Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5457972B2 - トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5457972B2 - トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム - Google Patents

トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5457972B2
JP5457972B2 JP2010173290A JP2010173290A JP5457972B2 JP 5457972 B2 JP5457972 B2 JP 5457972B2 JP 2010173290 A JP2010173290 A JP 2010173290A JP 2010173290 A JP2010173290 A JP 2010173290A JP 5457972 B2 JP5457972 B2 JP 5457972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
processing device
information
tunnel termination
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010173290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012034259A (ja
Inventor
陽一 古田
章子 久保庭
雄一郎 和田
晴樹 佐藤
智治 本野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Inc
NTT Inc USA
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Inc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Inc USA filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2010173290A priority Critical patent/JP5457972B2/ja
Publication of JP2012034259A publication Critical patent/JP2012034259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5457972B2 publication Critical patent/JP5457972B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)を用いたトンネル終端技術に関する。
トンネル終端装置は、通信プロトコルとしてトンネリングプロトコルを用いてデータをカプセス化することで、対向するトンネル終端装置との間にトンネルを確立して、トンネル終端装置間を透過的に接続することができる。例えば、図6に示すように、センタ側トンネル終端装置(センタ拠点に配備したトンネル終端装置)に対して、アクセスネットワークに接続した多数の端末(トンネル終端装置)から同時に接続する形態がある(非特許文献1参照)。この接続形態を、Hub−Spoke型接続と呼ぶ。このHub−Spoke型接続では、各端末は、センタ側ネットワークに接続して通信を行う前に、センタ側トンネル終端装置との間で、IPsecのプロトコルに従って、トンネルを確立する。そして、各端末は、トンネルを用いてアクセスネットワークを透過し、センタ側ネットワークに接続することができる。
IPsecは、暗号技術を用いて、IP(Internet Protocol)パケット単位でデータの改竄防止や秘匿をすることができる。IPsecは、AH(Authentication Header)による完全性の保証および認証、ESP(Encapsulated Security Payload)によるデータの暗号化、およびIKE(Internet Key Exchange)等による鍵交換、の3つのプロトコルから構成されている。IKEには、RFC(Request for Comments)2409に規定されているIKEv1や、IKEv1の脆弱性を改善したIKEv2(非特許文献2参照)がある。
IPsecでは、トンネルを確立するために、まず、IKE(例えば、IKEv2)を用いて、データの交換方法および保護方法について合意が結ばれる。この手続は、IKE_SA_INITの交換(要求/応答)によって実行され、結ばれた合意のことをIKE SA(Security Association,セキュリティアソシエーション)と呼ぶ。なお、IKEv2には、暗号化やメッセージ認証を行うためのアルゴリズム等のパラメータ交渉、Diffie-Hellmanの仕組みを用いた暗号鍵/認証鍵の生成、IDパスワード等によるユーザ認証、IPアドレスの払出し等の機能が含まれている。次に、IKE_AUTHの交換(要求/応答)によって、送信するデータを保護するためのCHILD SAの確立と、相手の認証が行われる。その後、確立されたCHILD SAを用いて、送信するデータをESPまたはAHを用いて保護しつつ、確立したトンネルを介してデータの送受信が行われる。これらのSA(IKE SAおよびCHILD SA)は、トンネルが削除されるまでの間、データを送受信するセンタ側トンネル終端装置と端末との双方に保持されるものである。
奥山剛央、"インターネットVPN構築を実践"、[online]、平成22年2月8日、[平成22年7月5日検索]、インターネット<URL :http://ascii.jp/elem/000/000/495/495978/> C. Kaufman,"Internet Key Exchange (IKEv2) Protocol",IETF, RFC4306
Hub−Spoke型接続では、センタ側トンネル終端装置で処理するトラフィックが増加し、そのセンタ側トンネル終端装置の転送能力が不足した状態になることが問題となる。この場合、センタ側トンネル終端装置をもう1台別に増設して、既設のセンタ側トンネル終端装置との間で負荷分散させることで、転送能力の不足を解消することが考えられる。
しかしながら、IPsecを用いている場合、増設されたセンタ側トンネル終端装置は、端末との間で、新たにSAを生成しなければならない。すなわち、増設されたセンタ側トンネル終端装置と端末との間で、トンネルの新たな確立が必要となり、その際、一時的に通信が途絶するという問題がある。
