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JP5488426B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP5488426B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来、この種の遊技機として、外部装置から供給される遊技球を貯留するタンク、および、遊技球の払出装置が設けられたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
かかる構成によれば、タンクに貯留された遊技球のうち指定された数量だけを、払出装置により払い出すことが可能であった。払い出された遊技球は前面側に案内されて、遊技に使用される。
特開2004−073719号公報
しかしながら、遊技球の通路や基板等が設置される遊技機の背面側はスペースを確保することが難しいという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたものであり、遊技機の背面側のスペ−スを確保可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明では、絵柄を表示する遊技部材と、該遊技部材の前面側に設けられ、該遊技部材により表示される絵柄を視認可能とする透明板と、該透明板を視認可能とする開口を有し、前記遊技部材の前方に回動可能に支持される透明板保持部と、前記透明板より下側に設けられて遊技球を貯留可能な皿貯留部と、外部装置から遊技球が供給される供給部と、該供給部に供給された遊技球を前記皿貯留部へ払い出す払出装置とを具備する遊技機において、前記透明板保持部の左右方向における一端側には、上下方向に延び、前記払出装置から払い出された遊技球を前記皿貯留部に供給する前面通路が透明部材によって形成され、遊技者によって前記前面通路の内部を通過する遊技球が視認可能に構成されている。
本発明によれば、遊技機の背面側のスペ−スを確保することが可能となる。
第一の実施形態にかかるパチロットの斜視図である。 第一の実施形態にかかるパチロットの背面図である。 機構板の前面側に球抜き通路が設置されている様子を示す垂直断面図である。 球抜き通路が設置されている様子を示す水平断面図である。 第二の実施形態にかかるパチンコ遊技機の斜視図である。 球抜き通路が設置されている様子を示す垂直断面図である。 球抜き通路が設置されている様子を示す水平断面図である。 第三の実施形態にかかるパチンコ遊技機において球抜き通路が設置されている様子を示す水平断面図である。 第四の実施形態にかかる遊技盤の背面側を示す斜視図である。 図9に示した遊技盤の背面側に機構板が設置されている様子を示す水平断面図である。
本発明は、上記の構成に限られるものではなく、以下の手段として実現しても良い。
手段0
手段0にかかる発明では、遊技部材が設置される本体枠と、同本体枠の背面側に配置され、遊技に関する各種の動作を制御する制御基板が設置される機構板と、同機構板の背面側に設置され、上部に備えられた外部装置から遊技球が供給される供給部と、上記機構板の背面側に設置され、遊技球の皿貯留部への払い出しを行う払出装置と、同払出装置への遊技球の供給、および、外部への遊技球の導出を切り替える球抜き装置とを具備する遊技機において、
上記球抜き装置から外部への遊技球の導出を行う球抜き通路の少なくとも一部が、上記機構板の前面側に設置されている構成としてある。
上記のように構成した手段0にかかる発明において、遊技機は、遊技部材が設置される本体枠と、この本体枠の背面側に配置され、遊技に関する各種の動作を制御する制御基板が設置される機構板と、この機構板の背面側に設置され、上部に備えられた外部装置から遊技球が供給される供給部と、上記機構板の背面側に設置され、遊技球の皿貯留部への払い出しを行う払出装置とを具備している。さらに、遊技機は、払出装置への遊技球の供給、および、外部への遊技球の導出を切り替える球抜き装置を具備している。この球抜き通路は、例えば、遊技場の店員による所定の操作により、上記供給部からの遊技球を、払出装置へ供給するか、または、遊技機の外部へ導出するかを選択的に切り替えることが可能なように構成されている。
