JP5457972B2 - トンネル終端システム、トンネル終端方法、トンネル終端制御装置、トンネル終端制御方法およびそのプログラム - Google Patents
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Description
図1に示すように、アクセスネットワーク30に接続している端末(トンネル終端装置)20(20A,20B,20C)は、センタ側トンネル終端システム10との間で呼制御信号を送受してトンネルを確立し、そのトンネルを介して、センタ側ネットワーク31に向けて主信号(トンネルを通過するデータ)を送信する。ここでは、端末20のいずれかの中、端末20Aがセンタ側トンネル終端システム10との間でパケットを送受信するケースで説明する。
この際、センタ側トンネル終端システム10の処理の中で、最も負荷が集中する処理は、主信号をESPヘッダでカプセル化またはカプセル化解除を実行する処理、および、パケットのペイロードの暗号化または復号化を実行する処理、すなわち、終端処理と考えられる。そこで、その終端処理を実行する装置のスケールアウト化を図れるようにする。
1つ目の装置は、第1処理装置11である。第1処理装置11は、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、第3処理装置13を経由して端末20Aとの間で送受信し、トンネルを終端する終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成する。そして、第1処理装置11は、トンネル終端情報を記憶部(後記)に記憶し、トンネルの確立、維持、解除を行う。トンネル終端情報とは、SAで決まった共有秘密鍵やSPI(Security Parameters Index)等である。そして、第1処理装置11は、生成したトンネル終端情報を、トンネルの収容を指定した第2処理装置12(後記)に複製する。また、第1処理装置11は、第3処理装置13(後記)に対して、トンネルを通過する主信号を、当該第2処理装置12に転送するように指示する。
このようにして、センタ側トンネル終端システム10は、3つの装置で構成される。
図2のセンタ側トンネル終端システム10aにおいて、図1と異なる点は、第2処理装置12(12A,12B)が2台となり、第3処理装置13,14がアクセスネットワーク30側(端末側)およびセンタ側ネットワーク31側(センタ側)に備えられたことである。この理由は、センタ側ネットワーク31から見てセンタ側トンネル終端システム10aの第1処理装置11および第2処理装置12を区別しないためである。また、第1処理装置11は、第2処理装置12(12A,12B)のいずれにトンネルを確立するかを決定し、その決定に基づいて、第2処理装置12(12A,12B)にトンネル終端情報を複製する。また、第1処理装置11は、トンネル終端情報を複製した第2処理装置12に当該トンネル終端情報によって終端するトンネルを通過するパケットを転送するための指示情報(以降、フロー制御指示情報とも称す。)を、第3処理装置13,14に送信する。
なお、図2では、第2処理装置12を2台しか記載していないが、2台に限られず、処理負荷の状態に応じて台数を変更しても構わない。
なお、第1処理装置11は、トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先の第2処理装置12とを関連付けて後記するトンネル終端情報DB116に記憶している。そして、第2処理装置12Aから第2処理装置12Bへトンネルの収容変更を行った場合には、第2処理装置12Aから当該トンネルのトンネル終端情報を削除する。また、前記削除にともなって、第1処理装置11は、トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先の第2処理装置12との関連付けを解除する。
そして、第1処理装置11は、トンネルの収容変更に基づいて、第3処理装置13,14にフロー制御指示情報を送信して、主信号が第2処理装置12Bを経由するように変更する。
図3に示すように、第1処理装置11は、呼処理部111、負荷監視部112、割当部113、トンネル終端情報複製部114、およびフロー制御指示部115を備える。第1処理装置11は、図示しないCPUおよびメインメモリによって構成される処理部とアプリケーションプログラム等を記憶する記憶部とで構成される。処理部は、記憶部に記憶されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、呼処理部111、負荷監視部112、割当部113、トンネル終端情報複製部114、およびフロー制御指示部115、を具現化する。また、トンネル終端情報DB116および負荷の閾値117は、記憶部に記憶される。
負荷監視部112は、各第2処理装置12から、周期的または管理者の指示に応じて、処理負荷の状態(処理負荷の値)を取得する。
割当部113は、負荷監視部112から、各第2処理装置12の処理負荷の値を取得する。そして、割当部113は、第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最も処理負荷の値の小さい第2処理装置12にトンネルの収容を割当てる(決定する)。
また、トンネルの収容変更を行う場合には、割当部113は、取得した処理負荷の値が負荷の閾値117を超えているか否かを判定する。そして、割当部113は、処理負荷の値が負荷の閾値117を超えていると判定した第2処理装置12に対して、当該第2処理装置12が収容しているトンネルの中から、そのトンネル数の内の所定の割合のトンネルを対象として、負荷が最も低い他の第2処理装置12を変更先として割当てる(決定する)。
