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JP5488127B2 - レゾルバの電磁遮蔽構造 - Google Patents
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JP5488127B2 - レゾルバの電磁遮蔽構造 - Google Patents

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Description

本発明は、モータのロータ軸の回転数(回転角度)を検出するレゾルバの電磁遮蔽構造に関し、詳しくは、モータのステータのコイルエンドから発生する電磁ノイズを遮蔽する、レゾルバの電磁遮蔽構造に係る。
例えば、電気自動車,ハイブリッド自動車等の車輌に搭載された、駆動用あるいは発電用のモータ,ジェネレータ(以下単に「モータ」という。)の回転数を検出するセンサとしては、一般にレゾルバが使用されている。レゾルバは、スペース的な制約から、モータのステータのコイルエンドの内側(内周側)に配設されることがあり、この場合には、コイルエンドで発生した電磁ノイズにより、レゾルバの検出精度が低下するおそれがある。
このような不具合を防止するため、例えば、特許文献1に係る発明では、コイルエンドとレゾルバとの間にシールド部材(電磁シールド)を設けている。
この特許文献1の発明のレゾルバでは、シールドリングとしてのシールド部材が、ステータコアのバックヨークの外周側(ステータコアの外周側)に接着剤又は溶接により取り付けている。シールド部材は磁性材料(電磁鋼板)により構成されている。この発明によれば、「モータのコイルエンドから発生する磁界がシールド部材に磁束を集めるため、本体であるステータコアのティース部に磁界が及ぼす影響が少なくなる。その結果、レゾルバが作り出す角度信号は精度の良いものとなり、モータ制御におけるトルクの低下や車輌の振動を抑えることが可能となる。」とされている。
国際公開第2006/080567号パンフレット
しかしながら、特許文献1の発明は、上述のように、シールド部材をレゾルバのステータコアの外周側に接着剤又は溶接によって固定していて、シールド部材がステータコアと磁気的に絶縁されていないため、シールド部材で遮蔽した電磁ノイズがステータコアに伝達されて、レゾルバの出力信号にノイズが入り、レゾルバの検出精度が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、電磁ノイズを遮蔽する遮蔽部とレゾルバのステータコアとの間に間隙を設けることで、レゾルバの検出精度を向上させたレゾルバの電磁遮蔽構造を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は(例えば、図4参照)、モータ(2)の回転角度を検出するレゾルバ(30)の電磁遮蔽構造において、
電磁鋼板を複数枚重ねて構成されたレゾルバステータコア(32)と、前記レゾルバステータコア(32)に巻回されたレゾルバステータコイル(33)とを有するレゾルバステータ(34)と、
前記モータ(2)と前記レゾルバステータコア(32)との間に配設されて前記モータ(2)から発生した電磁ノイズを遮蔽する遮蔽板(35)と、を備え、
前記遮蔽板(35)は、前記レゾルバステータコア(32)との間に間隙(G)を介して配設された遮蔽部(35a)と、前記遮蔽部(35a)と一体に形成されるとともに前記レゾルバステータ(34)側に支持された脚部(35b)と、を有し、前記遮蔽部(35a)が前記レゾルバステータコア(32)との間に前記間隙(G)を保持した状態で、前記脚部(35b)を介して、前記レゾルバステータ(34)とともに、合成樹脂製の環状の保持部(36)に一体成形されている、
ことを特徴とするレゾルバ(30)の電磁遮蔽構造にある。
請求項2に係る発明は(例えば、図4参照)、前記間隙(G)は、前記遮蔽板(35)と前記レゾルバステータコア(32)との間の磁気的な絶縁を確保できるだけの大きさに設定される、
ことを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ(30)の電磁遮蔽構造にある。
