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JP5436616B2 - メインボードの前側にサブボードを付設するための方法 - Google Patents
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JP5436616B2 - メインボードの前側にサブボードを付設するための方法 - Google Patents

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本発明はメインボードの前側にサブボードを付設するための方法に関するものであり、より詳細には、学校等の教育機関や関連施設、あるいは、一般企業等で使用されるものであって、主に、既設の黒板やホワイトボード等の壁面固定型ボードであるメインボードに対し、それら本来の筆記機能や掲示機能の他に、所謂インタラクティブボードとしての機能やテレビ機能を付加するためのメインボードの前側にサブボードを付設するための方法に関するものである。
世界の情報化社会の発展進化に伴い、学校などの教育現場や企業の研修室等での表現形式として用いられてきた、チョーク書き込み式黒板やマーカー書き込み式白板(ホワイトボード)等の旧来の形態から、情報の表現方式に対する時代の要求として電子黒板(電子ボード)による表現方式の要求の高まりが強くなってきており、プロジェクターの使用も常態化してきている。また、最近では、50インチサイズの大画面薄型テレビや、薄型テレビ形式のディスプレーを用いた、パソコンやDVD等の映像を表示する、所謂インタラクティブボードと称されるタイプの電子ボードが普及しつつある。
しかるに、このインタラクティブボードと共に、既設の黒板やホワイトボードをそのまま使用したいとの要請も少なくない。その場合、インタラクティブボードとしての電子ボードや映写用スクリーンをその都度配備することは、手間がかかって面倒なだけでなく、スペース的に制約を受けることも少なくない。また、電子ボードやスクリーンと黒板等とが離れていると、電子ボードやスクリーンにおける映写事項と黒板等における筆記事項との対比参照等に不便を感じることになる。
そこで、予め黒板やホワイトボード等の壁面固定型ボードに、インタラクティブボードの機能を付加することが考えられる。例えば、特許文献1乃至3においては、既設の壁面固定型ボードの上下枠の正面又は上枠背面に沿ってレールを配設し、電子ボードやスクリーン等の機能を有するボードを当該レールに沿ってスライド可能に設置することにより、電子ボードやスクリーン等の機能を付加することが提案されている。
しかし、このような方法で施工する場合、壁面固定型ボードが既設の場合には、その施工や修理等に際してその都度ボード自体、あるいは、レールを取り外さなければならない煩わしさがあり、修理工事に手間とコストとがかかり、また、既設の壁面固定型ボードがUD式、上げ下げ式又は引き分け式の場合、あるいは、曲面式又は半曲面式の場合には施工し得ない場合が多いという問題がある。
特開2009−113446号公報 特開2009−113449号公報 特開2009−119663号公報
本発明は、上記背景の下になされたもので、主に、既設の黒板やホワイトボード等の壁面固定式ボードであるメインボードに対し、その種類を問わず、それら本来の筆記等の機能以外のインタラクティブボード等の機能を具備させるために、メインボード自体には何ら手を加えることなく、容易且つ迅速に、メインボードの前側に前記メインボードよりも小型のインタラクティブボード又は薄型テレビであるサブボードを付設するための方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型のメインボードの前側に前記メインボードよりも小型のインタラクティブボード又は薄型テレビであるサブボードを付設するための方法であって、前記メインボードの上辺及び下辺に沿ってその外側にガイドレールを設置し、前記上下のガイドレール間に、横方向にスライド可能にスライド枠を配備して前記スライド枠に前記サブボードを取り付けることより成り、前記スライド枠は、前記メインボードを上下に跨ぎ、上端部及び下端部に前記ガイドレールに係合して転動又は摺動するレール係動手段が取り付けられた一対の縦杆を有していることを特徴とする、メインボードの前側にサブボードを付設するための方法である。
一実施形態においては、前記ガイドレールは、前記メインボードが固定されている壁面に設置され、あるいは、前記ガイドレールは、天井及び床面の前記メインボードより前方位置に設置される。
また、一実施形態においては、前記スライド枠は、前記一対の縦杆を横に連結する連結杆又は連結板を備え、前記スライド枠の縦杆は後方延長杆を備え、前記後方延長杆の端部に前記レール係動手段が設置される。また、前記メインボードは、平面ボード、UD式ボード、上下スライド式ボード、左右引分け式ボード、曲面ボード、半曲面ボードのうちのいずれかとされる。