そこで、本発明は、通信を途絶することなしに、トンネル終端装置のスケールアウト(負荷分散のために、同じ機能を備える装置または部品の数を増加させること)を可能にする技術を提供することを課題とする。
本発明は、パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとにトンネルを確立し、前記トンネルを終端する終端処理を実行するトンネル終端システムであって、前記トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信する第1処理装置と、前記第1処理装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記第1処理装置に転送し、前記第1処理装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとにトンネルを確立し、前記トンネルを終端する終端処理を実行するトンネル終端システムにおいて用いられるトンネル終端方法であって、前記トンネル終端システムが、第1処理装置、2以上の第2処理装置および第3処理装置を備え、前記第1処理装置が、前記トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である前記2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信し、前記第2処理装置が、前記第1処理装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行し、前記第3処理装置が、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記第1処理装置に転送し、前記第1処理装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送することを特徴とする。
このような構成によれば、トンネル終端システムは、第1処理装置によって生成されたトンネル終端情報に基づいて、第2処理装置においてトンネルを終端する終端処理を実行することができる。すなわち、従来では、第1処理装置と端末との間で確立したトンネルのトンネル終端情報は、第1処理装置以外の装置、例えば、第2処理装置に適用できなかった。しかし、本発明では、第2処理装置は、第1処理装置によって複製されたトンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報によって終端されるトンネルを通過してきたパケットを第3処理装置を介して受信するので、そのトンネルを終端する終端処理を実行することができる。すなわち、このトンネル終端システムは、トンネルを確立した第1処理装置とは別の第2処理装置によってトンネルを終端することができる。また、トンネル終端システムは、最も負荷が集中すると考えられる第2処理装置を独立の機能として、第1処理装置において生成したトンネル終端情報に基づいてパケットの終端処理を実行する構成を備えている。したがって、第2処理装置がIPsecを用いて新たに端末との間にトンネルを確立する必要はないため、トンネル終端システムは、第2処理装置を2以上並列に備えて(スケールアウト化して)、いずれかの第2処理装置にトンネル終端情報を複製して終端処理を担当させることによって、通信を途絶することなしに、第2処理装置のスケールアウトを可能にすることができる。
本発明は、パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとに第3処理装置を経由して、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信するトンネル終端制御装置と、前記トンネル終端制御装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記トンネル終端制御装置に転送し、前記トンネル終端制御装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、によって構成されるトンネル終端システムにおいて用いられる前記トンネル終端制御装置であって、前記呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信し、前記トンネル終端情報を生成し、前記関連付情報を前記記憶部に記憶する呼処理部と、記第2処理装置それぞれから処理負荷の値を取得する負荷監視部と、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を決定する割当部と、前記割当部によって決定された前記第2処理装置に、前記記憶部の前記トンネル終端情報を複製するトンネル終端情報複製部と、当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの前記転送先を、当該トンネル終端情報を複製された前記第2処理装置とすることを示す前記指示情報を前記第3処理装置に送信するフロー制御指示部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとに第3処理装置を経由して、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信するトンネル終端制御装置と、前記トンネル終端制御装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記トンネル終端制御装置に転送し、前記トンネル終端制御装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、によって構成されるトンネル終端システムにおいて用いられる前記トンネル終端制御装置のトンネル終端制御方法であって、前記トンネル終端制御装置が前記呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信し、前記トンネル終端情報を生成し、前記関連付情報を前記記憶部に記憶する呼処理ステップと、記第2処理装置それぞれから処理負荷の値を取得する負荷監視ステップと、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を決定する割当ステップと、前記割当ステップによって決定された前記第2処理装置に、前記記憶部の前記トンネル終端情報を複製するトンネル終端情報複製ステップと、当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの前記転送先を、当該トンネル終端情報を複製された前記第2処理装置とすることを示す前記指示情報を前記第3処理装置に送信するフロー制御指示ステップと、を実行することを特徴とする。
