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JP5458992B2 - 遠方監視制御装置の取替方法 - Google Patents
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JP5458992B2 - 遠方監視制御装置の取替方法 - Google Patents

遠方監視制御装置の取替方法 Download PDF

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Description

本発明は、遠方監視制御装置の取替方法に係り、特に、変電所内に設置された監視制御装置を取り替える方法に関する。
従来より、無人変電所に対して、無人変電所内の遠方監視制御装置を用いて、給電所・制御所で遠隔監視を行っている。機能の劣化等で、この遠方監視制御装置の取替えが必要となった場合、常時監視箇所(給電所や制御所)において、新たに設置する遠方監視制御装置用として、制御ポジンションを追加するなど、変電所を新設する規模の改造を行って対応している。例えば、図11に示すように、無人変電所において、既設の遠方監視制御装置及び既設の直接制御盤と、新設の遠方監視制御装置及び新設の直接制御盤との2系列設けると共に、給電所及び制御所では、それぞれの監視制御装置において、新設する遠方監視制御装置用に新しいモニター画面を作成する。また、遠方監視制御装置の取替え後には、古い制御ポジションの削除が必要となる。
しかしながら、上記の従来手法では、制御ポジションの作成及び削除に膨大な費用がかかってしまう、という問題がある。
また、切替期間中は、当該無人変電所では、遠方監視制御装置が2系列設けられているため、常時監視箇所での運用における変電所全体の監視が複雑となってしまう。また、2系列の遠方監視制御装置で、各々接続している設備機器を操作することになり、2系列を跨いだSQP(シーケンサー)操作ができないため、複雑な操作が必要となる、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、切替えに必要な費用を抑えると共に、切替期間中でも簡易に運用することができる遠方監視制御装置の取替方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る遠方監視制御装置の取替方法は、変電所の運転状態を遠隔に監視する監視制御装置と、前記変電所内に設置された、変圧器及び遮断器を含む機器を制御する第1の直接制御盤と、前記変電所内に設置され、前記監視制御装置とネットワークを介して接続され、かつ、前記監視制御装置による制御に応じて、前記第1の直接制御盤を介して前記機器の操作及び運転状態を監視する遠方監視制御装置とを含む変電所制御システムにおける遠方監視制御装置の取替方法であって、前記変電所内に、取替対象の遠方監視制御装置と同一の伝送方式であって、かつ、前記取替対象の遠方監視制御装置に設定されている電気所アドレスと前記電気所アドレスが示す変電所との対応関係、及び前記取替対象の遠方監視制御装置に設定されている制御ポジションと前記制御ポジションが示す前記機器との対応関係を含むように設定された取替後の遠方監視制御装置を設置し、前記変電所内に、前記取替後の遠方監視制御装置と接続され、かつ、前記取替後の遠方監視制御装置による制御に応じて前記機器を制御する第2の直接制御盤を設置し、前記変電所内に、前記監視制御装置と前記ネットワークを介して接続される遠方監視制御装置を、前記取替対象の遠方監視制御装置及び前記取替後の遠方監視制御装置の間で切り替えるための切替スイッチを設け、前記機器を順次停止しながら、前記第1の直接制御盤が前記第2の直接制御盤を介して順次停止した前記機器を制御するために前記第1の直接制御盤と前記第2の直接制御盤とを順次接続し、前記取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なうときに、前記切替スイッチにより前記取替後の遠方監視制御装置へ切り替え、前記取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なわないときに、前記切替スイッチにより前記取替対象の遠方監視制御装置へ切り替え、 前記取替後の遠方監視制御装置の動作確認が完了した場合、前記機器を順次停止しながら、前記第2の直接制御盤を介して順次停止した前記機器を制御するための前記第1の直接制御盤と前記第2の直接制御盤との間の接続を順次撤去し、前記取替対象の遠方監視制御装置及び前記第1の直接制御盤を撤去すると共に、前記切替スイッチを撤去して前記ネットワークと前記取替後の遠方監視制御装置とを接続することを特徴とする。
