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JP5451127B2 - 穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿孔装置 - Google Patents
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JP5451127B2 - 穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿孔装置 - Google Patents

穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿孔装置 Download PDF

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Description

本発明は、穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿孔装置に関するものである。
特許文献1に記載されているように、壁面等に孔を穿設するための穿孔具が知られている。当該穿孔具は、その前面を壁面に当接した状態で、駆動源を駆動させて、切削刃を回転させることによって、当該切削刃によって、壁材に透孔Sを穿設する構成になっている。
特開2002−103119号公報
特許文献1に記載の穿孔具においては、複数個のガイドピン20a、21aを壁面に突き刺すことによって、穿孔具の位置決め、及び該穿孔具の傾きの姿勢を安定させている。このため、当該ガイドピン20a、21aを壁面に突き刺して穿孔具の位置決めを行った後に、穿孔具の傾きの姿勢が好ましくない場合には、ガイドピン20a、21aを、一旦、壁面から引き抜いた後に同様の作業を繰り返さなければならず、穿孔具の位置決めと、穿孔具の傾きの姿勢を同時に的確に調整することが繁雑、面倒であった。
本発明は、前記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、透孔を穿設すべき壁面に対する穿孔具の位置決めと、穿孔具の姿勢の調整とを分離させ、穿孔具の位置決め行った後に、穿孔具の姿勢の調整を行うことによって、容易に且つ的確に、位置決めと姿勢の調節を行うことができるようにした穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿設装置を提供することにある。
本発明の一形態の穿孔具は、壁材に非円形の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具であって、
壁材の穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と、
透孔を穿設する際に穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合する係合部とを備え、
前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、係合部より突出して形成されてなり、
前記位置合わせ部を壁材に押し当てて当該穿孔具を前方に押し出すことで、前記位置合わせ部が前記係合部に対して後退して前記係合部が壁材に食い込むことを特徴とするものである。
本発明の一形態の穿孔具は、上記発明において、壁面に当接する当接部を備え、前記穿孔刃は当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられてなり、前記位置合わせ部は、前記当接部から突出した位置に設けられてなることを特徴とするものである。
本発明の一形態の穿孔具は、上記発明において、係合部は当接部から後退した位置に設けられ、前記穿孔刃の前進とともに前記当接部から突出可能に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の一形態の穿孔具は、上記穿孔具において、位置合わせ部は穿設すべき透孔の中心に位置合わせされることを特徴とするものである。
本発明の一形態の穿孔具は、上記穿孔具において、前記穿孔刃の外周を覆うと共にその先端面が前記透孔の外周を囲むように壁面に当接するカバー体とを備え、
前記位置合わせ部及び当接部の少なくとも何れか一方は、該カバー体の先端面で構成されたことを特徴とするものである。
本発明の一形態の穿孔具は、上記穿孔具において、位置合わせ部は後退可能に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置は、前面に開口を有し、壁裏に設置されるとともに壁表から壁材に穿設される非円形の透孔により前記開口が壁表に臨まされる配線ボックスと、
前記略楕円形状の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具とからなり、
前記配線ボックスには、前記透孔の穿孔位置の基準を決定すべく、壁表から探知可能な被探知部を備え、
前記穿孔具には、前記被探知部により決定された穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と、
透孔を穿設する際に穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合する係合部とを備え、
前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、係合部より突出して形成されてなり、
前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、穿孔刃より突出して設けられてなり、
前記位置合わせ部を壁材に押し当てて前記穿孔具を前方に押し出すことで、前記位置合わせ部が前記係合部に対して後退して前記係合部が壁材に食い込むことを特徴とするものである。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置は、上記配線ボックスの開口形成穿孔装置において、前記穿孔具は、壁面に当接する当接部を備え、
前記穿孔刃は当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられてなり、