請求項に係る発明は(例えば、図4参照)、前記レゾルバステータコア(32)は、非磁性体からなるモータケース(22)に直接位置決めされるとともに、前記レゾルバステータ(34)は、前記保持部(36)を介してモータケース(22)に取り付けられ、
前記遮蔽板(35)は磁性体からなる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレゾルバ(30)の電磁遮蔽構造にある。
請求項に係る発明は(例えば、図4参照)、前記レゾルバ(30)は、前記モータ(2)のコイルエンド(5)の内径側に配設され、
前記遮蔽板(35)の前記遮蔽部(35a)は、前記レゾルバステータコア(32)の外周面(32c)を覆うように配設されている、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のレゾルバ(30)の電磁遮蔽構造にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明によると、遮蔽部とレゾルバステータコアとの間に所定の間隙を設けることで、遮蔽部が、例えば、接着剤又は溶接によってレゾルバステータコアに取り付けられている場合と比較して、モータから発生した電磁ノイズがレゾルバステータコアに入りにくくすることができ、電磁ノイズによるレゾルバの検出精度の低下を防止することができる。また、遮蔽板を、接着剤や溶着によって取り付けることなく、合成樹脂製の保持部により、レゾルバステータと一体に構成することができるので、製造が容易であるとともに、合成樹脂製の保持部によって、遮蔽板とレゾルバステータコアとの磁気的な絶縁を図ることができるため、レゾルバの検出精度を向上させることができる。
請求項2に係る発明によると、遮蔽板とレゾルバステータコアと間の間隙を磁気的な絶縁を確保できるだけでの大きさにしているため、遮蔽板をからレゾルバステータコアに電磁ノイズが伝達されることを抑制できるため、レゾルバの検出精度を向上させることができる。
請求項に係る発明によると、レゾルバステータは、モータケースに直接位置決めされるため、レゾルバステータの位置決め精度が向上するとともに、レゾルバステータが直接接するモータケースを非磁性体で形成するため、モータケースにモータから発生した電磁ノイズがモータケースを介してレゾルバステータに伝達されにくい。さらに、遮蔽板を磁性体で形成することによって、一層、電磁ノイズがレゾルバステータコアに入りにくくすることができ、電磁ノイズによるレゾルバの検出精度の低下を防止することができる。また、合成樹脂製の保持部を介して、ケースに取り付けられているので、レゾルバステータをケースに取り付けるために、専用の取り付け部を設ける必要がなく、その分、構成を簡略化することができる。
請求項に係る発明によると、遮蔽板の遮蔽部は、モータのコイルエンドの内径側で、かつ、レゾルバステータコアの外周面を覆うように配設されているので、この遮蔽部により、モータのコイルエンドで発生してレゾルバステータコアに向かう電磁ノイズを有効に遮蔽することができる。
本発明を適用し得る電気自動車、ハイブリッド自動車の駆動部の一部を示すスケルトン図。 レゾルバ近傍の概略構成を示す縦断面図。 図3(A)はレゾルバの縦断面図、図3(B)はレゾルバの右側面図。 レゾルバ近傍の詳細構成を示す拡大縦断面図。
下、本発明に係る実施の形態を図1〜図4に沿って説明する。
図1は、本発明に係るレゾルバの電磁遮蔽構造を適用し得る電気自動車,ハイブリッド自動車等の車輌の駆動部1の一部を示すスケルトン図である。
同図に示す駆動部1には、駆動源としてモータ2が設けられている。モータ2は、不図示のケースに固定されたステータ3と、このステータ3の内径側に回転自在に配設されたロータ4とを備えている。ステータ3には、コイルが巻回されており、コイルにおける、ステータ3の軸方向(同図中では左右方向)からはみ出す部分には、コイルエンド5が形成される。また、ロータ4の中心からは、出力軸となるロータ軸(モータ軸)6が延びていて、このロータ軸6には、ドライブギヤ7が固定されている。
ドライブギヤ7には、ドリブンギヤ8が噛合されており、このドリブンギヤ8は、カウンタ軸9の一端部に固定されていて、カウンタ軸9の他端部には、デフドライブピニオンギヤ10が固定されている。このデフドライブピニオンギヤ10には、デフリングギヤ11が噛合されている。デフリングギヤ11は、デファレンシャル装置12の一部を構成しており、デファレンシャル装置12からは、アウトプット軸13が延びていて、不図示の車輪に連結されている。
