JP5498084B2 - 流量変動監視装置及び生体成分測定装置 - Google Patents
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Description
請求項1は、
流体Aが流通する第1流路と、
前記第1流路内を流通する前記流体Aの流量よりも少ない流量で前記流体Aが流通する第2流路と、
前記第1流路と前記第2流路との結合部で分岐して設けられる分岐流路であって、前記流体Aに対して界面を形成することのできる界面形成流体Bと前記流体Aとが、前記流体Aが前記界面形成流体Bに分割された状態で、流通する分岐流路と、
前記分岐流路のみに設けられると共に、流通する前記界面形成流体Bと流体Aとの界面を検知する検知部と、
前記検知部から出力される検知データにより、流量変動を算出する演算部とを備え、
前記第2流路と前記分岐流路とは、前記結合部のみで接続されることを特徴とする流量変動監視装置であり、
請求項2は、
前記流体Aが液体Aであり、前記界面形成流体Bが気体Bである請求項1に記載の流量変動監視装置であり、
請求項3は、
前記気体Bは、(1)前記第1流路に設けられた、若しくは、前記分岐流路に設けられた界面形成流体供給部により、又は、(2)前記第1流路の途中から前記結合部を経由して前記検知部までの流路のいずれかの部位に設けられた、液体Aの一部を気体Bに変換する流体変換部により、形成されてなる前記請求項2に記載の流量変動監視装置であり、
請求項4は、
前記第1流路は、
前記液体Aを形成するに必要な第1液体を前記第1流路内に供給する第1液体供給部と、
前記第1液体供給部の下流側に設けられ、前記第1流路内に前記気体Bを供給する界面形成流体供給部と、
前記界面形成流体供給部の下流側に設けられ、前記第1液体とで液体Aを形成する第2液体を供給する第2液体供給部とを備え、
前記結合部には、前記第1液体と前記第2液体とが混合してなる液体Aと気体Bとの気液混合物と気体Bを含まない液体Aとに分離する分離器を備え、
前記第2流路は、前記分離器で分離された、かつ気体Bを含まない流体Aを流通させ、
前記分岐流路は、前記第1液体と前記第2液体とが混合してなる液体Aと気体Bとの気液混合物を流通させることを特徴とする前記請求項2に記載の流量変動監視装置であり、
請求項5は、
前記第1流路と第2流路との結合部に、界面形成流体B及び流体Aの混合物と、界面形成流体Bを含まない流体Aとに分離する分離器が設けられている請求項1に記載の流量変動監視装置であり、
請求項6は、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の流量変動監視装置を備える生体成分測定装置である。
また、この発明においては、界面形成流体Bが、流体Aの気化により形成される気泡であることもある。つまり、分岐流路4内を流通する液体である流体Aを気体混入器5により、その一部を気化させ、又はその流体Aに溶存する気体を気化させ、これによって生じた気泡を流体Bとしてもよい。液体Aの一部が気化して生じた、又は液体Aに溶存するガスが気化して生じた気泡を流体Bとするためには、前記気体混入器5は、分岐流路4の外部から分岐流路4内に気体を導入せず、分岐流路4を流通する流体Aである液体Aを加熱する加熱手段例えばニクロム線ヒータを備えていることが望ましい。この場合、前記加熱手段は、この発明に係る流量変動監視装置における流体変換部の一例である。
前記分岐流路4内で流体Aと界面形成流体Bとが界面を形成するためには、流体Aが液体Aであるときには、界面形成流体Bは液体Aと混和しない物質、或いは相互に溶解しない物質であればよく、例えば流体Aが水、水溶性アルコール、これらに生体成分等を溶解してなる水性溶液等の水性液体Aであるときには、界面形成流体Bとしては油性液体Bを挙げることができる。
第1流体と第2流体とが液体であるときには、分離器9に到達する前に十分に混合されるのが好ましい。例えば液体である第1流体が、気体である界面形成流体Bにより分割された状態で流通していると、第2流体供給部202は、第1流体と気体とが流通する第1流路2に液体である第2流体を供給するだけで、自動的に第2流体が第1流体に供給されることとなる。更に言うと、例えば第1流体及び第2流体が液体であり、かつ界面形成流体が気体であるときには、第1流体及び第2流体は気体により分割された状態で分離器に向って流通するので、第1流体と第2流体との混合効率が向上する。効率よく第1流路内で第1流体と第2流体とを混合するには、第2流体供給部202から分離器9に到る第1流路2の途中に、例えばコイル状流路を有する混合器を介装し、このコイル状の流路内を流通させることで流体同士の混合を促すようにするのが、好ましい。
