本発明の実施形態に係る情報表示システム1について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態の情報表示システム1の概要を説明するための図である。この図を用いて本実施形態に係るデジタルフォトフレーム30の概略を説明するが、各構成要素の機能については図2及び4を用いて後述する。
本実施形態におけるデジタルフォトフレーム(情報表示装置)30は、主に個人で所有する端末であって、何れかの方法で入力されたデータの中から画像ファイル或いは映像ファイルの情報を自動的に識別し、当該識別した画像ファイル或いは映像ファイルを一定間隔で順次表示(スライドショー)する端末である。以下、発明の説明のための例では、デジタルカメラで撮影された写真等の画像情報を表示する例を説明する。但し、本発明の応用範囲を画像情報を表示する端末に限定する必要はなく、映像その他様々な情報を表示可能である装置に適応可能であることは言うまでもない。
本実施形態のデジタルフォトフレーム30は、移動電話事業者などが設置する基地局(図示せず)が形成する無線通信エリアに属し、基地局を介してネットワークへ接続する。デジタルフォトフレーム30の利用者宅内に設置された中継器を介して接続してもよい。
但し、本発明は無線或いは有線LANを介してインターネットに直接接続可能であるデジタルフォトフレーム30に対しても適用可能である。広告主サーバ40は、広告情報の配信を望む企業等(以後、“広告主”と称する)が保持するサーバに該当する。情報送信端末10は、デジタルフォトフレーム30に表示される情報(画像情報、映像情報等)を発信する者が保持する携帯端末等に該当する。
例えば孫の写真を祖父、祖母に見せたい親が、デジタルカメラで撮った孫の写真のファイルを、メールに添付して祖父、祖母が所有するデジタルフォトフレーム30に送信すると、デジタルフォトフレーム30は自動的に当該写真をスライドショーによって表示する。
本実施形態におけるデジタルフォトフレーム30は、広告情報を配信サーバ20から受信する。デジタルフォトフレーム30は、スライドショーの形で順次表示する写真情報と写真情報との間に広告情報を表示する。
次に、図2を用いて本実施形態における情報表示システム1の各構成要素が備える機能について説明する。図2に示すように情報表示システム1は、情報送信端末10、配信サーバ20、デジタルフォトフレーム30、及び広告主サーバ40を含んで構成される。
情報送信端末10は、デジタルカメラで撮影した写真などの画像情報をデジタルフォトフレーム30を特定する識別子と供に配信サーバ20に対して送信する端末である。デジタルフォトフレーム30を特定する識別子とは、具体的にはメールアドレスである。本実施形態におけるデジタルフォトフレーム30は、携帯電話と同様にそれぞれの単体ごとに一つのメールアドレスが割当てられている。メールアドレスを用いることによって、デジタルフォトフレーム30に対して画像情報を送信しようとする者は、電子メールに画像情報を添付して送信すれば良いため、操作が煩雑にならないという効果を得ることができる。
発明を説明するための例としてここでは、情報送信端末10として携帯電話を用いる。但し、情報送信端末10は、これに限らず、簡易型携帯電話機(PHS:Personal Handy-phone System)、通信機能を有する携帯型情報端末(PDA:Personal DigitalAssistant)、或いは、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等であっても良い。
配信サーバ20は、ネットワークを通じて情報送信端末10、デジタルフォトフレーム30、及び広告主サーバ40と通信可能な状態で接続されている。配信サーバ20は、情報送信端末10から画像情報、並びに、広告主サーバ40から広告情報及び該広告情報と関連付けられた広告キーワード、を受信し、それらをデジタルフォトフレーム30に送信或いは配信する機能を有する。また、配信サーバ20は、後述の関連キーワードをデジタルフォトフレーム30に対して送信する機能を有する。
本実施形態においては、配信サーバ20は一つのサーバとして説明しているが、配信サーバ20が備える機能を複数のサーバに分散しても良い。
デジタルフォトフレーム30は、配信サーバ20を介して情報送信端末10から画像情報を受信して該画像情報を自動的に順次表示する機能を備える。本実施形態のデジタルフォトフレーム30は、更に、配信サーバ20を介して広告主サーバ40から広告情報および広告キーワードを受信し、受信した広告情報の中から適切な広告情報を選択し、該選択された広告情報を画像情報と供に表示する機能を有する。
広告主サーバ40は、広告情報を広告キーワードと関連付けた状態で配信サーバ20に送信する機能を有する。
更に、各装置について詳細に説明する。配信サーバ20は、具体的には、画像送信部21、広告配信部22、及び関連キーワード判断部23を含んで構成される。
画像送信部21は、情報送信端末10から画像情報を受信し、一時蓄積した後、受信した画像情報をデジタルフォトフレーム30に対して送信する機能を有する。
広告配信部22は、広告主サーバ40から広告情報及び該広告情報と関連付けられた広告キーワードを受信し、一時蓄積した後、受信した広告情報及び広告キーワードをデジタルフォトフレーム30に配信する機能を有する。
本実施形態の広告配信部22は、デジタルフォトフレーム30の利用者のプロファイルに関わらず同一の広告情報を同時に複数のデジタルフォトフレーム30に配信している。後述するように、当該配信された広告情報の中からデジタルフォトフレーム30の広告選択部34が適切な広告情報を選択している。言い換えると、配信サーバ20においてデジタルフォトフレーム30の利用者のプロファイルを参照することにより広告情報を選択し、選択した広告情報をデジタルフォトフレーム30に送信する必要はない。これによって、デジタルフォトフレーム30は、個人情報と関連付けられたプロファイル情報を配信サーバ20に送信する必要がないため、個人情報を外部に送信することを望まない利用者も安心してデジタルフォトフレーム30を利用することが可能となるという効果を得る。同時に、配信サーバ20はプロファイルに関わらず(放送局のように)同一の広告情報を同時に複数のデジタルフォトフレーム30に配信すれば良いため処理が単純になるという効果を得る。
関連キーワード判断部23は、デジタルフォトフレーム30からオリジナルキーワード一覧を受信し、受信したオリジナルキーワード一覧に含まれている各オリジナルキーワードと相関が高いキーワードである関連キーワードをデジタルフォトフレーム30に送信する機能を備える。
ここで、オリジナルキーワードとは、デジタルフォトフレーム30が表示する広告情報と関連するキーワードのことを指す。オリジナルキーワードとは、具体的には、デジタルフォトフレーム30の利用者が直接入力することでデジタルフォトフレーム30内に登録される「直接入力されたオリジナルキーワード」と、デジタルフォトフレーム30の利用者が行う広告情報に対する処理に関する命令の内容に応じてデジタルフォトフレーム30内に自動的に蓄積される「新規キーワード」と、を含む。なお、本明細書において、「直接入力されたオリジナルキーワードに関する情報」及び「広告情報に対する処理に関する命令に関する情報」の二つの情報を含めて「オリジナルキーワードに関する情報」と称する。