このような構成によれば、トンネル終端システムを構成するトンネル終端制御装置は、第2処理装置の処理負荷の値を取得して、最小の処理負荷の値を有する第2処理装置に、終端処理を実行させる制御を行うことができる。すなわち、第2処理装置の負荷分散を図ることができる。したがって、このようなトンネル終端制御装置を備えたトンネル終端システムは、通信を途絶することなしに、トンネル終端システムのスケールアウトを可能にする。
本発明は、前記トンネル終端制御装置は、さらに、前記処理負荷の閾値を記憶している前記記憶部を備え、前記割当部が、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値が前記閾値を超えているか否かを判定し、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定した場合、前記最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を変更先として決定し、前記トンネル終端情報複製部は、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定された前記第2処理装置が確立しているトンネルの一部について、その一部のトンネルのトンネル終端情報を前記変更先に複製し、前記フロー制御指示部は、複製した当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製した前記第2処理装置とする前記指示情報を前記第3処理装置に送信することを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネル終端制御装置は、さらに、前記処理負荷の閾値を記憶している前記記憶部を備え、前記割当ステップでは、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値が前記閾値を超えているか否かを判定し、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定した場合、前記最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を変更先として決定し、前記トンネル終端情報複製ステップでは、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定された前記第2処理装置が確立しているトンネルの一部について、その一部のトンネルのトンネル終端情報を前記変更先に複製し、前記フロー制御指示ステップでは、複製した当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製した前記第2処理装置とする前記指示情報を前記第3処理装置に送信することを特徴とする。
このような構成によれば、トンネル終端制御装置は、第2処理装置の処理負荷の値を取得して、取得した処理負荷の値が閾値を超えているか否かを判定し、取得した処理負荷の値が閾値を超えている場合には、終端処理の一部を、別の第2処理装置に変更することができる。すなわち、第2処理装置の負荷分散を図ることができる。したがって、このようなトンネル終端制御装置を備えたトンネル終端システムは、通信を途絶することなしに、トンネル終端システムのスケールアウトを可能にする。
また、本発明は、トンネル終端制御方法を、コンピュータである前記トンネル終端制御装置に実行させるためのプログラムとした。このようなプログラムをインストールされたコンピュータは、このプログラムに基づいた機能を実現することができる。
本発明によれば、通信を途絶することなしに、トンネル終端装置のスケールアウトを可能にする技術を提供することができる。
本実施形態におけるセンタ側トンネル終端システムの構成例を示す図である。 第2処理装置のスケールアウトを行った場合の構成例を示す図である。 センタ側トンネル終端システムを構成する各装置の機能例を示す図である。 本実施形態においてトンネルを確立するシーケンス例を示す図である。 本実施形態におけるトンネルの収容変更シーケンス例を示す図である。 従来のHub−Spoke型接続を示す図である。
本発明を実施するための形態(以降、「本実施形態」と称す。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、Hub−Spoke型接続の形態を例として、IPsecにおいてIKEv2を用いてトンネルを確立する場合について説明する。
まず、センタ側トンネル終端システム(トンネル終端システム)のスケールアウトを実現するために、センタ側トンネル終端システム(図6に示すセンタ側トンネル終端装置に相当)を以下のような構成とした。その構成例について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、アクセスネットワーク30に接続している端末(トンネル終端装置)20(20A,20B,20C)は、センタ側トンネル終端システム10との間で呼制御信号を送受してトンネルを確立し、そのトンネルを介して、センタ側ネットワーク31に向けて主信号(トンネルを通過するデータ)を送信する。ここでは、端末20のいずれかの中、端末20Aがセンタ側トンネル終端システム10との間でパケットを送受信するケースで説明する。
まず、端末20Aは、センタ側トンネル終端システム10との間で、呼制御信号の交換、すなわち、IKE_SA_INITの交換およびIKE_AUTHの交換を行って、トンネルを確立する。そして、端末20Aは、確立したトンネルを介して、主信号を、センタ側ネットワーク31に向けて送信する。
この際、センタ側トンネル終端システム10の処理の中で、最も負荷が集中する処理は、主信号をESPヘッダでカプセル化またはカプセル化解除を実行する処理、および、パケットのペイロードの暗号化または復号化を実行する処理、すなわち、終端処理と考えられる。そこで、その終端処理を実行する装置のスケールアウト化を図れるようにする。
つまり、センタ側トンネル終端システム10を、以下の3つの装置で構成する。
1つ目の装置は、第1処理装置11である。第1処理装置11は、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、第3処理装置13を経由して端末20Aとの間で送受信し、トンネルを終端する終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成する。そして、第1処理装置11は、トンネル終端情報を記憶部(後記)に記憶し、トンネルの確立、維持、解除を行う。トンネル終端情報とは、SAで決まった共有秘密鍵やSPI(Security Parameters Index)等である。そして、第1処理装置11は、生成したトンネル終端情報を、トンネルの収容を指定した第2処理装置12(後記)に複製する。また、第1処理装置11は、第3処理装置13(後記)に対して、トンネルを通過する主信号を、当該第2処理装置12に転送するように指示する。