なお、上記本体枠に設置される上記遊技部材は、例えば、遊技機が第一種のパチンコ遊技機(所謂、セブン機)、第二種のパチンコ遊技機(所謂、羽物)、または、第三種のパチンコ機(所謂、権利物)である場合には、遊技盤や、同遊技盤面に設置される入賞口、始動口、風車、大入賞口(所謂、アタッカ)等の各種の役物等が該当し、また、遊技機が、回転するドラムを停止ボタンにより停止させて遊技を行うパチロットである場合には、上記ドラムが該当する。
そして、手段0の発明にかかる遊技機は、上記球抜き装置から外部への遊技球の導出を行う球抜き通路の少なくとも一部が、上記機構板の前面側に設置されている。このように、通常、機構板の背面側に設置される球抜き通路の一部または全部を機構板の前面側に設置させることにより、遊技機の背面側のスペ−スを広く確保することができ、例えば、サブの液晶表示装置や、各種の役物等を設置することが可能となる。
手段1
手段1にかかる発明は、上記手段0に記載した発明において、上記払出装置から払い出された遊技球を皿貯留部に供給するための払出通路の少なくとも一部が、上記本体枠に対して開閉可能に取り付けられる窓枠の前面側に設置されている構成としてある。
すなわち、払出装置から払い出された遊技球を皿貯留部に供給するための払出通路が遊技機の前面側に配置されるため、遊技機の背面側のスペ−スをより広く確保することが可能となる。
手段2
手段2にかかる発明は、手段0または手段1のいずれかに記載した発明において、上記遊技部材として、その盤面に各種の役物が配置される遊技盤が、上記本体枠に取り付けられており、
上記機構板の前面側には、上記球抜き装置から上記機構板の前面側に排出された遊技球が、通過可能な間隔をあけて、2つの突起部が形成されており、
上記2つの突起部と、上記遊技盤の背面とで上記球抜き通路が構成されるようにしてある。
すなわち、上記2つの突起部と、機構板の前面側に配置される遊技盤の背面とから形成される空間内に遊技球を通過させて遊技機の外部に排出させることが可能となる。手段2にかかる発明では、球抜き通路を構成する部材の一部を、遊技盤にて代用させるようにしてあるため、球抜き通路の製造を簡略することができるとともに製造コストを低減させることが可能となる。
手段3
手段3にかかる発明は、手段2に記載した発明において、上記突起部と上記遊技盤の背面とが互いに嵌合し合う嵌合構造である構成としてある。
すなわち、機構板の前面側に形成された2つの突起部が、それぞれ遊技盤の背面に嵌合することにより、形成される球抜き通路の位置を固定しておくことが可能であるとともに、突起部と遊技盤の背面とに隙間が形成されず、通過する遊技球がこぼれ落ちてしまうことを防止することが可能となる。
手段4
手段4は、手段3に記載した発明において、上記遊技盤の背面には、上記2つの突起部が嵌合される凹部が形成されている構成としてある。
すなわち、遊技盤の前面側に形成された2つの突起部が、遊技盤の背面に形成された凹部に嵌合されることにより、形成される球抜き通路の位置が固定される。このように構成することにより、簡易に嵌合構造を形成することが可能となる。
手段5
手段5は、手段0または手段1のいずれかに記載した発明において、上記遊技部材として、その盤面に各種の役物が配置される遊技盤が、上記本体枠に取り付けられており、 上記遊技盤の背面側には、上記球抜き装置から上記機構板の前面側に排出された遊技球が通過可能な間隔をあけて、2つの突起部が形成されており、
上記2つの突起部と、上記機構板の前面とで上記球抜き通路が構成されるようにしてある。
すなわち、上記2つの突起部と、機構板の前面とから形成される空間内に遊技球を通過させて遊技機の外部に排出させることが可能となる。手段5にかかる葉名では、球抜き通路を構成する部材の一部を、機構板の前面にて代用させるようにしてあるため、球抜き通路の製造を簡略化することができるとともに製造コストを低減させることが可能となる。
手段6
手段6にかかる発明は、上記手段0から手段5のいずれかに記載した発明において、上記遊技機は本体枠における遊技領域にてドラムが回転させられるパチロットである構成としてある。
すなわち、本発明をパチロットにも適用することができる。なお、パチロットは、メダルの代わりに一定数のパチンコ球を使用して絵合わせを行うものでありパチンコ機とスロットマシンの両方の特徴を備えた遊技機である。このようなパチロットも、遊技球の払い出しと発射が行われるため、本発明を適用することができる。
以上説明したように、手段0にかかる発明によれば、遊技機の背面側のスペ−スを広く確保することが可能となる。
