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JP5477278B2 - ワーク切断装置及びワーク切断方法 - Google Patents
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JP5477278B2 - ワーク切断装置及びワーク切断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチワイヤ方式のワーク切断部を用いて切断対象となるワークを同時に複数の片状ワークに切断するワーク切断装置及びワーク切断方法に関する。
従来、半導体材料、ガラス材料、セラミックス、磁性材料等の硬質で脆い材料からなるワークに、細線ワイヤを等ピッチで多数列状態に配列させたマルチワイヤ方式のワーク切断部を用いて同時に複数の片状ワークに切断するようにしたマルチワイヤソーがある。
例えば、従来のマルチワイヤソーは、同時に切断を行う複数のワークをワイヤソーにセットするために、隣接して直交する2枚の位置決め用基準板を用いてワークを位置決めしつつガラス板等のベースに接着剤で貼り付けるようにしている。そして、ガラス板上に固定されたワークをマルチワイヤソーに対してセットし、ガラス板側をマルチワイヤソー側に向けて上昇移動させることで、ワークをマルチワイヤソーの等ピッチ配列の各ワイヤによってガラス板ごと切断するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の装置では、位置決め用基準板を用いて位置決めしながらワークの固定作業を行っても、接着剤の塗布量や硬化時の状況により、ワークの固定位置に傾きやずれが生じてしまう。この結果、マルチワイヤソーによる切断に際して切断精度が低下してしまう。特に、ワーク同士の繋ぎ目部の両端においては、切断位置精度が出せない。このため、両端部の片状ワークは不良品として廃棄しているものであり、ワーク材料に無駄が生じてしまう。あるいは、両端部の薄片状ワークをリサイクル材料として活用することもありえるが、両端部の薄片状ワークを原材料へ戻すことになり、効率の良い再利用ではない。また、ワークの固定に接着剤を用いているため、必然的に、切断前の接着工程と切断後の剥離工程とを必要とする。接着工程の接着作業時間や接着剤硬化時間には、例えば6時間にも及ぶ多大な時間がかかり、剥離工程の選別作業時間や剥離時間にも、例えば2時間ほどの時間がかかっている現状にあり、効率が悪く、工程・時間の無駄の多いものである。さらに、特許文献1の装置は接着剤やガラス板などの副部材をも切断することとなるので、これらの切削くずが、薄片状ワークの表面性状(表面平滑性、表面抵抗、めっき製膜性)を悪化させる場合もある。
そこで、接着剤を用いることなくワークを位置決め固定して切断精度を向上させることが望まれている。例えば、特許文献2には、接着工程や剥離工程が不要なワーク切断装置が記載されている。
特開平10−128649号公報 特許第4355029号公報
特許文献2の図2には、挟持用基準板の下部側にワイヤの切断部を配置させ、上方よりワークを押出手段としての押出プッシャにより下方のワイヤに向けて押し出すことで切断させるダウンカット可能なワーク切断装置が記載されている。
このワーク切断装置は、接着剤を用いることなく複数段のブロック状ワークを位置決め固定している。ダウンカット可能なワーク切断装置では、切断された片状ワークをそのまま切り落とすと、落下する片状ワーク及び切断中のブロック状ワークの姿勢によってワイヤに瞬間的な強いテンションがかかるおそれがある。これにより、ワイヤの断線が発生するおそれがあり、また、ワークへの切断精度に影響が生じることがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接着剤を用いることなくてもワイヤの挙動が安定し、ワイヤの断線のおそれが低減され、ワークの切断精度が向上するワーク切断装置及びワーク切断方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するためにワーク切断装置は、複数のブロック状ワークの端面同士を押し当てて重ねた集合体であるワークを同時に複数の片状ワークに切断する複数のワイヤを有するワーク切断部と、前記ワークが保持され収納されるワーク収納部と、前記ワーク収納部に収納された前記ワークを、位置固定された前記ワーク切断部に対して押し出す押出手段と、前記片状ワークが載置され、前記片状ワークの落下高さを規制する落下高さ規制板と、を含むことを特徴とする。
これにより、片状ワークの落下高さが規制される。このため、片状ワークの落下による影響がワイヤへ及ぶことが防止できる。その結果、落下する片状ワーク及び切断中のブロック状ワークの姿勢によってワイヤに瞬間的な強いテンションがかかるおそれが低減される。これにより、ワイヤの断線のおそれが低減される。また、切断精度が向上する。また、接着剤を用いていないため、多大な時間を要する接着工程や剥離工程が不要となり、切断工程全体の時間を大幅に短縮させることができる。