2つ目の装置は、第2処理装置12である。第2処理装置12は、第1処理装置11によって複製されたトンネル終端情報を取得し、そのトンネル終端情報に基づいて、第3処理装置13を経由して受信する主信号に対して終端処理を実行する。そして、第2処理装置12を増設することで、終端処理の処理能力を増加させることができる。
3つ目の装置は、第3処理装置13である。第3処理装置13は、IPヘッダ、プロトコル番号、IPアドレス、ポート番号等を識別して、呼制御信号を第1処理装置11に転送し、主信号を第2処理装置12へ転送する。第3処理装置13は、OpenFlowよって転送処理を実行している。OpenFlowは、フロー制御の一種であって、MACアドレス、IPアドレス、ポート番号等の組み合わせによって決定される一連の通信を「フロー」として定義し、フロー単位での経路制御を実現する。
なお、センタ側トンネル終端システム10の第1処理装置11と第2処理装置12との双方には、同一のIPアドレスを設定する。これは、第1処理装置11によって生成されたトンネル終端情報を、第2処理装置12に複製して動作できるようにするためである。また、第1処理装置11と第2処理装置12との双方に、同一のIPアドレスを設定しても、第3処理装置13によって、パケットの転送先を振り分けているので、IPアドレスの重複にともなうネットワーク上の問題は起きない。ただし、第3処理装置13は、第1処理装置11および第2処理装置12の物理インタフェースのMACアドレスが異なっているので、パケットの宛先MACアドレスを書き替える処理を実行する。
このようにして、センタ側トンネル終端システム10は、3つの装置で構成される。
次に、最も処理が集中すると考えられる第2処理装置12のスケールアウトを行った場合の構成について、図2を用いて説明する。なお、図1と同じ場合には、同じ符号を付し、説明を省略する。
図2のセンタ側トンネル終端システム10aにおいて、図1と異なる点は、第2処理装置12(12A,12B)が2台となり、第3処理装置13,14がアクセスネットワーク30側(端末側)およびセンタ側ネットワーク31側(センタ側)に備えられたことである。この理由は、センタ側ネットワーク31から見てセンタ側トンネル終端システム10aの第1処理装置11および第2処理装置12を区別しないためである。また、第1処理装置11は、第2処理装置12(12A,12B)のいずれにトンネルを確立するかを決定し、その決定に基づいて、第2処理装置12(12A,12B)にトンネル終端情報を複製する。また、第1処理装置11は、トンネル終端情報を複製した第2処理装置12に当該トンネル終端情報によって終端するトンネルを通過するパケットを転送するための指示情報(以降、フロー制御指示情報とも称す。)を、第3処理装置13,14に送信する。
なお、図2では、第2処理装置12を2台しか記載していないが、2台に限られず、処理負荷の状態に応じて台数を変更しても構わない。
図2に示す構成において、第1処理装置11は、各第2処理装置12(12A,12B)から、それぞれの処理負荷(例えば、CPU(Central Processing Unit)使用率やインタフェース利用率)の情報を取得する。そして、第1処理装置11は、取得した処理負荷の値が、予め設定してある閾値を超えているか否かを判定する。例えば、第1処理装置11は、第2処理装置12Aから取得した処理負荷の値が閾値を超えていると判定したものとする。この場合、第1処理装置11は、第2処理装置12Aが確立(収容)しているトンネルの中から、そのトンネル数の内の所定の割合のトンネルを選定し、その選定したトンネルに関するトンネル終端情報を、第2処理装置12Bに複製する。すなわち、第1処理装置11は、第2処理装置12Aから第2処理装置12Bへ、トンネルの収容変更を行う。ただし、第2処理装置12Aに収容済みのトンネル数に対して収容変更するトンネル数の割合は、処理負荷の値が大きくなるに応じて、大きくなるようにしても構わない。
なお、第1処理装置11は、トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先の第2処理装置12とを関連付けて後記するトンネル終端情報DB116に記憶している。そして、第2処理装置12Aから第2処理装置12Bへトンネルの収容変更を行った場合には、第2処理装置12Aから当該トンネルのトンネル終端情報を削除する。また、前記削除にともなって、第1処理装置11は、トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先の第2処理装置12との関連付けを解除する。
そして、第1処理装置11は、トンネルの収容変更に基づいて、第3処理装置13,14にフロー制御指示情報を送信して、主信号が第2処理装置12Bを経由するように変更する。
ここで、第1処理装置11、第2処理装置12、第3処理装置13の各機能について、図3を用いて説明する(適宜、図2参照)。
図3に示すように、第1処理装置11は、呼処理部111、負荷監視部112、割当部113、トンネル終端情報複製部114、およびフロー制御指示部115を備える。第1処理装置11は、図示しないCPUおよびメインメモリによって構成される処理部とアプリケーションプログラム等を記憶する記憶部とで構成される。処理部は、記憶部に記憶されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、呼処理部111、負荷監視部112、割当部113、トンネル終端情報複製部114、およびフロー制御指示部115、を具現化する。また、トンネル終端情報DB116および負荷の閾値117は、記憶部に記憶される。
呼処理部111は、端末20との間で呼制御信号を送受信し、トンネル終端情報を生成し、記憶部のトンネル終端情報DB116に記憶し、トンネル確立、維持、解除に関する呼処理を実行する。トンネル終端情報DB116は、トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先の第2処理装置12とを関連付けて記憶している。
負荷監視部112は、各第2処理装置12から、周期的または管理者の指示に応じて、処理負荷の状態(処理負荷の値)を取得する。
割当部113は、負荷監視部112から、各第2処理装置12の処理負荷の値を取得する。そして、割当部113は、第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最も処理負荷の値の小さい第2処理装置12にトンネルの収容を割当てる(決定する)。