上述の駆動部1においては、モータ2のロータ4が回転すると、ロータ4と一体のロータ軸6の回転が、ドライブギヤ7、ドリブンギヤ8、カウンタ軸9、デフドライブピニオンギヤ10、デフリングギヤ11、デファレンシャル装置12、アウトプット軸13を介して車輪に伝達される。このように、ロータ軸6の回転が、各軸、各ギヤを介して直接、車輪に伝達されるため、車輪の回転数やトルクを制御するためには、ロータ軸6の回転数を高い精度で制御することが必須となり、このためには、さらに、ロータ軸6の回転数を高い精度で検出することが求められる。
このロータ軸6の回転を高い精度で検出する、本実施の形態に係るレゾルバ30は、ロータ軸6の基端部近傍で、かつ、ステータ3のコイルエンド5に対応する位置に配設されている。この近傍の具体的な構成を図2に示す。
図2は、レゾルバ30及びその近傍の構成を、ロータ軸6の軸心Cを含む平面で切った縦断面図である。同図を参照して、レゾルバ30近傍の概略構成を説明する。なお、レゾルバ30の詳細については、後に、図3,図4を参照して説明する。
図2に示すように、モータ2のロータ軸6は、ロータ4を、軸心Cに沿って貫通している。ロータ軸6は、一方の端部6a(同図中では左端部)がベアリング20によって回転自在に支持されている。ロータ軸6の他方の端部(同図中では右端部)は、外径が異なる略3段、すなわち、端から順に小径部6b、中径部6c、大径部6dを有している。そして、小径部6bには、上述のドライブギヤ7が嵌合され、中径部6cには、ロータ軸6の他方の端部を回転自在に支持するベアリング21が嵌合され、大径部6dには、後に詳述するレゾルバ30が配設されている。
上述のモータ2のステータ3、ベアリング20,21、そして、レゾルバ30は、金属製(例えば、アルミニウム製)のケース(モータケース)22によって直接支持されている。ステータ3は、その外周面が、ケース22に形成された円筒状の内周面22aに嵌合され、ベアリング20は、壁部22bに形成された段部22cに嵌合され、ベアリング21は、別の壁部22dから内側に延びるフランジ部22eの内周面22fに嵌合され、そして、レゾルバ30は、上述の壁部22dの内端から軸心Cに沿って延びる円筒状の筒状壁22gの内周面22hに嵌合されている。
このように、モータ2は、ステータ3がケース22に直接、嵌合されて位置決めされ、また、ロータ4と一体のロータ軸6は、ケース22に直接、嵌合されたベアリング20,21によって両端支持されて位置決めされているので、ロータ軸6及びロータ4を高い回転精度で回転させることができる。また、同様に、レゾルバ30は、レゾルバステータ34と一体の保持部36がケース22の一部である筒状壁22gによって位置決めされ、一方、後に詳述するレゾルバロータ31が、上述のロータ軸6の大径部6dに嵌合されて位置決めされているので、レゾルバステータ34に対して、レゾルバロータ31を高い精度で回転させることができる。したがって、後述するように、電磁ノイズを遮蔽することにより、レゾルバ30の高い検出精度を確保することが可能となる。
図3(A),図3(B)を参照して、レゾルバ30の構成を詳述する。ここで、図3(A)は、レゾルバ30の、軸心Cを含む平面で切った正面縦断面図であり、図3(B)は、レゾルバ30の右側面図である。これらの図に示すように、レゾルバ30は、環状のレゾルバロータ31、レゾルバステータコア32及びレゾルバステータコイル33からなるレゾルバステータ34、遮蔽板35、そして、環状の保持部36等を備えて構成されている。
レゾルバロータ31は、図3(B)に示すように、内周31aが円形に形成され、外周31bが正方形の4つの角部を丸くしたような形状に形成されていて、内周31aの一部には回り止め31cが突設されている。この回り止め31cは、図2に示すように、レゾルバロータ31をロータ軸6の大径部6dに嵌合させた際に、ロータ軸6の外周面に軸心Cに沿って形成されている溝(不図示)に係合させることにより、ロータ軸6に対するレゾルバロータ31の相対回転を防止するためのものである。なお、同図に示すように、レゾルバロータ31は、大径部6dに嵌合された後、大径部6dに抜け止め23が装着されることで、位置決めされるとともに、軸心C方向の移動が禁止される。
