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JP5492695B2 - ポンプ - Google Patents
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JP5492695B2 - ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンを駆動源として河川などの原水を汲み上げ、田畑を灌漑するポンプに関する。
ポンプは、駆動源としてのモータと、このモータの出力軸に連結される回転羽根と、この回転羽根を収納するポンプ室と、このポンプ室を覆う蓋部材と、ポンプ室の一方側に設けられ、原水をポンプ室内に導入する導入口(原水取込口)と、ポンプ室の他方側に設けられ、ポンプ室から原水を排出する排出口(原水噴出口)と、出力軸のモータ側端部に設けられる水切り板と、を備えている。
このポンプによれば、出力軸からモータに水が侵入することを効果的に防止することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
一方で、このようなポンプで汲み上げた水を淡水化する技術がある。淡水化装置は、原水を熱源(熱交換器)からの熱で加熱することで、原水から水蒸気を発生させる蒸発装置と、蒸発装置内で加熱された原水から発生した水蒸気を蒸発装置の最後段の蒸発器から受け入れ、凝縮させて蒸留水とするための凝縮器と、蒸発装置の蒸発器内の空間を大気圧以下に減圧する真空装置と、を備える。
この淡水化装置によれば、水蒸気及び凝縮水の熱を熱交換器の熱源として利用することで、熱の有効利用が可能である(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−264317 特許第4139597号
ここで、特許文献1のポンプでは、原水をポンプ室内に導入し、ポンプ室から原水を他の場所に移送できるポンプ機能を有するのみである。一方、淡水化装置では、原水を蒸留水に精製できる淡水化機能を有するものである。
今日、世界の水消費量は年々増加しており、2025年には世界人口の約3分の2が水不足に悩まされると言われる。現在でも、世界中で約11億人もの人々が安全な飲み水を得ることができない。
また、開発途上国では汚染された土壌の生水をそのまま飲用することによる中毒や下痢などが日常化している。このような水に関する感染症と不衛生な生活用水は、世界でもっとも主要な死因であるとともに、疾病の約80%の原因となっているという報告もあり、衛生的な飲料水の確保が急務である。
すなわち、ポンプ機能と淡水化機能(蒸留機能)とを有するポンプ(ハイブリッド水ポンプ)の出現が待たれる。
本発明は、河川などから畑に水を引くと同時に飲料水を精製することができ、飲料水が手に入りにくい開発途上国においても、安全な飲料水を簡単に手に入れることができるポンプを提供することを課題とする。さらに、災害時等においても飲料水の確保が容易となるポンプを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、駆動源としてのエンジンと、このエンジンで駆動されるポンプ本体と、このポンプ本体に設けられ、原水を取り込む原水取込口と、ポンプ本体に設けられ、原水を噴出させる原水噴出口と、を備えたポンプにおいて、ポンプ本体から延ばされ、原水の一部が分岐される分岐管と、エンジンの排気管が収納されるとともに、分岐管から供給された原水を排気管の熱で蒸発させる第1のタンクと、第1のタンクの上部に配置されるとともに分岐管が収納され、第1のタンクで発生させた蒸気を凝縮させ水滴にする第2のタンクと、第1及び第2のタンクを連通する連通管と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、連通管の内部に、第1のタンクで発生させた蒸気を水滴に戻す冷却フィンを備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ポンプ本体に、第1のタンク内の圧力を減圧する真空ポンプを備えたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、真空ポンプが、エンジンで駆動されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、排気管が、第1のタンクに折り畳み収納されたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、分岐管が、第2のタンクに折り畳み収納されたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、ポンプ本体が、機体フレームに支持され、機体フレームに、移動を可能とするキャリングハンドル及びキャスタを備えたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、キャリングハンドルが、ポンプ本体側に折り畳み可能に設けられることを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、ポンプに、駆動源としてのエンジンと、このエンジンで駆動されるポンプ本体と、このポンプ本体に設けられ、原水を取り込む原水取込口と、ポンプ本体に設けられ、原水を噴出させる原水噴出口と、を備えた。さらに、ポンプ本体から延ばされ、原水の一部が分岐される分岐管と、エンジンの排気管が収納されるとともに、分岐管から供給された原水を排気管の熱で蒸発させる第1のタンクと、第1のタンクの上部に配置されるとともに分岐管が収納され、第1のタンクで発生させた蒸気を凝縮させ水滴にする第2のタンクと、第1及び第2のタンクを連通する連通管と、を備えた。
すなわち、第1のタンクに原水の一部を分岐管から供給し、排気管の熱で原水を蒸発させ、蒸発させた蒸気を連通管を経由させて第2のタンクに供給し、蒸気を分岐管に当て、蒸気を冷却して凝縮させることで水滴とし、第2のタンクに貯留する。
これにより、河川などから畑に水を引くと同時に飲料水を精製することができる。この結果、飲料水が手に入りにくい開発途上国においても、安全な飲料水を簡単に手に入れることができる。さらに、災害時等においても飲料水の確保が容易となる。
請求項2に係る発明では、連通管の内部に、第1のタンクで発生させた蒸気を水滴に戻す冷却フィンを備えたので、第1のタンク内で発生させる蒸気の量を制御することができる。
請求項3に係る発明では、ポンプ本体に、第1のタンク内の圧力を減圧する真空ポンプを備えたので、第1のタンク内の圧力を減圧することで水の沸点を下げることができる。これにより、エンジンの始動時等において熱源としての排気管が十分に暖まっていないときにおいても、原水を蒸気に変換することができる。この結果、蒸留機能を有するポンプの利便性の向上を図ることができる。
請求項4に係る発明では、真空ポンプが、エンジンで駆動されるので、別の駆動源を必要としない。これにより、ポンプの小型化及び軽量化を図ることができるとともに、ポンプのコストの低減を図ることができる。
請求項5に係る発明では、排気管が、第1のタンクに折り畳み収納されたので、原水の蒸発を促す熱源としての能力を増強することができる。
請求項6に係る発明では、分岐管が、第2のタンクに折り畳み収納されたので、第1のタンクで発生させた蒸気を凝縮させる冷媒としての能力を増強することができる。
請求項7に係る発明では、ポンプ本体が、機体フレームに支持され、機体フレームに、移動を可能とするキャリングハンドル及びキャスタを備えたので、ポンプを飲料水とともに、簡単に移動することができる。この結果、蒸留機能を有するポンプの利便性の向上を図ることができる。
請求項8に係る発明では、キャリングハンドルが、ポンプ本体側に折り畳み可能に設けられるので、ポンプ自体の収納性の向上を図ることができる。この結果、車両等にも積載しやすくなる。
本発明に係るポンプを示す斜視図である。 図1に示されたポンプの側面図である。 図1に示されたポンプの内部をポンプ本体側から見た斜視図である。 図1に示されたポンプの内部を第1及び第2タンク側から見た斜視図である。 図1に示されたポンプのブロック図である。 図1に示されたポンプの原理図である。 図1に示されたポンプの第1タンク内の圧力と原水の沸点との関係を示すグラフである。 図1に示されたポンプの使用状態を示す説明図である。 図1に示されたポンプの移動状態を示す説明図である。 図1に示されたポンプの災害時の利用状態を示す説明図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1〜図4に示されたように、ポンプ(水ポンプ)10は、駆動源としてのエンジン21と、このエンジン21で駆動されるポンプ本体22と、ポンプ本体22から延ばされ、原水の一部が分岐される分岐管23と、エンジン21の排気管24が収納されるとともに、原水の一部が供給され排気管24の熱で原水を蒸発させる第1のタンク25と、この第1のタンク25の上部に配置されるとともに分岐管23が収納され、第1のタンク25で発生させた蒸気を凝縮させ水滴にする第2のタンク26と、エンジン21、ポンプ本体22、第1及び第2のタンク25,26を支持する機体フレーム(機体)28と、を主要構成とする。
