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JP5496542B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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JP5496542B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示パネルやプラズマ表示パネル等の平面型表示パネルとスピーカを具えた画像表示装置に関する。
この種の画像表示装置は、フロントキャビネットとバックキャビネットからなる筐体の内部に、平面型表示パネルと、前方に向けて音声を発するスピーカと、平面型表示パネルに画像を表示すると共にスピーカに音声信号を送信する回路基板とを配備して構成されている。
従来の画像表示装置においては、スピーカは、フロントキャビネットの背面に固定されていた(特許文献1参照)。
そして、上記画像表示装置は、フロントキャビネットに平面型表示パネル等の各種部品を取り付ける第1の部品取り付け工程と、バックキャビネットに回路基板等の各種部品を取り付ける第2の部品取り付け工程と、フロントキャビネットとバックキャビネットとを組み合わせて筐体を形成する筐体形成工程とを実行して製造されている。ここで、筐体形成工程においては、フロントキャビネット側の各種部品(主に平面型表示パネル)と、バックキャビネット側の各種部品(主に回路基板)とを、リード線により接続するという煩雑な作業が必要であった。
又、従来の画像表示装置においては、スピーカは、その放音面が平面型表示パネルの表示画面と平行になる姿勢で固定されていた。このため、フロントキャビネットの前面の内、放音孔が形成されている領域の幅(又は面積)が大きくなり、これによって筐体の前面を表示画面が占める割合が減少していた。
この問題を解決すべく従来から、スピーカを、その放音面が斜め下方に向く姿勢でフロントキャビネットに取り付けることが提案されている。例えば、特許文献2又は3に開示の画像表示装置においては、スピーカに、該スピーカをフロントキャビネットに取り付けるためのフレームが設けられており、該フレームは、スピーカの放音面に平行な平坦部と、該平坦部に対して所定の角度で屈曲した屈曲部とを有し、該屈曲部は、フロントキャビネットの側面壁にビス留めされている。
上述の如くスピーカを、その放音面が傾斜した姿勢でフロントキャビネットに取り付けることにより、放音孔が形成されている領域の幅(又は面積)は小さくなり、これによって筐体の前面を表示画面が占める割合が増大することになる。
特開2009−53399号公報 実用新案登録第3048394号公報 実用新案登録第3059695号公報
しかしながら、従来の画像表示装置においては、上述の如くスピーカがフロントキャビネット側に固定されているので、上記筐体形成工程において、フロントキャビネット側のスピーカと、バックキャビネット側の回路基板とを、リード線により接続するという煩雑な作業が必要であった。このため、画像表示装置の製造時の作業性が低下する問題があった。
又、特許文献2及び3に開示の画像表示装置においては、スピーカに設けたフレームを所定の角度で屈曲させているので、スピーカの放音面の向きが異なる画像表示装置ごとに、フレームの平坦部に対する屈曲部の傾斜角度を変更する必要があった。このため、スピーカの汎用性が低下してコストが増大する問題があった。
そこで本発明の目的は、平面型表示パネルの表示画面が筐体の前面を占める割合が大きく、且つ製造時の作業性が高い画像表示装置を提供することである。
本発明に係る画像表示装置は、フロントキャビネットとバックキャビネットからなる筐体の内部に、平面型表示パネルと、前方に向けて音声を発するスピーカと、平面型表示パネルに画像を表示すると共にスピーカに音声信号を送信する回路基板とを配備して構成される画像表示装置であって、前記平面型表示パネルは、フロントキャビネットに取り付けられる一方、前記スピーカと回路基板は、バックキャビネットに取り付けられており、フロントキャビネットの前面の内、平面型表示パネルの表示画面を包囲する領域の少なくとも一部の領域には、前記スピーカからの音波を通過させるべき放音孔が開設され、前記スピーカは、その放音面を平面型表示パネルの表示画面に対して傾斜させると共に該表示画面の外側に向けた姿勢を有している。