手段1にかかる発明によれば、遊技機の背面側のスペ−スをより広く確保することが可能となる。
手段2にかかる発明によれば、球抜き通路の製造を簡略することができるとともに製造コストを低減させることが可能となる。
手段3にかかる発明によれば、形成される球抜き通路の位置を固定しておくことが可能であるとともに、突起部と遊技盤の背面とに隙間が形成されず、通過する遊技球がこぼれ落ちてしまうことを防止することが可能となる。
手段4にかかる発明によれば、簡易に嵌合構造を形成することが可能となる。
手段5にかかる発明によれば、球抜き通路の製造を簡略することができるとともに製造コストを低減させることが可能となる。
手段6にかかる発明によれば、パチロットにおける背面側のスペ−スを広く確保することが可能となる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)第一の実施形態:
(2)第二の実施形態:
(3)第三の実施形態:
(4)第四の実施形態:
(5)各種変形例:
(6)まとめ:
(1)第一の実施形態:
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる遊技機(パチロット)を斜めから見て示している。なお、本実施形態においては、遊技領域において回転するドラムを具備するパチロットを本発明に適用する場合について説明するが、本発明の遊技機はこれに限定されるものではない。同図において、パチロット10は木材で矩形枠状に形成された外枠11を有しており、同外枠11をホ−ル等に固定することにより正立した状態で設置される。外枠11の内側には合成樹脂等で形成された矩形枠状の本体枠24が嵌め込まれている。また、外枠11の前面側には、窓枠12が本体枠24に対して回動可能に枢支されている。この本体枠24は、窓枠12の背面側が密着している状態で背面側に位置している。窓枠12の前面側には、窓枠12に対して回動可能な透明板保持枠としてのガラス枠13が枢支されている。ガラス枠13は中央部に窓穴13dを有しており、同開口から透明板としてのガラス13aが露出するように保持されている。
ガラス13aは透視可能であり、ガラス13aの内側を視認することが可能となっている。そして、前面側からガラス13aを透視することにより、本体枠24の内側に保持されているドラム50の様子を視認することが可能となっている。なお、ガラス13aと本体枠24との間の領域であって、ガラス13aを介して視認可能な領域が遊技領域である。遊技領域の略中央部分には、スロットマシンと同様に回転する3つのドラム50が、その一部が前方に突出するように設けられている。このドラム50の周面には、数字や絵柄が形成されている。なお、このパチロット10は、スロットマシンにおけるメダルの代わりに遊技球を利用して遊技を行うものであり、例えば、5個の遊技球がメダル1個に相当するものとして遊技を楽しむことができる。
ガラス枠13の下方には上皿14が前面に向かって突設されており、さらにその下方には下皿15が前面に向かって突設されている。なお、この上皿14および下皿15は、上記皿貯留部を構成するものである。上皿14および下皿15は所定の深みを有する皿状に形成されているため、遊技球を貯留しておくことができる。上皿14の前面側中央部には3つの停止ボタン51が設けられている。この停止ボタン51は、対応するドラム50の回転を停止させるためのものである。また、停止ボタン51の左側には停止中のドラム50の回転を開始させる契機となるスタ−トレバ−52が設けられている。このパチロット10では、上述したスタ−トレバ−52を叩いて3つのドラム50を回転させた後、遊技者の操作により停止ボタン51を順次押下してドラム50の各々を停止させ、3つのドラム50の停止時に所定の数字または絵柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたときには、遊技媒体としての遊技球が払い出される等、所定の利益が遊技者に対して付与されることとなる。なお、本発明の遊技機は、この実施形態のように上皿および下皿の両方を具備している必要はなく、例えば、上皿のみを具備していてもよい。