本発明は上記のとおり、メインボードの外側に位置させて、メインボードの上辺及び下辺に沿うようにガイドレールを設置し、前記上下のガイドレール間に、横方向にスライド可能にスライド枠を配備して前記スライド枠に前記サブボードを取り付けることより成るので、本方法によれば、既設の黒板やホワイトボード等のメインボードに対し、それら本来の筆記等の機能以外のインタラクティブボード機能又はテレビ機能を付加する作業を、当該メインボード自体には何ら手を加えることなく、容易且つ迅速に行うことが可能となり、当該メインボードにそれら本来の筆記等の機能の他に、電子ボードやスクリーン等のインタラクティブボード機能やテレビ機能を付加して、直ちに使用可能にする効果がある。
また、本発明に係る方法によれば、サブボードがメインボードから離れた位置に設置されるため、メインボードが単なる平面ボードの場合のみならず、UD式ボード、上下スライド式ボード、左右引分け式ボード、曲面又は半曲面ボード、その他各種のボードに対しても適用可能なる効果がある。
本発明に係る方法の一実施形態を説明するための正面図である。 本発明に係る方法において用いるスライド枠の構成例を示す正面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 本発明に係る方法の他の実施形態を説明するための縦断面図である。 本発明に係る方法の更に他の実施形態を説明するための平面図である。 本発明に係る方法の更に他の実施形態を説明するための平面図である。 図7におけるC−C線断面図である。 本発明に係る方法の更に他の実施形態を説明するための縦断面図である。
本発明は、筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型のメインボードにインタラクティブボード機能又はテレビ機能を付加するために、メインボードの前側にメインボードよりも小型のインタラクティブボード又は薄型テレビであるサブボードを付設するための方法である。添付の図面は、本発明に係る方法を実施するための形態を示すものである。以下に、本発明を実施するための種々の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明に係る方法は、通例、黒板又はホワイトボードであるメインボード1の上辺及び下辺に沿うように、メインボードの外側にガイドレール5、6を配置し、上下のガイドレール5、6間に、横方向にスライド可能にスライド枠9を配備し、スライド枠9にサブボード20を取り付けることより成る。そして、スライド枠9は、メインボード1を上下に跨ぎ、上端部及び下端部にガイドレール5、6に係合して転動又は摺動するレール係動手段が取り付けられた一対の縦杆10、11を有していることを特徴としている。
上記のとおり本発明に係る方法では、メインボード1の上辺及び下辺に沿うように、その外側にガイドレール5、6を配置するが、その場合、ガイドレール5、6は、メインボード1が設置される壁面31に固定設置されることが多いが(図1乃至図8参照)、メインボード1の少し手前側の天井32と床面33とに固定設置することもある(図9参照)。
サブボード20が付設されるメインボード1は既設のものである場合が多いが、新設の場合であってもよいことは言うまでもない。また、後述するように本発明に係る方法は、メインボード1が単なる平面ボードの場合のみならず、UD式ボード、上下スライド式ボード、左右引分け式ボード、曲面ボード、あるいは、半曲面ボードその他各種ボードに適用可能である。
ガイドレール5、6は、例えば、アルミ枠で構成することができ、壁面31、天井32、あるいは、床面33に直接設置することとしてもよいが、通例、金属製(図3、4)又は木製(図5、8、9)の基枠材3、4を介して設置することとする。その場合ガイドレール5、6は、予め基枠材3、4に取り付けておいてもよいが、基枠材3、4をネジ止め、釘止め等の方法で、壁面31、あるいは、天井32と床面33に固定した後に、基枠材3、4に設置することとしてもよい。
そして、特に壁面31に設置する場合は、基枠材3、4の一方又は双方に、縦方向に抜けて、電気コード、ビデオケーブル、USBケーブル等の配線類を取りまとめて挿通支持する切欠き19を貫設することが好ましい(図5参照)。
上側のガイドレール5と下側のガイドレール6との間に横方向にスライド可能に渡されるスライド枠9は、例えば、四角形、H字形状等の、一対の縦杆10、11と、縦杆10、11を連結する1又は複数の連結杆12(あるいは、連結板12a)とから成るもので、その縦杆10、11の上下端部にそれぞれ、ガイドレール5、6に沿って転動又は摺動可能に係合するレール係動手段7、8を設置する(図2参照)。
