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JP5496526B2 - 口腔用組成物 - Google Patents
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JP5496526B2 - 口腔用組成物 - Google Patents

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本発明は、グリセロリン酸カルシウムを含有する、う蝕予防に好適な口腔用組成物であって、前記グリセロリン酸カルシウムに由来する渋味及び苦味、並びに刺激味が少なく、後味が良く、しかも使用感が良好な口腔用組成物に関する。
歯のエナメル質は、ハイドロキシアパタイトが主成分であり、口腔内では、一般的に、リン酸イオンやカルシウムイオンの溶出(脱灰)と、リン酸カルシウムやハイドロキシアパタイトへの結晶化(再石灰化)とが平衡状態となっている。前記口腔内に多くのカルシウムイオンやリン酸イオンが存在すると、ハイドロキシアパタイトに対する飽和度が上昇し、脱灰の抑制、及び再石灰化の促進が行われる。
具体的には、グリセロリン酸カルシウムは、歯垢中のフォスファターゼ酵素により分解され、歯垢中のカルシウム及びリン酸濃度を高めて再石灰化を促進させ、また、歯垢のpHの著しい低下を阻止し、ストレプトコッカス・ミュータンスの代謝を妨害すると考えられている(特許文献1参照)。
そこで、グリセロリン酸カルシウムを含有する口腔用組成物として、例えば、特許文献2には、グリセロリン酸カルシウムと水溶性リン酸塩とを含有し、口腔内でカルシウムイオンとリン酸イオンとを放出する歯磨剤が開示されている。
また、特許文献3には、パラチニットと、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム及びパントテン酸カルシウムからなる群から選択される1種又は2種以上の有機酸カルシウム塩とを含有する食品が開示されている。
更に、特許文献4には、グリセロリン酸カルシウムを含有する練り歯磨きの形態の口腔疾患予防用処方物が開示されている。
しかしながら、前記グリセロリン酸カルシウムは、それ自体で渋味及び苦味、並びに刺激味を有しており、口腔用組成物の後味が悪くなり、良好な使用感を損なうという問題がある。
例えば、特許文献5には、良好な香味及び使用感を得るために、エタノール、アルキル硫酸ナトリウム塩、アシルメチルタウリン、及び第4級アンモニウム塩型殺菌剤から選ばれる2種以上と、メントール、カルボン、シンナミックアルデヒドから選択される1種以上の辛味及び収斂味等の刺激味の抑制として、炭素数4〜10の脂肪族環状エステル化合物を0.000001〜0.0009質量%と、水とを配合した口腔用組成物が開示されている。
また、例えば、特許文献6には、使用時から使用後までの清涼感を持続し、かつ使用後に口内をさらりと感じさせることのできる香味素材として、(A)エリスリトール又はキシリトールを35〜60重量%、(B)メントールを0.3〜0.8重量%、(C)ピネン及びリモネンの合計含有率が40重量%以上である植物抽出物、ピネン、並びにリモネンから選ばれる1種以上を0.004〜0.17重量%、及び(D)サリチル酸エステル及びカルボン類縁化合物から選ばれる1種以上を0.006〜0.15重量%、含有する香味素材が開示されている。
しかしながら、前記特許文献5及び前記特許文献6には、前記グリセロリン酸カルシウムを配合した口腔用組成物が、渋味及び苦味、並びに刺激味を有しており、更に後味が悪くなり、口腔用組成物の良好な使用感を損なうという問題点の解決については、何ら示しておらず、その効果も十分とはいえない。
したがって、う蝕予防を目的として、グリセロリン酸カルシウムを用いても、該グリセロリン酸カルシウムに由来する渋味及び苦味、並びに刺激味が少なく、後味が良く、しかも使用感が良好な口腔用組成物は、未だ提供されていないのが現状である。
特表平10−511104号公報 特開2001−172147号公報 特開2000−270810号公報 特表2008−542264号公報 特開2005−247713号公報 特開2007−223942号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、グリセロリン酸カルシウムに由来する渋味及び苦味、並びに刺激味が少なく、後味が良く、しかも使用感が良好な口腔用組成物を提供することを目的とする。
本発明者等は、前記課題に鑑み、鋭意検討を行った結果、以下の知見を得た。即ち、う蝕予防口腔用組成物として、グリセロリン酸カルシウムを配合することは、カルシウム及びリン酸濃度を高め、再石灰化の促進を図ることができる点で好ましい。しかし、前記グリセロリン酸カルシウムは、それ自体で渋味及び苦味、並びに刺激味を有しており、後味も悪くなり、口腔用組成物の良好な使用感を損なうことが判っている。これに対して、前記グリセロリン酸カルシウムを含有する口腔用組成物に、ラクトン及びアルギン酸プロピレングリコールを少なくとも含有させると、渋味及び苦味、並びに刺激味を抑制することができることを知見した。また、前記ラクトンとして、炭素数が7以上であるラクトンを用いると、渋味及び苦味、並びに刺激味が、より一層低減され、後味に優れ、使用感が良好な口腔用組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、本発明者等の前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> グリセロリン酸カルシウム、ラクトン、及びアルギン酸プロピレングリコールを含有することを特徴とする口腔用組成物である。