フロー制御指示部115は、割当てによって収容したトンネルを介して主信号が通過するように、第3処理装置13に、フロー制御指示情報を送信する。具体的には、フロー制御指示部115は、複製したトンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製された第2処理装置とすることを示すフロー制御指示情報(指示情報)を第3処理装置に送信する。
第2処理装置12の終端処理部121は、第1処理装置11によって複製されたトンネル終端情報を取得し、そのトンネル終端情報に基づいて、終端処理を実行する。具体的には、主信号にESPヘッダを追加してカプセル化する処理や、ESPヘッダを削除してカプセル化解除する処理を実行する。また、第2処理装置12は、トンネル終端情報に含まれる共有秘密鍵に基づいて、パケットのペイロードに格納されるデータの暗号化および復号化を実行する。
具体的には、第3処理装置13は、パケットを送受信するフロースイッチ(不図示)と、そのフロースイッチを制御する制御部(不図示)とで構成されるフロー制御部131を備える。制御部は、図示しないCPUおよびメインメモリによって構成される処理部とアプリケーションプログラム等を記憶する記憶部とで構成される。処理部は、記憶部に記憶されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、その機能を具現化する。フロースイッチは、制御部から通知されるフローエントリを保持するフローテーブルを備えている。そのフローエントリには、受信したパケットを識別するためのレイヤ2〜レイヤ4の情報と、この情報に合致するパケットに対する処理が記述されている。そして、フロースイッチは、このフローエントリに基づいて、受信したパケットに対して、指定した物理ポートから送信すること、MACアドレスを書替えること、等の処理を実行する。
端末20Aと第2処理装置12Aとの間でトンネルが確立され、主信号(ESPパケット)が送受信されている(S41)。第1処理装置11の負荷監視部112が第2処理装置12Aから負荷情報(処理負荷の値)を取得する(S42;負荷監視)。次に、第1処理装置11の割当部113は、取得した第2処理装置12Aの処理負荷の値と、負荷の閾値117とを比較して、処理負荷の値が閾値を超えていると判定したものとする(S43;閾値超過検出)。第1処理装置11の割当部113は、第2処理装置12Aが収容している端末20Aとの間のトンネルを、処理負荷が最小となっている第2処理装置12Bに収容変更することを決定する(S44)。
このような構成を備えているため、センタ側トンネル終端システム10aは、トンネルを新たに確立するために通信を途絶することなしに、第2処理装置12のスケールアウトを行うことが可能となる。
11 第1処理装置(トンネル終端制御装置)
12 第2処理装置
13 第3処理装置
20 端末
30 アクセスネットワーク
31 センタ側ネットワーク
111 呼処理部
112 負荷監視部
113 割当部
114 トンネル終端情報複製部
115 フロー制御指示部
116 トンネル終端情報DB
117 負荷の閾値(処理負荷の閾値)
Claims (7)
- パケットを送受信する端末との間で、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)を用いて前記端末ごとにトンネルを確立し、前記トンネルを終端する終端処理を実行するトンネル終端システムであって、
前記トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信して、SA(Security Association)を前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信する第1処理装置と、
前記第1処理装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、
前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記第1処理装置に転送し、前記第1処理装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、
を備えることを特徴とするトンネル終端システム。 - パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとにトンネルを確立し、前記トンネルを終端する終端処理を実行するトンネル終端システムにおいて用いられるトンネル終端方法であって、
前記トンネル終端システムは、第1処理装置、2以上の第2処理装置および第3処理装置を備え、
前記第1処理装置は、前記トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である前記2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信し、
前記第2処理装置は、前記第1処理装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行し、
前記第3処理装置は、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記第1処理装置に転送し、前記第1処理装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する
ことを特徴とするトンネル終端方法。 - パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとに第3処理装置を経由して、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信するトンネル終端制御装置と、前記トンネル終端制御装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記トンネル終端制御装置に転送し、前記トンネル終端制御装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、によって構成されるトンネル終端システムにおいて用いられる前記トンネル終端制御装置であって、