本発明の望ましい態様として、前記片状ワークの落下高さは、前記ブロック状ワークの高さ以下となるように規制されることが好ましい。これにより、片状ワークは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、左右前後の端面は、位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材、切断されていないブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。その結果落下する片状ワークの挙動が安定する。
本発明の望ましい態様として、前記落下高さ規制板から前記ワーク収納部を形成する位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材のいずれか1つのワークが切断される方向の端部までの距離が、前記片状ワークのワークが切断される方向の長さよりも短く規制されることが好ましい。これにより、位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材、切断されていないブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つに接する片状ワークは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、左右前後のいずれかの端面は、位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材、切断されていないブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。その結果落下する片状ワークの挙動が安定する。
上述した課題を解決し、目的を達成するためにワーク切断方法は、複数のブロック状ワークの端面同士を押し当てて重ねた集合体としてワークを準備し、前記ワークをワーク切断装置に投入するワーク投入工程と、前記ワークを同時に複数の片状ワークに切断する複数のワイヤを有するワーク切断部に対して、前記ワークが保持された状態で押し出す切断工程と、を含み、前記切断工程では、前記ワーク切断部により切断された前記片状ワークが落下高さ規制板に載置され、かつ前記片状ワークの端面のいずれかは、前記片状ワークが隣接するブロック状ワークの端面と接している状態を含むことを特徴とする。
これにより、ワーク切断部のワイヤにより切断された片状ワークが落下高さ規制板へ移動する間に片状ワークの端面のいずれかは、ブロック状ワークの端面と接しているので、ブロック状ワークの端面は片状ワークが落下するガイドとなる。その結果、片状ワークが規制された姿勢を保ったまま、落下高さ規制板へ移動する。このため、片状ワークの落下による影響がワイヤへ及ぶことが防止できる。また、落下する片状ワーク及び切断中のブロック状ワークの姿勢によってワイヤに瞬間的な強いテンションがかかるおそれが低減される。これにより、ワイヤの断線のおそれが低減する。また、接着剤を用いていないため、多大な時間を要する接着工程や剥離工程が不要となり、切断工程全体の時間を大幅に短縮させることができる。
本発明の望ましい態様として、前記切断工程では、前記ワーク切断部により切断された前記片状ワークが落下する高さは、前記ブロック状ワークの高さ以下であることが好ましい。これにより、片状ワークは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、左右前後の端面は、位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材、切断されていないブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。その結果、落下する片状ワークの挙動が安定する。
本発明の望ましい態様として、前記切断工程では、前記落下高さ規制板から、前記ワークを保持するために前記ワーク切断装置が有する位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材のいずれか1つのワークが切断される方向の端部までの距離が、記片状ワークのワークが切断される方向の長さよりも短く規制されることが好ましい。これにより、位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材、切断されていないブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つに接する片状ワークは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、左右前後のいずれかの端面は、位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材、切断されていないブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。その結果、落下する片状ワークの挙動が安定する。
本発明の望ましい態様として、前記切断工程で前記ワーク切断部により最下段のブロック状ワークが全て切断された後、落下高さ規制板を押し下げ、切断された前記片状ワークを搬出するワーク搬出工程を含むことが好ましい。これにより、効率よく片状ワークが搬出される。
