JP5458566B2 - 自動釣銭機 - Google Patents
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Description
この時、釣銭の金額は0円から9999円であり、取扱金種は紙幣2金種(1000円、5000円)と硬貨6金種(1円、5円、10円、50円、100円、500円)である。
しかしながら、上述した従来の技術においては、紙幣と硬貨とを同時に出金しているため、釣銭を渡す際に顧客に紙幣枚数の確認を促すと共に紙幣を渡してから硬貨を渡すという手順を意識しない係員は紙幣と硬貨とを同時に顧客に渡してしまうこととなり、顧客に渡す釣銭の紙幣枚数を確認させることができないという問題がある。
図1において、1は自動釣銭機であり、紙幣および硬貨の入出金処理を行うものである。
この自動釣銭機1はPOSレジスタ15と相互に通信可能に接続されていて、POSレジスタ15によって紙幣および硬貨の入出金管理が行なわれる。
4は硬貨入金口であり、入金する硬貨を投入する入金口である。この硬貨入金口4から硬貨を投入するとその硬貨は硬貨入出金部2内に引き込まれて金種別に振り分けて図示しない硬貨収納庫に収納される。
6は硬貨リジェクト口であり、硬貨投入口7に投入された硬貨を硬貨入出金部2内に引き込み鑑別した結果、1円、5円、10円、50円、100円、500円硬貨のいずれでもないと判断したリジェクト硬貨を返却する返却口である。
9は紙幣回収カセットであり、紙幣入出金部3内の紙幣収納庫に収納した紙幣を一括して回収する場合や出金時に異常な紙幣を検出した場合にその紙幣を収納するカセットである。
POSレジスタ15は、商品に付されているバーコードから商品の金額を読取る図示しないバーコード読取部を備えると共に、表示画面とその上に配されたタッチパネルからなるレジスタ表示操作部16を備えており、表示画面に顧客が購入する商品の総額等やバーコードの付されていない商品の金額を入力するためのテンキー等の入力キーを表示し、その入力キーをタッチパネル上から押下することで入力キーに定義された情報を入力できるものとなっている。
図2は実施例1の自動釣銭機を示すブロック図である。
図2において、20は制御部であり、記憶部21に格納された制御プログラムに従って自動釣銭機1の各部を制御して各種処理を遂行すると共に、通信部23によりPOSレジスタ15と通信可能に接続する。
22は紙幣入出金部3の抜き取り検知センサであり、例えば光学式のセンサ等によって構成され、紙幣入出金口8に出金した紙幣の抜き取りを検知する検知手段として機能する。
31はレジスタ記憶部であり、入出金管理の制御プログラムを格納する他、レジスタ制御部30による処理結果を記憶する。
S1、店舗のレジで顧客から商品を受け取ったPOSレジスタ15の係員がバーコード読取部に商品のバーコードを読取らせると、POSレジスタ15のレジスタ制御部30はバーコード読取部で読取った商品総額をレジスタ記憶部31に記憶すると共に、その商品総額をレジスタ表示操作部16に表示する。
そして、係員は顧客から現金を受け取るとその現金の金額を確認し、その現金金額をレジスタ表示操作部16によって入力する。なお、顧客から受け取った現金は自動釣銭機1に投入せずに係員側で一時預かるものとする。
S2、レジスタ制御部30は、入力された金額を入力金額としてレジスタ記憶部31に記憶する。
本実施例では、釣銭があるものとし、かつ釣銭の金額は千円以上であるものとする。
S4、レジスタ制御部30は、算出した釣銭額を自動釣銭機1に送信する。
S5、自動釣銭機1の制御部20は、受信した釣銭額が千円以上であることを確認すると、釣銭として出金する紙幣枚数が2枚以上であるか否かの判定を行い、紙幣が1枚であると判定した場合はステップS6に進み、紙幣が2枚以上であると判定した場合はステップS7に移行する。
