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JP5437196B2 - 生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置 - Google Patents
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生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置 Download PDF

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Description

本発明は、種々の納期のオーダーを生産対象とし、生産対象である複数のオーダーの負荷を割り当てて、生産計画を作成する生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置に関する。
従来から、生産対象である複数のオーダーの負荷を、生産計画の開始から終了の間において所定幅で区切られた時間軸上の複数の時間区分に対して割り付けて、生産計画を作成する技術が開発されている。そして、生産計画に割り付けた負荷を平準化する技術として、所定幅で区切られた複数の時間区分に対して、暫定的に負荷を割り付け(山積み)、割り付けられた負荷の高い時間区分において、負荷の一部を隣接する負荷の低い時間区分に逐次移動させる(山崩し)ことで、時間区分ごとの負荷の変動を小さくする方法がある(例えば、特許文献1)。尚、暫定的に負荷を割り付ける手法として、納期を基準に(納期に間に合う限界の時間区分に)割り付ける手法、最早着手を基準に(最も早く作業を開始できる時間区分に)割り付ける手法などがある。
暫定的な負荷の割り付け状態では、通常、負荷の高い時間区分と負荷の低い時間区分が混在する。そして、負荷の高い時間区分では、大幅に工程能力を超えてしまい、作成された生産計画をそのまま実行に移すことは不可能な場合が多い。従って、特許文献1のような方法を用いることにより、負荷の高い時間区分は負荷が低くなり、負荷の低い時間区分は負荷が高くなることから、工程能力を有効活用することができるため、設備能力の範囲で納期遅れを最低限にとどめる生産計画を作成することが可能である。
特開2006−338602号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来技術では、以下の問題がある。
・負荷の高い時間区分の検索と隣接する時間区分への負荷の移動を繰り返して実行する必要があり、最終的に全体の負荷が平準化されるまでに多くの計算時間を要する。
・負荷が工程能力を超えている限り、納期を犠牲にしても時間軸の未来方向に山崩しを行うことで、実行可能な生産計画を作成することができるが、納期を厳守する条件で、工程能力の超過を許容した負荷の平準化ができない。これは、従来技術が、「負荷が工程能力以下になる」以外に明確な山崩しの終了条件を持たないことに由来する。そのため、多少の工程能力の増強(例えば、残業や増員(極力少ないほうが良い))を投入してでも、納期に間に合わせる生産計画を立案することは困難である。あるいは、どの程度の工程能力の増強策をどの時間区分で講じれば、納期を遵守できるかの指針が得られない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、多少の工程能力の超過を許容しつつ、オーダーの納期を遵守した生産計画を作成することができる生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置を提供するものである。
本発明に係る生産計画作成方法は、生産対象である複数のオーダーの負荷を、生産計画の開始から終了までの間において所定幅で区切られた時間軸上の複数の時間区分に対して割り付けて、生産計画を作成する生産計画作成方法であって、計算機の演算部により実行される処理が、前記複数のオーダーの納期及び負荷をオーダー情報として登録するオーダー情報記憶ステップと、前記複数のオーダーの負荷を前記複数のオーダーの納期に対応する時間区分に山積みして、負荷山積み結果として出力する負荷山積みステップと、前記負荷山積み結果に基づいて、前記負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して当該負荷累積計算時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした前記負荷を累積して、負荷累積計算結果として出力する負荷累積計算ステップと、前記負荷累積計算結果に基づいて、所定の負荷増加率計算期間における単位時間区分当たりの時間軸の未来方向への負荷累積の増分を、負荷増加率として計算する負荷増加率計算ステップと、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の開始時間区分から前記生産計画の終了時間区分までの間で、時間区分単位で変化させて更新する負荷増加率計算期間更新ステップと、前記負荷増加率計算期間の更新に合わせて、前記負荷増加率の最大値と当該最大値となる前記負荷増加率計算期間を、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として更新する最大負荷増加率更新ステップと、前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を更新する負荷増加率計算管理ステップと、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てする負荷山崩しステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係る生産計画作成プログラムは、生産対象である複数のオーダーの負荷を、生産計画の開始から終了までの間において所定幅で区切られた時間軸上の複数の時間区分に対して割り付けて、生産計画を作成する生産計画作成プログラムであって、前記複数のオーダーの納期及び負荷をオーダー情報として登録するオーダー情報記憶ステップと、前記複数のオーダーの負荷を前記複数のオーダーの納期に対応する時間区分に山積みして、負荷山積み結果として出力する負荷山積みステップと、前記負荷山積み結果に基づいて、前記負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して当該負荷累積計算時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした前記負荷を累積して、負荷累積計算結果として出力する負荷累積計算ステップと、前記負荷累積計算結果に基づいて、所定の負荷増加率計算期間における単位時間区分当たりの時間軸の未来方向への負荷累積の増分を、負荷増加率として計算する負荷増加率計算ステップと、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の開始時間区分から前記生産計画の終了時間区分までの間で、時間区分単位で変化させて更新する負荷増加率計算期間更新ステップと、前記負荷増加率計算期間の更新に合わせて、前記負荷増加率の最大値と当該最大値となる前記負荷増加率計算期間を、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として更新する最大負荷増加率更新ステップと、前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を更新する負荷増加率計算管理ステップと、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てする負荷山崩しステップと、を有し、計算機において演算部により読み出して各ステップの処理を実行させることを特徴とする。
本発明に係る生産計画作成装置は、計算機の演算部を用いて、生産対象である複数のオーダーの負荷を、生産計画の開始から終了までの間において所定幅で区切られた時間軸上の複数の時間区分に対して割り付けて、生産計画を作成する生産計画装置であって、前記複数のオーダーの納期及び負荷をオーダー情報として登録するオーダー情報記憶部と、前記複数のオーダーの負荷を前記複数のオーダーの納期に対応する時間区分に山積みして、負荷山積み結果として出力する負荷山積み部と、前記負荷山積み結果に基づいて、前記負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して当該負荷累積計算時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした前記負荷を累積して、負荷累積計算結果として出力する負荷累積計算部と、前記負荷累積計算結果に基づいて、所定の負荷増加率計算期間における単位時間区分当たりの時間軸の未来方向への負荷累積の増分を、負荷増加率として計算する負荷増加率計算部と、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の開始時間区分から前記生産計画の終了時間区分までの間で、時間区分単位で変化させて更新する負荷増加率計算期間更新部と、前記負荷増加率計算期間の更新に合わせて、前記負荷増加率の最大値と当該最大値となる前記負荷増加率計算期間を、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として更新する最大負荷増加率更新部と、前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を更新する負荷増加率計算管理部と、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てする負荷山崩し部と、を有することを特徴とする。
