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JP5458615B2 - 並行処理システム、オンライン処理装置、バッチ処理装置、並行処理方法、および並行処理プログラム - Google Patents
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JP5458615B2 - 並行処理システム、オンライン処理装置、バッチ処理装置、並行処理方法、および並行処理プログラム - Google Patents

並行処理システム、オンライン処理装置、バッチ処理装置、並行処理方法、および並行処理プログラム Download PDF

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本発明は、共通のデータベースを利用するオンライン処理とバッチ処理とを並行して処理する並行処理システムに関し、特にオンライン処理とバッチ処理との間のリソースの競合の防止に関する。
販売、物流などに関する各種業務システムは、かつては店舗の営業中である昼間にオンラインで動作し、オンラインで処理できない一括処理を夜間にオンライン処理を停止させてバッチ処理で行っていた。しかしながら、店舗が24時間営業となり、さらにインターネット販売なども普及したのに伴い、バッチ処理を行うためにオンライン処理を停止させる時間帯を設けることが困難になっている。そこで、オンライン処理とバッチ処理とを並行して動作させることが可能な並行処理システムが求められている。
図10は、特許文献1〜2に記載された、オンライン処理とバッチ処理とを並行して動作させることが可能な並行処理システム701の構成を示す説明図である。並行処理システム701は、異なる2台のコンピュータ装置であるオンライン処理装置710とバッチ処理装置720、およびこれらの装置によって共有される大容量記憶装置であるデータベースサーバ730とが相互に接続されて構成される。
オンライン処理装置710はさらに、通信回線を通じてユーザが処理要求を送信するオンライン利用者端末740と接続されている。バッチ処理装置720は、通信回線を通じてバッチファイルを送信するバッチ利用者装置750と接続されている。オンライン利用者端末740およびバッチ利用者装置750は、いずれもコンピュータ装置である。
オンライン処理装置710は、コンピュータプログラムを実行する主体であるCPU(Central Processing Unit)711と、通信インターフェイス712とを備える。CPU711では、オンライン処理部711aが、コンピュータプログラムとして実行される。
バッチ処理装置720は、コンピュータプログラムを実行する主体であるCPU721と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)722と、通信インターフェイス723とを備える。CPU721では、バッチ処理部721aと、バッチ制御部721bと、監視部721cとが、コンピュータプログラムとして実行される。RAM722には、パラメータ722aが記憶される。
データベースサーバ730は、オンライン処理装置710とバッチ処理装置720とが共通して利用し、処理を行う対象である共有データベース731を有する。
監視装置721cは、オンライン処理部711aの共有データベース731に対する動作を監視し、その負荷状況や応答時間によってバッチ制御部721bに制御情報を送る。バッチ制御部721bは、静的もしくは動的に決定付けられたパラメータ722aに基づいて、バッチ処理のコミット間隔を調整するなど、バッチ処理部721aの共有データベース731に対する動作を制限させるよう制御する。
並行処理システムについて、これ以外には次の技術文献がある。特許文献3には、バッチ処理が開始されたことをオンライン処理装置側に通知し、利用者にオンライン処理を強制的に終了するよう促す画面を表示し、バッチ処理の動作を速やかに開始できるようにするという技術が記載されている。特許文献4には、クライアントからの指示があった際に、先に非同期的に(バッチ処理で)実行した結果があればそれを返すという業務処理システムが記載されている。
特許文献5には、仮想計算機で競合リソースのロック待ち状態になったことを仮想計算機モニタに通知し、優先度の高い処理に該リソースを明け渡すという技術が記載されている。そして特許文献6には、オフライン処理(バッチ処理)を実行可能な時間を調整してオンライン処理との競合を少なくするという技術が記載されている。
特開2003−085133号公報 特開2004−280457号公報 特開2001−014274号公報 特開2000−207358号公報 特開平01−246636号公報 特開平10−247158号公報
オンライン処理とバッチ処理とが共通の共有データベースを利用する並行処理システムでは、バッチ処理が共有データベースを更新することに伴って該共有データベースを排他処理すると、オンライン処理が妨げられ、その結果としてオンライン処理のレスポンスの遅延が発生する。
そのため、時間帯に応じてバッチ処理のコミット間隔を調整することが一般的に行われていた。より具体的には、オンライン処理の発生する頻度の高い時間帯にはバッチ処理のコミット間隔を短くして、これによってオンライン処理が待たされる時間を短くしてレスポンス悪化の影響を抑制する。逆に、深夜などオンライン処理の発生する頻度の低い時間帯にはコミット間隔を長くして、バッチ処理を高速に処理することを可能にする。
図10に記載した(特許文献1〜2に記載の)並行処理システム701では、これをさらに進めて、オンライン処理に係る負荷状態を監視してバッチ処理の動作を制限した。しかしながら、これらの技術のように時間帯や負荷状態などに応じてバッチ処理の動作を制限するという手法では、バッチ処理のコミット間隔を短くしたとしても、その間のオンライン処理は確実に待機させられる。このため、突発的に発生するオンライン処理でレスポンスの遅延を回避するには有効ではない。
また、特許文献3に記載の技術では、オンライン処理装置側で利用者にオンライン処理を強制的に終了するよう促すメッセージを出しても、そのことをバッチ処理装置側では利用者が都度確認することはできないので、オンライン処理を優先的に処理させたい場合には有効ではない。特許文献4に記載の技術では、先に非同期的に(バッチ処理で)実行した結果があればそれを返すということであるので、オンライン処理を優先的に処理させるというものではない。その他の特許文献5〜6にも、オンライン処理とバッチ処理との間のリソースの競合に起因する上記の問題について解決しうる技術は記載されていない。