ガラス枠13の前面側の左端には、パチロット10の背面側に設置された後述する払出装置15(図示せず)から払い出された遊技球を上皿14に供給するための上記払出通路としての前面通路30が設置されている。この前面通路30は、ガラス枠13の左端上部から上皿14の直上まで垂下するとともに、そこから上皿14における遊技球を貯留するための窪み部まで直角に折れ曲がるように設けられている。上述した払出装置15から払い出された遊技球は、前面通路30内を落下した後、上皿14に供給される。また、この前面通路30は、透明部材で構成されており、内部を通過する遊技球を視認可能となっている。このようにすることにより、前面通路30の内部を通過する遊技球による装飾効果を奏するとともに、遊技球が払い出されたことに対する達成感を強く享受することが可能となる。また、払出装置15から払い出された遊技球の通路(払出通路)を前面側に設けることにより、本体部の背面側のスペ−スを広く確保することが可能となり、同スペ−スを有効利用することができる。
本実施形態では、この前面通路30がガラス枠13に形成されている場合について説明したが、この前面通路30の設置場所としては、窓枠12の前面側であれば特に限定されるものではない。窓枠12の前面側に設置されるのであれば、本体部の背面側のスペ−スを広く確保することができるという効果を享受することができるからである。また、前面通路30は、払出装置15からの遊技球を上皿14に供給するように形成されているが、本発明においては、下皿15に遊技球を供給するように前面通路30が形成されていてもよく、上皿14および下皿15の両方に遊技球を供給するように形成されていてもよい。さらに、図1では、払出装置から上皿14または下皿15に遊技球を供給するための払出通路の全部が前面通路30となっているが、本発明においては、払出通路の一部のみを前面通路30とするようにしてもよい。
図2は、本実施形態にかかるパチンコ遊技機を背面側から見て示している。同図において、略矩形状枠に形成された外枠11の内側に本体枠24が嵌め込まれており、本体枠24と外枠11とは回動可能とされている。本体枠24の略中央部には、略矩形状の開口が形成されており、同開口には、図1に示した上記遊技部材としてのドラム50が、その一部が前面側(図2においては紙面奥側)に突出するように嵌め込まれている。
一方、本体枠24の背面側(図2においては紙面手前側)には、ドラム50が嵌め込まれる上記開口を背面側から覆うように機構板17が設けられている。この機構板17は、本体枠24に対して回動可能に枢支されている。機構板17の背面側には、パチロット10における各種の動作を制御する各種の基板が取り付けられるとともに、機構板17の背面側の上部には、遊技球を貯留しておく上記供給部としてのタンク14も取り付けられている。タンク14に貯留された遊技球は、下方に流下させられ、後述する球抜き装置20、払出装置15を通過して、上述した前面通路30内を落下した後に上皿14に供給され、その後、遊技球の発射装置(図示せず)に案内される。タンク14から発射装置に案内されるまでの遊技球の経路に、払出装置15が備えられることにより、遊技球の計数を行いつつ意図した数だけ遊技球を上皿14に供給することか可能となっている。
また、払出装置15の上流には、タンク14とタンクレ−ル14aを介して接続される球抜き装置20が備えられている。球抜き装置20は、払出装置15につながる本線通路21(図示せず)、および、遊技球をパチロット10の外部に導出するための球抜き通路40(図示せず)のいずれかの通路に遊技球を案内するかを切り替えることが可能なように構成されている。具体的には、球抜き通路20に設けられた切換レバ−25を店員が操作することにより、タンクレ−ル14aから流下する遊技球が、払出装置15へつながる本線通路21、または、球抜き通路40のいずれかに案内されるように流路を形成させ、これにより、タンクレ−ル14aからの遊技球を、本線通路21または球抜き通路40のいずれかに選択的に案内させるようになっている。このようにすることにより、払出装置15等が故障した場合等に、切換レバ−25を操作して球抜き通路40への遊技球の流路を形成させることにより、払出装置15等の修理点検作業の邪魔となる遊技球を上記球抜き通路40を介してパチロット10の外部に排出することができる。
球抜き装置20から払出装置15へとつながる本線通路は、機構板17の背面側に設けられているが、球抜き通路20からパチロット10の外部へ遊技球を排出させるための球抜き通路40は、後に図3、図4を用いて説明するが、機構板17の前面側(図2においては紙面奥側)に設けられている。すなわち、この球抜き通路40が機構板17の背面側に設けられていないため、機構板17の各種の基板を設置するためのスペ−スが広く確保されることとなる。