<2> ラクトンの炭素数が、7〜13である前記<1>に記載の口腔用組成物である。
<3> ラクトンの含有量が、0.001質量%〜0.5質量%である前記<1>から<2>のいずれかに記載の口腔用組成物である。
<4> ラクトンの含有量が、0.01質量%〜0.2質量%である前記<3>に記載の口腔用組成物である。
<5> アルギン酸プロピレングリコールの含有量が、0.001質量%〜1.5質量%である前記<1>から<4>のいずれかに記載の口腔用組成物である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決ができ、グリセロリン酸カルシウムに由来する渋味及び苦味、並びに刺激味が少なく、後味が良く、しかも使用感が良好な口腔用組成物を提供することができる。
(口腔用組成物)
本発明の口腔用組成物は、グリセロリン酸カルシウム、ラクトン、及びアルギン酸プロピレングリコールを少なくとも含有し、更に必要に応じて適宜選択した、その他の成分を含有してなる。
前記グリセロリン酸カルシウムは、カルシウム及びリン酸濃度を高め、再石灰化の促進を図ることができ、う蝕予防口腔用組成物に好適に使用可能である。一方、前記グリセロリン酸カルシウムは、それ自体で渋味及び苦味、並びに刺激味を有しているため、後味が悪くなり、口腔用組成物の良好な使用感を損なうことがある。
本発明の前記口腔用組成物においては、前記グリセロリン酸カルシウムに加えて、ラクトンとアルギン酸プロピレングリコールとを更に含有することにより、渋味及び苦味、並びに刺激味を抑制し、後味及び使用感の向上を実現している。
−グリセロリン酸カルシウム−
前記グリセロリン酸カルシウムは、市販品であってもよいし、適宜合成してもよいが、市販品としては、例えば、岩城製薬株式会社製の「グリセロリン酸カルシウム」が挙げられる。
前記グリセロリン酸カルシウムの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、本発明の前記口腔用組成物全体において、0.01〜5.0質量%が好ましく、0.1〜4.0質量%がより好ましく、0.1〜3.0質量%が更に好ましい。
前記含有量が、0.01質量%未満であると、充分な再石灰化効果が得られないことがあり、5.0質量%を超えると、渋味や苦味、刺激味が強く感じられて使用感が不充分となることがある。
−ラクトン−
前記ラクトンは、市販品であってもよいし、適宜合成してもよいが、市販品としては、例えば、和光純薬工業株式会社、東京化成工業株式会社から市販されている試薬があげられる。具体的には、例えば、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、6ーヘキサノラクトン、γ−ヘキサノラクトン、δ−ヘキサノラクトン、ε−ヘキサノラクトン(カプロラクトン)、γ−ヘプタノラクトン、δ−ヘプタノラクトン、ε−ヘプタノラクトン、γ−オクタノラクトン、δ−オクタノラクトン、ε−オクタノラクトン、γ−ノナノラクトン、δ−ノナノラクトン、ε−ノナノラクトン、γ−デカノラクトン、δ−デカノラクトン、ε−デカノラクトン、γ−ウンデカノラクトン、δ−ウンデカノラクトン、ε−ウンデカノラクトン、δ−トリデカノラクトン、δ−テトラデカノラクトンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ラクトンの中でも、炭素数が7以上、好ましくは7〜13である、γ−ヘプタノラクトン、δ−ヘプタノラクトン、ε−ヘプタノラクトン、γ−オクタノラクトン、δ−オクタノラクトン、ε−オクタノラクトン、γ−ノナノラクトン、δ−ノナノラクトン、ε−ノナノラクトン、γ−デカノラクトン、δ−デカノラクトン、ε−デカノラクトン、γ−ウンデカノラクトン、δ−ウンデカノラクトン、ε−ウンデカノラクトン、及びδ−トリデカノラクトンの少なくともいずれかを含有しているのが好ましい。この場合、渋味や苦味、刺激味が、より一層低減され、後味に優れ、使用感が良好な口腔用組成物を得ることができる。
前記ラクトンの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、本発明の前記口腔用組成物全体において、例えば、0.0001〜0.5質量%であり、0.001〜0.5質量%が好ましく、0.01〜0.2質量%がより好ましい。
前記含有量が、0.0001質量%未満であると、渋味や苦味の抑制効果、刺激味の抑制効果、及び後味の良さが得られないことがあり、前記口腔用組成物の良好な使用感総合評価が得られないことがある。一方、0.5質量%を超えると、前記口腔用組成物の香味がクセのある独特のものとなり、味も悪くなることがある。
−アルギン酸プロピレングリコール−
前記アルギン酸プロピレングリコールは、市販品であってもよいし、適宜合成してもよいが、市販品としては、例えば、君津化学工業株式会社製の「キミロイドLLV」、「キミロイドNLS−K」、「キミロイドLV」、「キミロイドMV」、「キミロイドHV」、「キミロイドBF」;紀文フードケミファ株式会社製の「ダックロイドPF−H」、「ダックロイドPF」、「ダックロイドLF」、「ダックロイドSLF−3」;などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記アルギン酸プロピレングリコールは、前記口腔用組成物の粘度を適当な範囲に保つことができる点で、20℃における1重量%濃度の粘度が、60mPa・s以下であるのが好ましく、前記アルギン酸プロピレングリコールの中でも、例えば、君津化学工業株式会社製の「キミロイドLLV」(10〜30mPa・s)、及び「キミロイドNLS−K」(30〜60mPa・s)、並びに紀文フードケミファ株式会社製の「ダックロイドPF」(50mPa・s)、「ダックロイドLF」(20mPa・s)、及び「ダックロイドSLF−3」(3mPa・s以下)が好ましい。