本発明の目的は、オンライン処理とバッチ処理との間で同一リソースへの処理が競合する場合に、オンライン処理の遅延を抑制することを可能とする並行処理システム、オンライン処理装置、バッチ処理装置、並行処理方法、および並行処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る並行処理システムは、オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、オンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムであって、オンライン処理装置が、共有データベースに対してオンライン処理を実行するオンライン処理部と、共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義を記憶している記憶手段と、オンライン処理部の処理状態がオンライン処理定義に定義されたIN状態に遷移したらバッチ処理装置にIN通知を発信するオンライン処理状態通知部とを有し、バッチ処理装置が、共有データベースに対してバッチ処理を実行するバッチ処理部と、IN通知を受信するオンライン処理状態受信部と、IN通知を受信したことに反応して、オンライン処理部が利用する可能性のある特定のリソースを利用する処理の実行をバッチ処理部に一時停止させるバッチ処理調整部とを有すると共に、バッチ処理装置のバッチ処理調整部が、IN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストを作成する実行中リスト作成手段と、オンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理をバッチファイルから抽出するリソース抽出手段と、抽出された処理の実行をバッチ処理部に一時停止させる処理一時停止手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るオンライン処理装置は、オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信して処理要求に基づくオンライン処理を行うオンライン処理装置であって、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置およびオンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバと相互に接続されてデータ交換を行う通信インターフェイスと、共有データベースに対してオンライン処理を実行するオンライン処理部と、共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義を記憶している記憶手段と、オンライン処理部の処理状態がオンライン処理定義に定義されたIN状態に遷移したらバッチ処理装置にIN通知を発信するオンライン処理状態通知部とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るバッチ処理装置は、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置であって、オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信して処理要求に基づくオンライン処理を行うオンライン処理装置およびオンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバと相互に接続されてデータ交換を行う通信インターフェイスと、共有データベースに対してバッチ処理を実行するバッチ処理部と、オンライン処理装置からIN通知を受信するオンライン処理状態受信部と、IN通知を受信したことに反応して、オンライン処理部が利用する可能性のある特定のリソースを利用する処理の実行をバッチ処理部に一時停止させるバッチ処理調整部とを有すると共に、バッチ処理調整部が、IN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストを作成する実行中リスト作成手段と、オンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理をバッチファイルから抽出するリソース抽出手段と、抽出された処理の実行をバッチ処理部に一時停止させる処理一時停止手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る並行処理方法は、オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、オンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムにあって、オンライン処理とバッチ処理とを並行して処理する方法であって、オンライン処理装置のオンライン処理部が、共有データベースに対してオンライン処理を実行し、オンライン処理装置のオンライン処理状態通知部が、備えられた記憶手段に記憶されている共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義に定義されたIN状態に、オンライン処理部の処理状態が遷移したか否かを判断し、IN状態に遷移したらオンライン処理状態通知部がバッチ処理装置にIN通知を発信し、バッチ処理装置のオンライン処理状態受信部がIN通知を受信し、バッチ処理装置のバッチ処理調整部がIN通知を受信したことに反応して、予め作成してあるIN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理をバッチファイルから抽出し、当該抽出された処理の実行をバッチ処理を実行するバッチ処理部に一時停止させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る並行処理プログラムは、オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、オンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムにあって、オンライン処理装置が備えるコンピュータに、共有データベースに対してオンライン処理を実行する手順と、備えられた記憶手段に記憶されている共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義に定義されたIN状態に、オンライン処理の処理状態が遷移したか否かを判断する手順と、IN状態に遷移したらオンライン処理状態通知部がバッチ処理装置にIN通知を発信する手順とを実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る他の並行処理プログラムは、オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、オンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムにあって、バッチ処理装置が備えるコンピュータに、バッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行う手順と、オンライン利用者端末からIN通知を受信する手順と、IN通知を受信したことに反応して、予め作成してあるIN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理をバッチファイルから抽出し、当該抽出された処理の実行をバッチ処理を実行するバッチ処理部に一時停止させる手順とを実行させることを特徴とする。