以下、機構板17の前面側に設けられる球抜き通路40について説明する。
図3は、図2に示した機構板の前面側に球抜き通路が設置されている様子を示す垂直断面図であり、図4は、球抜き通路が設置されている様子を示す水平断面図である。なお、図3、図4において、パチロット10における球抜き通路の配置位置を示すために必要な装置・部材以外のものについては図示を省略している。図3において、機構板17の背面側には、タンク14、球抜き装置20および払出装置15の他、上述した制御基板(図示せず)等の各種の装置・部材が設けられている。また、機構板17に対して本体枠24が閉じられた状態で、本体枠24は、機構板17から所定距離離間した状態で機構板17と略平行となるように配置されている。なお、上記所定距離は、機構板17と本体枠24との間を遊技球(直径約11mm)が通過可能な距離である。図3には示していないが、本体枠24の前面側(図3において左側)には、図1に示した窓枠13が配置されることとなる。また、本体枠24には、上述したように、矩形状の開口24aが形成されており、この開口24aにドラム50が、その一部が前面側(図3において左側)に突出するように設けられている。
本体枠24の背面側に設けられた球抜き装置20からは、払出装置15に連通する本線通路21と、球抜き通路40とが分岐している。この球抜き通路20は、払出装置15の下部から、機構板17を貫通して略直角に折れ曲がり、機構板17の前面側に沿って下方に延びるように設けられている。球抜き装置20の切換レバ−25が操作されて、タンク14からの遊技球が球抜き通路40に導出されると、その遊技球Pは、図3に示すように、球抜き通路40内を下方に流下し、パチロット10の外部に排出されるのである。
図4に示すように、球抜き通路40は、機構板17の前面にネジ42で螺合されることにより固定されている。勿論、球抜き通路40の取付方法としてはこれに限定されることはなく、例えば、機構板17と球抜き通路40とが樹脂製である場合には、熱融着により取り付けてもよいし、機構板17と球抜き通路40との材質が異なる場合には、接着剤等を用いて取り付けてもよい。球抜き通路40は、断面視略コの字状の樋状部材であり、機構板17の前面側に突出した部分と、機構板17の前面とから形成される空間内を遊技球が通過するようになっている。
以上、説明したように第一の実施形態にかかるパチロット10によれば、球抜き装置20から外部への遊技球の導出を行うための球抜き通路40が、機構板17の前面側であって、本体枠24の背面側、すなわち、機構板17と本体枠24との間に形成された空間内に設置されているため、機構板17の背面側のスペ−スを広く確保することができ、例えば、サブの液晶表示装置、各種の役物、各種の基板等を設置することが可能となる。なお、図3、図4においては、球抜き装置20から延びる球抜き通路40の全部が、機構板17と本体枠24との間に設けられている場合について説明したが、本発明においては、球抜き通路40の一部のみを機構板17の前面側に設置するようにしてもよい。この場合であっても、機構板17の背面側のスペ−スを広く確保することができるという効果を享受することが可能となるからである。
(2)第二の実施形態:
以下に説明する第二の実施形態においては、本発明の遊技機を、各種の役物がその盤面に形成された遊技盤を具備するパチンコ遊技機に適用する場合について説明する。
図5は、第二の実施形態にかかる遊技機(パチンコ遊技機)を斜めから見て示している。同図において、パチンコ遊技機110は、第一の実施形態に示したパチンコ遊技機10と同様に、木材で矩形枠状に形成された外枠111を有しており、この外枠111の内側に、合成樹脂等で形成された矩形枠状の本体枠124が嵌め込まれている。また、外枠111の前面側には、窓枠112が本体枠124に対して回動可能に枢支されている。