上記画像表示装置は、フロントキャビネットに平面型表示パネル等の各種部品を取り付ける第1の部品取り付け工程と、バックキャビネットに回路基板等の各種部品を取り付ける第2の部品取り付け工程と、フロントキャビネットとバックキャビネットとを組み合わせて筐体を形成する筐体形成工程とを実行して製造される。ここで、筐体形成工程においては、フロントキャビネット側の各種部品(主に平面型表示パネル)と、バックキャビネット側の各種部品(主に回路基板)とを、リード線により接続するという煩雑な作業が必要である。
しかしながら、上記画像表示装置においては、スピーカは、第2の部品取り付け工程にてバックキャビネットに取り付けられるので、該工程においてスピーカと回路基板とをリード線により接続することが出来る。
従って、筐体形成工程において必要な作業数が減少することとなり、フロントキャビネットにスピーカが取り付けられている従来の画像表示装置(特許文献1〜3参照)に比べて、画像表示装置の製造時の作業性が向上することになる。
又、上記画像表示装置においては、スピーカは、その放音面を平面型表示パネルの表示画面に対して傾斜させると共に該表示画面の外側に向けた姿勢を有しているので、筐体の前面に沿って表示画面の縁から外側に向かう方向において、放音面の幅が見かけ上小さくなる。よって、放音孔が形成されている領域の前記方向に沿う幅を小さくすることが出来、その結果、放音孔が形成されている領域の面積が減少して、筐体の前面を表示画面が占める割合が増大することになる。
上記画像表示装置の具体的構成において、前記スピーカには、該スピーカをバックキャビネットに取り付けるためのフレームが設けられる一方、バックキャビネットの内面には、前記フレームを固定するための1又は複数のボスがフロントキャビネット側に向けて突設され、各ボスには、前記フレームを貫通してビスがねじ込まれており、該ボスの先端面は、ビスのねじ込み方向に対して傾斜して前記平面型表示パネルの表示画面の外側を向いている。
上記具体的構成においては、スピーカに設けられたフレームを固定するためのボスの先端面は、ビスのねじ込み方向に対して傾斜して平面型表示パネルの表示画面の外側を向いているので、従来の画像表示装置(特許文献2及び3参照)の如くスピーカに設けられたフレームを所定の角度で屈曲させなくても、ボスに固定されたスピーカは、その放音面を平面型表示パネルの表示画面に対して傾斜させた姿勢を有することになる。よって、スピーカの汎用性が向上し、その結果、コストを低減することが可能となる。
より具体的な構成において、前記ビスの頭部とフレームとの対向面の間には、両対向面に面接触すべき表面領域を有するスペーサが介在している。
ボスの先端面に設置されたフレームは、ビスの頭部との対向面がビスのねじ込み方向に対して傾斜するので、上記画像表示装置においてスペーサがない場合には、ビスの頭部のエッジがフレームの対向面に点接触又は線接触することになる。従って、ビス周りにおいてフレームには、ビスのねじ込み力が偏って伝わり、これによってフレームの一部がボスの先端面から浮き上がる虞がある。
しかし、上記具体的構成においては、ビスの頭部とフレームとの対向面には、これらの間にスペーサが介在して該スペーサの表面が面接触しているので、ビス周りにおいて、ビスによるねじ込み力はスペーサを介してフレームに均等に伝わることになる。よって、フレームをボスの先端面に面接触させた状態のまま、スピーカをボスに固定することが可能となる。
又、バックキャビネットの内面には、前記スピーカの放音面を包囲する外縁の一部が当接すべきリブが形成され、該リブとは反対側の位置にて前記スピーカがボスにビス留めされてもよい。
上記画像表示装置の如く、スピーカを片側の位置でのみボスにビス留めした場合、スピーカのビス留め位置とは反対側の部分が、スピーカを固定すべき位置から浮き上がろうとする。
しかし、上述の如くリブを設けることにより、該リブにスピーカの放音面を包囲する外縁の一部が当接することになるので、該リブによってスピーカの浮き上がりが抑制されることになる。よって、スピーカの固定に必要なビスの本数が減少し、その結果、スピーカをバックキャビネットに取り付けるときの作業性が向上することになる。
上記画像表示装置の他の具体的構成において、フロントキャビネットの背面には、内側の空間が放音孔に連通した筒部が突設され、該筒部の開口先端面は、前記スピーカの放音面を包囲する外縁部に密着している。
該具体的構成によれば、筒部の開口先端面が、スピーカの放音面を包囲する外縁部に密着しているので、放音面から発せられた音波は、その大部分が筒部の内側の空間を通って放音孔に伝わり、放音孔から前方に放たれることになる。
より具体的な構成において、フロントキャビネット及びバックキャビネットの何れか一方のキャビネットの内面には、スピーカの取り付け位置の両側に、両キャビネットを組み合わせて締結するための少なくとも一対のボスが突設されており、該一対のボスには、他方のキャビネットを貫通してビスがねじ込まれている。