(1)fAが変動しており、かつfBが一定であると、fDは変動する。
(2)fAが一定であり、かつfBが変動していると、fDは変動する。
(3)fAが一定であり、かつfDが変動すると、fBは変動する。
(4)fAが変動しており、かつfBがfAの変動と同期して変動していると、fDは一定である。
(5)fAが変動しており、かつfBがfAの変動と同期せずに変動していると、fDは変動する。
この発明に係る流量変動監視装置は、この5通りの流量変動の態様を監視することができれば良い。
図1に示される第1流路2の流量fAは、第2流路3の流量fBと分岐流路4の流量fDとの和により算出される。すなわち、fDは、fAよりも小さい。流量変動が生じている場合、fBが一定であるので、fAの変動量はfDの変動量に一致する。したがって、fDにおける流量変動割合は、fAにおける流量変動割合よりも大きくなる。換言すると、流量変動監視装置1A及び1Bは、第1流路2における流量変動割合を、分岐流路4で増幅して監視することができる。流量変動監視装置1A及び1Bは、分岐流路4において検知部6及び演算部7により流量変動を検知することができるので、仮に第1流路2においてfAの流量変動が微小であっても、生じている流量変動を確実にかつ精度良く監視することができる。
fAは、fBとfDとの和により算出されるので、fAが一定である場合には、fBが増加するとfDは減少し、逆にfBが減少するとfDは増加することとなる。すなわち、fAが一定であると、fBの変動量はfDの変動量の正負を逆転した値と一致する。流量変動監視装置1A及び1Bは、第2流路3の流量が変動していても、分岐流路4の流量を監視することにより、第2流路3の流量変動も監視することができる。つまり、流量変動監視装置1A及び1Bは、前記(1)の場合だけでなく、(2)の場合も流量変動を監視することができる。
fAは、fBとfDとの和により算出されるので、fAが一定である場合には、fDが増加するとfBは減少し、逆にfDが減少するとfBは増加することとなる。すなわち、fAが一定であると、fDの変動量はfBの変動量の正負を逆転した値と一致する。流量変動監視装置1A及び1Bは、分岐流路4の流量を監視することにより、第2流路3の流量変動も監視することができる。つまり、流量変動監視装置1A及び1Bは、前記(1)及び(2)の場合だけでなく、(3)の場合も流量変動を監視することができる。
(4)の場合、図4に示す流量変動監視装置1Dを使用すると良い。図4に示す流量変動監視装置1Dは、図2に示される流動変動監視装置1Bにおける第1流路の、気体混入器51と分離器9との間に、第2検知部61が介装され、この第2検知部61から出力される検知信号を入力する第2演算部71が設けられていることの外は、図2に示される流量変動監視装置1Bと同じ構成を有する。流量変動監視装置1Dと流量変動監視装置1Bとが共通する構成については、その詳細な説明を省略することがある。
(5)の場合、図5に示す流量変動監視装置1Eを使用すると良い。図5に示す流量変動監視装置1Eには、判別部10が付設されている。流量変動監視装置1Eは、判別部10を有することのほかは、前記流量変動監視装置1Cと同様の構成を有する。流量変動監視装置1Eは、この判別部10以外の構成が流量変動監視装置1Dの構成と同一であるから、判別部10以外の構成についてはその詳細な説明を省略することがある。
なお、基板12は、血糖値測定ユニット11Aが設置される環境に応じて、その形状、材料及び大きさを適宜に決定すれば良い。例えば、基板が、柔軟性を有する薄いシートで形成されている場合に、その基板の厚みは、通常0.01〜3mm、好ましくは0.05〜0.5mmである。基板の硬さとしては、10度以上90度以下(JIS K 6253、デュロメータタイプA(ショアA))であることが好ましい。基板の材料としては特に限定されず、例えば、軟質PVC、各種エラストマー、シリコーン樹脂、フッ素樹脂(PTFE、ETFE、PFA、FEP等)及びゴム類(天然ゴム、NBR、CR、FKM、FFKM、VQM等の合成ゴム等)等を挙げることができる。