前記アルギン酸プロピレングリコールの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、本発明の前記口腔用組成物全体において、0.001〜1.5質量%が好ましく、0.01〜1.5質量%がより好ましく、0.01〜0.3質量%が更に好ましい。
前記含有量が、0.001質量%未満であると、渋味や苦味の抑制効果、刺激味の抑制効果、及び後味の良さが得られないことがあり、前記口腔用組成物の良好な使用感総合評価が得られないことがある。一方、1.5質量%を超えると、前記口腔用組成物の粘度が高くなりすぎることがある。
−その他の成分−
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、本発明の前記口腔用組成物を、例えば、水を溶媒とする液状製剤とする場合には、界面活性剤、アルコールなどの溶解剤を配合することにより、前記ラクトンを水に安定に溶解することができる。
前記界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、及び両性イオン界面活性剤から選択される少なくとも1種が挙げられる。
前記陰イオン界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、N−ミリストイルザルコシン酸ナトリウム等のN−アシルザルコシン酸ナトリウム;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩;N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニンナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記非イオン界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル;マルチトール脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル等の糖アルコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレン脂肪酸エステル;ラウリン酸モノ又はジエタノールアミド、ミリスチン酸モノ又はジエタノールアミド等の脂肪酸ジエタノールアミド;ソルビタン脂肪酸エステル;脂肪酸モノグリセライド;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル;などが挙げられる。
前記両性イオン界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノエチルグリシンなどのN−アルキルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウムN−アルキル−ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記界面活性剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、本発明の前記口腔用組成物全体において、0.1〜10質量%が好ましく、0.2〜5質量%がより好ましい。
前記含有量が、0.1質量%未満であると、前記口腔用組成物の泡立ちが不足したり、ラクトンの可溶化が不十分となることがあり、10質量%を超えると、前記口腔用組成物の泡立ちが過剰となり、ブラッシングがしにくくなるため、口腔清掃には適さなくなることがある。
前記アルコールとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、通常口腔用組成物に配合される、一価アルコール及び多価アルコールから選択される少なくとも1種が挙げられる。
前記一価アルコールとしては、例えば、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、プロパノールなどが挙げられる。
前記多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ポリプロピレングリコール300〜4,000などが挙げられる。
これらのアルコールは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記アルコールの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、本発明の前記口腔用組成物全体において、1〜40質量%が好ましく、2〜20質量%がより好ましい。
前記含有量が、1質量%未満であると、ラクトンの溶解安定性が不十分となることがあり、40質量%を超えると、アルコール独特の炭化水素の臭いが強くなり問題となることがある。
前記界面活性剤及び前記アルコールを併用する場合、その総含有量としては、前記ラクトンを溶解可能である範囲であれば特に制限はないが、本発明の前記口腔用組成物全体において、0.1〜50質量%が好ましく、0.5〜40質量%がより好ましい。