本発明は、上述したように、バッチ処理の中でオンライン処理に使用される可能性のあるリソースを使用する処理の実行を一時停止するように構成したので、同一リソースへの処理が競合する場合にもこの競合を回避することができる。これによって、オンライン処理の遅延を抑制することが可能であるという、優れた特徴を持つ並行処理システム、オンライン処理装置、バッチ処理装置、並行処理方法、および並行処理プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る並行処理システムの構成を示す説明図である。 図1で示したバッチ処理リソース定義の定義内容の一例を示す説明図である。 図1で示したオンライン処理定義の定義内容の一例を示す説明図である。 図1で示したオンライン処理実行中リストの記録内容の一例を示す説明図である。 図1で示したオンライン処理状態通知部が実行する処理を表すフローチャートである。 図1で示したバッチ処理調整部が実行する処理を表すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る並行処理システムの構成を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る並行処理システムの構成を示す説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る並行処理システムの構成を示す説明図である。 特許文献1〜2に記載された、オンライン処理とバッチ処理とを並行して動作させることが可能な並行処理システムの構成を示す説明図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態の構成について添付図1に基づいて説明する。
最初に、本実施形態の基本的な内容について説明し、その後でより具体的な内容について説明する。
本実施形態に係る並行処理システム1は、オンライン利用者端末40からユーザによる処理要求を受信し、処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置10と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置20と、オンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベース301を有するデータベースサーバ30とが相互に接続されて構成される並行処理システムである。オンライン処理装置10は、共有データベースに対してオンライン処理を実行するオンライン処理部111と、オンライン処理部が共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に遷移したらバッチ処理装置にIN通知を発信するオンライン処理状態通知部112とを有する。バッチ処理装置20は、共有データベースに対してバッチ処理を実行するバッチ処理部211と、IN通知を受信するオンライン処理状態受信部213と、IN通知を受信したことに反応して、オンライン処理部が利用する可能性のある特定のリソースを利用する処理の実行をバッチ処理部に一時停止させるバッチ処理調整部212とを有する。
また、オンライン処理装置10のオンライン処理状態通知部112に、あらかじめ与えられたIN状態に該当する処理状態とこれに対応する特定のリソースとの組を定義するオンライン処理定義113が付属しており、オンライン処理状態通知部112は、オンライン処理部の処理状態がこのオンライン処理定義に定義されていればバッチ処理装置にIN通知を発信する。
このオンライン処理状態通知部112は、オンライン処理部がIN状態ではない状態であるOUT状態に遷移したらバッチ処理装置にOUT通知を発信する機能を有し、バッチ処理装置20のバッチ処理調整部212は、このOUT通知を受信したことに反応して、一時停止していた特定のリソースを利用する処理の実行をバッチ処理部に再開させる。
さらにオンライン処理状態通知部112には、時間の経過をカウントするタイマー114が付属している。オンライン処理状態通知部112は、特定のリソースがIN状態に遷移したらタイマーに所定の時間の経過をカウントさせ、所定の時間が経過したら特定のリソースを強制的にIN状態ではない状態に遷移させる。
また、オンライン処理状態通知部112には、オンライン処理部で発生する各処理状態に与えられるIDごとに数値をカウントするカウンタ115が付属している。オンライン処理状態通知部112は、特定のリソースがIN状態となった時にIDに対応するカウンタに1を加算する。さらにオンライン処理状態通知部112は、特定のリソースがIN状態となった時にIDに対応するカウンタの数値が0である場合にバッチ処理装置20にIN通知を発信し、その後にカウンタに1を加算する。
そしてオンライン処理状態通知部112は、特定のリソースがIN状態ではなくなった時にIDに対応するカウンタから1を減算し、カウンタの数値が0になった場合にバッチ処理装置にOUT通知を発信する。バッチ処理装置のバッチ処理調整部212は、OUT通知を受信したことに反応して、一時停止していた特定のリソースを利用する処理の実行をバッチ処理部211に再開させる。
一方、バッチ処理装置20のバッチ処理調整部212は、IN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストを作成する実行中リスト作成手段212aと、オンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理をバッチファイルから抽出するリソース抽出手段212bと、抽出された処理の実行をバッチ処理部に一時停止させる処理一時停止手段212cとを有する。
以上の構成を備えることにより、オンライン処理とバッチ処理との間で有効にリソースの競合を回避できる。
以下、これをより詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る並行処理システム1の構成を示す説明図である。並行処理システム1は、異なる2台のコンピュータ装置であるオンライン処理装置10とバッチ処理装置20、およびこれらの装置によって共有される大容量記憶装置であるデータベースサーバ30とが相互に接続されて構成される。
オンライン処理装置10はさらに、通信回線を通じてユーザが処理要求を送信するオンライン利用者端末40と接続されている。バッチ処理装置20は、通信回線を通じてバッチファイルを送信するバッチ利用者装置50と接続されている。オンライン利用者端末40およびバッチ利用者装置50は、いずれもコンピュータ装置であり、またいずれも1台以上何台でもよい。
