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JP5522334B2 - 液晶駆動方法及び液晶駆動装置 - Google Patents
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JP5522334B2 - 液晶駆動方法及び液晶駆動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶表示装置において液晶パネルを駆動するための液晶駆動方法及び液晶駆動装置に関する。
液晶表示装置においては、動画表示時に画像が尾を引いて表現される現象がある。この現象は、液晶素子の応答遅れに基づくものであって、これを防止するためには、液晶駆動回路において液晶素子に印加される電圧を、静止画の状態における印加電圧範囲の上限よりも高い電圧、又は印加電圧範囲の下限よりも低い電圧に制御する、いわゆるオーバーシュート駆動が用いられている。
図9は、従来の及び本発明が適用される液晶表示装置の構成例を示したものである。図9に示す液晶表示装置は、フレームメモリ1と、オーバーシュート制御部2と、LUT(Look Up Table )3と、タイミング制御部4と、ゲートドライバ5と、ソースドライバ6と、階調設定部7と、液晶パネル8とから概略構成されている。
フレームメモリ1は、クロック信号に応じて画像入力信号をフレームごとに記憶して、1フレーム期間遅延させて出力する。オーバーシュート制御部2は、入力信号とフレームメモリ1の出力信号とに応じて、入力信号の1つ過去のフレームの階調と現在のフレームの階調とに対応してLUT3に記録されている、オーバーシュート階調を選択して出力する。LUT3は、テーブル状のメモリからなり、液晶パネル8における各画素ごとに、1つ過去の階調と現在の階調とに対応するオーバーシュート階調のデータを格納している。タイミング制御部4は、ゲートドライバ5とソースドライバ6とを、オーバーシュート制御部3の出力に応じて入力信号のタイミングで駆動する。
ゲートドライバ5は、タイミング制御部4からの駆動に応じて、アドレス線を介して各画素行ごとに駆動トランジスタのゲートを垂直方向に走査する。ソースドライバ6は、タイミング制御部4からの駆動に応じて、データ線を介して各画素列ごとに駆動トランジスタのソースを水平方向に走査する。階調設定部7は、ソースドライバ6の動作タイミングに応じて、ソースドライバ6が供給する各データ線の階調電圧を設定する。液晶パネル8は、垂直方向の走査と水平方向の走査とに応じて、アドレス線とデータ線の交点ごとに配置された駆動トランジスタに接続された画素が、供給された階調電圧に応じて駆動されることによって、入力信号に対応した画像表示を行う。
図9に示された液晶表示装置においては、nフレーム目の入力信号と、フレームメモリ1によって1フレーム期間遅延した(n−1)フレーム目の入力信号とが、オーバーシュート制御部2に入力されることによって、オーバーシュート制御部2は、LUT3に記録されているデータを参照して、1つ過去の階調と現在の階調とに対応するオーバーシュート階調のデータを、フレームごとにタイミング制御部4に出力する。タイミング制御部4は、ゲートドライバ5とソースドライバ6の動作タイミングを制御するとともに、オーバーシュート制御部2から出力されたオーバーシュート階調のデータをフレームごとにソースドライバ6に供給する。
これによって、ゲートドライバ5による垂直方向の走査とソースドライバ6による水平方向の走査とに応じて、液晶パネル8におけるアドレス線とデータ線の交点に配置された各画素に対応する駆動トランジスタが順次選択されて動作状態になるとともに、駆動トランジスタを介して各画素が、階調設定部7からのオーバーシュート階調に対応する階調電圧によって駆動されることによって、液晶表示パネル8において、所望の画像表示が行われる。
図10は、LUT3におけるデータの一例を示したものであって、1つ過去の階調と現在の階調とが、それぞれ0〜255階調からなる場合の、各階調の組み合わせに対応するオーバーシュート階調を、テーブル状のメモリに記録したデータからなっている。
例えば、1つ過去の階調が128であった場合に、現在の階調が128であって変化しないときは、オーバーシュート階調として1つ過去の階調と同じ128を与えればよいが、現在の階調が64である場合は、オーバーシュート階調としては現在の階調より低い50を与えるとともに、現在の階調が192である場合は、オーバーシュート階調としては現在の階調より高い200を与える必要があることが示されている。
図11は、従来の及び本発明が適用される液晶表示装置の他の構成例を示したものである。図11に示す液晶表示装置は、フレームメモリ1と、オーバーシュート制御部2と、LUT3と、タイミング制御部4と、ゲートドライバ5と、ソースドライバ6と、階調設定部7と、液晶パネル8と、FRC(Frame Rate Controller )9とから概略構成されている。
図11に示す液晶表示装置において、FRC9を除く各部は、図9に示された液晶表示装置と同様である。FRC9は、ソースドライバ6に対する階調駆動のフレーム間引きを行って中間階調を生成することによって、入力信号の階調数を変えることなしに、ソースドライバ6の出力階調の構成を変化させる作用を行う。