また、トンネルの収容変更を行う場合には、割当部113は、取得した処理負荷の値が負荷の閾値117を超えているか否かを判定する。そして、割当部113は、処理負荷の値が負荷の閾値117を超えていると判定した第2処理装置12に対して、当該第2処理装置12が収容しているトンネルの中から、そのトンネル数の内の所定の割合のトンネルを対象として、負荷が最も低い他の第2処理装置12を変更先として割当てる(決定する)。
トンネル終端情報複製部114は、割当部113によって変更先として割当てた第2処理装置12に対して、変更対象となったトンネルのトンネル終端情報を複製する。
フロー制御指示部115は、割当てによって収容したトンネルを介して主信号が通過するように、第3処理装置13に、フロー制御指示情報を送信する。具体的には、フロー制御指示部115は、複製したトンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製された第2処理装置とすることを示すフロー制御指示情報(指示情報)を第3処理装置に送信する。
第2処理装置12は、図示しないCPUおよびメインメモリによって構成される処理部とアプリケーションプログラム等を記憶する記憶部とで構成される。処理部は、記憶部に記憶されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、トンネルを終端する終端処理を実行する終端処理部121を具現化する。
第2処理装置12の終端処理部121は、第1処理装置11によって複製されたトンネル終端情報を取得し、そのトンネル終端情報に基づいて、終端処理を実行する。具体的には、主信号にESPヘッダを追加してカプセル化する処理や、ESPヘッダを削除してカプセル化解除する処理を実行する。また、第2処理装置12は、トンネル終端情報に含まれる共有秘密鍵に基づいて、パケットのペイロードに格納されるデータの暗号化および復号化を実行する。
第3処理装置13は、第1処理装置11からフロー制御指示情報を受信する。そして、第3処理装置13のフロー制御部131(後記)は、IPヘッダ、プロトコル番号、IPアドレス、ポート番号等(パケットのヘッダ情報)を識別して、呼処理信号を含むパケットを第1処理装置11に転送し、当該フロー制御指示情報に基づいて、第1処理装置11によってトンネルの収容を割当てられた第2処理装置12に主信号を転送する。
具体的には、第3処理装置13は、パケットを送受信するフロースイッチ(不図示)と、そのフロースイッチを制御する制御部(不図示)とで構成されるフロー制御部131を備える。制御部は、図示しないCPUおよびメインメモリによって構成される処理部とアプリケーションプログラム等を記憶する記憶部とで構成される。処理部は、記憶部に記憶されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、その機能を具現化する。フロースイッチは、制御部から通知されるフローエントリを保持するフローテーブルを備えている。そのフローエントリには、受信したパケットを識別するためのレイヤ2〜レイヤ4の情報と、この情報に合致するパケットに対する処理が記述されている。そして、フロースイッチは、このフローエントリに基づいて、受信したパケットに対して、指定した物理ポートから送信すること、MACアドレスを書替えること、等の処理を実行する。
次に、本実施形態においてトンネルを確立するシーケンス例について、図4を用いて説明する(適宜、図2、図3参照)。図4において、S1〜S11で表した一連のステップは、端末20Aと第2処理装置12Aとの間でトンネルを確立するシーケンス例を表している。また、S21〜S31で表した一連のステップは、端末20Bと第2処理装置12Bとの間でトンネルを確立するシーケンス例を表している。
まず、端末20Aが、主信号をセンタ側ネットワーク31へ送信するために、トンネル確立要求を行う(S1)。具体的には、端末20Aは、第3処理装置(端末側)13のフロー制御部131を経由して第1処理装置11の呼処理部111との間で、IKE_SA_INIT要求およびIKE_SA_INIT応答を送受信する(S2,S3)。次に、端末20Aは、第3処理装置(端末側)13のフロー制御部131を経由して第1処理装置11の呼処理部111との間で、IKE_AUTH要求およびIKE_AUTH応答を送受信する(S4,S5)。そして、端末20Aおよび第1処理装置11の呼処理部111は、それぞれトンネル終端情報を生成する(S6,S7;終端情報生成)。
第1処理装置11の負荷監視部112は、各第2処理装置12から処理負荷の状態に関する情報を取得し、割当部113が最小の処理負荷となっている第2処理装置12Aにトンネルの収容を割当てる(S8)。次に、第1処理装置11のトンネル終端情報複製部114は、トンネルの収容を割当てた第2処理装置12Aに、トンネル終端情報を複製する(S9)。また、第1処理装置11のフロー制御指示部115は、各第3処理装置13,14に、フロー制御指示情報を送信する(S10,S11;フロー制御指示)。そして、端末20Aと第2処理装置12Aとの間でトンネルが確立され、主信号をESPヘッダでカプセル化したパケット(ESPパケット)が送受信される(S12)。
次に、端末20Bが、主信号をセンタ側ネットワーク31へ送信するために、トンネル確立要求を行う(S21)。具体的には、端末20Bは、第3処理装置(端末側)13のフロー制御部131を経由して第1処理装置11の呼処理部111との間で、IKE_SA_INIT要求およびIKE_SA_INIT応答を送受信する(S22,S23)。次に、端末20Bは、第3処理装置(端末側)13のフロー制御部131を経由して第1処理装置11の呼処理部111との間で、IKE_AUTH要求およびIKE_AUTH応答を送受信する(S24,S25)。そして、端末20Bおよび第1処理装置11の呼処理部111は、それぞれトンネル終端情報を生成する(S26,S27;終端情報生成)。
第1処理装置11の負荷監視部112は、各第2処理装置12から処理負荷の状態に関する情報を取得し、割当部113が最小の処理負荷となっている第2処理装置12Bにトンネルの収容を割当てる(S28)。次に、第1処理装置11のトンネル終端情報複製部114は、トンネルの収容を割当てた第2処理装置12Bに、トンネル終端情報を複製する(S29)。また、第1処理装置11のフロー制御指示部115は、各第3処理装置13,14に、フロー制御指示情報を送信する(S30,S31;フロー制御指示)。そして、端末20Bと第2処理装置12Bとの間でトンネルが確立され、主信号をESPヘッダでカプセル化したパケット(ESPパケット)が送受信される(S32)。
図5は、端末20Aと第2処理装置12Aとの間のトンネルを、端末20Aと第2処理装置12Bとの間に収容変更するシーケンス例を表している。