レゾルバステータコア32は、同形の磁性鋼板を軸心C方向に複数枚重ねて構成されており、円環状の環状部32aとその内周面を等分する位置のそれぞれに内側に向けて突出された複数の歯部32bとを有していて、歯部32bには、レゾルバステータコイル33が巻回されている。これらレゾルバステータコア32とレゾルバステータコイル33とによってレゾルバステータ34が構成されている。なお、レゾルバ30における、上述のレゾルバロータ31、レゾルバステータ34による動作については、一般的に周知なレゾルバと同様であるので、説明を省略する。
遮蔽板35は、管状の遮蔽部35aと、この遮蔽部35aの軸心C方向に沿っての一方の端部を設けられたフランジ状の脚部35bとが一体に形成されている。遮蔽板35は、例えば、一般的な鋼板を管状に形成し、一方の端部を内側に屈曲させることによって形成することができる。遮蔽板35は、脚部35bが次に説明する保持部36によって保持されることで、遮蔽部35aが、上述のレゾルバステータコア32の外周面32cとの間の間隙Gを確保している。なお、この点については後に図4を参照して詳述する。
保持部36は、環状に形成された本体36aと、本体36aの一方の端面(図3(A)では右側の端面)から軸心Cに沿って延びる円筒状のリード線取り出し口36bと、同じ端面を周方向に3等分するそれぞれに位置に突設された3つの台座36cとを有している。本体36aは、その内部に上述のレゾルバステータ34及び遮蔽板35の脚部35bの内径側を含むように構成されているリード線取り出し口36bは、上述のレゾルバステータコイル33の端部を本体36aからリード線Lとして引き出すためのものである。3箇所の台座36cには、それぞれ金属製の雌ねじ部33dが埋め込まれている。これら3箇所の雌ねじ部33dに、図2に示すように、ケース22の一部を貫通するボルト24をそれぞれ螺合することにより、レゾルバ30を、保持部36を介してケース22に固定している。保持部36は、上述の本体36a、リード線取り出し口36b、3箇所の台座36cが合成樹脂によって一体的に構成されており、さらに、上述のレゾルバステータ34、遮蔽板35とともに一体成形されている。保持部36は、例えば、金型を使用して成形する際に、溶融状態の合成樹脂が流し込まれるキャビティ内に、上述のレゾルバステータ34及び遮蔽板35を配設しておくことにより、全体を一体に成形することができる。
図4は、図3におけるレゾルバ30近傍の詳細図である。同図を参照して、遮蔽板35の他部材に対する位置関係等について詳述する。
同図に示すように、レゾルバ30は、保持部36の一部を除くそのほとんどがコイルエンド5の内径側に配置されている。このため、レゾルバステータコア32は、コイルエンド5から発生した電磁ノイズ、特に、コイルエンド5において径方向に巻回されたコイルから発生した電磁ノイズを受けやすい。そこで、本実施の形態では、コイルエンド5とレゾルバステータコア32との間に遮蔽板35を配設することで、電磁ノイズを遮蔽するようにしている。さらに、遮蔽板35の遮蔽部35aを、レゾルバステータコア32の外周面32cに接触させずに離間させることにより、つまり、遮蔽35aとレゾルバステータコア32との間に磁気的な絶縁を確保できるだけの間隙G(例えば、2〜3mm)を確保することにより、レゾルバステータコア32に電磁ノイズが一層入りにくいようにしている。
ここで、本実施の形態においては、保持部36が嵌合されているケース22の一部である筒状壁22gの先端22i側が遮蔽板35の遮蔽部35aの内径側に入り込んで、しかも、その先端22iがレゾルバステータコア32の外周面32cに当接(接触)している。これにより、ケース22に対してレゾルバ30を位置決めする際に、筒状壁22gの内周面22hに、合成樹脂製の保持部36の外周面のみを嵌合させた場合よりも、位置決め精度をさらに高めることができる。すなわち、磁性鋼板製のレゾルバステータコア32の外周面32cを筒状壁22gの内周面22hに嵌合させることで、保持部36を介してではなく、レゾルバステータコア32をケース22に対して直接、位置決めしてその精度を高めている。