オリジナルキーワードの直接入力に関する情報は、新たに登録したいオリジナルキーワードそのものの情報の他に、オリジナルキーワードを修正する命令に関する情報、及び登録済みのオリジナルキーワードを削除する命令に関する情報を含む。
新規キーワードとは、具体的にはデジタルフォトフレーム30の利用者の広告閲覧状況に応じて定められたキーワードを指す(後述)。
オリジナルキーワードに関する情報とは、後述のキーワード処理部36がオリジナルキーワードを取得するために必要となる情報のことを指す。本実施形態においては、「広告情報に対する処理に関する命令」として、「広告情報の詳細を表示する命令」、及び、「広告情報を削除する命令」を用いるが、これらの具体的な命令の種類は発明を説明するための一例である。
オリジナルキーワード一覧とは、デジタルフォトフレーム30が保持しているオリジナルキーワードの一覧のことを指す。デジタルフォトフレーム30を個人で使用している場合には、結果的に、オリジナルキーワード一覧は、その個人がデジタルフォトフレーム30に表示させることを望む広告情報と関連付けられた広告キーワードの一覧となる。従って同一のオリジナルキーワード一覧に含まれているオリジナルキーワードは、互いに相関が高いと考えられる。
一台のデジタルフォトフレーム30を複数人で使用する場合には、一台のパソコンを複数人で共有する場合と同様に個人毎にログイン可能とし、個人毎のオリジナルキーワード一覧を作成しても良い。
関連キーワード判断部23は、デジタルフォトフレーム30からオリジナルキーワード一覧を受信し、受信したオリジナルキーワード一覧に含まれている各オリジナルキーワードと相関が高いキーワードである関連キーワードをデジタルフォトフレーム30に送信する機能を備える。
関連キーワードとは、オリジナルキーワードと相関が高いキーワードを指す。ここでは、ある広告キーワードAと関連付けられた広告情報Aを表示することを望む人は、別の広告キーワードBと関連付けられた広告情報Bを表示することを望む可能性が一般的に高いことを“広告キーワードAと広告キーワードBとは相関が高い”と称する。
関連キーワード判断部23がオリジナルキーワード一覧から関連キーワードを判断する機能の詳細については後述する。
次に、デジタルフォトフレーム30の機能について説明する。
本実施形態のデジタルフォトフレーム30は、画像処理部31、広告処理部32、表示部33、広告選択部34、入力部35、及びキーワード処理部36を含んで構成されている。
画像処理部31は、配信サーバ20から画像情報を受信し、受信した画像情報を保持する機能を有する。具体的には、画像処理部31は、画像情報受信部311、画像情報保持部312、及び画像情報出力部313を含んで構成される。
画像情報受信部311は、配信サーバ20を介して情報送信端末10から送信されたメールを受信する機能、メールを受信した際、自動的に、メールの添付ファイルにJPEGなどの画像フォーマットの情報が含まれていないか判断する機能、及び、受信したメールに画像フォーマットの情報が含まれている場合、必要があれば画像フォーマットを変換し、変換後の情報を画像情報保持部312に出力する機能を有する。
画像情報保持部312は、画像情報受信部311からフォーマット変換後の情報を入力し、画像情報として保持する機能を有する。
画像情報出力部313は、所定の規定に従って、画像情報保持部312が保持する画像情報を表示部33に出力する機能を有する。具体的には、例えば、画像情報出力部313は、画像情報保持部312に保持されている画像情報を、画像情報受信部311がそれを受信した順番に所定時間(例えば1分)間隔で表示部33に出力してもよい。又は、画像情報出力部313は、所定時間(例えば1分)間隔で画像情報保持部312に保持されている画像情報から無作為に一つの画像情報を選択し、該選択した画像情報を表示部33に送信してもよい。
なお、デジタルフォトフレーム30がメモリカードなどの外部メモリを接続可能とし、画像情報は、該外部メモリを介して取得されてもよい。その場合、画像処理部31は、外部メモリが接続されたことを感知する機能(図示せず)を更に備え、当該機能により外部メモリが接続されたことが感知された場合、自動的に、画像情報受信部311は、外部メモリにJPEGなどの画像フォーマットの情報がないか判断し、画像フォーマットの情報がある場合、必要があれば画像フォーマットを変換し、変換後の情報を画像情報保持部312に出力して、画像情報保持部312は、入力した情報を画像情報として保持しても良い。
広告処理部32は、配信サーバ20から広告情報及び広告キーワードを受信し、受信した広告情報及び広告キーワードを保持する機能を有する。広告キーワードとは、広告情報の内容を表すキーワードのことを指す。広告キーワードは、広告主が設定しても良い。また、一つの広告情報に対して複数の広告キーワードを関連付けても良い。広告情報は、簡易情報と詳細情報とから構成されている。簡易情報は、後述の表示部33が表示できる程度の大きさの一枚の静止画情報であることが好適である。但し、簡易情報は、これに限定されず、例えば動画情報であっても良いし、アイコン情報であっても良い。詳細情報は、簡易情報を見て広告の内容に興味を持ったデジタルフォトフレーム30の利用者の命令によって表示される情報であって、形式は特に限定しない。
具体的には、広告処理部32は、広告情報受信部321、広告情報保持部322、及び広告情報出力部323を含んで構成される。
広告情報受信部321は、配信サーバ20から広告情報と広告キーワードとを受信する機能、及び受信した広告情報と広告キーワードとを広告情報保持部322に出力する機能を有する。
広告情報保持部322は、広告情報受信部321から広告情報及び広告キーワードを入力し、入力した広告情報及び広告キーワードを保持する機能を有する。
広告情報出力部323は、広告情報保持部322が保持する簡易情報及び広告キーワードを広告選択部34に出力する機能、後述の入力部35から、広告情報に対する処理に関する命令として広告情報の詳細を表示する命令を入力した場合に対応する詳細情報を広告情報保持部322から得て、得た詳細情報を表示部33に出力する機能を有する。
表示部33は、画像処理部31が保持する画像情報、及び後述の広告選択部34が選択した表示する広告情報を表示する機能を有する。
本実施形態においては、デジタルフォトフレーム30の表示部33は、画像情報の表示と次の画像情報の表示との間に簡易情報を表示している。例えば、画像情報を1分間隔で順次表示して、画像情報を5回表示するたびに簡易情報を1回表示しても良い。画像情報を順次表示すると同時に画面の一部分に簡易情報を表示しても良い。
表示部33は、画像情報を表示する際に、画像情報を添付しているメールの本文、画像情報ファイルのメタ情報(ファイル名、作成日時、ファイルの大きさなど)、又は、情報送信端末10の所有者が作成したコメント等を写真に重ねて表示しても良い。