本発明によれば、取替対象の遠方監視制御装置と同一の伝送方式であって、同一の電気所アドレス、制御ポジションを含んで設定された取替後の遠方監視制御装置を設置すると共に、ネットワークを介して監視制御装置と接続される遠方監視制御装置を切り替える切替スイッチを設け、取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なうときと行わないときで、切替スイッチにより、監視制御装置とネットワークを介して接続される遠方監視制御装置を切り替えて、変電所の機器の操作及び運転状態の監視を行うため、切替えに必要な費用を抑えると共に、切替期間中でも簡易に運用することができる。
本発明に係る遠方監視制御装置の取替方法は、切替スイッチと取替後の遠方監視制御装置とを接続する前に、取替後の遠方監視制御装置を単独で運転して単独動作を確認するようにすることができる。
本発明に係る遠方監視制御装置の取替方法は、取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なう前に、第2の直接制御盤と、変圧器又は遮断器を模擬する模擬機器と接続し、切替スイッチにより取替後の遠方監視制御装置へ切り替え、取替後の遠方監視制御装置の模擬機器に対する動作確認を行なうようにすることができる。
以上説明したように、本発明の遠方監視制御装置の切替方法によれば、取替対象の遠方監視制御装置と同一の伝送方式であって、同一の電気所アドレス、制御ポジションを含んで設定された取替後の遠方監視制御装置を設置すると共に、ネットワークを介して監視制御装置と接続される遠方監視制御装置を切り替える切替スイッチを設け、取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なうときと行わないときで、切替スイッチにより、監視制御装置とネットワークを介して接続される遠方監視制御装置を切り替えて、変電所の機器の操作及び運転状態の監視を行うため、切替えに必要な費用を抑えると共に、切替期間中でも簡易に運用することができる、という効果が得られる。
本発明の実施の形態に係る変電所制御システムの構成を示す概略図である。 給電所及び制御所における総合監視盤のイメージ図である。 給電所及び制御所における監視操作用モニターのイメージ図である。 新設の直接制御盤の構成を示す概略図である。 切替スイッチ、新設の遠方監視制御装置、及び新設の直接制御盤を設置した様子を示す図である。 既設の直接制御盤と新設の直接制御盤とを接続する様子を示す図である。 集中監視制御装置と既設の遠方監視制御装置とを接続するように切り替えた様子を示す図である。 既設の直接制御盤と新設の直接制御盤との接続を撤去した様子を示す図である。 切替スイッチ、既設の遠方監視制御装置、及び既設の直接制御盤を撤去した様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係る変電所制御システムにおける遠方監視制御装置の取替方法を示す概念図である。 従来技術に係る変電所制御システムにおける遠方監視制御装置の取替方法を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る変電所制御システム10は、給電所12と、制御所14と、複数の無人変電所16とを備えている。制御所14は、コンピュータを使って、数十カ所の無人変電所16の運転状態の監視及び記録、並びに設備機器の操作などを一括制御するところである。また、給電所12も、制御所14と同様に、複数の無人変電所16に対して一括制御することができる。無人変電所16は、離れた場所の制御所14から変電所内の設備機器の操作や運転状態の監視ができるように、制御所14との間に後述する遠方監視制御装置を設置して、制御所14と遠方監視制御装置との間を通信線で結んでいる変電所である。このような変電所を遠隔監視制御変電所(TS:Tele−controlled Substationo)といい、あるいは、“被制御所”や“スーパー変電所”(Supervisory Substation)などという。