また、制御部20は紙幣入出金部3によって出金した紙幣枚数を計数すると共に、硬貨入出金部2によって出金した硬貨枚数を計数してその計数した紙幣枚数と硬貨枚数をもとにその金額を計数し、計数した金額を出金釣銭額として記憶部21に記憶する。
また、制御部20は紙幣入出金部3によって出金した紙幣枚数を計数することによってその金額を計数し、計数した金額を出金釣銭額として記憶部21に記憶する。
また制御部20は、硬貨入出金部2によって出金した硬貨枚数を計数することによってその金額を計数し、計数した金額を出金釣銭額に加算して記憶している出金釣銭額の内容を更新する。
S9、制御部20は、記憶部21に記憶した出金釣銭額を読み出してその出金釣銭額を通信部23によりPOSレジスタ15に送信する。
S10、レジスタ制御部30は、受信した出金釣銭額をレジスタ記憶部31に記憶すると共に、レジスタ記憶部31から商品総額と入力金額、出金釣銭額を読み出してそれらを印字したレシートを発行して取引処理を終了する。
これにより、自動釣銭機1の制御部20は、硬貨入出金部2によって投入された硬貨を金種別に振り分けて図示しない硬貨収納庫に収納すると共に、紙幣入出金部3によって投入された紙幣を金種別に振り分けて図示しない紙幣収納庫に収納し、収納した硬貨と紙幣の枚数を計数することにより入金された現金の入金金額を計数し、その入金金額を通信部23によってPOSレジスタ15に送信する。
以上説明したように、本実施例では、釣銭として出金する紙幣が2枚以上、つまり複数枚ある場合、紙幣を先に出金してその紙幣が抜き取られた後、硬貨を出金するようにしているため、POSレジスタの係員は自動釣銭機から出金された順番に顧客に釣銭を渡せばよいので、釣銭として複数枚の紙幣を出金したときに、確実に係員が顧客に紙幣を渡した後で硬貨を渡すようにさせることができる。
図4において、紙幣入出金部3による紙幣の繰出しを開始する紙幣の出金開始時点から紙幣出金口8に蓄積して払出しが完了するまでの出金時間をT1とする。
一方、図5は実施例2の時系列と時間の関係を示す説明図である。
図5において出金時間の合計はT3+T2と表わすことができ、T3についてはT3=(T1+T4)−T2で表わすことができ、ここでT4は係員が釣銭を顧客に渡す際の紙幣を紙幣出金口8から抜き取る前に、硬貨が硬貨出金口5に搬送されてきてしまうことが無い時間に定められるものであり、例えば3秒や4秒等の数秒単位で設定する所定時間とする。
ここで、図6は硬貨の出金パターンごとの硬貨出金時間テーブルを示す説明図、図7は紙幣の出金パターンごとの紙幣出金時間テーブルを示す説明図である。
また記憶部21は、千円から9千円までを出金する際における紙幣の金種の組合せを出金パターン(全部で14通りある。)として示す出金パターンエリアK2−1と、各出金パターンの出金開始から出金が完了するまでの紙幣の出金時間T1を3回分まで記憶するための出金時間記憶エリアK2−2、紙幣の出金時間T1の3回分の平均時間を記憶する紙幣出金平均時間記憶エリアK2−3からなる図7に示す紙幣出金時間テーブルを格納している。
制御部20は、上記実施例1と同様にPOSレジスタ15から受信した釣銭額に応じた釣銭としての紙幣および硬貨を出金した際に、紙幣入出金部3によって紙幣を繰出してから、その紙幣が紙幣入出金口8から抜き取られるまでの出金時間T1を計測し、その計測した出金時間T1を出金時間記憶エリアK2−2に記憶し、また硬貨入出金部2によって硬貨を繰出してから全ての硬貨を硬貨出金口5に払出すまでの出金時間T2を計測し、その計測した出金時間T2を出金時間記憶エリアK1−2に記憶していく。
