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JP5487082B2 - 高周波回路 - Google Patents
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Description

本発明の実施形態は、発振抑制回路を有する高周波回路に関する。
近年の高周波トランジスタは、その出力を上げるために多数のセルを並列接続している。多数のセルに対して分配合成するため、長さの異なる多数のループが形成され、その結果、複数のループにおいて、それぞれそのループ固有の周波数で発振する可能性がある。
このようなループ発振を抑制するためには、発振が生じているループを構成する線路間を特定の抵抗値を有する抵抗で、特定の位置において接続することが必要である。
特許第3289464号公報 特開平07−307626号公報
発振する、長さの異なるループが複数ある時、それぞれのループに対して最適な抵抗値を有する抵抗を接続しても、それぞれのループに対する抵抗は並列接続の関係になるため、他方のループに対する抵抗が影響して、最適な抵抗値よりも低くなり、発振抑制効果が弱まる。
また発振するループが比較的小さく、ループを構成する線路が抵抗で直接繋げられる程度に近接しているループに対しては、線路間に抵抗を形成するだけで発振が抑えられる。しかし、ループを構成する線路が離れており、抵抗と線路をライン、もしくはワイヤで接続しなければならないループに対しては、抵抗と線路間にインダクタンスが生じて、抵抗による発振抑制効果が弱まる。
本実施形態による高周波回路は、複数のトランジスタと、複数の入力整合回路と、入力側発振抑制回路とを備える。複数のトランジスタは、半導体基板上に並列に配列されている。複数の入力整合回路は、第1の絶縁基板上に配置され、複数のトランジスタのゲート端子電極にそれぞれ接続されている。入力側発振抑制回路は、入力側第4発振抑制抵抗と、入力側第1キャパシタと、入力側第1インダクタとを有する。入力側第4発振抑制抵抗は、第1の絶縁基板上に配置され、入力整合回路に隣接して配置されている。入力側第1キャパシタは、入力側第4発振抑制抵抗に直列接続されている。入力側第1インダクタは、隣接する入力整合回路間を繋ぐ伝送線路上の点と入力側第1キャパシタ間に接続されている。
入力側第1インダクタのインダクタンス値をL1、入力側第1キャパシタのキャパシタンス値をC1とすると、1/{2π(L1×C1)1/2}で表される入力側第1インダクタと入力側第1キャパシタの共振周波数が、2セルループの発振周波数focs2に等しい。
実施形態に係る高周波回路の模式的回路構成図。 実施形態に係る高周波回路に用いられる入力側発振抑制回路の模式的回路構成図。 実施形態に係る高周波回路に用いられる出力側発振抑制回路の模式的回路構成図。 実施形態に係る高周波回路において、最小ループLP1、2セルループLP2、4セルループLP3を説明する模式的回路構成図。 実施形態に係る高周波回路において、発振抑制回路を含むループLP4を説明する模式的回路構成図。 (a)実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置の模式的平面パターン構成の拡大図、(b)図6(a)のJ部分の拡大図。 実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置の構成例1であって、図6(b)のI−I線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置の構成例2であって、図6(b)のI−I線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置の構成例3であって、図6(b)のI−I線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置の構成例4であって、図6(b)のI−I線に沿う模式的断面構造図。
次に、図面を参照して、実施の形態を説明する。以下において、同じ要素には同じ符号を付して説明の重複を避け、説明を簡略にする。図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
以下に示す実施の形態は、技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施の形態は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
実施形態に係る高周波回路1の模式的回路構成は、図1に示すように表される。