この際における階調駆動のフレーム間引きが、例えば1/3中間調のフレーム間引きである場合は、FRC9は、ソースドライバ6から出力されるN階調を3回に1回間引いて(N−3)階調とする制御を、3フレームごとに順次異なるタイミングで繰り返して行うことによって、ソースドライバ6からN階調とは1階調だけ異なる(N−1)階調を発生させる。
同様にして、2/3中間調のフレーム間引きによって、N階調を3回に2回間引いて(N−3)階調とする制御を、3フレームごとに順次異なるタイミングで繰り返して行うことによって、ソースドライバ6からN階調とは2階調だけ異なる(N−2)階調を発生させることができる。
このように、図11に示す液晶表示装置では、FRC9を備えて中間調を生成させることによって、出力階調の一部に中間階調を設定することができるが、この際、ソースドライバ6からの出力数を増加させる必要がないので、ソースドライバのコストが上昇することはない。
図12は、従来の液晶駆動方法の場合における、オーバーシュート駆動方法の第1の例を示したものである。
図12においては、液晶パネルを駆動するための液晶パネル印加電圧と、液晶パネルの透過率(パネル透過率)との関係が示されている。ここでパネル透過率は、液晶パネルにおいてバックライトの光が透過して前面に出力される割合を指し、バックライトの輝度が一定の場合は、パネル透過率によって画面の明るさが定まる。
また、図中、表示用印加電圧V0 ,…,Vn は、液晶パネルを表示に適した明るさに駆動できる液晶パネル印加電圧範囲を示し、入力信号のビット数によって定まる所定の段階(階調)に応じて設定される。
図12に示すオーバーシュート駆動方法の場合は、液晶パネル印加電圧における、最低位階調から最高位階調の範囲に対応する表示用印加電圧V0 ,…,Vn の範囲と、オーバーシュート駆動のための補正電圧を含む電圧範囲とが同じである。そのため、ある階調から最高位階調又は最低位階調へ遷移する場合には、オーバーシュート駆動のために、表示用印加電圧に加算又は減算すべき電圧が存在しない。
このように、図12に示す従来例の液晶表示方法においては、パネル透過率の最小から最大の範囲に対応する表示用印加電圧V0 ,…,Vn の範囲と、オーバーシュート駆動のための補正電圧を含む電圧範囲とが同じであったため、表示階調の最高位階調又は最低位階調への遷移の場合にはオーバーシュート駆動を行うことができなかった。
図13は、図12に示す従来例の液晶駆動方法の場合における、表示用印加電圧の大きさが異なる場合の、階調遷移時の液晶パネル印加電圧の変化の状態を説明するものであって、交流駆動の場合の反転駆動を正極側に統一して記載している。
図13において、Cは表示用印加電圧が中間値の場合に、階調低下が生じた場合の液晶パネル印加電圧の低下状態を例示したものである。いま、階調の低下に伴って、表示用印加電圧を最大値Vn から中間値Vx へ低下させる際に、図示の実線に示すようにVx より低い電圧を印加するオーバーシュート駆動を行うことによって、1リフレッシュレート(フレームレート)期間経過時に、液晶パネル印加電圧が所望の表示用印加電圧Vx に設定されたことが示されている。
一方、Aは液晶パネル印加電圧を、表示用印加電圧の最大値へ変化させる場合を示し、階調変化に伴って表示用印加電圧を中間値Vy から最大値Vn へ上昇させる際には、オーバーシュート駆動すべき電圧が存在しないため、液晶パネル印加電圧のVy からVn への変化のみが行われる。そのため、1リフレッシュレート期間経過時に液晶パネル印加電圧の変化が完了せず、次のリフレッシュレート期間に残りの液晶パネル印加電圧の変化が生じる。従って、動画表示の場合であってこの間に画像の状態が変化したときは、画像が尾を引いて表示される尾引き現象を生じることになる。
また、Bは液晶パネル印加電圧を、表示用印加電圧の最小値に変化させる場合を示し、階調変化に伴って表示用印加電圧を中間値Vx から最小値V0 へ低下させる際にも、オーバーシュート駆動すべき電圧が存在しないため、液晶パネル印加電圧のVx からV0 への変化のみが行われる。そのため、1リフレッシュレート期間経過時に液晶パネル印加電圧の変化が完了せず、次のリフレッシュレート期間に残りの液晶パネル印加電圧の変化が生じるので、動画表示の場合はAの場合と同様に尾引き現象が生じることになる。
図14は、従来の液晶駆動方法の場合における、オーバーシュート駆動方法の第2の例を示したものである。
図14に示すオーバーシュート駆動方法の場合は、表示用印加電圧範囲V0 ,…,Vn のうちの最下位の1階調分と最上位の1階調分とをオーバーシュート駆動用に割り振り、中間の電圧範囲を表示用印加電圧として使用する。
図14に示す従来例の液晶駆動方法の場合は、表示用印加電圧範囲のすべての部分においてオーバーシュート駆動を行うことが可能であるが、表示用印加電圧範囲が狭くなったことに対応して階調数が減少したため、液晶パネルの表示階調のダイナミックレンジが狭くなり、画像コントラストの低下が生じることになる。
このように、図12に示す従来例の液晶駆動方法の場合は、最高階調又は最低階調へ推移する際には、オーバーシュート駆動を行うことができないので、動画表示の場合は尾引き現象が生じる。また、図14に示す従来例の液晶駆動方法の場合は、表示階調の一部をオーバーシュート駆動のために割り振って、この部分を用いて最高階調又は最低階調への推移の際に、オーバーシュート駆動を行っているが、階調数の減少によって液晶パネルの表示階調のダイナミックレンジが狭くなり、画像コントラストの低下が生じる。