前記位置合わせ部は、前記当接部から突出した位置に設けられてなることを特徴とするものである。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置は、上記配線ボックスの開口形成穿孔装置において、係合部は当接部から後退した位置に設けられ、穿孔刃の前進とともに当接部から突出可能に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置は、上記配線ボックスの開口形成穿孔装置において、位置合わせ部は透孔の中心位置に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置は、上記配線ボックスの開口形成穿孔装置において、前記穿孔刃の外周を覆うと共にその先端面が前記透孔の外周を囲むように壁面に当接するカバー体とを備え、
前記位置合わせ部及び当接部の少なくとも何れか一方は、該カバー体の先端面で構成されたことを特徴とするものである。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置は、上記配線ボックスの開口形成穿孔装置において、係合部は位置合わせ部を中心として複数形成されていることを特徴とするものである。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置は、上記配線ボックスの開口形成穿孔装置において、位置合わせ部は後退可能に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の一形態の穿孔具によれば、位置合わせ部を壁面に位置合わせすることで、壁材の穿孔基準位置に穿孔具を位置合わせする。次ぎに、係合部を壁面に係合させることで、穿孔具の姿勢を安定させることができると共に、穿孔作業中において穿孔刃の振れが防止されて穿孔具の姿勢が安定する。次ぎに、穿孔刃が壁面に当接して透孔が穿孔される。このように、穿孔具を位置合わせした後に、穿孔具の姿勢の調整を行うことができるため、穿孔具の位置決めと姿勢の調整とを段階を踏んで容易に、且つ正確に行うことができる。
本発明の一形態の穿孔具によれば、位置合わせ部を穿孔基準位置に位置合わせし、係合部を壁材に係合させた後に、当接部を壁面に当接させることによって、穿孔具はぐらつきのない好ましい姿勢に保たれる。このため、穿孔具が好ましい姿勢に維持された状態で、穿孔刃が壁材に透孔を穿設することができる。
本発明の一形態の穿孔具によれば、位置合わせ部を穿孔基準位置に位置合わせした後に、当接部を壁面に当接させることによって、穿孔具はぐらつきのない好ましい姿勢に保たれる。このため、穿孔具が好ましい姿勢に維持された状態で、係合部が壁材に係合することができる。
本発明の一形態の穿孔具によれば、位置合わせ部を、穿設すべき透孔の中心に位置合わせされることで、当該透孔を一回の穿孔作業によって穿設できる。
本発明の一形態の穿孔具によれば、カバー体の先端面を壁面に当接させることで、穿孔具を壁材の穿孔基準位置に位置合わせでき、又、穿孔具はぐらつきのない好ましい姿勢に保たれる。
本発明の一形態の穿孔具によれば、位置合わせ部が後退可能になっているために、穿孔作業に際して、位置合わせ部を穿孔基準位置に位置合わせしたまま穿孔具を更に押すことで、穿孔具を壁面に接近させて、穿孔作業を行うことができる。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置によれば、位置合わせ部を壁面に位置合わせすることで、配線ボックスの開口を壁表に臨ませるべく透孔する壁材の穿孔基準位置に位置合わせ部を位置合わせすることで、穿孔具を位置合わせする。次ぎに、係合部を壁面に係合させることで、穿孔具の姿勢を安定させることができると共に、穿孔作業中において穿孔刃の振れが防止される。次ぎに、穿孔刃が壁面に当接して透孔が穿孔される。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置によれば、位置合わせ部を穿孔基準位置に位置合わせし、係合部を壁材に係合させた後に、当接部を壁面に当接させることによって、穿孔具はぐらつきのない好ましい姿勢に保たれる。このため、穿孔具が好ましい姿勢に維持された状態で、穿孔刃が壁材に透孔を穿設することができる。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置によれば、位置合わせ部を穿孔基準位置に位置合わせした後に、当接部を壁面に当接させることによって、穿孔具はぐらつきのない好ましい姿勢に保たれる。このため、穿孔具が好ましい姿勢に維持された状態で、係合部が壁材に係合することができる。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置によれば、配線ボックスの中心位置を穿孔の基準位置にすることで、該配線ボックスに対応した透孔を一回の穿孔作業によって穿設できる。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置によれば、カバー体の先端面を壁面に当接させることで、穿孔具を壁材の穿孔基準位置に位置合わせでき、又、穿孔具はぐらつきのない好ましい姿勢に保たれる。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置によれば、係合部を複数設けることで、穿孔具を一層安定した姿勢に維持することができる。
本発明の一形態の配線ボックスの開口形成穿孔装置によれば、位置合わせ部が後退可能になっているために、穿孔作業に際して、位置合わせ部を穿孔基準位置に位置合わせしたまま穿孔具を更に押すことで、穿孔具を壁面に接近させて、穿孔作業を行うことができる。