表示部33は、更にデジタルフォトフレーム30の利用者が広告情報の詳細を表示する命令を入力した場合には、該広告情報の詳細情報を広告情報出力部323から入力し、入力した詳細情報を表示する機能を有する。
広告選択部34は、後述のキーワード処理部36が保持するオリジナルキーワード、及び関連キーワードを参照し、広告情報保持部322が保持する広告情報について当該広告情報と関連付けられた広告キーワードが後述のキーワード処理部36が保持するオリジナルキーワード及び関連キーワードのうちの少なくとも一方に含まれているか否かを判断し、含まれていると判断した場合に、該広告情報を表示する広告情報として選択する機能を有する。
具体的には、広告選択部34は、図3に例示するように複数の広告キーワードが関連付けられた広告情報について、広告キーワードの一部がオリジナルキーワード及び関連キーワードの少なくとも一方に含まれている場合には当該広告情報を表示する広告情報であると判断しても良い。あるいは、複数の広告キーワードが関連付けられている広告情報に対しては、その全ての広告キーワードがオリジナルキーワード及び関連キーワードの少なくとも一方に含まれている場合に該広告情報を表示する広告情報であると判断しても良い。
入力部35は、デジタルフォトフレーム30の利用者によるオリジナルキーワードに関する情報の入力を受け付ける機能を有する。上述の通り、発明を説明するための例では、オリジナルキーワードに関する情報としてオリジナルキーワードの直接入力に関する情報、及び広告情報に対する処理に関する命令情報、を用いる。
入力部35は、更に、デジタルフォトフレーム30の利用者からオリジナルキーワードに関する情報の入力を受け付けた場合に、受け付けたオリジナルキーワードに関する情報を後述のキーワード処理部36に対して出力する機能、及び、広告情報に対する処理に関する命令として広告情報の詳細を表示する命令を受け付けた場合に、該命令を受け付けた旨の情報を広告情報出力部323に出力する機能を有する。
キーワード処理部36は、入力部35が入力を受け付けたオリジナルキーワードに関する情報に基づいてオリジナルキーワード一覧を作成し、作成したオリジナルキーワード一覧を配信サーバ20へ送信する機能、配信サーバ20から関連キーワードを受信する機能、並びに、オリジナルキーワード及び関連キーワードを保持する機能を有する。
キーワード処理部36が、オリジナルキーワード一覧を配信サーバ20に送信するにあたり、デジタルフォトフレーム30の利用者の同意を得ても良い。キーワード処理部36の機能の詳細については、後述する。
本実施形態では、キーワード処理部36からオリジナルキーワード一覧が送信されるが、デジタルフォトフレーム30の利用者の個人を特定する情報を送信する必要はない。従って個人情報を外部に送信することを望まない利用者も安心してデジタルフォトフレーム30を利用することができる。
次に、図4を用いてキーワード処理部36及び関連キーワード判断部23が有する機能について詳述する。便宜上キーワード処理部36から説明する。
本実施形態のキーワード処理部36は、直接入力部361、広告キーワード評価部(新規キーワード所得部)362、新規テーブル作成部(新規キーワード所得部)363、判断部364、オリジナルキーワード記憶部365、オリジナルキーワード一覧送信部(キーワード取得部)366、関連キーワード受信部(キーワード取得部)367、及び関連キーワード保持部(キーワード取得部)368を含んで構成されている。
直接入力部361は、入力部35がデジタルフォトフレーム30の利用者からオリジナルキーワードに関する情報としてオリジナルキーワードの直接入力を受け付けた場合に、当該直接入力されたオリジナルキーワードを入力部35から入力し、判断部364へ出力する機能を有する。
広告キーワード評価部362は、入力部35がオリジナルキーワードに関する情報として広告情報に対する処理に関する命令を受け付けた場合に、受け付けられた処理内容に応じて該広告情報と関連付けられた広告キーワードを評価する機能、及び、広告キーワードと、該広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントとを蓄積する機能を備える。
広告キーワードポイントとは、デジタルフォトフレーム30の利用者による各広告キーワードに対する評価の高さを表す数値のことを指す。
具体的には、入力部35がデジタルフォトフレーム30の利用者から表示部33に表示された広告情報の詳細を表示する命令を受け付けた場合、広告キーワード評価部362は、表示部33に表示されている広告情報と関連付けられた広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントに1を加える。
入力部35がデジタルフォトフレーム30の利用者から表示部33に表示された広告情報を削除する命令を受け付けた場合、広告キーワード評価部362は、表示されている広告情報と関連付けられた広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントから1を減ずる。
広告キーワード評価部362は、上記処理を繰り返すことによって蓄積している広告キーワードポイントを適切なものとする。
図3、5(a)、及び5(b)を用いて広告キーワード評価部362による広告キーワード評価方法について、更に具体的に説明する。
今、広告キーワード評価部362は、図5(a)に例示する広告キーワードポイントを蓄積しているとする。また、図3に示す広告キーワードが関連付けられている広告情報が表示部33に表示されているとする。この状態で、入力部35は、広告情報を削除する命令を受け付けたとする。
入力部35は、広告情報を削除する命令を受け付けた旨の情報を広告キーワード評価部362に通知する。広告キーワード評価部362は、表示部33に対して現在表示されている広告情報を問い合わせる。広告キーワード評価部362は、広告情報保持部322を参照して現在表示されている広告情報と関連付けられている広告キーワードを得る。広告キーワード評価部362は、蓄積している広告キーワードポイントのうち、現在表示されている広告情報と関連付けられた広告キーワードである芸能人名B、「ケーキ」、及び「カメラ」にそれぞれ関連付けられた広告キーワードポイントから1を減ずる。
図5(b)は上記処理後に広告キーワード評価部362が保持している広告キーワードポイントの例を示している。上記の例は、入力部35が広告情報を削除する命令を受け付けた場合の例であったが、入力部35が広告情報の詳細を表示する命令を受け付けた場合には、当該広告情報と関連付けられた広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントは1を加えられることとなる。