ポンプ本体22は、原水を取り込む給水ホース73(図8参照)が接続される原水取込口31と、原水を噴出する排水ホース74(図8参照)が接続される原水噴出口32と、分岐管23が接続される分岐口33と、を備える。さらに、ポンプ本体22には、エンジン21で駆動され第1のタンク25内の圧力を減圧する真空ポンプ27が付設されている。真空ポンプ27は、接続管34(図5、図6参照)を介して第1のタンク25に接続されている。
図6に示されたように、第1及び第2のタンク25,26は、連通管36で連通される。連通管36は、内部に、第1のタンク25で発生させた蒸気を水滴に戻す冷却フィン37,37が設けられる。
分岐管23は、ポンプ本体22側に原水の流量を調整する流量調整弁39が配置され、先端に原水供給口41が設けられる。原水供給口41は、第1のタンク25内に臨ませ、原水を排気管24の周囲に供給している。さらに、分岐管23は、第2のタンク26に折り畳み収納される。
第1及び第2のタンク25,26の間、且つ連通管36の廻りにはパッキン58を介在させ、第1及び第2のタンク25,26と連通管36とをシールしている。また、第1及び第2のタンク25,26の間、且つ分岐管23の廻りにはパッキン59を介在させ、第1及び第2のタンク25,26と分岐管23とをシールしている。
第1のタンク25は、真空ポンプ27で減圧される。すなわち、第1のタンク25は、分岐管23より供給される原水を蒸発させる減圧気化器に相当する。第2のタンク26は、蒸気を原水が流れる分岐管23で冷却する。すなわち、第2のタンク26は、蒸気を水滴に変換する凝縮器に相当する。
第2のタンク26は、蒸気が水滴に変換された蒸留水61を貯留するタンクでもあり、蒸留水61を取り出す蒸留水取出口(飲料水取出口)42が設けられる。蒸留水取出口42には、水栓43が設けられている。
また、第2のタンク26は透明素材で形成される。これにより、精製される蒸留水61の様子を見せることで視覚的にも潤いを持たせることができる。なお、第1のタンク25と第2のタンク26とは連通管36にて連結されているので、第2のタンク26が減圧されたときには、第1のタンク25も減圧される。
機体フレーム28は、エンジン21、ポンプ本体22、第1及び第2のタンク25,26を支持するフレーム部45と、このフレーム部45の下部に設けられた脚49と、エンジン21、ポンプ本体22及び第1のタンク25を覆うカバー46と、フレーム部45に設けられ、ポンプ10の移動を可能にするキャリングハンドル(ハンドル)47及びキャスタ(車輪)48と、を備える。
なお、機体フレーム28は、ポンプ本体22を支持する部材であり、キャリングハンドル47及びキャスタ(車輪)48は、ポンプ本体22に備えられた部材であるとみることができる。
キャリングハンドル47は、図2に示されたように、矢印a1の如く伸縮可能であるとともに、機体フレーム28に沿わせるように矢印a2の如く回転可能に形成されている。
エンジン21は、燃料を貯留する燃料タンク51(図4参照)と、エンジン21を始動するリコイルスタータ52と、排気ガスを排出する排気管24と、を備える。
排気管24は、第1のタンク25に折り畳み収納され、排気管24の排気出口24aは、第1のタンク25の外に突出される。
リコイルスタータ52は、スタータ本体54側に巻かれたロープ55と、このロープ55を引くための操作ノブ56と、を備える。
図5に示されたように、ポンプ本体22及び真空ポンプ27はエンジン21で駆動されている。ポンプ本体22の原水取込口31から原水を取り入れる。取り入れた原水は原水噴出口32から排出され、原水の一部が流量調整弁39で調整され、分岐管23に流される。分岐管23は、第2のタンク26を経由して先端の原水供給口41が第1のタンク25に臨まされ、第1のタンク25に原水の一部が供給されている。第1のタンク25は、真空ポンプ27で減圧され、後述するように、低い温度でも原水が気化できるように考慮されている。第1のタンク25で気化された蒸気は連通管36を経由して第2のタンク26に送られ、第2のタンク26で凝縮されて蒸留水61が精製され、第2のタンク26に蒸留水61が蓄えられ、飲料水として利用することができる。
図6において、第1のタンク(減圧気化器)25での原水の気化と、第2のタンク(凝縮器)26での蒸気の凝縮を詳細に説明する。
第1のタンク25では、排気管24が折り畳み収納されて排気管24は原水を蒸発させる熱源として利用される。分岐管23の原水供給口41から原水が矢印b1,b1の如く供給され、温度が高い排気が矢印b2,b2の如く流れる排気管24に当たることで、原水が気化される。