実施形態に係る高周波回路1は、図1に示すように、半導体基板10上に並列に配置された複数のトランジスタQ1〜Q8と、第1の絶縁基板12上に配置され、複数のトランジスタQ1〜Q8のゲート端子電極G1〜G8にそれぞれ接続された複数の入力整合回路16と、第1の絶縁基板12上に配置され、入力整合回路16間に配置された入力側第1発振抑制抵抗R11a・入力側第2発振抑制抵抗R11b・入力側第3発振抑制抵抗R11cと、第1の絶縁基板12上に配置され、複数の入力整合回路16と入力端子Pi間を繋ぐツリー状の伝送線路17・18・19と、第1の絶縁基板12上に配置され、伝送線路18間に配置された入力側第4発振抑制抵抗R12と、入力側第4発振抑制抵抗R12の一方の端子TAiに接続された入力側第1キャパシタC12と入力側第1インダクタL12と、入力側第4発振抑制抵抗R12の他方の端子TBiに接続された入力側第1キャパシタC12と入力側第1インダクタL12とからなる入力側発振抑制回路2と、第2の絶縁基板14上に配置され、複数のトランジスタQ1〜Q8のドレイン端子電極D1〜D8にそれぞれ接続された複数の出力整合回路26と、第2の絶縁基板14上に配置され、出力整合回路26間に配置された出力側第1発振抑制抵抗R21a・出力側第2発振抑制抵抗R21b・出力側第3発振抑制抵抗R21cと、第2の絶縁基板14上に配置され、複数の出力整合回路26と出力端子Po間を繋ぐツリー状の伝送線路27・28・29と、第2の絶縁基板14上に配置され、伝送線路28間に配置された出力側第4発振抑制抵抗R22と、出力側第4発振抑制抵抗R22の一方の端子TAoに接続された出力側第1キャパシタC22と出力側第1インダクタL22と、出力側第4発振抑制抵抗R22の他方の端子TBoに接続された出力側第1キャパシタC22と出力側第1インダクタL22とからなる出力側発振抑制回路4とを備える。
(入力側)
実施形態に係る高周波回路に用いられる入力側発振抑制回路2の模式的回路構成は、図2に示すように表され、出力側発振抑制回路4の模式的回路構成は、図3に示すように表され、最小ループLP1、2セルループLP2、4セルループLP3を説明する模式的回路構成は、図4に示すように表される。
図1に示すように、複数の入力整合回路16と入力端子Pi間は、ツリー状の伝送線路17・18・19で接続されている。隣接する入力整合回路16とそれらを繋ぐ伝送線路17とにより最小ループLP1が形成される(図2、図4参照)。隣接する入力整合回路16を繋ぐ伝送線路17上の点で、隣接する入力整合回路16から等距離にある点は、ループの節S1i・S2i・S3i・S4iで表わされる。
隣接する最小ループLP1とそれらを繋ぐ伝送線路18とにより2セルループLP2が形成される(図2、図4参照)。最小ループLP1を接続する伝送線路18は最小ループの節S1i・S2i・S3i・S4iにおいて接続される。最小ループLP1の発振において、節は接地点と等価であるため、節に接続された伝送線路18およびその伝送線路18に接続された抵抗等は最小ループの発振には影響しなくなる。隣接する最小ループLP1を繋ぐ伝送線路18上の点で、隣接する最小ループLP1から等距離にある点は、ループの節S5i・S6iで表わされる。
2セルループLP2とそれらを繋ぐ伝送線路19とにより4セルループLP3が形成される(図4参照)。2セルループLP2を接続する伝送線路19は2セルループの節S5i・S6iにおいて接続される。2セルループLP2の発振において、ループの節は接地点と等価であるため、節に接続された伝送線路19およびその伝送線路19に接続された抵抗等は2セルループLP2の発振には影響しなくなる。隣接する2セルループLP2を繋ぐ伝送線路19上の点で、隣接する2セルループLP2から等距離にある点は、ループの節S7iで表わされる。
また、実施形態に係る高周波回路1は、図1に示すように、第1の絶縁基板12上に配置され、複数の入力整合回路16間に配置された入力側第1発振抑制抵抗R11a・入力側第2発振抑制抵抗R11b・入力側第3発振抑制抵抗R11cを備える。
ここで、入力側第1発振抑制抵抗R11aの配置される位置は、図4に示すように抑制対象の最小ループLP1上で、最小ループの節S1i・S2i・S3i・S4iから最小ループ発振周波数fosc1における波長の約1/4の位置となる。
また、実施形態に係る高周波回路1は、図2に示すように、伝送線路17上の2点間に接続された入力側発振抑制回路2を備える。この入力側発振抑制回路2は、入力側第4発振抑制抵抗R12と、入力側第4発振抑制抵抗R12の一方の端子TAiに接続された入力側第1キャパシタC12と入力側第1インダクタL12とからなる第1直列共振回路と、入力側第4発振抑制抵抗R12の他方の端子TBiに接続された入力側第1キャパシタC12と入力側第1インダクタL12とからなる第2直列共振回路との直列接続からなる。
ここで、入力側第1キャパシタC12のキャパシタンス値をC1、入力側第1インダクタL12のインダクタンス値をL1とすると、入力側第1キャパシタC12と入力側第1インダクタL12からなる直列回路の共振周波数は1/{2π(L1×C1)1/2}で表わされ、2セルループの発振周波数fosc2に等しくなるようにインダクタンス値L1、キャパシタンス値C1を定める。入力側第4発振抑制抵抗R12の配置される位置は、図4に示すように抑制対象の2セルループLP2上で、2セルループの節S5i・S6iから2セルループ発振周波数fosc2における波長の約1/4の位置となる。