SA1、自動釣銭機1の制御部20は、受信した釣銭額を判断することで、出金する紙幣の出金パターンと硬貨の出金パターンを認識し、記憶部21に記憶している紙幣出金時間テーブルと硬貨出金時間テーブルから認識した紙幣の出金パターンに該当する平均の出金時間T1と硬貨の出金パターンに該当する平均の出金時間T2を読み出す。
SA3、制御部20は、紙幣入出金部3によって出金金額の千の位に相当する紙幣を図示しない紙幣収納庫から繰出して搬送する紙幣の出金を開始すると共に、図示しない時計機能による時間の計測を開始する。
SA5、制御部20は、硬貨入出金部2によって出金金額の百の位以下に相当する硬貨を図示しない硬貨収納庫から繰出して搬送する硬貨の出金を開始する。
SA6、制御部20は、上記ステップSA3で開始した紙幣の出金で繰出した紙幣を紙幣入出金口8に搬送して蓄積することで紙幣の出金を完了する。このようにしたことにより係員は紙幣入出金口8から紙幣を抜き取って顧客に渡す。
その後、係員はステップSA7で硬貨出金口5に払出された硬貨を取ってその硬貨を顧客に渡すことで、全ての釣銭を顧客に渡したこととなる。
以上説明したように、本実施例においては、上記実施例1の効果に加えて、紙幣の出金開始から硬貨の出金開始までの時間を決めたことによって、釣銭を顧客に渡す際に紙幣の抜き取りを検知してから硬貨の出金を開始するよりも早めに硬貨の出金を開始するので、顧客の釣銭を出金する際の総合的な時間を短縮することが可能となる。
なお、上記各実施例においては自動釣銭機に適用した例を説明したが、これに限らず券売機や現金自動預払機(ATM)等に用いるようにしてもよい。
2 硬貨入出金部
3 紙幣入出金部
4 硬貨入金口
5 硬貨出金口
6 硬貨リジェクト口
8 紙幣入出金口
9 紙幣回収カセット
10 表示操作部
15 POSレジスタ
16 レジスタ表示操作部
17 レシート印字部
20 制御部
21 記憶部
22 抜き取り検知センサ
23 通信部
30 レジスタ制御部
31 レジスタ記憶部
Claims (4)
- POSレジスタから釣銭額を受信し、その釣銭額に基づき紙幣を紙幣出金口へ払出し、硬貨を硬貨出金口へ払出す自動釣銭機において、
紙幣出金口に払出した紙幣の抜き取りを検知する検知手段を設け、
受信した釣銭額により紙幣と硬貨を払出すとき、釣銭として払出す紙幣が1枚の場合は、紙幣の繰出しを開始すると共に硬貨の繰出しを開始し、釣銭として払出す紙幣が複数枚の場合は、先に紙幣を前記紙幣出金口に払出し、前記検知手段によって該紙幣が抜き取られたことを検知した後に、前記硬貨出金口への硬貨の繰出しを開始することを特徴とする自動釣銭機。 - POSレジスタから釣銭額を受信し、その釣銭額に基づき紙幣を紙幣出金口へ払出し、硬貨を硬貨出金口へ払出す自動釣銭機において、
受信した釣銭額により紙幣と硬貨を払出すとき、釣銭として払出す紙幣が1枚の場合は、紙幣の繰出しを開始すると共に硬貨の繰出しを開始し、釣銭として払出す紙幣が複数枚の場合は、紙幣の前記紙幣出金口への払出し完了前に、前記硬貨出金口への硬貨の繰出しを開始することを特徴とする自動釣銭機。 - 請求項2に記載の自動釣銭機において、
紙幣の繰出し開始から硬貨の繰出し開始までの時間は、紙幣を払出すのに要する時間を予測した紙幣払出予測時間に、紙幣を払出してから硬貨を払出すまでの時間として設定した所定時間を加えた時間から、硬貨を払出すのに要する時間を予測した硬貨払出予測時間を減じた時間であることを特徴とする自動釣銭機。 - 請求項3に記載の自動釣銭機において、
前記紙幣払出予測時間を紙幣の組合せごとに計測して算出した平均時間とし、
前記硬貨払出予測時間を硬貨の組合せごとに計測して算出した平均時間としたことを特徴とする自動釣銭機。
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