端末20Aと第2処理装置12Aとの間でトンネルが確立され、主信号(ESPパケット)が送受信されている(S41)。第1処理装置11の負荷監視部112が第2処理装置12Aから負荷情報(処理負荷の値)を取得する(S42;負荷監視)。次に、第1処理装置11の割当部113は、取得した第2処理装置12Aの処理負荷の値と、負荷の閾値117とを比較して、処理負荷の値が閾値を超えていると判定したものとする(S43;閾値超過検出)。第1処理装置11の割当部113は、第2処理装置12Aが収容している端末20Aとの間のトンネルを、処理負荷が最小となっている第2処理装置12Bに収容変更することを決定する(S44)。
次に、第1処理装置11のトンネル終端情報複製部114は、トンネルの収容を割当てた第2処理装置12Bに、トンネル終端情報を複製する(S45)。また、第1処理装置11のフロー制御指示部115は、各第3処理装置13,14に、フロー制御指示情報を送信する(S46,S47;フロー制御指示)。第1処理装置11の呼処理部111は、第2処理装置12Aから収容変更に決定されたトンネル終端情報を削除する(S48)。そして、端末20Aと第2処理装置12Bとの間でトンネルが確立され、主信号をESPヘッダでカプセル化したパケット(ESPパケット)が送受信される(S49)。
以上、本実施形態で説明したセンタ側トンネル終端システム10aは、第1処理装置11、第2処理装置12、および第3処理装置13を備える。第1処理装置11は、トンネル終端情報を生成する。また、第1処理装置11は、第2処理装置12にトンネル終端情報を複製し、第3処理装置13にフロー制御指示情報を送信する。第2処理装置12は、第1処理装置11によって複製されたトンネル終端情報に基づいて、トンネルを確立する。第3処理装置13は、受信したパケットのヘッダを識別して、呼処理信号を含むパケットを第1処理装置11に転送し、第1処理装置11によってトンネルの収容を割当てられた第2処理装置12に主信号を転送する。従来では、第1処理装置11と端末20との間で確立したトンネルのトンネル終端情報は、第1処理装置11以外の装置、例えば、第2処理装置12に適用できなかった。しかし、本実施形態では、第2処理装置12は、第1処理装置11によって複製されたトンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報によって終端されるトンネルを通過してきたパケットを第3処理装置13を介して受信するので、そのトンネルを終端する終端処理を実行することができる。すなわち、センタ側トンネル終端システム10aは、トンネルを確立した第1処理装置11とは別の第2処理装置12によってトンネルを終端することができる。したがって、第2処理装置12がIPsecを用いて新たに端末との間にトンネルを確立する必要はない。
このような構成を備えているため、センタ側トンネル終端システム10aは、トンネルを新たに確立するために通信を途絶することなしに、第2処理装置12のスケールアウトを行うことが可能となる。
また、センタ側トンネル終端システム10aは、第1処理装置11によって、動的にトンネルの収容替えを実行できるので、第2処理装置12を、N+m方式(現用N/予備mの方式;例えば、m<N)で実現することができる。そのため、センタ側トンネル終端システム10aは、センタ側トンネル終端装置を1+1方式(現用1/予備1の方式)で複数台(例えば、N台)で構成する場合に比べて、低コストで実現できる。
また、センタ側トンネル終端システム10aは、呼制御信号を処理する第1処理装置11と、主信号を処理する第2処理装置12および第3処理装置13とが分離しているので、例えば、確立済みのトンネルの主信号の送受信に影響を与えることなく、第1処理装置11の機能追加やリブートが可能となる。
また、本実施形態において説明した、第1処理装置11は、一般的なコンピュータに、前記した各処理のプログラムを実行させることで実現することができる。このプログラムは、通信回線を介して提供することが可能であるし、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
10,10a センタ側トンネル終端システム(トンネル終端システム)
11 第1処理装置(トンネル終端制御装置)
12 第2処理装置
13 第3処理装置
20 端末
30 アクセスネットワーク
31 センタ側ネットワーク
111 呼処理部
112 負荷監視部
113 割当部
114 トンネル終端情報複製部
115 フロー制御指示部
116 トンネル終端情報DB
117 負荷の閾値(処理負荷の閾値)

Claims (7)

  1. パケットを送受信する端末との間で、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)を用いて前記端末ごとにトンネルを確立し、前記トンネルを終端する終端処理を実行するトンネル終端システムであって、
    前記トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信して、SA(Security Association)を前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信する第1処理装置と、
    前記第1処理装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、
    前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記第1処理装置に転送し、前記第1処理装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、
    を備えることを特徴とするトンネル終端システム。
  2. パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとにトンネルを確立し、前記トンネルを終端する終端処理を実行するトンネル終端システムにおいて用いられるトンネル終端方法であって、
    前記トンネル終端システムは、第1処理装置、2以上の第2処理装置および第3処理装置を備え、
    前記第1処理装置は、前記トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である前記2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信し、
    前記第2処理装置は、前記第1処理装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行し、
    前記第3処理装置は、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記第1処理装置に転送し、前記第1処理装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する