このように、広告キーワード評価部362がデジタルフォトフレーム30の利用者による広告情報に対する処理に関する命令に応じて広告キーワードポイントを累積的に加減することにより、デジタルフォトフレーム30の利用者が特別な操作をする必要なく、デジタルフォトフレーム30の利用者が表示を望む広告情報と関連付けられた広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントは、増加し、表示を望まない(つまり削除することを望む)広告情報と関連付けられた広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントは、減少することとなる。
図4に戻り、新規テーブル作成部363は、前回新規キーワードテーブルが作成されてから所定の時間(例えば1週間或いは1ヶ月)が経過した場合、広告キーワード評価部362が蓄積している広告キーワードポイントが高い広告キーワードである新規キーワードを所定の数(例えば10個)含んだ新規キーワードテーブルを作成する機能を有する。
また、新規テーブル作成部363は、新規キーワードテーブルを作成した場合に広告キーワード評価部362が蓄積している広告キーワードポイントの値を全て0とする機能を有する。
更に、新規テーブル作成部363は、作成した新規キーワードテーブルを判断部364に出力する機能を備える。
このような機能によって、所定の時間デジタルフォトフレーム30の利用者による広告情報に対する処理に関する命令の内容に応じた各広告キーワードに対する評価を蓄積し、評価の高い広告キーワードを新規キーワードとして新規キーワードテーブルに含めることとなる。従って、デジタルフォトフレーム30の利用者が表示を望む広告情報(表示する広告情報)と関連付けられた広告キーワードが新規キーワードテーブルに含まれることとなる。
新規テーブル作成部363が前回新規キーワードテーブルを作成してから今回新規キーワードテーブルを作成するまでの所定の時間は、デジタルフォトフレーム30の利用者によって自由に設定可能であっても良い。例えば“1週間”に設定した場合には後述のオリジナルキーワード一覧の更新が比較的に頻繁になされ、最新の関心事に応じた広告情報を表示することが可能となる。所定の時間を例えば1ヶ月とすれば比較的長期間広告情報に対する処理に関する命令を蓄積するため、繰り返されない短期的な関心事による影響を希釈することが可能となる。
新規キーワードテーブルに含める新規キーワードの所定の数は、デジタルフォトフレーム30の利用者によって自由に設定可能であっても良い。所定の数が少なければ少ないほど(例えば3個)最も関心の高いキーワードだけを新規キーワードテーブルに含めることが可能となる。所定の数が多ければ多いほど(例えば20個)広く種々のキーワードを新規キーワードテーブルに含めることが可能となる。したがって、デジタルフォトフレーム30の利用者が、新規キーワードテーブルに含める新規キーワードの所定の数を自由に設定可能とすることにより、表示する広告情報の種類の幅を変更することが可能となる。
判断部364は、直接入力されたオリジナルキーワード、及び、新規テーブル作成部363が作成した新規キーワードテーブルに含まれる新規キーワードがオリジナルキーワード記憶部365に既に保持されていないか判断する機能を有する。
具体的には、判断部364が直接入力されたオリジナルキーワードを入力した場合には、判断部364は、オリジナルキーワード記憶部365を参照することにより、オリジナルキーワード記憶部365に当該直接入力されたオリジナルキーワードが保持されているか否かを判断する。保持されていないと判断した場合、判断部364は、オリジナルキーワード記憶部365に対して直接入力されたオリジナルキーワードを出力する。
判断部364が直接入力されたオリジナルキーワードがオリジナルキーワード記憶部365に保持されていると判断した場合、判断部364は、オリジナルキーワード記憶部365に該直接入力されたオリジナルキーワードを出力しない。この場合、判断部364は、表示部33に対して「入力されたキーワードは既に登録済みです」等の表示をする指示を出力しても良い。
判断部364がオリジナルキーワードの直接入力の命令として、オリジナルキーワードを削除する命令を入力した場合には、判断部364は、命令の対象となったオリジナルキーワードがオリジナルキーワード記憶部365に保持されているか否かを判断し、保持されていると判断した場合には、該オリジナルキーワードを削除する。判断部364が命令の対象となったオリジナルキーワードがオリジナルキーワード記憶部365に保持されていないと判断した場合には、判断部364は、表示部33に対して「キーワードの登録はありません」等の表示をする指示を出力しても良い。
判断部364がオリジナルキーワードの直接入力の命令として、オリジナルキーワードを変更する命令を入力した場合は、上記オリジナルキーワードを削除する命令を入力した場合と同様の処理を行った後に、上記説明した直接入力されたオリジナルキーワードをオリジナルキーワード記憶部365に保持する処理と同様の処理を行う。
判断部364が新規キーワードテーブルを入力した場合には、判断部364は、該新規キーワードテーブルに含まれている全ての新規キーワードについてオリジナルキーワード記憶部365が保持しているか否かを判断する。新規キーワードテーブルに含まれている全て或いは一部の新規キーワードについてオリジナルキーワード記憶部365に保持されていないと判断した場合には、判断部364は、オリジナルキーワード記憶部365に保持されていないと判断した新規キーワードについてオリジナルキーワード記憶部365に出力する。
新規キーワードがオリジナルキーワード記憶部365に出力された場合、判断部364は、表示部33に対して「新たなキーワードが自動的に登録されました」等の表示と、判断部364がオリジナルキーワード記憶部365に出力した新規キーワードの内容の表示と、をする指示をしても良い。
新規キーワードテーブルに含まれている全ての新規キーワードについてオリジナルキーワード記憶部365に保持されていると判断した場合には、判断部364は、新規キーワードテーブルを出力しない。
オリジナルキーワード記憶部365は、直接入力されたオリジナルキーワード、及び、新規テーブル作成部363によって作成された新規キーワードテーブルに含まれる新規キーワードを、オリジナルキーワードとして保持する機能を有する。
具体的には、判断部364が直接入力されたオリジナルキーワード、或いは新規キーワードテーブルに含まれる新規キーワードがオリジナルキーワード記憶部365に保持されていないと判断した場合、オリジナルキーワード記憶部365は、それらのキーワードを判断部364から入力し、入力したキーワードをオリジナルキーワードとして保持する。このオリジナルキーワードは、関連キーワードと供に広告選択部34による表示する広告情報の選択の基準となる。
この時、オリジナルキーワード記憶部365は、新たに入力したオリジナルキーワードを既に保持しているオリジナルキーワード一覧に追加しても良い。或いは、新たに入力したオリジナルキーワードで既に保持しているオリジナルキーワード一覧を更新してもよい。
オリジナルキーワード一覧送信部366は、配信サーバ20に対してオリジナルキーワード一覧を送信する機能を有する。