これに対して特許文献1には、液晶パネルを、その電圧−透過率特性が最高の階調電圧以上の電圧において透過率の極値を示すように設計するとともに、オーバーシュート駆動の電圧を透過率の極値をとる電圧よりも高く設定することによって、立ち上がりが改善された液晶表示装置が開示されていて、最高の階調表示へ推移するためのオーバーシュート駆動時には、液晶パネルの透過率の極値を経てから、オーバーシュート電圧に対応する透過率に到達することが開示されている。
しかしながら、オーバーシュート駆動は、本来、液晶物質の粘性に基づいて、パネル印加電圧の変化に対して透過率の変化が追従しない現象を解決することを目的とするものであり、特許文献1に記載されるような、液晶物質の透過率が印加電圧に追従して変化する液晶パネルであれば、オーバーシュート駆動自体、不要ということになる。
また、IPS(In Plane Switching)等のノーマリーブラックの液晶パネルは、通常、最高の階調電圧以上のパネル印加電圧において透過率の極値をとるが、透過率の極値を超過する状態にまで液晶分子を運動させると、液晶素子の画素構造の端部等で、液晶物質が逆方向に回転する状態で安定状態となるため、画素内に微小な明点不良が生じたり、画面の色付きや輝度低下の原因となったりするので、上述のような液晶パネルに適用することは困難である。
また、特許文献2には、液晶パネルの表示を制御する液晶コントローラLSIが、外部信号源から入力する画像データを格納する画像メモリを持つ表示制御回路と、基準電圧調整回路を有する液晶駆動電圧発生回路と、画像メモリに格納した画像データを液晶パネルのデータ電極に供給するデータ電極駆動回路とを有し、液晶駆動電圧発生回路に有する基準電圧調整回路の接地線と当該液晶駆動電圧発生回路の出力電圧を受ける走査電極回路およびデータ電極駆動回路の接地線とを共通の第1の接地線とし、画像メモリの接地線を第2の接地線として前記第1の接地線と液晶コントローラLSI内で分離配置することによって、ノイズや電圧変動による表示品質の劣化を回避した液晶表示装置が開示されている。
しかしながら、特許文献2記載の技術は、液晶コントローラLSIの内部における基準電圧発生部の構成に関する発明であって、本発明とは直接の関係はない。
さらに、特許文献3には、FRC(Frame Rate Controller )処理によって、静止画像表示時には、あるラインのある決まった画素数内において中間階調表示を行うべき表示データに対して順に異なる第1と第2の輝度を割り当て、次のフレームでは上記中間階調表示を行うべき表示データに対して逆に第2と第1の輝度を順に割り当てるようにし、動画表示時には、予め決められた表示画面の絶対位置の画素において中間階調を行うべき表示データに対してあるフレームでは第1の輝度を割り当て、次のフレームでは第2の輝度を割り当てることによって、静止画像ではフリッカの発生を防止し、動画表示では正しい階調表示を可能にしたフラットパネル表示方法とフラットパネル表示装置が開示されている。
しかしながら、特許文献3記載の技術は、FRC処理自体に関する発明であって、前述した従来の液晶駆動方法における問題点を解決するために、直接、寄与し得るものではない。
特開2003−172915号公報 特開2004−061692号公報 特開平07−334131号公報
この発明は上述の事情に鑑みてなされたものであって、液晶表示装置において表示階調の最高位階調又は最低位階調への遷移の場合にもオーバーシュート駆動を行うことが可能であるとともに、適用すべき液晶パネルの特性に制約されることがなく、また、液晶パネルの透過率の極値以上に電圧を加えても、画素内に微小な明点不良が生じたり、画面の色付きや輝度低下を生じないようにすることを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加する液晶駆動方法に係り、入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧を、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端側に制御する際には、最下端よりm(mは自然数)階調分上の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最下端からm階調分上から最下端までの電圧を低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いる液晶駆動方法に係り、入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧を、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端側に制御する際には、最上端よりm階調分下の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最上端からm階調分下から最上端までの電圧を高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いる液晶駆動方法に係り、入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧を、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わない液晶駆動方法に係り、入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧を、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わない液晶駆動方法に係り、入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧を、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、上記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加するように構成されている液晶駆動装置に係り、上記入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧が、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、上記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端側に制御する際には、最下端よりm(mは自然数)階調分上の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最下端からm階調分上から最下端までの電圧を低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いるように構成されている液晶駆動装置に係り、上記入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧が、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、上記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端側に制御する際には、最上端よりm階調分下の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最上端からm階調分下から最上端までの電圧を高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いるように構成されている液晶駆動装置に係り、上記入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧が、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、上記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わないように構成されている液晶駆動装置に係り、上記入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧が、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、上記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、上記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、上記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わないように構成されている液晶駆動装置に係り、上記入力信号の階調に応じて設定される上記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて上記中間階調を生成することで補い、かつ、上記表示用印加電圧が、上記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、上記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、上記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、上記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴としている。
願発明の構成によれば、入力信号に基づく表示用印加電圧出力本数の一部を、オーバーシュート駆動用電圧のために使用したことによって不足することとなったソースドライバ出力を、FRCを用いて中間調として生成して補うので、階調数を増加させるためにソースドライバの動作クロック周波数を高くする必要がなく、従って、ソースドライバのコストアップを回避できる
加えて、本願発明の構成によれば、オーバーシュート駆動のための電圧が、表示用印加電圧出力本数の一部を使用して与えられるとは言え、階調表示のための表示用印加電圧とは独立して設定されるので、表示用印加電圧による階調設定のガンマカーブに与える影響を防止できる。
液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧V0 ,…,Vn の最上端Vn に制御する際に、表示用印加電圧の最上端Vn より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧VH を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調に対応する表示用印加電圧V0 ,…,Vn の最下端V0 に制御する際に、表示用印加電圧の最下端V0 より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧VL を液晶パネルに印加する。