ここで入力側発振抑制回路2を備えたことにより、2セルループLP2とは長さの異なる4セルループLP3が形成される。4セルループLP3において入力側発振抑制回路2の入力側第4発振抑制抵抗R12は節になるため、4セルループLP3の発振周波数fosc4に対して発振抑制効果がない。4セルループLP3において生じる発振を抑制するために入力側第2発振抑制抵抗R11bを備える。入力側第2発振抑制抵抗R11bの配置される位置は、図4に示すように抑制対象の4セルループLP3上で、4セルループLP3の節となる入力側第4発振抑制抵抗R12から4セルループLP3の発振周波数fosc4における波長の約1/4の位置となる。
2セルループLP2には入力側第2発振抑制抵抗R11bと入力側発振抑制回路2とが並列に配置されたことになる。このとき入力側第2発振抑制抵抗R11bから入力側発振抑制回路2の入力側第4発振抑制抵抗R12までの長さは、図1に示すようにその経路LPiを構成する。経路LPiは、入力整合回路16の一部と、伝送線路17と、伝送線路18の一部と、第1インダクタL12と、第1キャパシタC12とによって与えられ、2セルループ発振周波数fosc2における波長の約(2n−1)/4(nは整数)となるように決定する。
(出力側)
図1に示すように、複数の出力整合回路26と出力端子Po間は、ツリー状の伝送線路27・28・29で接続されている。隣接する出力整合回路26とそれらを繋ぐ伝送線路27とにより最小ループLP1が形成される(図3、図4参照)。隣接する出力整合回路26を繋ぐ伝送線路27上の点で、隣接する出力整合回路26から等距離にある点は、ループの節S1o・S2o・S3o・S4oで表わされる。
隣接する最小ループLP1とそれらを繋ぐ伝送線路26とにより2セルループLP2が形成される(図3、図4参照)。最小ループLP1を接続する伝送線路28は最小ループの節S1o・S2o・S3o・S4oにおいて接続される。最小ループLP1の発振において、節は接地点と等価であるため、節に接続された伝送線路28およびその伝送線路28に接続された抵抗等は最小ループLP1の発振には影響しなくなる。隣接する最小ループLP1を繋ぐ伝送線路28上の点で、隣接する最小ループLP1から等距離にある点は、ループの節S5o・S6oで表わされる。
2セルループとそれらを繋ぐ伝送線路29とにより4セルループLP3が形成される(図4参照)。2セルループLP2を接続する伝送線路29は2セルループの節S5o・S6oにおいて接続される。2セルループLP2の発振において、節は接地点と等価であるため、節に接続された伝送線路29およびその伝送線路29に接続された抵抗等は2セルループLP2の発振には影響しなくなる。隣接する2セルループLP2を繋ぐ伝送線路29上の点で、隣接する2セルループLP2から等距離にある点は、ループの節S7oで表わされる。
また、実施形態に係る高周波回路1は、図1に示すように、第2の絶縁基板14上に配置され、複数の出力整合回路26間に配置された出力側第1発振抑制抵抗R21a・出力側第2発振抑制抵抗R21b・出力側第3発振抑制抵抗R21cを備える。
ここで、出力側第1発振抑制抵抗R21aの配置される位置は、図4に示すように抑制対象の最小ループLP1上で、最小ループの節S1o・S2o・S3o・S4oから最小ループ発振周波数fosc1における波長の約1/4の位置となる。
また、実施形態に係る高周波回路1は、図3に示すように、伝送線路27上の2点間に接続された出力側発振抑制回路4を備える。この出力側発振抑制回路4は、出力側第4発振抑制抵抗R22と、出力側第4発振抑制抵抗R22の一方の端子TAoに接続された出力側第1キャパシタC22と出力側第1インダクタL22からなる第1直列共振回路と、出力側第4発振抑制抵抗R22の他方の端子TBoに接続された出力側第1キャパシタC22と出力側第1インダクタL22とからなる第2直列共振回路との直列接続からなる。
ここで、出力側第1キャパシタC22のキャパシタンス値をC2、出力側第1インダクタL22のインダクタンス値をL2とすると、出力側第1キャパシタC22と出力側第1インダクタL22からなる直列回路の共振周波数は1/{2π(L2×C2)1/2}で表わされ、2セルループLP2の発振周波数fosc2に等しくなるようにインダクタンス値L2、キャパシタンス値C2を定める。出力側第4発振抑制抵抗R22の配置される位置は、図4に示すように、抑制対象の2セルループLP2上で、2セルループの節S5o・S6oから2セルループ発振周波数fosc2における波長の約1/4の位置となる。
実施形態に係る高周波回路において、発振抑制回路を含むループLP4を説明する模式的回路構成は、図5に示すように表される。ここで出力側発振抑制回路4を備えたことにより、2セルループLP2とは長さの異なる発振抑制回路を含むループLP4が形成される。発振抑制回路を含むループLP4において出力側発振抑制回路4の出力側第4発振抑制抵抗R22は節になるため、発振抑制回路を含むループLP4の発振周波数fosc4に対して発振抑制効果がない。発振抑制回路を含むループLP4において生じる発振を抑制するために出力側第2発振抑制抵抗R21bを備える。出力側第2発振抑制抵抗R21bの配置される位置は、図4および図5に示すように抑制対象の発振抑制回路を含むループLP4上で、発振抑制回路を含むループLP4の節となる出力側第4発振抑制抵抗R22から発振抑制回路を含むループLP4の発振周波数fosc4における波長の約1/4の位置となる。