オンライン処理装置10は、コンピュータプログラムを実行する主体であるCPU101と、CPU101が実行するコンピュータプログラムおよび処理する対象であるデータが記憶されているHDD(Hard Disk Drive)102と、CPU101がHDD102から読み込んだプログラムおよびデータが一時的に記憶されるRAM103と、通信回線を通じて他のコンピュータと通信を行う通信インターフェイス104とを備える。
CPU101では、オンライン処理部111と、オンライン処理状態通知部112と、タイマー114と、カウンタ115とが、HDD102から読み出されてRAM103に記憶され、コンピュータプログラムとして実行される。さらに、予め定められた定義データであるオンライン処理定義113も、HDD102から読み出されてRAM103に記憶され、オンライン処理状態通知部112が実行中にこれを参照する。
バッチ処理装置20も、オンライン処理装置10と同様に、CPU201と、HDD202と、RAM203と、通信インターフェイス204とを備える。これらの各々の機能は、オンライン処理装置10の同名の各機能部と同一である。
CPU201では、バッチ処理部211と、バッチ処理調整部212と、オンライン処理状態受信部213とが、HDD202から読み出されてRAM203に記憶され、コンピュータプログラムとして実行される。さらに、予め定められた定義データであるバッチ処理リソース定義214およびバッチファイル215も、HDD202から読み出されてRAM203に記憶され、バッチ処理調整部212が実行中にこれを参照する。オンライン処理実行中リスト216は、バッチ処理調整部212が一時的に作成するデータであるが、これについて詳しくは後述する。
データベースサーバ30は、オンライン処理装置10とバッチ処理装置20とが共通して利用する共有データベース301を有する。オンライン処理装置10のオンライン処理部111、およびバッチ処理装置20のバッチ処理部211は、各々通信回線を介して共有データベース301にアクセスして、そこに含まれるデータを利用し、各々の処理を行うことができる。
オンライン処理部111は、オンライン利用者端末40から処理要求を受信し、この処理要求に応じて共有データベース301にアクセスして処理を行い、その結果をオンライン利用者端末40に返す。オンライン処理状態通知部112は、オンライン処理部111の動作状態を監視して、オンライン処理定義113に定義された処理が行われたか否かを監視する。定義された処理が行われた場合は、その旨をバッチ処理装置20のオンライン処理状態受信部213に通知する。
タイマー114は、オンライン処理状態通知部112からの指示によって動作し、指定された時間が経過したらその旨をオンライン処理状態通知部112に通知する。カウンタ115は、オンライン処理状態通知部112からの指示によって動作し、後述の状態IDごとに数値をカウントする。なお、図1ではタイマー114およびカウンタ115はソフトウェア的に実現されるものとしたが、ハードウェア的に実現されるようにしてもよい。
一方、バッチ利用者装置50は、端末装置(図示せず)から処理内容を集配してバッチファイル215を作成し、このバッチファイル215をバッチ処理装置20に送信する。バッチ処理装置20は、バッチファイル215に定義された内容に従って共有データベース301にアクセスして処理を行い、その結果をバッチ利用者装置50に返す。なお、バッチ処理の要求元および出力先、そしてそれらにデータを集配信する形式については様々なものが存在するが、それらの形式の違いについては本発明では特に問題としない。
バッチ処理部211は、バッチ利用者装置50からバッチファイル215を受信してHDD202に保存し、この内容に従ってバッチ処理を行う。オンライン処理状態受信部213は、オンライン処理状態通知部112からオンライン処理部111の動作状態についての通知を受ける。
バッチ処理調整部212は、さらに実行中リスト作成手段212a、リソース抽出手段212b、処理一時停止手段212cといった各機能部を有する。実行中リスト作成手段212aは、オンライン処理状態通知部112から実行中であるという旨の通知を受けたリソースの一覧を、オンライン処理実行中リスト216として作成し、RAM203に一時的に記憶する。リソース抽出手段212bは、バッチファイル215の中から、オンライン処理実行中リスト216にあるリソースを使用する処理を全て抽出する。
そして処理一時停止手段212cは、リソース抽出手段212bが抽出した処理を一時的に停止させ、使わない処理だけをバッチ処理部211に実行させる。また、該当するリソースが使用可能になったら、一時停止されていた処理をバッチ処理部211に再開させる機能も有する。
図2は、図1で示したバッチ処理リソース定義214の定義内容の一例を示す説明図である。バッチ処理リソース定義214は、各処理に与えられるIDである処理ID214aと、該処理が利用するリソースである要求リソース214bとで定義される。
図3は、図1で示したオンライン処理定義113の定義内容の一例を示す説明図である。オンライン処理定義113は、オンライン処理部111で発生する各処理状態に与えられるIDである状態ID113aと、このうちリソース占有要求可能状態になりえる状態遷移(以後IN遷移という)であるIN遷移113bと、リソース占有要求不可状態に遷移する状態遷移(以後OUT遷移という)であるOUT遷移113cと、これに該当するリソースである要求リソース113dとで定義される。
ここでいうIN状態およびOUT状態について、さらに説明する。1つのデータベースはデータを格納する1つ以上のテーブルによって構成される。共有データベース301に対して行われる処理は、オンライン処理とバッチ処理のいずれにおいても、特定のテーブル、もしくはそのテーブルの中の特定の行もしくは列に対して、そこに格納されたデータを操作することによって行われる。ここでいうリソースとは、データベース内の特定のテーブル、もしくはそのテーブルの中の特定の行、列、セルなどの形で表される。
以後本明細書では、オンライン利用者端末40のうち1台以上がオンライン処理装置10上で動作させているクライアントセッションが共有リソース(即ち共有データベース301)の占有を要求する可能性がある、言い換えれば共有リソースにアクセスする可能性がある状態をIN状態といい、そうでない状態をOUT状態という。そしてOUT状態からIN状態に遷移することをIN遷移、その逆をOUT遷移という。さらに、共有リソースがIN状態になった旨をオンライン処理状態通知部112がオンライン処理状態受信部213に通知することをIN通知、OUT状態になった旨を通知することをOUT通知という。
