JP5445624B2 - 送信局及び受信局 - Google Patents
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Description
そのような伝送方式の代表的なものとして、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、DFT-S OFDM(Discrete Fourier Transform-Spread OFDM)などがある。
そのため、DFT-S OFDMは、移動局(UE:User Equipment)から基地局〔BS(Base Station)又はeNodeB〕への方向であるアップリンク(UL)の伝送方式に好適であり、3GPP(3rd Generation Partnership Project) E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)では、ULの通信に、DFT-S OFDMを用いたアクセス方式であるSC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)の適用が検討されている(例えば、下記の非特許文献1参照)。
なお、3GPP LTE(Long Term Evolution)では、信号の品質を示すEVM(Error Vector Magnitude)や、SEM(Spectrum Emission Mask)に関する規定、隣接チャネル帯域への漏洩電力に対する信号電力比(ACLR:Adjacent Channel Leakage Ratio)に関する規定が定められている(下記の非特許文献3参照)。
これを抑圧する目的で、当該伝送方式では、Raised Cosine関数等の窓関数(時間窓)を信号(シンボル)に乗算したり、帯域制限フィルタ等でフィルタ処理することで、シンボル境界近傍で信号が緩やかに減衰するよう波形整形を行なう場合がある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとして位置付けることができる。
〔1〕概要説明
先に述べたように、CP(GI)を用いた無線通信方式では、時間領域において、CPを付加された信号単位であるシンボルの境界や送信電力の変化点(タイミング)近傍での信号品質が他の部分と比較して相対的に劣化しやすいという特性がある。
その際、シンボル境界や送信電力の変化点と制御信号との間に介在するシンボル時間には、一般に制御信号よりも符号長が長く誤り耐性(誤り訂正能力)の高いデータ信号の一部又は全部を時間多重することとすれば、前記特性が受信局での(誤り訂正)復号特性に与える影響を抑制することも可能となる。
なお、制御信号は、制御チャネルの信号系列であって第1のチャネルの信号(シンボル)系列の一例であり、データ信号は、データチャネルの信号(シンボル)系列であって第2のチャネルの信号系列の一例である。
前記SC−FDMA方式では、例えば図1に示すように、同一の時間(TTI:Transmission Time Interval)におけるシステム帯域の周波数リソース(システム周波数リソース)を、複数の送信局(例えば、UE)で分け合って、受信局(例えば、BS又はeNodeB)と通信を行なうことが可能である。なお、システム帯域とは、例えば受信局の一例としてのBS又はeNodeBが、送信局に対して割り当てることが可能な無線リソース(周波数リソース)の量を意味する。
図2は、第1実施例に係る送信局の構成を示すブロック図であり、図7は、この図2に示す送信局1と無線リンクを介して通信する受信局3の構成を示すブロック図である。なお、送信局1は移動局(UE)で、受信局3は基地局(BS)である場合もあるし、逆に、送信局1はBSで、受信局3はUEである場合もある。ただし、以下では、送信局1をUE、受信局3をBSと仮定して説明する。
図2に示すように、本例の送信局(UE)1は、例えば、データ生成部11、誤り訂正符号化部12、データ変調部13、制御信号生成部14、制御信号変調部15、チャネル多重部16、DFT(Discrete Fourier Transformer)17、リファレンス信号生成部18、リファレンス信号多重部19、サブキャリアマッピング部20、IFFT(Inverse Fast Fourier Transformer)21、CP挿入部22、窓関数処理部23、無線処理部24、送信アンテナ25、受信アンテナ26、受信処理部27、窓関数処理制御部28、チャネル多重制御部29をそなえる。
