実施の形態1
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は表示システムの概要を示す模式図である。表示システムは映像出力装置1、表示装置2、遠隔操作装置3、通信線4、及び、可搬型記録媒体6を含む。映像出力装置1は地上デジタル放送、デジタル衛星放送、または、アナログ放送に係るテレビジョン放送信号を受信するチューナ(Set Top Box)、または、IP(Internet Protocol)ネットワークを介して外部のサーバコンピュータから配信される映像を受信する受信装置(Set Top Box)等である。以下では、一例として映像出力装置1を、地上デジタル放送に係る映像を受信し、受信した映像を表示装置2へ出力するチューナ1であるものとして説明する。
チューナ1は放送信号について信号処理を施した映像データ及び音声データからなるAV(Audio and Visual)データを表示装置2へ出力する。チューナ1とは物理的に分離した表示装置2は例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、またはプラズマディスプレイ等であり、映像データを表示し、また、音声データを出力する。以下では、表示装置2を液晶ディスプレイ2と読み替えて説明する。
液晶ディスプレイ2は壁5にボルト等により取り付け、または、壁5の凹部に表示面を露出させて埋設されている。その他、液晶ディスプレイ2を図示しないラックに載置し、当該ラックを壁5近傍に設置するようにしても良い。以下では、液晶ディスプレイ2が壁5に取り付けられている例を用いて説明する。チューナ1は壁5に突設されたラック51上に載置されている。なお、チューナ1はラック51上に載置するほか、床に設置されるラック上に載置しても良く、また、壁5の凹部に正面を露出させて埋設するようにしても良い。チューナ1及び表示装置2は通信線4を介して接続されており、AVデータ及び各種制御データを送受信する。本実施の形態においては、通信線4はHDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)規格に基づくHDMIケーブル4を用いる例を説明するがこれに限るものではない。他の規格に基づくケーブルの他、60GHz帯のミリ波等を利用した無線通信によりAVデータ及び各種制御データを送受信するようにしても良い。
液晶ディスプレイ2の液晶パネルを含む表示モジュール等の表示部24は映像データを表示する他、後述するように内部に記憶された画像データを表示する。液晶ディスプレイ2の正面底部にはLED(Light-Emitting Diode)22が正面を望んで配置されている。LED22は映像データを表示する際に発光する。液晶ディスプレイ2の右側面には可搬型記録媒体6を挿入するためのスロット211が設けられている。可搬型記録媒体6は例えばUSBメモリ、SD(登録商標)カード、または、メモリーカードであり、内部に表示部24に表示するための画像データが記憶されている。
以下では、可搬型記録媒体6をUSBメモリ6であるものとして説明し、またスロット211をUSBスロット211であるものとして説明する。USBスロット211にUSBメモリ6が装着された場合、液晶ディスプレイ2はUSBメモリ6内の画像データを読み出し、表示部24に読み出した画像を表示する。遠隔操作装置3は例えば赤外線方式、Bluetooth(登録商標)またはRF方式による遠隔操作装置であり、チューナ1または液晶ディスプレイ2へ操作信号を送信する。以下ではBluetoothを用いた例を挙げて説明し、また遠隔操作装置3をリモコン3と読み替えて説明する。リモコン3は各種操作キーに加えて、電源キー331、ピクチャーキー332及び終了キー333が設けられている。なお、リモコン3はチューナ1及び液晶ディスプレイ2それぞれ個別に用意しても良い。
以下に表示システムの概要を説明する。チューナ1から出力された映像データに基づき、液晶ディスプレイ2が映像データを表示部24に表示している際に、ピクチャーキー332が操作された場合、液晶ディスプレイ2は映像データの表示を中止し、内部に記憶した画像データを読み出す。また、チューナ1から出力された映像データに基づき、液晶ディスプレイ2が映像データを表示部24に表示しており、更にUSBメモリ6がUSBスロット211に装着されている際に、ピクチャーキー332が操作された場合、液晶ディスプレイ2は映像データの表示を中止し、USBメモリ6内の画像データを読み出す。
液晶ディスプレイ2は読み出した画像データを絵画の如く表示部24に表示する。これにあわせて液晶ディスプレイ2は省電力モードに移行する。液晶ディスプレイ2はLED22を消灯する。チューナ1は放送信号(映像)の受信を停止すると共に、映像データの出力を停止し、スタンバイ状態へ移行する。画像データが表示されている際に、終了キー333が操作された場合、液晶ディスプレイ2は画像データの表示を中止する。チューナ1は放送信号の受信を再開し、映像データを液晶ディスプレイ2へ再び出力する。
液晶ディスプレイ2が絵画の如く画像データを表示している際に、ピクチャーキー332を操作したとしてもチューナ1または液晶ディスプレイ2はその操作データ(指示情報)を破棄する。逆に、物理的に異なる位置に設けられた終了キー333または電源キー331の操作データのみを受け付ける。チューナ1が操作信号に基づき放送信号の取得を再開し、信号処理を経て映像データを出力するまでには所定時間を要する。映像データが表示されないと誤解するユーザはこの所定時間の間に慌ててピクチャーキー332を何度も操作する可能性がある。これではユーザの意思に反して、再び画像データの表示命令と映像データの表示命令とが何度も繰り返し実行されることになる。これを回避するため、ピクチャーキー332の操作データを破棄し、物理的にピクチャーキー332とは異なる位置に設けた終了キー333の操作データのみを受け付ける。これ以降は、絵画の如く機能する液晶ディスプレイ2が再び映像データの表示装置として機能する。以下に詳細を説明する。
図2はチューナ1のハードウェア構成を示すブロック図であり、図3は液晶ディスプレイ2のハードウェア構成を示すブロック図である。チューナ1はマイクロプロセッサ及びキャッシュメモリ等で構成される第1制御部11、入力部13、記憶部15、受信部16、時計部18、放送受信部19、第1LED121、第2LED122、信号処理部191、及びHDMI信号送信部192等を含んで構成される。また、液晶ディスプレイ2はマイクロプロセッサ及びキャッシュメモリ等で構成される第2制御部21、発光部であるLED22、入力部23、表示部24、記憶部25、受信部26、時計部28、信号処理部29、LEDバックライト210、USBスロット211、データ分離部291、HDMI信号受信部292及びスピーカ293等を含んで構成される。
まずチューナ1について説明する。チューナ1の第1制御部11は、バス17を介してチューナ1のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、メインメモリ等の記憶部15に格納された制御プログラム15Pに従って、本実施形態に係る種々のソフトウェア的機能を実行する。入力部13はチューナ1の筐体前面に設けられた操作ボタン等であり、入力された操作データを第1制御部11へ出力する。第1LED121は例えばスタンバイ状態にあることを示す赤色に発光するLEDであり、第1制御部11の指示に従いオンまたはオフする。第2LED122は例えばオン状態であることを示す青色に発光するLEDであり、第1制御部11の指示に従いオンまたはオフする。第1LED121及び第2LED122はチューナ1の筐体前面に設けられ、チューナ1がオフ状態の場合、第1LED121及び第2LED122は共にオフ状態となる。
受信部16はリモコン3からの操作データを受信するBluetooth規格に基づくトランシーバである。図4はリモコン3のハードウェア構成を示すブロック図である。リモコン3は制御部31、送信部36、電源キー331、第1操作部であるピクチャーキー332、及び、第2操作部である終了キー333等を含んで構成される。制御部31はバス37を介して各種ハードウェアに接続されており、各種処理を実行する。送信部36は電源キー331、ピクチャーキー332または終了キー333等から出力された操作データをチューナ1の受信部16へ送信する。電源キー331が操作された場合、オンまたはオフを示す操作データが送信される。
ピクチャーキー332が操作された場合、液晶ディスプレイ2の記憶部25に記憶された画像データを表示するための指示情報たる操作データが送信部36を介して、受信部16へ送信される。また、終了キー333が操作された場合、チューナ1に対し映像データの出力及び放送の受信を再開させる再開情報たる操作データが送信部36を介して、受信部16へ送信される。図2に戻り、時計部18は日時情報を第1制御部11へ出力する。チューナ1と液晶ディスプレイ2とはHDMIケーブル4を介して接続されており、AVデータはHDMI線41により、また、各種制御情報はCEC線42により送受信される。
第1制御部11はCEC線42を介して液晶ディスプレイ2の第2制御部21に接続されており、HDMI規格に基づき情報の送受信を行う。放送受信部19はテレビジョン放送信号を受信する。なお本実施の形態においてはデジタル放送に係るデータを受信する例を挙げて説明するが、アナログ放送信号を受信しても良い。チューナ1はMPEG(Moving Pictures Experts Group)−2等のプロトコルにより伝送されるデジタル放送に係るデータストリームを受信する。チューナ1は復調処理及び復号処理等を行い、復調等の処理が行われたAVデータを信号処理部191へ出力する。
信号処理部191は内部にR、G、B各色を補正する補正回路及び各種の映像信号のフォーマットを表示部24で表示することが可能な画素数に変換するスケーラ等を含む。信号処理部191にて画像処理等が行われたAVデータはHDMI信号送信部192へ出力される。HDMI信号送信部192はAVデータを液晶ディスプレイ2のHDMI信号受信部292へ、HDMI線41を介して送信する。
