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JP5469779B2 - 多発性骨髄腫の治療のための組成物および方法 - Google Patents
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多発性骨髄腫の治療のための組成物および方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容が参照により本明細書に組み込まれる、2010年4月19日出願の米国仮特許出願第61/325,766号の、35U.S.C.§119(e)(1)の下での優先権を主張する。
悪性B細胞腫瘍である多発性骨髄腫(MM)は、高タンパク質血症、腎疾患、骨病変および免疫不全に関連して骨髄区画に分布する。この疾患は米国において年間12,000例以上の死亡の原因である。従来の化学療法、自家幹細胞移植、ならびにサリドマイド、ボルテゾミブのようなプロテアソーム阻害剤およびレナリドミドのような免疫調節剤などのより新しい治療アプローチの使用にも関わらず、MMを有する大部分の患者が治癒できない。完全な寛解率は5%に過ぎず、平均生存期間は3年である。したがって、MMの治療のための新規の有効な薬剤の開発が緊急に求められている。
一部の態様では、本開示は、多発性骨髄腫に罹患している患者を治療するための方法であって、(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩もしくはプロドラッグを含有する組成物を前記患者に投与することを含む方法を提供する。
一部の態様では、本開示は、多発性骨髄腫細胞の増殖を阻害するための方法であって、前記細胞を(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩もしくはプロドラッグと接触させることを含む方法を提供する。
一部の態様では、本開示は、(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩もしくはプロドラッグを医薬的に許容される担体と組み合わせることを含む、多発性骨髄腫を治療するの適した製剤を製造するための方法を提供する。
一部の態様では、本開示は、(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩もしくはプロドラッグおよび医薬担体を含有する、多発性骨髄腫を治療するための組成物を提供する。
図1は、インビトロにて様々な化合物で処置したRPMI−8226(多発性骨髄腫)細胞についての細胞数を示すグラフデータを提供する。
図2は、細胞周期の様々な段階のRPMI−8226細胞についての細胞数を示す2組のグラフデータを提供する。ひと組の細胞は化合物(1)で処置し、2番目の組の細胞は対照として処置した(すなわち未処置)。
図3は、様々な濃度の化合物(1)で処置した腫瘍に関する時間の関数としての腫瘍容積を提供する。このデータは、SCIDマウスにおけるRPMI−8226ヒト多発性骨髄腫腫瘍の増殖への化合物(1)の作用を示す。
図4は、様々な濃度の化合物(1)で処置した組織についての血管密度を示す画像を提供する。
図5は、IL−6が誘導するMM細胞の増殖への化合物(1)の阻害作用を示すグラフデータを提供する。
図6は、化合物(1)が、フィブロネクチンに接着した、IL−6によって誘導されるMM細胞でのSTAT3の活性化をブロックしたことを示すウエスタンブロット像を提供する。
図7aは、U−266多発性骨髄腫細胞が、化合物(1)での24時間の処置後にアポトーシスを受けることを示す画像を提供する。
図7bは、RPMI−8226多発性骨髄腫細胞が、化合物(1)での24時間の処置後にアポトーシスを受けることを示す画像を提供する。
定義
特に指示されない限り、本開示は特定の手順、出発物質等に限定されず、それらは異なり得る。また、本明細書で使用される用語は特定の実施形態を説明することだけを目的とし、限定を意図しないことも理解されるべきである。
本明細書および付属の特許請求の範囲で使用される場合、単数形態である「a」、「an」および「the」は、文脈上明らかに指示されない限り複数の指示対象を包含する。したがって、例えば、「反応物」への言及は、単一の反応物だけでなく2またはそれ以上の異なる反応物の組合せまたは混合物も包含し、「置換基」への言及は、単一置換基ならびに2またはそれ以上の置換基を包含する、等である。
本発明を説明し、特許請求する際に、以下で述べる定義に従って特定の用語を使用する。本明細書で提供される定義は相互排他的であることを意図しないことが認識される。したがって、一部の化学成分は2以上の用語の定義に含まれ得る。
本明細書で使用される場合、「例えば」、「など」または「を含む」という語句は、より一般的な対象物をさらに明確にする例を導入することが意図されている。これらの例は、単に本開示を理解するための助けとしてのみ提供され、いかなる意味においても限定を意図しない。