図7に示されたように、真空ポンプ27で第1のタンク25を減圧しておくことで、原水は、排気管24の温度が60℃で気化することが可能である。すなわち、少ない熱量で原水を気化することができる。そこで、ポンプ10では、第1のタンク25を、20kPaまで減圧することとした。
なお、図7において、横軸は圧力(kPa)であり、縦軸は温度(℃)である。グラフは沸点を示している。1気圧(100kPa)では沸点(水が気化する温度)は100℃である。例えば、富士山頂では約86℃で水が沸騰するように、一般的に、液体(原水)は圧力が低下すると沸点が低下する。
気化され温度の高い蒸気は、連通管36を経由して矢印b3〜b5の如く第2のタンク26に上がっていく。このときに、連通管36の内部に、第1のタンク25で発生させた蒸気を水滴に戻す冷却フィン37,37が設けられているので、矢印b6,b7の如く冷却フィン37,37に当たった蒸気は再び水滴に戻り、第1のタンク25に戻る。
すなわち、冷却フィン37,37は、第1のタンク25で発生させる蒸気の量を調整する役目をなす。
第2のタンク26では、分岐管23内に冷えた原水が矢印b8,b8の如く流れているので、分岐管23に当たった蒸気は冷却され水滴となって第2のタンク26の底26aに溜まる。この蒸留水61が飲料水として利用することができる。
ポンプ10では、水源と燃料さえあればどこでも飲料水を得ることができる。また、エンジン21の排熱を利用して蒸留水61を精製することができるので、エネルギーの効率利用を図ることもできる。
図8〜図10において、ポンプ10の利用の一例を説明する。
図8に示されたように、河川などから畑に水を引く場合には、ポンプ本体22の原水取込口31に給水ホース73を接続し、給水ホース73を河川に垂らし、ポンプ本体22の原水噴出口32に必要に応じて排水ホース74を接続して、河川から矢印c1の如く原水を汲み上げ、矢印c2の如く畑に水を引くことができる。
このときに、ポンプ10では、原水を蒸留できる蒸留機能を有するので、畑に灌漑中に、第2のタンク26に飲料水が溜まる。すなわち、河川などから原水の汲み上げと、蒸留水61の精製とを同時に行うことができる。畑などに水を引くのと同時に飲料水を精製することにより、水運搬の負担が軽減される。蒸留水取出口42にホース75を繋ぎ矢印c3の如く、別タンク76,76に蒸留水(飲料水)61を移すこともできる。
図9に示されたように、ポンプ10では、キャリングハンドル47とキャスタ48とを備えたので、精製した蒸留水61(図6参照)とともに、矢印d1の如く移動していくことが可能となる。蒸留水61は、その量が増えれば重くなるが、持ち運びも簡単となる。
図10に示されたように、災害時には、主に、蒸留水(飲料水)61の精製も行うことができる。このときには、小さなポンプ10であっても複数のポンプ10を用いることで、その排水能力とともに蒸留機能も大きくすることができる。
図1〜図6に示されたように、ポンプ10では、駆動源としてのエンジン21と、このエンジン21で駆動されるポンプ本体22と、このポンプ本体22に設けられ、原水を取り込む原水取込口31と、ポンプ本体22に設けられ、原水を噴出させる原水噴出口32と、を備えた。さらに、ポンプ本体22から延ばされ、原水の一部が分岐される分岐管23と、エンジン21の排気管24が収納されるとともに、分岐管23から供給された原水を排気管24の熱で蒸発させる第1のタンク25と、第1のタンク25の上部に配置されるとともに分岐管23が収納され、第1のタンク25で発生させた蒸気を凝縮させ水滴にする第2のタンク26と、第1及び第2のタンク25,26を連通する連通管36と、を備えた。
すなわち、第1のタンク25に原水の一部を分岐管23から供給し、排気管24の熱で原水を蒸発させ、蒸発させた蒸気を連通管36を経由させて第2のタンク26に供給し、蒸気を分岐管23に当て、蒸気を冷却して凝縮させることで水滴とし、第2のタンク26に貯留する。
これにより、河川などから畑に水を引くと同時に飲料水を精製することができる。この結果、飲料水が手に入りにくい開発途上国においても、安全な飲料水を簡単に手に入れることができる。さらに、災害時等においても飲料水の確保が容易となる。
ポンプ10では、連通管36の内部に、第1のタンク25で発生させた蒸気を水滴に戻す冷却フィン37,37を備えたので、第1のタンク25内で発生させる蒸気の量を制御することができる。