給電所12には、総合監視盤18と、監視操作用モニター20と、集中監視制御装置22とが設けられている。集中監視制御装置22は、総合監視盤18及び監視操作用モニター20の各々と接続され、また、集中監視制御装置22は、ネットワークを介して制御所14に接続されており、無人変電所16を監視するための情報や操作するための情報を、制御所14との間でやりとりしている。例えば、無人変電所16を示す電気所アドレスなどの電気所情報、無人変電所16を監視するための情報としての、設備機器の「入」「切」情報や電圧・電流値の情報などの設備・計測情報、及び無人変電所16を操作するための情報としての、設備機器の「入」又は「切」指令などの制御情報が、給電所12と無人変電所16との間でやりとりされる。
総合監視盤18には、集中監視制御装置22から出力された情報に基づいて、図2に示すように、複数の無人変電所16の設備情報や計測情報が一覧表示されている。監視操作用モニター20には、集中監視制御装置22から出力された情報に基づいて、図3に示すように、特定の無人変電所16の設備情報や計測情報が表示されている。また、オペレータが、監視操作用モニター20に対して操作入力することにより、無人変電所16を操作することができる。例えば、任意の無人変電所16の任意の設備機器を選択し、制御指令を出すように、監視操作用モニター20に対して操作入力することができる。このとき、集中監視制御装置22は、無人変電所16を操作するための情報を、制御所14を介して無人変電所16へ送信する。
制御所14には、総合監視盤24と、監視操作用モニター26と、集中監視制御装置28とが設けられている。集中監視制御装置28は、総合監視盤24及び監視操作用モニター26の各々と接続され、また、集中監視制御装置28は、ネットワークを介して給電所12及び各無人変電所16に接続されており、無人変電所16を監視するための情報や操作するための情報を送受信している。
総合監視盤24には、給電所12の総合監視盤18と同様に、上記図2に示すように、複数の無人変電所16の設備情報や計測情報が一覧表示されている。監視操作用モニター26には、給電所12の監視操作用モニター20と同様に、上記図3に示すように、特定の無人変電所16の設備情報や計測情報が表示されている。また、オペレータが、監視操作用モニター20に対して操作入力することにより、無人変電所16を操作するための情報が、集中監視制御装置28から無人変電所16へ送信されるため、無人変電所16を操作することができる。
無人変電所16には、遠方監視制御装置30と、直接制御盤32と、遮断器や、変圧器、保護継電装置などの設備機器34とが設けられている。
遠方監視制御装置(以下、TCとも称する)30は、通称“テレコン盤”とか“TC盤”(Terecontroll System)と言われる装置であり、機器の操作や運転状態の監視を行うためのコンピュータである。制御所14の集中監視制御装置28と遠方監視制御装置30との間は、通信ケーブル(スーパーケーブル)で接続されている。
直接制御盤32は、現場の設備機器34からの電気的な情報を遠方監視制御装置30に送信したり、遠方監視制御装置30からの操作指令などの情報を設備機器34へ送信したりする装置であり、相互にその情報を受け取り易くするために現場の設備機器34と遠方監視制御装置30との接点箇所に設置された結合装置である。
次に、本実施の形態に係る変電所制御システム10において、無人変電所16の遠方監視制御装置30を新たに設置するものと取り替える方法について説明する。
まず、新たに設置する取替後の遠方監視制御装置を、同じ無人変電所16内に設置する。設置する場所は、伝送距離等を考慮し、取替対象である既設の遠方監視制御装置30が設置されている例えば配電盤室へ設置する。
新設の遠方監視制御装置(図5の30N参照)は、取替対象の遠方監視制御装置30と同一の伝送方式(例えば、CDT方式)を採用する。伝送方式の中心周波数も、取替対象の遠方監視制御装置30と同様とする。新設の遠方監視制御装置は、更に、別の伝送方式(例えば、HDLC方式)も採用してもよい。
また、新設の遠方監視制御装置は、取替対象の遠方監視制御装置30に設定されている、電気所アドレスと電気所アドレスが示す変電所との対応関係を示す電気所アドレステーブルと同じ電気所アドレステーブルが設定されている。なお、取替対象の遠方監視制御装置30に設定されている電気所アドレステーブルが示す対応関係、及び更に追加された電気所アドレスと変電所との対応関係を示す電気所アドレステーブルが、新設の遠方監視制御装置に設定されていてもよい。ここで、電気所アドレスとは、集中監視制御装置22、28に記憶されたプログラムデータで用いる、当該変電所を識別するための番地である。