前記含有量が、0.1質量%未満であると、ラクトンの溶解安定性が不十分となることがあり、50質量%を超えると、前記界面活性剤、及び前記アルコールの炭化水素の臭いが強くなり、前記口腔用組成物の香味が悪くなることがある。
本発明の前記口腔用組成物の形態としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、固体、液体、ゲル、ペーストなどが挙げられる。これらの中でも、液体、ゲル、又はペーストとすることが好ましい。また、前記口腔用組成物は、練歯磨、液体歯磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯磨剤の他、洗口剤、マウスウォッシュなどの各種剤型に調製することができる。
本発明の前記口腔用組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的及び剤型に応じて、常法を適宜選択することができる。
また、本発明の前記口腔用組成物は、目的及び組成物の剤型などに応じて、上記成分に加えて、更に任意成分を含有していてもよい。具体的には、例えば、歯磨剤の場合、研磨剤、粘稠剤、粘結剤、甘味剤、防腐剤、有機酸、香料、着色剤、有効成分などを、本発明の効果を害しない範囲で、通常量使用することができる。
前記研磨剤としては、例えば、沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム2水和物及び無水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研磨剤などが好適に挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記研磨剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記口腔用組成物全体において、2〜40質量%が好ましく、10〜30質量%がより好ましい。
前記粘稠剤としては、例えば、グリセリン、ソルビット、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール200〜20,000、キシリトールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記粘稠剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記口腔用組成物全体において、5〜50質量%が好ましく、20〜45質量%がより好ましい。
前記粘結剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、カーボポール、グアガム、モンモリロナイト、ゼラチンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記粘結剤の含有量としては、特に制限はなく、剤型に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記口腔用組成物が、練歯磨等のゲル、ペースト剤型である場合、前記口腔用組成物全体において、0.1〜5質量%が好ましく、液体歯磨、洗口剤等の液体剤型である場合には、0〜5質量%が好ましい。
前記甘味剤としては、例えば、サッカリンナトリウム、エリスリトール、キシリトール、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、パラチノース、還元パラチノース(パラチニット)、ラフィノース、メリビオース、ソーマチン、アスパルテーム、アセスルファムK、シクラメートナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスベリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン、p−メトキシシンナミックアルデヒド、トレハロース、パラチノース、パラチニット、大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖、キシロオリゴ糖、L−アスパルチルーL−フェニルアラニンメチルエステル、スクラロース、グリチルリチンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記甘味剤の含有量としては、特に制限はなく、本発明の効果を害しない範囲で適宜選択することができる。
前記防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸、安息香酸塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記防腐剤の含有量としては、特に制限はなく、本発明の効果を害しない範囲で防腐有効量を適宜選択することができる。
前記有機酸としては、通常、口腔用組成物に使用することができる種々の有機酸が挙げられ、例えば、クエン酸、イソクエン酸、リンゴ酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、マレイン酸、フマル酸、アコニット酸、乳酸、酒石酸、ピルビン酸、アスコルビン酸、グリコール酸又はこれらの塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記有機酸の中でも、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸又はこれらの塩が好ましい。