該具体的構成によれば、ビス留めによる両キャビネットの締結力を利用して、フロントキャビネットの背面に突設されている筒部の開口先端面と、スピーカの放音面を包囲する外縁部との密着性を向上させることが出来る。その結果、スピーカからの音波は、筒部から殆ど漏れることなく放音孔に伝わり、該放音孔から前方に放たれることになる。
本発明に係る画像表示装置は、平面型表示パネルの表示画面が筐体の前面を占める割合が大きく、且つ製造時の作業性が高い。
本発明の一実施形態に係る液晶表示テレビジョン受像機を示す斜視図である。 該液晶表示テレビジョン受像機を前面側から見た分解斜視図である。 該液晶表示テレビジョン受像機を背面側から見た分解斜視図である。 該液晶表示テレビジョン受像機が具えるスピーカの取り付け状態を説明するための分解斜視図である。 該スピーカの取り付け状態を示した斜視図である。 該スピーカの取り付け部品の1つであるスペーサを示した斜視図である。 該スピーカからの音波が通過するダクト、及びその両側に突設された一対のボスを示した斜視図である。 バックキャビネットの内面に突設されたボスを通る線に沿う、上記液晶表示テレビジョン受像機の鉛直断面図である。 図8に示すA領域の拡大図である。 バックキャビネットの内面に形成されたリブを通る線に沿う、上記液晶表示テレビジョン受像機の鉛直断面図である。 図10に示すB領域の拡大図である。
以下、本発明を液晶表示テレビジョン受像機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明の一実施形態に係る液晶表示テレビジョン受像機は、図1に示す如く、フロントキャビネット(1)とバックキャビネット(2)からなる筐体(10)を具え、該筐体(10)をスタンド(101)によって自立させることが可能となっている。
筐体(10)の内部には、図2及び図3に示す如く、液晶表示パネル(3)と、筐体(10)の前方に向けて音声を発する一対のスピーカ(4)(4)と、液晶表示パネル(3)に画像を表示すると共に一対のスピーカ(4)(4)に音声信号を送信する回路基板(5)とが配備されている。
液晶表示パネル(3)は、筐体(10)の前方から視認可能な表示画面(31)を有する平面型表示パネルであり、フロントキャビネット(1)の背面に取り付けられている。
一方、一対のスピーカ(4)(4)は、液晶表示パネル(3)の下端近傍位置にてバックキャビネット(2)の内面に、左右に1つずつ取り付けられている。又、回路基板(5)は、バックキャビネット(2)の背面に凹設されている収納室(23)内に収納され、該収納室(23)はカバー部材(24)によって塞がれている。
尚、液晶表示パネル(3)及び一対のスピーカ(4)(4)はそれぞれ、リード線(図示せず)によって回路基板(5)に接続されている。
図4に示す様に、各スピーカ(4)には、該スピーカ(4)をバックキャビネット(2)に取り付けるためのフレーム(42)が設けられる一方、バックキャビネット(2)の内面には、各スピーカ(4)に設けられたフレーム(42)を固定するための左右一対のボス(21)(21)がフロントキャビネット(1)側に向けて突設されている。
各スピーカ(4)に設けられたフレーム(42)は、金属からなる薄い板部材から構成されており、フレーム(42)には、スピーカ(4)の放音面(41)の上端近傍位置に、ビス(6)が貫通すべき貫通孔(421)が左右に1つずつ開設されている。又、フレーム(42)の背面には、少なくとも貫通孔(42)を包囲する領域に、スピーカ(4)の放音面(41)と略平行な平面である取り付け面(422)が形成されている。
一方、各ボス(21)には、その先端面(211)にねじ孔(212)が開設されており、該ねじ孔(212)には、フレーム(42)の貫通孔(421)を貫通してビス(6)がねじ込まれることとなる。これにより、フレーム(42)は、その取り付け面(422)がビス(6)周りにてボス(21)の先端面(211)と面接触した状態で、ボス(21)に固定され、これによってスピーカ(4)は、図5に示す様にバックキャビネット(2)に取り付けられることとなる。
又、図4及び図9に示す如く、各ボス(21)の先端面(211)は、ビス(6)のねじ込み方向(91)に対して傾斜して液晶表示パネル(3)の表示画面(31)の下側を向いている。従って、左右一対のボス(21)(21)に固定されたスピーカ(4)は、その放音面(41)を液晶表示パネル(3)の表示画面(31)に対して傾斜させると共に該表示画面(31)の下側に向けた姿勢を有することとなる。