これによると、オーダー毎の負荷は、まず納期に間に合う限界の時間区間に山積みされる。次に、この負荷山積み結果をもとに山積みされた負荷の累積が計算される。この負荷累積結果に対して、所定の時間区分を開始とする所定の負荷増加率計算期間が与えられる。次に、その負荷増加率計算期間における負荷累積の増分から負荷増加率(その区間内での単位時間区分当たりの負荷)が計算される。さらに、負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した上で、終了時間区分が時間区分単位で変化されて、新たな負荷増加率が計算される。これら計算された負荷増加率の中で、その最大値と、その最大値をとる期間が常に保持されており、負荷増加率計算期間の終了時間区分の更新が完了した時点で、その最大値と期間が山崩し用負荷増加率情報として登録される。そして、この山崩し用負荷増加率情報は、その期間に含まれるオーダーの納期を遵守するために必要な最低限の工程能力となる。次に、負荷増加率計算期間の開始時間区分を更新した上で、上記同様の処理を行うことにより、新たな山崩し用負荷増加率情報が生成される。これら計算された期間別の負荷増加率を当該期間の工程能力と見なして負荷が再割り当て(山崩し)され、山崩し結果として保存記憶される。以上により、山崩し操作(=負荷平準化操作)の前に、納期を満たすために必要な最低限の工程能力が期間ごとに算定できるため、従来方法のように山崩し操作を繰り返し実行する必要がなく、高速に負荷の平準化が可能となる。さらに、納期を厳守するために最低限必要な工程能力を見積ることも可能となる。従って、多少の工程能力の超過を許容しつつ、オーダーの納期を遵守した生産計画を作成することができる。尚、生産計画の開始時間区分及び終了時間区分とは、生産計画の開始及び終了に対応する時間区分を意味する。また、負荷増加率計算期間の開始時間区分及び終了時間区分とは、負荷増加率を計算する期間である負荷増加率計算期間の開始の時間区分及び終了の時間区分を意味する。
ここで、本発明に係る生産計画作成方法及び生産計画作成プログラムは、前記負荷増加率計算期間更新ステップが、更に、前記負荷増加率計算期間を、予め設定した上限幅以内で、時間区分単位で変化させて良い。
また、本発明に係る生産計画作成装置は、前記負荷増加率計算期間更新部が、更に、前記負荷増加率計算期間を、予め設定した上限幅以内で、時間区分単位で変化させて良い。
これによると、負荷累積結果から負荷増加率を計算する際の負荷増加率計算期間の幅(終了時間区分−開始時間区分)に上限が設定されるとともに、負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した上での負荷増加率計算期間の更新(拡張)を、負荷増加率計算期間の幅がこの上限に達した時点で終了する。ここで、
・負荷増加率計算期間幅の上限→大:負荷の変動→小:納期に対して先行生産される度合い→大
・負荷増加率計算期間幅の上限→小:負荷の変動→大:納期に対して先行生産される度合い→小
の関係があることから、
・負荷の平準化を重視する場合は、負荷増加率計算期間幅の上限を大きくする。
・納期に合わせて出荷するため、先行生産による在庫をなるべく減らしたい場合は、負荷増加率計算期間幅の上限を小さくする。
など状況に合わせた山崩し(負荷平準化)の方針を容易に反映させることができる。
また、本発明に係る生産計画作成方法及び生産計画作成プログラムは、前記負荷増加率計算期間更新ステップが、前記生産計画の開始時間区分を初期値として前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の終了時間区分に至るまで時間区分単位で増加させて更新し、前記負荷増加率計算管理ステップが、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を前記最大負荷増加率計算期間から時間軸の未来方向に移動した次の時間区分に更新し、前記負荷山崩しステップが、前記最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記山崩し用負荷増加率情報の登録終了を判定し、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てして良い。
本発明に係る生産計画作成装置は、前記負荷増加率計算期間更新部が、前記生産計画の開始時間区分を初期値として前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の終了時間区分に至るまで時間区分単位で増加させて更新し、前記負荷増加率計算管理部が、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を前記最大負荷増加率計算期間から時間軸の未来方向に移動した次の時間区分に更新し、前記負荷山崩し部が、前記最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記山崩し用負荷増加率情報の登録終了を判定し、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てして良い。
これによると、負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した上で、終了時間区分が未来方向に進められて、新たな負荷増加率が計算されるため、負荷増加率の算出を簡易に実行することができる。また、負荷増加率計算期間の開始時間区分が最大負荷増加率計算期間から時間軸の未来方向に移動した次の時間区分に更新されるため、新たに生成される山崩し用負荷増加率情報として登録される最大負荷増加率計算期間と、それまでに山崩し用負荷増加率情報として登録された最大負荷増加率計算期間が時間軸上で接続された形で連続するため、長期に渡る負荷の調整を高速かつ容易に実行することができる。
また、本発明に係る生産計画作成方法及び生産計画作成プログラムは、前記負荷増加率計算期間更新ステップが、更に、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であるかどうか判断し、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であれば、前記負荷増加率計算期間の幅を更新し、一方、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分でなければ、前記負荷増加率計算期間の幅を更新せず、前記負荷増加率計算期間を更に時間区分単位で変化させて良い。
本発明に係る生産計画作成装置は、前記負荷増加率計算期間更新部が、更に、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であるかどうか判断し、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であれば、前記負荷増加率計算期間の幅を更新し、一方、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分でなければ、前記負荷増加率計算期間の幅を更新せず、前記負荷増加率計算期間を更に時間区分単位で変化させて良い。
これによると、負荷累積計算時間区分以外の日は、負荷が累積されておらず、負荷増加率は変化しないため、計算を簡易化させることにより、計算の効率化及び高速化を図ることができる。
尚、本発明に係る生産計画作成プログラムは、リムーバブル型記録媒体やハードディスクなどの固定型記録媒体に記録して配布可能である他、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
本発明の生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置は、多少の工程能力の超過を許容しつつ、オーダーの納期を遵守した生産計画を作成することができる。
本実施形態に係る生産計画作成装置のブロック図である。 本実施形態に係る生産計画作成方法の処理の手順について説明したフローチャートである。 本実施例に係る生産計画の対象となるオーダーの生産工程を示す図である。 本実施例に係る生産計画の対象となるオーダーの納期と負荷を示す図である。 本実施例1に係る生産計画の負荷山積み結果を示す図である。 本実施例1に係る生産計画の負荷累積計算結果を示す図である。 本実施例1に係る生産計画の[期間1]の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例1に係る生産計画の[期間2]の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例1に係る生産計画の[期間3]の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例1に係る生産計画の全期間の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例1に係る生産計画の山崩し結果を示す図である。 本実施例1に係る生産計画の山崩し結果と工程能力との関係を示す図である。 本実施例2に係る生産計画の[期間1]の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例2に係る生産計画の[期間2]の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例2に係る生産計画の[期間3]の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例2に係る生産計画の[期間4]の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例2に係る生産計画の全期間の負荷増加率のイメージを示す図である。 本実施例2に係る生産計画の山崩し結果を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置を実施するための形態について、具体的な一例に即して説明する。
尚、以下に説明するものは、例示したものにすぎず、本発明に係る生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置の適用限界を示すものではない。すなわち、本発明に係る生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置は、下記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