続いて液晶ディスプレイ2について説明する。HDMI信号受信部292は受信したAVデータを信号処理部29へ出力する。信号処理部29は映像データと音声データとを分離し、映像データをデータ分離部291へ出力し、音声データをスピーカ293へ映像データの出力に同期させて出力する。データ分離部291は液晶表示モジュールである表示部24及びLEDバックライト210に接続されている。なおLEDバックライト210に代えて冷陰極管を用いたバックライトであっても良い。データ分離部291は映像データに含まれるLEDデータを分離し、分離後の映像データを表示部24へ、分離したLEDデータをLEDバックライト210へ出力する。
信号処理部29は第2制御部21の指示のもと、表示部24の表示制御を行うほかLEDバックライト210のPWM(Pulse-Width Modulation)制御を行う。LEDデータにはLEDの光度調整に関する情報としてパルス幅に関する情報を出力する。なお、本実施の形態においてはLEDバックライト210の明るさ制御をPWM制御により行う例を説明するが、電流値を変化させることにより明るさを制御しても良い。第2制御部21は、バス27を介して液晶ディスプレイ2のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部25に格納された制御プログラム25Pに従って、本実施形態に係る種々のソフトウェア的機能を実行する。LED22は例えば緑色のLEDであり、表示部24に映像データを表示する際に点灯する。入力部23は液晶ディスプレイ2筐体側面に設けられた各種操作ボタンであり、操作に伴う操作データを第2制御部21へ出力する。
受信部26は図示しない液晶ディスプレイ2用のリモコン3からの操作データを受け付け、受け付けた操作データを第2制御部21へ出力する。なお、本実施の形態においてはリモコン3から送信される操作データはチューナ1の受信部16へ送信される例を説明するがこれに限るものではない。リモコン3から送信される操作データを液晶ディスプレイ2の受信部26にて受信するようにしても良い。この場合、操作データは第2制御部21へ出力され、第2制御部21はCEC線42を介して操作データを第1制御部11へ出力する。時計部28は日時情報を第2制御部21へ出力する。
大容量メモリ等で構成される記憶部25は上述した制御プログラム25Pの他、画像データファイル251及びモードファイル252を格納している。なお、画像データファイル251は図示しない専用のメモリに格納しても良い。画像データファイル251にはJPEG(Joint Photographic Experts Group)等の形式による画像データが記憶されている。同様にUSBメモリ6内にもユーザが撮影した画像データ等を記憶した画像データファイル65が記憶されている。表示部24に映像データが表示されている場合に、画像データの表示を希望するユーザはリモコン3のピクチャーキー332を操作する。
制御部31はピクチャーキー332から出力される操作データ(以下、第1操作データという)を受け付け、送信部36を介して第1操作データを送信する。チューナ1の受信部16は受信した第1操作データを第1制御部11へ出力する。第1制御部11はCEC線42を介して第2制御部21へ第1操作データを出力する。これにあわせて、第1制御部11は放送の受信を停止し、またHDMI信号送信部192からの映像データの出力を停止する。なお、音声データの出力もあわせて停止される。以下では、音声データに関する記載を適宜省略する。さらに第1制御部11は放送受信時及び映像データ出力時に点灯していた第2LED122を消灯し、逆に第1LED121をオンとする。これにより、チューナ1はスタンバイ状態となる。なお、チューナ1の電源は完全にオフとはならず、引き続き受信部16は操作データの受信が可能である。
液晶ディスプレイ2は、映像データの出力停止に伴い、映像データの表示を停止する。第1操作データを、CEC線42を介して受信した第2制御部21は、画像データファイル251に記憶された画像データを読み出し、表示部24へ出力する。第2制御部21は第1操作データの受信をトリガにLED22を消灯する。なお、本実施の形態においてはLED22を消灯する例を挙げて説明するが、減灯させても良い。例えば、第2制御部21はLED制御部(図示せず)に対し、減灯信号を出力し、LED制御部はこれを受けてLED22を例えばPWM制御により、所定の出力(例えば10%程度の出力)で減灯させる。また、本実施の形態においては映像を表示している際に発光するLED22を例に挙げて説明するが、これに限るものではない。例えば、視聴予約または録画予約が設定されている場合に点灯するLED(図示せず)、一定時間経過後に液晶ディスプレイをスタンバイ状態へ移行させるスリープモードが設定されている場合に点灯するLED(図示せず)、または、液晶ディスプレイ2周囲の明るさを検出する明るさセンサ(図示せず)が動作していることを示すLED(図示せず)等、液晶ディスプレイ2の設定または動作状態に応じて発光するLEDも、第1操作データを受信した場合に、あわせて消灯または減灯させても良い。なお、USBスロット211にUSBメモリ6が装着されている場合、第2制御部21は画像データファイル65から画像データを読み出し、同様に表示部24へ表示する。画像データファイル251または画像データファイル65に複数の画像データが記憶されている場合、第2制御部21は時計部28から出力される日時を参照し、一定時間毎に画像データを切り替えて表示する。
図5はモードファイル252のレコードレイアウトを示す説明図である。モードファイル252はモードに対応づけてLEDバックライト210の強度に関する情報を記憶している。モードファイル252はモードフィールド、LED強度フィールド及び時間フィールドを含んで構成される。モードフィールドには、複数のモードが記憶されている。LED強度フィールドにはモードに対応づけて設定すべきLEDバックライト210の最大強度が記憶されている。例えばモード1は映像データを表示する際のLEDバックライト210の最大発光強度として基準となる100%を記憶している。なお、100%は最大発光強度であり、映像データに係る輝度に応じて100%を最大として適宜0%〜100%の間で増減する。
これに対して、モード2はピクチャーキー332の操作に伴う第1操作データを受信した際に選択されるモードである。モード2は省電力を図るべく、LED強度フィールドには例えば30%と記憶されている。モード2の場合、画像データを表示する際、最大発光強度はモード1の7割減である30%となり、適宜0%〜30%の間で増減する。なお、画像データを表示する際は30%で固定しても良い。さらに省電力を図る場合はモード3が選択される。モード3はLED強度がモード1に対して最大発光強度10%と記憶されている。モード3の場合、適宜0%〜10%の間で増減するようPWM制御が行われる。ユーザはリモコン3または入力部23等から画像データを表示する際のモードの選択、及び、LED強度値を変更することが可能である。また図5に示す如く、時間フィールドを設け、時間帯に応じてモードを変更するようにしても良い。時間フィールドには、第1操作データが出力された際に選択されるモード2及び3に対応づけて時間が記憶されている。第2制御部21は画像データを表示する際の時計部28から出力される時間に対応するモードを、モードファイル252から読み出す。
例えば明るい午前9時から夕方5時までは、LED強度が大きいモード2が読み出される。第2制御部21は信号処理部29に対し、LED強度が映像データ表示時に対し30%となる制御を実行する命令を出力する。反対に周囲が暗くそれほど明るくする制御が不要な、夕方5時1分から午前8時59分台まではモード3を選択する。第2制御部21は信号処理部29に対し、LED強度が映像データ表示時に対し10%となる制御を実行する命令を出力する。時間フィールドの値もリモコン3等を通じて適宜の時間を設定することが可能である。
リモコン3から終了キー333が入力された場合、制御部31は終了キーの操作に基づく再開情報たる操作データ(以下、第2操作データという)を、送信部36を介してチューナ1の受信部16へ送信する。チューナ1の第1制御部11は受信部16を介して第1操作データを受け付けた場合、この第1操作データを破棄する。なお上述したように、リモコン3からチューナ1への情報の送信はBluetooth規格に基づき、リモコン3の送信部36とチューナ1の受信部16との間で実行される例を説明するがこれに限るものではない。例えば図示しない液晶ディスプレイ2のリモコンから赤外線により液晶ディスプレイ2の受信部26へ情報を送信しても良い。この場合、第2制御部21は受信した第1操作データまたは第2操作データを、CEC線42を介してチューナ1へ出力する。一方第1制御部11は第2操作データを受信した場合に限り、再び放送受信部19を起動し、スタンバイ状態からオン状態へ移行する。放送受信部19は放送を受信し、再びHDMI信号送信部192を介して液晶ディスプレイ2へ映像データを出力する。あわせて第1制御部11は第1LED121をオフ、第2LED122をオンとし、また第2操作データを液晶ディスプレイ2の第2制御部21へ、CEC線42を介して出力する。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は画像データの読み出しを停止すると共に、HDMI信号受信部292を介して出力された映像データを表示部24へ表示する。また第2制御部21はLED22をオンとする。