図1は、本発明の第1実施例である液晶駆動方法を示す図、図2は、パネル印加電圧と表示階調との関係を示す図、図3は、本実施例の液晶駆動方法の場合における、表示用印加電圧の大きさが異なる場合の、階調遷移時の液晶パネル印加電圧の変化の状態を説明する図、図4は、この例の液晶表示方法の場合における、階調設定電圧とソースドライバ出力電圧との関係を例示する図である。
この例の液晶駆動方法では、図1に示すように、液晶パネル印加電圧として、表示用印加電圧範囲V0 ,…,Vn とは別に、表示用印加電圧の上限Vn より高い電圧範囲に高電圧遷移用のオーバーシュート電圧VH を設定し、下限V0 より低い電圧範囲に低電圧遷移用のオーバーシュート電圧VL を設定する。
図2は、パネル印加電圧及び表示用印加電圧と表示階調との関係を詳細に説明するものであって、(a) は画像入力がないとき黒に表示されるノーマリーブラックの場合を示し、(b) は画像入力がないとき白に表示されるノーマリーホワイトの場合を示している。
図1に示された液晶パネル印加電圧とパネル透過率との関係は、図2に示される関係から、液晶パネル印加電圧と表示階調との関係として読み替えることができる。
図1に示す液晶駆動方法の場合は、図2に示されるように、ノーマリーブラックの場合は、表示用印加電圧の上限Vn+より高い電圧範囲に高電圧遷移用のオーバーシュート電圧VH+を設定し、下限V0+より低い電圧範囲に低電圧遷移用のオーバーシュート電圧VL+を設定する。
また、ノーマリーホワイトの場合は、表示用印加電圧の上限Vn-より低い電圧範囲に高電圧遷移用のオーバーシュート電圧VH-を設定し、下限V0-より高い電圧範囲に低電圧遷移用のオーバーシュート電圧VL-を設定する。
図1及び図2の例から示されるように、この例の液晶駆動方法によれば、表示階調の最高位階調及び最低位階調への階調遷移を含めて、すべての階調間の階調遷移においてオーバーシュート駆動を行うことができるので、液晶表示装置の応答速度を高速化することができる。
図3は、この例の液晶駆動方法の場合の、表示用印加電圧の大きさが異なる場合の、階調遷移時の液晶パネル印加電圧の変化の状態を例示したものであって、交流駆動の場合の反転駆動を正極側に統一して記載している。
図3において、Cは表示用印加電圧範囲内の、階調低下に基づく液晶パネル印加電圧低下の場合を例示したものである。いま、階調の低下に伴って、表示用印加電圧を最大値Vn から中間値Vx へ低下させる際に、図示の実線に示すようにVx より低い電圧を印加するオーバーシュート駆動を行うことによって、図13に示された従来の液晶駆動方法の場合と同様に、1リフレッシュレート(フレームレート)期間経過時に、液晶パネル印加電圧が所望の表示用印加電圧Vx に設定されたことが示されている。
一方、Aは液晶パネル印加電圧を、表示用印加電圧の最大値Vn へ変化させる場合を示し、液晶パネル印加電圧を中間値Vy から最大値Vn へ上昇させる際には、高電圧遷移用オーバーシュート電圧VH によって実線で示すようにオーバーシュート駆動を行うので、表示用印加電圧は、1リフレッシュレート期間内に電圧Vn に到達する。従って動画の場合でも、画像の状態が変化しないので、画像の尾引き現象を生じることはない。
また、Bは液晶パネル印加電圧を、表示用印加電圧の最小値V0 へ変化させる場合を示し、液晶パネル印加電圧を中間値Vx から最小値V0 へ低下させる際には、低電圧遷移用オーバーシュート電圧VL によって実線で示すようにオーバーシュート駆動を行うので、表示用印加電圧は、1リフレッシュレート期間内に電圧V0 に到達する。従って動画の場合でも、同様に画像の尾引き現象を生じることはない。
図1に示された液晶駆動方法の場合、階調設定電圧である、表示用印加電圧V0 , …,Vn のほかに、低電圧遷移用オーバーシュート電圧VL と高電圧遷移用オーバーシュート電圧VH とを、他の階調設定電圧とは独立に設定することが必要となる。
いま、例えば入力信号が8ビットのデータからなる場合、ソースドライバ6内で入力信号をディジタル/アナログ(DA)変換して生成するソースドライバ出力数は、256本に限られるが、このうち2本を、低電圧遷移用オーバーシュート電圧VL と高電圧遷移用オーバーシュート電圧VH の設定用として使用した場合、表示用印加電圧として使用可能な出力数が不足することになる。
この場合は、図11に示されたFRC9を使用して、2本のソースドライバ出力からフレーム間引きを行って生成した中間調の出力電圧を、足りなくなった分のソースドライバ出力として使用することによって、出力数を補うことができる。
図4に示す例の場合は、交流駆動を行う液晶表示装置において、入力信号を形成するディジタルデータを、ソースドライバ6内でディジタル/アナログ(DA)変換して、正極側のソースドライバ出力として、一旦、入力階調数に見合う表示用印加電圧V0+,…,Vn-3+,Vn-2+,Vn-1+,Vn+を生成するが、このうち、例えばVn-1+,Vn-2+は使用せずに、階調設定部7で独立に設定した低電圧遷移用オーバーシュート電圧VL+と高電圧遷移用オーバーシュート電圧VH+とを挿入する。
そして、そして図11に示すFRC9において表示用印加電圧Vn+とVn-3+とから生成した、代わりの表示用印加電圧Vn-1+,Vn-2+を挿入することによって、ソースドライバ6から、低電圧遷移用オーバーシュート電圧VL+と高電圧遷移用オーバーシュート電圧VH+とを含む、出力電圧VL+,V0+, …,Vn-3+, Vn-2+,Vn-1+,Vn+,VH+を液晶パネル8に印加する。