また、以下で説明する本実施形態に係る生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置で用いる時間区分(即ち、生産計画の開始から終了までの間において所定幅で区切られる時間軸上の連続した複数の区分)としては、日単位であっても良いし、月、週、勤、時間などの単位を用いることができる。
まず、本実施形態に係る生産計画作成装置について、図1に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る生産計画作成装置のブロック図である。生産計画作成装置1は、演算部と、記憶部と、入力部と、出力部と、から構成されて、計算機上に実装される。ここで、図1に示されている生産計画作成装置1の各部(演算部、記憶部、入力部、及び、出力部)は、例えば汎用のパーソナルコンピュータ等の計算機によって構成されている。かかる計算機には、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、CD−ROMの駆動装置などのハードウェアが収納されており、ハードディスクには、プログラム(このプログラムは、リムーバブルな記憶媒体に記録しておくことにより、様々なコンピュータにインストールすることが可能である)を含む各種のソフトウェアが記録されている。そして、これらのハードウェアおよびソフトウェアが組み合わされることによって、上述の各部が構築されている。
図1に示すように、生産計画作成装置1は、負荷山積み部11と、負荷累積計算部12と、負荷増加率計算部13と、負荷増加率計算期間更新部14と、最大負荷増加率更新部15と、負荷増加率計算管理部16と、負荷山崩し部17と、オーダー情報(オーダー情報記憶部)21と、負荷山積み結果22と、負荷累積計算結果23と、負荷増加率計算開始時間区分24と、負荷増加率計算期間の上限幅25と、負荷増加率計算期間26と、最大負荷増加率情報27と、山崩し用負荷増加率情報28と、山崩し結果29と、から構成される。
オーダー情報(オーダー情報記憶部)21は、オーダー情報として、生産対象となる複数のオーダーの納期と負荷を外部から登録されて記憶するためのものである。各オーダーの負荷は、重量、数量、個数や時間などを用いることができる。ここで、オーダー情報記憶部21において、外部から登録される情報は、生産計画作成開始時に、図示しない入力部(キーボード等)から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して与えられたりして、記憶装置や補助記憶装置等に記憶される。
負荷山積計算部11は、オーダー情報記憶部21で登録された各オーダーの負荷を各オーダーの納期に対応する時間区分に山積みし、負荷山積み結果22として出力するためのものである。そして、負荷山積み結果22は、負荷累積計算部12に入力される。
負荷累積計算部12は、負荷山積み結果22に基づいて、時間軸の未来方向の負荷の累積を計算し、負荷累積計算結果23として出力するためのものである。具体的には、負荷累積計算部12は、負荷山積み結果22で、負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して、その時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした負荷を累積する。そして、その結果を、負荷累積計算結果23として出力する。尚、累積であるため、時間軸の未来方向、即ち、日の進みに対して、累積値は単調増加となる。そして、負荷累積計算結果23は、負荷増加率計算部13に入力される。
負荷増加率計算開始時間区分24は、負荷増加率計算部13で負荷増加率を計算する期間である負荷増加率計算期間の開始時間区分を記憶するためのものである。負荷増加率計算開始時間区分24は、初期値として、生産計画の開始時間区分が設定される。ここで、負荷増加率計算開始時間区分24の初期値として予め設定される情報は、生産計画作成開始時に、図示しない入力部(キーボード等)から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して与えられたりして、記憶装置や補助記憶装置等に記憶される。
負荷増加率計算期間更新部14は、負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、負荷増加率を計算する期間である負荷増加率計算期間の幅(即ち、負荷増加率計算期間の開始時間区分から終了時間区分までの幅)を、生産計画の終了時間区分に至るまで、予め設定された負荷増加率計算期間の上限幅25以内で、時間区分単位で変化させて更新するためのものである。そして、更新された負荷増加率計算期間は、負荷増加率計算開始時間区分24として登録された負荷増加率計算期間の開始時間区分から何時間区分先かという情報を負荷増加率計算期間26として出力される。尚、負荷増加率計算期間26として出力される情報は、それに限らず、負荷増加率計算期間の開始時間区分を含めた時間区分の幅として出力してもよいし、負荷増加率計算期間の開始時間区分と終了時間区分を出力しても良い。ここで、負荷増加率計算期間として、0(ゼロ)が初期登録される。即ち、初期状態では、負荷増加率計算期間の終了時間区分=開始時間区分となる。
そして、負荷増加率計算期間更新部14は、負荷増加率計算期間の幅を、負荷累積計算時間区分に基づいて変化させるべく、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であるかどうか判断する。そして、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であれば、負荷増加率計算期間を更新する。一方、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分でなければ、負荷増加率計算期間を更新せず、負荷増加率計算期間を更に時間区分単位で変化させて、再度、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であるかどうか判断する。これは、負荷累積計算時間区分以外の日は、負荷が累積されておらず、負荷増加率は変化しないため、計算の簡易化を図ることができるからである。尚、この判断は行わなくても良く、本実施形態の必須の要件ではない。
更に、負荷増加率計算期間更新部14は、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件、または、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した負荷増加率計算期間の上限幅25である」条件を満たせば、負荷増加率計算期間の更新を終了する。
負荷増加率計算期間の上限幅25は、負荷増加率計算期間の幅の上限を記憶するためのものである。ここで、負荷増加率計算期間の上限幅25において、予め設定される情報は、生産計画作成開始時に、図示しない入力部(キーボード等)から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して与えられたりして、記憶装置や補助記憶装置等に記憶される。
負荷増加率計算部13は、負荷累積計算結果23に基づいて、所定の負荷増加率計算期間における単位時間区分当たりの時間軸の未来方向への負荷累積の増分を、負荷増加率として計算するためのものである。具体的には、負荷累積計算結果23に基づいて、負荷増加率計算期間更新部14で更新された負荷増加率計算期間26(所定の負荷増加率計算期間に相当する。)における負荷累積の増分を負荷増加率として計算する。計算された負荷増加率は、最大負荷増加率更新部16に入力される。
最大負荷増加率更新部15は、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間とを最大負荷増加率情報27に登録するためのものであり、負荷増加率計算部13で計算された負荷増加率と最大負荷増加率情報27に登録された最大負荷増加率とを比較して、負荷増加率計算部13で計算された負荷増加率が登録された最大負荷増加率情報27に登録された最大負荷増加率以上であれば、負荷増加率計算部13で計算された負荷増加率と負荷増加率計算期間26とを、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として、最大負荷増加率情報27に更新登録するためのものである。尚、最大負荷増加率情報27は、最大負荷増加率=0(ゼロ)、最大負荷増加率計算期間=なしとして、初期登録されている。
負荷増加率計算管理部16は、負荷増加率計算期間更新部14が、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」という条件、または、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した上限幅に達している」という条件を満たしていると判断して、負荷増加率計算期間の更新を終了した際に、最大負荷増加率情報27に登録されている情報(最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間)を、山崩し用負荷増加率情報28として登録すると共に、最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分であるかと判断するまで、負荷増加率計算開始時間区分24に登録されている負荷増加率計算の開始時間区分を、最大負荷増加率計算期間の次の時間区分に更新するためのものである。但し、負荷増加率計算管理部16は、最大負荷増加率情報27に登録されている最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分であると判断した場合は、負荷増加率計算開始時間区分24に登録されている負荷増加率計算の開始時間区分の更新をせず、負荷山崩し用負荷増加率情報28を負荷山崩し部17に出力する。