以上のハードウェア構成において映像データ及び画像データに関する制御手順を、フローチャートを用いて説明する。図6及び図7は画像データの表示処理手順を示すフローチャートである。チューナ1の第1制御部11は、リモコン3から電源キー331の操作に基づくオン信号を受信した場合、放送受信部19を起動し、デジタル放送を受信する(ステップS61)。第1制御部11は放送受信部19の起動をトリガに点灯状態にある第1LED121をオンからオフとし、また消灯状態にある第2LED122をオフからオンとする(ステップS62)。チューナ1は放送信号を信号処理部191にて信号処理し、信号処理後の映像データをHDMI信号送信部192へ出力する。チューナ1はHDMI信号送信部192により、HDMI線41を介して映像データを液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS63)。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は内部の各ハードウェアを起動し、HDMI信号受信部292を介して、映像データを受信する(ステップS64)。第2制御部21は消灯状態にあるLED22をオフからオンとする(ステップS65)。第2制御部21はモードファイル252からモード1に対応するLED強度を読み出す(ステップS66)。本例では最大輝度とすべく100%としている。第2制御部21は読み出したLED強度を信号処理部29へ出力する(ステップS67)。信号処理部29はLED強度を含むモード別の各種制御情報に基づきLEDバックライト210の光量を制御する。また信号処理部29は表示部24へ映像データを表示する(ステップS68)。
以上の処理によりTVを視聴しているユーザが、絵画モードへ移行すべく、リモコン3のピクチャーキー332を操作した場合の処理を説明する。第1制御部11はリモコン3からピクチャーキー332の操作に基づく第1操作データを、受信部16を介して受信したか否かを判断する(ステップS69)。第1制御部11は第1操作データを受信していないと判断した場合(ステップS69でNO)、第1操作データを受信するまで待機する。一方、第1制御部11は第1操作データを受信したと判断した場合(ステップS69でYES)、放送受信部19を停止し、放送の受信を停止すると共に信号処理部191及びHDMI信号送信部192を停止し、映像データの液晶ディスプレイ2への出力を停止する(ステップS71)。
これにより液晶ディスプレイ2の表示部24への映像データの表示が停止する。第1制御部11は第1LED121をオフからオンとし、また、第2LED122をオンからオフとする(ステップS72)。なお、この場合、第1制御部11は第1LED121及び第2LED122を共にオフとしても良い。これにより、チューナ1は放送受信部19がオフ、その一方で受信部16による操作データの受信が可能なスタンバイ状態へ移行し、省電力が図られる。チューナ1の第1制御部11は、CEC線42を介して、第1操作データを液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS73)。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21はCEC線42を介して出力された第1操作データを受信する(ステップS74)。第2制御部21はUSBスロット211にUSBメモリ6が装着されているか否かを判断する(ステップS75)。第2制御部21はUSBメモリ6が装着されていないと判断した場合(ステップS75でNO)、記憶部25の画像データファイル251に記憶された画像データを読み出す(ステップS77)。一方、第2制御部21はUSBメモリ6が装着されていると判断した場合(ステップS75でYES)、USBメモリ6の画像データファイル65から画像データを読み出す(ステップS76)。
第2制御部21は点灯状態にあるLED22をオフとする(ステップS78)。これにより、絵画鑑賞時におけるまぶしさを低減でき、額内の絵画としてのたたずまいを演出することが可能となる。なお、本実施の形態においてはLED22を消灯させる例を説明したが、LED22とは異なる色の他のLED(図示せず)をさらに液晶ディスプレイ2の筐体前面に設けても良い。例えばLED22を緑色、他のLEDの色を赤色とすれば良い。第2制御部21はステップS78においてLED22をオフとした場合、他のLEDをオンとする。逆に第2制御部21はLED22をオンとした場合、他のLEDをオフとする。第2制御部21は時計部28から出力される現在の時間を取得する(ステップS79)。第2制御部21は時間に対応するLED強度をモードファイル252から読み出す(ステップS710)。第2制御部21は読み出したLED強度を信号処理部29へ出力する(ステップS711)。信号処理部29は時間に対応するLED強度に従い、LEDバックライトをPWM制御する。信号処理部29はステップS76またはステップS77で読み出した画像データを表示部24へ出力し表示する(ステップS712)。従って、チューナ1及び液晶ディスプレイ2双方における省電力を図ることが可能となる。
図8及び図9は画像データ表示後に映像データの表示を再開する手順を示すフローチャートである。ステップS73において第1操作データを出力し、ステップS712により液晶ディスプレイ2に画像データを表示している場合に、スタンバイ状態にある第1制御部11はリモコン3から受信部16を介して、第1操作データを受信したか否かを判断する(ステップS81)。第1制御部11は第1操作データを受信したと判断した場合(ステップS81でYES)、当該受信した第1操作データを破棄する(ステップS82)。具体的には、第1制御部11は第1操作データを受信したとしても、放送受信部19の起動による放送の受信、映像データの出力、第1LED121のオフ、第2LED122のオン、液晶ディスプレイ2に対する第2操作データの送信を含む、第1操作データに基づく処理を実行しない制御を行う。その後処理をステップS81に戻す。
第1制御部11は第1操作データを受信していないと判断した場合(ステップS81でNO)、第2操作データを受信したか否かを判断する(ステップS83)。具体的には、ユーザがリモコン3の終了キー333を操作したことに伴いリモコン3から送信された第2操作データを、受信部16にて受信したか否かを判断する。第1制御部11は第2操作データを受信していないと判断した場合(ステップS83でNO)、再び処理をステップS81へ戻す。一方第1制御部11は第2操作データを受信したと判断した場合(ステップS83でYES)、放送受信部19を起動し、デジタル放送の受信を再開する(ステップS84)。すなわちスタンバイ状態からオン状態へと移行する。
第1制御部11は赤色にて点灯状態にある第1LED121をオンからオフとし、消灯状態にある第2LED122をオフからオンとする(ステップS85)。第1制御部11はCEC線42を介して、第2操作データを第2制御部21へ出力する(ステップS86)。チューナ1における放送受信部19における放送の受信処理及び信号処理部191における信号処理には所定時間を要するため、液晶ディスプレイ2においてもこれと並行して画像データの表示、すなわち絵画モードから映像データの表示処理への移行を行う。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は第2操作データを受信する(ステップS87)。第2制御部21は記憶部25の画像データファイル251、または、USBメモリ6の画像データファイル65からの画像データの読み出し、並びに、表示部24への画像データの表示を停止する(ステップS88)。第2制御部21は消灯状態にあるLED22をオフからオンとする(ステップS89)。チューナ1のHDMI信号送信部192は信号処理後の映像データを、HDMI線41を介して液晶ディスプレイ2のHDMI信号受信部292へ出力する(ステップS91)。
液晶ディスプレイ2のHDMI信号受信部292は出力された映像データを受信する(ステップS92)。第2制御部21はモードファイル252に記憶したLED強度を読み出す(ステップS93)。第2制御部21は読み出したLED強度を信号処理部29へ出力する。本例では、モード1が再び選択され発光強度100%にてLEDバックライト210が制御される。信号処理部29は表示部24に映像データを表示し(ステップS94)、また出力されたLED強度に従いLEDバックライト210をPWM制御する。
実施の形態2
実施の形態2は視聴予約が設定されている場合の処理に関する。図10は実施の形態2に係るチューナ1のハードウェア構成を示すブロック図である。実施の形態1の構成に加えて記憶部15には、予約記憶部たる視聴予約ファイル151が設けられている。視聴予約ファイル151はユーザが視聴を希望する日時及びチャンネルを記憶している。ユーザは入力部13またはリモコン3により、例えばEPG(Electronic Program Guide)等を利用することにより日時及びチャンネルを入力する。第1制御部11は入力された日時及びチャンネルを受け付け、受け付けた日時及びチャンネルを視聴予約ファイル151に記憶する。
図11及び図12は、画像データを表示している場合に、視聴予約時間に達した際の処理手順を示すフローチャートである。第1制御部11は入力部13または受信部16を介して入力された視聴予約の日時及びチャンネルを受け付ける(ステップS111)。第1制御部11は受け付けた日時及びチャンネルを視聴予約ファイル151に記憶する(ステップS112)。その後、実施の形態1で述べた如く、ピクチャーキー332が操作され、液晶ディスプレイ2にて画像データが表示されたものとする。実施の形態1のステップS712の処理後以下の処理を行う。
第1制御部11は、第1操作データをリモコン3から受信(または第1操作データを液晶ディスプレイ2へ送信)し、放送受信部19を停止し、映像データの出力を停止し、かつ、視聴予定の日時に達したか否かを判断する(ステップS113)。視聴予定日時に達したか否かは、第1制御部11は時計部18から出力される日時と、視聴予約ファイル151に記憶された日時とが一致するか否かを判断することにより行う。第1制御部11はステップS113の条件を満たさないと判断した場合(ステップS113でNO)、条件を満たすまで待機する。一方第1制御部11はステップS113の条件を満たすと判断した場合(ステップS113でYES)、放送受信部19を起動し、デジタル放送を受信する(ステップS114)。