同様にして、負極側のソースドライバ出力として、階調設定部7で独立に設定した低電圧遷移用オーバーシュート電圧VL-と高電圧遷移用オーバーシュート電圧VH-、及びFRC9において表示用印加電圧Vn-とVn-3-とから生成した代わりの表示用印加電圧Vn-1-,Vn-2-を含む、出力電圧VL-,V0-, …,Vn-4-, Vn-3-, Vn-2-,Vn-1-,Vn-,VH-を液晶パネル8に印加する。
このように、図4に示す方法によれば、表示用印加電圧V0 , …,Vn に対応する階調設定を行うことができるとともに、表示用印加電圧の最小値V0 へのオーバーシュート駆動と、最大値Vn へのオーバーシュート駆動とを実現することができる。
この方法によれば、入力信号に基づく表示用印加電圧出力本数の一部を、オーバーシュート駆動用電圧のために使用したことによって不足することとなったソースドライバ出力を、FRCを用いて中間調として生成して補うので、階調数を増加させるためにソースドライバの動作クロック周波数を高くする必要がなく、従って、ソースドライバのコストアップを生じない。なお、FRCを用いて生成する電圧は、上例のVn-2 , Vn-1 に限らず、他の2つの電圧であってもよい。また連続する2電圧に限らず、とびとびの2電圧であってもよい。
図5は、本発明の第2実施例である液晶駆動方法を示したものである。この例の液晶駆動方法では、図5に示すように、液晶パネル印加電圧として、表示用印加電圧範囲V0 ,…,Vn とは別に、表示用印加電圧範囲の上限Vn より高い電圧範囲のみに高電圧遷移用のオーバーシュート駆動用電圧VH を設定し、表示用印加電圧の最大値Vn へ液晶パネル印加電圧を変化させる場合には、電圧VH によってオーバーシュート駆動を行う。
一方、表示用印加電圧範囲の下限は、表示範囲を狭めて例えばV0-1 まで表示させるとともに、V0 を低電圧遷移用のオーバーシュート駆動用電圧として使用してオーバーシュート駆動を行う。低電圧遷移用のオーバーシュート駆動電圧は、1階調分の電圧に限らず、m(mは自然数)階調分の表示用印加電圧であってもよい。
この例の液晶駆動方法によれば、表示階調の最高位階調への階調遷移を含めて、最下位階調付近を除くすべての階調間の階調遷移においてオーバーシュート駆動を行うことができ、液晶表示装置の応答速度を高速化することができるが、表示可能な階調範囲が多少狭くなる。
図6は、本発明の第3実施例である液晶駆動方法を示したものである。この例の液晶駆動方法では、図6に示すように、液晶パネル印加電圧として、表示用印加電圧範囲V0 ,…,Vn とは別に、表示用印加電圧範囲の下限V0 より低い電圧範囲のみに低電圧遷移用のオーバーシュート駆動用電圧VL を設定し、表示用印加電圧の最小値V0 へ液晶パネル印加電圧を変化させる場合には、電圧VL によってオーバーシュート駆動を行う。
一方、表示用印加電圧範囲の上限は、表示範囲を狭めて例えばVn-1 まで表示させるとともに、Vn を高電圧遷移用のオーバーシュート駆動用電圧として使用してオーバーシュート駆動を行う。高電圧遷移用のオーバーシュート駆動電圧は、1階調分の電圧に限らず、m(mは自然数)階調分の表示用印加電圧であってもよい。
この例の液晶駆動方法によれば、表示階調の最低位階調への階調遷移を含めて、最上位階調付近を除くすべての階調間の階調遷移においてオーバーシュート駆動を行うことができ、液晶表示装置の応答速度を高速化することができるが、表示可能な階調範囲が多少狭くなる。
図7は、本発明の第4実施例である液晶駆動方法を示したものである。この例の液晶駆動方法では、図7に示すように、液晶パネル印加電圧として、表示用印加電圧範囲V0 ,…,Vn とは別に、表示用印加電圧範囲の上限Vn より高い電圧範囲のみに高電圧遷移用のオーバーシュート駆動用電圧VH を設定し、表示用印加電圧の最大値Vn へ液晶パネル印加電圧を変化させる場合には、電圧VH によってオーバーシュート駆動を行う。
一方、表示用印加電圧範囲の下限では、表示用印加電圧の最小値V0 まで表示を行うが、最小値V0 に対する遷移を行う場合にはオーバーシュート駆動を行わない。
この例の液晶駆動方法によれば、表示階調の最高位階調への階調遷移を含めて、最下位階調への階調遷移を除くすべての階調間の階調遷移においてオーバーシュート駆動を行うことができ、液晶表示装置の応答速度を高速化することができるが、最下位階調への階調遷移の場合のみは、液晶表示装置の応答速度が高速化されない。
図8は、本発明の第5実施例である液晶駆動方法を示したものである。この例の液晶駆動方法では、図8に示すように、液晶パネル印加電圧として、表示用印加電圧範囲V0 ,…,Vn とは別に、表示用印加電圧範囲の下限V0 より低い電圧範囲のみに低電圧遷移用のオーバーシュート駆動用電圧VL を設定し、表示用印加電圧の最小値V0 へ液晶パネル印加電圧を変化させる場合には、電圧VL によってオーバーシュート駆動を行う。
一方、表示用印加電圧範囲の上限では、表示用印加電圧の最大値Vn まで表示を行うが、最大値Vn に対する遷移を行う場合にはオーバーシュート駆動を行わない。