スライド枠9は、サブボード20をスライド可能に支持するものであり、サブボード20を安定状態に支持してスライドさせるために、縦杆10、11は複数であることが好ましいが、ある程度の幅がある縦枠を用いる場合には、縦枠1枚であっても差し支えない。
また、言うまでもなく連結杆12(あるいは、連結板12a)は、縦杆10、11を連結して、スライド枠9全体がガイドレール5、6に沿って一体に移動するようにする役目を果たすものであるが、この連結杆12(あるいは、連結板12a)を省略し、サブボード20を直接縦杆10、11に固定することとして、サブボード20に連結杆12(あるいは、連結板12a)の役目を果たさせるようにすることもできる。
ガイドレール5、6とこれに対するレール係動手段7、8の組合わせは種々考えられるが、一般的な組合わせとしては、ガイドレール5、6を断面角C字型にし、レール係動手段7、8を転動ホイール15とし、転動ホイール15をガイドレール5、6に係合させることが考えられる(図3〜5、8、9参照)。その場合転動ホイール15は、サブボード20の安定移動のために、1つのホイール軸16に対して、移動方向に一対配置することが好ましい(図2参照)。また、必要に応じ、ホイール軸16は屈曲自在にする。
レール係動手段7、8は、後述する図9に示す実施形態の場合を除き、縦杆10、11の上下端部を後方水平方向に延長して設けた後方延長杆13、14に設置することとする(図3参照)。このようにレール係動手段7、8を後方延長杆13、14を介して設置するのは、スライド枠9をメインボード1から離隔させて、スライド枠9がメインボード1に接触しないようにするためである。従って、後方延長杆13、14は、メインボード1が平面ボードの場合よりも、メインボード1がUD式ボードの場合、上下スライド式ボードの場合(図5参照)、左右引分け式ボードの場合、あるいは、曲面又は半曲面ボードの場合(図6〜8参照)の方が長いものとなる。
また、基枠材3、4の高さ(奥行長さ)をメインボード1の厚みより大とした場合は、後方延長杆13、14はごく短いもので足り、あるいは、省略することが可能となる(図7、8参照)。その場合の基枠材3、4は、図7に示されるような一連の板状のものであってもよいが、複数の脚状のものであってもよい。
また、ガイドレール5、6を、メインボード1の少し手前側の天井32と床面33とに固定設置する場合(図9参照)は、スライド枠9はメインボード1の手前側に離隔することになるので、スライド枠9がメインボード1に接触することはない。従って、この場合は、後方延長杆13、14を設ける必要はない。
インタラクティブボード又は薄型のテレビであるサブボード20は、スライド枠9を上下のガイドレール5、6間に渡す前に又は渡した後に、スライド枠9の連結杆12(あるいは、連結板12a又は縦杆10、11)に取り付ける。その取り付けは、適宜、公知の引掛け手段を用いたり、ボルトやネジを用いたりして行う。
普通、サブボード20はメインボード1よりも小さいサイズであって、プロジェクターを付設しての電子ボード機能やスクリーン機能、パソコンを付設してのコンピュータ・ディスプレイ機能等のインタラクティブボード機能を有するものである。あるいは、大型の液晶テレビ又はプラズマテレビそのものであり、もしくは、デジタルテレビ用チューナーを付設してのテレビ機能を有するものである。
一実施形態においては、サブボード20及び/又はメインボード1がプロジェクター等の映写スクリーンとして利用される。メインボード1をプロジェクター用スクリーンとして利用する場合は、通例、プロジェクター21は、直接又はプロジェクター取付用アーム22を介して、メインボード1の上部や壁面31等に固定的に設置される。
サブボード20をプロジェクター用スクリーンとして利用する場合は、プロジェクター21は、サブボード20の動きに追随して移動するように設置することが好ましい。そのようにするためには、例えば、プロジェクター21をサブボード20の上部やスライド枠9に直接、あるいは、プロジェクター取付用アーム22を介して設置すればよい。
その場合は、例えば、プロジェクター取付用アーム22をスライド枠9の上部の連結杆12に取り付けると共に、その端部にレール係動手段7、8と同様のレール係動手段23を配設し、これを基枠材3のガイドレール5に係合させることにより、プロジェクター21が、サブボード20の動きに追随して移動するようにすることができる(図4参照)。もちろん、上記と同様にしてレール係動手段23をガイドレール5に係合させた状態で、プロジェクター取付用アーム22をスライド枠9から切り離し、独自に移動させるようにすることもできる。