オンライン処理とバッチ処理とで同一のリソースへの処理が競合すると、前述のような不都合が生じるので、オンライン処理状態通知部112は共有データベース301において特定のリソース(テーブル、行、列、セルなど)がIN状態であるか(IN遷移したか)否かを監視し、IN遷移したならオンライン処理状態受信部213にIN通知を行う。
図4は、図1で示したオンライン処理実行中リスト216の記録内容の一例を示す説明図である。バッチ処理調整部212は、オンライン処理状態通知部112からIN通知を受けると、このIN通知の対象となった状態ID113aと要求リソース113dとをオンライン処理実行中リスト216に記録する。
図5は、図1で示したオンライン処理状態通知部112が実行する処理を表すフローチャートである。オンライン処理状態通知部112は、オンライン処理部111の動作状態を監視して、オンライン処理定義113に定義されたIN遷移もしくはOUT遷移に該当する処理が行われたか否かを監視し、それに該当する処理が行われた場合に動作を開始する(ステップS201)。
動作を開始するとまず、オンライン処理状態通知部112はID、R、COUNTの各パラメータを定義する(ステップS202)。IDは前述の状態ID113a、Rは要求リソース113dである。COUNTはカウンタ115によって各IDごとに定義されるカウントであり、その初期値は0である。
続いてオンライン処理状態通知部112は、自らの動作開始のきっかけがIN遷移であるかOUT遷移であるかを判断する(ステップS203)。IN遷移であれば、該IDにおいて最初のIN遷移であるか否か、言い換えればIDに対応するCOUNTが0であるか否かを判断する(ステップS204)。
該IDにおいて最初のIN遷移であれば(ステップS204:YES)、Rに該当するリソースが占有要求可能状態であるので、該当するIDおよびRがIN遷移したという旨をバッチ処理装置20のオンライン処理状態受信部213に通知して、即ちIN通知をして(ステップS205)、IDに対応するCOUNTに1を加算する(ステップS206)。ステップS204で、該IDにおいて最初のIN遷移でなければ(ステップS204:NO)、そのままステップS206に進んでCOUNTの1加算を実行する。
同時期にオンライン利用者端末40から複数のオンライン処理要求が発生したことにより、既にIN遷移しているリソースに対して再びIN通知を行うことは無意味なことであるが、この動作によって無駄なIN通知が発生することを防ぐことができる。
また、オンライン処理において、通常の状態遷移を伴わずに更新処理を中断する場合もありうるので、ステップS206でCOUNTを1を加算した後、オンライン処理状態通知部112はタイマー114をセットして所定の時間が経過したらRに該当するリソースを強制的にOUT遷移させ(ステップS207〜209)、当該リソースをIN状態から強制的に抜けさせて処理を終了する。ここでいう所定の時間とは、たとえば数分〜十数分程度の、一般的にウェブ上の処理などで「タイムアウト」とされる時間である。
自らの動作開始のきっかけがOUT遷移であれば(ステップS204:NO)、オンライン処理状態通知部112はIDに対応するCOUNTに1を減算し(ステップS210)、これで該COUNTが0になったか、即ちIDに対応するRに該当するリソースがOUT状態になったか否かを判断し(ステップS211)、OUT状態になったなら該当するIDおよびRがOUT状態になったという旨をバッチ処理装置20のオンライン処理状態受信部213に通知して、即ちOUT通知をして(ステップS212)処理を終了する。OUT状態になっていないなら(ステップS211:NO)そのまま処理を終了する。
図5の処理を終了した後も、ID、R、COUNTの各パラメータはリセットされず、各々の値は次回処理まで保持される。
図6は、図1で示したバッチ処理調整部212が実行する処理を表すフローチャートである。バッチ処理調整部212は、オンライン処理状態通知部112からのIN通知もしくはOUT通知を受けることによって動作を開始する(ステップS301)。動作を開始するとまず、実行中リスト作成手段212aはID、Rの各パラメータを定義する(ステップS302)。ID、Rは、いずれもオンライン処理状態通知部112から通知された前述のパラメータである。
続いて実行中リスト作成手段212aは、自らの動作開始のきっかけがIN通知であるかOUT通知であるかを判断し、IN通知であれば(ステップS303:YES)該当するIDおよびRをオンライン処理実行中リスト216に登録し(ステップS304)、OUT通知であれば(ステップS303:NO)該当するIDおよびRをオンライン処理実行中リスト216から削除する(ステップS305)。
ステップS304およびS305のオンライン処理実行中リスト216に係る処理の後、リソース抽出手段212bはオンライン処理実行中リスト216にある要求リソースを全て抽出する(ステップS306)。抽出された要求リソースの一覧をRLISTとする。そしてリソース抽出手段212bは、バッチファイル215に記載されているバッチ処理のうち、バッチ処理リソース定義214を参照しつつ、RLISTにあるリソースと競合するバッチ処理のIDを特定する(ステップS307)。
処理一時停止手段212cは、自らの動作開始のきっかけがIN通知であるかOUT通知であるかを再び判断し、IN通知であれば(ステップS308:YES)ステップS307で特定された要求リソースと競合する全てのバッチ処理をバッチ処理部211に一時停止させ(ステップS309)、OUT通知であれば(ステップS308:NO)一時停止していた全てのバッチ処理をバッチ処理部211に再開させる(ステップS310)。
(第1の実施形態の全体的な動作)
次に、上記の実施形態の全体的な動作について説明する。本発明に係るディスクアレイ装置の起動方法は、オンライン利用者端末40からユーザによる処理要求を受信し、処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置10と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置20と、オンライン処理およびバッチ処理が行われる対象である共有データベース301を有するデータベースサーバ30とが相互に接続されて構成される並行処理システムにあって、オンライン処理とバッチ処理とを並行して処理する方法である。まずオンライン処理装置10のオンライン処理部111が、共有データベース301に対してオンライン処理を実行し、オンライン処理状態通知部112が、オンライン処理部が共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に遷移したか否かを判断する(図5:ステップS201)。IN状態に遷移したらオンライン処理状態通知部213がバッチ処理装置20にIN通知を発信し(図5:ステップS205)、バッチ処理装置20のオンライン処理状態受信部213がIN通知を受信し(図6:ステップS301)、バッチ処理装置20のバッチ処理調整部212がIN通知を受信したことに反応して、オンライン処理部111が利用する可能性のある特定のリソースを利用する処理の実行をバッチ処理を実行するバッチ処理部211に一時停止させる(図6:ステップS308)。