ポンプ10では、ポンプ本体22に、第1のタンク25内の圧力を減圧する真空ポンプ27を備えたので、第1のタンク25内の圧力を減圧することで水の沸点を下げることができる。これにより、エンジン21の始動時等において熱源としての排気管24が十分に暖まっていないときにおいても、原水を蒸気に変換することができる。この結果、蒸留機能を有するポンプ10の利便性の向上を図ることができる。
真空ポンプ27は、エンジン21で駆動されるので、別の駆動源を必要としない。これにより、ポンプ10の小型化及び軽量化を図ることができるとともに、ポンプ10のコストの低減を図ることができる。
排気管24は、第1のタンク25に折り畳み収納されたので、原水の蒸発を促す熱源としての能力を増強することができる。
分岐管23は、第2のタンク26に折り畳み収納されたので、第1のタンク25で発生させた蒸気を凝縮させる冷媒としての能力を増強することができる。
ポンプ10では、ポンプ本体22が、機体フレーム28に支持され、機体フレーム28に、移動を可能とするキャリングハンドル47及びキャスタ48を備えたので、ポンプ10を飲料水とともに、簡単に移動することができる。この結果、蒸留機能を有するポンプ10の利便性の向上を図ることができる。
キャリングハンドル47が、ポンプ本体22側に折り畳み可能に設けられるので、ポンプ10自体の収納性の向上を図ることができる。この結果、車両等にも積載しやすくなる。
尚、本発明に係るポンプは、図6に示すように、第2のタンク26は、第1のタンク25に取付けられたが、これに限るものではなく、第2のタンク26を着脱自在に構成されたものであってもよい。これにより、精製された蒸留水61を単独で持ち運ぶことができ、さらに、ポンプ10の利便性の向上を図ることができる。
本発明に係るポンプは、図6に示すように、連通管36の内部に、第1のタンク25で発生させた蒸気を水滴に戻す冷却フィン37,37が設けられたが、冷却フィン37,37の枚数は任意である。
本発明に係るポンプは、キャリングハンドル及びキャスタを備え携帯可能なポンプに採用するのに好適である。
10…ポンプ、21…エンジン、22…ポンプ本体、23…分岐管、24…排気管、25,26…第1及び第2のタンク、27…真空ポンプ、28…機体フレーム、31…原水取込口、32…原水噴出口、36…連通管、37…冷却フィン、47…キャリングハンドル、48…キャスタ。

Claims (8)

  1. 駆動源としてのエンジンと、このエンジンで駆動されるポンプ本体と、このポンプ本体に設けられ、原水を取り込む原水取込口と、前記ポンプ本体に設けられ、原水を噴出させる原水噴出口と、を備えたポンプにおいて、
    前記ポンプ本体から延ばされ、原水の一部が分岐される分岐管と、
    前記エンジンの排気管が収納されるとともに、前記分岐管から供給された原水を前記排気管の熱で蒸発させる第1のタンクと、
    前記第1のタンクの上部に配置されるとともに前記分岐管が収納され、前記第1のタンクで発生させた蒸気を凝縮させ水滴にする第2のタンクと、
    前記第1及び第2のタンクを連通する連通管と、を備えたことを特徴とするポンプ。
  2. 前記連通管は、内部に、前記第1のタンクで発生させた蒸気を水滴に戻す冷却フィンを備えたことを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  3. 前記ポンプ本体は、前記第1のタンク内の圧力を減圧する真空ポンプを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のポンプ。
  4. 前記真空ポンプは、前記エンジンで駆動されることを特徴とする請求項3記載のポンプ。
  5. 前記排気管は、前記第1のタンクに折り畳み収納されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のポンプ。
  6. 前記分岐管は、前記第2のタンクに折り畳み収納されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のポンプ。
  7. 前記ポンプ本体は、機体フレームに支持され、
    前記機体フレームは、移動を可能とするキャリングハンドル及びキャスタを備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のポンプ。
  8. 前記キャリングハンドルは、前記ポンプ本体側に折り畳み可能に設けられることを特徴とする請求項7記載のポンプ。
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