視聴予約時間に達した場合チューナ1はスタンバイ状態からオン状態へ移行する。第1制御部11は赤色にて点灯状態にある第1LED121をオンからオフとし、消灯状態にある第2LED122をオフからオンとする(ステップS115)。第1制御部11はCEC線42を介して、視聴予約に基づく視聴再開を示す再開データを第2制御部21へ出力する(ステップS116)。チューナ1における放送受信部19における放送の受信処理及び信号処理部191における信号処理には所定時間を要するため、液晶ディスプレイ2においてもこれと並行して画像データの表示、すなわち絵画モードから映像データの表示処理への移行を行う。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は再開データを受信する(ステップS117)。第2制御部21は記憶部25の画像データファイル251、または、USBメモリ6の画像データファイル65からの画像データの読み出し、並びに、表示部24への画像データの表示を中止する(ステップS118)。第2制御部21は額内の絵画から、テレビへの自然な移行を図るべく、記憶部15に予め記憶した音楽データを記憶部15から読み出す(ステップS119)。この音楽データは画像データのイメージに合うものを予め記憶部15に記憶しておけばよい。第2制御部21は読み出した音楽データを、予め記憶した音量にてスピーカから出力する(ステップS121)。これにより絵画モードによる落ち着いた雰囲気を壊すことなく自然に映像データの再開が可能となる。
第2制御部21は消灯状態にあるLED22をオフからオンとする(ステップS122)。チューナ1のHDMI信号送信部192は信号処理後の映像データを、HDMI線41を介して液晶ディスプレイ2のHDMI信号受信部292へ出力する(ステップS123)。
液晶ディスプレイ2のHDMI信号受信部292は出力された映像データを受信する(ステップS124)。第2制御部21は映像データの受信後、音楽データの出力を停止する(ステップS125)。第2制御部21はモードファイル252に記憶したLED強度を読み出す(ステップS126)。第2制御部21は読み出したLED強度を信号処理部29へ出力する。信号処理部29は表示部24に映像データを表示し(ステップS127)、また出力されたLED強度に従いLEDバックライト210をPWM制御する。これにより、画像データが表示されている場合でも、視聴予約がなされていることを条件に映像データの表示が再開される。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は画像データを表示する際は、他の機器もオフ状態またはスタンバイ状態とする形態に関する。図13は実施の形態3に係る表示システムの概要を示す模式図である。表示システムはさらに録画装置7、オーディオアンプ8及び発光装置9を含んで構成される。録画装置7は例えば、ハードディスクまたはブルーレイ等の可搬型記録媒体に映像データを記憶し、また、これらに記憶した映像データを再生のため読み出す装置である。以下では、録画装置7をレコーダ7と読み替えて説明する。オーディオアンプ8はチューナ1から出力される音声を信号処理し、例えば5.1chのスピーカシステムから音声を出力する。
レコーダ7及びオーディオアンプ8は共にHDMIケーブル4によりチューナ1に接続されており、映像データ、音声データまたは各種制御信号の送受信が可能である。発光装置9は液晶ディスプレイ2近傍に設けられる蛍光灯、白熱灯、またはLEDランプ等である。以下では、発光装置9がLEDランプ9であるものとして説明する。LEDランプ9は液晶ディスプレイ2を照射すべく同室内に設置されている。LEDランプ9は内部に受信部96を有し、ピクチャーキー332の操作に基づく第1操作データ及び終了キー333の操作に基づく第2操作データを例えばBluetooth規格により受信する。
液晶ディスプレイ2が映像データを表示している際に、ピクチャーキー332が操作された場合、実施の形態1で述べた如く画像データが表示される。この場合チューナ1はCEC線42を介して、オン状態にある機器をスタンバイ状態へ移行させるための切り替え信号を、レコーダ7及びオーディオアンプ8へ出力する。なお切り替え信号を以下では第1操作データという。オン状態にあるレコーダ7は第1操作データを受けてスタンバイ状態へ移行する。なお、レコーダ7のスタンバイ状態への移行処理は後述する。またオーディオアンプ8はスタンバイ状態へ移行する。これによりさらなる省電力を図ることが可能となる。
その後、チューナ1が第2操作データを受信した場合、チューナ1は、スタンバイ状態にあるレコーダ7及びオーディオアンプ8をオン状態とするための再起動信号をレコーダ7及びオーディオアンプ8へ出力する。なお、以下では再起動信号を第2操作データという。レコーダ7及びオーディオアンプ8は再びオン状態となる。またLEDランプ9は点灯時にピクチャーキー332から出力される第1操作データを、受信部96にて受信した場合、メモリ95内部のモードファイル951に記憶したLED強度に従い発光強度を低下させる。このモードファイル951は、モードに対応づけて、LEDランプ9の発光強度及び時間帯が記憶されている。例えば、モード1に対して100%の発光強度、モード2に対して20%の発光強度、時間帯は午前9時から午後5時、並びに、モード3に対して5%の発光強度、時間帯は午後5時1分から午前8時59分等と記憶されている。
制御部91は、時計部98を参照し、このモードファイル951に記憶したLED強度に従いLEDランプ9の発光強度を制御する。これにより、絵画モードに移行した場合は、美術館の如く自然な光量にて画像データを鑑賞することが可能となる。制御部91は、受信部96を介して第2操作データを受信した場合、モードファイル951を参照し再び最大強度でLEDランプ9を点灯する。なお、本実施の形態においては説明を容易にするためにLEDランプ9を一つとしたが複数設けても良い。
図14はレコーダ7のハードウェア構成を示すブロック図である。レコーダ7は第3制御部71、時計部78、ハードディスク76H、ハードディスク駆動制御部762、第1LED721、第2LED722、入力部73、受信部76、表示部74、記憶部75、制御プログラム75P、ディスクドライブ710、ディスク制御部711、信号受信部792、HDMI信号送信部793及び信号処理部79等を含んで構成される。レコーダ7の第3制御部71は、バス77を介してハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、メインメモリ等の記憶部75に格納された制御プログラム75Pに従って、本実施形態に係る種々のソフトウェア的機能を実行する。入力部73はレコーダ7の筐体前面に設けられた操作ボタン等であり、入力された操作データを第3制御部71へ出力する。
第1LED721は例えばスタンバイ状態にあることを示す赤色に発光するLEDであり、第3制御部71の指示に従いオンまたはオフする。第2LED722は例えばオン状態であることを示す青色に発光するLEDであり、第3制御部71の指示に従いオンまたはオフする。第1LED721及び第2LED722はレコーダ7の筐体前面に設けられ、レコーダ7がオフ状態の場合、第1LED721及び第2LED722は共にオフ状態となる。
受信部76はリモコン3からの操作データを受信するBluetooth規格に基づくトランシーバである。なお、本実施の形態においては、第1操作データ及び第2操作データを、CEC線42を介して、チューナ1から受信する例を説明するがこれに限るものではない。LEDランプ9と同じく、リモコン3の送信部36から送信される第1操作データ及び第2操作データを受信部76にて直接受信しても良い。時計部78は日時の情報を第3制御部71へ出力する。表示部74は筐体前面に設けられ、現在時刻及び再生時間等の各種情報を表示する。
ハードディスク76H内部には映像データを記憶する映像ファイル761が設けられている。ハードディスク駆動制御部762はハードディスク76Hを駆動するモータ、ヘッド及びアーム等を制御し、ハードディスク76Hに対する映像データの読み出し及び書き込みを制御する。レコーダ7はDVD(Digital Versatile Disc)またはブルーレイ規格に基づくブルーレイディスク等の可搬型記録媒体712に対し映像データを記憶及び再生する。以下では可搬型記録媒体712をブルーレイディスク712であるものとして説明する。ディスクドライブ710は、ディスク制御部711の指示に従い、ブルーレイディスク712に対する映像データの書き込み及び読み取りを行う。ディスク制御部711はディスクドライブ710内のモータ制御、光ピックアップのキャリブレーション等を行う。
チューナ1から送信される映像データは例えばiLink(登録商標)規格に基づき信号受信部792にて受信される。受信した映像データは信号処理部79による画像処理が行われる。第3制御部71は受信した映像データをハードディスク76H内の映像ファイル761またはブルーレイディスク712に記憶する。ハードディスク76H内の映像ファイル761またはブルーレイディスク712に記憶された映像データは第3制御部71の指示のもと読み出され信号処理部79及びHDMI信号送信部793を経て、HDMI線41を介して液晶ディスプレイ2へ出力される。
レコーダ7はオン状態の場合、ハードディスク76H、ハードディスク駆動制御部762、ディスクドライブ710、及びディスク制御部711を含む全てのハードウェアを起動している。そして第3制御部71は第1LED721をオフ、第2LED722をオンとしている。ここで、CEC線42を介して、チューナ1から第1操作データを受信した場合、スタンバイ状態へ移行すべく、ハードディスク76H、ハードディスク駆動制御部762、ディスクドライブ710、ディスク制御部711、及び表示部74の起動を停止する。さらに第3制御部71は、第1LED721をオン、第2LED722をオフとする。なお、スタンバイ状態へ移行した場合も、受信部76による操作信号の受信は可能であり、また第3制御部71はCEC線42を介して、各種情報の送受信を行うことが可能である。