前記有効成分としては、例えば、グリセロリン酸カルシウムに加えて、他の有効成分、例えばフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化錫、アズレンスルホン酸ナトリウム、ε−アミノカプロン酸、アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、エピジヒドロコレステリン、ジヒドロコレステロール、塩化ナトリウム、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸二アンモニウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β−グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、塩酸クロルヘキシジン、トリクロサン、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、ゼオライト、ピロリン酸二水素二ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、無水ピロリン酸ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、フッ化スズ、ポリエチレングリコール200、ポリエチレングリコール300、ポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコール600、ポリエチレングリコール1,000、ポリエチレングリコール1,500、ポリエチレングリコール4,000、ポリエチレングリコール6,000、ポリエチレングリコール20,000、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンK25、ポリビニルピロリドンK30、ポリビニルピロリドンK90、塩化リゾチーム、銅クロロフィリンナトリウム、ヒノキチオール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(8〜10E.O(エチレンオキサイドの付加モル数8〜10))、ラウロイルサルコシンナトリウム、トラネキサム酸、デキストラナーゼ、乳酸アルミニウム、硝酸カリウム、プロテアーゼなどが挙げられる。
前記有効成分の含有量としては、特に制限はなく、本発明の効果を害しない範囲で、有効量を適宜選択することができ、通常、0.001〜5質量%である。
前記香料としては、例えば、本発明の前記口腔用組成物における前記ラクトンの他、口腔用組成物に用いられる公知の香料素材を、1種単独あるいは2種以上を併用することができる。
前記香料の含有量としては、特に制限はなく、本発明の効果を害しない範囲で適宜選択することができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるものではない。なお、以下の例において、「%」は、いずれも「質量%」である。
(実施例1〜10、15〜21、27、参考例11〜14、22〜26、及び比較例1〜6)
−口腔用組成物の調製−
表1〜4に示す成分を配合した水溶液(口腔用組成物)を調製した。なお、表1〜4中、各成分の配合量の単位は、質量%である。
次いで、得られた口腔用組成物について、渋味及び苦味の強さ、刺激味の強さ、後味の良さ、並びに使用感総合評価を、下記方法により官能評価した。
<官能評価方法>
表1〜4に示す口腔用組成物を蒸留水に溶解した試験溶液について、渋味及び苦味の強さ、刺激味の強さ、後味の良さ、並びに使用感総合評価を、被験者10名(男性8名、女性2名)による官能評価により、下記基準に基づいて評価した。
なお、コントロールとして蒸留水を用い、蒸留水の渋み及び苦味の強さ、刺激味の強さ、後味の良さ、並びに使用感総合評価を5点とした。評価結果は、被験者10名の評点の平均値で表し、表1〜4に併せて示した。
〔渋味及び苦味〕
−評価基準−
5:渋味及び苦味が全くない
4:渋味及び苦味がほとんどない
3:渋味及び苦味がある
2:渋味及び苦味がやや強くある
1:渋味及び苦味が強くある
〔刺激味〕
−評価基準−
5:刺激味が全くない
4:刺激味がほとんどない
3:刺激味がある
2:刺激味がやや強くある
1:刺激味が強くある
〔後味〕
−評価基準−
5:後味が良い
4:後味がやや良い
3:どちらともいえない
2:後味がやや悪い
1:後味が悪い
〔使用感総合評価〕
−評価基準−
5:良い
4:やや良い
3:どちらともいえない
2:やや悪い
1:悪い
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表1〜表4中、グリセロリン酸カルシウムは、岩城製薬株式会社製の「グリセロリン酸カルシウム」であり、アルギン酸プロピレングリコールは、君津化学工業株式会社製の「キミロイドLLV」(20℃における1重量%粘度:10〜30mPa・s)であり、SDS(ラウリル硫酸ナトリウム)は、東邦化学工業株式会社製の「アルスコープLN−90PW」である。
γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトン、6−ヘキサノラクトン、γ−ヘキサノラクトン、δ−ヘキサノラクトン、γ−ヘプタノラクトン、γ−オクタノラクトン、δ−オクタノラクトン、γ−ノナノラクトン、δ−ノナノラクトン、γ−デカノラクトン、δ−デカノラクトン、δ−トリデカノラクトン、及びδ−テトラデカノラクトンは、総て和光純薬(株)製である。