誤り訂正符号化部12は、このデータ生成部11で生成されたデータ信号を誤り訂正符号化する。誤り訂正符号の例としては、ターボ符号が挙げられる。
データ変調部13は、この誤り訂正符号化部12で得られたビット系列を、所定の変調方式で変調するもので、QPSKや16QAM等の多値変調方式を適用する場合には、同相成分(I成分)と直交成分(Q成分)とを有するデータ信号シンボル(以下、データシンボルと表記する場合もある)に変調する。
ただし、本例のチャネル多重部16は、例えば図3に示すように、時間領域において、ブロック境界から所定シンボル数時間だけ離れた(オフセットした)位置(タイミング)に制御信号シンボルが配置されるように多重(以下、オフセット多重ともいう)を行なう。このオフセット多重は、例えば、チャネル多重制御部29によって制御(設定)される。
その際、ブロック境界近傍では信号劣化が生じやすいから、制御信号とブロック境界との間に介在させる信号(オフセットシンボル)は、制御信号よりも重要度の低い信号や、制御信号よりも誤り耐性が高い信号、例えば、制御信号よりも長い符号長を有し誤り訂正能力が相対的に高いため復号後の受信特性に影響の小さい信号(本例では、データ信号)の一部又は全部とするのが好ましい。
例えば、ACK/NACK信号とCQI信号とを比べた場合、一般にCQI信号の方がACK/NACK信号よりも重要度が低く、また、符号長も長い(前者は1,2ビット程度、後者は20ビット程度)から、CQI信号の方がブロック境界により近いタイミングで時間多重されるようにするとよい。
なお、オフセットシンボル数は、前記信号減衰区間の長さ(Nwin)、1シンボルあたりの時間幅、システムに要求されるACLR、SEM、EVMなどの各種パラメータを勘案して決定するのが望ましい。その一例については後述する。
その一例を図4に示す。図4の(2)は、RSブロックよりも時間的に前に隣接するブロックでは、ブロック境界との間に1シンボル時間のデータシンボルが介在するように制御信号シンボルを多重し、図4の(3)は、RSブロックよりも時間的に後に隣接するブロックでは、ブロック境界との間に1シンボル時間のデータシンボルが介在するように制御信号シンボルを多重し、図4の(1)は、RSブロックに隣接しないブロックでは、制御信号シンボルを多重しない様子をそれぞれ示している。
つまり、チャネル多重制御部29は、ブロック境界と制御信号との間に介在するデータ信号の量を、前記ブロック境界が前記受信局にて伝搬路推定に用いられるリファレンス信号が多重されるブロックとの境界であるか否かに応じて、決定する、ことが可能である。
リファレンス信号多重部19は、DFT17の出力とRS生成部18が生成したRSとを選択的に出力することにより、データシンボルと制御信号シンボルとが時間多重されたブロックと、RSとのブロック間多重を行なう。
次に、窓関数処理部23は、下記の式(7)及び図6の(2),(3)に示すように、ブロックの両端(Nwinの時間区間)で信号が緩やかに減衰するように、窓関数w(t)を乗算する。
無線処理部24は、窓関数処理部23の出力を、DA変換、無線周波数へ周波数変換(アップコンバージョン)等して送信アンテナ25から受信局3へ送信する。
(受信局3)
一方、図7に示すように、受信局3は、例えば、受信アンテナ31、無線処理部32、CP除去部33、FFT(Fast Fourier Transformer)34、サブキャリアデマッピング部35、リファレンス信号分離部36、チャネル推定部37、周波数領域等化処理部38、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transformer)39、データ/制御信号分離部40、制御信号復調部41、データ復調部42、誤り訂正復号部43、制御チャネル処理部51、送信処理部52、送信アンテナ53をそなえる。
CP除去部33は、無線処理部32で処理された受信信号からCPを除去して、ブロックの有効シンボル部分を抽出する(切り出す)。その様子を図8に例示する。即ち、CP除去部32は、受信電力の最も大きい先頭パス(ここではパス#1)のFFTタイミングで有効シンボル部分を切り出す。パス#2については、CPの一部を含んだ形で信号が切り出されるが、CPは、有効シンボルが巡回的にコピーされたものなので、結果的に、有効シンボル(NFFTサンプル)のみを正確に切り出すことが可能である。
しかしながら、本例では、送信局1において、制御信号は、データシンボルの少なくとも一部を介してブロック境界から1シンボル以上離れるように時間多重されるから、EVM劣化の影響を受けにくく、受信特性の劣化を抑制することが可能である。その場合、ブロック境界に隣接して多重された制御信号以外の信号は、EVM劣化の影響を受けやすいが、制御信号よりも符号長が長い信号の少なくとも一部であれば、誤り訂正復号により正しく復号できる可能性が制御信号の場合よりも高い。