以上のハードウェア構成に基づき、点灯処理及びレコーダ7に対する処理を、フローチャートを用いて説明する。図15及び図16は点灯処理手順を示すフローチャートである。LEDランプ9の制御部91は図示しないスイッチから点灯指示があったか否かを判断する(ステップS151)。制御部91は点灯指示を受け付けていないと判断した場合(ステップS151でNO)、点灯指示があるまで待機する。一方制御部91は点灯指示を受け付けた場合(ステップS151でYES)、モードファイル951を参照し、最大強度でLEDランプ9を発光させる(ステップS152)。
制御部91は受信部96を介して第1操作データを受信したか否かを判断する(ステップS153)。制御部91は第1操作データを受信していないと判断した場合(ステップS153でNO)、処理をステップS153へ戻す。制御部91は受信部96を介してリモコン3から第1操作データを受信したと判断した場合(ステップS153でYES)、時計部98から時間を取得する(ステップS154)。制御部91はモードファイル951から取得した時間に対応するLED強度を読み出す(ステップS155)。
制御部91は読み出したLED強度にてLEDランプ9を制御する(ステップS156)。これにより、時間に応じて最適な照度設定ができ、絵画に基づく画像データを表示する際により自然なたたずまいを演出することが可能となる。制御部91は受信部96を介して、終了キー333の操作に基づく第2操作データを受信したか否かを判断する(ステップS157)。制御部91は第2操作データを受信していないと判断した場合(ステップS157でNO)、時計部98の出力を参照し一定時間を経過したか否かを判断する(ステップS158)。ステップS156における第1操作データに基づくLEDランプ9の制御処理の計時されるこの時間は、例えば3時間等としてメモリ95に記憶しておけばよい。
制御部91は一定時間を経過していないと判断した場合(ステップS158でNO)、処理をステップS156へ戻す。一方、制御部91は一定時間を経過したと判断した場合(ステップS158でYES)、LED強度をさらに低下させる制御を行う(ステップS159)。具体的には制御部91はメモリ内に係数(例えば0.8)を記憶しておき、ステップS155で読み出したLED強度に乗ずる。これにより、時間の経過に伴い次第にLEDランプ9の照度が低下し、さらなる省電力を図ることが可能となる。
ステップS159の処理後、処理を再びステップS157へ戻す。ステップS157において、制御部91は受信部96を介して、第2操作データを受信したと判断した場合(ステップS157でYES)、モードファイル951から最大強度に係るLED強度を読み出す(ステップS161)。制御部91は読み出したLED強度にてLEDランプ9を制御する(ステップS162)。これにより、ユーザは特段意図することなくテレビ視聴時は明るい環境下で視聴が可能となる。
図17及び図18はレコーダ7に対する処理手順を示すフローチャートである。レコーダ7の第3制御部71は入力部73または受信部76を介してオン信号が入力された場合、ハードディスク76H及びハードディスク駆動制御部762を起動する(ステップS171)。なお、本実施の形態においては説明を容易にするためにハードディスク76Hのみを起動させる例を説明する。第3制御部71は赤色等の第1LED721をオフ、青色等の第2LED722をオンとする(ステップS172)。第3制御部71は時計部78から出力される時間を表示部74に表示すると共に、ハードディスクの残り記憶可能時間及び再生開始からの経過時間等を含む時間に関する情報を表示する(ステップS173)。
チューナ1は実施の形態1で述べた如くリモコン3から第1操作データを受信する(ステップS174)。チューナ1は第1操作データをレコーダ7へ出力する(ステップS175)。レコーダ7の第3制御部71はCEC線42を介して出力される第1操作データを受信する(ステップS176)。なお、チューナ1がレコーダ7または液晶ディスプレイ2へ情報を送信する前には、相互に機器が接続されているか否か、機器の状態の確認等が事前に行われる。第3制御部71はオン状態からスタンバイ状態へ移行すべく、ハードディスク76H及びハードディスク駆動制御部762を停止する(ステップS177)。また、第3制御部71は表示部74に表示していた時間の表示を停止する(ステップS178)。
第3制御部71は第1LED721をオン、第2LED722をオフとする(ステップS179)。なお、さらなる省電力を図るべく、第1LED721をもオフとしても良い。第3制御部71は依然として入力部73から入力される操作信号、受信部76で受信する操作信号及びCEC線42を介して出力されるCECコマンドの受け付けはスタンバイ状態においても可能である。これにより、チューナ1、液晶ディスプレイ2のみならず、オーディオアンプ8、LEDランプ9及びレコーダ7を含めた総合的な省電力が可能となるほか、各種の光源制御により画像データの効果的な演出が可能となる。
チューナ1は実施の形態1で述べた如く第2操作データをリモコン3から受信する(ステップS181)。チューナ1は受信した第2操作データを、CEC線42を介してレコーダ7へ出力する(ステップS182)。レコーダ7は第2操作データを受信する(ステップS183)。第3制御部71はハードディスク76H及びハードディスク駆動制御部762を再び起動する(ステップS184)。第3制御部71は第1LED721をオフ、第2LED722をオンとする(ステップS185)。第3制御部71は時計部78から出力される時間を表示部74に表示すると共に、ハードディスクの残り記憶可能時間及び再生開始からの経過時間等を含む時間に関する情報を表示する(ステップS186)。
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4は画像データを表示している際に録画予約の時間に達した場合の処理に関する。図19は実施の形態4に係るレコーダ7のハードウェア構成を示すブロック図である。実施の形態3の構成に加えて記憶部75には番組を録画する日時及びチャンネルを記憶する録画予約ファイル751が設けられている。以下では、実施の形態1で述べた画像データが液晶ディスプレイ2に表示されている際に、予約に基づく映像データの記憶処理を、フローチャートを用いて説明する。
図20は録画予約処理の手順を示すフローチャートである。ユーザは視聴予約と同じくEPG等により、録画を希望する日時(開始日時及び終了日時を含む)及びチャンネルをチューナ1またはレコーダ7に対して行う。本実施の形態においてはレコーダ7において録画予約を受け付けるものとして説明する。第3制御部71は、入力部73または受信部76を介して入力された録画日時及びチャンネルを受け付ける(ステップS201)。第3制御部71は録画日時及びチャンネルを録画予約ファイル751に記憶する(ステップS202)。なお、本実施の形態においては録画予約に係る映像データの記憶先はハードディスク76H内の映像ファイル761であるものとして説明する。
チューナ1は実施の形態1のステップS73及び実施の形態3のステップS175で述べた如く第1操作データを液晶ディスプレイ2へ出力し、またスタンバイ信号をレコーダ7へ出力する(ステップS203)。これにより、液晶ディスプレイ2の表示部24には画像データが表示される。またレコーダ7は、スタンバイ状態へ移行する。レコーダ7の第3制御部71はこの状況下において、時計部78の出力を参照し、録画日時に達したか否かを判断する(ステップS204)。第3制御部71は録画日時に達していないと判断した場合(ステップS204でNO)、録画日時に達するまで待機する。
一方、第3制御部71は録画日時に達したと判断した場合(ステップS204でYES)、ハードディスク76H及びハードディスク駆動制御部762を起動する(ステップS205)。レコーダ7は信号受信部792を介してチューナ1から送信される映像データを受信する(ステップS206)。第3制御部71は映像データを映像ファイル761に記憶する(ステップS207)。これによりレコーダ7はオン状態へ移行するが、液晶ディスプレイ2には依然として絵画として機能する画像データが表示されている。
そのため、第3制御部71は表示部74を引き続きオフとし(ステップS208)、残り時間等を表示しない。また、第3制御部71は引き続き第1LED721をオン、第2LED722をオフとする(ステップS209)。なお、第1LED721及び第2LED722を共にオフとしても良い。これにより、予約録画に基づく予約が開始された場合でも、画像データが液晶ディスプレイ2に表示されている場合は、不要な光源を非発光とすることで、省電力ひいては美観を向上させることが可能となる。
本実施の形態4は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃至3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は表示すべき画像データの選択処理に関する。図21は実施の形態5に係る液晶ディスプレイ2のハードウェア構成を示すブロック図である。記憶部25にはさらに選択画面ファイル253が設けられている。チューナ1の受信部16はリモコン3から画像データを選択するための表示要求に係る操作データ(以下、第3操作データという)を受け付ける。この第3操作データは、例えばリモコン3に設けられるメニューボタンのユーザの操作により、チューナ1へ送信される。チューナ1の第1制御部11は第3操作データを、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は第3操作データを受信する。第2制御部21は第3操作データの受信をトリガに選択画面ファイル253から選択画面を読み出し、表示部24へ表示する。図22は選択画面の表示イメージを示す説明図である。表示部24には、画像データファイル251に記憶された複数の候補となる画像データのサムネイル241〜246(以下、場合によりサムネイルSで代表する)、チェックボックス241c〜246c(以下、場合によりチェックボックスcで代表する)、及び、終了ボタン247等が表示される。図22にはさらにリモコン3の操作ボタン群の一部を示している。リモコン3は操作方向ボタン330として、上方向ボタン334、右方向ボタン335、下方向ボタン336、及び、左方向ボタン337、並びに、決定ボタン338、及び、メニューボタン339が設けられている。