また、新設の遠方監視制御装置は、取替対象の遠方監視制御装置30に設定されている、制御ポジションと制御ポジションが示す設備機器との対応関係を示す制御ポジションテーブルと同じ制御ポジションテーブルが設定されている。なお、取替対象の遠方監視制御装置30に設定されている制御ポジションテーブルが示す対応関係、及び更に追加された制御ポジションと設備機器との対応関係を示す制御ポジションテーブルが、新設の遠方監視制御装置に設定されていてもよい。ここで、制御ポジションとは、集中監視制御装置22、28に記憶されたプログラムデータで用いる、変電所に設置されている各種設備機器34の制御や表示を行うために設備機器34に割り付けた番地である。
また、新たに設置する直接制御盤(図5の32N参照)を、同じ無人変電所16内に設置する。設置する場所は、例えば、遠方監視制御装置や新設の遠方監視制御装置との接続距離を考慮し、新設の遠方監視制御装置と同様に配電盤室へ設置する。なお、既設の直接制御盤32が、第1の直接制御盤の一例であり、新設の直接制御盤が、第2の直接制御盤の一例である。
新設の直接制御盤は、既設の遠方監視制御装置30及び新設の遠方監視制御装置の双方から、操作指令を受けると共に、既設の遠方監視制御装置30及び新設の遠方監視制御装置の双方に対して、表示情報及び計測情報を渡すように構成されている。
例えば、図4に示すように、新設の直接制御盤は、各種設備機器34に設けられたセンサ(図示省略)によって計測された計測情報を、既設の遠方監視制御装置30及び新設の遠方監視制御装置の双方に対して渡すように接続されている。また、新設の直接制御盤は、各種設備機器34からの表示情報を、既設の遠方監視制御装置30及び新設の遠方監視制御装置の双方に対して渡すように接続されている。新設の直接制御盤は、既設の遠方監視制御装置30及び新設の遠方監視制御装置の双方からの「入」、「切」の操作指令を受けて、操作指令の対象となる設備機器34の「入」「切」の制御機構を動作させるように構成されている。
次に、図5に示すように、制御所14の集中監視制御装置28と接続される遠方監視制御装置を、既設の遠方監視制御装置30及び新設の遠方監視制御装置30Nの何れかに切り替える切替スイッチ40を、無人変電所16内の伝送路(通信ケーブル)と、遠方監視制御装置30、30Nとの間に設置する。また、切替スイッチ40の設置時には、切替スイッチ40によって、制御所14の集中監視制御装置28と遠方監視制御装置30とが接続されるように切り替えておく。これによって、制御所14の集中監視制御装置28は、情報(電気信号)の受け渡しを、既設の遠方監視制御装置30に対して行う。
そして、遠方監視制御装置30Nを単独で運転し、無人変電所16のオペレータが、例えば模擬試験装置を用いて、遠方監視制御装置30Nとしての機能が満足しているか否かの動作確認を行なう。
次に、切替スイッチ40と遠方監視制御装置30Nとの間の伝送路を構築した上で、無人変電所16のオペレータが、切替スイッチ40によって、制御所14の集中監視制御装置28と新設の遠方監視制御装置30Nとが接続されるように切り替える。そして、制御所14の集中監視制御装置28と遠方監視制御装置30Nとの間で支障なく、情報の受け渡しができるか否かの動作確認を行なう。なお、この動作確認を実施している間は、無人変電所16の監視・制御(以下、運転と称する)が、制御所14の集中監視制御装置28と切り離されているため、制御所14の運転員が無人変電所16へ出向し、直接制御盤32にて、各種設備機器34の運転を行う。
動作確認の終了後、無人変電所16のオペレータが、切替スイッチ40によって、制御所14の集中監視制御装置28と既設の遠方監視制御装置30とが接続されるように切り替える。
そして、新設の遠方監視制御装置30Nに、遮断器を模擬する模擬遮断器を接続し、その後、オペレータが、切替スイッチ40によって、制御所14の集中監視制御装置28と遠方監視制御装置30Nとが接続されるように切り替える。そして、制御所14の集中監視制御装置28から、制御所14のオペレータが操作して、模擬遮断器が動作することを確認する。
また、模擬遮断器の「入」「切」状態と、制御所14の集中監視制御装置28における「入」「切」の表示状態とを比較して動作確認を行なう。また、計測情報の表示試験も実施する。
上記の動作確認および計測情報の表示試験の終了後、無人変電所16のオペレータが、切替スイッチ40によって、制御所14の集中監視制御装置28と既設の遠方監視制御装置30とが接続されるように切り替える。
次に、無人変電所16の設備機器34全てを停止(停電)するように切替ることはできないため、各設備機器34単位に個々に停止して、以下の作業を行う。
