JP5488035B2 - ラミネート電池構造体 - Google Patents
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Description
該複数枚積層したラミネート電池は、樹脂製の保持枠内に保持されており、
上記各ラミネート電池の四方の側部には、上記電池本体よりも外方に上記シート状容器の端部が突出してなるシート端部が形成されており、
上記保持枠は、その四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記シート端部を差し込む差込凹部を上記積層方向に複数隣接して形成してなると共に、四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記複数枚のラミネート電池における上記電池本体の板面方向における四方の角部の位置決めを行う位置決め突起部を上記積層方向に複数隣接して設けてなり、
上記板面方向には、上記積層方向に直交して上記電池本体から上記電極が引き出された引出方向と、該引出方向及び上記積層方向に直交する左右方向とがあり、
上記シート状容器は、上記電池本体を収容する部分に対する上記引出方向の外側位置に、上記電極との間に隙間を形成して、上記電池本体を収容する部分の厚みよりも縮小した補助部分を有しており、
上記位置決め突起部は、上記電池本体の角部に隣接して、上記補助部分に対向して形成されており、
上記位置決め突起部が、上記電池本体の上記引出方向の側部をガイドすることによって、上記電池本体の上記引出方向の位置決めがなされ、上記保持枠の上記左右方向の両側に位置する枠部の内側端が、上記電池本体の上記左右方向の側部をガイドすることによって、上記電池本体の上記左右方向の位置決めがなされることを特徴とするラミネート電池構造体にある(請求項1)。
具体的には、本発明の保持枠は、四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、ラミネート電池のシート端部を差し込む差込凹部を積層方向に複数隣接して形成してなる。これにより、複数枚のラミネート電池は、シート端部を差込凹部に差し込むことによって、互いに積層した状態で安定して保持枠に保持される。
また、保持枠は、四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、複数枚のラミネート電池における電池本体の板面方向における四方の角部の位置決めを行う位置決め突起部を積層方向に複数隣接して設けてなる。これにより、複数枚のラミネート電池は、その電池本体の四方の角部を位置決め突起部によって支持することによって、互いに積層した状態で特に電極の引出方向及びこれに直交する方向の位置が固定される。
それ故、本発明のラミネート電池構造体によれば、複数枚のラミネート電池を、位置を固定して安定して保持することができる。
本発明において、上記電極は、上記ラミネート電池の一方の側部と他方の側部とから引き出されており、上記一方の側部から引き出されたすべての電極は、互いに平行な状態で一方側の連結バスバーの対面部と対面して連結されており、上記他方の側部から引き出されたすべての電極は、互いに平行な状態で他方側の連結バスバーの対面部と対面して連結されており、上記各連結バスバーに冷却フィンの機能を持たせることができる(請求項2)。
この場合には、複数枚のラミネート電池を、容易に電気的に並列接続することができると共に、連結バスバーによって連結した状態であっても、発熱し易い電極を冷却し易くすることができる。
この場合には、いずれかの保持枠における複数枚のラミネート電池と、この保持枠に隣接する保持枠における複数枚のラミネート電池とを、電気的に直列接続する際に、絶縁板部によって互いに接続しない部分同士の絶縁性を確保することができる。
この場合には、4つの枠部をビス等の固定具を用いることなく簡単に組み立てることができる。そのため、保持枠の組付が容易である。
また、位置決め突起部と一対の第2枠部の内側端とによって、複数枚のラミネート電池の位置決めを一層容易に行うことができる。
この場合には、保持枠によって各ラミネート電池を安定して保持することにより、車における振動等から各ラミネート電池を保護することができる。
本例のラミネート電池構造体1は、図1〜図4に示すごとく、可撓性のシート状容器31内に平板状の電池本体32が収容され、電池本体32から一対のシート状の電極33A、33Bがシート状容器31の外部に引き出されてなるラミネート電池(ラミネートセル)3を積層方向Dに複数枚積層してなる。複数枚積層したラミネート電池3は、その四方の側部を保持する保持枠2内に保持されている。各ラミネート電池3の四方の側部には、電池本体32よりも外方にシート状容器31が突出してなるシート端部310が形成されている。保持枠2は、四方の枠部21、22のうちの互いに対向する枠部22の内側部分に、シート端部310を差し込む差込凹部222を積層方向Dに複数隣接して形成してなると共に、四方の枠部21、22のうちの互いに対向する枠部22の内側部分に、複数枚のラミネート電池3における電池本体32の板面方向における四方の角部321の位置決めを行う位置決め突起部223を積層方向Dに複数隣接して設けてなる。
本例において、引出方向Hとは、ラミネート電池3における電極33A、33Bを引き出す方向のことをいい、左右方向Wとは、ラミネート電池3の面方向において引出方向Hに直交する方向のことをいう。また、積層方向Dとは、複数枚のラミネート電池3を積層する方向のことをいう。