ユーザはリモコン3の操作方向ボタン330に基づき、選択を希望する画像データを特定するためのカーソル248を操作する。そして、表示を希望する画像データとカーソル248とを一致させ、決定ボタン338を操作する。図23は画像データファイル251のレコードレイアウトを示す説明図である。画像データファイル251は画像IDフィールド、画像ファイル名フィールド、画像データフィールド、サムネイルデータフィールド、表示位置フィールド及び表示フラグフィールド等を含む。画像IDフィールドには複数の画像データを特定するための固有のIDが記憶されている。本例では候補となる画像データが6つであるものとして説明する。なお、画像データファイル251の記憶内容はあくまで一例であり、データ間の関係が維持されていれば、設計に応じて自由なデータの持たせ方をすれば良い。
画像ファイル名フィールドには画像IDに対応づけて画像データのファイル名が記憶されている。画像データフィールドには画像IDに対応づけてJPEG形式の画像データが記憶され、同様にサムネイルデータフィールドには各画像データの縮小画像たるサムネイルデータが記憶されている。表示位置フィールドには各画像データのサムネイルSを選択画面上に表示する際の位置情報である座標値が記憶されている。図22の例では、表示部24の左上をxy座標原点(0,0)とし、右方向をx軸正方向とし、下方向をy軸正方向としている。
表示部24には、画像データファイル251に記憶された座標値に従って、各画像データが表示される。例えばサムネイル242は座標値(1,0)の位置に表示される。なお、本実施の形態においては格子状にサムネイルSを表示する例を説明したが、縦一列または横一列にサムネイルを表示しても良い。選択画面を表示した際は、原点座標(0,0)のサムネイル241がカーソル248により選択(特定)されている。ユーザはリモコン3の操作方向ボタン330を操作することにより、カーソル248を移動させる。チューナ1の受信部16はリモコン3から送信される操作方向に関する第1命令、すなわち、上方向ボタン334の操作に基づく上命令、右方向ボタン335の操作に基づく右命令、下方向ボタン336の操作に基づく下命令、及び左方向ボタン337の操作に基づく左命令を受け付ける。チューナ1の第1制御部11はこの受け付けた第1命令を順次受付順に第2制御部21へ出力する。
第2制御部21は第1命令に従い、原点(0,0)からカーソル248を移動させ、表示を希望する画像データをカーソル248にて特定する。リモコン3から決定ボタン338が操作された場合、選択処理に関する第2命令がチューナ1の受信部16へ送信される。チューナ1の第1制御部11はCEC線42を介して、受信した第2命令を第2制御部21へ出力する。第2制御部21は第2命令を受信した場合、カーソル248に対応するサムネイルSのチェックボックスcにチェックマークを記述すると共に、画像データファイル251の表示フラグフィールドにフラグを設定する。図22の例ではサムネイル242のチェックボックス242c及びサムネイル243のチェックボックス243cがそれぞれ選択されている。
なお、チェックボックスcにチェックが記述されている場合に、さらに第2命令を受信した場合、第2制御部21はチェックの記述を消去すると共に、表示フラグフィールドの表示フラグを削除する。第1命令に基づき座標値(0,2)の終了ボタン247にカーソル248が移動し、かつ、第2命令に基づき終了ボタン247が選択された場合、第2制御部21は選択画面をクローズする。第2制御部21は第1操作データを受け付けた場合、画像データファイル251に記憶され、かつ、表示フラグが設定された画像データを読み出し、表示部24に出力する。なお複数の画像データが存在する場合は、一定時間毎に順次表示するようにすればよい。
以上のハードウェア構成において、画像データ選択処理を、フローチャートを用いて説明する。図24乃至図27は画像データ選択処理の手順を示すフローチャートである。リモコン3の制御部31はメニューボタン339の操作に基づく、選択画面の表示要求を受け付ける(ステップS241)。制御部31は送信部36を介して、選択画面の表示要求である第3操作データをチューナ1へ送信する(ステップS242)。チューナ1の受信部16は第3操作データを受信する(ステップS243)。チューナ1の第1制御部11は第3操作データを、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS244)。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は第3操作データを受信する(ステップS245)。第2制御部21は選択画面ファイル253から選択画面を読み出す(ステップS246)。第2制御部21は画像データファイル251に記憶されたサムネイルS及び表示位置を参照し、図22の如く選択画面を表示する(ステップS247)。第2制御部21は選択画面の原点座標のチェックボックス241cにカーソル248を表示する(ステップS248)。チューナ1は単に第1命令及び第2命令を中継するに過ぎず、カーソルがどの座標を選択しているか認識することができないため、初期位置は原点座標としたものである。
リモコン3の制御部31は操作方向ボタン330の操作を受け付ける(ステップS249)。制御部31は操作方向ボタン330の入力を受け付ける度に、上、下、右または左方向を示す操作方向に関する第1命令を、送信部36を介してチューナ1へ送信する(ステップS251)。チューナ1は第1命令を、受信部16を介して受信する(ステップS252)。チューナ1の第1制御部11は第1命令を順次、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS253)。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は順次出力される第1命令を受信し(ステップS254)、第1命令に従いカーソル248を移動させる(ステップS255)。このカーソル248により、表示を希望する画像データが選択される。
第2制御部21はカーソル248の移動先の座標値、すなわち選択されているサムネイルSの座標値を記憶部25に記憶する(ステップS256)。リモコン3の制御部31は決定ボタン338の入力を受け付ける(ステップS257)。制御部31はサムネイルSの選択処理を示す第2命令を、送信部36を介してチューナ1へ送信する(ステップS258)。チューナ1は第2命令を、受信部16を介して受信する(ステップS259)。第1制御部11はCEC線42を介して、受信した第2命令を液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS261)。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は第2命令を受信する(ステップS262)。第2制御部21は、第1命令及び第2命令により、図22に示す終了ボタン247が選択されたか否かを判断する(ステップS263)。第2制御部21は終了ボタン247が選択されていないと判断した場合(ステップS263でNO)、ステップS256で記憶した座標値に対応づけて、すなわち選択されたサムネイルSに対応づけて表示フラグを画像データファイル251に設定する(ステップS264)。この場合第2制御部21は選択画面のチェックボックスcにチェックマークを記述する。再びステップS249へ移行し以上の処理を繰り返す。
第2制御部21は終了ボタン247が選択されたと判断した場合(ステップS263でYES)、選択画面をクローズする(ステップS265)。その後実施の形態1で述べた如くリモコン3はピクチャーキー332の操作に伴う第1操作データを受け付ける(ステップS266)。リモコン3の制御部31は受け付けた第1操作データをチューナ1へ送信する(ステップS267)。チューナ1の第1制御部11は第1操作データを受信する(ステップS268)。チューナ1の第1制御部11は第1操作データを液晶ディスプレイ2へ、CEC線42を介して出力する(ステップS269)。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は第1操作データを受信する(ステップS271)。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は画像データファイル251から、表示フラグが設定された画像データを読み出す(ステップS272)。第2制御部21は表示部24に読み出した画像データを表示する(ステップS273)。実施の形態1で述べた如く、第1操作データの出力後、チューナ1はスタンバイ状態へ移行し、画像データの表示処理は液晶ディスプレイ2単独で行われる。本実施の形態の如く、画像データの選択、及び、表示処理を液晶ディスプレイ2にて行い、チューナ1での処理を第1命令及び第2命令の受信及び出力に限り、スタンバイ状態へ移行させることで、画像データ表示時の省電力を図ることが可能となる。なお、本実施の形態においては第1命令及び第2命令を操作の度に液晶ディスプレイ2へ出力したが、表示すべき画像データを特定するための情報をステップS265の後にチューナ1から液晶ディスプレイ2へまとめて送信しても良い。例えば、画像データにIDを付しておき、ユーザはリモコン3により、表示を希望する画像データのIDを入力する。チューナ1の第1制御部11は表示すべき画像データを特定するための情報として、一又は複数のIDを受け付ける。そして液晶ディスプレイ2の選択画面をクローズした後に、チューナ1の第1制御部11は受け付けたIDを、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は受信したIDに対応する画像データに表示フラグを設定する。これにより、チューナ1と液晶ディスプレイ2との間の通信量を低減することが可能となる。