図1は、穿孔具の斜視図である。 図2は、穿孔具の縦断面図である。 図3は、図2のE−E線断面図である。 図4は、図3において二つのプーリを互いに近づけた状態の図である。 図5は、図2のF−F線断面図である。 図6は、穿孔刃の先端側から穿孔具を観た状態の図である。 図7は穿孔刃の斜視図である。 図8は穿孔刃の底面図である。 図9は、穿孔具本体にカバー体を組み付ける途中の状態を示す図である。 図10は、図9を矢示R方向から観た状態の図である。 図11は配線ボックスの開口形成穿孔装置の斜視図である。(第2実施形態) 図12は、配線ボックスの開口形成穿孔装置の斜視図である。(第2実施形態の変形例) 図13aは穿孔具の斜視図である。(第2実施形態の変形例) 図13bは水準器の拡大図である。(第2実施形態の変形例) 図14は、位置合わせ部、当接部、穿孔刃の位置関係を示す図である。(第3実施形態) 図15は、位置合わせ部、当接部、穿孔刃の位置関係を示す図である。(第3実施形態) 図16は、位置合わせ部、当接部、穿孔刃の位置関係を示す図である。(第3実施形態) 図17は、位置合わせ部、当接部、穿孔刃の位置関係を示す図である。(第4実施形態) 図18は、位置合わせ部、当接部、穿孔刃の位置関係を示す図である。(第4実施形態) 図19は、位置合わせ部、当接部、穿孔刃の位置関係を示す図である。(第4実施形態) 図20はプーリの斜視図である。(第5実施形態) 図21はプーリの一部を破断にして示す図である。(第5実施形態) 図22は穿孔具の穿孔刃の先端側を観た状態を示す。(第6実施形態)ある。
本実施形態に係る穿孔具1は、壁材Hに略楕円形の透孔Tを穿設するための工具である。図1は、穿孔具1の斜視図を示す。図2は穿孔具1の縦断面図を示す。図1に示すように、穿孔具1の回転駆動軸2の基端側には駆動源としての電気ドリル3が連結される。
図2に示すように、穿孔具1は、穿孔具本体4と、該穿孔具本体4を貫通するように設けられている前記回転駆動軸2と、壁材Hの穿孔基準位置Pに位置合わせされる位置合わせ部5と、該回転駆動軸2の回転が伝達されて壁材Hに係合する係合部6と、該回転駆動軸2の回転が伝達されて壁材Hに透孔を穿設する穿孔刃7とを備えている。
前記回転駆動軸2は軸心方向へ移動可能に設けられている。回転駆動軸2が前方(矢示A方向)へ移動する状態を前進とし、後方(矢示B方向)へ移動する状態を後退という。
そして、前記係合部6と穿孔刃7とが当該回転駆動軸2と共に回転駆動軸2の移動方向へ移動可能に設けられている一方、前記位置合わせ部5が前記穿孔具本体4に固定されている。
前記位置合わせ部5は、図1に示すように、穿設すべき透孔Tの中心位置Pに位置合わせされるものであって、例えば、壁材Hの表面に突き刺させられる部材で構成されたり、又は、壁材Hの表面に滑らないように押し当てられるゴム等の部材や、壁材Hに引っ掛けられる部材で構成されることができる。ここで、位置合わせとは、作業者が所望する壁面の任意の位置に位置合わせ部5を当てたり、又は、壁面に予め記載されている罫書きに沿って位置合わせ部5を当てること等を意味する。
前記係合部6が壁材Hに係合することで、穿孔具1が壁材Hの壁面に押し当てられた際に、穿孔具1が図1中、矢示C、又はD方向へ傾かないように、又、穿孔作業中に、穿孔具1が図1中、矢示C、又はD方向へ、換言すれば、穿孔刃7の回転方向に対する反対方向へ振れないように、穿孔具1を安定した姿勢で位置決めするものである。該係合部6は、壁材Hに係合できるのであれば、その形態等は限定されないものであって、例えば、ドリルで構成され、該ドリルが、前記回転駆動軸2に駆動されて壁材Hに係合するようにすることができる。
図2に示すように、位置合わせ部5が最も前方へ突出し、次いで、係合部6、カバー体9、穿孔刃7の順に前方へ突出している。該位置合わせ部5は、図2に示す位置から後退可能に設けられている。
このように構成されることで、図2中、一点鎖線で示す壁材Hに位置合わせ部5を押し当てて位置決めをした状態で、穿孔具1全体を前方へ押すことで、位置合わせ部5が後退しながら、係合部6が前方へ移動して一点鎖線で示すように、壁材Hに押し当てられるが、この時点では、カバー体9、穿孔刃7は未だ壁材Hに接触していない。そして、回転駆動軸2を駆動して、穿孔具1全体を前方へ押すことで、係合部6が壁材Hに係合し、次ぎに、カバー体9の先端面がカバー体9に当接する。そして、更に、回転駆動軸2を壁材Hへ向けて押すことで、穿孔刃7が壁材Hに接触して該壁材Hに透孔Tを穿設するものである。
以下、具体的構成について説明する。図2に示すように、前記回転駆動軸2の先端側には回転伝達部8が連結され、該回転伝達部8に穿孔刃7が取り付けられることで、電気ドリル3の回転力が、回転駆動軸2、及び回転伝達部8を介して穿孔刃7に伝達され、穿孔刃7で壁材Hに透孔Tを穿設する構成になっている。
前記穿孔具本体4とは、前記回転駆動軸2やカバー体9等が支持される部分をいうものである。該穿孔具本体4は当該機能を有するものであって、その形態は問わないが、例えば、以下の形態にすることができる。
前記穿孔具本体4は先端側にカバー体取付部10が設けられてカバー体9が着脱自在に取り付けられ、又、内部にはバネ室11が設けられ、該バネ室11を前後方向へ貫通するように軸貫通孔12が設けられている。該軸貫通孔12には軸受13が設けられ、該軸受13が前記回転駆動軸2を回転自在に、且つ、前後方向へ移動可能に支持している。又、前記回転駆動軸2の前後方向への移動量を調節するための機構(図示せず)が別途設けられている。
前記バネ室11内には、コイル状の圧縮バネ14が設けられている。バネ室11の一側はバネ座15となり、又前記回転駆動軸2にはバネ受けが設けられている。圧縮バネ11は、バネ座15とバネ受けとの間に設けられて、回転駆動軸2を常時後退方向へ向けて付勢している。
次ぎに、前記回転伝達部8について説明する。回転伝達部8とは、回転駆動軸2の回転を穿孔刃7に伝達する部分である。該回転伝達部8は当該機能を有するものであって、その形態は限定されないが、例えば、以下の形態にすることができる。
前記回転駆動軸2の先端側には駆動ギヤ16が取付けられている。該駆動ギヤ16の一側に隣接して伝導ギヤ17が設けられ、又、該駆動ギヤ16の他側には該可動部18が設けられている。駆動ギヤ16と伝導ギヤ17とが噛合している。
又、前記伝導ギヤ17の前面に対面するように第1プーリ19が設けられ、又、前記可動部18の前面に対面するように第2プーリ20が設けられている。
前記伝導ギヤ17の中央を貫通するようにして第1チャック部21の基端側が該伝導ギヤ17に固定され、又、該第1チャック部21の先端側は第1プーリ19の中央を貫通するように固定されている。そして、該第1チャック部21には係合部6の基端が固定されている。