尚、本実施形態においては、スピーカ(4)の放音面(41)が液晶表示パネル(3)の表示画面(31)に対して斜め下方45°に向くように、ボス(21)の先端面(211)をねじ込み方向(91)に対して傾斜させている。
上述の如くスピーカ(4)を、その放音面(41)が傾斜した姿勢でバックキャビネット(2)に取り付けた場合でも、スピーカ(4)は、図11に示す様に、液晶表示パネル(3)とバックキャビネット(2)との間に形成された空間に配置されるので、スピーカ(4)と液晶表示パネル(3)とは干渉することがない。
図4に示す様に、左右一対のボス(21)(21)にねじ込まれる一対のビス(6)(6)とフレーム(42)との間にはそれぞれ、樹脂製のスペーサ(7)が1つずつ介在しており、各スペーサ(7)は、図9に示す如く、対応するビス(6)の頭部(61)とフレーム(42)との対向面に面接触すべき表面領域を有している。
又、図4及び図6に示す如く、各スピーカ(4)に取り付けられる一対のスペーサ(7)(7)は、樹脂製の連結部材(71)によって互いに連結されると共に、該連結部材(71)に一体に形成されている。
バックキャビネット(2)の内面には更に、図5及び図11に示す如く、スピーカ(4)の放音面(41)を包囲する外縁の下端部が当接すべき左右一対のリブ(22)(22)が形成されている。即ち、スピーカ(4)は、その外縁が、フレーム(43)のビス留め位置とは反対側の位置にて一対のリブ(22)に当接している。換言すれば、スピーカ(4)は、それに設けられたフレーム(43)が、左右一対のリブ(22)(22)とは反対側の位置にて一対のボス(21)(21)にビス留めされている。
図2に示す様に、フロントキャビネット(1)の前面の内、液晶表示パネル(3)の表示画面(31)の下方領域には、スピーカ(4)と対向する位置に、各スピーカ(4)からの音波を通過させるべき複数の放音孔(11)が開設されている。
そして、図7に示す如くフロントキャビネット(1)の背面には、スピーカ(4)と対向する位置、即ち複数の放音孔(11)が開設されている領域に、該領域内の複数の放音孔(11)を包囲してダクト(12)が突設されている。従って、ダクト(12)の内側の空間は、該ダクト(12)が突設されている領域内の複数の放音孔(11)に連通している。
又、ダクト(12)は、バックキャビネット(2)に取り付けられたスピーカ(4)の放音面(41)に略平行な開口先端面(13)を有しており、該開口先端面(13)は、図11に示す様にその全面が、スピーカ(4)の放音面(41)を包囲するヤガミ(43)(図4及び図5も参照)の表面に密着している。
従って、スピーカ(4)の放音面(41)から発せられた音波は、その大部分がダクト(12)の内側の空間を通って放音孔(11)に伝わり、該放音孔(11)から前方に放たれることになる。
本実施形態においては更に、ダクト(12)の開口先端面(13)とヤガミ(43)の表面との密着性を向上させるべく、図7に示す様にフロントキャビネット(1)の背面には、ダクト(12)の両側、即ちスピーカ(4)の取り付け位置の両側に、フロントキャビネット(1)とバックキャビネット(2)を組み合わせて締結するための一対のボス(14)(14)が突設されている。そして、バックキャビネット(2)には、図5に示す如く各ボス(14)に対応する貫通孔(25)が1つずつ開設されており、上記一対のボス(14)(14)にはそれぞれ、図3に示す様に、貫通孔(25)(25)を貫通してビス(6)(6)がねじ込まれる。
これにより、ビス留めによる両キャビネット(1)(2)の締結力を利用して、フロントキャビネット(1)の背面に突設されているダクト(12)の開口先端面(13)と、スピーカ(4)の放音面(41)を包囲するヤガミ(43)の表面との密着性を向上させることが出来、その結果、スピーカ(4)からの音波は、ダクト(12)から殆ど漏れることなく放音孔(11)に伝わり、該放音孔(11)から前方に放たれることになる。
上述した液晶表示テレビジョン受像機は、フロントキャビネット(1)に液晶表示パネル(3)等の各種部品を取り付ける第1の部品取り付け工程と、バックキャビネット(2)に回路基板(5)等の各種部品を取り付ける第2の部品取り付け工程と、フロントキャビネット(1)とバックキャビネット(2)とを組み合わせて筐体(10)を形成する筐体形成工程とを実行して製造される。ここで、筐体形成工程においては、フロントキャビネット(1)側の各種部品(主に液晶表示パネル(3))と、バックキャビネット(2)側の各種部品(主に回路基板(5))とを、リード線により接続するという煩雑な作業が必要である。