ここで、上記各動作ステップについては、これをコンピュータで実行可能にプログラム化し、これらを前記各ステップを直接実行する主体であるオンライン処理装置10およびバッチ処理装置20に実行させるようにしてもよい。
この構成および動作により、本実施形態は以下のような効果を奏する。
本実施形態では、オンライン処理装置10が、オンライン処理における画面遷移を監視し、データベース内の情報を更新する可能性がある状態に遷移した場合にそのことをバッチ処理装置20に通知し、バッチ処理装置20はその通知を受けてバッチ処理の中でオンライン処理と競合する可能性のある処理を一時停止させる構成とした。このことによって、オンライン処理装置10は更新処理を待機することなく処理を行えるようになり、リソースの競合によるオンライン処理のレスポンス悪化を回避することができる。しかも、オンライン処理装置10がデータベースサーバ30にアクセスするよりも前の段階で処理を行うので、より有効にリソースの競合を回避することができる。
また本実施形態では、バッチ処理装置20で、バッチ処理のコミット間隔がN秒とすると、オンライン処理のリソース占有要求可能状態に遷移してから実際のリソース保持要求が発生するまでの間隔がN秒より長い場合にも、バッチ処理が共有リソースを保持することによる影響を受けることなくオンライン処理を実行することができる。
さらに、本実施形態では、オンライン処理装置10を複数台のコンピュータ装置で構成する場合であっても、該コンピュータ装置の各々にオンライン処理状態通知部112を追加するだけでよいので、そのような場合にも容易に対応でき、上記の効果を同様に得ることができる。オンライン処理状態通知部112はプログラムであるので、特に新規のハードウェアなどを必要とはしない。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る並行処理システム401の構成を示す説明図である。並行処理システム401は、原則として第1の実施形態に係る並行処理システム1の構成と同一であるが、図1で示したオンライン処理装置10と同一のコンピュータ装置10a〜10nが複数台存在するのに加えて、これらの複数台のオンライン処理装置にオンライン利用者端末40から要求されたオンライン処理を割り振る負荷分散装置440が存在する。
負荷分散装置440は、図1で示したオンライン処理装置10と同様のコンピュータ装置であり、CPU401と、HDD402と、RAM403と、通信インターフェイス404とを備える。これらの各々の機能は、図1で示したオンライン処理装置10の同名の各機能部と同一である。
CPU401では、負荷分散処理部411と、オンライン処理状態通知部112と、タイマー114と、カウンタ115とが、HDD102から読み出されてRAM103に記憶され、コンピュータプログラムとして実行される。さらに、オンライン処理定義113も、HDD102から読み出されてRAM103に記憶される。
負荷分散処理部411は、コンピュータ装置10a〜10nにオンライン利用者端末40から要求されたオンライン処理を割り振る処理を行う。これ以外の各動作部は、図1で示したオンライン処理装置10の同名・同参照番号の各動作部と同一の動作を行う。
オンライン処理は1台のみのコンピュータ装置ではなく、複数台のコンピュータ装置に処理を分散するという構成になっている場合も多くあるが、そのような場合にはそれら複数台のオンライン処理装置の各々にオンライン処理の状態遷移を監視および通知する機能を持たせなくても、負荷分散装置440にその機能を持たせれば、前述の第1の実施形態と同一の動作を行うことができ、また同一の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係る並行処理システム501の構成を示す説明図である。並行処理システム501は、第1の実施形態に係る並行処理システム1の構成で、データベースサーバ30に替えて外部サービス550に接続するようにした以外は、図1に示した並行処理システム1と同一の構成である。
前述した第1の実施形態では、オンライン処理装置10とバッチ処理装置20との間でオンライン処理の処理状態を監視して、その処理状態に応じてバッチ処理を調整する構成であるので、データベースサーバ30には同実施形態のために新たに付加される構成は特にない。そのため、データベースサーバ30をオンライン処理装置10およびバッチ処理装置20とは別の環境やベンダによって提供される外部サービス550に置き換えることも可能である。もちろん、これによって得られる効果も前述の第1の実施形態と同一である。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態に係る並行処理システム601の構成を示す説明図である。並行処理システム601は、前述した第1の実施形態におけるオンライン処理装置10とバッチ処理装置20が、各々オンライン処理装置610とバッチ処理装置620に置き換わっている以外は、図1に示した並行処理システム1と同一の構成である。
オンライン処理装置610は、図1に示したオンライン処理装置10の構成に加えて、新たにオンライン処理解析部616がCPU101でコンピュータプログラムとして実行される。バッチ処理装置620は、図1に示したバッチ処理装置20の構成に加えて、新たにバッチ処理解析部627がCPU201でコンピュータプログラムとして実行される。この点以外は、オンライン処理装置610およびバッチ処理装置620は、各々オンライン処理装置10およびバッチ処理装置20と同一の構成を有し、同一の動作を行う。
オンライン処理解析部616は、オンライン処理部111のソースコードもしくはバイナリコードを解析して、オンライン処理定義113を生成する。ここでいうソースコードもしくはバイナリコードは、たとえばJava(登録商標)、Javaサーブレットなど、任意の言語もしくは開発手法に対して適用できる。同様に、バッチ処理解析部627は、バッチ処理部211のソースコードもしくはバイナリコードを解析して、バッチ処理リソース定義214を生成する。
たとえば、バッチ処理部211がJavaで作成されている場合、バッチ処理解析部627はこのバッチ処理部211のバイトコードを解析してバッチアプリケーションで定義されたSQL文を抽出して文字列解析することによって、バッチ処理で使用されるテーブルなどのリソースを特定し、そこからバッチ処理リソース定義214を生成する。
同様に、オンライン処理部111がJavaサーブレットで作成されている場合、オンライン処理解析部616はこのオンライン処理部111のバイトコードを解析して、バッチ処理解析部627と同様にオンライン処理で使用されるテーブルなどのリソースを特定するのに加えて、このサーブレットの定義を解析することで画面遷移を特定し、そこからIN遷移およびOUT遷移を特定し、そこからオンライン処理定義113を生成する。
