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JP5486453B2 - 車両用ドアサッシュ構造 - Google Patents
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Description

本発明は、ドアサッシュ部に設けられているサッシュフレームにドアウェザストリップを、クリップを用いて取付ける車両用ドアサッシュ構造に関する。
一般に、自動車等の車両のサイドドアとしては、車体にヒンジを介して開閉自在に支持されているドア本体と、このドア本体の上部に枠状に取付けられているドアサッシュ部とを有している。
このドアサッシュ部は、鉄系材料の場合はロールフォーミング加工(ロール成形)によって、アルミニウム合金材料の場合は押出成形によって、ドアガラスの昇降をガイドするガラスランチャンネルや、サイドドアを閉じたときにサイドドアと車体の開口部との間をシールするドアウェザストリップを取付ける取付面を有する取付け部が形成されている。
例えば特許文献1(特開2010−116043号公報)では、ドアウェザストリップを取付ける取付面とガラスランチャンネルを取付ける取付面との間に、クリップ収納スペースを形成し、このスペースにクリップの掛止部を突出させることで、掛止部とガラスランチャンネル取付部との干渉を回避する技術が開示されている。
特開2010−116043号公報
上述した文献に開示されている技術では、クリップの掛止部の突出方向がドアガラスの端面方向に指向されているため、ガラスランチャンネルを取付ける取付面とドアウェザストリップとの間に、クリップに形成されている掛止部の突出量を許容するスペースを確保する必要がある。
ところで、ドアサッシュ部の外表面には、外観の意匠性を向上させるためにドアサッシュモールが設けられている。このドアサッシュモールは、ドアサッシュ全体を覆い隠すような形状をしているため、クリップ収納スペースが広くなると、その分、幅が広くなってしまい、意匠性が低下するばかりでなく、サッシュモールの幅が広くなると搭乗者の車窓外を観る際の仰角(見上げ角)が上側サッシュモールの下端縁で規制されるため、視界が制限されて、開放感が損なわれる問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、ドアウェザストリップを留めるクリップの掛止部がガラスランチャンネル側に突出しても、狭いスペースで、ドアガラスの端縁と干渉することなく、クリップの掛止部を収容することができると共に、ドアサッシュモールの幅を狭くすることができて、意匠性を高めることができ、良好な開放感を得ることのできる車両用ドアサッシュ構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明は、ドア本体上部に枠状に形成されているドアサッシュ部の外周にクリップを介してドアウェザストリップが取付けられ、前記ドアサッシュ部の内周にドアガラスの周縁部をガイドするガラスランチャンネルが取付けられている車両用ドアサッシュ構造において、前記ドアサッシュ部の前記ドアウェザストリップを取付ける面の一部に、車幅方向外側上方へ傾斜する傾斜面を形成し、前記傾斜面に前記ドアサッシュ部に取付けるクリップの軸部を貫通するクリップ留め孔を、窓閉鎖位置にある前記ドアガラスの端部の延長線に対して外側へオフセットされた位置に穿設し、前記クリップの前記軸部が前記クリップ留め孔を貫通して前記ガラスランチャンネル側へ突出されると共に該軸部に設けた掛止部が前記傾斜面に掛止されて前記ドアウェザストリップを固定し、前記ドアサッシュ部に、窓閉鎖位置にある前記ドアガラスの端縁を、前記ドアガラスランチャンネルを介して受けるドアガラス受け面を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、ドアサッシュ部の傾斜面に穿設した、ドアウェザストリップを留めるクリップの軸部を貫通させるクリップ留め孔を、窓閉鎖位置にあるドアガラスの端部の延長線に対して外側へオフセットされた位置に穿設し、更に、ドアサッシュ部に、窓閉鎖位置にあるドアガラスの端縁を、ガラスランチャンネルを介して受けるドアガラス受け面を形成したので、ドアウェザストリップを留めるクリップの掛止部をドアガラスの端縁と干渉しない方向に延出させることができる。その結果、狭いスペースで、クリップの掛止部を収容することができる。又、クリップを収容するスペースを狭くした分、ドアサッシュ部の車幅方向外側の外表面の幅を狭くすることができ、意匠性を高めることができ、良好な開放感を得ることができる。
