圧力制御装置。
  3. 前記基準用減速機構の減速率は、前記回転出力軸の回転範囲に対して前記第1減速回転軸の回転範囲が360度以内となるように設定されており、前記第2回転位置検出センサは、前記回転出力軸に取り付けられており、360度以内の前記回転出力軸の回転角度を検出自在に構成されている請求項1又は2に記載の圧力制御装置。
  4. 前記基準用減速機構は、ウォーム減速機構にて構成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の圧力制御装置。
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