本発明のワーク切断装置及びワーク切断方法は、接着剤を用いることがなくてもワイヤの挙動が安定し、ワイヤの断線のおそれが低減され、ワークの切断精度が向上する。
図1は、ワーク切断装置の概略図である。 図2は、本実施形態に係るワーク切断装置の切断工程を説明するフローチャートである。 図3は、ワーク切断装置の切断工程を説明する説明図である。 図4は、ワーク切断装置の切断工程を説明する説明図である。 図5は、ワーク切断装置の切断工程を説明する説明図である。 図6は、ワーク切断装置の切断工程を説明する説明図である。 図7は、実施形態2に係る落下高さ規制板を説明する概略図である。 図8は、ワーク切断装置の具体的な構成を示す斜視図である。 図9は、変形例に係るワーク切断装置の具体的な構成を示す斜視図である。 図10は、ワーク集合体の変形例を示す概略図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態1)
図1は、ワーク切断装置の概略図である。ワーク切断装置100は、複数のワイヤ11を含むワーク切断部10と、位置決め用基準板21、挟持用基準板31と、位置決め用保持部材22、挟持用保持部材32と、押出プッシャ40と、ワーク受け板80とを有している。また、位置決め用基準板21、挟持用基準板31と、位置決め用保持部材22、挟持用保持部材32と、により囲まれる空間がワーク集合体1の収納部(ワーク収納部)となる。
ブロック状ワーク2は、複数段に積み上げられており、ブロック状ワーク2が集まって、ワーク集合体1となっている。また、ブロック状ワーク2は、複数列に並べられており、ブロック状ワーク2が集まって、ワーク集合体1となっている。ブロック状ワーク2同士は、接着剤を用いることなく位置決め固定されている。ブロック状ワーク2は矩形であり、例えば同一形状の直方体である。
ブロック状ワーク2は、半導体材料、ガラス材料、セラミックス、磁性材料等の硬質で脆い材料とすることができる。また、ブロック状ワーク2は、高価な材料、例えば希土類焼結磁石とすることができる。
ワーク切断部10は、所定の間隔で配列された複数本のワイヤ11と、これらのワイヤ11を安定走行させるためのガイド溝が形成された複数のガイドローラ12a、12bにより駆動されるマルチワイヤソー方式の切断手段である。
ワイヤ11は、炭素鋼等の金属製のワイヤである。複数のワイヤ11を含むワーク切断部10は、ガイドローラ12a、12bにより、複数のワイヤ11を往復運動させる。複数のワイヤ11により、切断対象となるワーク集合体1が同時に複数の片状ワークに切断される。ワーク集合体1が同時に複数の片状ワークに切断されるため、ワーク切断装置100は、マルチワイヤ方式の切断装置である。なお、ワーク切断部10のワイヤ11は、例えば固定砥粒方式が用いられる。
位置決め用基準板21は、ワーク切断部10のワイヤ11による切断面(切断時の相対移動によりワイヤ11が形成する垂直面)に平行でワイヤ11との位置関係が設定された位置決め用基準面21aを有する。
位置決め用保持部材22は、切断に際して位置決め用基準面21aにワーク集合体1を矢印Aで示すように押し当てた状態で位置決め用基準面21aに直交する方向(前後方向)にずれないようにワーク集合体1を位置決めするための部材である。
ワーク切断装置100は、位置決め用基準板21に位置決め用保持部材22を対向配置させる。位置決め用保持部材22は、例えば縦長棒状に形成されたもので、位置決め対象となるワーク集合体1を位置決め用基準面21aに押圧接触させて弾性的かつ切断方向(上下方向)に摺動自在に位置決めする。このため、位置決め用保持部材22は、バネ等の押圧手段を有する。そして、位置決め用基準板21及び位置決め用保持部材22は、ワーク位置決め体20Aとなる。ここで、位置決め用保持部材22は、複数のブロック状ワーク2からなるワーク集合体1に対する押圧のばらつきをなくすために、ブロック状ワーク2の左右方向の列毎にそれぞれ設けられている。
挟持用基準板31は、ワーク切断部10のワイヤ11の長手方向と直交となる位置関係が設定された挟持用基準面31aを有する。図1に示すように、挟持用基準板31は、ワーク集合体1が切断される方向の端部が櫛歯状となっており、複数の空隙が形成されている。また、ワイヤ11は、挟持用基準板31の空隙を貫通している。
挟持用保持部材32は、切断に際して挟持用基準面31aにワーク集合体1を矢印Bで示すように押し当てた状態で挟持用基準面231aに直交する方向(左右方向)にずれないようにワーク集合体1の両端を挟持するための部材である。
ワーク切断装置100は、挟持用基準板31に挟持用保持部材32を対向配置させる。挟持用保持部材32は、例えば縦長棒状に形成されたもので、挟持対象となるワーク集合体1を挟持用基準面31aに押圧接触させて弾性的かつ切断方向(上下方向)に摺動自在に挟持する。このため、挟持用保持部材32は、バネ等による押圧手段を有する。挟持用基準板31及び挟持用保持部材32は、ワーク位置決め体20Aにより位置決めされ、かつワイヤ長手方向に位置するワーク集合体1の両端を挟持するワーク挟持体30Aとなる。ここで、挟持用保持部材32は、複数のブロック状ワーク2からなるワーク集合体1に対する押圧のばらつきをなくすために、ブロック状ワーク2の前後方向の列毎にそれぞれ設けられている。