しかしながら、上記液晶表示テレビジョン受像機においては、スピーカ(4)は、第2の部品取り付け工程にてバックキャビネット(2)に取り付けられるので、該工程においてスピーカ(4)と回路基板(5)とをリード線により接続することが出来る。
従って、筐体形成工程において必要な作業数が減少することとなり、フロントキャビネット(1)にスピーカ(4)が取り付けられている従来の液晶表示テレビジョン受像機に比べて、液晶表示テレビジョン受像機の製造時の作業性が向上することになる。
又、上記液晶表示テレビジョン受像機においては、スピーカ(4)は、その放音面(41)を液晶表示パネル(3)の表示画面(31)に対して傾斜させると共に該表示画面(31)の下側に向けた姿勢を有しているので、筐体(10)の前面に沿って表示画面(31)の縁から下側に向かう方向において、放音面(41)の幅が見かけ上小さくなる。よって、複数の放音孔(11)が形成されている領域の前記方向に沿う幅を小さくすることが出来、その結果、複数の放音孔(11)が形成されている領域の面積が減少して、筐体(10)の前面を表示画面(31)が占める割合が増大することになる。
更に、上記液晶表示テレビジョン受像機においては、スピーカ(4)に設けられたフレーム(43)を固定するためのボス(21)の先端面(211)は、ビス(6)のねじ込み方向(91)に対して傾斜して液晶表示パネル(3)の表示画面(31)の下側を向いているので、従来の液晶表示テレビジョン受像機(特許文献2及び3参照)の如くスピーカに設けられたフレームを所定の角度で屈曲させなくても、ボス(21)に固定されたスピーカ(4)は、その放音面(41)を液晶表示パネル(3)の表示画面(31)に対して傾斜させた姿勢を有することになる。よって、スピーカの汎用性が向上し、その結果、コストを低減することが可能となる。
又、上記液晶表示テレビジョン受像機においては、バックキャビネット(2)へのスピーカ(4)の取り付け状態において、各ボス(21)の先端面(211)に設置されたフレーム(43)は、ビス(6)の頭部(61)との対向面がビス(6)のねじ込み方向に対して傾斜することになる。
このため、上記液晶表示テレビジョン受像機においてスペーサ(7)がない場合には、ビス(6)の頭部(61)のエッジがフレーム(43)の対向面に点接触又は線接触することになる。従って、ビス(6)周りにおいてフレーム(43)には、ビス(6)のねじ込み力が偏って伝わり、これによってフレーム(43)の一部がボス(21)の先端面(211)から浮き上がる虞がある。
しかし、上記液晶表示テレビジョン受像機においては、ビス(6)の頭部(61)とフレーム(43)との対向面には、これらの間にスペーサ(7)が介在して該スペーサ(7)の表面が面接触しているので、ビス(6)周りにおいて、ビス(6)のねじ込み力はスペーサ(7)を介してフレーム(43)に均等に伝わることになる。よって、フレーム(43)をボス(21)の先端面(211)に面接触させた状態のまま、スピーカ(4)をボス(21)に固定することが可能となる。
更に又、上記液晶表示テレビジョン受像機の如く、スピーカ(4)を片側の位置(放音面(41)の上端近傍位置)でのみ一対のボス(21)(21)にビス留めした場合、スピーカ(4)のビス留め位置とは反対側の部分が、スピーカ(4)を固定すべき位置から浮き上がろうとする。
しかし、上記液晶表示テレビジョン受像機においては、ビス留め位置と反対側の位置に左右一対のリブ(22)(22)が形成されており、該一対のリブ(22)(22)にスピーカ(4)の放音面(41)を包囲する外縁の下端部が当接しているので、一対のリブ(22)(22)によってスピーカ(4)の浮き上がりが抑制されることになる。
よって、スピーカ(4)の固定に必要なビス(6)の本数が減少し、その結果、スピーカ(4)をバックキャビネット(2)に取り付けるときの作業性が向上することになる。
尚、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上述した液晶表示テレビジョン受像機に採用した各種構成は、液晶表示パネル(3)の下端近傍位置にスピーカ(4)が配備された液晶表示テレビジョン受像機に限らず、液晶表示パネル(3)の側端近傍位置や上端近傍位置にスピーカ(4)が配備された液晶表示テレビジョン受像機にも採用することが出来る。
この様な液晶表示テレビジョン受像機においては、スピーカ(4)からの音波を通過させるべき放音孔(11)は、スピーカ(4)の取り付け位置に応じて、液晶表示パネル(3)の表示画面(31)の側方領域や上方領域等、表示画面(31)を包囲する領域の少なくとも一部の領域に開設されることとなる。又、スピーカ(4)を固定するためのボス(21)には、スピーカ(4)の取り付け位置に応じて、表示画面(31)の横側や上側等、表示画面(31)の外側を向いた先端面(211)が形成されることとなる。従って、一対のボス(21)(21)に固定されたスピーカ(4)は、その放音面(41)を液晶表示パネル(3)の表示画面(31)に対して傾斜させると共に該表示画面(31)の外側に向けた姿勢を有することとなる。