2セルループには出力側第2発振抑制抵抗R21bと出力側発振抑制回路4とが並列に配置されたことになる。このとき出力側第2発振抑制抵抗R21bから出力側発振抑制回路4の出力側第4発振抑制抵抗R22までの長さは、図1に示すように、その経路LPoを構成する。経路LPoは、出力整合回路26の一部と、伝送線路27と、伝送線路28の一部と、出力側第1キャパシタC22と、出力側第1インダクタL22とによって与えられ、2セルループ発振周波数fosc2における波長の約(2n−1)/4(nは整数)となるように決定する。
複数のトランジスタQ1〜Q8の入力側、すなわち、ゲート端子電極G1〜G8側には、入力整合回路16が接続される。入力整合回路16は、各トランジスタQ1〜Q8毎に分割され、第1の絶縁基板12上に配置されている。
複数に分割された入力整合回路16のそれぞれは、複数のトランジスタQ1〜Q8のそれぞれのゲート端子電極G1〜G8に、例えばボンディングワイヤ等の導体により電気的に接続される。
また、複数のトランジスタQ1〜Q8の出力側、すなわち、ドレイン端子電極D1〜D8側には、出力整合回路26が接続される。出力整合回路26は、各トランジスタQ1〜Q8毎に分割され、第2の絶縁基板14上に配置されている。
複数に分割された出力整合回路26のそれぞれは、複数のトランジスタQ1〜Q8のそれぞれのドレイン端子電極D1〜D8に、例えばボンディングワイヤ等の導体により電気的に接続されている。
第1の絶縁基板12上のそれぞれの入力整合回路間16には、例えばこれらの間を埋めるように入力側第1発振抑制抵抗R11a・入力側第2発振抑制抵抗R11b・入力側第3発振抑制抵抗R11cが配置されている。同様に、第2の絶縁基板14上のそれぞれの出力整合回路26間には、例えばこれらの間を埋めるように出力側第1発振抑制抵抗R21a・出力側第2発振抑制抵抗R21b・出力側第3発振抑制抵抗R21cが配置されている。例えば、入力側第1発振抑制抵抗R11a・入力側第2発振抑制抵抗R11b・入力側第3発振抑制抵抗R11cおよび出力側第1発振抑制抵抗R21a・出力側第2発振抑制抵抗R21b・出力側第3発振抑制抵抗R21cは、タンタルナイトライド(TaN)、またはニッケル(Ni)とクロム(Cr)を中心とした合金などからなる。
(ループ)
本実施形態に係る高周波回路1において、図4を参照して、最小ループLP1、2セルループLP2、4セルループLP3を説明する。図4においては、L12・C12・R12・C12・L12からなる入力側発振抑制回路2と、L22・C22・R22・C22・L22からなる出力側発振抑制回路4は、図示を省略している。
最小ループ発振周波数fosc1を有する最小ループ発振とは、1対のセル間(最小ループ)で生じるオッドモード発振である。図4に示すように、最小ループLP1は、隣接するトランジスタQ1・Q2、Q3・Q4、Q5・Q6、Q7・Q8とそれらを繋ぐ伝送線路により構成される。
2セルループ発振周波数fosc2を有する2セルループ発振とは、1対の2セル対間(2セルループ)で生じるオッドモード発振である。図4に示すように、2セルループLP2は、隣接する隣接する最小ループ対とそれらを繋ぐ伝送線路により構成される。
4セルループ発振周波数fosc3を有する4セルループ発振とは、1対の4セル対間(4セルループ)で生じるオッドモード発振である。図4に示すように、4セルループLP3は、隣接する隣接する2セルループ対とそれらを繋ぐ伝送線路により構成される。
(発振抑制)
ループ発振の定在波の電圧振幅が大きくなるポイント(腹)同士を伝送線路の特性インピーダンス付近の値を有する発振抑制抵抗で繋ぐことで抑制される。
複数の入力整合回路16は、これらの間に配置された入力側第1発振抑制抵抗R11aによって接続されている。また、複数の出力整合回路26は、これらの間に配置された出力側第1発振抑制抵抗R21aによって接続されている。従って、最小ループLP1を通る、例えばGHz帯の高周波発振は、入力側第1発振抑制抵抗R11a・出力側第1発振抑制抵抗R21aによって減衰する。これにより、高周波発振を抑制することができる。本実施形態に係る高周波回路1においては、最小ループLP1に基づく最小ループ発振周波数fosc1の信号成分は、隣接する入力整合回路16間に配置された入力側第1発振抑制抵抗R11aおよび隣接する出力整合回路26間に配置された出力側第1発振抑制抵抗R21aによって、減衰させることができる。
2セルループ発振の定在波の電圧振幅が大きくなるポイント(腹)は離れていることが一般的で、2セルループ発振の定在波の電圧振幅が大きくなるポイント(腹)と入力側第4発振抑制抵抗R12間、および2セルループ発振の定在波の電圧振幅が大きくなるポイント(腹)と出力側第4発振抑制抵抗R22間を、それぞれボンディングワイヤBW1およびBW2で接続することで、このボンディングワイヤBW1およびBW2によって、入力側第1インダクタL12・出力側第1インダクタL22が生じる。これらのインダクタンス成分は発振抑制効果を弱めるため、好ましくない。
2セルループ発振の定在波の電圧振幅が大きくなるポイント(腹)と入力側第4発振抑制抵抗R12間、および2セルループ発振の定在波の電圧振幅が大きくなるポイント(腹)と出力側第4発振抑制抵抗R22間は、それぞれボンディングワイヤBW1およびBW2による空中配線で接続することが好ましい。ボンディングワイヤBW1およびBW2による空中配線とすることで、パターン配線よりも小さなインダクタンスで接続することができるからである。