矩形枠状に形成された本体枠124の開口には、遊技盤116が嵌め込まれている。この遊技盤116には、盤面上を落下する遊技球が衝突してその進行方向が変化する障害釘が植設される他、遊技球が入ることにより所定数の遊技球の払い出しが行われる入賞口や、大当たりが発生するか否かを決定する抽選が行われる契機となる始動口(所謂、スタ−トチャッカ)や、同始動口に遊技球が入ったことを契機として複数の図柄の可変表示が行われる液晶表示器や、大当たりが発生した後の大当たり遊技において断続的に開放状態となる大入賞口(所謂、アタッカ)等の各種の役物が配置される。この遊技盤116は、合成樹脂や、木材等にて形成される。このパチンコ遊技機110は、発射装置118から発射されてガイドレ−ル118aにより遊技盤116の盤面上の上方にまで達した遊技球が、遊技盤116の盤面に植設された障害釘により進行方向を変化させながら落下し、上述した入賞口や始動口に遊技球が入ったときには、所定数の賞球が払い出されるものである。
また、このパチンコ遊技機110は、第一の実施形態にて示したパチロット10と同様、本体枠124の背面側に機構板117(図示せず)が、本体枠124に対して回動可能に設けられている。第二の実施形態にかかるパチンコ遊技機110では、球抜き装置から外部への遊技球の導出を行うための球抜き通路140が、機構板117と本体枠124に設置された遊技盤116との間に設置されるのである。
図6は、図5に示したパチンコ遊技機において球抜き通路が設置されている様子を示す垂直断面図であり、図7は、球抜き通路が設置されている様子を示す水平断面図である。なお、図6、図7において、パチンコ遊技機における球抜き通路の配置位置を示すために必要な装置・部材以外のものについては図示を省略している。図6において、機構板117の背面側には、タンク114、球抜き装置120および払出装置115が設置されている。これら機構板117、タンク114および球抜き装置120は、第一の実施形態にて示した機構板17、タンク14および球抜き装置20とそれぞれ同様の構成であるのでその説明は省略する。
矩形枠状の本体枠124に形成された矩形状の開口124aには、上述したように板形状の遊技盤116が嵌め込まれて固定されている。なお、図6には、遊技盤116の盤面に設置される各種の役物(液晶表示器、入賞口、始動口等)は図示しておらず、盤面に植設された障害釘116aのみを図示している。本体枠124の背面側に設けられた球抜き装置120からは、払出装置110に連通する本線通路121と、球抜き通路140とが分岐している。この球抜き通路140は、機構板117と本体枠124に固定された遊技盤116との間に設置されているとともに、端部が遊技盤116に略接するようになっている。
図7に示すように、球抜き通路140は、断面視略L字状の2つの突起部140a、140bを含み、これら突起部140a、140bがそれぞれ遊技盤116の背面に略当接するように、機構板117の前面側(図7においては上側)にネジを用いて取り付けられている。球抜き装置120から機構板117の前面側に導出された遊技球は、突起部140a、140b、および、遊技盤116の背面により形成される樋形状の通路内を落下してパチンコ遊技機110の外部に導出されるのである。すなわち、第二の実施形態においては、突起部140a、140bおよび遊技盤116の背面により球抜き通路140が構成されているのである。このように、球抜き通路を構成する部材の一部を、遊技盤にて代用させるようにしてあるため、球抜き通路140を製造するための材料を削減することができるとともに、その製造を簡略化させることができ、結果、製造コストを低減させることが可能となるのである。
(3)第三の実施形態:
図8は、第三の実施形態にかかるパチンコ遊技機において球抜き通路が設置されている様子を示す水平断面図である。なお、図8に示す遊技盤216、機構板217、球抜き通路240以外の装置・部材については、第二の実施形態にて示したパチンコ遊技機110と同様であるのでその説明を省略する。
図8において、球抜き通路240は、断面視略L字状の2つの突起部240a、240bを含んでいる。2つの突起部240a、240bは、上記L字を構成する一辺が機構板217の前面に当接するようにしてネジにより固定されており、上記L字を構成する他の一辺が機構板の前面側に突出するようになっている。また、遊技盤216の背面には、突起部240a、240bにおける上記他の一辺の先端部がそれぞれ嵌合される凹部216a、216bが形成されている。そして、2つの突起部240a、240b、および、遊技盤216の背面により、樋形状の球抜き通路240が構成されるのである。このように、第三の実施形態にかかるパチンコ遊技機では、突起部240a、240bが、それぞれ遊技盤の背面に嵌合される嵌合構造とすることにより、形成される球抜き通路240の位置を固定しておくことが可能であるとともに、突起部240a、240bと遊技盤216の背面とに隙間が形成されず、通過する遊技球が球抜き通路240外にこぼれ落ちてしまうことを防止することが可能となるのである。