前記呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信し、前記トンネル終端情報を生成し、前記関連付情報を前記記憶部に記憶する呼処理部と、
前記第2処理装置それぞれから処理負荷の値を取得する負荷監視部と、
前記第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を決定する割当部と、
前記割当部によって決定された前記第2処理装置に、前記記憶部の前記トンネル終端情報を複製するトンネル終端情報複製部と、
当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの前記転送先を、当該トンネル終端情報を複製された前記第2処理装置とすることを示す前記指示情報を前記第3処理装置に送信するフロー制御指示部と、
を備えることを特徴とするトンネル終端制御装置。 - 前記トンネル終端制御装置は、さらに、
前記処理負荷の閾値を記憶している前記記憶部を備え、
前記割当部は、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値が前記閾値を超えているか否かを判定し、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定した場合、前記最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を変更先として決定し、
前記トンネル終端情報複製部は、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定された前記第2処理装置が確立しているトンネルの一部について、その一部のトンネルのトンネル終端情報を前記変更先に複製し、
前記フロー制御指示部は、複製した当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製した前記第2処理装置とする前記指示情報を前記第3処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項3に記載のトンネル終端制御装置。 - パケットを送受信する端末との間で、IPsecを用いて前記端末ごとに第3処理装置を経由して、トンネルを確立するための呼制御信号を含むパケットを送受信して、SAを前記端末との間に確立し、前記SAに基づいて終端処理を実行するために用いるトンネル終端情報を生成し、前記トンネル終端情報とそのトンネル終端情報の複製先である2以上の第2処理装置のいずれか1つとを関連付けた情報である関連付情報を記憶部に記憶するとともに、前記関連付情報に基づいて前記トンネル終端情報を前記第2処理装置に複製し、当該第2処理装置を前記トンネルを通過してきたパケットの転送先に指示する指示情報を前記第3処理装置に送信するトンネル終端制御装置と、前記トンネル終端制御装置によって複製された前記トンネル終端情報を取得し、当該トンネル終端情報に基づいて、前記第3処理装置を経由して前記端末から受信した前記パケットの終端処理を実行する前記第2処理装置と、前記端末から受信した前記パケットのヘッダ情報に基づいて、前記呼制御信号を含むパケットを前記トンネル終端制御装置に転送し、前記トンネル終端制御装置から受信した前記指示情報に基づいて前記トンネルを通過してきたパケットを前記第2処理装置に転送する前記第3処理装置と、によって構成されるトンネル終端システムにおいて用いられる前記トンネル終端制御装置のトンネル終端制御方法であって、
前記トンネル終端制御装置は、
前記呼制御信号を含むパケットを、前記第3処理装置を経由して前記端末との間で送受信し、前記トンネル終端情報を生成し、前記関連付情報を前記記憶部に記憶する呼処理ステップと、
前記第2処理装置それぞれから処理負荷の値を取得する負荷監視ステップと、
前記第2処理装置から取得した処理負荷の値同士を比較し、最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を決定する割当ステップと、
前記割当ステップによって決定された前記第2処理装置に、前記記憶部の前記トンネル終端情報を複製するトンネル終端情報複製ステップと、
当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの前記転送先を、当該トンネル終端情報を複製された前記第2処理装置とすることを示す前記指示情報を前記第3処理装置に送信するフロー制御指示ステップと、
を実行することを特徴とするトンネル終端制御方法。 - 前記トンネル終端制御装置は、さらに、
前記処理負荷の閾値を記憶している前記記憶部を備え、
前記割当ステップでは、前記第2処理装置から取得した処理負荷の値が前記閾値を超えているか否かを判定し、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定した場合、前記最小の処理負荷の値を有する前記第2処理装置を変更先として決定し、
前記トンネル終端情報複製ステップでは、前記処理負荷の値が前記閾値を超えていると判定された前記第2処理装置が確立しているトンネルの一部について、その一部のトンネルのトンネル終端情報を前記変更先に複製し、
前記フロー制御指示ステップでは、複製した当該トンネル終端情報に基づいて終端処理するパケットの転送先を、当該トンネル終端情報を複製した前記第2処理装置とする前記指示情報を前記第3処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項5に記載のトンネル終端制御方法。 - 請求項5または請求項6に記載のトンネル終端制御方法を、コンピュータである前記トンネル終端制御装置に実行させるためのプログラム。
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