前記可動部18の中央を貫通するようにして第2チャック部22の基端側が該可動部18に固定され、該第2チャック部22の先端側は第2プーリ20の中央を貫通するようにして該第2プーリ20に固定されている。そして、該第2チャック部22には係合部6の基端が固定されている。
前記可動部18はネジ23で締め付けたり、緩めたりすることで、回転駆動軸2に対して横方向から近づいたり、離れたりするように移動可能に構成されている。図2は可動部18が回転駆動軸2から離れた状態を示す。又、図3及び図4は、図2中、E−E線断面図を示すものであって、図3は可動部18が回転駆動軸2から離れた状態を示し、図4は可動部18が回転駆動軸2に近づいた状態を示す。
ここで、図4に示すように、可動部18が回転駆動軸2に近づいた状態は、第1プーリ19と第2プーリ20に穿孔刃7が脱着可能なように両プーリ19,20と穿孔刃7との間に隙間Sが設けられ、又、図3に示すように、可動部18が回転駆動軸2から離れた状態は、第1プーリ19と第2プーリ20に穿孔刃5が巻き付けられた後の状態であって、穿孔具1の作動可能状態を示す。
前記駆動ギヤ16、伝導ギヤ17、可動部18は、ギヤ収容部内に収容されている。
前記第1プーリ19、及び第2プーリ20には、前述した無端状の穿孔刃7が着脱自在に取り付けられている。
前記穿孔具本体4のカバー体取付部10には二本の支持棒24が立設され、図2に示すように、該支持棒24の先端には位置合わせ保持部25が固定されている。該位置合わせ保持部25は、前面の中央には凹部が設けられ、該凹部の底には前後方向へ貫通する貫通孔26が設けられている。又、該位置合わせ保持部25の裏面側には二つの凹部が設けられ、該各凹部の底には貫通孔27,28が設けられて、該貫通孔27,28から前記係合部6,6が前方へ突出している。
図5に示すように、前記支持棒24は、横断面が六角形で、穿孔具本体4のボス部29に開けられた六角形の孔に嵌め込まれて固定されている。図5は図2中、F―F線断面図である。該支持棒24の断面形が、六角形のような角形にされることによって、穿孔具本体4に対する該支持棒24の回転が阻止されるために、該支持棒24に取り付けられている位置合わせ保持部25が穿孔具本体4に確固として固定される。このため、穿孔刃7が回転することで、穿孔具本体4が当該穿孔刃7の回転方向とは反対方向の回転力、例えば、図6中、矢示L方向の回転力を受けたとしても、カバー体9が該位置合わせ保持部25に接近することなく、従って、該位置合わせ保持部25とカバー体9との間で穿孔刃7を挟み込む事態を防止して、穿孔刃7の好適な回転を確保できるものである。図6は、図2中、矢示J方向から穿孔具1を観た状態を示す。
該位置合わせ部5は、突起状であって、先端は尖った形態に形成されている。該位置合わせ部5は、コイル状の圧縮バネ30の中央を該圧縮バネ30の軸心方向へ挿通するように設けられている。該圧縮バネ30は、その一端が前記貫通孔26の周囲のバネ座に当接し、その他端は該位置合わせ部5の先端側に設けられたバネ受け31に当接することで、該位置合わせ部5は前方へ向けて突出するように常時付勢されている。
前記穿孔刃7は、壁材Hに略楕円形状の透孔を穿設する刃であって、その形態は限定されないが、例えば、以下の形態にすることができる。
図7,図8に示すように、穿孔刃7は、無端ベルト状の刃本体32と、無端ベルト状のタイミングベルト33とを備えている。図7は穿孔刃7の斜視図を示し、図8は穿孔刃7を図7中、矢示K方向から観た状態を示す。該刃本体32が、例えば、バネ性を有するステンレス鋼で製造された場合、該刃本体32は、自然の状態においては、円筒形をしている。
この該刃本体32は、該刃本体32の一端側に形成された複数の刃体34と、前記タイミングベルト33とを連結するため該刃本体32の他端側に、その周方向に間隔を開けて設けられると共に該他端から前記タイミングベルト33へ向けて突出して形成された複数の連結部35を備えている。図8に示すように、前記タイミングベルト33は前記連結部35が挿通される複数の孔状の挿通部33aを備え、該挿通部33aに前記連結部35が挿通されて刃本体32とタイミングベルト33とが連結されている。前記連結部35は前記刃本体32にスポット溶接、リベット等によって取り付けられている。
又、図2に示すように、前記穿孔具本体4のカバー体取付部10には前記カバー体9が取り付けられている。該カバー体9は、前記回転伝達部8、及び穿孔刃7の横側外周を囲むように設けられている。図9、図10に示すように、該カバー体9は、基端側のカバー本体36と、該カバー本体36の先端側に設けられた分割体37,37とから構成されている。図10は図9を矢示R方向から観た状態を示す。
前記カバー本体36には、図9に示すように、前記カバー体取付部10に設けられた引掛部38に引っ掛けられる引掛受部39が設けられている。
又、前記分割体37,37は、前記回転駆動軸2の設置方向に対して横方向へ、カバー体9の先端側を二分割することで形成されている。両分割体37,37の一側は、前記カバー本体36に設けられたヒンジ40によって互いに連結され、他側は開閉自在な自由端となっていると共に、自由端同士はネジ41によって連結可能になっている。又、該カバー体9には切粉受け42が設けられて切粉を集めることができるようになっている。
尚、図1中、43は水準器で、穿孔具1の姿勢を適正な姿勢に調節する際に用いられる。該水準器43は、図1に示すように、カバー体9の外面に設けられている。ここで、該カバー体9の外面は、二つの弧面44と、二つの平坦面45とからなり、該水準器43は、弧面44の外面と平坦面45の外面に設けられている。該水準器43は、基台43aと、該基台43a上に回転可能に設けられた回転盤43bと、該回転盤43bに取り付けられた目盛り部46とから構成され、該目盛り部46内には気泡が閉じ込められた構成になっている。そして、該目盛り部46を壁材Hの壁面に平行にし、又、該水準器43の回転盤43bを回転させて該目盛り部46を壁材Hの壁面に対して垂直にすることで、穿孔具1の姿勢を調節する際に用いられるものである。即ち、図1に示すように、縦長の透孔Tを穿設する際には、水準器43の目盛り部46を壁面に対して平行にし、気泡が目盛り部46の中央に位置するように穿孔具1の姿勢を調節し、次ぎに、該水準器43の回転盤43bを回転させて目盛り部46を壁面に対して垂直にした状態で気泡が目盛り部46の中央に位置するように穿孔具1の姿勢を調節することで、穿孔具1の回転駆動軸2が壁面に対して垂直になって穿孔刃7の全体が壁材Hに均等に接することができる。