挟持用基準板31及び挟持用保持部材32が、位置決め用基準板21及び位置決め用保持部材22と共にワーク集合体1を囲むガイド枠形状に一体化されワーク集合体1の収納部となる。
押出プッシャ40は、ワーク集合体1が切断される方向(矢印U)に押し出す押出手段である。押出プッシャ40は、ワーク集合体1の上面全体を均等に押圧できる面積を有することが好ましい。押出プッシャ40の面積は、位置決め用基準板21と、位置決め用保持部材22と、挟持用基準板31と、挟持用保持部材32と、により囲まれる空間であるワーク集合体1の収納部の開口面積と等しいか、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32に不接触な程度の面積である。
ワーク受け板80は、ワーク集合体1がワーク切断部10により切断された片状ワークの落下高さを規制する落下高さ規制板である。ここで、落下高さは、ワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の高さである。なお、ワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)は、上述した押出手段がワーク集合体1を押し出す方向と平行な方向である。片状ワークの落下高さは、ワーク受け板80により、ワーク集合体1に含まれるブロック状ワークの高さ以下となるように規制される。ワーク受け板80の面積は、ワーク集合体1のワーク切断部10側の面積よりも大きく、厚みはワーク集合体1のブロック状ワーク1段分が搭載されても変形しない程度の剛性を有した厚みとされている。
次に、ワーク切断装置100の動作について説明する。図2は、ワーク切断装置の切断工程を説明するフローチャートである。図3から図6は、ワーク切断装置の切断工程を説明する説明図である。図2のフローチャートに沿って、ワーク切断装置100の切断工程を説明する。
ワーク切断装置100は、ワーク受け板80を準備する(ステップS1)。例えば、図3に示すように、ワーク受け板80は、挟持用基準板31と、挟持用保持部材32と、ワイヤ11の位置より下側(押出手段がワーク集合体1を押し出す方向(矢印U方向)側)にリフト機構等により設置される。図示されていないが、ワーク受け板80は、位置決め用基準板21及び位置決め用保持部材22のワーク集合体1が切断される方向側の端部の位置よりも下側(押出手段がワーク集合体1を押し出す方向側)に設置される。
次に、ワーク切断装置100は、ワーク切断装置100のワーク収納部にワーク投入する(ステップS2)。ワーク集合体1は、複数のブロック状ワークの端面同士を押し当てて重ねた集合体として、ワーク収納部へ投入される。図3に示すようにワーク集合体1は、ブロック状ワーク2A〜2Lを含む。ワーク集合体1は、図1に示すように位置決め用基準板21と、位置決め用保持部材22との間、及び挟持用基準板31と、挟持用保持部材32との間に保持される。
次に、ワーク切断装置100は、ワーク切断する(ステップS3)。図1に示すワーク切断装置100は、ガイドローラ12a、12bにより、複数のワイヤ11が往復運動する。ワーク切断装置100は、接着剤を用いることなく複数段のブロック状ワーク2を位置決め固定している。このため、複数段のブロック状ワーク2が個々に積み重なっているだけで、ブロック状ワーク2は押出プッシャ40により下方のワイヤ11に向けて押しだされ、切断される。押出プッシャ40がワーク集合体1を押し出し、互いに接着されていないブロック状ワーク2が押し出される。ここで、位置決め用基準板21と、位置決め用保持部材22との間、及び挟持用基準板31と、挟持用保持部材32との間は、押出プッシャ40がワーク集合体1を押し出す方向のガイドの役割を果たすことになる。
ブロック状ワーク2A〜2Lを含むワーク集合体1は接着されていないので、図4に示すように、切断が終わると、片状ワーク2a等となり1つずつ落下し、ワーク受け板80上に移動する。ワイヤ11の状態によって、ワーク集合体1のうち、ワーク集合体1が切断される方向側の同じ段のブロック状ワーク2A、2B、2Cでも切断に時間差が生じることがある。例えば、図3に示すブロック状ワーク2Aが先ず切断され、図4に示す片状ワーク2aとなる。図4に示すワーク受け板80のワーク集合体1側の落下面80a上に移動した片状ワーク2aは、挟持用保持部材32と片状ワーク2aの端面の一面が当接し、当接している距離はワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の距離T1である。なお、図4では、ワーク受け板80上に移動した片状ワーク2aは、挟持用保持部材32と片状ワーク2aの端面の一面が当接した例を説明しているが、挟持用保持部材32の代わりに、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31のいずれかと片状ワーク2aの端面の一面が当接することがある。また、片状ワーク2aは、ワーク切断部10により切断中のブロック状ワーク2Bと片状ワーク2aの端面の一面が当接し、当接している距離はワーク集合体1が切断される方向の距離T2である。ワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)に生じている空間距離T3は、ワーク切断部10により切断中のブロック状ワーク2B、2Cとワーク受け板80との距離である。空間距離T3は、ブロック状ワークのワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の長さである高さWTよりも小さい。また、片状ワーク2aがワーク受け板80上に移動することにより生じるワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の空間高さT4もブロック状ワークの高さWTよりも小さい。ここで、ブロック状ワーク2Aのワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の長さは、片状ワーク2aのワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の長さである片状ワークの高さwtと同じである。また、空間高さT4は、片状ワーク2aの落下高さである。これにより、片状ワーク2aの落下高さは、ワーク受け板80により、ワーク集合体1に含まれるブロック状ワーク2A〜2Lの個々の高さWT以下となるように規制される。
また、落下高さである空間高さT4は、片状ワーク2aの次に押出プッシャ40により押し出され、ワイヤ11に切断されているブロック状ワーク2Dのワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の面2zから、挟持用基準板31又は挟持用保持部材32のワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の端部までの距離(T1+T4)よりも短い。また、片状ワーク2aが落下するワーク受け板80の落下面80aから、挟持用基準板31又は挟持用保持部材32のワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の端部までの距離T5は、片状ワーク2aのワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)の長さである片状ワークの高さwtよりも短く、ワーク受け板80によって規制されている。これは、図示されていない位置決め用基準板、または位置決め用保持部材も同様である。つまり、落下高さ規制板であるワーク受け板80からワーク収納部を形成する位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32のいずれか1つのワーク集合体1が切断される方向の端部までの距離T5が、片状ワーク2aのワーク集合体1が切断される方向の長さwtよりも短く規制されることが好ましい。これにより、片状ワーク2aは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32、片状ワーク2aが隣接するブロック状ワーク2Bの端面、切断された片状ワークのいずれか1つに接する左右前後の端面は、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32、片状ワーク2aが隣接するブロック状ワーク2Bの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。その結果落下する片状ワーク2aの挙動が安定する。
空間高さT4は、例えばブロック状ワークの高さWTの1/3以上からブロック状ワークの高さWTの1/2以下である場合、片状ワーク2aは、ブロック状ワーク2Bの端面と接する面積が多くなる。これにより、落下する片状ワーク2aが切断中のブロック状ワーク2Bの姿勢へ影響するおそれがより低減される。
図4に示すように片状ワーク2aは、ワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)と平行な矢印Y方向に落下し、挟持用保持部材32又はブロック状ワーク2Bの端面をガイドとして片状ワーク2aの自重でワーク受け板80上に移動する。片状ワーク2aは、ワーク受け板80上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、左右前後の端面は、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32、片状ワーク2aが隣接するブロック状ワーク2Bの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。つまり、切断工程では、ワーク切断部10のワイヤ11により切断されるブロック状ワーク2Aが落下高さ規制板80に載置された状態で、片状ワーク2aの端面のいずれかがブロック状ワーク2Aに隣接しているブロック状ワークの端面、例えばブロック状ワーク2Bの端面と接している状態を含むことになる。このため、落下する片状ワーク2aは姿勢が安定する。また、落下する片状ワーク2aが切断中のブロック状ワーク2Bの姿勢へ影響するおそれが低減される。その結果、落下する片状ワーク2a及び切断中のブロック状ワーク2B、2Cの姿勢によってワイヤ11に瞬間的な強いテンションが生じるおそれが低減される。これにより、ワイヤの断線のおそれが低減される。また、ワイヤ11が一定のテンションでブロック状ワーク2B、2Cを切断するため、ブロック状ワーク2B、2Cの切断精度が向上する。