負荷山崩し部17は、山崩し用負荷増加率情報28に基づいて、各最大負荷増加率計算期間について、対応する各最大負荷増加率を、各最大負荷増加率計算期間における工程の生産能力とみなすことにより、負荷を再割り当てするためのものである。そして、負荷を再割り当てした負荷山崩しの結果を、山崩し結果29として記憶する。尚、山崩し結果29は、生産計画作成装置1における計算結果として、図示しない結果出力部を介して、図示しないディスプレイ、プリンタ等の出力部に出力しても良い。
次に、本実施形態に係る生産計画作成方法の処理の手順について、図2に基づいて、説明する。図2は、本実施形態に係る生産計画作成方法の処理の手順について説明したフローチャートである。
尚、以下で説明する本実施形態に係る生産計画作成方法の処理は、計算機においても同様に、生産計画作成プログラムとしてCPUにより読み出して実行することができる。また、この生産計画作成プログラムは、リムーバブルな記憶媒体に記録しておくことにより、様々な計算機の記憶装置にインストールすることが可能である。
図2に示すように、計算機において、オーダー情報として、生産対象となる複数のオーダーの納期と負荷を、事前に、入力部から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して与えられたりして、記憶部に登録する(STEP1:オーダー情報記憶ステップ)。また、負荷増加率計算期間の上限幅を、事前に、入力部から入力されたり、リムーバブルな記憶媒体に記録されて与えられたり、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して与えられたりして、記憶部に設定する(STEP1:負荷増加率計算期間更新ステップ)。尚、本ステップの詳細については、上述した生産計画作成装置1のオーダー情報21及び負荷増加率計算期間の上限幅25の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
そして、STEP1で登録された各オーダーの負荷を各オーダーの納期に対応する時間区分に山積みし、負荷山積み結果として出力する(STEP2:負荷山積ステップ)。尚、本ステップの詳細については、上述した生産計画作成装置1の負荷山積み部11及び負荷山積み結果21の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
次に、STEP2で出力された負荷山積み結果に基づいて、時間軸の未来方向の負荷の累積を計算し、負荷累積計算結果として出力する(STEP3:負荷累積計算ステップ)。具体的には、負荷山積み結果で、負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して、その時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした負荷を累積する。そして、その結果を、負荷累積計算結果として出力する。尚、本ステップの詳細については、上述した生産計画作成装置1の負荷累積計算部12及び負荷累積計算結果23の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
そして、負荷増加率計算期間の開始時間区分を初期化する(STEP4:負荷増加率計算期間更新ステップ)。具体的には、初期値として、生産計画の開始時間区分を設定する。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷増加率計算開始時間区分24の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
次に、最大負荷増加率情報である最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間とを初期化する(STEP5:最大負荷増加率更新ステップ)。初期値として、最大負荷増加率=0(ゼロ)、最大負荷増加率計算期間=なし、を登録する。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の最大負荷増加率更新部15及び最大負荷増加率情報27の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
そして、負荷増加率を計算する期間である負荷増加率計算期間の幅(即ち、負荷増加率計算期間の開始時間区分から終了時間区分までの幅)を初期化する(STEP6:負荷増加率計算期間更新ステップ)。初期値として、0(ゼロ)を登録する。即ち、初期状態では、負荷増加率計算期間の終了時間区分=開始時間区分となる。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷増加率計算期間更新部14の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
次に、負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、負荷増加率計算期間の幅を、負荷累積計算時間区分に基づいて変化させるべく、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であるかどうか判断する(STEP7:負荷増加率計算期間更新ステップ)。そして、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であれば(STEP7:YES)、負荷増加率計算期間を更新して、STEP8に進む。一方、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分でなければ(STEP7:NO)、負荷増加率計算期間を時間区分単位で更に変化させて(STEP12:負荷増加率計算期間更新ステップ)、再度、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であるかどうか判断する(STEP7)。ここで、STEP7は行わなくても良く、本実施形態の必須の要件ではない。STEP7を行わない場合は、STEP6からSTEP8に進む。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷増加率計算期間更新部14の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
次に、STEP3で計算された負荷累積計算結果に基づいて、STEP7で更新された負荷増加率計算期間における負荷累積の増分を負荷増加率として計算する(STEP8:負荷増加率計算ステップ)。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷増加率計算部13の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
STEP8で計算された負荷増加率と最大負荷増加率情報として登録された最大負荷増加率とを比較して(STEP9:最大負荷増加率更新ステップ)、STEP8で計算された負荷増加率が登録された最大負荷増加率情報として登録された最大負荷増加率以上であれば(STEP9:YES)、STEP8で計算された負荷増加率と負荷増加率計算期間とを、最大負荷増加率情報の最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として更新登録して(STEP10:最大負荷増加率更新ステップ)、STEP11に進む。STEP8で計算された負荷増加率が登録された最大負荷増加率情報として登録された最大負荷増加率以上でなければ(STEP9:NO)、SPTE11に進む。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の最大負荷増加率更新部16の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
STEP11では、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件、または、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した負荷増加率計算期間の上限幅である」条件を満たすかどうか判断する(STEP11:負荷増加率計算期間更新ステップ)。「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件、または、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した負荷増加率計算期間の上限幅である」条件のいずれかの条件を満たせば(STEP11:YES)、負荷増加率計算期間の更新を終了して、STEP13に進む。一方、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件、または、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した負荷増加率計算期間の上限幅である」条件のいずれかの条件を満たさなければ(STEP11:NO)、STEP12に戻る。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷増加率計算期間更新部14の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
STEP13では、最大負荷増加率情報として登録されている情報(最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間)を、山崩し用負荷増加率情報として登録する(STEP13:負荷増加率計算管理ステップ)。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷増加率計算管理部16の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