さて、次に、FFT34は、上述のごとくCP除去部33でCPが除去された受信信号(有効シンボル)を、NFFTポイントのFFT処理により、周波数領域信号に変換し、サブキャリアデマッピング部35に入力する。
リファレンス信号分離部36は、サブキャリアデマッピング部35から入力された前記サブキャリア成分の受信信号から、RSとその他のチャネルの信号とを分離し、RSはチャネル推定部に、その他のチャネルの信号は周波数領域等化処理部38にそれぞれ入力する。
周波数領域等化処理部38は、チャネル推定部37による推定結果(チャネル推定値)を用いて、前記分離されたRS以外のチャネルの受信信号を周波数領域において等化(補償)し、IDFT39に出力する。
データ/制御信号分離部40は、前記NDFT個の時間領域の受信シンボル系列から、時間多重された受信データシンボルと、受信制御信号シンボルとを分離し、受信データシンボルはデータ復調部42へ、受信制御信号シンボルは制御信号復調部41へそれぞれ入力する。
誤り訂正復号部43は、復調された前記受信データシンボルを送信局1での誤り訂正符号化方式に対応した復号方式で誤り訂正復号する。
制御チャネル処理部51は、システム帯域に関する情報を含む共通制御チャネルの信号や、送信割当帯域幅、送信割当帯域等に関する情報を含む個別制御チャネルの信号を生成して送信処理部52に送信する。
以上のように、本例によれば、送信局1において、データ信号と制御信号とを時間多重する際に、時間領域において、制御信号とブロック境界との間に、制御信号以外の信号の一例としてのデータ信号の少なくとも一部が介在するように、制御信号をブロック境界から時間的にオフセットして多重するので、送信局1での送信処理の過程で窓関数や帯域制限フィルタ等を用いて波形整形処理(信号減衰処理)が施されるブロック境界(信号減衰区間)から制御信号を時間的に遠ざけることができる。
そして、好ましい態様として、前記の制御信号とブロック境界との間に介在するデータ信号(シンボル)は、制御信号よりも符号長の長いデータ信号の要素信号であるから、ブロック境界近傍の信号品質が劣化しやすいとしても、受信局3での復号特性に対する影響は小さい。
図10は、第2実施例に係る送信局(UE)の構成を示すブロック図である。この図10に示す送信局1は、図2に示した既述の送信局1に比して、チャネル多重制御部29aを代替的に具備する点が異なる。なお、図10において、既述の符号と同一符号を付した構成要素は、以下で特に断らない限り、既述のものと同一若しくは同様の機能を具備する。また、受信局3については、既述の構成と同一若しくは同様でよい。
図11に、チャネル多重制御部29aによる、チャネル多重アルゴリズムの一例を示す。
そして、チャネル多重制御部29aは、i番目のチャネルの信号(シンボル系列)をsi(k)、その符号長をLiとして、i=0から(すなわち、符号長の長いチャネルのシンボル系列から)、NDFTシンボル長のブロックの0番目(先頭)のシンボル、NDFT−1番目(末尾)のシンボル、1番目(先頭シンボルの次)のシンボル、NDFT−2番目(末尾よりも1シンボル分ブロック中心に近い位置)のシンボルというように、ブロックの両端から中心に向けてシンボルが交互に多重されるよう、チャネル多重部16を制御する(処理1020〜処理1080)。
また、処理1060は、ブロック先頭側のシンボルに多重する場合(処理1050でYesの場合)のシンボル位置を決定する処理、処理1070は、ブロック末尾側のシンボルに多重する場合(処理1050でNoの場合)のシンボル位置を決定する処理を表している。ただし、“floor(x)”は、入力引数(実数)xに対してx以下の最大の整数を返す関数を表す。
上記アルゴリズムによるチャネル多重の様子の一例を図12に示す。
この例では、符号長の最も長いデータ信号は、d(0)〜d(9)で示される順序及びシンボル位置(タイミング)に時間多重され、次に符号長の長いCQI信号は、c(0)〜c(5)で示される順序及びシンボル位置に時間多重され、符号長の最も短いACK/NACK信号は、a(0),a(1)で示される順序及びシンボル位置に時間多重される。
このチャネル多重方法によると、符号長の短いチャネルの信号ほど、窓関数処理部23による波形整形(信号減衰)処理の影響およびマルチパスによる影響を受けにくいブロック中心側に時間多重されやすくなる。したがって、データ信号よりも符号長の短い制御信号(CQI信号及びACK/NACK信号)は、データ信号よりもブロック中心により近いシンボル位置に時間多重されやすくなるから、受信局3での制御信号の受信特性の劣化を抑制することが可能である。