ワーク切断装置100は、押出プッシャ40がワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)にワーク集合体1を押し出す所定押し出し量となる迄ワークを切断する(ステップS4、No;ステップS3)。ワーク切断装置100は、押出プッシャ40がワーク集合体を押し出す所定押し出し量となる場合(ステップS4、Yes)、1段分のブロック状ワーク2A、2B、2Cが片状ワーク2a、2b、2cとして切断される。図5では、1段分ブロック状ワーク2A、2B、2Cがワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)へ落下し片状ワーク2a、2b、2cとしてワーク受け板80に整列された状態で載置される状態を示している。
次に、ワーク切断装置100は、ワーク搬出する(ステップS5)。ワーク受け板80は、図6に示すようにリフト機構等によりワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)に押し下げられ、片状ワーク2a、2b、2cを取り出すことができる。ワーク切断装置100は、全ワーク切断完了していない場合(ステップS6、No)、ワーク受け板80を準備する(ステップS7)。そして、ワーク切断装置100は、ワーク切断を行う(ステップS3)。ワーク切断装置100は、全ワーク切断完了した場合(ステップS6、Yes)、切断の工程を終了する。
上述したように本実施形態のワーク切断装置100は、複数のブロック状ワーク2の端面同士を押し当てて重ねたワーク集合体1を同時に複数の片状ワークに切断する複数のワイヤ11を有するワーク切断部10と、ワーク集合体1が保持され収納されるワーク収納部と、ワーク収納部に収納されたワーク集合体1を、位置固定されたワーク切断部10に対して切断方向(矢印U方向)に押し出す押出手段である押出プッシャ40と、片状ワークが載置され、前記片状ワークの落下高さを規制する落下高さ規制板であるワーク受け板80を含む。
これにより、片状ワークの落下高さが規制される。このため、ワーク集合体が切断される方向へ片状ワークが落下する影響がワイヤへ及ぶことが防止できる。その結果、落下する片状ワーク及び切断中のブロック状ワークの姿勢によってワイヤに瞬間的な強いテンションがかかるおそれが低減される。これにより、ワイヤの断線のおそれが低減される。また、切断精度が向上する。また、接着剤を用いていないため、多大な時間を要する接着工程や剥離工程が不要となり、切断工程全体の時間を大幅に短縮させることができる。
片状ワークの落下高さは、ブロック状ワークの高さWT以下となるように規制されることが好ましい。これにより、片状ワークは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、左右前後の端面は、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32、切断されていないブロック状ワーク2の端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。その結果、落下する片状ワークの挙動が安定する。
上述したように本実施形態のワーク切断方法は、複数のブロック状ワーク2の端面同士を押し当てて重ねたワーク集合体1を準備し、ワーク集合体1をワーク切断装置100に投入するワーク投入工程(ステップ2)と、ワーク集合体1を同時に複数の片状ワークに切断する複数のワイヤ11を有するワーク切断部10に対して、ワーク集合体1が保持された状態で押し出す切断工程(ステップS3)と、を含み、切断工程(ステップS3)は、ワーク切断部10により切断された片状ワークが落下高さ規制板であるワーク受け板80に載置された状態で、かつ前記片状ワークの端面のいずれかは、隣接するブロック状ワーク2の端面と接している状態を含む。なお、切断工程(ステップS3)では、ワーク切断装置100の位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32がワーク集合体1を保持している。
これにより、ワーク切断部のワイヤにより切断された片状ワークが落下高さ規制板へ移動する間に片状ワークの端面のいずれかはブロック状ワークの端面と接しているので、ブロック状ワークの端面は片状ワークが落下するガイドとなる。その結果、片状ワークが規制された姿勢を保ったまま、落下高さ規制板へ移動する。このため、片状ワークの落下による影響がワイヤへ及ぶことが防止できる。また、落下する片状ワーク及び切断中のブロック状ワークの姿勢によってワイヤに瞬間的な強いテンションがかかるおそれが低減される。これにより、ワイヤの断線のおそれが低減される。また、切断精度が向上する。また、接着剤を用いていないため、多大な時間を要する接着工程や剥離工程が不要となり、切断工程全体の時間を大幅に短縮させることができる。