又、上述した液晶表示テレビジョン受像機においては、筐体(10)の内部にスピーカ(4)が2つ配備されていたが、本発明はこれに限られるものではなく、筐体(10)の内部には、1つ或いは3つ以上のスピーカ(4)が配備されていてもよい。
更に、上述した液晶表示テレビジョン受像機においては、各スピーカ(4)に取り付けられる一対のスペーサ(7)(7)は、樹脂製の連結部材(71)に一体に形成されていたが、本発明はこれに限られるものではなく、一対のスペーサ(7)(7)は互いに分離したままであってもよい。
更に又、上述した液晶表示テレビジョン受像機においては、フロントキャビネット(1)とバックキャビネット(2)を組み合わせて締結するための一対のボス(14)(14)が、フロントキャビネット(1)の背面に突設されていたが、本発明はこれに限られるものではなく、該一対のボス(14)(14)は、バックキャビネット(2)の内面に突設されていてもよい。この場合、一対のボス(14)(14)には、フロントキャビネット(1)を貫通してビス(6)(6)がねじ込まれることになる。
本発明は、液晶表示テレビジョン受像機に限らず、プラズマ表示パネル等の平面型表示パネルを具えた種々の画像表示装置に適用することが可能である。
(10) 筐体
(1) フロントキャビネット
(11) 放音孔
(12) ダクト(筒部)
(13) ダクトの開口先端面
(14) ボス
(2) バックキャビネット
(21) ボス
(22) リブ
(3) 液晶表示パネル(平面型表示パネル)
(31) 表示画面
(4) スピーカ
(41) 放音面
(42) フレーム
(43) ヤガミ(外縁部)
(5) 回路基板
(6) ビス
(61) 頭部
(7) スペーサ

Claims (5)

  1. フロントキャビネットとバックキャビネットからなる筐体の内部に、平面型表示パネルと、前方に向けて音声を発するスピーカと、平面型表示パネルに画像を表示すると共にスピーカに音声信号を送信する回路基板とを配備して構成される画像表示装置において、前記平面型表示パネルは、フロントキャビネットに取り付けられる一方、前記スピーカと回路基板は、バックキャビネットに取り付けられており、フロントキャビネットの前面の内、平面型表示パネルの表示画面を包囲する領域の少なくとも一部の領域には、前記スピーカからの音波を通過させるべき放音孔が開設され、前記スピーカは、その放音面を平面型表示パネルの表示画面に対して傾斜させると共に該表示画面の外側に向けた姿勢を有しており、
    前記スピーカには、該スピーカを前記バックキャビネットに取り付けるためのフレームが設けられる一方、バックキャビネットの内面には、前記フレームを固定するための1又は複数のボスがフロントキャビネット側に向けて突設され、各ボスには、前記フレームを貫通してビスがねじ込まれており、該ボスの先端面は、ビスのねじ込み方向に対して傾斜して前記平面型表示パネルの表示画面の外側を向いていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記ビスの頭部とフレームとの対向面の間には、両対向面に面接触すべき表面領域を有するスペーサが介在している請求項1に記載の画像表示装置。
  3. バックキャビネットの内面には、前記スピーカの放音面を包囲する外縁の一部が当接すべきリブが形成されており、該リブとは反対側の位置にて前記スピーカがボスにビス留めされている請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
  4. フロントキャビネットの背面には、内側の空間が放音孔に連通した筒部が突設され、該筒部の開口先端面は、前記スピーカの放音面を包囲する外縁部に密着している請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像表示装置。
  5. フロントキャビネット及びバックキャビネットの何れか一方のキャビネットの内面には、スピーカの取り付け位置の両側に、両キャビネットを組み合わせて締結するための少なくとも一対のボスが突設されており、該一対のボスには、他方のキャビネットを貫通してビスがねじ込まれている請求項4に記載の画像表示装置。
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