この例の液晶駆動方法によれば、表示階調の最低位階調への階調遷移を含めて、最上位階調への階調遷移を除くすべての階調間の階調遷移においてオーバーシュート駆動を行うことができ、液晶表示装置の応答速度を高速化することができるが、最上位階調への階調遷移の場合のみは、液晶表示装置の応答速度が高速化されない。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば上記各実施例において、液晶パネルの応答速度を速くして、通常駆動の場合の2倍のリフレッシュレートで2回重複して液晶パネルを駆動する倍速駆動や、2倍のリフレッシレートで液晶パネルを駆動するとともに、1リフレッシュレートおきにバックライトを消灯するブリンキングバックライトや、2倍のリフレッシュレートで液晶パネルを駆動するとともに、1リフレッシュレートおきにパネル表示を黒にする黒書込み等の、液晶パネルの動画画質改善技術を適用することが可能である。
この発明の液晶駆動方法及び液晶駆動装置は、液晶テレビの表示パネルや、携帯電話機の液晶表示パネル、および液晶パネルを表示装置として用いるパソコン等において、一般的に利用可能なものである。
本発明の第1実施例である液晶駆動方法を示す図である。 パネル印加電圧と表示階調との関係を示す図である。 同実施例の液晶駆動方法の場合における、表示用印加電圧の大きさが異なる場合の、階調遷移時の液晶パネル印加電圧の変化の状態を説明する図である。 同実施例の液晶駆動方法の場合における、階調設定電圧とソースドライバ出力電圧との関係を示す図である。 本発明の第2実施例である液晶駆動方法を示す図である。 本発明の第3実施例である液晶駆動方法を示す図である。 本発明の第4実施例である液晶駆動方法を示す図である。 本発明の第5実施例である液晶駆動方法を示す図である。 従来の及び本発明が適用される液晶表示装置の構成例を示す図である。 LUTにおけるデータの一例を示す図である。 従来の及び本発明が適用される液晶表示装置の他の構成例を示す図である。 従来の液晶駆動方法の場合における、オーバーシュート駆動方法の第1の例を示す図である。 図12に示す従来例の液晶駆動方法の場合における、表示用印加電圧の大きさが異なる場合の、階調遷移時の液晶パネル印加電圧の変化の状態を説明する図である。 従来の液晶駆動方法の場合における、オーバーシュート駆動方法の第2の例を示す図である。
符号の説明
1 フレームメモリ
2 オーバーシュート制御部
3 LUT
4 タイミング制御部
5 ゲートドライバ
6 ソースドライバ
7 階調設定部
8 液晶パネル
9 FRC

Claims (10)

  1. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加する液晶駆動方法であって、
    入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧を、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴とする液晶駆動方法。
  2. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端側に制御する際には、最下端よりm(mは自然数)階調分上の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最下端からm階調分上から最下端までの電圧を低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いる液晶駆動方法であって、
    入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧を、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴とする液晶駆動方法。
  3. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端側に制御する際には、最上端よりm階調分下の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最上端からm階調分下から最上端までの電圧を高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いる液晶駆動方法であって、
    入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧を、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴とする液晶駆動方法。
  4. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わない液晶駆動方法であって、
    入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧を、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴とする液晶駆動方法。
  5. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルにおいて、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わない液晶駆動方法であって、
    入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧を、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定する一方、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定することを特徴とする液晶駆動方法。