本明細書で使用される場合、「式を有する」または「構造を有する」という語句は、限定を意図せず、「含む」という用語が一般的に使用されるのと同じように使用される。「から独立して選択される」という用語は、本明細書では、列挙される要素、例えばR基等が同じであってもよくまたは異なってもよいことを示すために使用される。
本明細書で使用される場合、「〜でもよい(may、optional、optionallyまたはmay optionally)」という用語は、その後に記述される状況が起こってもよくまたは起こらなくてもよいことを意味し、それゆえその記述は、状況が起こる場合と状況が起こらない場合を包含する。例えば、「置換されていてもよい」という語句は、非水素置換基が所与の原子上に存在してもよくまたは存在しなくてもよいことを意味し、したがって、その記述は、非水素置換基が存在する構造と非水素置換基が存在しない構造を包含する。
特に指示されない限り、本明細書で使用される「治療する」および「治療」という用語は、症状の重症度および/または頻度の低減、症状および/または根底にある原因の除去、症状および/またはそれらの根底にある原因の発生の防止、ならびに損傷の改善または矯正を指す。したがって、これらの用語は活性物質の予防的使用を包含する。患者における障害または望ましくない生理的事象を「予防すること」は、具体的には症状および/またはそれらの根底にある原因の発生の防止を指し、患者はその障害または事象に対して高い感受性を示してもよくまたは示さなくてもよい。
治療薬の「有効量」という用語により、望ましい効果を提供するための有益薬剤の十分な量が意味される。
本明細書で使用される場合、特に明記されない限り、有益薬剤の「有効量」は、治療有効量と予防有効量の両方を含む量を指す。
本明細書で使用される場合、活性物質の「治療有効量」は、望ましい治療結果を達成するために有効な量を指し、活性物質の「予防有効量」は、望ましくない生理的状態を予防するまたは前記状態の重症度を低減するために有効な量を指す。
「医薬的に許容される」成分により、生物学的にまたは別の点で望ましくないものではない成分が意味され、すなわち、その成分が、重大な望ましくない生物学的作用を引き起こすことなく、またはそれが含有される製剤のその他の成分のいずれかと有害に相互作用することなく、本開示の医薬製剤に組み込まれ、本明細書で述べるように患者に投与され得ることが意味される。「医薬的に許容される」という用語が賦形剤を指すために使用される場合、それは一般に、その成分が毒性学的試験および製造試験の要求される基準に適合していることまたはその成分が米国食品医薬品局に作成された「不活性成分ガイド(Inactive Ingredient Guide)」に含まれることが意味される。
「薬理学的に活性な」誘導体または類似体におけるような、「薬理学的に活性な」(または単に「活性な」)という用語は、親化合物と同じ種類の、ほぼ等しい程度の薬理学的活性を有する誘導体または類似体(例えば塩、エステル、アミド、複合体、代謝産物、同位体、断片等)を指す。
「制御放出」という用語は、有益薬剤の放出が即時性ではない、すなわち「制御放出」剤形を用いると、投与が吸収プールへの有益薬剤の即時放出を生じさせない製剤、剤形またはその領域を指す。この用語は、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,Nineteenth Ed.(Easton,PA:Mack Publishing Company,1995)の中で定義される「非即時放出」と交換可能に使用される。一般に、本明細書で使用される「制御放出」という用語は、持続放出および遅延放出製剤を包含する。
「持続放出」(「長期放出」と同義)という用語は、長期間にわたる有益薬剤の段階的な放出を提供し、必須ではないが好ましくは、長期間にわたって薬剤の実質的に一定な血中レベルをもたらす製剤、剤形またはその領域を指すためにその従来の意味で使用される。
「天然に生じる」という用語は、化合物または組成物が天然源から単離されたかまたは化学合成されたかに関わらず、天然に存在する化合物または組成物を指す。
詳細な説明
対象とする方法は、化合物(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンを含む。便宜上、この化合物を本明細書では代替的に化合物(1)と称する。化合物(1)は以下に示す構造を有する。
Figure 0005469779
本明細書でより詳細に述べるように、化合物(1)は、医薬的に許容される塩、エステル、エーテル、プロドラッグ(例えばスルファミン酸塩、リン酸塩)等のような、医薬的に許容される代替的形態で使用することができる。特に指定されない限り、本明細書における「化合物(1)」へのすべての言及はそのような代替的形態を含むことが意図されている。プロドラッグの塩などの、そのような形態の医薬的に許容され、かつ医薬的に活性な組合せが可能であり、それらも本開示の範囲内である。塩およびプロドラッグのいくつかの例を以下で提供する。