具体的には、オリジナルキーワード一覧送信部366は、オリジナルキーワード記憶部365に保持されている全てのオリジナルキーワードをまとめてオリジナルキーワード一覧として配信サーバ20に送信する。
送信する時期は、デジタルフォトフレーム30の利用者によって自由に設定可能としても良い。また、配信サーバ20がオリジナルキーワード一覧の送信を要求しても良い。
関連キーワード受信部367は、配信サーバ20が送信した関連キーワードを受信する機能を有する。
関連キーワード保持部368は、関連キーワード受信部367が受信した関連キーワードを保持する機能を備える。この関連キーワードは、オリジナルキーワードと供に広告選択部34による表示する広告情報の選択の基準となる。
以上の説明においては、オリジナルキーワード記憶部365と、関連キーワード保持部368とを分けて、オリジナルキーワード一覧送信部366は、オリジナルキーワード記憶部365に保持されているオリジナルキーワードのみ配信サーバ20に送信しているが、オリジナルキーワード一覧送信部366は、オリジナルキーワードに加えて関連キーワード保持部368に保持されている関連キーワードもオリジナルキーワード一覧に含めても良い。即ち、オリジナルキーワード一覧送信部366は、関連キーワード受信部367が前回受信した関連キーワードを今回配信サーバ20に送信するオリジナルキーワード一覧に含めてもよい。
こうすることによって、オリジナルキーワードと相関が高い関連キーワードと、更に該関連キーワードと相関が高いキーワードを関連キーワードとして取得できることとなる。このような所謂フィードバックを繰り返すことにより、デジタルフォトフレーム30の利用者にとって関心のないキーワードが関連キーワードとなることを避けつつ、関連キーワードの精度を高め、より多くの関連キーワードを取得することが可能となる。
次に、本実施形態の関連キーワード判断部23の機能について説明する。本実施形態の関連キーワード判断部23は、オリジナルキーワード一覧受信部231、集計値蓄積部232、相関判断部233、及び関連キーワード送信部234を含んで構成されている。
オリジナルキーワード一覧受信部231は、デジタルフォトフレーム30からオリジナルキーワード一覧を受信する機能を有する。
集計値蓄積部232は、オリジナルキーワード毎に、他のキーワードとの相関に関する値を集計し、保持する機能を有する。
具体的には、集計値蓄積部232は、全てのデジタルフォトフレーム30が保持しているオリジナルキーワード一覧を受信する。各個別のデジタルフォトフレーム30から受信したオリジナルキーワード一覧に含まれているオリジナルキーワードは、ある個人が表示を望む広告情報に関連づけられているオリジナルキーワードである。従って、各個別のデジタルフォトフレーム30から受信したオリジナルキーワード一覧に含まれているオリジナルキーワードは、相互に相関が高いと考えられる。
図6(a)及び(b)に集計値蓄積部232が保持する情報の例を示す。図6(a)及び(b)に示す表中には数値が省略されているが、全ての枠は、一のキーワードについて他のキーワードと同一のオリジナルキーワード一覧に含まれていた回数を集計した数値である0以上の集計値を保持している。
例えば、オリジナルキーワード一覧受信部231が芸能人名A、芸能人名C、及び「カメラ」をオリジナルキーワードとして含むオリジナルキーワード一覧を受信したとすると、集計値蓄積部232は、図6(a)に示した表のうち“b”、“e”、“f”、“g”、“i”、及び“j”で示す位置に保持されている数値に1を加える。
次に、例えば、オリジナルキーワード一覧受信部231が芸能人名D、及び「カメラ」をオリジナルキーワードとして含むオリジナルキーワード一覧を受信したとする。この場合に、集計値蓄積部232が蓄積しているキーワードに芸能人名Dが含まれていなかった場合、集計値蓄積部232は、図6(b)に示すように、芸能人名Dの枠(行及び列)を新たに加える。集計値蓄積部232は、新たに加えられた全ての枠の初期値として0を蓄積する。集計値蓄積部232は、図6(b)に示した表のうち“k”、及び“l”で示す位置に保持されている数値に1を加える。この場合は、図6(b)に示した表のうち“k”、及び“l”で示す位置に保持されている数値は1となる。
このような集計を繰り返すことにより、キーワード間の相関を認識することが可能となる。例えば、芸能人名Aを広告キーワードに含む広告情報について表示することを望む利用者は、同時に「赤いバラ」を広告キーワードに含む広告情報についても表示することを望む傾向が一般的にあった場合には、オリジナルキーワード一覧受信部231が受信するオリジナルキーワード一覧に芸能人名A及び「赤いバラ」の両方のオリジナルキーワードを含む傾向があり、従って、“c”及び“h”に保持された数値は大きくなる。
図4に戻り、相関判断部233は、集計値蓄積部232を参照し、オリジナルキーワード一覧受信部231が受信したオリジナルキーワード一覧に含まれているオリジナルキーワードと相関が高い関連キーワードを判断する機能を有する。
具体的には、相関判断部233は、図6に示す表を参照しオリジナルキーワード毎に最も相関が高いキーワードを検索する。例えば芸能人名Aと芸能人名Bとの相関は“a”に保持されている数値によって表現できる。以下同様に、芸能人名Aと芸能人名Cとの相関は“b”によって、芸能人名Aと「赤いバラ」との相関は“c”によって、芸能人名Aと「ケーキ」との相関は“d”によって、芸能人名Aと「カメラ」との相関は“e”によって、それぞれ表現することができる。
相関判断部233は、オリジナルキーワードが芸能人名Aであった場合には、これらの中で最も相関が高いキーワードを関連キーワードであると判断する。相関判断部233は、一つのオリジナルキーワードに対して複数の関連キーワードを判断してもよい。こうすることにより、より広範な関連キーワードを判断することが可能となる。或いは、相関判断部233は、図6に示す表中に保持された数値が所定値以上である場合に関連キーワードと判断してもよい。
関連キーワード送信部234は、相関判断部233が判断した関連キーワードをデジタルフォトフレーム30へ送信する機能を有する。
次に、図7を用いてデジタルフォトフレーム30のハードウェア構成について説明する。図7に示すようにデジタルフォトフレーム30は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)等の制御装置101、RAM(Random Access Memory)といった揮発性半導体等のメモリ102、通信制御カード等の通信を制御する通信装置103、フラッシュメモリー、ハードディスクなどの補助記憶部104、タッチパネル或いはボタンなどの入力装置105、及び、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイなどの出力装置106を備える。デジタルフォトフレーム30の各機能は、制御装置101、メモリ102等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、制御装置101の制御のもとで通信装置103、出力装置106、入力装置105を動作させると共に、メモリ102や補助記憶部104におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。なお、配信サーバ20のハードウェア構成も同様である。