次ぎに、図9,図10,及び図6を参照しながら穿孔具本体4にカバー体9を組み付ける工程について説明する。図9に示すように、二つの分割体37,37を開いた状態で、カバー体9を穿孔刃7に接近させ、カバー体9の引掛受部39を、穿孔具本体4の引掛部38に引っ掛ける。
この状態において、同図10に示すように、穿孔刃7は、二つのプーリ19,20に噛合している一方、該穿孔刃7は、バネ性を有し、且つ、円筒形をしているために、該穿孔刃7が、該プーリ19,20に噛合しない穿孔刃7の先端側は、側方へ張り出すように湾曲している。
次ぎに、図10中、矢示N方向へ、カバー体9の分割体37を互いに接近させて、ネジ41でネジ止めする。この状態を図6に示す。同図6に示すように、両プーリ19,20に噛合しないで湾曲している穿孔刃7の部分は、図6に示すように、分割体37,37で側方から押圧されることで、略直線状に矯正されるために、穿孔刃7の全体形状は、略楕円形状になって、図1に示すように、壁材Hに略楕円形の透孔Tを穿設することができるものである。
次ぎに、図1を参照しながら、壁材Hに略楕円形状の透孔Tを穿設する場合の作用について説明する。当該透孔Tは、配線ボックスや配線器具等を取り付けるための孔である。図1に示すように、穿孔具1を壁材Hに対面させる。次ぎに、穿孔具1の位置合わせ部5を壁材Hの穿孔基準位置Pに位置合わせする。ここで、当該穿孔基準位置Pとは壁面に予め罫書かれる等によって特定されているものである。
この状態で、穿孔具1全体を前方へ押すと、図2に示すように、位置合わせ部7が圧縮バネ30のバネ力に抗して後退することで、係合部6が、図中、一点鎖線で示すように、壁材Hの表面に当たる。
この際、図1に示すように、縦長の透孔Tを穿設する際には、図2に示すように、位置合わせ部5の先端を一点で穿孔基準位置に当てた状態で、水準器43の回転盤43bを回転することで、目盛り部46を壁材Hに対して平行にし、気泡が目盛り部46の中央に位置するように穿孔具1の姿勢を調節する。次ぎに、該水準器43の回転盤43bを回転させて目盛り部46を壁材Hに対して垂直にした状態で気泡が目盛り部46の中央に位置するように穿孔具1の姿勢を調節することで、穿孔刃7の上部側、及び下部側の両側が壁面に均等に接触することができるように、回転駆動軸2が壁材Hの表面に対して垂直になって穿孔刃7の全体が壁面に均等に接することができる。
この状態において、電気ドリル3を作動させて、係合部6を回転させながら、回転駆動軸2を壁材Hへ向けて前進させて係合部6を壁材Hに食い込ませる。係合部6が壁材Hに食い込むことで、穿孔具1は図1中矢示C、又はD方向へ、換言すれば、穿孔刃7の回転方向に対する反対方向へ振れることなく、穿孔具1の姿勢は安定する。
そして、更に、回転駆動軸2を壁材Hへ向けて前進させると、カバー体9の先端面が壁材Hに当接することで、穿孔具1は図1中、矢示P、Q方向へぐらつくことがなく、穿孔具1の姿勢が安定する。
そして、更に、回転駆動軸2を壁材Hへ向けて前進させることによって、穿孔刃7が壁材Hに透孔Tを穿設する。
このように、先ず、位置合わせ部5を壁材Hの壁面に押し当てることで、壁面の穿孔基準位置Pに穿孔具1を位置決めできるために、穿孔具1の位置決め作業を容易に且つ確実に行うことができる。
そして、このように、穿孔具1の位置決めを確実に行った後に、係合部6を壁面に食い込ませることで、穿孔具1の姿勢を容易、且つ的確に良好な姿勢に保つことができる。
その後、カバー体9の先端面が壁面に当接することで、穿孔具1のぐらつきが防止されて、穿孔具1の姿勢が安定する。
このように、穿孔具1の位置決めを確実に行った後に、係合部6を壁面に食い込ませることで、穿孔具1の姿勢を容易、且つ的確に良好な姿勢に保つようにしたため、穿孔具1の位置決め作業と、穿孔具1の姿勢調整を段階を踏んで的確に行うことができる。
この第1実施形態においては、カバー体9の先端面が壁材Hに当接する当接部として機能することで、穿孔具1のぐらつきを防止して穿孔具1の姿勢を安定にすることができるものである。カバー体9の先端に、滑りにくい材質のシール部材9bを添付することによって、該カバー体の先端は、壁材に滑りにくい状態で当接することができて、穿孔具は安定した姿勢で壁面に当接することができる。
図11は第2実施形態を示す。図11に示すように、穿孔具1は、壁材Hの裏面側に設けられている配線ボックス100の開口の開口101を壁材Hの表面側へ露出させるべく、該開口101に対応する位置に透孔Tを穿孔する際に用いることができるものである。該配線ボックス100と前記穿孔具1とによって、配線ボックス100の開口形成穿孔装置200が構成される。
前記透孔Tの穿孔位置の基準を決定すべく、前記配線ボックス100の中心には壁表から探知可能な被探知部102を備えている。該被探知部102は例えば、磁石等で構成され、該被探知部102の位置が壁材Hの表面側から磁気的に検出されることができる。
そして、壁材Hに略楕円形状の透孔Tを穿設する作業自体については前記第1実施形態と同様のため、その説明を省略する。
ここで、壁材Hの裏側に設けられている配線ボックス100の開口101の向きが縦長、又は横長であることが、予め分かっている場合には、該配線ボックス100の開口101の向きに応じた透孔を穿設する。しかし、壁材Hの裏側に設けられている配線ボックス100の開口の向きが不明の場合には、壁材Hに小孔を穿設して該被探知部102の先端を壁材Hの表面側に露出する。この被探知部102の先端には配線ボックス100の開口101が縦長、又は横長であることを表示するための矢印Yが表示されているために、配線ボックス100の開口101を壁材Hの表面に露出するための透孔を穿設する前に、前記小孔を穿設して矢印Yの向きを目視することができる。図11に示す矢印Yは上向きに表示されているために前記開口101は縦長であることを示す。そして、前記位置合わせ部5を、前記小孔に引っ掛ける構造にすることができる。