化合物(1)は、本明細書で述べるように、多発性骨髄腫(MM)を治療するための療法において有用である。一部の実施形態では、化合物(1)は多発性骨髄腫を治療するための方法において使用される。例えば、前記方法は、化合物(1)を、それを必要とする患者(例えば多発性骨髄腫に罹患している患者、または多発性骨髄腫の危険性がある患者、または多発性骨髄腫の症状を示している患者等)に投与することを含む。一部の実施形態では、化合物(1)は、多発性骨髄腫に関連する症状の重症度を低減するまたは症状を除去するための方法において使用される。例えば、前記方法は、多発性骨髄腫細胞もしくは腫瘍を化合物(1)と接触させること、または多発性骨髄腫細胞もしくは腫瘍を含む組織を化合物(1)と接触させることを含む。一部の実施形態では、多発性骨髄腫細胞もしくは腫瘍、またはそのような細胞もしくは腫瘍を含む組織を化合物(1)と接触させること(例えば医薬製剤の一部として)は、以下の1またはそれ以上を生じさせる:さらなる多発性骨髄腫細胞の増殖の阻害;多発性骨髄腫細胞の成長および発育の阻害;ならびに多発性骨髄腫に関連する症状の重症度の低減。
一部の実施形態では、化合物(1)は、多発性骨髄腫細胞の増殖を低減するまたは停止させるための方法において使用される。一部の実施形態では、化合物(1)は、多発性骨髄腫細胞の成長周期を減速させるまたは停止させるための方法において使用される。例えば、前記方法は、多発性骨髄腫細胞もしくは腫瘍(または多発性骨髄腫細胞もしくは腫瘍を含む組織)を化合物(1)の有効量と接触させることを含む。
一部の実施形態では、化合物(1)は、MMを治療するうえで有効な組成物を製造するために使用される。以下でより詳細に述べるように、組成物は1またはそれ以上の活性物質および1またはそれ以上の医薬的に許容される添加物を含有し得る。また、組成物は、任意の適切な剤形で製造され得る。
一部の実施形態では、多発性骨髄腫の治療は、化合物(1)を含有する製剤を投与することを含む。以下でより詳細に述べるように、そのような製剤は多くの添加物および/または付加的な活性物質のいずれを含んでもよく、またそのような製剤は様々な剤形のいずれかとして製造され得る。
一部の実施形態では、化合物(1)は、本発明で述べる方法のいずれかで1またはそれ以上の付加的な活性物質と同時投与され得る。例えば、一部の実施形態では、化合物(1)は、以下のいずれかから選択される1またはそれ以上の化合物と同時投与される:鎮痛薬;麻酔薬;抗関節炎薬;抗喘息薬を含む呼吸器薬;抗腫瘍薬を含む抗癌薬;抗コリン作用薬;抗痙攣薬;抗うつ薬;抗糖尿病薬;下痢止め薬;駆虫薬;抗ヒスタミン薬;抗高脂血症薬;抗高血圧薬;抗生物質および抗ウイルス薬などの抗感染症薬;抗炎症薬;抗片頭痛薬;鎮吐薬;抗パーキンソン病薬;かゆみ止め;抗精神病薬;解熱薬;鎮痙薬;抗結核薬;抗潰瘍薬;抗不安薬;食欲抑制薬;注意欠陥障害(ADD)および注意欠陥多動性障害(ADHD)治療薬;カルシウムチャネル遮断薬、CNS薬を含む心臓血管製剤;β遮断薬および抗不整脈薬;中枢神経系刺激薬;うっ血除去薬を含む咳および感冒製剤;利尿薬;遺伝物質;ハーブ治療薬;抗ホルモン薬;催眠薬;血糖降下薬;免疫抑制剤;ロイコトリエン阻害剤;有糸分裂阻害剤;筋弛緩薬;麻薬拮抗薬;ニコチン;ビタミン、必須アミノ酸および脂肪酸などの栄養剤;抗緑内障薬などの眼科薬;副交感神経遮断薬;精神刺激薬;鎮静薬;ステロイド類;交感神経様作用薬;精神安定薬;ならびに全身、冠動脈、末梢および脳を含む血管拡張薬。
先に述べたように、化合物(1)は、遊離塩基として、または、塩、エステル、エーテル、アミド、プロドラッグ、活性代謝産物または類似体が、本発明に関連して医薬的に許容され、薬理学的に活性であることを条件として、塩、エステル、エーテル、アミド、プロドラッグ、活性代謝産物、類似体等の形態で投与され得る。活性物質の塩、エステル、アミド、プロドラッグ、活性代謝産物、類似体および他の誘導体は、合成有機化学の当業者に公知であり、例えばJ.March,Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms and Structure,5th Ed.(New York:Wiley−Interscience,2001)によって述べられている標準的な手順を用いて調製され得る。さらに、適切な場合は、本開示の化合物上の官能基は、保護基化学を用いて調製または投与の間の望ましくない反応から保護され得る。適切な保護基は、例えばGreen,Protective Groups in Organic Synthesis,3rd Ed.(New York:Wiley−Interscience,1999)に記載されている。
医薬的に許容される塩は、任意の医薬的に許容される有機酸もしくは塩基、任意の医薬的に許容される無機酸もしくは塩基、またはそれらの組合せから調製され得る。塩を調製するために使用される酸または塩基は天然に生じ得る。
酸付加塩を調製するための適切な有機酸は、例えば、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、グリコール酸、クエン酸、ピルビン酸、シュウ酸、リンゴ酸、マロン酸、安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、サリチル酸、フタル酸およびテレフタル酸などのC〜CアルキルおよびC〜C12アリールカルボン酸、ジカルボン酸およびトリカルボン酸、ならびにメタンスルホン酸、エタンスルホン酸およびp−トルエンスルホン酸などのアリールおよびアルキルスルホン酸等を含む。酸付加塩を調製するための適切な無機酸は、例えば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸およびリン酸等を含む。酸付加塩は、適切な塩基での処理によって遊離塩基に再変換され得る。
塩基付加塩を調製するための適切な有機塩基は、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、N,N−ジベンジルエチレンジアミン、2−ジメチルアミノエタノール、エタノールアミン、エチレンジアミン、グルカミン、グルコサミン、ヒスチジンおよびポリアミン樹脂などの第一級、第二級および第三級アミン、カフェイン、N−エチルモルホリン、N−エチルピペリジンおよびプリンなどの環状アミン、ならびにベタイン、コリンおよびプロカインなどのアミンの塩等を含む。塩基付加塩を調製するための適切な無機塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムなどのナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、第二鉄、第一鉄、アルミニウム、リチウム、マグネシウムまたは亜鉛から誘導される塩等を含む。塩基付加塩は、適切な酸での処理によって遊離酸に再変換され得る。
プロドラッグおよび活性代謝産物も、当業者に公知の技術または関連文献に記載されている技術を用いて調製され得る。プロドラッグは、典型的には、個体の代謝系によって修飾されるまでは治療上不活性である化合物を生じさせる成分の共有結合によって調製される。例えば、化合物(1)は、スルファミン酸塩プロドラッグなどの医薬的に許容されるプロドラッグの形態であり得る。
活性物質の他の誘導体および類似体は、合成有機化学の当業者に公知の標準的な技術を用いて調製され得るか、または関連文献の参照により推論され得る。加えて、キラル活性物質は、異性体的に純粋な形態であり得るか、または異性体のラセミ混合物として投与され得る。
本開示の化合物のいずれかは、本明細書で述べる製剤中の活性物質であり得る。本開示の化合物を含有する製剤は、本明細書で述べる化合物の1、2、3またはそれ以上を含んでもよく、また鎮痛薬および他の抗生物質などの1またはそれ以上の付加的な活性物質も含んでよい。「本開示の化合物のいずれか」により、化合物(1)それ自体(すなわち有機塩基として)およびその塩、プロドラッグ等から選択される任意の化合物が意味される。
製剤中の活性物質の量は、典型的には製剤の総重量に基づき約0.05重量%〜約95重量%の範囲である。例えば、活性物質の量は、約0.05重量%〜約50重量%、または約0.1重量%〜約25重量%の範囲であり得る。あるいは、製剤中の活性物質の量は、所望用量を達成するように測定され得る。
化合物(1)を含有する製剤は、貯蔵寿命を高めるための任意の防腐剤と共に単位用量形態でまたは多回用量容器中で提供され得る。
本開示の組成物は、任意の適切な方法によって患者に投与され得る。一般に、全身投与および局所投与の両方法が許容される。投与方法の選択が、治療される状態、投与の頻度、用量レベル、および患者の要求と必要性などの多くの因子によって影響されることは当業者に明らかである。例えば、一部の方法は高用量の活性物質の迅速な送達により適し得るが、また別の方法は活性物質の緩やかで一定な送達により適し得る。本開示の化合物の送達に適する投与方法の例は、非経口および経膜吸収(消化管および気道を介した送達を含む)を含む。これらの方法による送達に適する製剤は当分野において周知である。
例えば、本開示の化合物を含有する製剤は、ボーラス注射および/または持続注入を用いて、静脈内、皮下、腹腔内または筋肉内注射などにより非経口的に投与され得る。一般的に、経口投与には液剤を使用する。
組成物はまた、経口および経直腸を含む、消化管を介して投与され得る。消化管を介した投与に適する製剤の例は、錠剤、カプセル、トローチ、チューインガム、水溶液および坐剤を含む。
製剤はまた、経粘膜投与によっても投与され得る。経粘膜送達は、口(口腔および舌下を含む)、鼻、膣および直腸粘膜を介した送達を含む。経粘膜送達に適する製剤は当分野において周知であり、錠剤、チューインガム、うがい薬、ロゼンジ、坐剤、ゲル、クリーム、液体およびペーストを含む。
製剤はまた、経皮的に投与され得る。経皮送達は、例えば、局所的に適用されるクリーム、液体、ペースト、ゲル等ならびにしばしば経皮「パッチ」と称されるものを用いて達成され得る。
製剤はまた、気道を介して投与され得る。肺送達は、エアロゾル、乾燥粉末、液体製剤等を使用して、口腔内または鼻吸入によって達成され得る。エアロゾル吸入器および模擬タバコは肺剤形の例である。
液体製剤は、溶液、懸濁液および乳剤を含む。例えば、溶液は活性物質の水溶液であり得、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等の1またはそれ以上を含み得る。水性懸濁液は、微細に分割された活性物質を粘性材料、例えば天然または合成ゴム、樹脂、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムまたは他の周知の懸濁化剤と共に水に分散させることによって作製できる。また、使用の直前に液体形態に変換されることが意図された固体形態の製剤も含まれる。
錠剤およびロゼンジは、例えば、圧縮ラクトース、スクロースおよびアラビアまたはトラガカントゴムなどの着香基剤ならびに有効量の活性物質を含有し得る。トローチは、一般にゼラチンおよびグリセリンまたはスクロースおよびアラビアゴムなどの不活性基剤中に活性物質を含有する。うがい薬は、一般に適切な液体担体中に活性物質を含有する。
表皮への局所投与のために、本開示による化合物は、軟膏、クリームもしくはローションとして、または経皮パッチとして製剤され得る。軟膏およびクリームは、例えば、水性または油性基剤に適切な増粘剤および/またはゲル化剤を添加して製剤され得る。ローションは水性または油性基剤で製剤され得、一般に1またはそれ以上の乳化剤、安定剤、分散剤、懸濁化剤、増粘剤または着色剤も含有し得る。
経皮パッチは、典型的には:(1)広範囲のプラスチックまたは樹脂のいずれか、例えばアルミニウム蒸着ポリエステルまたはポリエステル単独または他の不透過性フィルムで構成され得る不透過性バッキング層;および、例えばUSPヒドロキシメチルセルロースでゲル化された鉱油、ポリイソブチレンおよびアルコールと組み合わせて本開示の化合物を含有する貯蔵層を含む。別の例として、貯蔵層は、貯蔵層から皮膚の表面への活性物質の拡散を提供する樹脂架橋剤と共にアクリルベースのポリマー接着剤を含有し得る。経皮パッチはまた、貯蔵層と皮膚の間に配置された微孔性ポリプロピレンなどの送達速度制御膜を有し得る。エチレン酢酸ビニルコポリマーおよび他の微孔性膜も使用され得る。典型的には、活性物質と組み合わせた鉱油およびポリイソブチレンなどの接着製剤を含有し得る接着剤層が提供される。
他の典型的な経皮パッチは、3つの層:(1)積層ポリエステルフィルムを含む外層;(2)速度を制御する接着剤、構造的不織材および活性物質を含む中間層;ならびに(3)使用の前に取り除かれねばならない使い捨てライナーを含み得る。経皮送達システムはまた、皮膚の浸透を促進するためにジメチルスルホキシド(DMSO)などの高脂溶性担体化合物の組込みを含み得る。他の担体化合物はラノリンおよびグリセリンを含む。
直腸または膣坐剤は、例えば、グリセリン、グリセロールモノパルミテート、グリセロールモノステアレート、硬化パーム核油および脂肪酸と組み合わせて活性物質を含有する。坐剤製剤の別の例は、有効量の活性物質と組み合わせてアスコルビルパルミテート、二酸化ケイ素、白ろうおよびココアバターを含む。
鼻内噴霧製剤は、生理食塩水または他の医薬的に適切な担体液体中の活性物質の溶液を含有し得る。鼻内噴霧圧縮ポンプも当分野において周知であり、所定用量の溶液を送達するように調整することができる。
肺投与に適するエアロゾル製剤は、例えば、活性物質が適切な噴射剤と共に加圧パック中で提供される製剤を含む。適切な噴射剤は、クロロフルオロカーボン(CFC)、例えばジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタンもしくはジクロロテトラフルオロエタン、二酸化炭素、または他の適切なガスを含む。エアロゾルはまた、レシチンなどの界面活性剤を含有し得る。薬剤の用量は、定量弁を備えることによって制御され得る。
肺投与に適する乾燥粉末は、例えば、ラクトース、デンプン、デンプン誘導体、例えばヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリビニルピロリドン(PVP)などの適切な粉末基剤中に化合物の粉末混合物を含む。好都合には、粉末担体は鼻腔内でゲルを形成する。乾燥粉末製剤のための単位用量は、例えば、カプセルもしくはカートリッジ、例えばゼラチンのカプセルもしくはカートリッジ、または粉末が吸入器によって投与され得るブリスターパックの形態であり得る。
前記成分に加えて、一部の場合は(例えば特定の組成物または投与方法に依存して)、様々な添加物、例えば薬剤送達、貯蔵寿命、患者の受け入れ等を改善する成分のいずれかを組み込むことが必要であり得るまたは望ましいと考えられる。適切な添加物は、酸、抗酸化剤、抗菌剤、緩衝剤、着色剤、結晶成長抑制剤、消泡剤、希釈剤、皮膚軟化剤、充填剤、着香剤、ゲル化剤、香料、潤滑剤、噴射剤、増粘剤、塩、溶媒、界面活性剤、他の化学的安定剤、またはそれらの混合物を含む。これらの添加物の例は、例えば、その内容が参照により本明細書に組み込まれる、M.Ash and I.Ash,Handbook of Pharmaceutical Additives(Hampshire,England:Gower Publishing,1995)に認められる。
一部の実施形態では、対象とする化合物は、1またはそれ以上の添加物を含有する組成物の形態で投与される。
適切な用量および投与計画は、本開示および一般的に当業者に利用可能な情報に基づき明らかである。投与は数週間、数か月間または数年間にわたって実施され得る。一部の実施形態では、制御された低レベルの用量が長期間にわたって与えられるが、また別の実施形態では、より高レベルの用量が短期間投与される。より低い頻度または1回だけの集中的高用量の投与を含む他の投与計画も、本開示の範囲内である。
本開示の化合物を含有する製剤中の活性物質の量は、活性物質の特定の用量(すなわち患者の単位重量当たりの活性物質の単位重量)を達成するように計算され得る。さらに、治療計画は、活性物質の所定の全身レベルを維持するように設計され得る。例えば、製剤および治療計画は、成人については約0.001mg/kg/日〜約100mg/kg/日の範囲の活性物質の量を提供するように設計され得る。さらなる例として、活性物質の量は、約0.1mg/kg/日〜約50mg/kg/日、約0.1mg/kg/日〜約25mg/kg/日、または約1mg/kg/日〜約10mg/kg/日の範囲であり得る。当業者は、用量が、投与の方法および頻度、ならびに患者の身体的特徴を含む様々な因子に依存して異なり得ることを認識する。
したがって、一部の実施形態では、対象とする化合物および組成物は多発性骨髄腫(MM)を治療するうえで有用である。一部の実施形態では、本開示は、本開示による化合物または組成物の有効量を患者に投与することを含む、MMに罹患している患者を治療するための方法を提供する。本開示はまた、癌細胞または腫瘍を本開示による化合物または組成物の有効量と接触させることを含む、MM(例えば癌細胞または腫瘍)の拡大を阻害するための方法を提供する。本開示はまた、癌細胞を含む組織を本開示による化合物または組成物の有効量と接触させることを含む、MMの拡大を阻害するための方法を提供する。本明細書でより詳細に述べるように、前記方法のいずれにおいても、化合物は、1またはそれ以上の活性物質および1またはそれ以上の添加物(例えば医薬的に許容される担体など)を含有する組成物中で投与され得る。さらに、先に述べたように、化合物は、医薬的に許容されるその塩、エステル、エーテルまたはプロドラッグの形態で投与され得る。
本明細書で言及されるすべての特許、特許出願および公表文献は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。しかし、明白な定義を含む特許、特許出願または公表文献が参照により本明細書に組み込まれる場合、それらの明白な定義は、それらが見出される組み込まれた特許、特許出願または公表文献に適用され、本出願のテキストの残りの部分、特に本出願の特許請求の範囲には適用されないことが理解されるべきである。
本発明をその好ましい特定の実施形態に関連して説明したが、前記説明および以下の実施例は本発明を例示するためのものであり、本発明の範囲を限定することを意図されないことが理解されるべきである。本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を行い得ることおよび等価物で置き換え得ること、さらに他の態様、利点および修正が、本発明が関連する分野の当業者に明白であることは当業者に理解される。
[実施例1]
17β−エストラジオールと比較したER−αおよびER−βに対する化合物(1)の結合親和性
pH7.4の結合緩衝液(10mMトリス−HCl、10%グリセロール、1%アルブミン、1mMフッ化フェニルメチルスルホニル、25nMロイペプチン)100μl中、様々な濃度の試験化合物の存在下または不在下で組換えエストロゲン受容体を10nMのH−エストラジオール(H−E2)と共に4℃で一晩インキュベートすることにより、結合アッセイを実施した。インキュベーションの終了時に、結合H−E2と遊離H−E2を活性炭懸濁液で分離した。結合H−E2の放射能をシンチレーション計数器で測定した。データを表1に示す。
Figure 0005469779
[実施例2]
RPMI−8226ヒトMM細胞の成長への化合物(1)および抗エストロゲンの作用
RPMI−8226(多発性骨髄腫)細胞の成長への化合物(1)および抗エストロゲンの作用を評価するために成長阻害アッセイを実施した。細胞を培地200μL中2000細胞/穴で96穴プレートに接種した。24時間後、試験化合物を各々の穴に添加し、対照の穴にはビヒクルだけを添加した。3日目に、MTTキットを使用して、MTTアッセイで生細胞を測定した。データを図1に示す。
[実施例3]
RPMI−8226細胞の細胞周期への化合物(1)の作用
化合物(1)はRPMI−8226細胞においてG2期停止を誘導することが認められた。細胞を対照培地または化合物(1)0.5μMと共に48時間インキュベートした。細胞を採取し、対照および化合物(1)で処理した細胞の細胞周期の分布をヨウ化プロピジウム染色およびフローサイトメトリによって測定した。G1、SおよびG2期の細胞の割合をModFit LT細胞周期分析プログラムによって計算した。データを図2に示す。図2の左側のグラフは48時間目の対照実験を示す。図2の右側のグラフは48時間目の化合物(1)0.5μMを用いた実験を示す。
[実施例4]
SCIDマウスにおけるRPMI−8226ヒトMM腫瘍の成長への化合物(1)の作用
化合物(1)は、SCIDマウスにおいてRPMI−8226腫瘍異種移植片の成長を阻害した。雄性SCIDマウスにおいて無血清培地/マトリゲル(1:1)の100μl混合物中に懸濁したRPMI−8226細胞10×10を右側腹部に皮下移植した。腫瘍容積が80〜100mmに達したとき、マウスへの4週間にわたる5回/週の経口薬剤処置を開始した。100および50mg/kgの化合物(1)で処置したマウスの腫瘍は、対照と比較した場合、それぞれP<0.02およびP<0.05で統計的に阻害された。データを図3に示す。100mg/kgの化合物(1)で処置した腫瘍は、ビヒクル対照と比較した場合、統計的に低減した(P<0.02)。50mg/kgの化合物(1)で処置した腫瘍は、ビヒクル対照と比較した場合、統計的に低減した(P<0.05)。
[実施例5]
SCIDマウスにおけるRPMI−8226ヒトMM腫瘍の腫瘍血管新生への化合物(1)の作用
新生血管のCD−31免疫染色を使用することにより、腫瘍血管新生を評価した。血管密度は、対照群と比較した場合、化合物(1)処置群において大きく低下した。データを図4に示す。
[実施例6]
ヒトMM腫瘍に対する化合物(1)の効果
RPMI−8226多発性骨髄腫細胞の増殖への化合物(1)およびその類似体の作用を標準的な方法によって測定した。データを以下の表2に示す。
Figure 0005469779

[実施例7]
ヒトMM細胞株に対する化合物(1)の効果
2つのMM細胞株、RPMI−8226およびU266のIL−6誘導性増殖に対する化合物(1)の阻害作用を測定した。RPMI−8226またはU−266細胞を培地200μl中4000細胞/穴で96穴プレートに接種した。細胞を一晩付着させた後、様々な濃度の化合物(1)を10ng/mlのIL−6の存在下または不在下で各々の穴に添加した。37℃で72時間のインキュベーション後、MTT試薬(Promega)を用いて生細胞の量を測定した。データを図5に示す。
[実施例8]
化合物(1)での処理後のIL−6誘導性p−STAT3の下方調節
化合物(1)は、フィブロネクチンに接着した、IL−6によって誘導されるMM細胞でのSTAT3の活性化をブロックした。RPMI−6228細胞を、10%胎仔ウシ血清および25μg/mlのフィブロネクチンを添加したRPMI−1640培地中で培養した。細胞が対数増殖期にあるとき、10ng/mlのIL−6の存在下または不在下に37℃で24時間、0.5または2.0μMの化合物(1)で細胞を処理した。24時間の終了時に、細胞を氷冷PBSで1回洗浄した。洗浄した細胞をNP−40溶解緩衝液中に再懸濁した。氷上での20分間のインキュベーション、次いで4℃、12,000rpmでの10分間の遠心分離後、細胞溶解物を回収した。溶解物のアリコート(20μg)を、適切な抗体を用いたウエスタンブロット分析のために採取した。ウエスタンブロット像を図6に示す。
[実施例9]
化合物(1)のヒトMM細胞におけるアポトーシスの誘導
化合物(1)はMM細胞のアポトーシスを誘導した。対数増殖期のRPMI−8226またはU−266細胞を37℃で24時間、0.5または2.0μMの化合物(1)で処理した。処理した細胞を結合緩衝液(BD Biosciences)中に再懸濁した。細胞懸濁液を、供給者(BD Biosciences)によって提供されるプロトコールに従ってアネキシンV−FITCおよびヨウ化プロピジウム(PI)溶液で染色した。染色した細胞を1時間以内にフローサイトメトリによって分析した。生存する細胞はアネキシンV−FITCおよびPI陰性であった;早期アポトーシス状態にある細胞はアネキシンV−FITC陽性およびPI陰性であった;そして後期アポトーシス状態にあるかまたは既に死亡している細胞はアネキシンV−FITCおよびPIのどちらも陽性であった。データを図7に示す。