車両用ドアサッシュ構造を採用する車両の要部側面図 車両用ドアサッシュ部の要部分解斜視図 図1のIII-III断面図 図1のIV-IV断面図
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1の符号1は車両(自動車)車体であり、この車体1の本体(車体本体)1aの左右両側部の下部に車体前後方向に沿って延在するサイドシル2が配設されている。又、ルーフパネル3の左右に、車体前後方向に延在するサイドレール4が配設されている。
更に、サイドシル2の前端とサイドレール4の前端とがフロントピラー6を介して連結され、又、フロントピラー6の後方のサイドシル2とサイドレール4との間がセンタピラー7を介して連結されている。更に、センタピラー7の後方のサイドシル2とサイドレール4との間がリヤリヤピラー(図示せず)を介して連結されている。
又、フロントピラー6とセンタピラー7との間、及びセンタピラー7とリヤピラとの間に、フロントサイドドア8、リヤサイドドア9が各々配設され、この両ドア8,9がヒンジ(図示せず)を介して車体本体1aに開閉自在に支持されている。尚、フロントサイドドア8とリヤサイドドア9とはほぼ同一の構造であるため、以下においては、フロントサイドドア8の構造について説明し、リヤサイドドア9の構造については説明を省略する。
フロントサイドドア8はドア本体11と、このドア本体11の上部に設けられてドアガラス12を保持するドアサッシュ部13とを有し、ドア本体11の前端がセンタピラー7にヒンジ(図示せず)を介して開閉自在に支持されている。一方、このドア本体11の後端側にドアロック機構が設けられている。このドアロック機構は、フロントサイドドア8の後端に設けられたラッチと、センタピラー7に固定されてラッチを掛止するストライカとで構成されており、フロントサイドドア8を閉じるとラッチがドアストライカに掛止されて閉止状態が維持される。
ドアサッシュ部13は、図1に示すように、上死点(窓閉鎖)位置にあるドアガラス12に対し、その形状に沿って前端縁部13a、上端縁部13b、後端縁部13cが形成されており、又、前後の端縁がドア本体11の上縁にスポット溶接により接合されている。このドアサッシュ部13は、骨格をなすサッシュフレーム16と、このサッシュフレーム16を補強するリンフォースフレーム17と、車幅方向外側の外表面を装飾するサッシュモール18とを有しており、これら各部材16〜18は断面形状が一定であるため、鉄系材料の場合はロール成形により形成され、アルミニュウム合金材料の場合は押し出し成形により形成される。但し、プレス成形により形成される場合もある。
サッシュフレーム16は、窓閉鎖位置にあるドアガラス12の外周縁部に沿って配設された、ドアガラス12を支持するフレーム状部材であり、このサッシュフレーム16の外周縁部16aが、サッシュモール18の外周縁部18aの内面にヘミング加工により結合されている。このサッシュモール18は外周縁部18aと内周縁部18bとの間に屈曲部18cが曲げ形成され、この屈曲部18cにより、内周縁部18bが外周縁部18aよりも内側(車室側)に後退されている。又、内周縁部18bの端部がヘミング加工されて接合されている。
内周縁部18bを外周縁部18aよりも内側へ後退させることにより、この内周縁部18bに装着される、後述するガラスランチャンネル20のカバーリップ部20cを外周縁部18aよりも内側に配設させることができる。尚、ガラスランチャンネル20の構成については後述する。
サッシュフレーム16の内周縁部16bは、サッシュモール18の内周縁部18bに対し所定間隔を開けて対設されている。又、図3、図4に示すように、サッシュモール18の内周縁部18bの端部が、サッシュフレーム16の内周縁部16bの端部よりも外周方向へ短く形成されて、両者間に段差hが形成されている。
一方、サッシュフレーム16は外周縁部16aに略直交する支持面16cを有し、この外周縁部16aと支持面16cと間が傾斜面16dで連続されており、更に、この支持面16cが屈曲されて内周縁部16bに連続されている。この傾斜面16dはサッシュモール18側へ上方傾斜されており、その傾斜角度が上述したサッシュフレーム16の内周縁部16bの端部とサッシュモール18の内周縁部18bの端部とを結ぶ線の傾斜角度とほぼ同じ角度に設定されている。尚、この傾斜面16dの直下に窓閉鎖位置にあるドアガラス12の端縁が臨まされている。
又、サッシュフレーム16に一体形成されている外周縁部16aと支持面16cと傾斜面16dとの3面でドアウェザストリップ取付面19が形成されている。このドアウェザストリップ取付面19に、後述するドアウェザストリップ23が取付けられる。尚、ドアウェザストリップ23の構成については後述する。