切断工程(ステップS3)では、ワーク切断部10により切断された片状ワーク2a、2b、2cが落下する高さは、ブロック状ワークの高さWT以下であることが好ましい。これにより、片状ワーク2aは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、左右前後の端面は、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32、切断されていないブロック状ワーク2A〜2Lの端面、切断された片状ワーク2b、2cのいずれか1つにより規制されている。その結果落下する片状ワーク2a、2b、2cの挙動が安定する。
切断工程(ステップS3)では、落下高さ規制板であるワーク受け板80から、ワーク集合体1を保持するためにワーク切断装置100が有する位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32のいずれか1つのワーク集合体1が切断される方向の端部までの距離T5が、片状ワーク2aのワーク集合体1が切断される方向の長さwtよりも短く規制されることが好ましい。これにより、片状ワーク2aは、落下高さ規制板上に移動する間に上下の端面はフリーとなるが、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32、片状ワーク2aが隣接するブロック状ワーク2Bの端面、切断された片状ワークのいずれか1つに接する左右前後の端面は、位置決め用基準板21、位置決め用保持部材22、挟持用基準板31、挟持用保持部材32、片状ワーク2aが隣接するブロック状ワーク2Bの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されている。その結果落下する片状ワーク2aの挙動が安定する。
切断工程(ステップS3)でワーク切断部10により最下段のブロック状ワーク2A、2B、2Cが全て切断された後、落下高さ規制板であるワーク受け板80を押し下げ、切断された前記片状ワーク2a、2b、2cを搬出するワーク搬出工程(ステップS5)を含むことが好ましい。これにより、効率よく片状ワークが搬出される。
(実施形態2)
図7は、実施形態2に係る落下高さ規制板を説明する概略図である。本実施形態に係る落下高さ規制板であるワーク受け板80は、回転機構81を有することに特徴がある。次の説明においては、実施形態1で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施形態のワーク切断装置100は、ワーク受け板80に回転機構81を有している。上述した実施形態1の図2に示すワーク搬出工程(ステップS5)では、ワーク受け板80は、図6に示すようにリフト機構等により押し下げられ、片状ワーク2a、2b、2cを取り出すことができる。本実施形態のワーク受け板80は、図7に示すようにリフト機構等によりワーク集合体1が切断される方向(矢印U方向)に押し下げられると、回転機構81により、ワーク受け板80を傾斜させる。例えば、図7のベルトコンベア85上に、傾斜したワーク受け板80上から片状ワーク2a、2b、2cの順に片状ワーク2a、2b、2cが滑り降り、移動する。これにより、本実施形態のワーク切断装置100は、片状ワークの取り出しを円滑に行うことができる。
上述のように切断工程(ステップS3)でワーク切断部10により最下段のブロック状ワーク2A、2B、2Cが全て切断された後、落下高さ規制板であるワーク受け板80を押し下げ、切断された片状ワーク2a、2b、2cを搬出するワーク搬出工程(ステップS5)を含むことが好ましい。ここで、落下高さ規制板であるワーク受け板80が傾斜して、切断された片状ワーク2a、2b、2cを搬出することが好ましい。これにより、効率よく片状ワークが搬出される。
(変形例)
図8は、ワーク切断装置の具体的な構成を示す斜視図である。上述した実施形態1、実施形態2のワーク切断装置100において、位置決め用基準板21、挟持用基準板31は、片面を位置決め用基準面21a、挟持用基準面31aとしている。図9は、変形例に係るワーク切断装置の具体的な構成を示す斜視図である。図9のワーク切断装置101では、位置決め用基準板21、挟持用基準板31は、両面を位置決め用基準面21a、挟持用基準面31aとしている。例えば、十字形状の仕切板90を設け、この仕切板90を位置決め用基準板21、挟持用基準板31として利用し、4箇所分のワーク収納部を設けることで、ワーク集合体1の収納量を増やすことができる。変形例のワーク切断装置101は、ワーク受け板を4箇所分のワーク収納部の下に1枚の一体形成した板材とすることができる。あるいは、変形例のワーク切断装置101は、4カ所のワーク収納部の個々に別々のワーク受け板を有するようにすることもできる。押出プッシャ40は、ワーク収納部毎の押出部40a〜40dを有する。図10は、ワーク集合体1の変形例を示す概略図である。ワーク集合体1としては、ブロック状ワークが直方体形状のものに限らず、例えば図10に示すような瓦状ワーク300を多段に積み重ねたものであってもよい。切断されてできる片状ワークに要求される厚みの整数倍の長さに形成されてその両端の端面が垂直状態で平行な形状のものであれば、同様に適用できる。
1 ワーク集合体
2、2A〜2L ブロック状ワーク
