JP5501913B2 - ブロック共重合体の製法 - Google Patents
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Description
P=([η]×1000/8.29)(1/0.62)
一般式(I)で表される基の変性量(モル%)={(ピーク面積β)/((ピーク面積α)+(ピーク面積β))}×100
一般式(I)で表される基の変性量(モル%)={(ピーク面積ε)/((ピーク面積γ)/2+(ピーク面積ε))}×100
(PVA−1の製造)
メタノール600gおよびホスフィン酸ナトリウム・一水和物11.4gを反応器に仕込み、ホスフィン酸ナトリウム・一水和物のメタノール溶液を調整した。次いで、酢酸ビニル1200gを反応器に仕込み、窒素ガスのバブリングにより反応器内を窒素置換した。反応器の昇温を開始し、内温が60℃となったところで2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.5gを反応器に添加して重合を開始した。重合中は重合温度を60℃に維持した。4時間後に重合率が50%に達したところで冷却して重合を停止した。次いで、減圧下にて未反応の酢酸ビニルを除去し、ポリ酢酸ビニル(PVAc)のメタノール溶液を得た。40%に調整したPVAc溶液にアルカリモル比(NaOHのモル数/PVAc中の酢酸ビニル単位のモル数)が0.03となるようにNaOHメタノール溶液(10%濃度)を添加してけん化した。アルカリ溶液を添加後、約5分でゲル状物が生成したので、これを粉砕器にて粉砕し、40℃で1時間放置してけん化を進行させた後、酢酸メチル1000gを加えて残存するアルカリを中和した。フェノールフタレイン指示薬を用いて中和が終了したことを確認した後、濾別して白色固体を得、これにメタノール4000gを加えて室温で3時間放置洗浄した。上記の洗浄操作を3回繰り返した後、遠心脱液して得られた白色固体を乾燥機中65℃で2日間放置してPVA−1を得た。この重合体の粘度平均重合度は210、けん化度は98.5モル%であった。
一般式(I)で表される基の変性量(モル%)={(ピーク面積β)/((ピーク面積α)/2+(ピーク面積β))}×100
(PVA−2〜PVA−4の製造)
メタノールおよびホスフィン酸ナトリウム・一水和物の仕込み量、けん化時における酢酸ビニル単位に対する水酸化ナトリウムのモル比を変更した以外は、製造例1と同様にしてPVA−2〜PVA−4を得た。結果を表1に示す。
製造例1で得られたPVA−1 10部に蒸留水110部を加え、95℃でPVAを溶解した。次いで、窒素気流下に30℃まで冷却し、あらかじめ窒素置換したアクリル酸10部を加えた。次に臭素酸カリウム0.32部を窒素置換した蒸留水10部に溶解した水溶液を全量添加し、30℃で重合を開始した。2時間で投入されたアクリル酸は完全に消費され、固形分濃度15%の重合溶液が得られた。1H−NMR分析により、得られた重合体はPVA−ポリアクリル酸のブロック共重合体であることが確認された。重合条件および結果を表2に示す。
製造例3で得られたPVA−3 10部に蒸留水108部を加え、95℃でPVAを溶解した。次いで、窒素気流下に室温まで冷却し、あらかじめ窒素置換したアクリル酸10部を加えた。次に60℃に昇温し、臭素酸カリウム0.15部を窒素置換した蒸留水12部に溶解した水溶液を添加して、重合を開始した。臭素酸カリウム水溶液の添加は2ml/5分の速度で30分間均一に実施した。1時間で投入されたアクリル酸は完全に消費され、固形分濃度14.5%の重合溶液が得られた。1H−NMR分析により、得られた重合体はPVA−ポリアクリル酸のブロック共重合体であることが確認された。重合条件および結果を表2に示す。
製造例2で得られたPVA−2 10部に蒸留水108部を加え、95℃でPVAを溶解した。次いで、室温まで冷却し、N/2−H2SO4を加えてpH=5に調整した後、アクリルアミド10部を加え、溶解させた。次に、窒素置換して60℃に昇温し、臭素酸カリウム0.22gを窒素置換した蒸留水に溶解した水溶液を添加して、重合を開始した。臭素酸カリウム水溶液の添加は2ml/5分の速度で、30分間均一に実施した。90分で投入されたアクリルアミドは完全に消費され、固形分濃度14.2%の重合溶液が得られた。1H−NMR分析により、得られた重合体はPVA−ポリアクリルアミドのブロック共重合体であることが確認された。重合条件および結果を表2に示す。
重合条件を表2に示すように変更した以外は、実施例3と同様にして重合を行った。重合条件および結果を表2に示す。
製造例3で得られたPVA−3 10部に蒸留水110部を加え、95℃でPVAを溶解した。次いで、室温まで冷却し、N/2−H2SO4を加えてpH=3に調整した後、アクリルアミド10部を加え、溶解させた。次に、窒素置換して60℃に昇温し、過硫酸カリウム0.2gを窒素置換した蒸留水に溶解した水溶液を全量添加して、重合を開始した。2時間で投入されたアクリルアミドはほぼ消費され、重合率99.5%、固形分濃度14.3%の重合溶液が得られた。1H−NMR分析により、得られた重合体はPVA−ポリアクリルアミドのブロック共重合体であることが確認された。重合条件および結果を表2に示す。
アクリルアミドの代わりにアクリル酸メチルを使用した以外は、実施例8と同様にして重合を行った。2時間で投入されたアクリル酸メチルはほぼ消費され、重合率99.5%、固形分濃度14.3%の重合エマルジョンが得られた。1H−NMR分析により、得られた重合体はPVA−ポリアクリル酸メチルのブロック共重合体であることが確認された。重合条件および結果を表2に示す。
製造例1で得られたPVA−1の30%水溶液10部に蒸留水43部を加え、N/2−H2SO4でpH=3に調整した後、メタノール40部、メタクリル酸メチル17部を加え、窒素置換を行った。次に65℃まで昇温し、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.03部を窒素置換したメタノール10部に溶解した水溶液を添加し、重合を開始した。開始から6時間後の重合率は95%であり、一部沈殿が生じた。1H−NMR分析により、得られた重合体はPVA−ポリメタクリル酸メチルのブロック共重合体であることが確認された。重合条件および結果を表2に示す。
PVA−3の代わりにPVA−4を使用した以外は、実施例2と同様にして重合を行った。1時間で投入されたアクリル酸は完全に消費され、固形分濃度14.5%の重合溶液が得られた。1H−NMR分析により、得られた重合体はPVA−ポリアクリル酸のブロック共重合体であることが確認された。重合条件および結果を表2に示す。
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| JP2010210485A JP5501913B2 (ja) | 2010-09-21 | 2010-09-21 | ブロック共重合体の製法 |
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