    ことを特徴とするトンネル終端方法。
  3. パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとに第3処理装置を経由して、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信するトンネル終端制御装置と、前記トンネル終端制御装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記トンネル終端制御装置に転送し、前記トンネル終端制御装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、によって構成されるトンネル終端システムにおいて用いられる前記トンネル終端制御装置であって、
    前記呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信し、前記トンネル終端情報を生成し、前記関連付情報を前記記憶部に記憶する呼処理部と、
    記第2処理装置それぞれから処理負荷の値を取得する負荷監視部と、
    前記第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を決定する割当部と、
    前記割当部によって決定された前記第2処理装置に、前記記憶部の前記トンネル終端情報を複製するトンネル終端情報複製部と、
    当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの前記転送先を、当該トンネル終端情報を複製された前記第2処理装置とすることを示す前記指示情報を前記第3処理装置に送信するフロー制御指示部と、
    を備えることを特徴とするトンネル終端制御装置。
  4. 前記トンネル終端制御装置は、さらに、
    前記処理負荷の閾値を記憶している前記記憶部を備え、
    前記割当部は、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値が前記閾値を超えているか否かを判定し、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定した場合、前記最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を変更先として決定し、
    前記トンネル終端情報複製部は、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定された前記第2処理装置が確立しているトンネルの一部について、その一部のトンネルのトンネル終端情報を前記変更先に複製し、
    前記フロー制御指示部は、複製した当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製した前記第2処理装置とする前記指示情報を前記第3処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項に記載のトンネル終端制御装置。
  5. パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとに第3処理装置を経由して、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信するトンネル終端制御装置と、前記トンネル終端制御装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記トンネル終端制御装置に転送し、前記トンネル終端制御装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、によって構成されるトンネル終端システムにおいて用いられる前記トンネル終端制御装置のトンネル終端制御方法であって、
    前記トンネル終端制御装置は、
    前記呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信し、前記トンネル終端情報を生成し、前記関連付情報を前記記憶部に記憶する呼処理ステップと、
    記第2処理装置それぞれから処理負荷の値を取得する負荷監視ステップと、
    前記第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を決定する割当ステップと、
    前記割当ステップによって決定された前記第2処理装置に、前記記憶部の前記トンネル終端情報を複製するトンネル終端情報複製ステップと、
    当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの前記転送先を、当該トンネル終端情報を複製された前記第2処理装置とすることを示す前記指示情報を前記第3処理装置に送信するフロー制御指示ステップと、
    を実行することを特徴とするトンネル終端制御方法。
  6. 前記トンネル終端制御装置は、さらに、
    前記処理負荷の閾値を記憶している前記記憶部を備え、
    前記割当ステップでは、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値が前記閾値を超えているか否かを判定し、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定した場合、前記最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を変更先として決定し、
    前記トンネル終端情報複製ステップでは、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定された前記第2処理装置が確立しているトンネルの一部について、その一部のトンネルのトンネル終端情報を前記変更先に複製し、
    前記フロー制御指示ステップでは、複製した当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製した前記第2処理装置とする前記指示情報を前記第3処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項に記載のトンネル終端制御方法。
  7. 請求項または請求項に記載のトンネル終端制御方法を、コンピュータである前記トンネル終端制御装置に実行させるためのプログラム。