(4)第四の実施形態:
上述した第一〜第三の実施形態においては、球抜き通路が機構板の前面に取り付けられている場合について説明したが、以下に説明する第四の実施形態においては、機構板の前面側に配置される遊技盤の背面に球抜き通路が取り付けられている場合について説明する。
図9は、第四の実施形態にかかる遊技盤の背面側を示す斜視図であり、図10は、図9に示した遊技盤の背面側に機構板が設置されている様子を示す水平断面図である。図9において、遊技盤316の背面側には、樋状部材316aが形成されている。この樋状部材316aは、遊技盤316が樹脂製である場合には、一体成形で形成することが可能であるし、木製である場合には、接着剤等により遊技盤316の背面に張付することが可能である。
図10に示すように、樋状部材316aは、遊技盤316が取り付けられた本体枠(図示せず)が閉鎖状態であるときに、遊技盤316の背面側に配置されている機構板317に略当接している。このとき、樋状部材316aと、機構板317の前面とにより形成された空間内を、球抜き装置から機構板317の前面側に導出された遊技球が落下するのである。
(5)各種変形例:
上述した第二〜第四の実施形態では、機構板と遊技盤との間に形成される空間内に、球抜き通路を設置する場合について説明したが、本発明においては、遊技盤の外縁部分の本体枠と機構板との間に球抜き通路を形成するようにしてもよい。遊技盤の背面側に各種の役物の動作を制御する基板等が設置されている場合には、遊技盤の背面側に球抜き通路を設置するよりも、本体枠の背面側に球抜き通路を設置する方が好都合である。
上述した第二〜第四の実施形態においては、本発明の遊技機をパチンコ遊技機に適用した場合について説明したが、本発明において適用されるパチンコ遊技機の種類は限定されるものではない。すなわち、第一種のパチンコ遊技機(所謂、セブン機)、第二種のパチンコ遊技機(所謂、羽根物)、第三種のパチンコ遊技機(所謂、権利物)、および、これらを組み合わせたパチンコ遊技機等、各種のパチンコ遊技機に本発明を適用することが可能である。
(6)まとめ:
以上説明したように本発明によれば、球抜き装置20から外部への遊技球の導出を行うための球抜き通路40が、機構板17の前面側であって、本体枠24の背面側、すなわち、機構板17と本体枠24との間に形成された空間内に設置されているため、機構板17の背面側のスペ−スを広く確保することができ、例えば、サブの液晶表示装置、各種の役物、各種の基板等を設置することが可能となる。
10、310…パチロット
11、111…外枠
12、112…窓枠
13、113…ガラス枠
13a…ガラス
14…上皿
15…下皿
17、117、217、317…機構板
14、114…タンク
14a、114a…タンクレ−ル
15、115…払出装置
20…球抜き装置
21…本線通路
24、124…本体枠
25…切換えレバ−
30、130…前面通路
40、140…球抜き通路
42…ネジ
50…ドラム
51…停止ボタン
52…スタ−トレバ−
110…パチンコ遊技機
140a、140b…突起部

Claims (2)

  1. 絵柄を表示する遊技部材と、該遊技部材の前面側に設けられ、該遊技部材により表示される絵柄を視認可能とする透明板と、該透明板を視認可能とする開口を有し、前記遊技部材の前方に回動可能に支持される透明板保持部と、前記透明板より下側に設けられて遊技球を貯留可能な皿貯留部と、外部装置から遊技球が供給される供給部と、該供給部に供給された遊技球を前記皿貯留部へ払い出す払出装置とを具備する遊技機において、
    前記透明板保持部の左右方向における一端側には、上下方向に延び、前記払出装置から払い出された遊技球を前記皿貯留部に供給する前面通路が透明部材によって形成され、
    遊技者によって前記前面通路の内部を通過する遊技球が視認可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技機は、パチンコ遊技機であることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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