一方、サッシュフレーム16の内面、すなわち、サッシュモール18とサッシュフレーム16との間に形成された空間側の面にリンフォースフレーム17が接合されている。このリンフォースフレーム17はサッシュフレーム16を補強するものであり、更に、このリンフォースフレーム17により上述した空間にチャンネル取付溝21が形成される。
このリンフォースフレーム17は、図3、図4に示す断面では略逆L字状に曲げ形成されて、サッシュフレーム16の傾斜面16dにスポット溶接により接合される第1辺部17aと、内周縁部16bにスポット溶接により接合される第2辺部17bとが、カール状の屈曲部17dを介して曲げ形成されている。尚、第2辺部17bの端部は内周縁部16bの端部よりもやや内側に後退されている。
このリンフォースフレーム17とサッシュモール18の内周縁部18bとで、ガラスランチャンネル20を取付ける取付溝(チャンネル取付溝)21が形成される。ガラスランチャンネル20は、昇降時におけるドアガラス12の端縁部をガイドすると共にドアガラス12が上死点(窓閉鎖)位置にあるときは、このドアガラス12の周縁部をシールする。このガラスランチャンネル20は、チャンネル取付溝21に装着される断面凹状に形成された本体部20aと、この本体部20aの両側上端から内方へ延出する一対のドアガラスリップ部20bと、本体部20aの両側上端から外方に形成されたカバーリップ部20cと、カール状に形成された屈曲部17dに臨まされて掛止される掛止リップ部20eとを有している。ドアガラスリップ部20bは、昇降するドアガラス12の内外面の周縁部に密着して、この周縁部をシールする。
更に、このカバーリップ部20cと本体部20aの外壁との間にシール溝20dがそれぞれ形成され、この両シール溝20dにサッシュモール18の内周縁部18bと、互いに接合されて一体化されているサッシュフレーム16の内周縁部16b及びリンフォースフレーム17の第2辺部17bとがそれぞれ装着されている。サッシュモール18は内周縁部18bがカバーリップ部20cにより隠れるため、実質的には外周縁部18aの幅wが外部に露呈される装飾面となる。
上述したようにサッシュフレーム16とサッシュモール18の内周縁部16b,18bの端部間に段差hを有しており、この段差hにより、両内周縁部16b、18bにガラスランチャンネル20のシール溝20dを装着すると、両カバーリップ部20cの内周頂点間を結ぶ線が室内側から室外側方向へ所定仰角(見上げ角)αの傾斜となる。尚、本実施形態では、この仰角αが23〜35°の範囲に設定されるように、段差hとカバーリップ部20cの頂点付近の肉厚が設定されている。
又、図2、図4に示すように、リンフォースフレーム17の第1辺部17aには、ドアガラス受け面17cが、第1辺部17a自体を加工して所定間隔毎に形成されている。尚、本実施形態では、ドアガラス受け面17cを切り越し加工により形成しているが、絞り加工により形成しても良い。
このドアガラス受け面17cは、特にドアサッシュ部13の前端縁部13a、上端縁部13bに配設されており、上昇するドアガラス12が上死点(窓閉鎖)位置に達したときの荷重を受けて、ドアガラス12の上昇を規制するものである。従って、このドアガラス受け面17cはドアガラス12の上昇方向であって、ドアガラス12の表面に略直交する方向に延出されている。
更に、図2に示すように、リンフォースフレーム17の第1辺部17aと、これに接合されているサッシュフレーム16の傾斜面16dとにクリップ留め孔22が貫通された状態で穿設されている。このクリップ留め孔22は、上述したドアガラス受け面17cが形成されている位置とスポット溶接位置(図中に*で示す位置)とを避けた位置であって、上死点にあるドアガラス12の上端の延長方向よりもやや外側へオフセットされた位置(図3参照)に、所定間隔毎に穿設されている。
図3に示すように、このクリッブ留め孔22に、ドアウェザストリップ23を留めるクリップ25が装着される。このクリップ25は、軸部25aの頭部にフランジ25bが形成され、下端にバネ座部25cが形成され、このバネ座部25cから下方に突設されている小軸部25dの先端にやじり状、或いは傘状の掛止部としての掛止爪部25eが形成されている。
又、図3に示すように、傾斜面16dの内面側には、傾斜面16dとサッシュモール18の外周縁部18aと屈曲部18c、及びガラスランチャンネル20の本体部20aの外稜部とで囲まれた空間にて略三角形状のクリップ収納スペース24が形成されている。このクリップ収納スペース24は傾斜面16dを底辺とした場合、その対角がサッシュモール18の屈曲部18cとガラスランチャンネル20の外稜部とで形成されている。クリップ留め孔22を貫通してクリップ収納スペース24側に突出する、クリップ25の小軸部25d及び掛止爪部25eが、サッシュモール18の屈曲部18cとガラスランチャンネル20の外稜部とで形成された、傾斜面16dを底辺とする対角側に傾斜されている。
