JP5468280B2 - 防火ネット - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る防火ネット1について、図1から図3を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態に係る防火ネット1を自動車の排気管10に装着させた状態を示す外観斜視図である。図2は、第1実施形態に係る防火ネット1の外観を示す外観斜視図である。図3は、第1実施形態に係る防火ネット1の分解斜視図である。
袋体2は、複数の開孔(いわゆる編み目)を有するステンレス製の金網20により構成されている。金網20としては、例えば、1cm2あたりの開孔の数が20〜50のものが好適に使用される。金網20に形成される開孔の数が1cm2あたり50を超える場合には、排気ガスに含まれる高温の煤や火の粉等の火種が金網の開孔を通過してしまい、火種の排出を防止できないおそれがある。また、金網20に形成される開孔の数が1cm2あたり20未満である場合には、排気ガスの通過抵抗が増加してしまい、排気効率を悪化させるおそれがある。
次いで、一対の金網20の間に中空部23を形成するように一対の金網20を弛ませた状態で、一対の金網20の幅方向に沿う側縁のうちの一方の側縁である後縁26同士を接合する。これにより、一対の金網20における後縁26側に封止部22が形成されると共に、前縁側に開口部21が形成される。そして、開口部21と封止部22との間には、一対の金網20に囲まれた中空部23が形成される。
複数のマグネット部材3は、排気管10の管径の大きさに応じた所定の位置に、磁力により密着される。複数のマグネット部材3は、磁性面32が密着される。
ベース部34は、係合爪部35がマグネット部材3の長手方向と直交する方向に位置するようにマグネット部材3の非磁性面33に取り付けられる。
係合爪部35は、棒状に形成されており、袋体2に設けられた係合穴部29に挿通可能に形成されている。また、係合爪部35は、ベース部34との近傍が屈曲した略L字状に形成されている。
ここで、防火ネット1には、袋体2の開口部21側から封止部22側に向かって周縁28と直交する方向に開口部21と連続する切込部27が形成されている。そのため、金網20の一端部27aと他端部27bとを外側に引っ張ることにより、切込部27に沿って開口部21を広げることが可能となる。
ここで、複数のマグネット部材3は、係合爪部35が排気管10の軸方向における排気口11側と反対側を向くように排気管10の外周面12に密着されている。そのため、係合爪部35を係合穴部29に挿通させると、例えば、車両の走行中に袋体2が排気管10の軸方向における排気口11側に引っ張られても、複数のマグネット部材3から外れることがなくなる。
第1実施形態に係る防火ネット1は、複数のマグネット部材3を金属製の排気管10の外周面12に密着させ、複数のマグネット部材3に設けられる係合爪部35を袋体2の複数の係合穴部29に挿通させて、複数のマグネット部材3と袋体2とを連結させる構成とした。そのため、防火ネット1は、車両の排気管10に容易に装着できる。また、装着した防火ネット1は、車両の走行中に外れにくい。
また、例えば、図5に示すように、排気管10Bの管径が防火ネット1の開口部21の径よりも大きい場合においては、マグネット部材3を離間させて配置させることにより、マグネット部材3を排気管10Bの外周面12に好適に密着させることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る防火ネット1Aについて、図8から図10を参照しながら説明する。
第2実施形態に係る防火ネット1Aは、複数の係合穴部29の代わりに袋体2Aが複数のマグネット部材3を挿入させて連結する連結部29Aを有する点において、第1実施形態に係る防火ネット1と相違する。そのため、第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。なお、第2実施形態においては、第1実施形態に係る防火ネット1と同様の構成のものについては同じ符号を付して、説明を省略する。
袋体2Aは、一方側の端部に形成される開口部21と、他方側の端部に形成される封止部22と、開口部21と封止部22との間に形成される中空部23と、一方側の端部から他方側の端部に向かって延びる切込部27と、開口部21の近傍に複数のマグネット部材3を挿入させる連結部29Aを備える。