先ず、基板12の各流路を、それぞれ、前記生理食塩水用タンク13、前記カテーテル18、前記希釈液用タンク14、前記較正液用タンク15、前記廃液用タンク16及び分岐流路4に接続すると共に、各流路をローラポンプ(図示せず)が作用するように配置し、第1流路切替部29及び第2流路切替部30が流体の流通を切替可能なように設置する。各流路の接続は、各流路におけるコネクタ31と各接液品のコネクタ31とを接続することにより行われる。なお、コネクタ同士の接続は極めて簡単な操作である。このようにして、生体成分測定装置11Aの配管接続作業が終了し、生体成分測定装置が駆動可能な状態となる。
図8に示される血糖値測定ユニット11Cはその気体混入器51によって気体例えば空気が希釈液用タンク14から混合部19に到る流路であって、混合部19の上流側かつ開口部32の下流側の流路途中に送り出される構造を有するに対し、図7に示される血糖値測定ユニット11Bはその気体混入器51bによって気体例えば空気が混合部19に送り出される構造を有する点において、血糖値測定ユニット11Cと血糖値測定ユニット11Bとがその構造を異にする。
2 第1流路
201 第1流体供給部
202 第2流体供給部
3 第2流路
4 分岐流路
5、51 気体混入器
6 検知部
61 第2検知部
7 演算部
71 第2演算部
8 結合部
9 分離器
10 判別部
11A、11B 血糖値測定ユニット
12 基板
13 生理食塩水用タンク
14 希釈液用タンク
15 較正液用タンク
16 廃液用タンク
17 グルコースセンサ
18 カテーテル
19 混合部
20 グルコース測定流路
21 較正液移送流路
22 希釈液移送流路
23 第2希釈液移送流路
24 廃液移送流路
25 血液移送流路
26 生理食塩水移送流路
27 測定液導入流路
28 測定液導出流路
29 第1流通路切替器
30 第2流通路切替器
31 コネクタ
32 開口部
33 気体流路
51 気体混入器
61 第2検知部
71 第2演算部
201 第1流体供給部
202 第2流体供給部
Claims (6)
- 流体Aが流通する第1流路と、
前記第1流路内を流通する前記流体Aの流量よりも少ない流量で前記流体Aが流通する第2流路と、
前記第1流路と前記第2流路との結合部で分岐して設けられる分岐流路であって、前記流体Aに対して界面を形成することのできる界面形成流体Bと前記流体Aとが、前記流体Aが前記界面形成流体Bに分割された状態で、流通する分岐流路と、
前記分岐流路のみに設けられると共に、流通する前記界面形成流体Bと流体Aとの界面を検知する検知部と、
前記検知部から出力される検知データにより、流量変動を算出する演算部とを備え、
前記第2流路と前記分岐流路とは、前記結合部のみで接続されることを特徴とする流量変動監視装置。 - 前記流体Aが液体Aであり、前記界面形成流体Bが気体Bである請求項1に記載の流量変動監視装置。
- 前記気体Bは、(1)前記第1流路に設けられた、若しくは、前記分岐流路に設けられた界面形成流体供給部により、又は、(2)前記第1流路の途中から前記結合部を経由して前記検知部までの流路のいずれかの部位に設けられた、液体Aの一部を気体Bに変換する流体変換部により、形成されてなる前記請求項2に記載の流量変動監視装置。
- 前記第1流路は、
前記液体Aを形成するに必要な第1液体を前記第1流路内に供給する第1液体供給部と、
前記第1液体供給部の下流側に設けられ、前記第1流路内に前記気体Bを供給する界面形成流体供給部と、
前記界面形成流体供給部の下流側に設けられ、前記第1液体とで液体Aを形成する第2液体を供給する第2液体供給部とを備え、
前記結合部には、前記第1液体と前記第2液体とが混合してなる液体Aと気体Bとの気液混合物と気体Bを含まない液体Aとに分離する分離器を備え、
前記第2流路は、前記分離器で分離された、かつ気体Bを含まない流体Aを流通させ、
前記分岐流路は、前記第1液体と前記第2液体とが混合してなる液体Aと気体Bとの気液混合物を流通させることを特徴とする前記請求項2に記載の流量変動監視装置。 - 前記第1流路と第2流路との結合部に、界面形成流体B及び流体Aの混合物と、界面形成流体Bを含まない流体Aとに分離する分離器が設けられている請求項1に記載の流量変動監視装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の流量変動監視装置を備える生体成分測定装置。
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