ドアウェザストリップ23は、断面が一定形状に形成された長尺部材であり、フロントサイドドア8を車体本体1aに閉止した際のサッシュフレーム16と、これに対向するフロントピラー6とサイドレール4との間をシールする。このドアウェザストリップ23の底面部23aがサッシュフレーム16の傾斜面16dに当接される。この底面部23aにクリップ挿通孔23bが穿設されている。このクリップ挿通孔23bは傾斜面16dに穿設されているクリップ留め孔22に対応する位置に穿設されており、クリップ25をドアウェザストリップ23側から挿通して、先端部に形成されているヤジリ状の掛止爪部25eをクリップ留め孔22の内面側に掛止することで、ドアウェザストリップ23を傾斜面16dに固定する。
更に、このドアウェザストリップ23の底面部23aの両側に、サッシュフレーム16に形成されている外周縁部16aと支持面16cに当接するリブ23cが形成されていると共に、支持面16c側に、フロントサイドドア8を閉じた際に、変形してサッシュフレーム16の支持面16cと車体本体1a側との間に密着される弾性変形部23dが形成されている。更に、外周縁部16a側の上部に、フロントサイドドア8を車体本体1aに閉止した際に、この車体本体1a側に密着するリップ部23eが形成されている。
次に、このような構成によるドアサッシュ構造の組み立て手順について説明する。帯状に形成されているガラスランチャンネル20は、その両側に形成されているシール溝20dを、ドアサッシュ部13のサッシュモール18の内周縁部18bと、サッシュフレーム16の内周縁部16b及びこれに接合されているリンフォースフレーム17の第2辺部17bとに各々装着する。
すると、ガラスランチャンネル20の本体部20aが、サッシュモール18とリンフォースフレーム17とで内面に形成されているチャンネル取付溝21に装着され、この本体部20aに形成されている掛止リップ部20eが、リンフォースフレーム17のカール状に曲げ形成された屈曲部18cに掛止されて抜け止めされる。
又、サッシュモール18の内周縁部18bの外表面とサッシュフレーム16の内周縁部16bの外表面とが、ガラスランチャンネル20の両側に形成されているカバーリップ部20cで覆われる。従って、外観上は外周縁部18aの幅Wのみが外部に露呈される。
又、サッシュフレーム16とサッシュモール18の内周縁部16b,18bの端部間が段差hを有しているため、ガラスランチャンネル20のシール溝20dを、両内周縁部16b,18bに装着すると、上述した段差hによりガラスランチャンネル20のカバーリップ部20cの下側頂点間を結ぶ線が、室内側から室外側へ傾斜された仰角(見上げ角)αの傾きとなる。
一方、ウェザストリップ23の底面部23aに穿設されているクリップ挿通孔23bに、クリップ25の軸部25aが挿通されており、この軸部25の頭部に形成されているフランジ25bがクリップ挿通孔23cの上端に掛止され、下端に突設されている小軸部25dが底面部23aから突出されている。
このクリップ25が取付けられているウェザストリップ23の底面部23aを、サッシュフレーム16の傾斜面16dに当接し、この底面部23aから突出されているクリップ25の小軸部25d及び、この小軸部25dの下端に形成されている掛止爪部25eを、互いに接合されているサッシュフレーム16とリンフォースフレーム17とに穿設されているクリップ留め孔22に挿入する。
すると、この小軸部25dがクリップ留め孔22を貫通して傾斜面16dに対し直交する方へ突出し、バネ座部25cが傾斜面16dの外面に押圧され、掛止爪部25eの後端部がリンフォースフレーム17の内面に掛止されて抜け止めされる。
図3に示すように、クリップ留め孔22がドアガラス12の上端の延長方向よりもやや外側の位置に穿設されており、傾斜面16dから突出されるクリップ25の小軸部25d及び掛止爪部25eが、クリッブ収納部24の傾斜面16dの対角方向に傾斜されているため、クリップ25の小軸部25dの延長線とドアガラス12の上端側の延長線とが、小軸部25dの基部側で交差されることになる。その結果、上死点(窓閉鎖)位置にドアガラス12があっても、その端縁部とクリップ25の掛止爪部25eとが干渉しないので、その分、ドアガラス12の上死点(窓閉鎖)位置を傾斜面16d側に近接させることができ、相対的に、クリップ収納スペース24を狭くすることができる。