本実施の形態5は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃至4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
実施の形態6は表示すべき画像データが存在しない場合に警告画像を表示する形態に関する。図28は実施の形態6に係る液晶ディスプレイ2のハードウェア構成を示すブロック図である。実施の形態5の構成に加えて記憶部25には警告画像ファイル254が記憶されている。警告画像ファイル254は表示すべき画像データが存在しない場合、すなわち、画像データファイル251の表示フラグが全く記憶されていない場合に、表示部24に表示される警告画像が、例えばJPEG形式で記憶されている。
図29は表示部24に表示される警告画像の表示イメージを示す説明図である。図29に示す如く、画像データが存在しない旨を視認することができる警告画像が表示される。その他、USBメモリ6内の画像データファイル65に予め定められたフォーマット、例えばJPEG形式による画像データが記憶されていない場合も警告画像が表示される。なお、本実施の形態においては説明を容易にするために、画像データを収納するフォルダである画像データファイル65を設ける例を説明したが、係るフォルダを設けることなく、直接画像データをUSBメモリ6内に記憶しても良い。
図30及び図31は警告画像の表示処理手順を示すフローチャートである。実施の形態1で述べた如く、液晶ディスプレイ2は映像データを表示している状況で、ユーザがリモコン3のピクチャーキー332を操作した場合、以下の処理を実行する。チューナ1の第1制御部11は第1操作データを、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS301)。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は第1操作データを、CEC線42を介して受信する(ステップS302)。なお、ステップS301及びS302における処理は、実施の形態1で述べたステップS73及びS74と同様であるので、詳細な説明は省略する。
第2制御部21はUSBスロット211にUSBメモリ6が装着されているか否かを判断する(ステップS303)。第2制御部21はUSBメモリ6が装着されていると判断した場合(ステップS303でYES)、USBメモリ6の画像データファイル65に画像データが存在するか否かを判断する(ステップS304)。第2制御部21は画像データが存在すると判断した場合(ステップS304でYES)、USBメモリ6の画像データファイル65内の画像データを読み出す(ステップS305)。第2制御部21は読み出した画像データを表示部24に表示する(ステップS306)。
第2制御部21はUSBメモリ6が装着されていないと判断した場合(ステップS303でNO)、または、USBメモリ6の画像データファイル65内に画像データが存在しないと判断した場合(ステップS304でNO)、記憶部25の画像データファイル251に表示フラグが設定されているか否かを判断する(ステップS307)。第2制御部21は表示フラグが設定されていると判断した場合(ステップS307でYES)、表示フラグが設定されている画像データを読み出す(ステップS308)。第2制御部21は読み出した画像データを表示部24に表示する(ステップS309)。
一方、第2制御部21は表示フラグが全く設定されていないと判断した場合(ステップS307でNO)、警告画像を警告画像ファイル254から読み出す(ステップS311)。第2制御部21は読み出した警告画像を表示部24に表示する(ステップS312)。これにより、ユーザがピクチャーキー332を操作した場合に、画像データが選択されていないという事態を未然に回避することが可能となる。
本実施の形態6は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃至5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態7
実施の形態4では録画日時及びチャンネルの受け付けをレコーダ14側において実行したが、チューナ1において実行しても良い。図32及び図33は実施の形態7に係る録画予約処理の手順を示すフローチャートである。ユーザは録画予約を行う場合、リモコン3から録画予約を開始する旨の信号を、送信部36を介してチューナ1へ送信する。チューナ1の第1制御部11は録画予約を開始する旨の信号を、受信部16を介して受け付ける(ステップS321)。第1制御部11は録画予約の開始情報を、CEC線42を介して、液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS322)。
液晶ディスプレイ2の第2制御部21は、録画予約の開始情報の受信に基づき、記憶部25に予め記憶した録画予約用の画面を表示部24に表示する(ステップS323)。ユーザは、液晶ディスプレイ2に表示された画面を参照しながら、リモコン3を操作することにより、録画を希望する日時及びチャンネルを入力する。リモコン3の制御部31は入力された録画日時及びチャンネルをチューナ1へ送信する。チューナ1の第1制御部11は受信部16を介して、録画日時及びチャンネルを受け付ける(ステップS324)。
第1制御部11は録画日時及びチャンネルを記憶部15に記憶する(ステップS325)。第1制御部11は録画予約の設定が終了したことを示す情報を、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS326)。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は当該情報を受け付けた場合、録画予約が設定されたことを示す発光部たるLED(図示せず)をオンする(ステップS327)。
その後、チューナ1の第1制御部11は、実施の形態1のステップS73及び実施の形態3のステップS175で述べた如く第1操作データを液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS328)。また第1制御部11は、レコーダ7に対し、スタンバイ信号を出力する(ステップS329)。レコーダ7は、スタンバイ状態へ移行する。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は、第1操作データの受け付けをトリガに、上述した点灯中の録画予約が設定されたことを示すLEDをオフとする(ステップS331)。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は表示部24に、画像データを表示する(ステップS332)。これにより、画像データが表示された際もLEDによるまぶしさを低減することが可能となる。チューナ1の第1制御部11はこの状況下において、時計部18の出力を参照し、録画日時に達したか否かを判断する(ステップS333)。第1制御部11は録画日時に達していないと判断した場合(ステップS333でNO)、録画日時に達するまで待機する。
一方、第1制御部11は録画日時に達したと判断した場合(ステップS333でYES)、レコーダ7に対し、録画を開始すべき旨の信号を、CEC線42を介して出力する(ステップS334)。レコーダ7の第3制御部71は、ハードディスク76H及びハードディスク駆動制御部762を起動する(ステップS335)。以降の処理は実施の形態4のステップS206以降と同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施の形態7は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃至6と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態8
実施の形態8は画像データのサイズを変更する形態に関する。図34は実施の形態8に係る液晶ディスプレイ2のハードウェア構成を示すブロック図である。液晶ディスプレイ2の記憶部25はさらに、設定画面ファイル255及びサイズテーブル256を格納している。設定画面ファイル255は表示部24へ画像データを表示する際のサイズ、表示時間、及び、一枚の画像データあたりの表示時間等を設定する際に読み出される画面データを記憶している。図35は設定画面のイメージを示す説明図である。第2制御部21は設定画面ファイル255から設定画面を読み出し、表示部24へ出力する。
図35に示すように、画像データを表示する際のサイズを選択する画面が表示される。選択画面中には、サイズ大に係るチェックボックス261a、サイズ中に係るチェックボックス261b、及び、サイズ小に係るチェックボックス261cが表示されている。サイズ大は、表示部24の画素全域に亘り画像データを表示する際に選択する。例えば表示部24の画素数は横方向が1920、縦方向が1080である。省電力を図る場合は、サイズ中に係るチェックボックス261b、または、サイズ小に係るチェックボックス261cを選択する。
例えばサイズ中は表示部24の全画素1920×1080中、横方向1366画素及び縦方向768画素を用いて画像データを表示する。また、サイズ小は表示部24の全画素1920×1080中、横方向640画素及び縦方向480画素を用いて画像データを表示する。ユーザはリモコン3を使用し、サイズ大に係るチェックボックス261a、サイズ中に係るチェックボックス261b、または、サイズ小に係るチェックボックス261cのいずれかを選択する。なお、本実施の形態においてはサイズを大、中、及び小の3つとしたがあくまで一例でありこれに限るものではない。また縦横の画素数も一例に過ぎない。表示時間入力ボックス262には、画像データを表示する際の、総合表示時間を入力する。
