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JP5424980B2 - ウェザストリップ - Google Patents
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Description

本発明は、ルーフが折り畳み可能なオープントップ車のルーフサイドに取付けられ、閉じた窓ガラスに弾接して窓ガラスとの間をシールするウェザストリップに関し、ことにルーフサイドに沿って折り畳み可能に分割されたウェザストリップの一端より延設され、ルーフを閉じた状態で互いに接合するウェザストリップ端の接合面を伝い落ちる水を受ける水受けリップを備えたウェザストリップに関する。
なお、本明細書において前後(フロント又はリヤ)及び上下とは、車体の前後方向及び上下方向に相当するものとする。
オープントップ車の折り畳み可能なルーフには、幌タイプのもの(特許文献1)と、メタルルーフタイプのもの(特許文献2)とがある。図1は、前者の幌タイプのオープントップ車について示すもので、幌1のルーフサイドには、図示していないがルーフサイドに沿って複数のリンクが屈折可能に連結されて取付けられている。そして個々のリンクには、ウェザストリップが取付けられ、幌1を閉じたとき、各ウェザストリップがウェザストリップ端の接合面を突き合わして接合されるようになっている。
図2は、図1のa部におけるウェザストリップ、すなわち幌1を閉じ、前後のウェザストリップ2a、2bがウェザストリップ端同士を突き合わして接続された状態を示すもので、型成形されたリヤ側の一方のウェザストリップ2a端にフロント側に向けて突出する、湾曲断面の水受けリップ3を延設し、幌1を閉じ、フロント側のリンクをウェザストリップ2bと共に旋回させてウェザストリップ2b端をウェザストリップ2a端に接合させたとき、水受けリップ3がウェザストリップ2b端周縁の下側部に下側より嵌合し、両ウェザストリップ端の接合面4を伝い落ちる水を受けるようになっており、水受けリップ3に受けられた水はリヤ側のウェザストリップ2aを通って車外に排出され、車内に侵入しないようにしている。図中、三角印は黒く塗り潰した部分の側が型成形部、非塗り潰し部分の側が押出成形部を示す。以下の図においても同様である。
実願昭61−185695号(実開昭63−89827号)のマイクロフィルム 特開2002−2308号
ウェザストリップ2a、2bは建付けのバラ付きによって接合されたウェザストリップ2a、2bが図2に示すようにフロント側(図の左方)に向かって前下りに傾斜していると、両ウェザストリップ2a、2bの接合面4を伝い落ちて水受けリップ3に受け止められた水が水受けリップ3端よりこぼれ落ちて車内側に侵入することがある。こうした問題は、メタルルーフタイプのものにおいても、ウェザストリップ端の接合面を伝い落ちる水を受ける水受けリップを備えたウェザストリップが前下がりに傾斜している場合、同様に生ずる。
本発明は、折り畳み可能なルーフのルーフサイドに沿い分割して取付けられるオープントップ車のウェザストリップにおいて、ルーフを閉じた状態でウェザストリップ端同士が接合されるウェザストリップの接合面を伝い落ちて水受けリップで受け止められた水が車内側に侵入することがないようにしたものである。
請求項1に係わる発明は、折り畳み可能なルーフのルーフサイドに沿い分割して取付けられるオープントップ車用のウェザストリップであって、ルーフを閉じたとき、前後のウェザストリップの端部同士が接合され、また該両端部のうち、一方の端部から両ウェザストリップ端の接合面を伝い落ちる水を受ける、湾曲断面の水受け面を備えた水受けリップが他方の端部に向けて延設され、ウェザストリップの端部同士を接合した状態において、前記水受け面が先端に向かって上向きに傾斜ないし湾曲した登り勾配に形成されることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、前記接合される両ウェザストリップ端のうち、他方の端部周縁の下側部に、前記一方の端部より延設される水受けリップが納まる凹溝がウェザストリップ端周縁と段状をなして形成されることを特徴とする。
請求項3に係わる発明は、請求項2に係わる発明の前記水受けリップは、先端に向かって厚みが増すように形成され、凹溝に納まった状態でウエザストリップ端と面一となることを特徴とする。
請求項4に係わる発明は、請求項1ないし3のいずれかの請求項に係わる発明において、の前記前記水受けリップには、肉抜き部分がが形成され、該肉抜き部分は車内側から形成されることを特徴とする。
請求項1に係わる発明によると、ウェザストリップの端部同士が突き合わされる接合面から伝い落ち、水受けリップで受け止められた水は、水受けリップの水受け面が先端に向かって上向きに傾斜ないし湾曲する登り勾配をなすため、水受けリップ先端よりこぼれ出て車内に侵入するのを防ぐことができる。
上述する水受けリップは、図2に示すようにフロント側のウェザストリップ端に下側より当てがわれる場合、水受け面はリヤ側に向かって一端下向きに傾斜したのち立ち上がり、リヤ側のウェザストリップの排水路に接続されるようになるため、リヤ側のウェザストリップの排水路に排水させることはできないが、請求項2に係わる発明においては、水受けリップを凹溝に納めさせることにより、水受けリップが延設されるウェザストリップの排水路から屈折してそのまま水受け面を登り(逆)勾配に形成することができるようになる。そのため排水路が順(下り)勾配をなす場合、水受け面で受け止められた水を水受けリップに留まらせることなくウェザストリップの排水路を通って排出させることができる。またウェザストリップの端部同士を突き合わせた状態において、水受けリップが図2に示すように下方に出っ張らないようにすることができ、外観を向上させることができる。
