JP5449982B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
これらの実現方法としては、下記特許文献1や特許文献2に開示されているように、手指が入らない大きさの格子状の金属や樹脂の構造物が設けられることが多い。
図9は、従来のファンガードを備えた空気調和機の第1の要部構成例を示すブロック図である。空気調和機の本体背面部21と、本体に固定するための複数のツメ4と複数の固定部5を持ち格子部3を備えたファンガード2と、固定部5を差し込んで固定する本体21側の固定穴8と、その内部にあるファン6が図示されている。ファン6は図示されていないモーターに接続され、モーターの回転とともに回転し、空気の流れを発生する。なお、空気調和気の内部のその他の部品も本説明には不要なので図示していない。図の右側が機体の外部であり、内部の動作しているファン6に接触しないようにファンガード2を、取り付ける。ファンガード2を本体21に取り付けた状態が図11に示されている。
また本体21,31に取り付ける際は、固定部5を固定穴8にセットした後、ツメ4付近を内部に向かって強く押すことにより、ツメ4の傾斜の作用で、A部が下側に押されながら本体に係合して取り付けられる仕組みである。
すなわち、ファンガードのような安全のための部品は、手指による安易な操作によっては外れず、メンテナンスや修理の際に、工具を使用すればファンガードや本体に外見上の損傷を与えることなく着脱可能であることが望ましい。
従来のファンガードにおいては、上方からの手指の押圧によりツメ付近を下側に弾性変形させて本体からの取り外しを可能にするが、本発明のファンガードにおいては、手指をかけるツメ付近の本体側にリブが備えられているため、ファンガードのツメ部付近に力が伝わらず、手指の押圧によるファンガードの取り外しを非常に困難にする。
さらに、ファンガードとリブとの間隙、あるいは上記切り欠きの形状を、専用の工具のみ挿入できるキー形状としておけば、メーカーから派遣される修理担当者のみが、この工具を使用してリブ9を迂回してツメ4を係合解除方向に変形させてファンガード2を取り外すことが可能になり、さらに安全性を高めることができる。
一方、修理やメンテナンスを行う際は、工具の使用によりファンガードを外さざるを得ないことから、ユーザーの明確な意志を確認することができ、しかも、取扱説明書の熟読を余儀なくされ、ファンガードを外すことの危険性を認識させ、コンセントを抜く、あるいは、高温化した部品が冷却されるまで待つなどの安全対策を確実に促すことが可能になる。
図1、図2は、本発明の実施形態1におけるファンガード取り付けの図面である。
図1において、本実施形態1のファンガード2は、格子部3と枠の上部に複数のツメ4と枠の下部に複数の固定部5とがある成型物である。ファンガード2を固定する本体1側には、ファンガード2の固定部5をはめ込む同数の固定穴8と、ファンガード2が本体1にセットされた際に、本体の開口部上縁に係合されるツメ4のそれぞれを覆うように、同数のリブ9がファンガード2から少しの隙間をあけて設けられている。
なお、リブ9は、ツメ4の全体を覆う大きさに設けるのが効果的であるが、手指による安易なツメ4の変形を防止できるものであれば、ツメ4の一部を覆うことでもほぼ同様の効果が得られる。
また本例では、ファン6としてクロスフローファンを図示しているが、送風機能があればファンの種類は問わない。
図5は、本発明の実施形態2におけるファンガード12の外観図である。
実施形態1のファンガード2との相違は、ツメ4の側に切り欠き部10を設けていることである。図6は、このファンガード12を本体1、11に取り付けた状態を示している。切り欠き部10はリブ9に覆われない箇所に備えられ、本体側に少し見える状態になっている。ファンガード12の取り外し時に、この切り欠き10にマイナスドライバーのような先端が平らになった工具を差し込んで上方から外側に力を加えることにより、比較的容易にツメ4を外すことができる。すべてのツメ4を外せば、ファンガード2を本体から外すことができる。
図7は、本発明の空気調和機、特に医療用物質生成器であるイオン発生機の1構成例を示すブロック図である。(a)が本体(前面部)、(b)が本体(背面図)、(c)がフィルター17とファンガード2の位置関係を示す図である。
図8は、図7のイオン発生機のフィルター17からの内部の構造を示す説明図である。(a)が最も外側のフィルター17が見えている状態、(b)がフィルターを外してファンガードが見えている状態、(c)がファンガードを外してファンが見えている状態、を示している。
なお、図8(a)は、フィルター17を取り付けた状態を、図8(b)は、フィルター17を取り外し、ファンガード2が露出した状態を示し、その上端を覆うように配置されたリブ9が示されている。また、図8(c)は、本体におけるファン6の配置を示す図である。
空気調和機11が動作すると、ファン6が回転してこの吸い込み口(吸気口)から取り込まれた空気が、フィルター17を介して内部を通過して機体の他の部分に設けられた吹き出し口(吐気口)から、発生したイオンとともに再び外部に吹き出される。
このように、空気調和機11のファンガード2(あるいは12)のツメの部分を覆うように本体1(あるいは11)にリブ9が備えられているので、ユーザーが誤操作により誤って取り外してしまうことはもちろん、故意に取り外すことも工具無しでは難しく、モーターなど内部で高温になる可能性のある部品やファン6など可動部品への接触によってユーザーが火傷や怪我をすることもなくなる。
2、12 ファンガード
3 格子部
4 ツメ
5 固定部
6 ファン
7 ツメ穴
8 固定穴
9 リブ
10 切り欠き
16 本体(前面部)
17 フィルター
Claims (3)
- 本体と、モーターにより回転するファンと、該ファンに手指が接触するのを防止するために、格子状に成型されたファンガードが備えられ、前記ファンガードは、一体化された複数のツメ部を有し、該ツメ部を前記本体に押し込むことで係合させるとともに、前記ツメ部の基端部を外方から押圧することで該ツメ部を弾性変形させ、前記本体との係合を解除することができる空気調和機において、
前記本体における前記ツメ部との係合部周辺に、前記本体表面の外側に突出して該ツメ部を覆い、手指による前記基端部の押圧を抑止して、係合解除方向の変形を妨げるリブが配置され、前記リブと前記基端部との間に手指より細い工具のみを挿入し得る隙間を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 前記ファンガードは一体化された前記複数のツメ部を、前記本体に開けられた対応するツメ穴にはめ込むことによって、前記本体に係合固定することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記ファンガードにおける前記リブに覆われていない箇所に、手指より細い工具のみを挿入し得る切り欠きが設けられ、該切り欠きに挿入した前記工具により、前記リブを迂回して、前記ツメ部を係合解除方向に変形できるようにしたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
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