図35の例では、2時間と入力されている。1枚あたりの表示時間入力ボックス263には、一枚の画像データを表示する時間を入力する。1枚あたりの表示時間入力ボックス263に入力された時間が経過した場合、次の画像が表示部24へ出力される。ユーザはサイズ、表示時間及び1枚あたりの表示時間の入力を終えた場合、終了ボタン247を操作する。これら入力された情報は記憶部25に記憶される。第2制御部21は画像データを表示する際、時計部28の出力を参照し、記憶部25に記憶した1枚あたりの表示時間に従い、画像データを順次切り替えて表示を行う。また、第2制御部21は時計部28の出力及び記憶部25に記憶した表示時間を参照し、第1操作データ受信後、総合表示時間経過後に、表示部24への画像データの出力を停止し、スタンバイ状態へ移行する。なお、サイズに基づく制御は後述する。
図36はサイズテーブル256のレコードレイアウトを示す説明図である。サイズテーブル256はサイズフィールド、画素フィールド及び消灯LED情報フィールドを含む。サイズフィールドには、表示部24に画像データを表示する際のサイズが記憶されている。画素フィールドには、サイズに対応づけて、画像データを表示する際の画素が記憶されている。消灯LED情報フィールドにはサイズに対応づけて、表示部24裏面にて画像データを照射すべく分散配置された複数の発光素子であるLEDバックライト210の内、消灯すべきLEDバックライト210の情報が記憶されている。例えば、消灯すべきLEDバックライト210を特定するためのIDが記憶されている。上述の例では、サイズ大の場合、全ての画素を利用するため消灯するLEDバックライト210は0と記憶されている。この場合、信号処理部29は複数のLEDバックライト210の全てを点灯させる。一方、サイズ中の場合は、画像データを表示する領域が小さくなるため、消灯すべきLEDバックライト210のIDが複数記憶されている。この場合、信号処理部29は複数のLEDバックライト210の内、サイズ中に係る消灯すべきLEDバックライト210のIDに対応するLEDバックライト210を消灯する。さらに、サイズ小の場合は、画像データを表示する領域がさらに小さくなるため、より多くの消灯すべきLEDバックライト210のIDが複数記憶されている。この場合、信号処理部29は複数のLEDバックライト210の内、サイズ小に係る消灯すべきLEDバックライト210のIDに対応するLEDバックライト210を消灯する。なお、消灯するLEDバックライト210のIDではなく、点灯するLEDバックライト210のIDを記憶しても良いことはもちろんである。以下では消灯するLEDバックライト210のIDを消灯LED情報という。
図37及び図38は画像データの表示サイズ設定処理の手順を示すフローチャートである。ユーザはリモコン3から図示しない設定画面の表示要求を行うためのボタンを入力する。リモコン3の制御部31は送信部36を介して、設定画面の表示要求をチューナ1へ送信する。チューナ1の第1制御部11は受信部16を介して、設定画面の表示要求を受け付ける(ステップS371)。第1制御部11は設定画面の表示要求を、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS372)。液晶ディスプレイ2の第2制御部21はCEC線42を介して出力された表示要求を受け付ける。
第2制御部21は設定画面を設定画面ファイル255から読み出す(ステップS373)。第2制御部21は読み出した設定画面を表示部24へ出力する(ステップS374)。ユーザはリモコン3の操作方向ボタン330を用いて、サイズ大に係るチェックボックス261a、サイズ中に係るチェックボックス261b、または、サイズ小に係るチェックボックス261cのいずれかを選択する。最後に操作方向ボタン330を用いて終了ボタン247を選択し、決定ボタン338を操作する。リモコン3の制御部31は送信部36を介して、画像データのサイズをチューナ1へ送信する。チューナ1の第1制御部11はリモコン3から送信されたサイズを、受信部16を介して受け付ける(ステップS375)。
第1制御部11は受け付けたサイズを、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS376)。なお、本実施の形態においてはサイズに関する情報として、大、中または小の情報を送受信することとしたが、1366×768等、画素の情報を送信しても良い。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は、CEC線42を介して出力されたサイズを受信する(ステップS377)。第2制御部21は受信したサイズを記憶部25に記憶する(ステップS378)。
チューナ1の第1制御部11は実施の形態1で述べた如く画像データを表示するための第1操作データを、CEC線42を介して液晶ディスプレイ2へ出力する(ステップS379)。液晶ディスプレイ2の第2制御部21は、CEC線42を介して出力された第1操作データを受信する。第2制御部21は第1操作データの受信をトリガに、記憶部25に記憶したサイズに対応する画素及び消灯LED情報を、サイズテーブル256から読み出す(ステップS381)。第2制御部21は画素及び消灯LED情報を信号処理部29へ出力する(ステップS382)。第2制御部21は画像データファイル251から表示すべき画像データを読み出す(ステップS383)。信号処理部29は、出力されたサイズに従い画像データを、そのままの倍率で、または、適宜縮小した上で、表示部24へ画像データを表示する(ステップS384)。さらに、信号処理部29は出力された消灯LED情報に従い、LEDバックライト210を消灯する(ステップS385)。従って、ユーザのサイズ設定により、画像データの表示に不要なLEDバックライト210の一部が消灯されるため、画像データを表示しつつも、さらなる省電力を図ることが可能となる。
本実施の形態8は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃至7と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1乃至8を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
映像出力装置及び該映像出力装置から出力される映像を表示する表示装置を有する表示システムにおいて、
前記映像出力装置は、
前記表示装置内部の記憶部に記憶された複数の候補画像の内、前記表示装置に表示する画像を選択するための選択画面の表示要求を前記表示装置へ出力する要求出力手段を備え、
前記表示装置は、
前記要求出力手段により表示要求を受け付けた場合、前記記憶部に記憶した前記複数の候補画像のサムネイルを含む選択画面を表示する選択画面表示手段を備え、
前記映像出力装置は、
前記要求出力手段により表示要求を出力した後に、前記選択画面に関連して操作方向に関する第1命令及び選択処理に関する第2命令を外部から受け付ける命令受け付け手段と、
該命令受け付け手段により受け付けた第1命令及び第2命令を前記表示装置へ送信する命令送信手段とを備え、
前記表示装置は、
前記命令送信手段により送信された第1命令及び第2命令を受信する命令受信手段と、
該命令受信手段により受信した第1命令及び第2命令に基づき選択された画像を、表示すべき画像として前記記憶部に記憶する表示画像記憶手段
を備えることを特徴とする表示システム。
(付記2)
前記映像出力装置は、
前記表示装置が前記映像を表示している場合に、前記表示画像記憶手段により前記記憶部に記憶された表示すべき画像を表示させるための指示情報を受け付ける受け付け手段と、
該受け付け手段により受け付けた指示情報を前記表示装置へ出力する出力手段と、
前記受け付け手段により指示情報を受け付けた後に、映像の受信及び映像の出力を停止する停止手段とを備え、
前記表示装置は、
前記出力手段により出力された指示情報を受信した場合に、前記表示画像記憶手段により前記記憶部に記憶した画像を表示する表示手段
を備えることを特徴とする付記1に記載の表示システム。
(付記3)
前記表示画像記憶手段は、
前記命令送信手段により送信された第1命令に従い、一のサムネイルを特定する特定手段と、
前記命令送信手段により送信された第2命令に従い、前記特定手段により特定された一のサムネイルに係る画像を、表示すべき画像として前記記憶部に記憶する手段と
を備えることを特徴とする付記1または2に記載の表示システム。
(付記4)
前記表示装置は、
前記記憶部に、前記複数の候補画像とは異なる警告用の画像を記憶する警告画像記憶手段と、
前記表示画像記憶手段による表示すべき画像が前記記憶部に記憶されていない場合であり、かつ、前記出力手段により出力された指示情報を受信した場合に、前記警告画像記憶手段により記憶部に記憶した警告用の画面を表示部に表示する手段と
を備えることを特徴とする付記1乃至3のいずれか一つに記載の表示システム。
(付記5)
映像出力装置及び該映像出力装置から出力される映像を表示する表示装置を有する表示システムにおいて、
前記映像出力装置は、
前記表示装置が前記映像を表示している場合に、前記表示装置内部の記憶部に記憶された画像を表示させるための指示情報を受け付ける受け付け手段と、
該受け付け手段により受け付けた指示情報を前記表示装置へ出力する出力手段と、
前記受け付け手段により指示情報を受け付けた後に、映像の受信及び映像の出力を停止する停止手段とを備え、
前記表示装置は、
前記出力手段により出力された指示情報を受信した場合に、前記記憶部に記憶した画像を表示する表示手段
を備えることを特徴とする表示システム。
(付記6)
前記映像出力装置は、
前記表示手段により表示する画像のサイズに関する情報を受け付けるサイズ受け付け手段と、
該サイズ受け付け手段により受け付けたサイズに関する情報を前記表示装置へ出力するサイズ出力手段とを備え、
前記表示手段は、
前記出力手段により出力された指示情報を受信した場合に、前記サイズ出力手段により出力されたサイズに関する情報に基づき、前記記憶部に記憶した画像を表示するよう構成してある
ことを特徴とする付記5に記載の表示システム。
(付記7)
前記表示装置は、
前記表示手段により表示される画像を照射する分散配置された複数の発光素子と、
前記出力手段により出力された指示情報を受信した場合に、前記サイズ出力手段により出力されたサイズに関する情報に基づき、前記複数の発光素子の一部を消灯する手段と
を備えることを特徴とする付記6に記載の表示システム。