この入力側第1インダクタL12に直列に入力側第1キャパシタC12を接続することによって、入力側第1キャパシタC12と入力側第1インダクタL12からなる直列共振により、特定の周波数では入力側第1インダクタL12をキャンセルすることができる。特定の周波数がループ発振の周波数となるように入力側第1キャパシタC12のキャパシタンス値C1を定める。
同様に、出力側第1インダクタL22に直列に出力側第1キャパシタC22を接続することによって、出力側第1キャパシタC22と出力側第1インダクタL22からなる直列共振により、特定の周波数では出力側第1インダクタL22をキャンセルすることができる。特定の周波数がループ発振の周波数となるように出力側第1キャパシタC22のキャパシタンス値C2を定める。
2セルループLP2には入力側第2発振抑制抵抗R11bと入力側発振抑制回路2とが並列に配置されるため、2セルループ発振を抑制する実質的な抵抗値が入力側発振抑制回路2の入力側第4発振抑制抵抗R12よりも小さくなる。このとき入力側第2発振抑制抵抗R11bから入力側発振抑制回路2の入力側第4発振抑制抵抗R12までの長さは、図1に示すようにその経路LPiを構成する。経路LPiは、入力整合回路16の一部と、伝送線路17と、伝送線路18の一部と、入力側第1インダクタL12と、入力側第1キャパシタC12とによって与えられ、2セルループ発振周波数fosc2における波長の約(2n−1)/4(nは整数)となるように決定することで、入力側第4発振抑制抵抗R12からみた入力側第2発振抑制抵抗R11bは、インピーダンス変換され、2セルループの発振周波数では入力側第2発振抑制抵抗R11bの抵抗値は無限大となり、入力側第4発振抑制抵抗R12のみが有効に働く。
同様に、2セルループには出力側第2発振抑制抵抗R21bと出力側発振抑制回路4とが並列に配置されるため、2セルループ発振を抑制する実質的な抵抗値が出力側発振抑制回路4の出力側第4発振抑制抵抗R22よりも小さくなる。このとき出力側第2発振抑制抵抗R21bから出力側発振抑制回路4の出力側第4発振抑制抵抗R22までの長さは、図1に示すようにその経路LPoを構成する。経路LPoは、出力整合回路26の一部と、伝送線路27と、伝送線路28の一部と、出力側第1インダクタL22と出力側第1キャパシタC22とによって与えられ、2セルループ発振周波数fosc2における波長の約(2n−1)/4(nは整数)となるように決定することで、出力側第4発振抑制抵抗R22からみた出力側第2発振抑制抵抗R21bは、インピーダンス変換され、2セルループの発振周波数では出力側第2発振抑制抵抗R21bの抵抗値は無限大となり、出力側第4発振抑制抵抗R22のみが有効に働く。
(半導体素子構造)
実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置24の模式的平面パターン構成の拡大図は、図6(a)に示すように表され、図6(a)のJ部分の拡大図は、図6(b)に示すように表される。また、実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置24の構成例1〜4であって、図6(b)のI−I線に沿う模式的断面構成例1〜4は、それぞれ図7〜図10に示すように表される。
実施の形態に係る高周波回路に搭載される半導体装置24において、図1のトランジスタQ1〜Q8に対応する複数のFETセルFET1〜FET8は、図6〜図10に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110の第1表面に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122と、半絶縁性基板110の第1表面に配置され、ゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成した複数のゲート端子電極G1,G2,…,G8、複数のソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S81,S82およびドレイン端子電極D1,D2,…,D8と、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S81,S82の下部に配置されたVIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC81,SC82と、半絶縁性基板110の第1表面と反対側の第2表面に配置され、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S81,S82に対してVIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC81,SC82を介して接続された接地電極(図示省略)とを備える。