本実施形態によって、前述した第1の実施形態と同一の効果が得られるのに加えて、次の効果を得ることができる。本実施形態では、通常は複数の連続した処理によって構成されるオンライン処理およびバッチ処理から、オンライン処理定義113とバッチ処理リソース定義214が生成されるように構成したので、これらに定義された内容をより的確なものとすることができるので、オンライン処理とバッチ処理との間でリソースの競合を回避する効果もより的確なものとすることができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができる。
共通のデータベースを利用するオンライン処理とバッチ処理とを並行して処理する並行処理システムに適用することができる。
1、401、501、601 並行処理システム
10、610 オンライン処理装置
20、620 バッチ処理装置
30 データベースサーバ
40 オンライン利用者端末
50 バッチ利用者装置
101、201、401 CPU
102、202、402 HDD
103、203、403 RAM
104、204、404 通信インターフェイス
111 オンライン処理部
112 オンライン処理状態通知部
113 オンライン処理定義
114 タイマー
115 カウンタ
211 バッチ処理部
212 バッチ処理調整部
212a 実行中リスト作成手段
212b リソース抽出手段
212c 処理一時停止手段
213 オンライン処理状態受信部
214 バッチ処理リソース定義
215 バッチファイル
216 オンライン処理実行中リスト
301 共有データベース
411 負荷分散処理部
440 負荷分散装置
500 外部サービス
616 オンライン処理解析部
627 バッチ処理解析部

Claims (13)

  1. オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、前記処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、前記オンライン処理および前記バッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムであって、
    前記オンライン処理装置が、前記共有データベースに対して前記オンライン処理を実行するオンライン処理部と、前記共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する前記特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義を記憶している記憶手段と、前記オンライン処理部の処理状態が前記オンライン処理定義に定義されたIN状態に遷移したら前記バッチ処理装置にIN通知を発信するオンライン処理状態通知部とを有し、
    前記バッチ処理装置が、前記共有データベースに対して前記バッチ処理を実行するバッチ処理部と、前記IN通知を受信するオンライン処理状態受信部と、前記IN通知を受信したことに反応して、前記オンライン処理部が利用する可能性のある前記特定のリソースを利用する処理の実行を前記バッチ処理部に一時停止させるバッチ処理調整部とを有すると共に、
    前記バッチ処理装置の前記バッチ処理調整部が、前記IN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストを作成する実行中リスト作成手段と、前記オンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理を前記バッチファイルから抽出するリソース抽出手段と、抽出された処理の実行を前記バッチ処理部に一時停止させる処理一時停止手段とを有することを特徴とする並行処理システム。
  2. 前記オンライン処理装置の前記オンライン処理状態通知部が、前記オンライン処理部が前記オンライン処理定義に定義されていない状態であるOUT状態に遷移したら前記バッチ処理装置にOUT通知を発信する機能を有し、
    前記バッチ処理装置の前記バッチ処理調整部が、前記OUT通知を受信したことに反応して、一時停止していた前記特定のリソースを利用する処理の実行を前記バッチ処理部に再開させる機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の並行処理システム。
  3. 前記オンライン処理装置の前記オンライン処理状態通知部に、時間の経過をカウントするタイマーが付属しており、
    前記オンライン処理状態通知部が、前記オンライン処理部の処理状態がIN状態に遷移したら前記タイマーに所定の時間の経過をカウントさせ、前記所定の時間が経過したら前記特定のリソースを強制的に前記OUT状態に遷移させる機能を有することを特徴とする、請求項に記載の並行処理システム。
  4. 前記オンライン処理装置の前記オンライン処理状態通知部に、前記オンライン処理部で発生する各処理状態に与えられるIDごとに数値をカウントするカウンタが付属しており、
    前記オンライン処理状態通知部が、前記特定のリソースが前記IN状態となった時に前記IDに対応する前記カウンタに1を加算する機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の並行処理システム。
  5. 前記オンライン処理装置の前記オンライン処理状態通知部が、前記特定のリソースが前記IN状態となった時に前記IDに対応する前記カウンタの数値が0である場合に前記バッチ処理装置にIN通知を発信し、その後に前記カウンタに1を加算する機能を有することを特徴とする、請求項に記載の並行処理システム。
  6. 前記オンライン処理装置の前記オンライン処理状態通知部が、前記特定のリソースが前記IN状態ではなくなった時に前記IDに対応する前記カウンタから1を減算し、前記カウンタの数値が0になった場合に前記バッチ処理装置にOUT通知を発信する機能を有し、
    前記バッチ処理装置の前記バッチ処理調整部が、前記OUT通知を受信したことに反応して、一時停止していた前記特定のリソースを利用する処理の実行を前記バッチ処理部に再開させる機能を有することを特徴とする、請求項に記載の並行処理システム。
  7. 前記オンライン処理装置が複数台のコンピュータ装置で構成されると共に、前記複数台のコンピュータ装置に処理要求を分配する負荷分散部を有することを特徴とする、請求項1に記載の並行処理システム。
  8. 前記オンライン処理装置が、前記オンライン処理のソースコードの内容を解析して前記IN状態に該当する処理状態とこれに対応する前記特定のリソースとの組を定義するオンライン処理定義を生成するオンライン処理解析部を有し、