そして、最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分であるかどうか判断する(STEP14:負荷増加率計算管理ステップ)。そして、最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分でないと判断した場合(STEP14:NO)、負荷増加率計算の開始時間区分を、最大負荷増加率計算期間の次の時間区分に更新し(STEP15:負荷増加率計算管理ステップ)、STEP5に戻る。一方、最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分であると判断した場合(STEP14:YES)、STEP16に進む。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷増加率計算管理部16の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
STEP16では、山崩し用負荷増加率情報に基づいて、最大負荷増加率計算期間を選択し(STEP16:負荷山崩しステップ)、選択した最大負荷増加率計算期間に対応する最大負荷増加率を、選択した最大負荷増加率計算期間における工程の生産能力とみなすことにより、負荷を再割り当てする(STEP17:負荷山崩しステップ)。そして、全ての最大負荷増加率計算期間を選択したかどうかを判断し(STEP18:負荷山崩しステップ)、全ての最大負荷増加率計算期間を選択していないと判断した場合は(STEP18:NO)、STEP16に戻り、全ての最大負荷増加率計算期間を選択したと判断した場合は(STEP18:YES)、負荷を再割り当てした負荷山崩しの結果を山崩し結果として記憶して、生産計画作成方法の処理を終了する。尚、本ステップは、上述した生産計画作成装置1の負荷山崩し部17の記載内容と同じであり、その説明を省略する。
このように、本実施形態の生産計画作成装置及び生産計画作成方法、並びに生産計画作成プログラムによれば、オーダー毎の負荷は、まず納期に間に合う限界の時間区間に山積みされる。次に、この負荷山積み結果をもとに山積みされた負荷の累積が計算される。この負荷累積結果に対して、所定の時間区分を開始とする所定の負荷増加率計算期間が与えられる。次に、その負荷増加率計算期間における負荷累積の増分から負荷増加率(その区間内での単位時間区分当たりの負荷)が計算される。さらに、負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した上で、終了時間区分が未来方向に進められて、新たな負荷増加率が計算される。これら計算された負荷増加率の中で、その最大値と、その最大値をとる期間が常に保持されており、負荷増加率計算期間の終了時間区分の更新が完了した時点で、その最大値と期間が山崩し用負荷増加率情報として登録される。そして、この山崩し用負荷増加率情報は、その期間に含まれるオーダーの納期を遵守するために必要な最低限の工程能力となる。次に、負荷増加率計算期間の開始時間区分を最大負荷増加率計算期間から時間軸の未来方向に移動した次の時間区分に更新した上で、上記同様の処理を行うことにより、新たな山崩し用負荷増加率情報を生成し、新たに生成される山崩し用負荷増加率情報として登録される最大負荷増加率計算期間と、それまでに山崩し用負荷増加率情報として登録された最大負荷増加率計算期間が時間軸上で接続された形で連続して求める。これら計算された期間別の負荷増加率を当該期間の工程能力と見なして負荷が再割り当て(山崩し)され、山崩し結果として保存記憶される。以上により、山崩し操作(=負荷平準化操作)の前に、納期を満たすために必要な最低限の工程能力が期間ごとに算定できるため、従来方法のように山崩し操作を繰り返し実行する必要がなく、長期に渡る負荷の平準化の調整を高速かつ容易に実行することができる。さらに、納期を厳守するために最低限必要な工程能力を見積ることも可能となる。従って、多少の工程能力の超過を許容しつつ、オーダーの納期を遵守した生産計画を作成することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
上述の実施形態では、負荷増加率計算期間の上限幅25を事前に設定している(STEP1)が、設定しなくても良い。負荷増加率計算期間の上限幅25を事前に設定しない場合は、負荷増加率計算期間更新部14は、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件のみを満たすかどうか判断する(STEP11)。
次に、本実施形態の生産計画作成装置及び生産計画作成方法、並びに生産計画作成プログラムの具体例の説明のために、簡単な2つの実施例について、以下で説明する。
本実施例に係る生産計画で対象とするオーダーの生産工程は、図3に示すように、1台の加工機械と出荷バッファの工程を持ち、オーダー単位に原料を投入して製品を製造する。そして、図4に示すように、本実施例では、4月3日、4月6日、4月10日、4月13日の4種類の納期を持つオーダー1〜12の12個のオーダーに対して、4月1日以降の生産計画を行うものとする。オーダー1〜4は、納期が4月3日であり、オーダー5,6は、納期が4月6日であり、オーダー7〜11は、納期が4月10日であり、オーダー12は、納期が4月13日である。また、各オーダーの重量(負荷)は、それぞれ、1トンとする。また、本実施例では、時間区分を1日として、生産計画の開始時間区分(本実施例では時間区分が1日であり、開始日となる。)を4月1日、生産計画の終了時間区分(本実施例では時間区分が1日であり、終了日となる。)を4月13日とする。また、本実施例では、納期は出荷納期とみなし、納期前に製造完了した場合は、納期日に出荷するものとする。
[実施例1]
まず、実施例1について、図1,2に基づいて説明する。本実施例では、図4に示すオーダー1からオーダー12まで12個のオーダー情報21が登録される(STEP1)。図4に示すように、オーダー1〜4の納期は4月3日、オーダー5,6の納期は4月6日、オーダー7〜11の納期は4月10日、オーダー12の納期は4月13日である。また、各オーダーの負荷(本実施例では、重量)は、それぞれ、1トンとする。そして、負荷増加率計算期間の上限幅25を13日として設定する(STEP1)。
そして、負荷山積計算部11は、オーダー情報記憶部21で登録された各オーダーの負荷を各オーダーの納期に対応する時間区分に山積みし、負荷山積み結果22として出力する(STEP2)。本実施例では、時間区分が1日であるため、負荷山積み部11により、オーダー1〜12の負荷が、それぞれの納期日に山積みされ、負荷山積み結果22は、図5に示すように、4月3日:4トン、4月6日:2トン、4月10日:5トン、4月13日:1トンとなる。
次に、負荷累積計算部12は、負荷山積み結果22に基づいて、時間軸の未来方向の負荷の累積を計算し、負荷累積計算結果23として出力する(STEP3)。本実施例では、納期日が負荷累積計算日(負荷累積計算時間区分)となり、図6に示すように、4月3日:4トン、4月6日:2トン+4トン=6トン、4月10日:4トン+2トン+4トン=10トン、4月13日:1トン+4トン+2トン+4トン=11トンとなる。
そして、負荷増加率計算開始時間区分24が、負荷増加率計算部13で負荷増加率を計算する期間である負荷増加率計算期間の開始時間区分を初期化(生産計画の開始時間区分を設定)する(STEP4)。本実施例では、負荷増加率計算開始日(負荷増加率計算期間の開始時間区分)nの初期値として、4月1日(n=1)が負荷増加率計算開始時間区分24の初期値として設定される。
そして、最大負荷増加率更新部15が、最大負荷増加率情報27として、最大負荷増加率=0(ゼロ)、最大負荷増加率計算期間=なし、を初期登録する(STEP5)。
また、負荷増加率計算期間更新部14が、負荷増加率計算期間として0(ゼロ)を初期登録する(STEP6)。本実施例では、負荷増加率計算期間更新部14は、負荷増加率計算期間の幅を、負荷増加率計算開始日nからj日先とし(即ち、負荷増加率計算開始日nからj日先が負荷増加率計算期間終了日(負荷増加率計算期間の終了時間区分)となる。)、j=0(ゼロ)(即ち、負荷増加率計算終了日=負荷増加率計算開始日となる。)を初期値する。
次に、負荷増加率計算期間更新部14が、負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、負荷増加率を計算する期間である負荷増加率計算期間の幅(即ち、負荷増加率計算期間の開始時間区分から終了時間区分までの幅)を、時間区分単位で変化させて更新するべく、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であるかどうか判断して(STEP7)、負荷増加率計算期間の終了時間区分が負荷累積計算時間区分であれば、負荷増加率計算期間を更新する(STEP12)。本実施例では、負荷増加率計算期間更新部14は、負荷増加率計算部13で負荷増加率を計算する毎に、負荷増加率計算期間jを、負荷増加率計算開始日nから時間軸の未来方向で次の負荷累積計算日に至るまで、時間区分単位である1日ずつ増加させて更新する。そして、負荷増加率計算期間終了日(n+j日目)が、負荷累積計算日(負荷が山積みされた納期日)かどうか判断する。ここでは、まず、負荷増加率計算開始日n=1(4月1日)が固定された状態で、最初の累積計算日が4月3日であり、j=2(4月1日の2日先)を負荷増加率計算期間として更新する。
そして、負荷増加率計算部13が、負荷累積計算結果23に基づいて、負荷増加率計算期間更新部14で更新された負荷増加率計算期間26における負荷の増分を負荷増加率として計算する(STEP8)。本実施例では、負荷増加率算開始日nからj日先の負荷増加率計算期間における負荷の増加率である負荷増加率Δn,jを計算する。まず、負荷増加率計算期間26から入力された初めの値は、負荷増加率計算開始日4月1日から2日先まで(n=1,j=2)の負荷増加率計算期間における負荷増加率が計算され、図6に基づくと、当該負荷増加率計算期間の負荷の増加量は4トンであり、当該負荷増加率計算期間は3日間であるから、負荷増加率Δ1,2=4トン/3日=4/3[トン/日]となる。