本例のラミネート電池構造体1は、車載用バッテリーを構成する。
図7、図8に示すごとく、本例のシート状容器31は、電池本体32を収容する袋形状に形成されている。シート状容器31は、内側が絶縁樹脂312によって被覆された一対のアルミニウムシート(アルミラミネートフィルム)311を用いて形成されている。本例の一対の電極33A、33Bは、ラミネート電池3の一方の側部から引き出したプラス電極33Aと、ラミネート電池3の他方の側部から引き出したマイナス電極33Bとからなる。
また、ラミネート電池3の内部においては、電池本体32を配置した隙間30に電解液が入れられている。本例のラミネート電池3は、リチウム系の電池である。
シート状容器31のシート端部310は、シート状容器31において各電極33A、33Bを引き出した引出方向Hの両側と、左右方向Wの両側とに形成されている。
各連結バスバー4においては、板金を切り開いて各電極33A(33B)に対面する対面部41が形成されている。また、すべてのプラス電極33Aは、互いに平行な状態で一方側の連結バスバー4の対面部41と対面して連結されており、すべてのマイナス電極33Bは、互いに平行な状態で他方側の連結バスバー4の対面部41と対面して連結されている。各連結バスバー4により、複数枚のラミネート電池3を、容易に電気的に並列接続することができる。
そして、各電極33A(33B)は、各連結バスバー4の対面部41とスペーサ42との間に両面から挟持されて連結されている。また、本例においては、電極33A(33B)、連結バスバー4、スペーサ42に設けた貫通穴内にボルト51を挿通し、ボルト51とナット52とによって電極33A(33B)、連結バスバー4、スペーサ42を締め付けて、各電極33A(33B)を電気的に一体化することができる。なお、各連結バスバー4は、板金を折り曲げて波形状に形成することもできる。
本例の一対の第1枠部21は部品が共通化されており、一対の第2枠部22も部品が共通化されている。
また、一対の第1枠部21には、複数枚のラミネート電池3における電極33A(33B)を差し込んで配置するための差込穴213が形成されている。
図5に示すごとく、位置決め突起部223における積層方向Dの内側部分には、シート状容器31の補助部分34をガイドするガイド凹部224が、ラミネート電池3の配設数と同じ数だけ形成されている。位置決め突起部223は、シート状容器31の補助部分34をガイドしつつ、ラミネート電池3が引出方向Hに位置ずれしないようにガイドすることができる。
より具体的には、第1枠部21における配置凹部23内には、各ラミネート電池3の電極33A、33B及び連結バスバー4が配置されており、各第2枠部22の突出部24(第1枠部21の係合部分211及び第2枠部22の被係合部分221)には、左右方向Wへ貫通する貫通口241が形成されている。この貫通口241は、保持枠2における上下左右の4箇所の突出部24に形成されている。そして、左右方向Wの一方の貫通口241から配置凹部23内へ冷却風Aを導入し、この冷却風Aによって連結バスバー4を介して電極33A、33Bを冷却した後、この冷却後の冷却風Aを左右方向Wの他方の貫通口241から排出することができる。
また、冷却通路26には、シート状容器31において電極33A、33Bを引き出したシート端部310からガスが漏洩した場合に、このガスを通過させることもできる。また、冷却通路26には、保持枠2の差込凹部222等における隙間を介して、シート状容器31の左右のシート端部310も連通されている。これにより、シート状容器31における四方のシート端部310から漏洩したガスを冷却通路26へ回収できるようになっている。
外付バスバー61は、各電極33A、33Bを配置したラミネート電池構造体1の引出方向Hの一方側と他方側とにおいて互いに隣接する接続電池組11を交互に接続している。外付バスバー61が表側に現れていない接続電池組11同士の間は、裏側において外付バスバー61によって接続されている。
互いに隣接する保持枠2においては、一方の保持枠2に設けた絶縁板部28によって、一方の保持枠2におけるプラス電極33Aと、この保持枠2に隣接する他方の保持枠2におけるマイナス電極33Bとの絶縁性を確保することができる。この絶縁性は、外付バスバー61によって接続しない連結バスバー4同士の間で確保することができる。
絶縁板部28は、保持枠2の第1枠部21において、左右の係合部分211に掛け渡して形成されている。また、各保持枠2の第1枠部21における配置凹部23の他方側端面は、開放されている。
また、図5に示したように、保持枠2においては、一対の第2枠部22の内側部分に、複数枚のラミネート電池3における電池本体32の板面方向における四方の角部321の位置決めを行う位置決め突起部223が積層方向Dに複数隣接して設けてある。さらに、一対の第2枠部22の内側部分に設けた位置決め突起部223には、ラミネート電池3の補助部分34をガイドするガイド凹部224が、ラミネート電池3の積層数と同じ数だけ積層方向Dに隣接して形成してある。
それ故、本例のラミネート電池構造体1によれば、複数枚のラミネート電池3を、位置を固定して安定して保持することができる。
11 接続電池組
2 保持枠
21 第1枠部
22 第2枠部
222 差込凹部
223 位置決め突起部
225 内側端
25 嵌合部
3 ラミネート電池
31 シート状容器
310 シート端部
32 電池本体
321 角部
33A、33B 電極
34 補助部分