    前記バッチ処理装置が、前記バッチ処理のソースコードの内容を解析して各処理段階に対応する処理状態とこれに対応する前記特定のリソースとの組を定義するバッチ処理リソース定義を生成するバッチ処理解析部を有することを特徴とする、請求項1に記載の並行処理システム。
  9. オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信して前記処理要求に基づくオンライン処理を行うオンライン処理装置であって、
    あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置および前記オンライン処理および前記バッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバと相互に接続されてデータ交換を行う通信インターフェイスと、
    前記共有データベースに対して前記オンライン処理を実行するオンライン処理部と、
    前記共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する前記特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義を記憶している記憶手段と、
    前記オンライン処理部の処理状態が前記オンライン処理定義に定義されたIN状態に遷移したら前記バッチ処理装置にIN通知を発信するオンライン処理状態通知部とを有することを特徴とするオンライン処理装置。
  10. あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置であって、
    オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信して前記処理要求に基づくオンライン処理を行うオンライン処理装置および前記オンライン処理および前記バッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバと相互に接続されてデータ交換を行う通信インターフェイスと、
    前記共有データベースに対して前記バッチ処理を実行するバッチ処理部と、
    前記オンライン処理装置からIN通知を受信するオンライン処理状態受信部と、
    前記IN通知を受信したことに反応して、前記オンライン処理装置が利用する可能性のある特定のリソースを利用する処理の実行を前記バッチ処理部に一時停止させるバッチ処理調整部とを有すると共に、
    前記バッチ処理調整部が、前記IN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストを作成する実行中リスト作成手段と、前記オンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理を前記バッチファイルから抽出するリソース抽出手段と、抽出された処理の実行を前記バッチ処理部に一時停止させる処理一時停止手段とを有することを特徴とするバッチ処理装置。
  11. オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、前記処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、前記オンライン処理および前記バッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムにあって、前記オンライン処理と前記バッチ処理とを並行して処理する方法であって、
    前記オンライン処理装置のオンライン処理部が、前記共有データベースに対して前記オンライン処理を実行し、
    前記オンライン処理装置のオンライン処理状態通知部が、備えられた記憶手段に記憶されている前記共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する前記特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義に定義されたIN状態に、前記オンライン処理部の処理状態が遷移したか否かを判断し、
    前記IN状態に遷移したら前記オンライン処理状態通知部が前記バッチ処理装置にIN通知を発信し、
    前記バッチ処理装置のオンライン処理状態受信部が前記IN通知を受信し、
    前記バッチ処理装置のバッチ処理調整部が前記IN通知を受信したことに反応して、予め作成してある前記IN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理を前記バッチファイルから抽出し、当該抽出された処理の実行を前記バッチ処理を実行するバッチ処理部に一時停止させることを特徴とする並行処理方法。
  12. オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、前記処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、前記オンライン処理および前記バッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムにあって、
    前記オンライン処理装置が備えるコンピュータに、
    前記共有データベースに対して前記オンライン処理を実行する手順と、
    備えられた記憶手段に記憶されている前記共有データベースの特定のリソースを利用する可能性のあるIN状態に該当する処理状態とこれに対応する前記特定のリソースとの組をあらかじめ定義するオンライン処理定義に定義されたIN状態に、前記オンライン処理の処理状態が遷移したか否かを判断する手順と、
    前記IN状態に遷移したら前記バッチ処理装置にIN通知を発信する手順とを実行させることを特徴とする並行処理プログラム。
  13. オンライン利用者端末からユーザによる処理要求を受信し、前記処理要求に基づいてオンライン処理を行うオンライン処理装置と、あらかじめ与えられたバッチファイルに定義された内容に基づいてバッチ処理を行うバッチ処理装置と、前記オンライン処理および前記バッチ処理が行われる対象である共有データベースを有するデータベースサーバとが相互に接続されて構成される並行処理システムにあって、
    前記バッチ処理装置が備えるコンピュータに、
    前記バッチファイルに定義された内容に基づいて前記バッチ処理を行う手順と、
    前記オンライン利用者端末からIN通知を受信する手順と、
    前記IN通知を受信したことに反応して、予め作成してある前記IN通知の対象となるリソースの一覧であるオンライン処理実行中リストにあるリソースを利用する処理を前記バッチファイルから抽出し、当該抽出された処理の実行を前記バッチ処理を実行するバッチ処理部に一時停止させる手順とを実行させることを特徴とする並行処理プログラム。
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