デジタルフォトフレーム30の入力部35が有する機能をタッチパネルで実現する場合には、出力装置106は、広告情報を表示する際に、例えば“詳細の表示”及び“広告の削除”等のボタンの表示をおこない、当該表示を行っている場所付近に利用者の指が触れた場合に、入力装置105は、広告情報の詳細を表示する命令或いは広告情報を削除する命令を受け付けることとしても良い。
次に、図8を用いて本実施形態の情報表示システム1における処理の流れについて説明する。
情報送信端末10は、画像情報をデジタルフォトフレームを特定するアドレスと伴に配信サーバに対して送信する(ステップS101)。
配信サーバ20の画像送信部21は、情報送信端末10が送信した画像情報を一時蓄積した後、デジタルフォトフレーム30に対して送信する(ステップS102)。
デジタルフォトフレーム30の画像処理部31は、配信サーバ20から画像情報を受信し、受信した画像情報を保持する(ステップS103)。
広告主サーバ40は、広告情報を広告キーワードと関連付けて配信サーバ20に送信する(ステップS104)。
配信サーバ20の広告配信部22は、広告主サーバ40から広告情報及び広告キーワードを受信し、受信した広告情報及び広告キーワードをデジタルフォトフレーム30に配信する(ステップS105)。
デジタルフォトフレーム30の広告処理部32は、配信サーバ20から広告情報及び広告キーワードを受信し、受信した広告情報及び広告キーワードを保持する(ステップS106)。なお、図8では、情報送信端末10が配信サーバ20に対して画像情報を送信した後に、広告主サーバ40が配信サーバ20に対して広告情報等を送信しているように記載されているが、それらの2つの処理は、独立である。それらの2つの処理の先後の関係は、特に限定する必要はない。
広告選択部34は、キーワード処理部36が保持するオリジナルキーワード、及び関連キーワードを参照し、広告処理部32が保持する広告情報について広告情報と関連付けられた広告キーワードがオリジナルキーワード及び関連キーワードの少なくとも一方に含まれているか否かを判断し、含まれていると判断した場合に、広告選択部34は該広告情報を表示する広告情報として選択する(ステップS107)。なお図8において、ステップS107は、配信サーバ20がデジタルフォトフレーム30に対して広告情報等を送信した後に実行されるように記載されているが、ステップS107は、所定の規則に基づいて広告処理部32が広告情報を表示部33に出力する時点で実行されることが好適である。
表示部33は、画像処理部31が保持する画像情報及び広告選択部34が選択した表示する広告情報を表示する(ステップS108)。
入力部35は、デジタルフォトフレーム30の利用者によるオリジナルキーワードの直接入力、及び広告情報に対する処理に関する命令の入力を受け付ける(ステップS109)。
キーワード処理部36は、入力部35が入力を受け付けた直接入力されたオリジナルキーワード、及び広告情報に対する処理に関する命令に基づいてオリジナルキーワード一覧を作成し、作成したオリジナルキーワード一覧を配信サーバ20へ送信する(ステップS110)。なお図8において、ステップS110は、表示部33がデジタルフォトフレーム30の利用者によるオリジナルキーワードの直接入力等を受け付けた後で実行されるように記載されているが、ステップS110は、所定の時間間隔で実行されることが好適である。又は、キーワード処理部36が保持しているオリジナルキーワード一覧に追加及び変更が生じた時点で実行されてもよい。
配信サーバ20の関連キーワード判断部23は、デジタルフォトフレーム30からオリジナルキーワード一覧を受信し、受信したオリジナルキーワード一覧に含まれている各オリジナルキーワードと相関が高いキーワードである関連キーワードをデジタルフォトフレーム30に送信する(ステップS111)。
次に、図9を用いてオリジナルキーワード及び関連キーワードに関する処理について詳細に説明する。図9は、図8におけるステップS110及びS111における処理を詳細に示したものである。
図9の処理は、デジタルフォトフレーム30の入力部35がデジタルフォトフレーム30の利用者からオリジナルキーワードの直接入力を受け付けた場合(ステップS201において“YES”)、入力部35が、デジタルフォトフレーム30の利用者から表示部33に表示された広告情報の詳細を表示する命令を受け付けた場合(ステップS202において“YES”)、入力部35が、デジタルフォトフレーム30の利用者から表示部33に表示された広告情報を削除する命令を受け付けた場合(ステップS204において“YES”)、及び、前回新規キーワードテーブルが作成されてから所定の時間が経過した場合(ステップS206において“YES”)に処理が始まる。
デジタルフォトフレーム30の入力部35がデジタルフォトフレーム30の利用者によるオリジナルキーワードの直接入力を受け付けた場合(ステップS201において“YES”)、キーワード処理部36の直接入力部361は、当該直接入力されたオリジナルキーワードを判断部364に出力し、処理がステップS208に移動する。
入力部35が、デジタルフォトフレーム30の利用者による表示部33に表示された広告情報の詳細を表示する命令を受け付けた場合(ステップS202において“YES”)、広告キーワード評価部362は、表示されている広告情報と関連付けられた広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントに1を加える(ステップS203)。
入力部35が、デジタルフォトフレーム30の利用者から表示部33に表示された広告情報を削除する命令を受け付けた場合(ステップS204において“YES”)、広告キーワード評価部362は、表示されている広告情報と関連付けられた広告キーワードと関連付けられた広告キーワードポイントから1を減ずる(ステップS205)。
前回新規キーワードテーブルが作成されてから所定の時間(例えば1週間或いは1ヶ月)が経過した場合(ステップS206において“YES”)、新規テーブル作成部363は、広告キーワード評価部362が蓄積している広告キーワードポイントが高い広告キーワードである新規キーワードを所定の数(例えば10個)含んだ新規キーワードテーブルを作成する。同時に、新規テーブル作成部363は、広告キーワード評価部362が蓄積している広告キーワードポイントの値を全て0とする(ステップS207)。
判断部364は、直接入力されたオリジナルキーワード、及び、新規テーブル作成部363が作成した新規キーワードテーブルに含まれる新規キーワードがオリジナルキーワード記憶部365に保持されているか否かを判断する(ステップS208)。