なお、本例のチャネル多重方法についても、ブロック単位で実施する必要はなく、一部のブロックに限定してもよい。例えば、前記非特許文献2のように周期的にリファレンス信号(RS)を送信する場合、オフセット多重の対象ブロックは、RSが多重されるブロックに隣接するブロックに限定することも可能である。
その一例を図13に示す。この図13では、(2)及び(3)に示すように、RSブロックとの境界に対して1シンボルだけデータ信号シンボルを配置した後、制御信号(CQI信号、ACK/NACK信号)を優先的に配置する様子を例示している。ただし、NDFT=18(シンボル)、データ信号の符号長Ldata=14(シンボル)、CQI信号の符号長LCQI=3(シンボル)、ACK/NACK信号の符号長LACK/NACK=1(シンボル)と仮定している。
つまり、チャネル多重制御部29aは、ブロック境界が受信局3にて伝搬路推定に用いられるリファレンス信号が多重されるRSブロックとの境界である場合は、データシンボルの個々の信号が前記ブロック境界から離れる方向に順番に位置するよう時間多重される過程の途中で、制御信号シンボルが優先的に時間多重されるよう、チャネル多重部16の時間多重処理を制御することが可能である。
なお、図13には、RSブロックとの境界と、制御信号との間に、1シンボルだけデータ信号シンボルを配置しているが、2シンボル以上のデータ信号を優先して配置することも可能である。そのオフセットシンボル数についても、RSから時間的に遠ざかることによるチャネル推定精度の劣化度合いをパラメータの一つとして、システムのACLR、SEM、EVMなどのパラメータとの関係を勘案して決定することが望ましい。
図14は、第3実施例に係る送信局の構成を示すブロック図である。この図14に示す送信局1は、図2に示した既述の送信局1に比して、チャネル多重制御部29bを代替的に具備する点が異なる。なお、図14において、既述の符号と同一符号を付した構成要素は、以下で特に断らない限り、既述のものと同一若しくは同様の機能を具備する。また、受信局3については、既述の構成と同一若しくは同様でよい。
その一例を図15の(1)に示す。ここでは、システム帯域幅が4リソースブロック(RB)であり、割当送信帯域幅が1RB、割当送信帯域の開始位置がシステム帯域の低周波数側の端である例を示している。
また、割当送信帯域幅が広帯域である場合、例えば図15の(3)に例示するように、システム帯域の全帯域(4RB)にわたって送信帯域が割り当てられた場合、1シンボルあたりの時間間隔が短くなる。そのため、送信局1(窓関数処理部23)における時間窓処理によるブロック間干渉およびマルチパスによるブロック間干渉の量が同じ場合には、割当送信帯域幅が小さい場合に比べて、ブロック境界近傍のより多くのシンボルが影響を受ける。
図16に、NFFT=8の場合の、割当送信帯域(開始位置)および割当送信帯域幅に応じたオフセットシンボル数の選択(決定)基準の一例を示す。この図16において、送信帯域(開始位置)=0〜7は、例えばシステム帯域の低周波数側の端からのRB単位のオフセット位置を表し、送信帯域幅=1〜8は、例えばRB数を表す。
例えば、図16に示す例では、システム帯域の端(割当送信帯域の開始位置が0又は7)に1RBの送信帯域幅が割り当てられたとすると、オフセットシンボル数は3となる。つまり、同じ1RBの送信帯域幅がシステム帯域の端以外に割り当てられた場合よりも大きなオフセットシンボル数を選択する。
なお、図16に示すデータ(テーブル)は、受信局3との間で共有するために、送信局1から受信局3へ制御信号の一つ等として通知してもよいし、予めシステム仕様として送信局1及び受信局3(例えばCP除去部33)に設定しておいてもよい。後者の場合は、送信局1から受信局3への通知を不要にすることが可能である。
〔5〕第4実施例
既述のように、送信局1での送信処理の過程では、前記信号減衰処理に伴うブロック境界近傍での信号品質劣化に限らず、送信電力の変化点(タイミング)近傍においても、信号品質が他の部分と比較して相対的に劣化しやすい。