このため、本実施の形態では、レゾルバステータコア32を覆う遮蔽板35の遮蔽部35aと、レゾルバステータコア32の外周面32cに先端22iを当接させる筒状壁22gとが、軸心方向(同図では左右方向)にオーバーラップすることになる。そこで、間隙Gの大きさを、筒状壁22gの厚さtを考慮し、さらに、筒状壁22gと遮蔽部35aとの間に間隙g(g>0)を確保できるように設定する。これにより、コイルエンド5で発生した電磁ノイズが、レゾルバステータコア32に一層入りにくくすることができる。なお、図4に例示するものと異なり、筒状壁22gが遮蔽部35aの内側に入り込まない構成の場合には、筒状壁22gの厚さtを考慮する必要がないので、レゾルバステータコア32の外周面32cと遮蔽部35aとの間隙Gを、単に、G>0とすればよい。ここで、間隙g,Gの大きさについては、他部材等とのスペース的な制約や遮蔽板35の材質等によっても左右されるため、適宜、実験等に基づいて設定するとよい。
また、遮蔽部35の端縁35cが、コイルエンド5の端部5aと一致するかこれを超えるようにすれば、一層、電磁ノイズの遮蔽効果を高めることができる。
さらに、上述のように間隙G,gを設けることで、構造的に電磁ノイズの遮蔽効果を高めることができるため、材質的に、遮蔽板35を、例えば電磁鋼板ではなく、一般的な鋼板に代えることが可能となり、コスト低減を図ることができる。加えて、電磁鋼板から一般的な鋼板に代えることにより、加工性が向上するので、電磁鋼板では、上述のような遮蔽板35の形状、すなわち管状の部分とフランジ状の部分とを有する形状を、プレス加工による絞り加工では形成することが困難であったのに対し、一般的な鋼板ではこれを可能とする。そして、上述のような遮蔽板35の形状により、合成樹脂製の保持部36との一体成形が容易になる。
なお、上述の実施の形態では、遮蔽板35が一般的な鋼板で形成されている場合を説明したが、遮蔽板35としては、磁性体であれば、他の任意の材質を使用することができる。さらには、磁性体に限らず磁性体以外の導体(例えば、アルミニウム、銅など)とすることも可能である。遮蔽板35を導体で形成した場合には、電磁ノイズによって導体内に渦電流が発生し、この渦電流が電磁ノイズを抑制するように発生するため、レゾルバステータコア32に入る電磁ノイズを低減することが可能である。
1 駆動部
2 モータ
5 コイルエンド
22 モータケース(ケース)
30 レゾルバ
32 レゾルバステータコア
33 レゾルバステータコイル
34 レゾルバステータ
35 遮蔽板
35a 遮蔽部
35b 脚部
36 保持部

Claims (4)

  1. モータの回転角度を検出するレゾルバの電磁遮蔽構造において、
    電磁鋼板を複数枚重ねて構成されたレゾルバステータコアと、前記レゾルバステータコアに巻回されたレゾルバステータコイルとを有するレゾルバステータと、
    前記モータと前記レゾルバステータコアとの間に配設されて前記モータから発生した電磁ノイズを遮蔽する遮蔽板と、を備え、
    前記遮蔽板は、前記レゾルバステータコアとの間に間隙を介して配設された遮蔽部と、前記遮蔽部と一体に形成されるとともに前記レゾルバステータ側に支持された脚部と、を有し、前記遮蔽部が前記レゾルバステータコアとの間に前記間隙を保持した状態で、前記脚部を介して、前記レゾルバステータとともに、合成樹脂製の環状の保持部に一体成形されている、
    ことを特徴とするレゾルバの電磁遮蔽構造。
  2. 前記間隙は、前記遮蔽板と前記レゾルバステータコアとの間の磁気的な絶縁を確保できるだけの大きさに設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレゾルバの電磁遮蔽構造。
  3. 前記レゾルバステータコアは、非磁性体からなるモータケースに直接位置決めされるとともに、前記レゾルバステータは、前記保持部を介してモータケースに取り付けられ、
    前記遮蔽板は磁性体からなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレゾルバの電磁遮蔽構造。
  4. 前記レゾルバは、前記モータのコイルエンドの内径側に配設され、
    前記遮蔽板の前記遮蔽部は、前記レゾルバステータコアの外周面を覆うように配設されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のレゾルバの電磁遮蔽構造。
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