又、前述の説明では、壁材Hに縦長の透孔を穿設する場合について説明したが、図12に示すように、配線ボックス100の開口が横長であって、壁材Hに横長の透孔を穿設する場合には、穿孔具1を横向きに倒すと共に、穿孔具1の姿勢はカバー体9の平坦面45に取り付けられている水準器43を用いて穿孔具1の姿勢を適正にすることによって、壁材Hに横長の透孔を穿設することができる。水準器43の用い方については前述と同様のため説明を省略する。
又、以上の説明では、カバー体9の弧面44と平坦面45の両方に水準器43を取り付けることで、壁材Hに縦長と横長の透孔を穿設する場合について説明したが、図13に示すように、カバー体9に一つの水 器71を設けるだけで、壁材Hに縦長と横長の透孔を穿設する場合に対応することができる。ここで、該カバー体9は、筒状の周面72と底面73とから構成され、底面73と対面する側が略楕円形状に開口して、該開口から穿孔刃7の先端側が略楕円形状に露出する形態になっている。
図13に示すように、カバー体9の底面73に水準器71を設けた場合、壁材Hに縦長の透孔Tを穿設する際には、同図13に示すように、穿孔具1の穿孔刃が縦長になる姿勢で穿孔具1を壁面に対面させた状態で、水準器71の気泡Vの入っている目盛り部74を水平にして、気泡が該目盛り部74の中心位置に位置するように、穿孔具1の姿勢を調節することで、縦長の透孔Tを正確に穿設することができる。
又、壁材Hに横長の透孔を穿設する場合には、穿孔具1のカバー体9の穿孔刃が横長になる姿勢で穿孔具1を壁面に対面させた状態で、水準器71の気泡Vの入っている目盛り部74を水平にして、気泡Vが該目盛り部74の中心位置に位置するように、穿孔具1の姿勢を調節することで、横長の透孔Tを正確に穿設することができる。
このように、一つの水準器71で、縦長の透孔、及び横長の透孔を正確に穿設することができる。
図14乃至図16は、第3実施形態を示す。この第3実施形態は、第1実施形態の位置合わせ保持部25を当接部51として機能させることで、該当接部51、位置合わせ部5、係合部6、穿孔刃7の位置関係に特徴を有するものである。尚、図中、当接部51、位置合わせ部5、係合部6、穿孔刃7以外の要素については、省略している。
前記当接部51は、前記位置合わせ部5と同様に、穿孔具本体4のカバー体取付部10に立設された二本の支持棒24の先端に固定され、又、前面の中央に凹部が設けられ、該凹部の底には前後方向へ貫通する貫通孔26が設けられて位置合わせ部7が出没可能に設けられ、更に、裏面側には二つの凹部が設けられ、該各凹部の底には貫通孔27,28が設けられて、前記係合部6,6が前方へ突出可能になっている点については、第1実施形態と同様であるが、当接部51の前面が平面状の当接面52となって壁材Hの壁面に面で当接可能になっている。
次ぎに、当接部51、位置合わせ部5、係合部6、穿孔刃7の位置関係について説明する。回転駆動軸2を前進させない状態では、図14に示すように、位置合わせ部5、当接部51の当接面52、係合部6、穿孔刃7の順に前方へ突出している。このため、穿孔作業に際して、先ず、図14に示すように、位置合わせ部5が壁材Hに押し当てられて、穿孔具1の位置決めがされる。
次ぎに、穿孔具1全体を壁材Hへ向けて前進させることで、図15に示すように、位置合わせ部5が後退しながら、当接部51の当接面52が壁材Hに当接することによって、穿孔具1は、ぐらつくことが無く、姿勢が安定する。
そして、穿孔具1全体を前進させ、係合部6が壁材Hに当接した状態で電気ドリルで回転駆動軸を回転させ、該回転駆動軸を前進させると、図16に示すように、係合部6が壁材Hに係合することで、穿孔刃7は、当該穿孔刃7の回転方向に対する反対方向へ振れることなく安定した姿勢で壁面に押し付けられて透孔が穿設される。
この第3実施形態においては、係合部6が壁面に押し当てられる前に、当接部51が壁面に当接して穿孔具1の回転駆動軸2が壁面に対して垂直になるように、穿孔具1のぐらつきを防止するために、穿孔具1は一層安定した姿勢で穿孔することができる。
図17乃至図19は、第4実施形態を示す。この第4実施形態の特徴は、第3実施形態の当接部51及び位置合わせ部5を省略し、カバー体9の先端面を当接部及び位置合わせ部として機能させる点ある。
次ぎに、カバー体9の先端面、係合部6、穿孔刃7の位置関係について説明する。回転駆動軸2を前進させない状態では、図17に示すように、カバー体9の先端面、係合部6、穿孔刃7の順に前方へ突出している。このため、穿孔作業に際して、先ず、図17に示すように、カバー体9の先端面が壁材Hに押し当てられて、穿孔具1の位置合わせがされると同時に、カバー体9の先端面が壁材Hに押し当てられることで、穿孔具1は、ぐらつくことなく、姿勢が安定する。
次ぎに、回転駆動軸を壁材Hへ向けて前進させると、図18に示すように、係合部6が壁材Hに接近する。そして、電気ドリルによって回転駆動軸を回転駆動して、回転駆動軸を更に前進させると、図19に示すように、係合部6が壁材Hに係合することで、穿孔刃7は、当該穿孔刃7の回転方向に対する反対方向へ振れることなく安定した姿勢で壁面に押し付けられて透孔が穿設される。
この第4実施形態は、壁材Hに穿設すべき透孔Tに対応する形を予め壁材Hの表面に罫書きしておき、その罫書きに合わせるように、穿孔具1のカバー体9の先端面を位置合わせして穿孔具1の位置決めをするような場合に好適である。この第4実施形態においては、第1実施形態のカバー体のように、カバー体9の先端面に、滑り止めの部材を設けることで、該カバー体は位置決め部及び当接部としての機能が向上する。
図20,図21は、第5実施形態を示す。図20はプーリ19の斜視図を示し、図21はプーリ19の一部を破断して示す図である。この第5実施形態のプーリ19は、図21に示すように、タイミングベルト33の凹凸歯61が噛合する複数個のプーリ歯62が外周に設けられ、且つ、前側にフランジ63が形成された形態をしている。図21に示すように、該プーリ歯62同士の間には切粉排出溝64が該プーリ19の中心方向へ深く穿設されると共に、該切粉排出溝64はフランジ63側へ向けて徐々に深くなるように斜めに形成され、更に、該切粉排出溝64に連通する切粉排出孔65が該プーリ19の前側に形成されている。このように形成された切粉排出溝64、及び切粉排出孔65によって、切粉が、プーリ歯62同士の間に詰まることなく、プーリ19外へ排出される。