図17に、本例の送信局1の構成例を示す。この図17に示す送信局1は、図2に示した既述の送信局1に比して、チャネル多重制御部29cを代替的に、送信電力制御部30aを追加的に、それぞれ具備するとともに、データ変調部13からチャネル多重部16、制御信号変調部15からチャネル多重部16、リファレンス信号生成部18からリファレンス信号多重部19への信号ラインのそれぞれに、利得因子乗算部30−1,30−2,30−3が設けられている点が異なる。なお、図17において、既述の符号と同一符号を付した構成要素は、以下で特に断らない限り、既述のものと同一若しくは同様の機能を具備する。また、受信局3については、既述の構成と同一若しくは同様でよい。
なお、送信局1での送信電力の制御は、無線処理部24においてアナログ信号処理により実施される場合もある。例えば、ディジタル信号処理では実現できない程度の電力制御(可変)幅が要求されるような場合には、アナログ信号処理で制御する方が好ましい。そのような場合には、例えば図18に示すように、無線処理部24での送信電力(例えば、図示しない電力増幅器の利得)を制御する送信電力制御部30bを代替的に設ければよい。
即ち、本例のチャネル多重部16は、チャネル多重制御部29cの制御の下、時間領域において、送信電力制御部30a(又は30b)による送信電力制御タイミング(電力変化点)から所定シンボル数時間だけ離れた(オフセットした)位置(タイミング)に制御信号シンボルが配置されるように多重を行なう。
また、オフセットシンボル数は、本例においても、1シンボルあたりの時間幅、システムに要求されるACLR、SEM、EVMなどの各種パラメータを勘案して決定するのが望ましい。
即ち、チャネル多重部16は、例えば、符号長の長い信号ほど他の信号よりも電力変化点に近いタイミングで多重するように制御(設定)されてもよい。そうすれば、第2実施例と同様の効果ないし利点も得られる。
つまり、チャネル多重制御部29cは、時間領域において、制御信号及びデータ信号が、個々の信号の誤り耐性が高いものから順に、前記電力変化点のタイミングから離れる方向に位置するようチャネル多重部16での時間多重処理を制御する、ことが可能である。
その場合、チャネル多重制御部29cは、時間領域において、電力変化点とブロック境界との双方に関して、制御信号との間にデータ信号の少なくとも一部(1シンボル以上)が介在するように、チャネル多重部16での時間多重を制御する。
例えば、ブロック境界がRSブロックとの境界である場合は、受信局3において、RSブロックに基づく高精度なチャネル推定結果を適用できるように、制御信号シンボルが1以上のデータシンボルを介してよりRSブロックに近いシンボル時間に多重されるように制御することも可能である。
(付記1)
送信局において複数のチャネルの信号系列を所定のブロック単位に時間多重して受信局へ送信する無線通信システムにおける信号多重方法であって、
前記送信局は、
時間領域において、時間多重信号のブロック境界と第1のチャネルの信号系列との間に、前記第1のチャネルの信号系列よりも誤り耐性の高い第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在するように、前記時間多重を行なう、
ことを特徴とする、無線通信システムにおける信号多重方法。
前記誤り耐性の高い第2のチャネルの信号系列は、前記第1のチャネルの信号系列よりも符号長の長い信号系列である、ことを特徴とする、付記1記載の無線通信システムにおける信号多重方法。
(付記3)
前記第1の信号系列は、制御チャネルの信号系列であり、前記第2の信号系列は、データチャネルの信号系列である、ことを特徴とする、付記1又は2に記載の無線通信システムにおける信号多重方法。
前記ブロック境界と前記第1のチャネルの信号系列との間に介在する前記第2のチャネルの信号系列の量は、前記無線通信システムで利用可能な周波数帯域であるシステム帯域、前記受信局から割り当てられた割当周波数帯域幅、前記受信局から割り当てられた割当周波数帯域のいずれか1又は2以上の組み合わせに応じて、決定される、ことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の無線通信システムにおける信号多重方法。
前記ブロック境界と前記第1のチャネルの信号系列との間に介在する前記第2のチャネルの信号系列の量は、前記ブロック境界が前記受信局にて伝搬路推定に用いられるリファレンス信号が多重されるブロックとの境界であるか否かに応じて、決定される、ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の無線通信システムにおける信号多重方法。
前記各チャネルの信号系列は、個々の信号の誤り耐性が高いものから順に、前記ブロック境界から離れる方向に位置するよう前記時間多重される、ことを特徴とする、付記1記載の無線通信システムにおける信号多重方法。