図6に示すように、停止した設備機器34と直接制御盤32との間の制御ケーブルを撤去し、新たに、対象の設備機器34と新設した直接制御盤32Nとの間を制御ケーブルで接続する。接続後、遠方監視制御装置30Nを経由した設備機器34の制御を、制御所14の集中監視制御装置28によって実施し、対象の設備機器34の操作、表示情報、計測情報の確認を実施して、動作確認を行なう。
また、取替対象の遠方監視制御装置30からも制御可能にするために、停止した設備機器34と既存の直接制御盤32との間を接続するように、既存の直接制御盤32と新設の直接制御盤32Nとの間を仮制御ケーブルで接続する。
以上の作業を、無人変電所16の全ての設備機器34と直接制御盤30Nとが接続されるように切り替えるまで繰り返し実施する。
夜間など上記切替作業中以外の時間は、図7に示すように、制御所14の集中監視制御装置28と既設の遠方監視制御装置30とが接続されるように切替スイッチ40を切り替える。これによって、制御所14側からは通常の状態と変わらず、無人変電所16の運転が可能となる。
ここで、遠方監視制御装置30、30Nを同一の制御室に配置することにより、伝送距離を極力合わせることができるため、伝送路が異なることによる調整(伝送ロスによるレベルの補正)を行う必要がなくなる。
また、給電所12の集中監視制御装置22又は制御所14の集中監視制御装置28により、プログラミングされた手順に基づく変電所の運転(シーケンシャル操作)が実施可能である。なお、シーケンシャル操作(SQP操作)とは、集中監視制御装置22、28の中に予め登録してあるシーケンスプログラムによる操作手順である。例えば、無人変電所16の設備機器34を停止(または使用)する操作がある場合に、その設備機器に関係する開閉器(スイッチのような物)を操作する手順(順番)が決まっております。この手順を、集中監視制御装置22又は28に登録しておき、制御所14より特定の設備機器を停止(または使用)するスタート指令が入力されると、その操作手順で操作が実施される。
また、上記の切替作業終了後の確認試験時に、無人変電所16のオペレータが、切替スイッチ40によって、制御所14の集中監視制御装置28と新設の遠方監視制御装置30Nとが接続されるように切り替える。この場合、制御所14の集中監視制御装置28が切り離されるため、制御所14の運転員が無人変電所16へ出向し、直接制御盤32にて設備機器34の運転を行う。
次に、無人変電所16の設備機器34を順次停止し、図8に示すように、遠方監視制御装置30から停止した設備機器34の運転を可能とするために仮接続した、既存の直接制御盤32と新設の直接制御盤32Nとの間の仮制御ケーブルを撤去する。
また、各設備機器34と接続するための、既存の直接制御盤32と新設の直接制御盤32Nとの間の仮制御ケーブルを全て撤去した後、既存の遠方監視制御装置30、既存の直接制御盤32、及びこれらに接続される全ての制御ケーブルを撤去する。
なお、夜間など上記撤去作業中以外の時間は、制御所14の集中監視制御装置28と遠方監視制御装置30とが接続されるように切替スイッチ40を切り替える。これによって、制御所14側からは通常の状態と変わらず、無人変電所16の運転が可能である。
また、上記の撤去作業時に、無人変電所16のオペレータが、切替スイッチ40によって、制御所14の集中監視制御装置28と新設の遠方監視制御装置30Nとが接続されるように切り替える。この場合、制御所14の集中監視制御装置28が切り離されるため、制御所14の運転員が無人変電所16へ出向し、直接制御盤32にて設備機器34の運転を行う。
そして、図9に示すように、撤去作業終了に伴い不要となる切替スイッチ40も撤去し、集中監視制御装置28と新設の遠方監視制御装置30Nとの間を、通信ケーブルで直接接続して、無人変電所16の遠方監視制御装置30の取り替えが完了する。
以上説明したように、本実施の形態に係る変電所制御システムにおける遠方監視制御装置の取替方法によれば、既設の遠方監視制御装置と同一の伝送方式であって、同一の電気所アドレス、制御ポジションを含んで設定された新設の遠方監視制御装置を設置すると共に、ネットワークを介して集中監視制御装置と接続される遠方監視制御装置を切り替える切替スイッチを設け、新設の遠方監視制御装置の動作確認を行なうときと行わないときで、切替スイッチにより、集中監視制御装置とネットワークを介して接続される既設及び新設の遠方監視制御装置を切り替えて、無人変電所の機器の操作及び運転状態の監視を行うため、切替えに必要な費用を抑えると共に、切替期間中でも簡易に運用することができる。