請求項3に係わる発明によると、幌を閉じてフロント側及びリヤ側のウエザストリップの端部同士が突き合わされて接続されたとき、水受けリップが凹溝ないに納まり、ウエザストリップ端と面一で、該ウエザストリップ端から出っ張らないため外観がよい。
請求項4に係わる発明によると、水受けリップに肉抜き部分が形成されることにより軽量化され、自重による垂れ下がりを防ぐことができ、しかも肉抜き部分を車内側から形成することにより目立ちにくく、外観が損なわれにくくなる。
オープントップ車の要部の側面図。 図1のa部におけるウェザストリップの接続部分を示す図。 同じa部における本発明に係わるウェザストリップの接続構造を示す模式図。
以下、本発明の実施形態のウェザストリップについて図面により説明する。
図3は、図2と同様、図1に示す幌タイプのオープントップ車のa部におけるウェザストリップ11a、11bの突き合わして接合された端部同士の接続構造を示すもので、型成形された一方のリヤ側のウェザストリップ11a端には、他方のフロント側のウェザストリップ11bに向けて水受けリップ12が延設され、ウェザストリップ11a端を閉じる閉壁13はウェザストリップ11b端と接合する傾斜した接合面14を有すると共に、該接合面14を伝い落ち、水受けリップ12で受け止められた水をウェザストリップ11aの中空な排水路15に通す排水孔16を備えている。
水受けリップ12は、下面がウェザストリップ11aと面一をなし、かつ上面の水受け面17がウェザストリップ11aの端部下側部にあてがわれる湾曲断面をなして、先端に向かい上向きに傾斜する登り勾配に形成されている。そして先端に向かって厚みが増すように形成されている。図中、18は水受けリップ12の肉抜き部分で、好ましくは目立ちにくい車内側から形成される。肉抜き部分18の形成によって水受けリップ12が軽量化され、自重による垂れ下がりを防ぐことができるが、水受けリップ12を肉厚にすることによる問題がなければ、肉抜き部分18を形成しなくてもよい。
フロント側のウェザストリップ11b端部も型成形され、ウェザストリップ11b端は閉じられて前記一方のウェザストリップ11a端の接合面14に当たる接合面19を有している。そしてその周縁の下側部には凹溝21がウェザストリップ11a端周縁と段状をなして形成され、幌1を閉じて図示するようにウェザストリップ11a、11b同士が突き合わされて接合されたとき、湾曲した水受けリップ12が凹溝21内に納まり、ウェザストリップ11bと面一でウェザストリップ11b端から出っ張らないようにしてある。
本実施形態のウェザストリップによると、幌1を閉じ、ウェザストリップ11a、11bの端部同士が突き合わされて接続した状態で、接合面14、19を伝い、水受けリップ12に受け止められた水は水受け面17が先端が上向きの登り勾配をなしているため、図の矢印方向に排水孔16を通って流れ、水受けリップ12端より車内側にこぼれ落ちることがない。リヤ側のウェザストリップ11aの排水路15が図示するように後方(図の右方)に向かって登り勾配をなす場合、水受けリップ12で受け止められた水は排水孔16付近に留まるが、接合面14、19を伝い落ちる水は通常、ごく僅かであるから、水受けリップ12より溢れ出て車内側に侵入することはない。排水路15が後方に向かって下る順勾配をなす場合、水受けリップ12で受け止められた水は排水孔16を経て、排水路15を通り車外に排出される。
前記実施形態の水受けリップ12は、ウェザストリップ11a、11bより出張らないように形成されているが、図2に示す水受けリップ3においても、水受け面を先端に向かって登り勾配をなすように形成することによって、接合面を伝い落ちて水受けリップで受け止められた水が水受け面に溜まり、水受けリップ3端よりこぼれ落ちないようにすることができる。
前記実施形態のウェザストリップ11a、11bは、幌タイプのオープントップ車に適用されるが、メタルルーフタイプのオープントップ車においても接続されるウェザストリップ端の一方に接合面より伝い落ちる水を受ける水受けリップを設ける場合、該水受けリップの水受け面を先端に向かって登り勾配に形成することにより、前記実施形態と同様の効果を生じさせることができる。
1・・幌
2a、2b、11a、11b・・ウェザストリップ
3、12・・水受けリップ
13・・閉壁
14、19・・接合面
15・・排水路
16・・排水孔
17・・水受け面
18・・肉抜き部分
21・・凹溝

Claims (4)

  1. 折り畳み可能なルーフ1のルーフサイドに沿い分割して取付けられるオープントップ車用のウェザストリップであって、ルーフ1を閉じたとき、前後のウェザストリップ11a、11bの端部同士が接合され、また該両端部のうち、一方の端部から両ウェザストリップ端の接合面14、19を伝い落ちる水を受ける、水受け面17を備えた水受けリップ12が他方の端部に向けて延設され、ウェザストリップ11a、11bの端部同士を接合した状態において、前記水受け面17が先端に向かって上向きに傾斜ないし湾曲した登り勾配に形成されることを特徴とするウェザストリップ。
  2. 前記接合される両ウェザストリップ11a、11b端のうち、他方の端部周縁の下側部に、前記一方の端部より延設される水受けリップ12が納まる凹溝21がウェザストリップ11b端周縁と段状をなして形成されることを特徴とする請求項1記載のウェザストリップ。
  3. 前記水受けリップ12は、先端に向かって厚みが増すように形成され、凹溝21に納まった状態でウエザストリップ端と面一となることを特徴とする請求項2記載のウェザストリップ。
  4. 前記水受けリップ12には、肉抜き部分18が形成され、該肉抜き部分18は車内側から形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載のウェザストリップ。
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