(付記7)
前記ブロック境界が前記受信局にて伝搬路推定に用いられるリファレンス信号が多重されるブロックとの境界である場合は、前記第1のチャネルの信号系列の個々の信号が前記ブロック境界から離れる方向に順番に位置するよう時間多重される過程の途中で、前記第2のチャネルの信号系列が優先的に時間多重される、ことを特徴とする、付記1記載の無線通信システムにおける信号多重方法。
送信局において複数のチャネルの信号系列を時間多重して受信局へ送信する無線通信システムにおける信号多重方法であって、
前記送信局は、
時間領域において、時間多重信号の送信電力が変化するタイミングと第1のチャネルの信号系列との間に、前記第1のチャネルの信号系列よりも誤り耐性の高い第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在するように、前記時間多重を行なう、
ことを特徴とする、無線通信システムにおける信号多重方法。
前記各チャネルの信号系列は、個々の信号の誤り耐性が高いものから順に、前記タイミングから離れる方向に位置するよう前記時間多重される、ことを特徴とする、付記8記載の無線通信システムにおける信号多重方法。
(付記10)
受信局宛の複数のチャネルの信号系列を所定のブロック単位に時間多重する時間多重処理部と、
時間領域において、時間多重信号のブロック境界と第1のチャネルの信号系列との間に、前記第1のチャネルの信号系列よりも誤り耐性の高い第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在するように、前記時間多重処理部を制御する制御部と、
をそなえたことを特徴とする、送信局。
前記誤り耐性の高い第2のチャネルの信号系列は、前記第1のチャネルの信号系列よりも符号長の長い信号系列である、ことを特徴とする、付記10記載の送信局。
(付記12)
前記第1のチャネルの信号系列は、制御チャネルの信号系列であり、前記第2の信号系列は、データチャネルの信号系列である、ことを特徴とする、付記10又は11に記載の送信局。
前記制御部は、
前記ブロック境界と前記第1のチャネルの信号系列との間に介在する前記第2のチャネルの信号系列の量を、前記無線通信システムで利用可能な周波数帯域であるシステム帯域、前記受信局から割り当てられた割当周波数帯域幅、前記受信局から割り当てられた割当周波数帯域のいずれか1又は2以上の組み合わせに応じて、決定する、ことを特徴とする、付記10〜12のいずれか1項に記載の送信局。
前記制御部は、
前記ブロック境界と前記第1のチャネルの信号系列との間に介在する前記第2のチャネルの信号系列の量を、前記ブロック境界が前記受信局にて伝搬路推定に用いられるリファレンス信号が多重されるブロックとの境界であるか否かに応じて、決定する、ことを特徴とする、付記10〜13のいずれか1項に記載の送信局。
前記制御部は、
前記各チャネルの信号系列が、個々の信号の誤り耐性が高いものから順に、前記ブロック境界から離れる方向に位置するよう前記時間多重を制御する、ことを特徴とする、付記10記載の送信局。
前記制御部は、
前記ブロック境界が前記受信局にて伝搬路推定に用いられるリファレンス信号が多重されるブロックとの境界である場合は、前記第1のチャネルの信号系列の個々の信号が前記ブロック境界から離れる方向に順番に位置するよう時間多重される過程の途中で、前記第2のチャネルの信号系列が優先的に時間多重されるように、前記時間多重を制御する、ことを特徴とする、付記10記載の送信局。
受信局宛の複数のチャネルの信号系列を時間多重する時間多重処理部と、
時間領域において、時間多重信号の送信電力が変化するタイミングと第1のチャネルの信号系列との間に、前記第1のチャネルの信号系列よりも誤り耐性の高い第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在するように、前記時間多重処理部を制御する制御部と、
をそなえたことを特徴とする、送信局。
前記制御部は、
前記各チャネルの信号系列が、個々の信号の誤り耐性が高いものから順に、前記タイミングから離れる方向に位置するよう前記時間多重を制御する、ことを特徴とする、付記17記載の送信局。
11 データ生成部
12 誤り訂正符号化部
13 データ変調部
14 制御信号生成部
15 制御信号変調部
16 チャネル多重部
17 DFT(Discrete Fourier Transformer)
18 リファレンス信号(RS)生成部
19 リファレンス信号多重部
20 サブキャリアマッピング部
21 IFFT(Inverse Fast Fourier Transformer)