また、表4中、アルギン酸ナトリウムは、株式会社キミカ製の「キミカアルギンIL-6」であり、カラギーナンは、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製の「カラギニンCSL−1」であり、キサンタンガムは、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製の「サンエースC−S」である。
表1〜表4の結果より、前記グリセロリン酸カルシウムは、渋味及び苦味、並びに刺激味を有し、口腔用組成物の後味も悪くなり、結果的に良好な使用感を損なうことが判った。しかしながら、これに前記ラクトンと前記アルギン酸プロピレングリコールとを組み合わせて配合すると、前記グリセロリン酸カルシウム由来の渋味及び苦味、並びに刺激味が改善され、後味が良くなることが判った。これらに対して、比較例に示すように、前記ラクトン及び前記アルギン酸プロピレングリコールのいずれかを含有しない場合には、渋味及び苦味、刺激味、並びに後味の良さが改善されなかった。
また、前記アルギン酸プロピレングリコールを、0.001質量%以上含有すると、渋味及び苦味、刺激味、後味、並びに使用感総合評価が改善され、特に0.01質量%以上含有すると、これらの評価が大幅に改善されることが判った。
更に、前記ラクトンの炭素数が7〜13であり、その含有量が、0.01質量%以上であると、より良好な使用感が得られることが判った。
また、前記アルギン酸プロピレングリコールの代わりに、一般的な粘結剤であるアルギン酸ナトリウム、カラギーナン、及びキサンタンガムのいずれかを用い、前記ラクトンと共に配合しても、前記グリセロリン酸カルシウムに由来する渋味及び苦味、並びに刺激味を軽減することできず、後味の良さも改善されないことが判った。
(配合実施例1)
−練歯磨−
シリカ 20.0%
プロピレングリコール 3.0%
グリセリン 25.0%
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0%
アルギン酸プロピレングリコール 0.02%
グリセロリン酸カルシウム 0.5%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.76%
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2%
サッカリンナトリウム 0.1%
メチルパラベン 0.1%
フッ化ナトリウム 0.21%
香料 0.8%
δ−トリデカノラクトン 0.05%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、紀文フードケミファ株式会社製の「ダックロイドPF−H」(20℃における1重量%粘度:90mPa・s)である。
(配合参考例2)
−練歯磨−
水酸化アルミニウム 42.0%
プロピレングリコール 3.0%
70%ソルビット 25.0%
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2%
アルギン酸プロピレングリコール 0.01%
グリセロリン酸カルシウム 0.4%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.8%
ラフィノース 5.0%
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2%
サッカリンナトリウム 0.1%
メチルパラベン 0.1%
ブチルパラベン 0.02%
香料 1.0%
γ−バレロラクトン 0.001%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、君津化学工業株式会社製の「キミロイドLV」(20℃における1重量%粘度:60〜100mPa・s)である。
(配合実施例3)
−練歯磨−
重質炭酸カルシウム 25.0%
プロピレングリコール 3.0%
70%ソルビット 25.0%
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2%
アルギン酸プロピレングリコール 0.03%
グリセロリン酸カルシウム 2.0%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.3%
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2%
サッカリンナトリウム 0.1%
メチルパラベン 0.1%
ブチルパラベン 0.02%
香料 1.0%
γ−ウンデカノラクトン 0.1%
δ−ヘキサノラクトン 0.05%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、紀文フードケミファ株式会社製の「ダックロイドLF」(20℃における1重量%粘度:20mPa・s)である。
(配合実施例4)
−練歯磨−
シリカ 15.0%
プロピレングリコール 3.0%
70%ソルビット 25.0%
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2%
アルギン酸プロピレングリコール 0.05%
グリセロリン酸カルシウム 1.2%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.08%
パラチノース 2.5%
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2%
サッカリンナトリウム 0.1%
メチルパラベン 0.1%
ブチルパラベン 0.02%
香料 1.0%
γ−ヘプタノラクトン 0.03%