ゲート端子電極G1,G2,…,G8には、入力整合回路16との間にボンディングワイヤが接続され、ドレイン端子電極D1,D2,…,D10には、出力整合回路26との間にボンディングワイヤが接続される。VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC81,SC82の内壁に形成されたバリア金属層(図示省略)およびバリア金属層上に形成され、VIAホールを充填する充填金属層(図示省略)を介して、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S81,S82は、接地電極(図示省略)に接続される。
半絶縁性基板110は、GaAs基板、SiC基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板、若しくはダイヤモンド基板のいずれかである。
(構造例1)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例1は、図7に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、ゲートフィンガー電極(G)124およびドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2次元電子ガス(2DEG:Two Dimensional Electron Gas)層116が形成されている。図7に示す構成例1では、HEMTが示されている。
(構造例2)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例2は、図8に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたソース領域126およびドレイン領域128と、ソース領域126上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたゲートフィンガー電極(G)124およびドレイン領域128上に配置されたドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とゲートフィンガー電極(G)124との界面には、ショットキーコンタクト(Schottky Contact)が形成されている。図8に示す構成例2では、金属−半導体電界効果トランジスタ(MESFET:Metal Semiconductor Field Effect Transistor)が示されている。
(構造例3)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例3は、図9に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上のリセス部に配置されたゲートフィンガー電極(G)124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図9に示す構成例3では、HEMTが示されている。
(構造例4)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例4は、図10に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上の2段リセス部に配置されたゲートフィンガー電極124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図10に示す構成例4では、HEMTが示されている。
また、上記の構成例1〜4においては、活性領域以外の窒化物系化合物半導体層112を電気的に不活性な素子分離領域として用いている。ここで、活性領域とは、ソースフィンガー電極120、ゲートフィンガー電極124およびドレインフィンガー電極122の直下の2DEG層116、ソースフィンガー電極120とゲートフィンガー電極124間およびドレインフィンガー電極122とゲートフィンガー電極124間の2DEG層116からなる。
素子分離領域の他の形成方法としては、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18および窒化物系化合物半導体層112の深さ方向の一部まで、イオン注入により形成することもできる。イオン種としては、例えば、窒素(N)、アルゴン(Ar)などを適用することができる。また、イオン注入に伴うドーズ量は、例えば、約1×1014(ions/cm2)であり、加速エネルギーは、例えば、約100keV〜200keVである。
素子分離領域上およびデバイス表面上には、パッシベーション用の絶縁層(図示省略)が形成されている。この絶縁層としては、例えば、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)法によって堆積された窒化膜、アルミナ(Al23)膜、酸化膜(SiO2)、酸窒化膜(SiON)などで形成することができる。
ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122は、例えば、Ti/Alなどで形成される。ゲートフィンガー電極124は、例えばNi/Auなどで形成することができる。