また、図10に示すように、給電所・制御所において、新設の遠方監視制御装置用に新しいモニター画面を作成する必要がないため、遠方監視制御装置の取り替えにかかる費用を抑えることができる。また、既設の集中監視制御装置を改造せずに、既設及び新設の遠方監視制御装置の双方を制御するため、機器の誤操作を防止することができる。
また、切替期間中も、給電所及び制御所からSQP操作が可能なため、操作性が向上する。また、切替期間中も、2画面運用とならないため、変電所の運用を簡易に行うことができる。
また、既存の遠方監視制御装置に対して、伝送方式を同一にし、電気所アドレスを同一にし、制御ポジションは同一のものを含むように新設の遠方監視制御装置を設定すると共に、2系列の遠方監視制御装置と同時にやりとりすることができる直接制御盤を新設して、既設のものと同一の仕様を含むように新設するため、既設及び新設の遠方監視制御装置を同一に扱え(クローン化、同一情報伝送)、常時監視箇所の給電所及び制御所で、常にSQP操作が可能となる。また、給電所、制御所において、制御ポジションの追加などの集中監視制御装置の改造が必要ないため、遠方監視制御装置の取り替えにかかる費用を抑えることができる。
10 変電所制御システム
12 給電所
14 制御所
16 無人変電所
18、24 総合監視盤
20、26 監視操作用モニター
22、28 集中監視制御装置
30、30N 遠方監視制御装置
32、32N 直接制御盤
34 設備機器
40 切替スイッチ

Claims (3)

  1. 変電所の運転状態を遠隔に監視する監視制御装置と、前記変電所内に設置された、変圧器及び遮断器を含む機器を制御する第1の直接制御盤と、前記変電所内に設置され、前記監視制御装置とネットワークを介して接続され、かつ、前記監視制御装置による制御に応じて、前記第1の直接制御盤を介して前記機器の操作及び運転状態を監視する遠方監視制御装置とを含む変電所制御システムにおける遠方監視制御装置の取替方法であって、
    前記変電所内に、取替対象の遠方監視制御装置と同一の伝送方式であって、かつ、前記取替対象の遠方監視制御装置に設定されている電気所アドレスと前記電気所アドレスが示す変電所との対応関係、及び前記取替対象の遠方監視制御装置に設定されている制御ポジションと前記制御ポジションが示す前記機器との対応関係を含むように設定された取替後の遠方監視制御装置を設置し、
    前記変電所内に、前記取替後の遠方監視制御装置と接続され、かつ、前記取替後の遠方監視制御装置による制御に応じて前記機器を制御する第2の直接制御盤を設置し、
    前記変電所内に、前記監視制御装置と前記ネットワークを介して接続される遠方監視制御装置を、前記取替対象の遠方監視制御装置及び前記取替後の遠方監視制御装置の間で切り替えるための切替スイッチを設け、
    前記機器を順次停止しながら、前記第1の直接制御盤が前記第2の直接制御盤を介して順次停止した前記機器を制御するために前記第1の直接制御盤と前記第2の直接制御盤とを順次接続し、
    前記取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なうときに、前記切替スイッチにより前記取替後の遠方監視制御装置へ切り替え、前記取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なわないときに、前記切替スイッチにより前記取替対象の遠方監視制御装置へ切り替え、 前記取替後の遠方監視制御装置の動作確認が完了した場合、前記機器を順次停止しながら、前記第2の直接制御盤を介して順次停止した前記機器を制御するための前記第1の直接制御盤と前記第2の直接制御盤との間の接続を順次撤去し、
    前記取替対象の遠方監視制御装置及び前記第1の直接制御盤を撤去すると共に、前記切替スイッチを撤去して前記ネットワークと前記取替後の遠方監視制御装置とを接続する
    ことを特徴とする遠方監視制御装置の取替方法。
  2. 前記切替スイッチと前記取替後の遠方監視制御装置とを接続する前に、前記取替後の遠方監視制御装置を単独で運転して単独動作を確認することを特徴とする請求項1記載の遠方監視制御装置の取替方法。
  3. 前記取替後の遠方監視制御装置の動作確認を行なう前に、前記第2の直接制御盤と、変圧器又は遮断器を模擬する模擬機器と接続し、前記切替スイッチにより前記取替後の遠方監視制御装置へ切り替え、前記取替後の遠方監視制御装置の前記模擬機器に対する動作確認を行なうことを特徴とする請求項1又は2記載の遠方監視制御装置の取替方法。
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