まず、袋体2Aの幅方向に沿う側縁のうち開口部21側の側縁を外面側(排気管10側と反対側)に折り曲げる。次いで、その側縁を金網20の外面と接合する。これにより、切込部27を挟む金網の一端部27a及び他端部27bに、袋体2Aの長手方向に沿う一対の挿入口40が形成される。そして、一対の挿入口40と連続するように、金網20に囲まれた挿入部41が形成される。
作業者は、まず、複数のマグネット部材3を袋体2Aの挿入口40から挿入部41に挿入させる。挿入部41に複数のマグネット部材3を挿入させたら、作業者は、挿入部41内部における適当な位置に複数のマグネット部材3を配置させる。
複数のマグネット部材3を適当な位置に配置させると、作業者は、金網の一端部27a及び他端部27bを把持する。金網の一端部27a及び他端部27bを把持すると、作業者は、一端部27a及び他端部27bを外側(互いに離れる方向)に引っ張る。
ここで、防火ネット1Aには、袋体2Aの開口部21側から後縁26側に向かって周縁28と直交する方向に開口部21と連続する切込部27が形成されている。そのため、金網の一端部27a及び他端部27bを外側に引っ張ることにより、切込部27に沿って開口部21を広げることが可能となる。
開口部21を広げると、作業者は、図8に示すように、排気管10の排気口11側を袋体2Aの内部に位置させる。これにより、排気管10の排気口11側の一部は、中空部23内に配置される。
ここで、マグネット部材3は、挿入部41における排気管10側の金網20を介して金属製の排気管10の外周面12に密着する。また、マグネット部材3は、可撓性を有するシート状に形成されている。そのため、防火ネット1は、図8に示すように、マグネット部材3を金網20を介して排気管10に密着させることにより、袋体2Aの連結部29Aを排気管10に密着させることが可能になる。
第2実施形態に係る防火ネット1Aは、連結部29Aを構成する挿入部41に複数のマグネット部材3を挿入配置させた。これにより、排気管10の排気口11を中空部23に位置させた状態で、マグネット部材3の磁力により袋体2Aを排気管10の外周面12に密着させられる。よって、防火ネット1Aを車両の排気管10に容易に装着できる。また、装着した防火ネット1Aは、車両の走行中に外れにくい。
また、例えば、排気管10Bの管径が防火ネット1の開口部21の径よりも大きい場合においては、図12に示すように、マグネット部材3を挿入部41の内部において、離間させて配置させることにより、マグネット部材3を排気管10Bの外周面12に密着させることができる。
また、図14に示すように、排気管10Bの管径が防火ネット1Aの開口部21の径よりも大きい場合においては、マグネット部材3を挿入部41の内部において離間して配置させると共に、金網20の一端部27aと他端部27bとを広げることにより、排気管10Aに容易に防火ネット1Aを装着できる。
例えば、本発明の第1実施形態及び第2実施形態においては、複数のマグネット部材3を用いて説明したが、本発明においてはこれに限らない。例えば、マグネット部材は、1のマグネット部材により構成されるものであってもよい。
2 袋体
3 マグネット部材
10 排気管
11 排気口
12 外周面
20 金網
21 開口部
22 封止部
23 中空部
27 切込部
28 周縁
29 係合穴部
31 フック部
Claims (4)
- 排気ガスを排出する金属製の排気管に取り付けられ、前記排気ガスに含まれる火種の放出を防止する防火ネットであって、
前記排気管の外周面に磁力により取り付けられる複数のマグネット部材と、
一方側の端部に形成される開口部と、他方側の端部に形成される封止部と、
前記開口部と前記封止部との間に形成され前記排気管における排気口側の一部が挿入配置される中空部と、を有すると共に、前記複数のマグネット部材に直接的又は間接的に連結される袋体と、を備え、
前記複数のマグネット部材に設けられる複数のフック部と、
前記袋体における前記開口部近傍に設けられ、前記複数のフック部に係合可能な複数の被係合部と、
を更に備える防火ネット。 - 前記複数のマグネット部材は、前記排気管の径に応じて変形可能なように可撓性を有する矩形状のシートである請求項1に記載の防火ネット。
- 前記袋体における開口部の周縁には、前記一方側から前記他方側に所定長さの切込部が形成される請求項1又は2に記載の防火ネット。
- 前記袋体は、径の異なる前記排気管の外周面に応じて変形可能な柔軟性を有する金網により構成される請求項1から3のいずれかに記載の防火ネット。
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