JP5456843B2 - 電源装置 - Google Patents
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Description
する。
フロー実装とは、スルーホール実装方式の基板の半田付けに用いるもので、溶融した半田が常に噴出して流れて、循環するようにし、その半田噴出の表面に基板の半田面を触れるようにして半田付けする方法である。
また、リフロー実装とは、赤外線加熱、熱風法、気相半田付け法などにより、基板上に予めHASL(ホットエアーハンダレベラー)、ソルダーペースト印刷などで基板上に半田を施した後、その上に部品をマウントさせてリフロー槽を通過させる。これにより半田を溶融し、半田付けを行う方法である。
この際、フロー相を通すことで、一度実装された表面実装部品端子が半田溶融することを防ぐ目的で表面実装部を保護する器具を取り付けた状態でフロー実装が行われる。
このような実装方法では、保護具が当該基板と接触する箇所及びその周辺においては、部品との干渉を避けるために部品の搭載ができず、このことが部品搭載位置の制約となる。
また、同一基板上でパターンの配線を実施しようとした場合には、基板サイズの小型化が困難となり、結果として基板コスト化が割高となるという課題もあった。
さらに、パワー回路特有の発熱や基板パターン上を大電流が流れることによって基板パターンの導体損により発熱するという課題がある。
なお、各図間において、同一符号は同一或いは相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態1に係る電源装置の概略構造を示す斜視図である。
図1において、電源装置は、サブ基板3とメイン基板6とで構成され、サブ基板3は、少なくとも一つ以上のパワーデバイス(例えばトランジスタ、MOSFETなどのラジアル部品、アキシャル部品)1と、このパワーデバイス1を実装するためのスルーホール2、4を備え、サブ基板3の外周端部には、パターン形成された複数の電極端子5、7が設けられ、そのうちのいくつかの電極端子5は、パワーデバイス1などがスルーホール実装されたスルーホール4と電気的に接続され、その他(残余の)の電極端子7は、サブ基板3とメイン基板6とをリフロー実装する工程において半田付けされ、サブ基板3をメイン基板6に固定保持するための固定部として機能する。
るための制御IC9が実装されており、これらメイン基板6からサブ基板3への制御信号の伝達は電極端子5を介して制御駆動される。
パワーデバイス1などのリード部品は、予めサブ基板3にスルーホール実装されている。
メイン基板6とサブ基板3を接続する箇所で、すなわちサブ基板3と電極端子(電極端子5と、その他(残余)の電極端子7)との箇所において、ソルダーペースト印刷などで基板上に半田を施させることによって、サブ基板3を制御IC9など他の表面実装部品と同様にリフロー実装にて半田付け可能となる。
すなわち、サブ基板3には、吸引箇所となる偏平箇所(平坦面部)8が設けられており、当該平坦面部8を、表面実装部品自動実装機の吸引ノズル(図示せず)で吸着しサブ基板3をメイン基板6の所望の実装箇所に搭載させる。
このように、サブ基板3自体に吸引箇所となる平坦面部8を設けることで、マイコンやコネクタなどの他の表面実装部品と同様に自動実装機による実装が可能となる。
本来、大電流が流れる基板パターンには、配線上の抵抗値による発熱を低減させるため、銅箔厚を厚くして基板放熱性を確保するのだが、この構成によれば、基板のパターン銅箔厚を厚くする必要があるパワーデバイス1周辺の基板パターンは、サブ基板上に形成させるので、基板のパターン銅箔厚を厚くする必要な部分にのみ、高放熱性の基材を使用すれば良く、サブ基板3のサイズも小さくできる。
具体的には、表面実装部品で保護器具が不要となる。或いは、これまで表面実装部品とスルーホール実装部品の領域で、保護器具を取り付けるためのクリアランスを必要としていたが、クリアランスが不要となりその分、基板サイズの小型化が可能となる。
図3は、実施の形態2に係る電源装置の概略構造を示す斜視図である。
図3において、電源装置は実施の形態1に加えて、サブ基板3の基板材料として、熱伝導性の良い高熱伝導性基板材料(例えば、アルミ、セラミック、金属コア基板)を採用し、メイン基板6及びサブ基板3を格納させる筐体10(金属ケース或いはヒートシンク)に接続した構成としたものである(図5)。
さらに、この実施の形態2によれば、サブ基板3はパワーデバイス1の実装スペース程度で済むので、この実施の形態2のような特殊な基板材料を採用したとしてもコストアップを最低限に抑制できる。
図4は、実施の形態3に係る電源装置の概略構造を模式的に示した断面図である。
実施の形態3に係る電源装置は、実施の形態2に加えて、サブ基板3に複数個の放熱用スルーホール11を設けることによって、パワーデバイス1と筐体10間に、熱を伝えるパスを形成したものである。
なお、放熱用スルーホール11を設ける箇所は、パワーデバイス1のパッケージ部や放熱用フィンと接触する箇所であり、メイン基板6及びサブ基板3を格納する筐体10に接続させる構成にして、放熱用スルーホール11を介して、パワーデバイス1での発熱を筐体(或いは金属ケース)10へ逃がす構成にしても良い。