判断部364が直接入力されたオリジナルキーワード、及び新規キーワードテーブルに含まれる新規キーワードがオリジナルキーワード記憶部365に既に保持されていると判断した場合(ステップS208において“YES”)、処理が終了する。便宜上図面では簡略に表現しているが、判断部364が新規キーワードテーブルを入力した場合、判断部364は、新規キーワードテーブルに所定の数(例えば10個)含まれているそれぞれの新規キーワードについてオリジナルキーワード記憶部365に保持されているか否かを判断する。
判断部364は、直接入力されたオリジナルキーワード、或いは新規キーワードテーブルに含まれる広告キーワードがオリジナルキーワード記憶部365に保持されていないと判断した場合(ステップS208において“NO”)、オリジナルキーワード記憶部365は、当該キーワードをオリジナルキーワードとして保持する(ステップS209)。
オリジナルキーワード一覧送信部366は、配信サーバ20に対してオリジナルキーワード一覧を送信する(ステップS210)。
配信サーバ20のオリジナルキーワード一覧受信部231は、オリジナルキーワード一覧送信部366が送信したオリジナルキーワード一覧を受信し、集計値蓄積部232は、オリジナルキーワード一覧受信部231が受信したオリジナルキーワード一覧に含まれるそれぞれのオリジナルキーワードについて、他のキーワードとの相関に関する値を集計し、蓄積する(ステップS211)。
相関判断部233は、集計値蓄積部232を参照し、オリジナルキーワード一覧受信部231が受信したオリジナルキーワード一覧に含まれるオリジナルキーワードと相関が高い関連キーワードを判断する(ステップS212)。
関連キーワード送信部234は、相関判断部233が判断した関連キーワードをデジタルフォトフレーム30へ送信する(ステップS213)。
デジタルフォトフレーム30の関連キーワード受信部367は、配信サーバ20が送信した関連キーワードを受信し、関連キーワード保持部368は、関連キーワード受信部367が受信した関連キーワードを保持する(ステップS214)。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態のデジタルフォトフレーム30は、キーワード処理部36が、オリジナルキーワード及び該オリジナルキーワードと相関が高いキーワードである関連キーワードを取得し、広告選択部34は、広告キーワードがオリジナルキーワード及び関連キーワードのうちの少なくとも一方に含まれているか否かを判断し、含まれていると判断した場合に広告キーワードと関連付けられた広告情報を表示する広告情報として選択し、表示部33は、広告選択部34が選択した表示する広告情報を表示している。オリジナルキーワードだけではなく、オリジナルキーワードと相関が高いキーワードである関連キーワードと、広告情報と関連付けられた広告キーワードと、を比較して広告情報を表示するか否かを判断しているため、オリジナルキーワードが多く登録されていない時期であっても、特定の分野に偏重することなく、多様な種類の広告情報を表示することが可能となる。
図10を用いてこの点を説明する。図10は、ユーザプロファイルとして装置に登録されているオリジナルキーワード、該オリジナルキーワードと相関が高いキーワードである関連キーワード1、関連キーワード2、及び関連キーワード3、並びにオリジナルキーワードと各関連キーワードとの相関の高さを示す相関係数の例を示した図である。いま、装置は使用され始めてから時間が経っておらず、オリジナルキーワードとして芸能人名1、芸能人名3、「旅行」、及び「ファッション」のみが登録されているとする。
始めに、広告情報が広告キーワードと関連付けられており、広告キーワードが既に登録されているオリジナルキーワードに含まれる場合に、関連付けられた広告情報を表示し、広告キーワードが既に登録されているオリジナルキーワードに含まれない場合に、関連付けられた広告情報は表示しない制御を行う場合を考える。
このような制御では、図10に示す例では、芸能人名1と相関が高いにもかかわらず、「赤いバラ」を広告キーワードに含む広告情報について適切に表示することが出来ない。
次に、複数のオリジナルキーワードから利用者の嗜好分野を分析して、該分析された嗜好分野に関連する広告情報は表示し、それ以外の分野の広告情報は表示しない制御を行う場合を考える。
この場合、図10で例示したように、オリジナルキーワードとして芸能人名1、芸能人名3、「旅行」、及び「ファッション」が登録されているとすると、「芸能界」、「旅行」、「ファッション」等の嗜好分野が利用者の嗜好分野として予想されることとなる。この場合、装置の利用者にとって全く関係がないかも知れない、例えば、芸能人名4、芸能人名5、等を広告キーワードとして含む広告情報は表示される。一方で、「花」等の嗜好分野に含まれるが「芸能界」の嗜好分野には関連していない「赤いバラ」を広告キーワードに含む広告情報について適切に表示することが出来ない。
このように、オリジナルキーワードから利用者の嗜好分野を分析し、該分析された嗜好分野に関連する広告情報を表示する方法によっては、広告情報の分野に広がりを持たせることが出来ず、且つ特定の分野に偏重してしまう。
一方、本発明のようにオリジナルキーワードと、オリジナルキーワードと関連が高い関連キーワードと、に基づいて広告情報を表示するか否かを判断している場合には、芸能人名1がオリジナルキーワードとして登録されている場合に、芸能人名1と相関が高い関連キーワードである「赤いバラ」、芸能人名2、及び「グループ名1」等は、関連キーワードとして判断される。それらの関連キーワードにも基づいて広告情報を表示するか否かが判断されるため、利用し始めてから時間が多くは経過していない時期においてユーザプロファイル情報(オリジナルキーワード)が多く登録されていない時期であっても、特定の分野に偏重することなく、最適な広告情報を表示することが可能となる。
また、本実施形態のデジタルフォトフレーム30は、オリジナルキーワードとしての文字列の入力を受け付ける入力部35をさらに備え、オリジナルキーワード記憶部365は、前記入力部35により受け付けられたオリジナルキーワードを記憶している。そのために、デジタルフォトフレーム30の利用者は個別且つ直接にオリジナルキーワードの入力を行うことが可能となる。
また、デジタルフォトフレーム30は、表示される広告情報を閲覧する利用者の操作に基づいて広告情報に関連付けられている複数の広告キーワードから選別して、オリジナルキーワードとして取得する広告キーワード評価部362および新規テーブル作成部363をさらに備え、オリジナルキーワード記憶部365は、広告キーワード評価部362および新規テーブル作成部363により取得されたオリジナルキーワードを記憶している。その為、デジタルフォトフレーム30の利用者は特別な操作をすることなく、オリジナルキーワードを保持することが可能となる。