  6. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、前記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加するように構成されている液晶駆動装置であって、
    前記入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧が、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧及び前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴とする液晶駆動装置。
  7. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、前記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端側に制御する際には、最下端よりm(mは自然数)階調分上の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最下端からm階調分上から最下端までの電圧を低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いるように構成されている液晶駆動装置であって、
    前記入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧が、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴とする液晶駆動装置。
  8. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、前記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端側に制御する際には、最上端よりm階調分下の表示用印加電圧までは表示用印加電圧によって制御するとともに、表示用印加電圧の最上端からm階調分下から最上端までの電圧を高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧として用いるように構成されている液晶駆動装置であって、
    前記入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧が、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴とする液晶駆動装置。
  9. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、前記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最上端より高電圧側に追加された高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わないように構成されている液晶駆動装置であって、
    前記入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧が、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、前記高電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴とする液晶駆動装置。
  10. 液晶パネル印加電圧に応じて透過率が変化する液晶パネルを備えた液晶表示装置に対して、前記液晶パネルに対して入力信号の階調に応じて設定された表示用印加電圧を入力信号によって定まるタイミングで供給するソースドライバが、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最下端に制御する際に、前記表示用印加電圧の最下端より低電圧側に追加された低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧を液晶パネルに印加し、液晶パネル印加電圧を入力階調範囲に対応する表示用印加電圧の最上端に制御する際にはオーバーシュート駆動を行わないように構成されている液晶駆動装置であって、
    前記入力信号の階調に応じて設定される前記表示用印加電圧を出力するソースドライバ出力本数の一部を、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧の出力のために使用すると共に、当該使用によって不足することとなった中間階調のためのソースドライバ出力を、ソースドライバの出力数を増加させることなく、FRC(Frame Rate Controller)を用いて前記中間階調を生成することで補い、かつ、
    前記表示用印加電圧が、前記入力信号の階調に応じて、ラダ−回路を用いて設定される一方、前記低電圧遷移用オーバーシュート駆動電圧が、前記ラダ−回路に組込まれない回路構成を用いることで、前記表示用印加電圧とは独立に設定される構成になされていることを特徴とする液晶駆動装置。
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