JP2010173290A 2010-08-02 2010-08-02 トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム Expired - Fee Related JP5457972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010173290A JP5457972B2 (ja) 2010-08-02 2010-08-02 トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010173290A JP5457972B2 (ja) 2010-08-02 2010-08-02 トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012034259A JP2012034259A (ja) 2012-02-16
JP5457972B2 true JP5457972B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=45847114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010173290A Expired - Fee Related JP5457972B2 (ja) 2010-08-02 2010-08-02 トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5457972B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025088802A1 (ja) * 2023-10-27 2025-05-01 日本電信電話株式会社 データ処理装置管理装置、管理システム及びデータ処理装置管理方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7117530B1 (en) * 1999-12-07 2006-10-03 Watchguard Technologies, Inc. Tunnel designation system for virtual private networks
JP2005136739A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Furukawa Electric Co Ltd:The データ中継方法、データ中継装置、データ中継システム
US8104081B2 (en) * 2005-11-15 2012-01-24 Avaya Inc. IP security with seamless roaming and load balancing
JP5366861B2 (ja) * 2010-03-10 2013-12-11 株式会社Kddi研究所 ゲートウェイとsipサーバとの間のセッションを移行する方法、管理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012034259A (ja) 2012-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7641276B2 (ja) マルチテナントソフトウェア定義ワイドエリアネットワーク(sd-wan)ノードを提供するための方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体
EP3785412B1 (en) Dynamic scaling of virtual private network connections
JP6452181B2 (ja) 負荷平衡化インターネット・プロトコル・セキュリティ・トンネル
JP4707992B2 (ja) 暗号化通信システム
CN100591003C (zh) 实现基于无状态服务器的预共享私密
US6704866B1 (en) Compression and encryption protocol for controlling data flow in a network
US20100138649A1 (en) Transmission of packet data over a network with security protocol
US12120028B1 (en) Secure data routing with channel resiliency
EP1774750A2 (en) Secure communication methods and systems
JP6617984B2 (ja) IPSecアクセラレーション方法、装置およびシステム
CN104601550A (zh) 基于集群阵列的反向隔离文件传输系统及其方法
CN101442470B (zh) 一种建立隧道的方法、系统和设备
US20060143701A1 (en) Techniques for authenticating network protocol control messages while changing authentication secrets
CN108924157B (zh) 一种基于IPSec VPN的报文转发方法及装置
CN116346421A (zh) 一种船岸信息通信方法及装置
WO2018098630A1 (zh) 一种x2业务传输方法及网络设备
CN119697634B (zh) 基于5g vpdn的后路由组网方法、装置及设备
JP5457972B2 (ja) トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム
WO2019165235A1 (en) Secure encrypted network tunnels using osi layer 2 protocol
KR101730403B1 (ko) 네트워크 경로를 관리하는 방법 및 이를 수행하는 네트워크 엔티티
KR20080093413A (ko) 디지털 오브젝트 타이틀 및 송신 정보
JP3651424B2 (ja) 大規模IPSecVPN構築方法、大規模IPSecVPNシステム、プログラム及び鍵共有情報処理装置
JP2005210380A (ja) ピアツーピア通信方法及び通信システム
US20040258078A1 (en) Synchronous system and method for processing a packet
WO2025224098A1 (en) Secure overlay network

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121031

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5457972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees