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JP5473474B2 - 通信装置、通信方法、プログラム - Google Patents
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Description

本発明は、ネットワークに接続される通信装置による通信方法に関する。
UPnP (Universal Plug and Play)のIGD(Internet Gateway Device)では、ポートマッピングを行うことができる(非特許文献1)。ポートマッピングを行う中継装置は、AddPortMappingの受信に応じてポートマッピングのエントリを追加する。このポートマッピングのエントリには、例えば、中継装置が外部ネットワークから受信したパケットの宛先ポート番号、中継先ネットワークの通信装置のIPアドレスとポート番号が含まれる。中継装置は、ポートマッピングの情報に基づいて、例えば、外部のネットワークから受信されたパケットを内部のネットワークの通信装置に中継する。
また、特許文献1には、AddPortMappingを送信した機器のセッションの切断時に、DeletePortMappingによりポートマッピングのエントリを削除することが記載されている。特許文献2には、ポートマッピングに基づいてパケットを中継する中継装置が、ポートマッピングのテーブルから一定時間更新のないエントリを削除することが記載されている。
特開2005−346608号公報 特開2004−328027号公報
UPnP Forum http://www.upnp.org/
しかしながら、通信装置が利用する識別情報によっては、意図しないパケットを受信してしまう恐れがあった。
例えば、内部ネットワークのIPアドレス1(内部アドレス1)を取得した通信装置1が、中継装置に対して、外部ネットワークからのパケットの宛先ポート番号と、中継先の内部アドレス1とポート番号のエントリを追加する。尚、内部アドレス(ローカルアドレス)は、内部ネットワークで用いられるIPアドレスである。
その後、例えば、通信環境の変化により、通信装置1が意図せずにセッションを終了することがある。このとき、通信装置1がDeletePortMappingによってエントリを削除しないままセッションを終了し、さらに、別の通信装置2が内部アドレス1を取得して通信を開始した場合、外部ネットワークからの意図しないパケットが通信装置2に中継されてしまう恐れがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、意図しないパケットを通信装置が受信しないようにすることである。
上記の問題点を解決するために、本発明の通信装置は、例えば以下の構成を有する。すなわち、第1のネットワークからのパケットの宛先情報に応じて第2のネットワークに前記第1のネットワークからのパケットを中継する中継装置に接続される前記第2のネットワークの通信装置であって、自身に設定される識別情報を受け付ける受付手段と、前記第2のネットワークを介してサービスを提供する提供手段と、前記第1のネットワークから前記中継装置が受信したパケットの宛先情報に応じて、当該パケットを、前記自身に設定される識別情報として前記受付手段により受け付けられた識別情報に対応する前記第2のネットワーク上の通信装置宛てに中継するために前記中継装置に設定された前記識別情報に関する設定を削除する削除要求を前記提供手段によるサービスの提供開始前に前記中継装置に送信する送信手段とを有する。
本発明によれば、意図しないパケットを通信装置が受信しないようにすることができる。
実施形態に係るネットワーク構成図である。 実施形態に係る通信装置のモジュール構成図である。 実施形態1に係る通信装置のサービス提供開始時の処理を示すフローチャートである。 実施形態1に係るメッセージの流れを示すシーケンス図である。 実施形態2に係る通信装置のサービス提供開始時の処理を示すフローチャートである。 実施形態3に係る通信装置のサービス提供開始時の処理を示すフローチャートである。
<実施例1>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るネットワークの構成図である。
101は、LAN104に接続し、LAN104を経由してサービスを提供する通信装置(サービス提供装置)である。
102は、インターネット103(第1のネットワーク)およびLAN104(第2のネットワーク)に接続し、LAN104側にIGD機能を公開するルータ装置である。すなわち、ルータ装置102は、ポートマッピングの情報を記憶する。ポートマッピングの情報は、インターネット103(第1のネットワーク)からのパケットの宛先ポート番号(宛先情報)と、中継先であるLAN104(第2のネットワーク)の通信装置の識別情報(IPアドレス)とポート番号とを対応付けた情報である。本形態では、インターネット103からのパケットの宛先ポート番号と、LAN104上の通信装置の識別情報とポート番号の組をエントリと呼ぶ。ルータ装置102は、インターネット103(第1のネットワーク)からのパケットの宛先ポート番号(宛先情報)に応じて、インターネット103からのパケットをLAN104(第2のネットワーク)に中継する。尚、本形態の通信装置が取得するIPアドレス(識別情報)は、LAN104で用いられる内部アドレスである。
103は、外部のネットワークを含むインターネットである。インターネット103は、インターネットに限らず、LANやWANの複合で構成されていても良い。104は、Local Area Network(LAN)である。LAN104は、LANに限らず、BluetoothなどのIPを利用可能な通信路やそれらの複合であっても良い。
105は、ルータ装置102にポートマッピングのエントリを追加するメッセージを送信可能なルータ制御装置である。本実施形態のルータ制御装置105は、通信装置101がLAN104に接続される前に、LAN104に接続し、識別情報(内部アドレス1)を取得する。そして、ルータ制御装置105は、ルータ装置102に対して、ポートマッピングのエントリを追加するためのAddPortMappingのSOAPメッセージを送信する。このAddPortMappingには、ルータ装置102がポート番号1のパケットをインターネット103から受信すると、そのパケットをLAN104の内部アドレス1のポート番号2に中継するようにエントリを追加するためのメッセージである。ルータ装置102は、AddPortMappingを受信すると、対応するエントリを追加する。
尚、ポート番号1とポート番号2は、同一のポート番号であっても、異なるポート番号であっても良い。ルータ制御装置105は、通信装置101がLAN104に接続される前に、ルータ装置102に対してAddPortMappingを送信し、LAN104から切断されているものとする。
図2は、通信装置101のモジュール構成図である。200は、各モジュールを接続するためのバスである。
201は、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)を用いてIGD機能を保持するルータ装置を探索するルータ探索部である。本実施形態では、SSDPを用いたが、これに限らず、ディレクトリサービスによる検索や他のマルチキャストやブロードキャストを用いた探索プロトコルでも実現可能である。
202は、ルータ探索部201で発見されたルータ装置から、ポートマッピングの情報を取得するためのメッセージを生成するポート情報取得部である。ポート情報取得部202は、ルータ装置からポートマッピングのエントリを取得するためのGetPortGenericMappingのSOAPメッセージを生成し、インターフェース制御部206を介して送信する。GetPortGenericMappingを受信したルータ装置102は、受信したGetPortGenericMappingに含まれるインデックスの値に対応するエントリを通信装置101に通知する。
また、ポート情報取得部202は、ルータ装置に設定されるエントリ数を取得するためのPortMappingNumberOfEntries のSOAPメッセージを生成し、インターフェース制御部206を介して送信する。PortMappingNumberOfEntriesを受信したルータ装置102は、自身に設定されているポートマッピングのエントリ数を通信装置101に通知する。尚、本実施形態では、ポートマッピング情報の取得にSOAPを利用するが、TCPやUDPを用いた他のメッセージでも実現可能である。
203は、ルータ探索部201で発見されたルータ装置から、ポートマッピングの情報を削除するためのメッセージを生成するポート情報削除部である。ポート情報削除部203は、ポートマッピングのテーブルから、指定するエントリを削除するためのDeletePortMappingのSOAPメッセージを生成し、インターフェース制御部206を介して送信する。DeletePortMappingを受信したルータ装置102は、ポートマッピングのテーブルから、対応するエントリを削除する。本実施形態では、ポートマッピングの削除にSOAPを利用するが、TCPやUDPを用いた他のメッセージでも実現可能である。
204は、LAN104を介して、HTTPのサービスのサーバ機能(HTTPd)を公開、提供するサービス提供部である。本実施形態では、サービスをHTTPで示したが、これに限らず、FTPや他のプロトコル、および、サーバ機能を持つアプリケーションなどであっても実現可能である。サービス提供部204は、LAN104内の機器、及び、インターネット103に接続される機器に対してサービスを提供することが可能である。即ち、サービス提供部204は、インターネット(第1のネットワーク)に対してデータを提供可能にするための処理(サービス開始処理)を行う。そして、サービス提供部は、サービス開始処理の完了後にサービス要求を受信すると、サービス要求の送信元に対してサービスを提供する。
206は、LAN104と接続し、ルータ探索部201、ポート情報取得部202、ポート情報削除部203、および、サービス提供部204のSSDP、SOAPのメッセージの送受信を行うインターフェース制御部である。すなわち、インターフェース制御部206は、ルータ探索部201、ポート情報取得部202、ポート情報削除部、及び、サービス提供部204によって生成されたメッセージを送信する。
また、インターフェース制御部206は、自身に設定される識別情報(内部アドレス)を受け付ける。この内部アドレスは、LAN104への接続時に、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を用いて、アドレスを管理する他の機器から取得しても良いし、ユーザからの入力によって取得しても良い。
205は、ルータ装置102に設定されるポートマッピングのエントリが通信装置101に関連したエントリであるかどうかを判定する関連判定部である。すなわち、関連判定部205は、通信装置が受け付けた内部アドレス宛てにインターネット103からのパケットを中継するように設定されたエントリが存在するか判定する。
本形態では、IGD機能によるポートマッピングの実施形態を示したが、これに限らず、Net Confなどを用いて、ファイアウォールなどの情報の操作する場合に用いることも可能である。
次に、通信装置101によるサービスの提供開始時の処理について説明する。本形態では、通信装置101がLAN104にサービスの提供を開始する前に行う処理として説明するが、これに限らず、例えば、通信装置101がLAN104に接続され、内部アドレスを取得した際に行うようにしても良い。
また、本形態では、通信装置101がLAN104に接続する直前まで、ルータ制御装置105がLAN104に接続されていた場合について説明する。また、通信装置101が受け付けた識別情報と、ルータ制御装置105がLAN104に接続されていたときの識別情報が、同じ内部アドレス1であった場合について説明する。
図3は、通信装置(サービス提供装置)101のサービス提供開始時の処理を示すフローチャートである。尚、通信装置101のインターフェース制御部206は、図3の処理を開始する前に、LAN104の内部アドレスを自身に設定している。即ち、インターフェース制御部206は、図3のステップS301の前に、自身に設定される識別情報(内部アドレス)を受け付ける(受付手順)。
ステップS301において、ルータ探索部201は、SSDPを用いてIGD機能を持つルータを探索するメッセージを、インターフェース制御部206を介して送信し、ステップS302に進む。
ステップS302において、ルータ探索部201は、ステップS301で送信されたメッセージの応答に基づいて、IGD機能のあるルータ装置を発見したか否かの判定を行う。ルータ探索部201がIGD機能のあるルータ装置を発見したと判定するとステップS303に進む。ルータ探索部201がIGD機能のあるルータ装置を発見しなかったと判定するとステップS313に進む。本形態では、ルータ装置102が発見され、ステップ303に進む。
ステップS303において、ポート情報取得部202は、IGDのPortMappingNuberOfEntriesのSOAP Actionを、インターフェース制御部206を介してルータ装置102に送信する。すなわち、ポート情報取得部202は、ポートマッピングのエントリ数を取得するためのメッセージを生成する。そして、インターフェース制御部206は、ポート情報取得部202によって生成された、エントリ数を取得するためのメッセージ(PortMappingNuberOfEntries)をルータ装置102に送信する。ルータ装置102は、通信装置101からのPortMappingNuberOfEntriesを受信すると、ポートマッピングのエントリ数を通信装置101に通知する。ポート情報取得部202が、ルータ装置102から、ポートマッピングのエントリ数を取得すると、ステップS304に進む。本形態では、ルータ制御装置105が追加した2つのエントリが記憶されているので、ポート情報取得部202は、ポートマッピングのエントリ数として「2」を取得し、ステップS304に進むものとする。ただし、ポートマッピングのエントリ数は、2に限らない。
ステップS304において、ポート情報取得部202は、ルータ装置102から取得したポートマッピングのエントリ数が1以上であるかの判定を行う。ポート情報取得部202が、ポートマッピングのエントリ数が1以上であると判定するとステップS305に進む。ポート情報取得部202が、ポートマッピングのエントリ数が1以上でないと判定すると(0であると判定すると)ステップS313に進む。本形態では、ポート情報取得部202が、ポートマッピングのエントリ数が1以上であると判定し、ステップS305に進む。
ステップS305において、ポート情報取得部202は、取得したポートマッピングのエントリ数をnに代入し、ステップS306に進む。本形態では、ポート情報取得部202が、nに2を代入し、ステップS306に進む。ステップS306において、ポート情報取得部202は、nから1を引いた値をnに代入し、ステップS307に進む。本形態では、ポート情報取得部202が、nに1を代入し、ステップS307に進む。
ステップS307において、ポート情報取得部202は、IGDのGetPortGenericMappingに含まれるインデックスをnとしたSOAP Actionをインターフェース制御部206を介してルータ装置102に送信する。すなわち、ポート情報取得部202は、ポートマッピングのエントリの情報を取得するためのメッセージ(GetPortGenericMapping)を生成する。そして、インターフェース制御部206は、ポート情報取得部202によって生成された、エントリの情報を取得するためのメッセージをルータ装置102に送信する。
本形態では、ポート情報取得部202が、インデックスを1としたGetPortGenericMappingを生成する。そして、インターフェース制御部206が、ポート情報取得部202によって生成されたGetPortGenericMappingをルータ装置102に送信する。ルータ装置102は、通信装置101からの、インデックスが1のGetPortGenericMappingを受信すると、ポートマッピングのエントリのうち、インデックスが1のエントリの情報を、通信装置101に通知する。
即ち、ポート情報取得部202は、ルータ装置102からエントリの情報を取得するためのマッピング取得要求(GetPortGenericMapping)を生成する。そして、インターフェース制御部206は、ポート情報取得部202によって生成されたマッピング取得要求をルータ装置102へ送信する。尚、エントリは、インターネット103(第1のネットワーク)からのパケットの宛先情報(宛先ポート番号)とLAN104(第2のネットワーク)の通信装置の識別情報(内部アドレス)を対応付けた対応付け情報である。ポート情報取得部202が、ルータ装置102から、インデックスnに対応するポートマッピングのエントリを取得すると、ステップS308に進む。
ステップS308において、ポート情報取得部202は、関連判定部205に、取得したポートマッピングのエントリが通信装置101に関連するかの判定を依頼する。関連判定部205は、ポートマッピングのエントリに含まれる中継先のアドレス(識別情報)と通信装置101が保持するアドレスとが一致するかの判定を行う。関連判定部205が一致していると判定すると、ステップS309に進む。関連判定部205が一致していないと判定するとステップS310に進む。本形態では、取得したポートマッピングのエントリに含まれる中継先のアドレスが、通信装置101が保持するアドレスと同じ内部アドレス1であるため、関連判定部205は、一致していると判定し、ステップS309に進む。
ステップS309において、ポート情報取得部202は、ステップS308で一致していると判定されたポートマッピングのエントリを削除対象のエントリであると記憶し、ステップS310に進む。すなわち、ポート情報取得部202は、取得したポートマッピングのエントリに基づいて、削除するべき設定を決定する。本形態では、ポート情報取得部202が、インデックスが1のエントリを削除対象のエントリであると記憶し、ステップS310に進む。
ステップS310において、ポート情報取得部202は、nが0より大きいかの判定を行う。ポート情報取得部202が、nが0より大きいと判定するとステップS306に進む。ポート情報取得部202が、nが0より大きくないと判定するとステップS311に進む。本形態では、n=1なので、ポート情報取得部202は、nが0より大きいと判定し、ステップS306に進む。
ステップS306では、ポート情報取得部が、nから1を引いた値をnに代入する。ここでは、nに0が代入され、ステップS307に進む。そして、ステップS307において、ポート情報取得部202は、インターフェース制御部206を介して、インデックスを0としたGetPortGenericMappingをルータ装置102に送信する。そして、ポート情報取得部202は、インデックスが0のエントリの情報を取得する。
インデックスが0のエントリに含まれる中継先のアドレスは、通信装置101が保持するアドレスと一致する内部アドレス1である。そこで、ポート情報取得部202は、ステップS309において、インデックスが0のエントリを削除対象のエントリであると記憶する。そして、ステップS310において、ポート情報取得部202は、nが0より大きくないと判定し、ステップS311に進む。
ステップS311(送信手順)において、ポート情報取得部202は、削除対象として記憶しているポートマッピングのエントリの情報をポート情報削除部203に通知する。本形態のポート情報取得部202は、インデックスが1と0のエントリが削除対象のエントリであることをポート情報削除部203に通知する。ポート情報削除部203は、ポート情報取得部202によって通知された削除対象のエントリのそれぞれのライフタイムが0であるか否かを判定する。ポート情報取得部202が取得するエントリには、ライフタイムの情報が含まれている。本形態では、インデックスが0と1のエントリは、いずれもライフタイムが0でないものとする。
ポート情報削除部203は、削除対象のエントリのうち、ライフタイムが0でないエントリのみ削除を依頼する。ポート情報削除部203は、ステップS311において、IGDのDeletePortMappingのSOAP Actionを、インターフェース制御部206を介してルータ装置102に送信し、ポートマッピングのエントリを削除させる。
本形態では、ポート情報削除部203が、インデックスが0と1のエントリを削除するための削除要求(DeletePortMapping)を生成する。そして、インターフェース制御部206は、ポート情報削除部203によって生成された削除要求をルータ装置102へ送信する。インデックスが0と1の削除要求(DeletePortMapping)を受信したルータ装置102は、インデックスが0と1のエントリを削除する。
即ち、インターフェース制御部206は、受け付けた識別情報宛て(内部アドレス1宛て)にインターネット103からのパケットを中継するための宛先ポート番号(宛先情報)の設定を削除する削除要求をルータ装置102に送信する。この削除要求(DeletePortMapping)は、ステップ313でサービス提供部204がサービス開始処理を行うことによってデータを提供可能になる前に、送信される。インターフェース制御部206から削除対象となるすべてのエントリのDeletePortMappingが送信されると、ステップS312に進む。
尚、ポート情報削除部203が、ライフタイムが0でないエントリのみ削除を依頼するのは、以下の理由による。すなわち、本形態において、ライフタイムが0であるエントリは、ルータ装置102のデフォルトの設定であるため、通信装置101からのDeletePortMappingによって削除することができない。そこで、ポート情報削除部203は、ステップS309で削除対象であると判定されたエントリのうち、削除要求によって削除できないエントリを、ライフタイム(削除可否情報)に基づいて判定する。そして、ポート情報削除部203は、ライフタイムを参照して削除可能であると判定されたエントリのみ削除を依頼する。
ステップS312において、ポート情報削除部203は、ライフタイムが0のエントリがあったか(削除できないエントリがあった)の判定を行う。ポート情報削除部203は、ライフタイムが0のエントリがあったと判定すると、ステップS314に進む。ポート情報削除部203は、ライフタイムが0のエントリがなかったと判定すると、ステップS313に進む。本形態では、ポート情報削除部203は、ライフタイムが0のエントリがないと判定し、ステップS313に進む。
ステップS313(処理手順)において、サービス提供部204は、HTTPdを起動し、LAN104を介したサービスの提供を開始し、サービス提供開始時の処理を終了する。即ち、サービス提供部204は、ステップS313において、インターネット103(第1のネットワーク)に対してデータを提供可能にするための処理(サービス開始処理)を行う。サービス提供部204がサービス開始処理を完了すると、サービス提供開始時の処理を終了する。
ステップS314において、サービス提供部204は、LAN104外のネットワーク(インターネット103)からのアクセスを拒否(無視)する機能を開始し、ステップS313に進む。即ち、ステップS314において、サービス提供部204は、受け付けられた識別情報(内部アドレス1)に対応付けられた宛先情報(宛先ポート番号)のうち、削除要求によって設定を削除することができないと判定された宛先情報のパケットの受信を拒否する。このようにすることで、エントリを削除することができない場合であっても、意図しない通信相手からのパケットを無効にすることができる。
図4は、メッセージと各処理の流れを示すシーケンス図である。 F401において、ルータ制御装置105は、ルータ装置102へIGDのAddPortMappingを用いてポートマッピングのエントリの追加を行う。このとき追加されるエントリの内部アドレスは192.168.0.2(内部アドレス1)、ポート番号は4000、ライフタイムは3600であるとする。このエントリ追加の処理により、ルータ装置102は、宛先ポート番号が4000のパケットをインターネット103から受信すると、そのパケットをLAN104のルータ制御装置105のポート番号4000に中継するようになる。ただし、インターネット103からのパケットの宛先ポート番号と、LAN104の宛先ポート番号は、同一でなくても良い。ルータ制御装置105は、192.168.0.2(内部アドレス1)を保持し、ポート番号4000で、HTTPdを起動し、サービスを開始する。
F402において、ルータ制御装置105は、LAN104から切断する。このとき、ルータ制御装置105は、自身が追加したエントリの削除を行わないまま、LAN104から切断する。
F403において、通信装置101は、LAN104に接続する。通信装置101のインターフェース制御部206は、DHCPなどを利用して、ルータ装置102から空きになっている192.168.0.2(内部アドレス1)を受け付ける。尚、内部アドレスは、例えば、ユーザによる入力値を受け付けることも可能である。通信装置101は、受け付けた内部アドレス1をインターフェースに設定する。即ち、インターフェース制御部206は、自身に設定される識別情報(内部アドレス1)を受け付ける。
F403で内部アドレス1が設定されると、ルータ探索部201は、F404において、SSDPを用いて、IGD機能を持つルータの探索を行う。ルータ探索部201は、ルータ装置102からの返答を受信し、ルータ装置102がIGD機能を持つことを知る。ルータ探索部201がIGD機能を持つルータを発見すると、F405に進む。
F405において、ポート情報取得部202は、SOAP ActionのPortMappingNumberOfEntriesを用いて、ルータ装置102からポートマッピングのエントリ数を取得する。この例では、ルータ装置102は、ルータ制御装置105から設定されたポートマッピングのエントリ(内部アドレス192.168.0.2、ポート番号4000、ライフタイム3600)を1つ保持しているので、ポートマッピングのエントリ数として1を返す。ポート情報取得部202がルータ装置102のポートマッピングのエントリ数を取得すると、F406に進む。
F406において、ポート情報取得部202は、SOAP ActionのGetPortGenericMappingを用いて、ルータ装置102からポートマッピングのエントリの情報を取得する。この例では、ルータ装置102から、内部アドレス192.168.0.2、インターネット103からのパケットの宛先ポート番号4000、LAN104の中継先のポート番号4000、ライフタイム3600を示すエントリの情報を取得する。ポート情報取得部202がエントリの情報を取得するとF407に進む。
F407において、ポート情報取得部202は、F406で取得したポートマッピングのエントリに含まれる中継先のアドレスとインターフェース制御部206が受け付けたアドレスとを比較する。本実施形態では、エントリに含まれる中継先のアドレスとインターフェース制御部206が受け付けたアドレスは、共に内部アドレス1(192.168.0.2)であり、同じである。ポート情報取得部202は、比較結果が同じである場合、通信装置101に関連したポートマッピングのエントリであると判定し、ライフタイムの確認を行う。本実施形態では、このポートマッピングのエントリに含まれるライフタイムは1200であるとする(F401で設定したときは3600であったが、ライフタイム2400経過した)。通信装置101は、自身の内部アドレスに対応し、かつ、削除可能なエントリがあると判定し、SOAP ActionのDeletePortMappingを用いて、ルータ装置102が保持するポートマッピングのエントリを削除する。
尚、本形態では、通信装置101の内部アドレスと一致するエントリを削除する場合について説明したが、この例に限らない。例えば、内部アドレスだけでなく、通信装置101が開始するサービスのポート番号とポートマッピングのエントリに含まれる中継先のポート番号が一致したエントリのみ削除させるようにしてもよい。F407で、インターフェース制御部206から削除すべきすべてのエントリのインデックスを含むDeletePortMappingが送信されると、F408に進む。
F408において、サービス提供部204は、HTTPdの起動(サービスの起動)を行い、サービスの提供を開始する。
本実施形態では、ルータ装置102がLAN104の内部アドレスの管理を行っているが、これに限らず、別の装置がアドレスの管理を行っても良い。更に、アドレスの管理を行わずに、ルータ制御装置105および通信装置101に固定または手動で内部アドレスを割り当てるようにしても良い。また、ルータ制御装置105が追加を依頼したエントリの内部アドレスは、ルータ制御装置105に設定された内部アドレスであっても、ルータ制御装置105に設定された内部アドレスではなくても良い。
以上説明したように、本形態の通信装置のインターフェース制御部206は、自身に設定される識別情報(内部アドレス1)を受け付ける。また、サービス提供部204は、インターネット103(第1のネットワーク)に対してデータを提供可能にするための処理(サービス開始処理)を行う。そして、インターフェース制御部206は、サービス提供部204の処理によってデータを提供可能になる前に、所定のエントリを削除するための削除要求(DeletePortMapping)をルータ装置102に送信する。すなわち、インターフェース制御部206は、受け付けた内部アドレス1宛てにインターネット103からのパケットを中継するための設定を削除する削除要求をルータ装置102に送信する。
このようにすることにより、異なるネットワークの機器にサービスを提供する通信装置への不必要なアクセスを低減することが可能となる。
<実施例2>
次に、第2の実施形態について、実施形態1との差違を中心に図面を参照して説明する。
本実施形態では、アドレスの形式にIPv6(2001:0:0:1::2)を用いる。実施形態1では、IPv4形式のアドレスであったが、IPv6形式のアドレスの場合について説明する。
図5は、本形態の通信装置101のサービス提供開始時の処理を示すフローチャートである。尚、図5の処理を、通信装置101がLAN104に接続し、IPアドレスを取得した際に実行しても良い。また、ステップS301からステップS314の処理は、図3と同様である。また、インターフェース制御部206は、図5のステップS301の前に、自身に設定される識別情報(IPアドレス)を受け付けている(受付手順)。尚、本形態のインターフェース制御部206は、IPアドレス1(2001:0:0:1::2)を受け付けているものとする。
ステップS501において、サービス提供部204は、インターフェース制御部206に対してIPアドレスの変更が可能であるか否かを問い合わせる。即ち、サービス提供部204は、ルータ装置102のポートマッピングに、中継先のIPアドレスがインターフェース制御部206が受け付けたIPアドレスと同じであり、ライフタイムが0でないエントリがある場合、IPアドレスを変更可能か問い合わせる。
サービス提供部204から問い合わせを受けたインターフェース制御部206は、IPv6のStateless Address Autoconfiguration(RFC4862)を利用して、IPアドレスの変更が可能であるか否かを判定する。インターフェース制御部206によってIPアドレスの変更が可能であると判定されるとステップS502に進む。インターフェース制御部206によってIPアドレスの変更が可能でないと判定されると、ステップS314に進む。
ステップS502において、インターフェース制御部206は、IPv6のStateless Address Autoconfigurationを利用して、IPアドレスの変更を行う。本形態では、IPアドレス1(2001:0:0:1::2)からIPアドレス2(2001:0:0:1::3)へ変更される。インターフェース制御部206は、IPアドレスの変更が完了すると、ステップS301に進み、変更されたIPアドレスを含むエントリの判定と削除に関する処理を行う。
即ち、本形態のステップS307において、ポート情報取得部202は、エントリの情報をルータ装置102から取得するために、GetPortGenericMapping(マッピング取得要求)を、ルータ装置102に送信する。本形態のエントリの情報は、インターネット103(第1のネットワーク)からのパケットの宛先情報(宛先ポート番号)と、中継先であるLAN104(第2のネットワーク)の通信装置の識別情報(IPアドレス)と、ライフタイム(削除可否情報)とを対応付けた情報である。
そして、ステップS314において、サービス提供部204は、受け付けられた識別情報(IPアドレス)に対応付けられた宛先情報(宛先ポート番号)のうち、DeletePortMappingで削除できないと判定された宛先情報が存在するか判定する。そして、サービス提供部204は、削除できないと判定された宛先情報が存在すると判定した場合、インターフェース制御部206が別のIPアドレスを受け付けるように制御する。
別のIPアドレスは、DHCPによって取得するようにしても良いし、画面上にエラーメッセージを表示して、ユーザに新たなIPアドレスを入力させるようにしても良い。
一方、ステップS501において、インターフェース制御部206が、IPアドレスを変更できないと判定すると、サービス提供部204は、ステップS314において、インターネット103からのアクセスを拒否する機能を開始する。そして、サービス提供部204は、ステップS313において、サービス開始処理を行う。即ち、サービス提供部204は、受け付けられた識別情報(IPアドレス1)に対応付けられた宛先情報(宛先ポート番号)が存在し、IPアドレス1を他の識別情報(IPアドレス2)に変更できない場合、IPアドレス1に対応付けられた宛先情報のパケットの受信を拒否(無視)する。
本実施形態ではIPアドレスを変更したが、IPv6において、複数のIPアドレスを同時に利用することが認められているので、新たにIPアドレス2を取得しても良い。この場合、既に付与されているIPアドレス1はLAN104外(インターネット103)からのアクセスを拒否する設定にする。
本実施形態では、IPv6のStateless Address Autoconfigurationを利用してIPアドレスを変更した。これに限らず、DHCPを再度実行することによりIPアドレスが変更できたかをチェックするなど他の方式でも実施可能である。
<実施例3>
次に、第3の実施形態について、実施形態1との差違を中心に図面を参照して説明する。実施形態1では、ルータ装置102を操作する方法をIGD、設定の対象をポートマッピングとした場合について説明した。本形態では、ルータ装置102を操作する方法をNetconf、設定の対象をFire Wallとした場合について説明する。
ルータ装置102は、Netconf機能を持つと共にSSDPを用いたNetconf機能の広告および探索受付を行う。また、ルータ装置102は、後に示すコンフィグレーションの情報に基づいて、ファイアウォール機能を実現する。本形態では、コンフィグレーションの情報が、IPアドレスとMACアドレスである場合を中心に説明する。
本実施形態では、Netconfを用いたが、これに限らず、その他の管理プロトコルを用いても実施可能である。実施形態3の通信装置101のモジュール構成について、実施形態1との差異を中心に、図2を用いて説明する。ルータ探索部201は、SSDPを用いてNetconf機能を保持するルータ装置を探索する。
ポート情報取得部202は、Netconfの<get−config>を用いて、ルータ装置からコンフィグレーションの情報を取得する。関連判定部205は、ポート情報取得部202によって取得されたコンフィグレーションのエントリが、通信装置101に関連するエントリであるか否かを判定する。そして、通信装置101に関連するエントリであると判定されたエントリのインデックスをポート情報削除部203に通知する。
ポート情報削除部203は、関連判定部205によって通知されたインデックスのエントリを削除するためのNetconfの<delete−config>(削除要求)を生成し、インターフェース制御部206を介してルータ装置102に対して送信する。
図6は、実施形態3の通信装置101のサービス提供開始時の処理を示すフローチャートである。ここでは、ルータ装置102から取得されるコンフィグレーション情報が、IPアドレスとMACアドレスである場合について説明する。すなわち、ルータ装置102は、IPアドレスとMACアドレスを用いたファイアウォール機能を実現する。ルータ装置102は、インターネット103からのパケットの送信元IPアドレスと、宛先IPアドレスと、宛先MACアドレスの組み合わせが、予め登録された組み合わせと一致する場合、該パケットをLAN104に中継する。このように、ルータ装置102は、インターネット103からのパケットを、インターネット103からのパケットの宛先情報(IPアドレス)に応じてLAN104に中継する中継装置である。
尚、通信装置101のインターフェース制御部206は、図6のステップS601の前に、自身に設定される識別情報(IPアドレス)を受け付けている(受付手順)。本形態のIPアドレスは、IPv6のアドレスである。また、本形態では、通信装置101がLAN104に接続する直前まで、ルータ制御装置105がLAN104に接続されている。また、ルータ制御装置105は、ルータ装置102に、送信元IPアドレス1(IPアドレス2)と、宛先IPアドレス1(IPアドレス1)と、宛先MACアドレス1の組み合わせを登録している。そして、新たにLAN104に接続された通信装置101のIPアドレスが、IPアドレス1であった場合について説明する。
ステップS601において、ルータ探索部201はNetconf機能を持つルータの探索を行う。ルータ探索部201は、SSDPを用いて、Netconf機能を探索するメッセージを送信し、ステップS602に進む。
ステップS602において、ルータ探索部201は、ステップS601で送信したメッセージの応答に基づいて、Netconf機能のあるルータ装置を発見したか否かの判定を行う。ルータ探索部201がNetconf機能のあるルータ装置を発見したと判定するとステップS603に進む。ルータ探索部201がNetconf機能のあるルータを発見しなかったと判定するとステップS608に進む。本形態では、Netconf機能のあるルータ装置として、ルータ装置102が発見され、ステップS603に進む。
ステップS603において、ポート情報取得部202は、Netconfの<get−config>を用いて、ルータ装置102からコンフィグレーションの情報を取得し、ステップS604に進む。本形態では、ルータ制御装置105によって設定されたエントリ(送信元IPアドレス1、宛先IPアドレス1、宛先MACアドレス1の組み合わせ)がコンフィグレーション情報として取得される。
ステップS604において、関連判定部205は、ステップS603で取得されたコンフィグレーション情報から、通信装置101に関連するエントリがあるか否かを判定する。関連判定部205は、Fire Wallのコンフィグレーション情報に含まれる宛先IPアドレスと、インターフェース制御部206のIPアドレスとが一致するか否かを判定する。そして、関連判定部205は、IPアドレスが一致すると判定すると、通信装置101に関連するエントリがあると判定し、ステップS605に進む。関連判定部205は、通信装置101に関連するコンフィグレーションがないと判定するとステップS608に進む。
ステップS605(送信手順)において、ポート情報削除部203は、通信装置101に関連するエントリを削除するための<delete−config>(削除要求)を、生成する。そして、インターフェース制御部206は、ポート情報削除部203によって生成された削除要求をルータ装置102に対して送信する。ルータ装置102は、<delete−config>を受信すると、宛先IPアドレス1へ中継されるように設定されているコンフィグレーションのエントリを削除する。
即ち、インターフェース制御部206は、受け付けたIPアドレス(IPアドレス1)を宛先情報としたパケットをルータ装置102がLAN104(第2のネットワーク)に中継するための設定を削除する削除要求をルータ装置102に送信する。この削除要求(<delete−config>)は、ステップ608でサービス提供部204がサービス開始処理を行うことによってデータを提供可能になる前に、送信される。
ステップS605において、インターフェース制御部206が、ポート情報削除部203によって生成されたNetconfの<delete−config>をルータ装置102に対して送信すると、ステップS606に進む。ステップS606において、ポート情報削除部203は、ルータ装置102に、静的な設定などによって削除できないコンフィグレーションのエントリがあったか否かを判定する。ポート情報削除部203が、ルータ装置102に削除できないエントリがあったと判定すると、ステップS607に進む。ポート情報削除部203が、ルータ装置102に削除できないエントリがなかったと判定すると、ステップS608に進む。
ステップS607において、サービス提供部204は、LAN104外のネットワーク(インターネット103)からのアクセスを拒否する設定を行い、ステップS608に進む。ステップS608(処理手順)において、サービス提供部204は、HTTPdを起動し、LAN104を介したサービスの提供を開始し、サービス提供開始時の処理を終了する。即ち、サービス提供部204は、ステップS608において、インターネット103(第1のネットワーク)に対してデータを提供可能にするための処理(サービス開始処理)を行う。サービス提供部204がサービス開始処理を完了すると、サービス提供開始時の処理を終了する。
以上説明したように、本形態の通信装置101のインターフェース制御部206は、自身に設定される識別情報(IPアドレス1)を受け付ける。また、サービス提供部204は、インターネット103(第1のネットワーク)に対してデータを提供可能にするための処理(サービス開始処理)を行う。そして、インターフェース制御部206は、サービス提供部204の処理によってデータを提供可能になる前に、所定のエントリを削除するための削除要求(<delete−config>)をルータ装置102に送信する。すなわち、インターフェース制御部206は、受け付けたIPアドレス1を宛先情報としたパケットをLAN104に中継するための設定を削除する削除要求をルータ装置102に送信する。
このようにすることにより、異なるネットワークの機器にサービスを提供する通信装置への不必要なアクセスを低減することが可能となる。
尚、本実施形態では、IPアドレスを参照することで、削除するコンフィグレーションを決定したが、これに限らず、MACアドレスなどを用いて決定しても良い。また、IPアドレスとMACアドレスが共に一致する場合に、対応するコンフィグレーションを削除するようにしても良い。また、上記の説明では、コンフィグレーション情報が、IPアドレスとMACアドレスの場合について述べたが、それ以外のコンフィグレーション情報を用いる場合であっても、本発明は実施可能である。例えば、コンフィグレーション情報が、IPアドレスとサービス種別情報の場合や、IPアドレスとポート番号の場合にも、本発明を適用することが可能である。
コンフィグレーション情報として、IPアドレスとサービス種別情報を用いる場合について説明する。この場合、ルータ制御装置105は、ルータ装置102に対して、インターネット103からのパケットの送信元IPアドレスと、宛先IPアドレス(IPアドレス1)と、サービス種別の情報の組み合わせを1つのエントリとして登録する。ルータ制御装置105によって設定されたコンフィグレーションが有効であるときに、IPアドレス1を設定した通信装置101がLAN104に接続されると、意図しない通信相手からのアクセスを受けてしまう恐れがある。そこで、通信装置101は、受け付けたIPアドレス1に中継するように設定されたコンフィグレーションのエントリを削除するための削除要求を、サービスを開始する前に、ルータ装置102に対して送信する。
また、コンフィグレーション情報として、IPアドレスとポート番号を用いる場合について説明する。この場合、ルータ制御装置105は、ルータ装置102に対して、インターネット103からのパケットの送信元IPアドレス、送信元ポート番号と、宛先IPアドレス(IPアドレス1)と、宛先ポート番号の組み合わせを1つのエントリとして登録する。ルータ制御装置105によって設定されたコンフィグレーションが有効であるときに、IPアドレス1を設定した通信装置101がLAN104に接続されると、意図しない通信相手からのアクセスを受けてしまう恐れがある。そこで、通信装置101は、受け付けたIPアドレス1に中継するように設定されたコンフィグレーションのエントリを削除するための削除要求を、サービスを開始する前に、ルータ装置102に対して送信する。
また、本実施形態では、Fire Wallを対象としたが、これに限らず、Filteringなど他のネットワークのコンフィグレーションを対象とすることも可能である。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (18)

  1. 第1のネットワークからのパケットの宛先情報に応じて第2のネットワークに前記第1のネットワークからのパケットを中継する中継装置に接続される前記第2のネットワークの通信装置であって、
    自身に設定される識別情報を受け付ける受付手段と、
    前記第2のネットワークを介してサービスを提供する提供手段と、
    前記第1のネットワークから前記中継装置が受信したパケットの宛先情報に応じて、当該パケットを、前記自身に設定される識別情報として前記受付手段により受け付けられた識別情報に対応する前記第2のネットワーク上の通信装置宛てに中継するために前記中継装置に設定された前記識別情報に関する設定を削除する削除要求を前記提供手段によるサービスの提供開始前に前記中継装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記削除要求によって設定を削除することができない場合、前記第1のネットワークからのパケットの受信を拒否することを決定する決定手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記削除要求によって設定を削除することができない場合、前記受付手段が別の識別情報を受け付けるように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記送信手段は、前記第1のネットワークからのパケットの宛先情報と前記第2のネットワークの通信装置の識別情報を対応付けた対応付け情報を前記中継装置から取得するために、マッピング取得要求を前記中継装置に送信し、
    前記マッピング取得要求に応じて前記中継装置によって送信された前記対応付け情報に基づいて、前記削除要求によって削除するべき設定を決定する決定手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 前記削除要求によって削除される設定は、前記自身に設定される識別情報としての前記第2のネットワーク上の内部アドレスに対して前記第1のネットワークからのパケットを中継するための前記中継装置の設定であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記第1のネットワークからのパケットの前記宛先情報としての宛先ポート番号と、前記第2のネットワークの中継先の前記識別情報としてのIPアドレスとが対応づけられたエントリ情報を前記中継装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたエントリ情報が、前記受付手段により受け付けられた識別情報を含むエントリ情報であるか否かを判定する判定手段と、
    前記送信手段は、前記受付手段により受け付けられた識別情報を含むと前記判定手段により判定されたエントリ情報を削除する削除要求を前記中継装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 第1のネットワークからのパケットの送信元情報に応じて第2のネットワークに前記第1のネットワークからのパケットを中継する中継装置に接続される前記第2のネットワークの通信装置であって、
    自身に設定される識別情報を受け付ける受付手段と、
    前記第2のネットワークを介してサービスを提供する提供手段と、
    前記第1のネットワークから前記中継装置が受信したパケットの送信元情報に応じて、当該パケットを、前記自身に設定される識別情報として前記受付手段により受け付けられた識別情報に対応する前記第2のネットワーク上の通信装置宛てに中継するために前記中継装置に設定された前記識別情報に関する設定を削除する削除要求を前記提供手段によるサービスの提供開始前に前記中継装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  8. コンフィギュレーション情報を前記中継装置から取得する取得手段と、
    前記中継装置から取得した前記コンフィギュレーション情報に基づいて前記削除要求によって削除するべき設定を決定する決定手段とを有し、
    コンフィギュレーション情報は、前記第1のネットワークからのパケットの送信元情報と、前記第2のネットワークの通信装置のIPアドレスとMACアドレスとを対応づける情報であることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記決定手段は、前記自身に設定される識別情報として前記受付手段により受け付けられたIPアドレスを宛先情報としてパケットを前記中継装置が中継する設定を前記削除要求によって削除するように、前記コンフィギュレーション情報に基づいて前記削除要求によって前記削除するべき設定を決定することを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記第1のネットワークからのパケットの送信元IPアドレスと、前記第2のネットワークの中継先の前記識別情報としてのIPアドレスとが対応づけられたエントリ情報を前記中継装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたエントリ情報が、前記受付手段により受け付けられた識別情報を含むエントリ情報であるか否かを判定する判定手段と、
    前記送信手段は、前記受付手段により受け付けられた識別情報を含むと前記判定手段により判定されたエントリ情報を削除する削除要求を前記中継装置へ送信することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  11. 第1のネットワークからのパケットの宛先情報に応じて第2のネットワークに前記第1のネットワークからのパケットを中継する中継装置に接続される前記第2のネットワークの通信装置が行う通信方法であって、
    自身に設定される識別情報を受け付ける受付工程と、
    前記第2のネットワークを介してサービスを提供する提供工程と、
    前記第1のネットワークから前記中継装置が受信したパケットの宛先情報に応じて、当該パケットを、前記自身に設定される識別情報として前記受付工程により受け付けられた識別情報に対応する前記第2のネットワーク上の通信装置宛てに中継するために前記中継装置に設定された前記識別情報に関する設定を削除する削除要求を前記提供工程によるサービスの提供開始前に前記中継装置に送信する送信工程と
    を有することを特徴とする通信方法。
  12. 前記削除要求によって設定を削除することができない場合、前記第1のネットワークからのパケットの受信を拒否することを決定する決定工程を有することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
  13. 前記削除要求によって設定を削除することができない場合、前記受付工程が別の識別情報を受け付けるように制御する制御工程を有することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
  14. 前記送信工程は、前記第1のネットワークからのパケットの宛先情報と前記第2のネットワークの通信装置の識別情報を対応付けた対応付け情報を前記中継装置から取得するために、マッピング取得要求を前記中継装置に送信し、
    前記マッピング取得要求に応じて前記中継装置によって送信された前記対応付け情報に基づいて、前記削除要求によって削除するべき設定を決定する決定工程を有することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
  15. 第1のネットワークからのパケットの送信元情報に応じて第2のネットワークに前記第1のネットワークからのパケットを中継する中継装置に接続される前記第2のネットワークの通信装置が行う通信方法であって、
    自身に設定される識別情報を受け付ける受付工程と、
    前記第2のネットワークを介してサービスを提供する提供工程と、
    前記第1のネットワークから前記中継装置が受信したパケットの送信元情報に応じて、当該パケットを、前記自身に設定される識別情報として前記受付工程により受け付けられた識別情報に対応する前記第2のネットワーク上の通信装置宛てに中継するために前記中継装置に設定された前記識別情報に関する設定を削除する削除要求を前記提供工程によるサービスの提供開始前に前記中継装置に送信する送信工程と
    を有することを特徴とする通信方法。
  16. コンフィギュレーション情報を前記中継装置から取得する取得工程と、
    前記中継装置から取得した前記コンフィギュレーション情報に基づいて前記削除要求によって削除するべき設定を決定する決定工程とを有し、
    コンフィギュレーション情報は、前記第1のネットワークからのパケットの送信元情報と、前記第2のネットワークの通信装置のIPアドレスとMACアドレスとを対応づける情報であることを特徴とする請求項15に記載の通信方法。
  17. 前記決定工程は、前記自身に設定される識別情報として前記受付手段により受け付けられたIPアドレスを宛先情報としてパケットを前記中継装置が中継する設定を前記削除要求によって削除するように、前記コンフィギュレーション情報に基づいて前記削除要求によって前記削除するべき設定を決定することを特徴とする請求項16に記載の通信方法。
  18. コンピュータを、請求項1乃至10の通信装置として動作させるためのプログラム。
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