4 連結バスバー
A 冷却風
Claims (5)
- 可撓性のシート状容器内に平板状の電池本体が収容され、該電池本体から一対のシート状の電極が上記シート状容器の外部に引き出されてなるラミネート電池を積層方向に複数枚積層してなり、
該複数枚積層したラミネート電池は、樹脂製の保持枠内に保持されており、
上記各ラミネート電池の四方の側部には、上記電池本体よりも外方に上記シート状容器の端部が突出してなるシート端部が形成されており、
上記保持枠は、その四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記シート端部を差し込む差込凹部を上記積層方向に複数隣接して形成してなると共に、四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記複数枚のラミネート電池における上記電池本体の板面方向における四方の角部の位置決めを行う位置決め突起部を上記積層方向に複数隣接して設けてなり、
上記板面方向には、上記積層方向に直交して上記電池本体から上記電極が引き出された引出方向と、該引出方向及び上記積層方向に直交する左右方向とがあり、
上記シート状容器は、上記電池本体を収容する部分に対する上記引出方向の外側位置に、上記電極との間に隙間を形成して、上記電池本体を収容する部分の厚みよりも縮小した補助部分を有しており、
上記位置決め突起部は、上記電池本体の角部に隣接して、上記補助部分に対向して形成されており、
上記位置決め突起部が、上記電池本体の上記引出方向の側部をガイドすることによって、上記電池本体の上記引出方向の位置決めがなされ、上記保持枠の上記左右方向の両側に位置する枠部の内側端が、上記電池本体の上記左右方向の側部をガイドすることによって、上記電池本体の上記左右方向の位置決めがなされることを特徴とするラミネート電池構造体。 - 請求項1に記載のラミネート電池構造体において、上記電極は、上記ラミネート電池の一方の側部と他方の側部とから引き出されており、
上記一方の側部から引き出されたすべての電極は、互いに平行な状態で一方側の連結バスバーの対面部と対面して連結されており、上記他方の側部から引き出されたすべての電極は、互いに平行な状態で他方側の連結バスバーの対面部と対面して連結されており、
上記各連結バスバーに冷却フィンの機能を持たせたことを特徴とするラミネート電池構造体。 - 可撓性のシート状容器内に平板状の電池本体が収容され、該電池本体から一対のシート状の電極が上記シート状容器の外部に引き出されてなるラミネート電池を積層方向に複数枚積層してなり、
該複数枚積層したラミネート電池は、樹脂製の保持枠内に保持されており、
上記各ラミネート電池の四方の側部には、上記電池本体よりも外方に上記シート状容器の端部が突出してなるシート端部が形成されており、
上記保持枠は、その四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記シート端部を差し込む差込凹部を上記積層方向に複数隣接して形成してなると共に、四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記複数枚のラミネート電池における上記電池本体の板面方向における四方の角部の位置決めを行う位置決め突起部を上記積層方向に複数隣接して設けてなり、
上記保持枠は、上記積層方向に複数積層してあり、
上記保持枠における上記積層方向の一方側端面には、該保持枠に隣接する保持枠との絶縁性を確保するための絶縁板部が、上記電極に対する上記積層方向に対向して設けてあることを特徴とするラミネート電池構造体。 - 可撓性のシート状容器内に平板状の電池本体が収容され、該電池本体から一対のシート状の電極が上記シート状容器の外部に引き出されてなるラミネート電池を積層方向に複数枚積層してなり、
該複数枚積層したラミネート電池は、樹脂製の保持枠内に保持されており、
上記各ラミネート電池の四方の側部には、上記電池本体よりも外方に上記シート状容器の端部が突出してなるシート端部が形成されており、
上記保持枠は、その四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記シート端部を差し込む差込凹部を上記積層方向に複数隣接して形成してなると共に、四方の枠部のうちの少なくとも互いに対向する枠部の内側部分に、上記複数枚のラミネート電池における上記電池本体の板面方向における四方の角部の位置決めを行う位置決め突起部を上記積層方向に複数隣接して設けてなり、
上記保持枠は、別々に形成した4つの枠部を当該保持枠に設けた嵌合部同士の嵌め合いによって組み立ててあり、
上記4つの枠部は、上記電極の引出方向に位置する一対の第1枠部と、残りの一対の第2枠部とからなり、
上記位置決め突起部は、上記一対の第2枠部の内側部分における上記引出方向の両側に設けてあり、
上記位置決め突起部によって上記ラミネート電池における上記電池本体の上記引出方向の側部をガイドすると共に、上記一対の第2枠部の内側端によって上記ラミネート電池における上記電池本体の残りの側部をガイドするよう構成したことを特徴とするラミネート電池構造体。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のラミネート電池構造体において、該ラミネート電池構造体は、車載用のものであることを特徴とするラミネート電池構造体。
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