JP5433564B2 - 採血管 - Google Patents
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Description
2;有底管
3;第1の血液凝固促進剤
4;可撓性板状体
5;第2の血液凝固促進剤
6;血餅剥離性物質
7;血清分離剤
8;封止部材
9;再シール部材
市販の採血管(ベノジェクト(登録商標)II テルモ株式会社)で使用されているポリエチレンテレフタレート樹脂からなる有底管2(容積7ml)に、市販の採血管(ベノジェクト(登録商標)II テルモ株式会社)で使用されているポリエステル系樹脂に無機充填剤を配合した血清分離剤6を1.7g充填した。
得られた採血管1を40℃の湯に浸した後、恒温槽で40℃を保ったまま所定時間経過させ、第1の血液凝固促進剤3に含まれるトロンビンの活性を測定した。なお、活性には、以下の方法により作成した検量線を用いた。
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを2.35(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌はγ線16kGyを照射することによって行った。
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを4.71(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%、γ−シクロデキストリン(CAVAMAX(登録商標)W8 Food ワッカー社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを100IU/μl、デキストランを23.53(w/v)%、γ−シクロデキストリン(CAVAMAX(登録商標)W8 Food ワッカー社)を23.53(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランをデキストラン200,000(Mw=180,000〜210,000)(和光純薬株式会社)に変更し、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを100IU/μl、デキストランを23.53(w/v)%、γ−シクロデキストリン(CAVAMAX(登録商標)W8 Food ワッカー社)を23.53(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが60IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は電子線30kGyを照射(EB滅菌)することによって行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを0.59(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを1.18(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを200IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが300IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、グリシンを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリエチレングリコール(分子量:20000)(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリビニルアルコール(分子量:66000)(関東化学株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリビニルピロリドン(分子量:20000)(東京化成工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、メチルセルロース(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ヒドロキシプロピルセルロース(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、カルボキシメチルセルロースナトリウム(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(エマルゲン123P 花王株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ジブチルヒドロキシトルエン(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、4−メトキシフェノール(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、4−ヒドロキシ−3−メトキシ桂皮酸(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。
(比較例17)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、アスタキサンチン(水溶性アスタリール(登録商標) 富士化学工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを200IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが300IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例8と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
表1に示すとおり、本発明の実施例の採血管は、放射線滅菌直後、その後の経時変化においても、比較例に比べ優れたトロンビンの活性を示すものであった。また、デキストランを配合せずにトロンビンを大量に配合したものと比べても同等またはそれよりも優れたトロンビンの活性を示すものであった。
本発明の採血管での人新鮮血の凝固反応時間の確認を行った。以下の実施例8、比較例19及び比較例20の採血管に人新鮮血5mlを注入し、5回転倒混和した後に静置し、血液が凝固する時間を測定した。凝固確認は採血管を水平に倒した後、血液面が水平面に対して45度以上の確保できるようになるまでの時間を計測した。
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。結果を表2に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。結果を表2に示す。
上記採血管製造方法において、トロンビンを配合せず、第2の血液凝固促進剤5(シリカ微粉が付着した延伸PETフィルム)のみを挟持させ、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。結果を表2に示す。
表2に示すとおり、本発明の実施例の採血管は、放射線滅菌直後、その後の経時変化においても、比較例に比べ優れた血液凝固性能を示すものであった。なお、表2中、120秒以内で凝固したものを「○」、120秒以上300秒以内で凝固したものを「△」、300秒以上900秒以内で凝固したものを「×」で示した。
Claims (10)
- 放射線滅菌される採血管であって、
酵素系血液凝固促進剤及びデキストランが混合溶液として前記採血管の内面に付着された後に乾燥されて封入され、
前記デキストランは、放射線滅菌前の前記酵素系血液凝固促進剤1IUに対して1〜5μg封入されている採血管。 - 前記酵素系血液凝固促進剤の活性が、放射線滅菌前の活性の50%以上である請求項1に記載の採血管。
- 放射線滅菌前の前記酵素系血液凝固促進剤の量が50〜300IUである請求項1または2に記載の採血管。
- 前記酵素系血液凝固促進剤がトロンビンである請求項1乃至3のいずれかに記載の採血管。
- 前記放射線滅菌がγ線滅菌または電子線滅菌である請求項1乃至4のいずれかに記載の採血管。
- シクロデキストリンが封入されている請求項1乃至5のいずれかに記載の採血管。
- 無機系凝固促進剤が封入されている請求項1乃至6のいずれかに記載の採血管。
- 前記無機系凝固促進剤がシリカである請求項1乃至7のいずれかに記載の採血管。
- 内部が減圧されている請求項1乃至8のいずれかに記載の採血管。
- 前記採血管は可撓性板状体が封入されているものであって、無機系凝固促進剤は前記可撓性板状体に付着された状態で、前記採血管に封入されている請求項1乃至9のいずれかに記載の採血管。
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