また、キーワード処理部36は、オリジナルキーワード記憶部365が記憶するオリジナルキーワードの一覧であるオリジナルキーワード一覧を配信サーバ20に送信するオリジナルキーワード一覧送信部366と、配信サーバ20から関連キーワードを受信する関連キーワード受信部367と、関連キーワード受信部367が受信した関連キーワードを保持する関連キーワード保持部368と、を備える。その為、キーワード処理部36は、配信サーバ20が複数のデジタルフォトフレーム30から受信し、蓄積した情報に基づいて判断した適切な関連キーワードを取得でき、該適切な関連キーワードに基づいてより適切な広告情報を表示することが可能となる。
また、キーワード処理部36は、オリジナルキーワードのみ送信すればよく、個人を特定するための情報を配信サーバ20に送信する必要がないため、個人情報を外部に送信することを望まない利用者も安心してデジタルフォトフレーム30を利用することが可能となる。
また、オリジナルキーワード一覧送信部366は、関連キーワード受信部367が前回受信した関連キーワードをオリジナルキーワード一覧に含めて配信サーバ20に送信することが好適である。前回受信した関連キーワードをオリジナルキーワードとして配信サーバ20に送信し、オリジナルキーワードとして送信された関連キーワードと相関が高い次の関連キーワードを判断することを繰り返すことにより、デジタルフォトフレーム30利用者にとって関心いキーワードが登録されることを避けながら更に多様な関連キーワードを取得することが可能となる。
また、キーワード処理部36は、入力部35が文字列の入力を受け付けた場合に、該文字列を入力部35から入力する直接入力部361を更に備え、広告キーワード評価部362は、入力部35が広告情報に対する処理に関する命令を受け付けた場合に、該処理内容に応じて該広告情報に関連付けられた広告キーワードの評価値を変更することによって、該広告キーワードを評価し、評価値が高い広告キーワードを新規キーワードとして取得している。その為、キーワード処理部36は、オリジナルキーワードをデジタルフォトフレーム30の利用者が直接入力すること(直接入力されたオリジナルキーワード)、及び、デジタルフォトフレーム30の利用者が行った広告情報に対する処理に関する命令に基づく自動的な登録(新規キーワード)によって作成することとなる。したがってデジタルフォトフレーム30の利用者は特別な操作をする必要がなく最適なオリジナルキーワードが作成され、特定のキーワードをオリジナルキーワードに含めたい或いは削除したいと望む場合は、デジタルフォトフレーム30の利用者は、直接入力することによって特定のキーワードをオリジナルキーワードに含める或いは削除することが可能となる。
[変形例]
上記実施形態においては、配信サーバ20に対してオリジナルキーワード一覧を送信している。この方法によって、オリジナルキーワード一覧のみ送信しており、個人情報を外部に送信したくない利用者が安心してデジタルフォトフレーム30を利用することが可能となる。
変形例として、デジタルフォトフレーム30の利用者が設定した特定のキーワードがオリジナルキーワード一覧に含まれる場合にその特定のキーワードは配信サーバ20に送信しないこととしても良い。
その場合、入力部35は、配信サーバ20に送信しない特定のキーワードの直接入力をデジタルフォトフレーム30の利用者から受け付ける。オリジナルキーワード一覧送信部366は、配信サーバ20に送信しない特定のキーワードを入力部35から入力し、オリジナルキーワード一覧に配信サーバ20に送信しない特定のキーワードが含まれている場合には、該オリジナルキーワードを削除する。
例えば自分が住んでいる市町村名、或いは勤める会社名などがオリジナルキーワードに含まれている場合など、そのようなキーワードを配信サーバ20に送信しない特定のキーワードとして予めデジタルフォトフレーム30に直接入力しておくことで、配信サーバ20への送信を禁止することが可能となる。
次に、本実施形態の別の変形例として、デジタルフォトフレーム30はデジタルフォトフレーム30の利用者が所有する携帯電話などと通信を行えることとしても良い。
例えば、デジタルフォトフレーム30の利用者が所有する携帯電話などがGPS(GlobalPositioning System)を搭載した携帯電話である場合に、該デジタルフォトフレーム30の利用者が所有する携帯電話は、デジタルフォトフレーム30の利用者の行動範囲に関する情報を収集し、収集した行動範囲に関する情報をデジタルフォトフレーム30が備える短距離通信部(図示せず)に対して送信する。図示しない短距離通信部は、受信したデジタルフォトフレーム30の利用者の行動範囲に関する情報をキーワード処理部36に出力する。
デジタルフォトフレーム30のキーワード処理部36は、図示しない短距離通信部が受信したデジタルフォトフレーム30の利用者の行動範囲に関する情報から新たなオリジナルキーワードを自動的に抽出する。
例えば、図示しない短距離通信部が受信した情報からデジタルフォトフレーム30の利用者がラーメン屋にいたと判断できる場合に、キーワード処理部36は、「ラーメン」をオリジナルキーワードに加えてもよい。或いは、短距離通信部が受した情報からデジタルフォトフレーム30の利用者が美術館にいたと判断できる場合は、キーワード処理部36は、「美術館」をオリジナルキーワードに加えてもよい。
また、デジタルフォトフレーム30の利用者が所有する携帯電話は、デジタルフォトフレーム30の利用者が該携帯電話を介した物品購入履歴、ブログへの書き込み履歴、或いは掲示板などへの書き込み履歴等を、図示しない短距離通信部を介してキーワード処理部36へ送信してもよい。キーワード処理部36は、それらの情報に基づくことで、更に詳細なオリジナルキーワードを加えることが出来る。
このような構成とすることによって、デジタルフォトフレーム30の利用者が詳細なオリジナルキーワードを直接入力することなく、適切なオリジナルキーワードを加えることが可能となり、利用し始めの時期であっても多くの適切なキーワードが登録されることとなる。
本実施形態の更に別の変形例では、デジタルフォトフレーム30のキーワード処理部36は、広告効果を測定するための情報を配信サーバ20へ送信しても良い。
この場合、入力部35は、広告情報に対する処理に関する命令を受け付けると、受け付けた広告情報に対する処理に関する命令、及びこの命令の対象である広告情報を特定する情報と関連付けて配信サーバ20に送信する。配信サーバ20における図示しない集計部はデジタルフォトフレーム30から受信した広告情報に対する処理に関する命令を、広告情報毎に集計する。
これによって、デジタルフォトフレーム30の利用者が特定の広告情報に対してどのような反応をしたかを知ることができ、広告情報の効果を測定することが可能となる。
また、デジタルフォトフレーム30における図示しない発注部は、広告情報に係る商品の発注及び決済を行い、デジタルフォトフレーム30を介した広告情報の対象商品の購入履歴をデジタルフォトフレーム30に送信することによっても広告情報の効果を集計することが可能である。
これらは、全体の傾向を把握できれば十分に作用及び効果を得られる。従って、デジタルフォトフレーム30の利用者の個人を特定する情報と関連付けて配信サーバ20へ送信する必要はない。
このような構成とすることで、これまで正確な把握が困難であった広告情報の効果を測定し、広告主サーバ40へフィードバックすることが可能となる。