γ−トリデカノラクトン 0.01%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、君津化学工業株式会社製の「キミロイドHV」(20℃における1重量%粘度:150〜250mPa・s)である。
(配合参考例5)
−練歯磨−
第二リン酸カルシウム 40.0%
プロピレングリコール 3.0%
70%ソルビット 25.0%
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2%
アルギン酸プロピレングリコール 0.5%
グリセロリン酸カルシウム 3.0%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.35%
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2%
サッカリンナトリウム 0.1%
メチルパラベン 0.1%
ブチルパラベン 0.02%
香料 1.0%
δ−オクタノラクトン 0.0003%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、紀文フードケミファ株式会社製の「ダックロイドSLF−3」(20℃における1重量%粘度:3mPa・s以下)である。
(配合実施例6)
−練歯磨−
シリカ 20.0%
プロピレングリコール 3.0%
グリセリン 25.0%
カラギーナン 1.4%
アルギン酸プロピレングリコール 0.1%
グリセロリン酸カルシウム 0.5%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.76%
エリスリトール 2.0%
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2%
サッカリンナトリウム 0.1%
メチルパラベン 0.1%
フッ化ナトリウム 0.21%
香料 0.8%
l−メントール 0.1%
δ−オクタノラクトン 0.003%
δ−ノナノラクトン 0.001%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、君津化学工業株式会社製の「キミロイドNLS−K」(20℃における1重量%粘度:30〜60mPa・s)である。
(配合参考例7)
−洗口剤−
グリセリン 5.0%
エタノール 8.0%
アルギン酸プロピレングリコール 0.001%
グリセロリン酸カルシウム 1.2%
モノフルオロリン酸ナトリウム 1.2%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.) 0.8%
エリスリトール 5.0%
クエン酸ナトリウム 0.1%
クエン酸 0.3%
安息香酸ナトリウム 0.5%
香料 0.2%
γ−ブチロラクトン 0.05%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、紀文フードケミファ株式会社製の「ダックロイドSLF−3」(20℃における1重量%粘度:3mPa・s以下)である。
(配合参考例8)
−口中清涼剤−
グリセリン 13.0%
エタノール 40.0%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 3.0%
アルギン酸プロピレングリコール 0.01%
グリセロリン酸カルシウム 0.2%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.6%
キシリトール 2.0%
クエン酸ナトリウム 0.1%
クエン酸 0.03%
香料 0.4%
γ−バレロラクトン 0.02%
精製水 残部
計 100.0%
なお、前記アルギン酸プロピレングリコールは、君津化学工業株式会社製の「キミロイドLLV」(20℃における1重量%粘度:10〜30mPa・s)である。
配合実施例1、3、4、6、配合参考例2、5、7、8により得られた口腔用組成物は、いずれもグリセロリン酸カルシウムに由来する渋味及び苦味、並びに刺激味が抑制され、後味もよく、使用感が良好であった。
本発明の口腔用組成物は、練歯磨、液体歯磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯磨剤の他、洗口剤、マウスウォッシュなどに好適に使用可能である。

Claims (4)

  1. (A)グリセロリン酸カルシウム0.01質量%〜5.0質量%
    (B)炭素数7〜13であるラクトン0.0001質量%〜0.5質量%、及び
    (C)アルギン酸プロピレングリコール0.01質量%〜0.3質量%を含有する、液体、ゲル、並びにペーストから選ばれる形態であることを特徴とする口腔用組成物。
  2. アルギン酸プロピレングリコールが、20℃における1質量%濃度の粘度が、60mPa・s以下である請求項1に記載の口腔用組成物。
  3. 炭素数7〜13であるラクトンが、γ−ヘプタノラクトン、δ−ヘプタノラクトン、ε−ヘプタノラクトン、γ−オクタノラクトン、δ−オクタノラクトン、ε−オクタノラクトン、γ−ノナノラクトン、δ−ノナノラクトン、ε−ノナノラクトン、γ−デカノラクトン、δ−デカノラクトン、ε−デカノラクトン、γ−ウンデカノラクトン、δ−ウンデカノラクトン、ε−ウンデカノラクトン、及びδ−トリデカノラクトンから選ばれる少なくとも1種である請求項1から2のいずれかに記載の口腔用組成物。
  4. 歯磨、洗口剤、及びマウスウォッシュから選ばれる形態である請求項1から3のいずれかに記載の口腔用組成物。
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