例えば、図5のように、筐体10内に放熱用フィン10aが設けられていて、メイン基板6にもサブ基板3の放熱用スルーホール11と同様に放熱用スルーホール(図示せず)が設けられており、この放熱用スルーホールを介してサブ基板3が放熱用フィン10aと接触するように筐体10に設けられている。また、メイン基板6の放熱用スルーホールが、しっかりと放熱用フィン10aと接触するように、メイン基板6は筐体10に複数のネジ16で固定する構造とする。
このように構成することにより、より安価で簡単な構造でパワーデバイス1と筐体10間に熱を伝えるパスを形成することができる。
なお、図5中ではパワーデバイス1の発熱をメイン基板6を介して筐体10へ逃がす構成としているが、サブ基板3が筐体10に部分的に接触するよう、筐体側に突起あるいは段差構造を設けて、メイン基板6は、筐体10のそれら突起あるいは段差構造を避けるような形状とし、メイン基板6の放熱用スルーホール箇所と筐体10のそれら突起あるいは段差構造が直接接触する構成としても良い。
図6は、実施の形態4に係る電源装置に使用されるサブ基板のワークサイズ及び電極形成を示す説明図である。
サブ基板3の外周端部に設けられた複数の電極端子5、7は、スルーホールを半分に裁断した形状としても良い。
すなわち、図7に示すようにサブ基板3の端部に形成された半円筒状のサブ基板電極端子5aまたは7aは、スルーホール中心から裁断することで形成され、電極端子側面は、サブ基板製造工程上、他の基板パターンと同様に銅メッキされるので導電性が確保されている。
図8は、実施の形態5に係る電源装置の概略構造を模式的に示した断面図で、図9は、
実施の形態5に係る電源装置の変形例を示した断面図である
図8において、実施の形態5に係る電源装置のメイン基板6には、実施の形態1、2に加えて、実装したパワーデバイス1のリード端子部1aがサブ基板3の裏面に突き出る箇所に、リード部及び半田フィレット部分を避けるため、リード端子部1aの導入を許容するスペース(穴もしくはスルーホール)14が形成されている。
このように、スペース15を、サブ基板3のスルーホール4より径を狭める構成にすることにより、メイン基板6とサブ基板3との半田接合部の接合強度がより強化でき該当部での半田接続信頼性が向上できる。
さらに、その状態でリフロー実装すると、パワーデバイス1及びサブ基板3の自重で半田フィレットを押しつぶす形で半田溶融する。溶融した半田は、浸透圧作用によりサブ基板側スルーホールランド4bとメイン基板側スルーホール15aの界面に広がる。従って、メイン基板6及びサブ基板3は、スルーホールランド4b及び15aでも半田接続することで、半田接合面が増えるのでより半田接合強度を強化できる。
1a パワーデバイスのリード端子部
2 パワーデバイスを実装するためのスルーホール
3 サブ基板(サブプリント配線基板)
4 パワーデバイスを実装するためのスルーホール
4a 基板パターン
4b サブ基板側スルーホールランド
5 スルーホールと電気的に接続した電極
6 メイン基板(メインプリント配線基板)
7 サブ基板の保持固定用電極端子
8 平坦面部(吸引箇所)
9 制御IC
10 筐体(金属ケース或いはヒートシンク)
11 放熱用スルーホール
12 サブ基板ワークサイズ
13 電極用スルーホール
14 メイン基板のスペース
15 スルーホール状のスペース
15a メイン基板側スルーホール。
Claims (6)
- 予めパワーデバイスをスルーホール実装したサブプリント配線基板、及び上記パワーデバイスを駆動制御するマイコンを実装したメインプリント配線基板を備え、
上記サブプリント配線基板の外周端部には、パターン形成された複数の電極端子を設け、これら電極端子の複数個のうち一部は、上記パワーデバイスのリード端子部と電気的に接続されると共に、残余の上記電極端子は、上記サブプリント配線基板と上記メインプリント配線基板とをリフロー実装する工程において半田付けされ、この半田付けされた上記電極端子によって、上記サブプリント配線基板を上記メインプリント配線基板に固定したことを特徴とする電源装置。 - 上記サブプリント配線基板には、部品実装機が吸着可能な平坦面部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 上記サブプリント配線基板におけるパターンは、パターン銅箔で形成され、その厚みが60μm以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源装置。
- 上記パワーデバイスは、スルーホール実装された少なくとも2つ以上のデバイスで構成され、それらのパワーデバイスは、スルーホールを介して上記サブプリント配線基板に積層された内外層の基板導体パターンによって電気的に接続したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電源装置。
- 上記メインプリント配線基板には、上記パワーデバイスのリード端子部の導入を許容する穴状又はスルーホール状のスペースが設けられたことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
- 上記スルーホール状のスペースの穴径は、上記パワーデバイスのリード端子部を導入した上記サブプリント配線基板のスルーホールの穴径より小径とすることによって半田接合面を増やしたことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
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