前記実施例のデータに基づき、以下の所見が得られた:
化合物(1)は、ナノモル範囲でER−αおよびER−βに結合する。化合物(1)は、強力な抗腫瘍および抗血管新生特性でER−α、ER−βおよびERR−αに結合する。化合物(1)はRPMI−8226腫瘍において抗血管新生作用を有する。
化合物(1)はインビトロでMM細胞の成長を阻害し、インビボでMM腫瘍の成長を低減した。インビボでのマウス異種移植モデルにおいて、化合物(1)は、50および100mg/kgの用量レベルで、それぞれP<0.05およびP<0.02で用量依存的にRPMI−8226腫瘍の成長を有意に阻害した。
RPMI−8226腫瘍組織において、腫瘍担持マウスを化合物(1)で経口的に処置した場合、血管密度が大きく低減した。
化合物(1)は、インビトロでMM細胞の増殖およびインビボでMM腫瘍を阻害する。RPMI−8226多発性骨髄腫細胞において、化合物(1)は0.8μMのIC50値で細胞増殖を阻害した。化合物(1)はSCIDマウスにおいてRPMI−8226腫瘍異種移植片の成長を阻害した。
細胞周期分析は、化合物(1)がMM細胞をG2期で停止させることを明らかにした。MM細胞増殖への化合物(1)の阻害作用は、アポトーシスを誘導することおよび細胞をG2期で停止させることによって達成される。ナノモル濃度で、化合物(1)はRPMI−8226およびU−266の両細胞のアポトーシスを誘導した。
化合物(1)はまた、MM細胞および腫瘍におけるp−STAT3の発現に影響を及ぼす。
ナノモル濃度で化合物(1)は、IL−6が誘導するMM細胞の増殖を阻害し、MM細胞においてIL−6およびフィブロネクチン(FN)によって共刺激されるSTAT3のシグナル伝達(リン酸化)を下方調節する。化合物(1)は、ヒトMM細胞においてIL−6によって誘導されるSTAT3の活性化をブロックした。
RPMI−8226腫瘍異種移植(インビボ)モデルにおいて、腫瘍組織中の微小血管密度は化合物(1)での処置によって著しく低減した。
[実施例10]
化合物(1)の塩の調製および使用
化合物(1)のクエン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩および塩化物塩を調製した。各々の塩を試験し、活性を有することを認めた(データは示していない)。

Claims (11)

  1. 多発性骨髄腫に罹患している患者を治療するための方法に使用するための医薬組成物の製造における(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩使用であって、前記方法が、前記組成物を前記患者に投与することを含む前記使用。
  2. 組成物が、週に1回、1日おき、1日1回、1日2回および1日3回から選択されるレジメンの一部として投与される、請求項1に記載の使用。
  3. 組成物が遅延放出または持続放出製剤である、請求項1に記載の使用。
  4. 組成物が1またはそれ以上の付加的な活性物質を含有する、請求項1に記載の使用。
  5. 組成物が(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンを含む、請求項1に記載の使用。
  6. 組成物が(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンの医薬的に許容される塩を含む、請求項1に記載の使用。
  7. 組成物が(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンの医薬的に許容される塩を含み、当該塩がクエン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩及び塩化物塩から選択される、請求項1に記載の使用。
  8. 前記投与ステップによって、患者に1日当たり0.001 mg/kgから00 mg/kgの(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩送達される、請求項1に記載の使用。
  9. 前記投与ステップによって、患者に1日当たり0.1 mg/kgから0 mg/kgの(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩送達される、請求項1に記載の使用。
  10. 前記投与によって、多発性骨髄腫細胞の増殖が抑制される、請求項1に記載の使用。
  11. 多発性骨髄腫を治療するための医薬の製造における(E)−3−ヒドロキシ−7α−メチル−21−[2’−(N,N−ジメチルアミノ)エトキシ]−19−ノルプレグナ−1,3,5(10),17(20)−テトラエンまたは医薬的に許容されるその塩の使用。
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