そして、クリップ収納スペース24を狭くした分、サッシュモール18の装飾面である外周縁部18aの幅wが狭くなり、上述した仰角(見上げ角)αの傾斜と併せて、搭乗者の車窓外に視線を投じた際の視野角が広くなり、良好な開放感を得ることができる。又、外周縁部18aの幅wが狭くなった分、シャープな印象を与えることができ意匠性が向上する。
又、図4に示すように、この傾斜面16dに接合されているリンフォースフレーム17の、クリップ留め孔22と同列の面に、ドアガラス12の上昇を上死点位置で規制するガラス受け面17cが形成されているので、このガラス受け面17cをクリップ収納スペース24に臨ませることができるため、このガラス受け面17cを収容するスペースを特別に確保する必要がなく、従って、サッシュモール18の外周縁部18aの幅wを広くする必要がない。更に、ガラス受け面17cがリンフォースフレーム17自体を加工して形成されているため、別部品を溶接して形成する場合に比し部品点数の削減を図ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば、この車両用ドアサッシュ構造は、リヤサイドドア9に適用することもできる。
8…フロントサイドドア、
11…ドア本体、
12…ドアガラス、
13…ドアサッシュ部、
16…サッシュフレーム、
16a…外周縁部、
16b…内周縁部、
16d…傾斜面、
17…リンフォースフレーム、
17a…第1辺部、
17b…第2辺部、
17c…ドアガラス受け面、
18…サッシュモール、
18a…外周縁部、
18b…内周縁部、
18c…屈曲部、
19…ドアウェザストリップ取付面、
20…ガラスランチャンネル、
22…クリップ留め孔、
23…ドアウェザストリップ、
24…クリップ収納スペース、
25…クリップ、
25d…小軸部、
25e…掛止爪部、
α…仰角、
h…段差、
w…幅

Claims (4)

  1. ドア本体上部に枠状に形成されているドアサッシュ部の外周にクリップを介してドアウェザストリップが取付けられ、前記ドアサッシュ部の内周にドアガラスの周縁部をガイドするガラスランチャンネルが取付けられている車両用ドアサッシュ構造において、
    前記ドアサッシュ部の前記ドアウェザストリップを取付ける面の一部に、車幅方向外側上方へ傾斜する傾斜面を形成し、
    前記傾斜面に前記ドアサッシュ部に取付けるクリップの軸部を貫通するクリップ留め孔を、窓閉鎖位置にある前記ドアガラスの端部の延長線に対して外側へオフセットされた位置に穿設し、
    前記クリップの前記軸部が前記クリップ留め孔を貫通して前記ガラスランチャンネル側へ突出されると共に該軸部に設けた掛止部が前記傾斜面に掛止されて前記ドアウェザストリップを固定し、
    前記ドアサッシュ部に、窓閉鎖位置にある前記ドアガラスの端縁を、前記ドアガラスランチャンネルを介して受けるドアガラス受け面を形成した
    ことを特徴とする車両用ドアサッシュ構造
  2. 前記ドアサッシュ部が、サッシュフレームと該サッシュフレームの内面に接合されて該サッシュフレームを補強するリンフォースフレームと該サッシュフレームの車幅方向外表面に接合されるサッシュモールとを有し、
    前記ドアウェザストリップが、前記サッシュフレームの外周にクリップを介して取付けられ、
    前記ガラスランチャンネルが、前記サッシュモールと前記サッシュフレームで形成された内周に取付けられ、
    前記傾斜面が前記サッシュフレームに形成され、
    前記ドアガラス受け面が前記リンフォースフレームの前記サッシュフレームに形成された前記傾斜面に接合されている辺部に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアサッシュ構造。
  3. 前記サッシュモールの内周縁部と前記サッシュフレームの内周縁部とが所定間隔を開けて対設されており、
    前記サッシュモールの内周縁部の端部が前記サッシュフレームの内周縁部の端部に対して外周方向へ短く形成されて段差を有しており、
    前記段差により前記ガラスランチャンネルの内周が、車内から車外方向へ所定傾きの見上げ角を有して傾斜されている
    ことを特徴とする請求項2記載の車両用ドアサッシュ構造。
  4. 前記リンフォースフレームの一方の辺部が前記傾斜面に接合され、他方の辺部が屈曲部を介して該サッシュフレームの前記内周縁部に接合されており、
    前記屈曲部に前記ガラスランチャンネルに形成した掛止リップ部が掛止されて抜け止めされる
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用ドアサッシュ構造。
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