次に、最大負荷増加率更新部15が、負荷増加率計算部13で計算された負荷増加率と最大負荷増加率情報27に登録された最大負荷増加率とを比較して、負荷増加率計算部13で計算された負荷増加率が登録された最大負荷増加率情報27に登録された最大負荷増加率以上であれば、負荷増加率計算部13で計算された負荷増加率と負荷増加率計算期間26とを、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として、最大負荷増加率情報27に更新登録する(STEP9)。本実施例では、STEP8で計算した負荷増加率Δn,jと最大負荷増加率とを比較する。ここでは、計算した負荷増加率Δn,jが4/3[トン/日]であり、登録されている最大負荷増加率が0(ゼロ)であるため、最大負荷増加率情報を、最大負荷増加率=4/3[トン/日]、最大負荷増加率計算期間=負荷増加率計算開始日4月1日から2日先まで(n=1,j=2)、即ち、最大負荷増加率計算期間の終了日m=n+j=3(4月3日)として更新登録する。
そして、負荷増加率計算期間更新部14が、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件、または、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した負荷増加率計算期間の上限幅25である」条件を満たしているか判断する(STEP11)。いずれかの条件が満たされると(STEP11:YES)、負荷増加率計算期間更新部14が、負荷増加率計算期間の更新を終了して、STEP13に進む。本実施例では、負荷増加率計算期間の上限幅25を13日と事前に設定している。そして、本実施例では、n=1,j=2の状態では、いずれの条件も満たしていないので(STEP11:NO)、負荷増加率計算期間更新部14が、負荷増加率計算期間を更新し、負荷増加率計算開始日n=1の状態で、jを1日増加(j=3)させて、STEP7に戻る。
このように、本実施例では、負荷増加率計算開始日n=1の状態で、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件、及び、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した負荷増加率計算期間の上限幅25である」条件を同時に満たす、j=12(4月1日の12日先の4月13日=生産計画の終了日、及び、負荷増加率計算期間の上限幅=13日)まで、負荷増加率計算開始日nから負荷累積計算日との間の負荷増加率計算期間において、STEP7〜STEP12までの処理が繰り返される。この過程で、j=5(4月6日)、j=9(4月10日)、j=12(4月13日)として、負荷増加率計算部13による負荷増加率Δn,jが以下のように計算される。
Δ1,5=1[トン/日](6日間で6トン)
Δ1,9=11/10[トン/日](10日間で11トン)
Δ1,12=12/13[トン/日](13日間で12トン)
そして、負荷増加率計算開始日n=1の状態で、j=5(4月6日)、j=9(4月10日)、j=12(4月13日)において、計算された負荷増加率計算期間の負荷増加率Δn,jが、Δ1,5=1[トン/日]、Δ1,9=11/10[トン/日]、Δ1,12=12/13[トン/日](13日間で12トン)であり、これらは、いずれもΔ1,2=4/3[トン/日]よりも小さいため、最大負荷増加率更新部15により最大負荷増加率情報27に登録された情報は下記のようになる。
最大負荷増加率=4/3[トン/日]
最大負荷増加率計算期間=負荷増加率計算開始日4月1日から2日先の4月3日まで(n=1,j=2)、即ち、最大負荷増加率計算期間の終了日m=n+j=3(4月3日)
次に、負荷増加率計算期間更新部14が、「負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分である」条件、または、「負荷増加率計算期間の幅が事前に設定した負荷増加率計算期間の上限幅25である」条件のいずれかの条件が満たしていると判断すると(STEP11:YES)、負荷増加率計算期間の更新を終了して、STEP13に進み、負荷増加率計算管理部16が、最大負荷増加率情報27に登録されている情報(最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間)を、山崩し用負荷増加率情報28として登録する(STEP13)。本実施例では、
[期間1]
最大負荷増加率計算期間の開始日(n)=1(4月1日)
最大負荷増加率計算期間の終了日(m)=3(4月3日)
最大負荷増加率=4/3[トン/日]
となる。山崩し負荷増加率情報28として登録された上記[期間1]の山崩し用負荷増加率のイメージを図7に示す。図7では、4月1日から4月3日にかけて、4/3[トン/日]の生産ペースに平準化された負荷の累積線(太線の直線)が引かれている。この期間では、これより高いペースで生産すると、旋光性さんとなり過剰な在庫が発生し、これより低いペースで生産すると納期遅れが発生することがわかる。
また、負荷増加率計算管理部16が、最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分であるかと判断する(STEP14)。負荷増加率計算管理部16が、最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が生産計画の終了時間区分であると判断すると(STEP14:YES)、山崩し用負荷増加率情報28の登録を終了して、負荷山崩し部17による負荷山崩しを行う(STEP16)。負荷増加率計算管理部16が、負荷増加率計算期間の最大終了時間区分が生産計画の終了時間区分でないと判断すると(STEP14:NO)、負荷増加率計算開始時間区分24に登録されている負荷増加率計算の開始時間区分を、最大負荷増加率計算期間の次の時間区分に更新する(STEP15)。本実施例では、負荷増加率計算管理部16が、最大負荷増加率計算期間の終了m=3(4月3日)が生産計画の終了日(4月13日)ではないと判断し(STEP14:NO)、負荷増加率計算期間の開始日nを山崩し用負荷増加率情報28として登録された最大負荷増加率計算期間の終了日mの次の日に置き換える(n=m+1とする)。ここでは、n=4(4月4日)に更新される。そして、STEP5に戻る。
次に、本実施例では、負荷増加率計算期間の開始日n=4の状態で、STEP5〜STEP15までの処理が実行される。この過程での負荷累積計算日は、4月6日(j=2)、10日(j=6)、13日(j=9)であり、負荷増加率計算部13によるそれぞれの負荷増加率計算期間の負荷増加率Δn,jが以下のように計算される。
Δ4,2=2/3[トン/日](3日間で2トン)
Δ4,6=1[トン/日](7日間で7トン)
Δ4,9=8/10[トン/日](10日間で8トン)
これにより、負荷増加率計算開始日n=4の状態で、最大負荷増加率更新部15により最大負荷増加率情報27に登録された情報は下記のようになる。
最大負荷増加率=1[トン/日]
最大負荷増加率計算期間=負荷増加率計算開始日4月4日から6日先の4月10日まで(n=4,j=6)、即ち、最大負荷増加率計算期間の終了日m=n+j=10(4月10日)
そして、負荷山崩し部17により山崩し用負荷増加率情報28として登録される情報が、
[期間2]
最大負荷増加率計算期間の開始日(n)=4(4月4日)
最大負荷増加率計算期間の終了日(m)=10(4月10日)
最大負荷増加率=1[トン/日]
となる。山崩し負荷増加率情報28として登録された上記[期間2]の山崩し用負荷増加率のイメージを図8に示す。図8では、4月4日から4月10日にかけて、1[トン/日]の生産ペースに平準化された負荷の累積線(太線の直線)が引かれている。
同様にして、負荷増加率計算管理部16が、最大負荷増加率計算期間の終了m=10(4月10日)が生産計画の終了日(4月13日)ではないと判断し(STEP14:NO)、負荷増加率計算期間の開始日nを山崩し用負荷増加率情報28として登録された最大負荷増加率計算期間の終了日mの次の日に置き換える(n=m+1とする)。ここでは、n=11(4月11日)に更新される。そして、STEP5に戻る。
次に、本実施例では、負荷増加率計算期間の開始日n=11の状態で、STEP5〜STEP15までの処理が実行される。この過程での負荷累積計算日は、4月13日(j=2)のみであり、負荷増加率計算部13によるそれぞれの負荷増加率計算期間の負荷増加率Δn,jが以下のように計算される。
Δ11,2=1/3[トン/日](3日間で1トン)
これにより、負荷増加率計算開始日n=11の状態で、最大負荷増加率更新部15により最大負荷増加率情報27に登録された情報は下記のようになる。
最大負荷増加率=1/3[トン/日]
最大負荷増加率計算期間=負荷増加率計算開始日4月11日から2日先の4月13日まで(n=11,j=2)、即ち、最大負荷増加率計算期間の終了日m=n+j=13(4月13日)
そして、負荷山崩し部17により山崩し用負荷増加率情報28として登録される情報が、
[期間3]
最大負荷増加率計算期間の開始日(n)=11(4月11日)
最大負荷増加率計算期間の終了日(m)=13(4月13日)
最大負荷増加率=1/3[トン/日]
となる。山崩し負荷増加率情報28として登録された上記[期間3]の山崩し用負荷増加率のイメージを図9に示す。図9では、4月11日から4月13日にかけて、1/3[トン/日]の生産ペースに平準化された負荷の累積線(太線の直線)が引かれている。
この段階で、負荷増加率計算管理部16が、最大負荷増加率計算期間の終了日m=13(4月13日)が生産計画の終了日(4月13日)ではあると判断し(STEP14:YES)、山崩し用負荷増加率情報28の登録を終了する。図10にその結果を示す。
そして、図10に示された期間([期間1]から[期間3])のそれぞれについて、負荷山崩し部17が、その負荷増加率を工程の生産能力とみなすことにより、負荷を再割り当てする(STEP16〜18)。図11に負荷を再割り当てした結果を示す。図11から、例えば、以下のことが分かる。