2a、2b、2c 片状ワーク
10 ワーク切断部
11 ワイヤ
12a、12b ガイドローラ
21 位置決め用基準板
21a 位置決め用基準面
22 位置決め用保持部材
31 挟持用基準板
31a 挟持用基準面
32 挟持用保持部材
40 押出プッシャ
80 ワーク受け板
81 回転機構

Claims (6)

  1. 接着剤を用いることなく複数のブロック状ワークの端面同士を押し当てて重ねた集合体であるワークを同時に複数の片状ワークに切断する複数のワイヤを有するワーク切断部と、
    前記ワークが保持され収納されるワーク収納部と、
    前記ワーク収納部に収納された前記ワークを、位置固定された前記ワーク切断部に対して押し出す押出手段と、
    前記片状ワークが載置され、前記片状ワークの落下高さを規制する落下高さ規制板と、
    を含み、
    前記片状ワークの落下高さは、前記ブロック状ワークの高さ以下となるように規制され、
    前記落下高さ規制板から前記ワーク収納部を形成する位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材のいずれか1つのワークが切断される方向の端部までの距離が、前記片状ワークのワークが切断される方向の長さよりも短く、
    前記ワーク切断部により切断された前記片状ワークが落下高さ規制板に載置された場合、前記位置決め用基準板、前記位置決め用保持部材、前記挟持用基準板、前記挟持用保持部材、切断されていない前記ブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つに接する当該片状ワークの左右前後のいずれかの端面は、前記位置決め用基準板、前記位置決め用保持部材、前記挟持用基準板、前記挟持用保持部材、切断されていない前記ブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されることを特徴とするワーク切断装置。
  2. 接着剤を用いることなく複数のブロック状ワークの端面同士を押し当てて重ねた集合体としてワークを準備し、前記ワークをワーク切断装置に投入するワーク投入工程と、
    前記ワークを同時に複数の片状ワークに切断する複数のワイヤを有するワーク切断部に対して、前記ワークが保持された状態で押し出す切断工程と、を含み、
    前記切断工程では、
    前記ワーク切断部により切断された前記片状ワークが落下する高さは、前記ブロック状ワークの高さ以下であり、
    前記落下高さ規制板から、前記ワークを保持するために前記ワーク切断装置が有する位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材のいずれか1つのワークが切断される方向の端部までの距離が、前記片状ワークのワークが切断される方向の長さよりも短く、
    前記ワーク切断部により切断された前記片状ワークが落下高さ規制板に載置され、かつ前記位置決め用基準板、前記位置決め用保持部材、前記挟持用基準板、前記挟持用保持部材、切断されていない前記ブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つに接する当該片状ワークの左右前後のいずれかの端面は、前記位置決め用基準板、前記位置決め用保持部材、前記挟持用基準板、前記挟持用保持部材、切断されていない前記ブロック状ワークの端面、切断された片状ワークのいずれか1つにより規制されることを特徴とするワーク切断方法。
  3. 前記切断工程で前記ワーク切断部により最下段のブロック状ワークが全て切断された後、落下高さ規制板を押し下げ、切断された前記片状ワークを搬出するワーク搬出工程を含む請求項2に記載のワーク切断方法。
  4. 複数のブロック状ワークの端面同士を押し当てて重ねた集合体としてワークを準備し、前記ワークをワーク切断装置に投入するワーク投入工程と、
    前記ワークを同時に複数の片状ワークに切断する複数のワイヤを有するワーク切断部に対して、前記ワークが保持された状態で押し出す切断工程と、
    前記切断工程で前記ワーク切断部により最下段のブロック状ワークが全て切断された後、落下高さ規制板を押し下げ、切断された前記片状ワークを搬出するワーク搬出工程と、
    を含み、
    前記切断工程は、前記ワーク切断部により切断された前記片状ワークが落下高さ規制板に載置され、かつ前記片状ワークの端面のいずれかは、前記片状ワークが隣接するブロック状ワークの端面と接している状態を含むことを特徴とするワーク切断方法。
  5. 前記切断工程では、前記ワーク切断部により切断された前記片状ワークが落下する高さは、前記ブロック状ワークの高さ以下である請求項4に記載のワーク切断方法。
  6. 前記切断工程では、前記落下高さ規制板から、前記ワークを保持するために前記ワーク切断装置が有する位置決め用基準板、位置決め用保持部材、挟持用基準板、挟持用保持部材のいずれか1つのワークが切断される方向の端部までの距離が、前記片状ワークのワークが切断される方向の長さよりも短く規制される請求項4または5に記載のワーク切断方法。
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