図22は第6実施形態を示す。この第6実施形態の特徴は、長方形の角に位置するように、四つのプーリ81,82,83,84を設け、これら四つのプーリ81,82,83,84に穿孔刃85を掛け渡し、その内の一つのプーリを駆動プーリとし、残りの三つのプーリを従動プーリとすることで、略長方形状の透孔を穿設する穿孔具に適用する場合を示す。
この第6実施形態においては、壁材に長方形状の透孔を穿設することができる。
尚、以上の説明においては、係合部6を二つ設けた場合について説明したが、一つでも良く、又、位置合わせ部を囲むように三つ以上設けることも可能である。
本発明は、穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿孔装置の製造、使用に用いられる。
1 穿孔具
2 回転駆動軸
3 電気ドリル
4 穿孔具本体
5 位置合わせ部
6 係合部
7 穿孔刃
9 カバー体(位置合わせ部、当接部)
25 位置合わせ保持部(当接部)

Claims (17)

  1. 壁材に非円形の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具であって、
    壁材の穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と、
    透孔を穿設する際に前記穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合する係合部とを備え、
    前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、前記係合部より突出して形成されてなり、
    前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられてなり、
    前記位置合わせ部を壁材に押し当てて当該穿孔具を前方に押し出すことで、前記位置合わせ部が前記係合部に対して後退して前記係合部が壁材に食い込むことを特徴とする穿孔具。
  2. 壁材に非円形の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具であって、
    壁材の穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と、
    透孔を穿設する際に前記穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合する係合部と、
    壁面に当接する当接部と、を備え、
    前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、前記当接部及び前記係合部より突出して形成されてなり、
    前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられ、
    前記穿孔刃は前記当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられてなり、
    前記係合部は、前記当接部から後退した位置に設けられ、前記穿孔刃の前進とともに前記当接部から突出可能に設けられてなることを特徴とする穿孔具。
  3. 壁材に非円形の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具であって、
    壁材の穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と、
    透孔を穿設する際に前記穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合する係合部と、
    前記穿孔刃の内側に配置された壁面に当接するための当接部と、を備え、
    前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、前記係合部より突出して形成されてなり、
    前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられ、
    前記穿孔刃は前記当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられてなることを特徴とする穿孔具。
  4. 前記穿孔刃が壁面に当接するための当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられており、
    前記係合部は、前記当接部から後退した位置に設けられ、前記穿孔刃の前進とともに前記当接部から突出可能に設けられてなることを特徴とする請求項1又は3に記載の穿孔具。
  5. 壁面に当接するための当接部が前記穿孔刃の内側に配置されており、
    前記穿孔刃が前記当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は4に記載の穿孔具。
  6. 前記位置合わせ部は、穿設すべき透孔の中心に位置合わせされることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の穿孔具。
  7. 前記穿孔刃の外周を覆うと共にその先端面が前記透孔の外周を囲むように壁面に当接するカバー体を備え、
    前記位置合わせ部及び当接部の少なくとも何れか一方は、該カバー体の先端面で構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の穿孔具。
  8. 前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられてなるとともに、回転駆動軸で回転されるドリルで構成されてなることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の穿孔具。
  9. 前面に開口を有し、壁裏に設置されるとともに壁表から壁材に穿設される非円形の透孔により前記開口が壁表に臨まされる配線ボックスと、