なお、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24において、ゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122の長手方向のパターン長は、マイクロ波/ミリ波/サブミリ波と動作周波数が高くなるにつれて、短く設定される。例えば、ミリ波帯においては、パターン長は、約25μm〜50μmである。
また、ソースフィンガー電極120の幅は、例えば、約40μm程度であり、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102の幅は、例えば、約100μm程度である。また、VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102の形成幅は、例えば、約10μm〜40μm程度である。
実施の形態に係る高周波回路によれば、互いの発振抑制抵抗の距離を大きなループにおいて発振する波長の1/4の長さにすることで、その発振周波数において大きなループの抵抗に対して小さなループの抵抗は影響しなくなり、期待通りの発振抑制効果が得られる。
また、実施の形態に係る高周波回路によれば、大きなループの発振抑制抵抗を小さなループを構成する線路には繋がず、ループ外の線路に接続することで、小さなループ内で生じている発振にとっては、ループの外にあるその大きなループの発振抑制抵抗は影響しなくなり、期待通りの発振抑制効果が得られる。
また、実施の形態に係る高周波回路によれば、さらに大きなループに対して発振抑制抵抗を接続する際にはライン、もしくはワイヤのインダクタンスに対して直列にコンデンサを接続し、そのインダクタンスとキャパシタンスからなる直列共振回路の共振周波数が発振周波数と等しくなるようにコンデンサの容量値を選ぶことにより発振周波数において、発振抑制抵抗と線路間は短絡されているように見えるので、期待通りの発振抑制効果が得られる。
以上の実施の形態によれば、最小ループ発振周波数fosc、2セルループ発振周波数fosc2、および4セルループ発振周波数fosc3の3つのオッドモード発振を共に抑制可能な高周波回路を提供することができる。
[その他の実施の形態]
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、実施の形態に係る高周波回路に適用するディスクリートトランジスタとしては、FET、HEMTに限らず、LDMOS(Laterally Diffused Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Hetero-junction Bipolar Transistor)などの増幅素子、メムス(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)素子なども適用できる。
このように、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
1…高周波回路
2…入力側発振抑制回路
4…出力側発振抑制回路
10…半導体基板
12…第1の絶縁基板
14…第2の絶縁基板
16…入力整合回路(MN−IN)
17、18、19、28、29…伝送線路
24…半導体装置
26…出力整合回路(MN−OUT)
110…半絶縁性基板
112…窒化物系化合物半導体層(GaNエピタキシャル成長層)
116…2次元電子ガス(2DEG)層
118…アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)
120…ソースフィンガー電極
122…ドレインフィンガー電極
124…ゲートフィンガー電極
126…ソース領域
128…ドレイン領域
G,G1,G2,…,G8…ゲート端子電極
S,S11,S12,…,S81,S82…ソース端子電極
D,D1,D2,…,D8…ドレイン端子電極
SC11,SC12,…,SC81,SC82…VIAホール
Q1、Q2、…、Q8…トランジスタ
L12…入力側第1インダクタ
L13…入力側第2インダクタ
L22…出力側第1インダクタ
L23…出力側第2インダクタ
C12…入力側第1キャパシタ
C13…入力側第2キャパシタ
C22…出力側第1キャパシタ
C23…出力側第2キャパシタ
R11a…入力側第1発振抑制抵抗
R11b…入力側第2発振抑制抵抗
R11c…入力側第3発振抑制抵抗
R21a…出力側第1発振抑制抵抗
R21b…出力側第2発振抑制抵抗
R21c…出力側第3発振抑制抵抗
R12…入力側第4発振抑制抵抗
R22…出力側第4発振抑制抵抗
R13…入力側第5発振抑制抵抗
R23…出力側第5発振抑制抵抗
LPi、LPo…経路
LP1…最小ループ
LP2…2セルループ
LP3…4セルループ
LP4…発振抑制回路を含むループ
L1…入力側第1インダクタL12のインダクタンス値
L2…出力側第1インダクタL22のインダクタンス値
C1…入力側第1キャパシタC12のキャパシタンス値
C2…出力側第1キャパシタC22のキャパシタンス値
S1i〜S7i、S1o〜S7o…ループの節
fosc1…最小ループの発振周波数
fosc2…2セルループの発振周波数
fosc3…4セルループの発振周波数

Claims (12)

  1. 半導体基板上に並列に配列された複数のトランジスタと、
    第1の絶縁基板上に配置され、前記複数のトランジスタのゲート端子電極にそれぞれ接続された複数の入力整合回路と、