プロジェクター取付用アーム22は、例えば、一又は複数の屈曲部を形成して折り畳み可能にし、あるいは、途中に自在継ぎ手を有するものとし、あるいは、捩り及び湾曲が可能な資材製とする等により、適宜引き出して、プロジェクター21の吊り下げ角度や水平旋回位置を変更することができるようにし、使用時にプロジェクター21が、スクリーンとなるサブボード20又はメインボード1のボード面に向くようにすることが好ましい。
プロジェクター21として、インタラクティブ機能を有するものを使用することができる。このインタラクティブ機能は、それ専用の電子マーカーペンを用いてサブボード20等のプロジェクター映写面に筆記すると、その筆記文字や絵が、インタラクティブ機能部を介し、電子データとしてリアルタイムにパソコンに転送・記憶され、電子データとしての利用を可能にするというものである。この種プロジェクター21の場合のスクリーンは平坦面であれば足り、メインボード1がホワイトボードの場合はもちろん、黒板の場合であってもスクリーンとして利用可能であるので、この種プロジェクター21は、サブボード20のみならず、メインボード1側に設置するのにも好適である。
また、プロジェクター21として一般的なものを用い、サブボード20及び/又はメインボード1のボード面の隅部や枠部分にインタラクティブユニットを配置することにより、サブボード20及び/又はメインボード1に上記インタラクティブ機能を持たせることもできる。
このように本発明に係る方法によれば、既設又は新設の黒板やホワイトボード等の壁面固定型のメインボード1に対し、そのメインボード1自体には何ら手を加えることなく、サブボード20を取り付けるためのスライド枠9の施工作業を、容易且つ迅速に行うことができ、当該メインボード1に、その本来の筆記機能や掲示機能の他に、電子ボードやスクリーン機能、テレビ機能、コンピュータ・ディスプレイ機能等の諸機能を付加して直ちに利用可能にすることができる。
かくして、本発明に係る方法によれば、インタラクティブボード機能又はテレビ機能を有するサブボード20の付加施工作業を、時間とコストをかけずに実施することができ、直ちに、サブボード20とメインボード1を適宜使い分けて使用することが可能となる。サブボード20は、使用に際してメインボード1上の任意の位置に移動させ、最適な位置にて使用することが可能である。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白である。従って、この発明は、添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 メインボード
3、4 基枠材
5、6 ガイドレール
7、8 レール係動手段
9 スライド枠
10、11 縦杆
12 連結杆
12a 連結板
13、14 後方延長杆
15 転動ホイール
16 ホイール軸
19 切欠き
20 サブボード
21 プロジェクター
22 プロジェクター取付用アーム
23 レール係動手段

Claims (6)

  1. 筆記機能又は掲示機能を有する壁面固定型のメインボードの前側に前記メインボードよりも小型のインタラクティブボード又は薄型テレビであるサブボードを付設するための方法であって、
    前記メインボードの上辺及び下辺に沿ってその外側にガイドレールを設置し、前記上下のガイドレール間に、横方向にスライド可能にスライド枠を配備して前記スライド枠に前記サブボードを取り付けることより成り、
    前記スライド枠は、前記メインボードを上下に跨ぎ、上端部及び下端部に前記ガイドレールに係合して転動又は摺動するレール係動手段が取り付けられた一対の縦杆を有していることを特徴とする、メインボードの前側にサブボードを付設するための方法。
  2. 前記ガイドレールは、前記メインボードが固定されている壁面に設置される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ガイドレールは、天井及び床面の前記メインボードより前方位置に設置される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記スライド枠は、前記一対の縦杆を横に連結する連結杆又は連結板を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記スライド枠の縦杆は後方延長杆を備え、前記後方延長杆の端部に前記レール係動手段が設置される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記メインボードは、平面ボード、UD式ボード、上下スライド式ボード、左右引分け式ボード、曲面ボード、半曲面ボードのうちのいずれかである、請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
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