●[期間1](4月1日〜3日)では、4/3[トン/日]を生産能力として、オーダー1からオーダー4の負荷が均等に割り付けられている。ここで、オーダー1からオーダー4の納期は4月3日であるため納期遅れは発生していない。
●[期間2](4月4日〜10日)では、1[トン/日]を生産能力として、オーダー5からオーダー11の負荷が均等に割り付けられている。ここで、オーダー5とオーダー6の納期は4月6日、オーダー7からオーダー11の納期は4月10日であるため納期遅れは発生していない。
このように、本実施例から、納期を遵守した上で、負荷を極力平準化する山崩しを負荷の選択と移動を繰り返すことなく高速かつ容易に実行できることが分かる。また、図12に示すように、納期を遵守するために必要な最低限の能力向上率と期間を簡単に確認することができる。この実施例では、標準の能力を1トン/日と設定しており、4月1日から4月3日にかけて4/3倍の能力向上が必要であることが分かる。
[実施例2]
次に、実施例2について、図1,2に基づいて説明する。実施例2では、実施例1のSTEP1で設定した負荷増加率計算期間の上限幅25を、13日から6日に短縮した例について説明する。ここで、実施例2では、オーダー情報や工程能力など、他の条件は実施例1と同じである。また、処理の流れも実施例1と同じであるため、実施例1と異なる点のみを以下に説明する。
実施例2では、負荷増加率計算期間の上限幅25が6日で設定されているため(STEP1)、負荷増加率計算期間の開始日n=1(4月1日)の状態で、負荷増加率計算期間更新部14による負荷増加率計算期間の更新は4月6日で終了する(STEP11)。そのため、図13に示すように、まず、4月1日〜4月6日の間で負荷増加率が最大となる下記の[期間1]が、最大負荷増加率更新部15による最大負荷増加率情報27(最大負荷増加率及び最大負荷増加率計算期間)として設定されて(STEP5〜12)、負荷増加率計算管理部16により山崩し用負荷増加率情報28として登録される(SETP13)。
[期間1]
最大負荷増加率計算期間の開始日(n)=1(4月1日)
最大負荷増加率計算期間の終了日(m)=3(4月3日)
最大負荷増加率=4/3[トン/日]
次に、負荷増加率計算管理部16により、負荷増加率計算期間の開始日n=4(4月4日)に設定される(STEP14,15)。この時、負荷増加率計算期間の上限幅25が6日で設定されているため(STEP1)、負荷増加率計算期間の開始日n=4(4月4日)の状態で、負荷増加率計算期間更新部14による負荷増加率計算期間の更新は4月9日で終了する。そのため、図14に示すように、4月4日〜4月9日の間で負荷増加率が最大となる下記の[期間2]が、最大負荷増加率更新部15による大負荷増加率情報27(最大負荷増加率及び最大負荷増加率計算期間)として設定されて(STEP5〜12)、負荷増加率計算管理部16により山崩し用負荷増加率情報28として登録される(SETP13)。
[期間2]
最大負荷増加率計算期間の開始日(n)=4(4月4日)
最大負荷増加率計算期間の終了日(m)=6(4月6日)
最大負荷増加率=2/3[トン/日]
次に、負荷増加率計算管理部16により、負荷増加率計算期間の開始日n=7(4月7日)に設定される(STEP14,15)。この時、負荷増加率計算期間の上限幅25が6日で設定されているため(STEP1)、負荷増加率計算期間の開始日n=7(4月7日)の状態で、負荷増加率計算期間更新部14による負荷増加率計算期間の更新は4月12日で終了する。そのため、図15に示すように、4月7日〜4月12日の間で負荷増加率が最大となる下記の[期間3]が、最大負荷増加率更新部15による大負荷増加率情報27(最大負荷増加率及び最大負荷増加率計算期間)として設定されて(STEP5〜12)、負荷増加率計算管理部16により山崩し用負荷増加率情報28として登録される(SETP13)。
[期間3]
最大負荷増加率計算期間の開始日(n)=7(4月7日)
最大負荷増加率計算期間の終了日(m)=10(4月10日)
最大負荷増加率=5/4[トン/日]
次に、負荷増加率計算管理部16により、負荷増加率計算期間の開始日n=11(4月11日)に設定される(STEP14,15)。この時、生産計画期間の終了日が4月13日であるため(STEP1)、負荷増加率計算期間の開始日n=11(4月11日)の状態で、負荷増加率計算期間更新部14による負荷増加率計算期間の更新は4月13日で終了する。そのため、図16に示すように、4月11日〜4月13日の間で負荷増加率が最大となる下記の[期間4]が、最大負荷増加率更新部15による大負荷増加率情報27(最大負荷増加率及び最大負荷増加率計算期間)として設定されて(STEP5〜12)、負荷増加率計算管理部16により山崩し用負荷増加率情報28として登録される(SETP13)。
[期間4]
最大負荷増加率計算期間の開始日(n)=11(4月11日)
最大負荷増加率計算期間の終了日(m)=13(4月13日)
最大負荷増加率=1/3[トン/日]
この段階で、負荷増加率計算管理部16が、最大負荷増加率計算期間の終了日m=13(4月13日)が生産計画の終了日(4月13日)ではあると判断し(STEP14:YES)、山崩し用負荷増加率情報28の登録を終了する。図17にその結果を示す。ここで、実施例1における結果である図10と比較すると、実施例2では、負荷増加率計算期間の上限幅が小さいため、山崩し用負荷増加率情報28に登録された期間が1つ多くなっていることが分かる(実施例1では3個に対して、実施例2では4個)。そのため、4月4日〜4月10日の負荷増加率の変化が、実施例1より実施例2のほうが大きくなっていることが分かる。
そして、図17に示された期間([期間1]から[期間4])のそれぞれについて、負荷山崩し部17が、その負荷増加率を工程の生産能力とみなすことにより、負荷を再割り当てする(STEP16〜18)。図18に負荷を再割り当てした結果を示す。ここで、図18と実施例1における結果である図11とを比較すると、例えば、以下のことが分かる。
●4月4日〜4月10日の負荷増加率の違いから、実施例2(図18)の方は4月6日を境に負荷が大きく変化している。実施例1(図11)では負荷の変化は発生していない。
●実施例1では、負荷の変化は小さいが、納期が4月6日であるオーダー6が納期の前日の4月5日に既に生産完了しており、納期(出荷日)までの待ちが発生している。一方、実施例2では、オーダー6は納期(出荷日)に生産完了しており、待ちは発生していない。
このように、本実施例から、負荷増加率計算期間幅の上限を小さくすることで、負荷の平準化よりも出荷待ちを減らすことを重視した負荷調整を行うことができることが分かる。逆に、負荷増加率計算期間幅の上限を大きくすることで、負荷の平準化を重視した負荷調整を行うこともできることが想定される。
従って、本実施形態の生産計画作成装置及び生産計画作成方法、並びに生産計画作成プログラムで、多少の工程能力の超過を許容しつつ、オーダーの納期を遵守した生産計画を作成することができていることが分かる。
1 生産計画作成装置
11 負荷山積み部
12 負荷累積計算部
13 負荷増加率計算部
14 負荷増加率計算期間更新部
15 最大負荷増加率更新部
16 負荷増加率計算管理部
17 負荷山崩し部
21 オーダー情報(オーダー情報記憶部)
22 負荷山積み結果
23 負荷累積計算結果
24 負荷増加率計算開始時間区分
25 負荷増加率計算期間の上限幅
26 負荷増加率計算期間
27 最大負荷増加率情報
28 山崩し用負荷増加率情報
29 山崩し結果
STEP1 オーダー情報記憶ステップ
STEP2 負荷山積ステップ
STEP3 負荷累積計算ステップ
STEP1,4,6,7,11,12 負荷増加率計算期間更新ステップ
STEP8 負荷増加率計算ステップ
STEP5,9,10 最大負荷増加率更新ステップ
STEP13〜15 負荷増加率計算管理ステップ
STEP16〜18 負荷山崩しステップ

Claims (12)

  1. 生産対象である複数のオーダーの負荷を、生産計画の開始から終了までの間において所定幅で区切られた時間軸上の複数の時間区分に対して割り付けて、生産計画を作成する生産計画作成方法であって、
    計算機の演算部により実行される処理が、
    前記複数のオーダーの納期及び負荷をオーダー情報として登録するオーダー情報記憶ステップと、
    前記複数のオーダーの負荷を前記複数のオーダーの納期に対応する時間区分に山積みして、負荷山積み結果として出力する負荷山積みステップと、
    前記負荷山積み結果に基づいて、前記負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して当該負荷累積計算時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした前記負荷を累積して、負荷累積計算結果として出力する負荷累積計算ステップと、
    前記負荷累積計算結果に基づいて、所定の負荷増加率計算期間における単位時間区分当たりの時間軸の未来方向への負荷累積の増分を、負荷増加率として計算する負荷増加率計算ステップと、
    前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の開始時間区分から前記生産計画の終了時間区分までの間で、時間区分単位で変化させて更新する負荷増加率計算期間更新ステップと、
    前記負荷増加率計算期間の更新に合わせて、前記負荷増加率の最大値と当該最大値となる前記負荷増加率計算期間を、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として更新する最大負荷増加率更新ステップと、
    前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を更新する負荷増加率計算管理ステップと、
    前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てする負荷山崩しステップと、
    を有することを特徴とする生産計画作成方法。