    前記第1の絶縁基板上に配置され、前記入力整合回路に隣接して配置された入力側第4発振抑制抵抗と、前記入力側第4発振抑制抵抗に直列接続された入力側第1キャパシタと、隣接する前記入力整合回路間を繋ぐ伝送線路上の点と前記入力側第1キャパシタ間に接続された入力側第1インダクタとを有する入力側発振抑制回路と
    を備え、前記入力側第1インダクタのインダクタンス値をL1、前記入力側第1キャパシタのキャパシタンス値をC1とすると、1/{2π(L1×C1)1/2}で表される前記入力側第1インダクタと前記入力側第1キャパシタの共振周波数が、2セルループの発振周波数fosc2に等しいことを特徴とする高周波回路。
  2. 前記第1の絶縁基板上に配置され、前記隣接する入力整合回路間に配置された入力側第1発振抑制抵抗と、
    前記隣接する入力整合回路と隣接する前記入力整合回路間を繋ぐ伝送線路により構成される2セルループ間に配置された入力側第2発振抑制抵抗と、
    前記隣接する2セルループ間と隣接する前記2セルループ間を繋ぐ伝送線路により構成される4セルループ間に配置された入力側第3発振抑制抵抗とを備えることを特徴とする請求項1に記載の高周波回路。
  3. 前記入力側第2発振抑制抵抗から前記入力側第4発振抑制抵抗までの長さは、2セルループの発振周波数fosc2の波長の1/4の奇数倍にほぼ等しいことを特徴とする請求項2に記載の高周波回路。
  4. 前記入力側第1インダクタは、ボンディングワイヤで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の高周波回路。
  5. 前記入力側第2発振抑制抵抗から前記入力側第4発振抑制抵抗までは、前記第1の絶縁基板上に配置された伝送線路とボンディングワイヤで形成されたことを特徴とする請求項2に記載の高周波回路。
  6. 第2の絶縁基板上に配置され、前記複数のトランジスタのドレイン端子電極にそれぞれ接続された複数の出力整合回路と、
    前記第2の絶縁基板上に配置され、前記出力整合回路に隣接して配置された出力側第4発振抑制抵抗と、前記出力側第4発振抑制抵抗に直列接続された出力側第1キャパシタと、隣接する前記出力整合回路間を繋ぐ伝送線路上の点と前記出力側第1キャパシタ間に接続された出力側第1インダクタとを有する出力側発振抑制回路と
    を備え、前記出力側第1インダクタのインダクタンス値をL2、前記出力側第1キャパシタのキャパシタンス値をC2とすると、1/{2π(L2×C2)1/2}で表される前記出力側第1インダクタと前記出力側第1キャパシタの共振周波数が、2セルループの発振周波数fosc2に等しいことを特徴とする請求項1に記載の高周波回路。
  7. 前記第2の絶縁基板上に配置され、前記隣接する出力整合回路間に配置された出力側第1発振抑制抵抗と、
    前記隣接する出力整合回路と隣接する前記出力整合回路間を繋ぐ伝送線路により構成される2セルループ間に配置された出力側第2発振抑制抵抗と、
    前記隣接する2セルループ間と隣接する前記2セルループ間を繋ぐ伝送線路により構成される4セルループ間に配置された出力側第3発振抑制抵抗とを備えることを特徴とする請求項6に記載の高周波回路。
  8. 前記出力側第2発振抑制抵抗から前記出力側第4発振抑制抵抗までの長さは、2セルループの発振周波数fosc2の波長の1/4の奇数倍にほぼ等しいことを特徴とする請求項7に記載の高周波回路。
  9. 前記出力側第1インダクタは、ボンディングワイヤで形成されたことを特徴とする請求項6に記載の高周波回路。
  10. 前記出力側第2発振抑制抵抗から前記出力側第4発振抑制抵抗までは、前記第2の絶縁基板上に配置された伝送線路とボンディングワイヤで形成されたことを特徴とする請求項7に記載の高周波回路。
  11. 前記複数のトランジスタは、
    半絶縁性基板と、
    前記半絶縁性基板の第1表面に配置され,それぞれ複数のフィンガーを有するゲートフィンガー電極、ソースフィンガー電極およびドレインフィンガー電極と、
    前記半絶縁性基板の第1表面に配置され,前記ゲートフィンガー電極、前記ソースフィンガー電極および前記ドレインフィンガー電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成した複数のゲート端子電極、複数のソース端子電極およびドレイン端子電極と、
    前記ソース端子電極の下部に配置されたVIAホールと、
    前記半絶縁性基板の第1表面と反対側の第2表面に配置され、前記ソース端子電極に対して前記VIAホールを介して接続された接地電極と
    を備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の高周波回路。
  12. 前記半絶縁性基板は、GaAs基板、SiC基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板、若しくはダイヤモンド基板のいずれかであることを特徴とする請求項11に記載の高周波回路。
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