22 CP挿入部
23 窓関数処理部
24 無線処理部
25 送信アンテナ
26 受信アンテナ
27 受信処理部
28 窓関数処理制御部
29,29a,29b,29c チャネル多重制御部
30a,30b 送信電力制御部
3 受信局(BS:Base Station)
31 受信アンテナ
32 無線処理部
33 CP除去部
34 FFT(Fast Fourier Transformer)
35 サブキャリアデマッピング部
36 リファレンス信号分離部
37 チャネル推定部
38 周波数領域等化処理部
39 IDFT(Inverse Discrete Fourier Transformer)
40 データ/制御信号分離部
41 制御信号復調部
42 データ復調部
43 誤り訂正復号部
Claims (5)
- 第1のチャネル及び第2のチャネルを含む複数のチャネルの信号系列を時間多重する時間多重処理部と、
時間領域において、時間多重信号の送信電力が変化するタイミングと前記第1のチャネルの信号系列の送信タイミングとの間に、前記の第1のチャネルの信号系列よりも符号長の長い前記第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在し、前記第1のチャネルの第1の信号系列と前記の第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部との間に、前記の第1のチャネルの第1の信号系列よりも符号長が長く前記の第2のチャネルの信号系列よりも符号長の短い前記第1のチャネルの第2の信号系列が介在するように、前記時間多重処理部を制御する制御部と、
をそなえたことを特徴とする、送信局。 - 前記の第1のチャネルの第1の信号系列はACK信号又はNACK信号であり、前記の第1のチャネルの第2の信号系列はCQI信号であり、前記の第2のチャネルの信号系列はデータ信号であり、前記の第1のチャネルは制御チャネルであり、前記の第2のチャネルはデータチャネルである、ことを特徴とする、請求項1記載の送信局。
- 前記制御部は、時間領域において、前記時間多重信号の送信電力が変化するタイミングと該タイミングよりも後の前記の第1のチャネルの第1の信号系列の送信タイミングとの間に、前記の第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在するように前記時間多重処理部を制御する、ことを特徴とする、請求項1記載の送信局。
- 時間領域において、時間多重信号の送信電力が変化するタイミングと第1のチャネルの信号系列の送信タイミングとの間に、前記の第1のチャネルの信号系列よりも符号長の長い第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在するように、前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルを含む複数のチャネルの信号系列が時間多重された信号を受信する受信部と、
受信した前記信号から前記の第1のチャネルの信号系列と前記の第2のチャネルの信号系列とを分離する分離部と、
前記の第1のチャネルの信号系列を復調する復調部と、
復調された前記の第1のチャネルの信号系列を誤り訂正復号する復号部と、
をそなえたことを特徴とする、受信局。 - 時間領域において、時間多重信号の送信電力が変化するタイミングと第1のチャネルの第1の信号系列の送信タイミングとの間に、前記の第1のチャネルの第1の信号系列よりも符号長の長い第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部が介在し、前記の第1のチャネルの第1の信号系列と前記の第2のチャネルの信号系列の少なくとも一部との間に、前記の第1のチャネルの第1の信号系列よりも符号長が長く前記の第2のチャネルの信号系列よりも符号長の短い前記第1のチャネルの第2の信号系列が介在するように、前記第1のチャネル及び前記第2のチャネルを含む複数のチャネルの信号系列が時間多重された信号を受信する受信部と、
受信した前記信号から前記の第1のチャネルの第1の信号系列及び第2の信号系列と前記の第2のチャネルの信号系列とを分離する分離部と、
前記の第1のチャネルの第1の信号系列及び第2の信号系列を復調する復調部と、
復調された前記の第1のチャネルの第1の信号系列及び第2の信号系列を誤り訂正復号する復号部と、
をそなえたことを特徴とする、受信局。
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