  2. 前記負荷増加率計算期間更新ステップが、更に、
    前記負荷増加率計算期間を、予め設定した上限幅以内で、時間区分単位で変化させることを特徴とする請求項1に記載の生産計画作成方法。
  3. 前記負荷増加率計算期間更新ステップが、前記生産計画の開始時間区分を初期値として前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の終了時間区分に至るまで時間区分単位で増加させて更新し、
    前記負荷増加率計算管理ステップが、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を前記最大負荷増加率計算期間から時間軸の未来方向に移動した次の時間区分に更新し、
    前記負荷山崩しステップが、前記最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記山崩し用負荷増加率情報の登録終了を判定し、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てすることを特徴とする請求項1または2に記載の生産計画作成方法。
  4. 前記負荷増加率計算期間更新ステップが、更に、
    前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であるかどうか判断し、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であれば、前記負荷増加率計算期間の幅を更新し、一方、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分でなければ、前記負荷増加率計算期間の幅を更新せず、前記負荷増加率計算期間を更に時間区分単位で変化させることを特徴とする請求項に記載の生産計画作成方法。
  5. 生産対象である複数のオーダーの負荷を、生産計画の開始から終了までの間において所定幅で区切られた時間軸上の複数の時間区分に対して割り付けて、生産計画を作成する生産計画作成プログラムであって、
    前記複数のオーダーの納期及び負荷をオーダー情報として登録するオーダー情報記憶ステップと、
    前記複数のオーダーの負荷を前記複数のオーダーの納期に対応する時間区分に山積みして、負荷山積み結果として出力する負荷山積みステップと、
    前記負荷山積み結果に基づいて、前記負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して当該負荷累積計算時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした前記負荷を累積して、負荷累積計算結果として出力する負荷累積計算ステップと、
    前記負荷累積計算結果に基づいて、所定の負荷増加率計算期間における単位時間区分当たりの時間軸の未来方向への負荷累積の増分を、負荷増加率として計算する負荷増加率計算ステップと、
    前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の開始時間区分から前記生産計画の終了時間区分までの間で、時間区分単位で変化させて更新する負荷増加率計算期間更新ステップと、
    前記負荷増加率計算期間の更新に合わせて、前記負荷増加率の最大値と当該最大値となる前記負荷増加率計算期間を、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として更新する最大負荷増加率更新ステップと、
    前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を更新する負荷増加率計算管理ステップと、
    前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てする負荷山崩しステップと、
    を有し、計算機において演算部により読み出して各ステップの処理を実行させることを特徴とする生産計画作成プログラム。
  6. 前記負荷増加率計算期間更新ステップが、更に、
    前記負荷増加率計算期間を、予め設定した上限幅以内で、時間区分単位で変化させることを特徴とする請求項5に記載の生産計画作成プログラム。
  7. 前記負荷増加率計算期間更新ステップが、前記生産計画の開始時間区分を初期値として前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の終了時間区分に至るまで時間区分単位で増加させて更新し、
    前記負荷増加率計算管理ステップが、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を前記最大負荷増加率計算期間から時間軸の未来方向に移動した次の時間区分に更新し、
    前記負荷山崩しステップが、前記最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記山崩し用負荷増加率情報の登録終了を判定し、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てすることを特徴とする請求項5または6に記載の生産計画作成プログラム。
  8. 前記負荷増加率計算期間更新ステップが、更に、
    前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であるかどうか判断し、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であれば、前記負荷増加率計算期間の幅を更新し、一方、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分でなければ、前記負荷増加率計算期間の幅を更新せず、前記負荷増加率計算期間を更に時間区分単位で変化させることを特徴とする請求項に記載の生産計画作成プログラム。
  9. 計算機の演算部を用いて、生産対象である複数のオーダーの負荷を、生産計画の開始から終了までの間において所定幅で区切られた時間軸上の複数の時間区分に対して割り付けて、生産計画を作成する生産計画装置であって、
    前記複数のオーダーの納期及び負荷をオーダー情報として登録するオーダー情報記憶部と、
    前記複数のオーダーの負荷を前記複数のオーダーの納期に対応する時間区分に山積みして、負荷山積み結果として出力する負荷山積み部と、
    前記負荷山積み結果に基づいて、前記負荷を山積みした時間区分を負荷累積計算時間区分として、各負荷累積計算時間区分に対して当該負荷累積計算時間区分よりも時間軸の過去方向の時間区分において山積みした前記負荷を累積して、負荷累積計算結果として出力する負荷累積計算部と、
    前記負荷累積計算結果に基づいて、所定の負荷増加率計算期間における単位時間区分当たりの時間軸の未来方向への負荷累積の増分を、負荷増加率として計算する負荷増加率計算部と、
    前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の開始時間区分から前記生産計画の終了時間区分までの間で、時間区分単位で変化させて更新する負荷増加率計算期間更新部と、
    前記負荷増加率計算期間の更新に合わせて、前記負荷増加率の最大値と当該最大値となる前記負荷増加率計算期間を、最大負荷増加率と最大負荷増加率計算期間として更新する最大負荷増加率更新部と、
    前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を更新する負荷増加率計算管理部と、
    前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てする負荷山崩し部と、
    を有することを特徴とする生産計画作成装置。
  10. 前記負荷増加率計算期間更新部が、更に、
    前記負荷増加率計算期間を、予め設定した上限幅以内で、時間区分単位で変化させることを特徴とする請求項9に記載の生産計画作成装置。
  11. 前記負荷増加率計算期間更新部が、前記生産計画の開始時間区分を初期値として前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を固定した状態で、当該負荷増加率計算期間の幅を、前記生産計画の終了時間区分に至るまで時間区分単位で増加させて更新し、
    前記負荷増加率計算管理部が、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記負荷増加率計算期間の幅の更新終了を判定し、前記最大負荷増加率と前記最大負荷増加率計算期間を山崩し用の負荷増加率情報として登録するとともに、前記負荷増加率計算期間の開始時間区分を前記最大負荷増加率計算期間から時間軸の未来方向に移動した次の時間区分に更新し、
    前記負荷山崩し部が、前記最大負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記生産計画の終了時間区分であるかどうかに基づいて前記山崩し用負荷増加率情報の登録終了を判定し、前記山崩し用の負荷増加率情報に登録された前記最大負荷増加率計算期間において、対応する前記最大負荷増加率を工程能力とみなして、負荷を再割り当てすることを特徴とする請求項9または10に記載の生産計画作成装置。
  12. 前記負荷増加率計算期間更新部が、更に、
    前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であるかどうか判断し、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分であれば、前記負荷増加率計算期間の幅を更新し、一方、前記負荷増加率計算期間の終了時間区分が前記負荷累積計算時間区分でなければ、前記負荷増加率計算期間の幅を更新せず、前記負荷増加率計算期間を更に時間区分単位で変化させることを特徴とする請求項11に記載の生産計画作成装置。
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