    前記略楕円形状の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具とからなり、
    前記配線ボックスには、前記透孔の穿孔位置の基準を決定すべく、壁表から探知可能な被探知部を備え、
    前記穿孔具には、前記被探知部により決定された穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と透孔を穿設する際に前記穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合する係合部とを備え、
    前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、前記係合部より突出して形成されてなり、
    前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられてなり、
    前記位置合わせ部を壁材に押し当てて前記穿孔具を前方に押し出すことで、前記位置合わせ部が前記係合部に対して後退して前記係合部が壁材に食い込むことを特徴とする配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  10. 前面に開口を有し、壁裏に設置されるとともに壁表から壁材に穿設される非円形の透孔により前記開口が壁表に臨まされる配線ボックスと、
    前記略楕円形状の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具と、からなり、
    前記配線ボックスには、前記透孔の穿孔位置の基準を決定すべく、壁表から探知可能な被探知部を備え、
    前記穿孔具には、前記被探知部により決定された穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と、透孔を穿設する際に前記穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合する係合部と、壁面に当接する当接部と、を備え、
    前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、前記当接部及び前記係合部より突出して形成されてなり、
    前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられてなり、
    前記穿孔刃は前記当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられてなり、
    前記係合部は前記当接部から後退した位置に設けられ、前記穿孔刃の前進とともに前記当接部から突出可能に設けられてなることを特徴とする配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  11. 前面に開口を有し、壁裏に設置されるとともに壁表から壁材に穿設される非円形の透孔により前記開口が壁表に臨まされる配線ボックスと、
    前記略楕円形状の透孔を穿設する穿孔刃を備えた穿孔具と、からなり、
    前記配線ボックスには、前記透孔の穿孔位置の基準を決定すべく、壁表から探知可能な被探知部を備え、
    前記穿孔具には、前記被探知部により決定された穿孔基準位置に位置合わせする位置合わせ部と、透孔を穿設する際に前記穿孔刃の振れを防止すべく壁材に係合す係合部と、前記穿孔刃の内側に配置された壁面に当接するための当接部と、を備え、
    前記位置合わせ部は、該係合部より先に壁材に位置合わせ可能とすべく、前記当接部及び前記係合部より突出して形成されてなり、
    前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられてなり、
    前記穿孔刃は前記当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられてなることを特徴とする配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  12. 前記穿孔刃が壁面に当接するための当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられており、
    前記係合部は、前記当接部から後退した位置に設けられ、前記穿孔刃の前進とともに前記当接部から突出可能に設けられてなることを特徴とする請求項9又は11に記載の配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  13. 壁面に当接するための当接部が前記穿孔刃の内側に配置されており、
    前記穿孔刃が前記当接部から後退した位置と突出する位置とで前進後退可能に設けられていることを特徴とする請求項9、10又は12に記載の配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  14. 前記被探知部は、配線ボックスの中心位置に設けられ、前記位置合わせ部は、透孔の中心位置に設けられてなることを特徴とする請求項乃至請求項13の何れか1項に記載の配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  15. 前記穿孔刃の外周を覆うと共にその先端面が前記透孔の外周を囲むように壁面に当接するカバー体とを備え、
    前記位置合わせ部及び当接部の少なくとも何れか一方は、該カバー体の先端面で構成されたことを特徴とする請求項乃至請求項14の何れか1項に記載の配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  16. 前記係合部は、位置合わせ部を中心として複数形成されてなることを特徴とする請求項
    乃至請求項15の何れか1項に記載の配線ボックスの開口形成穿孔装置。
  17. 前記係合部は、透孔の穿孔前に壁材に係合すべく、前記穿孔刃より突出して設けられてなるとともに、回転駆動軸で回転されるドリルで構成されてなることを特徴とする請求項9から16の何れか1項に記載の配線ボックスの開口形成穿孔装置。
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