JP5523129B2 - 静電選別装置および静電選別方法 - Google Patents
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Description
摩擦帯電序列とは、異種材料同士を摩擦したときに正に帯電しやすい物質を上位に、負に帯電しやすい物質を下位に並べた序列のことである。
例えば、プラスチック片(ABS、PE、PET、PP、PS、PVC)の摩擦帯電序列は「ABS→PS→PE→PP→PET→PVC」という序列になる。「ABS」はアクリルニトリルとブタジエンとスチレンとの重合体、「PS」はポリスチレン、「PE」はポリエチレン、「PP」はポリプロピレン、「PET」はポリエチレンテレフタレート、「PVC」はポリ塩化ビニルを表す。
一般的に静電選別装置は、投入ストッカー、乾燥炉、投入ホッパー、投入Feeder、帯電筒、搬入Feeder、電極部、並びに、回収箱から構成されている。
回転する帯電筒内では、被選別材料を構成する複数種のプラスチック片が摩擦し合い、各プラスチック片が帯電列に応じた極性(プラスまたはマイナス)および帯電量で帯電する。帯電した被選別材料はプラスに帯電したプラスチック片とマイナスに帯電したプラスチック片とが静電気力(クーロン力)によってくっ付き合うペアリングを起こす。
帯電筒から出た被選別材料は搬入Feederに移される。搬入Feederは被選別材料を上下動させながら前方に押し出す上下押し出し振動により被選別材料のペアリングを解消する。
ペアリングを解消した被選別材料は、直流の高電圧を印加された電極間(静電界)に落とされる。すると、被選別材料に含まれる各プラスチック片は、自然落下しながら、極性と帯電量とに応じた静電気力でどちらかの電極側に引き寄せられる。そのため、各プラスチック片は放物線の軌道を描きながら落下する。
放物線の軌道を描いて落下したプラスチック片は電極の下に設けられた回収箱に回収される。
例えば、被選別材料にABS、PSおよびPPが含まれる場合、回収箱をマイナス電極側とプラス電極側とその中間との3つに仕切れば、マイナス電極側にABSを回収し、プラス電極側にPSとPPとを回収することができる。中間には、ABSとPSとPPとが混合して回収される。
このため、選別したプラスチック片の回収率およびその純度が低下する可能性がある。
帯電特性が異なる複数の被選別片を含んだ被選別材料を投入され、投入された被選別材料に含まれる複数の被選別片を帯電させる帯電部と、
所定の電圧が印加される一対の電極を有し、前記帯電部で帯電して一対の電極間を落下する複数の被選別片を被選別片の極性に応じた電極側へ引き寄せる静電分離部と、
複数の回収部に区分けされて一対の電極間の下方に配置され、一対の電極間を落下した複数の被選別片を前記複数の回収部で回収する回収箱と、
前記複数の回収部のうち所定の回収部に回収された被選別片を前記帯電部へ投入する循環部とを備える。
静電選別処理した被選別材料のうち選別できなかった被選別材料を再び静電選別処理する循環式の静電選別装置について説明する。
例えば、リサイクルされる廃棄物(例えば、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品)を破砕して得られた混合プラスチックを比重選別した後に残ったプラスチック片(被選別片)が被選別材料となる。被選別材料には複数種のプラスチック片が混ざっている。
実施の形態1におけるプラスチック静電選別装置100の構成および動作について、図1に基づいて以下に説明する。
図1において、実線および点線の矢印は被選別材料101の経路を示す。
投入ストッカー111は被選別材料101を格納する。投入ストッカー111に格納された被選別材料101は乾燥機112へ投入される。
乾燥機112は投入された被選別材料101を乾燥させる。乾燥機112で乾燥した被選別材料101は投入ホッパー113に移される。
投入ホッパー113は被選別材料101を一定量ずつ投入フィーダー114へ放出する。
投入フィーダー114は振動しながら被選別材料101を単位時間あたり一定量ずつ帯電筒121内に投入する。投入フィーダー114は振動することによって被選別材料101の投入速度を調整する。例えば、投入フィーダー114はベルトコンベアで構成される。
帯電筒121は回転することにより、帯電筒121内の被選別材料101を撹拌して摩擦し、被選別材料101を摩擦帯電序列に応じた極性(プラスまたはマイナス)および帯電量で帯電させる。
また、帯電筒121は特定の帯電特性を有する材料(例えば、ABS)で作られており、帯電筒121自体も被選別材料101との摩擦によって摩擦帯電序列に従って帯電する。
搬入フィーダー122は、振動して被選別材料101を上下動させながら前方に押し出し、マイナスの電圧が印加された電極(マイナス電極131)とプラスの電圧が印加された電極(プラス電極132)とによって作られる静電界に被選別材料101を落下させる。以下の搬入フィーダー122の振動を「上下押し出し振動」という。
搬入フィーダー122は、上下押し出し振動によって被選別材料101のペアリングを解消する。ペアリングとは、異なる極性に帯電した被選別材料101同士が静電気力によってくっ付き合うことである。
フィーダー駆動装置123は搬入フィーダー122を上下押し出し振動させるように動作させる。例えば、搬入フィーダー122は電磁フィーダーまたは電動フィーダー方式である。
マイナス電極131とプラス電極132とは一対の電極を構成する。
電圧制御装置133はマイナス電極131とプラス電極132とに直流の高電圧を印加して電極間に静電界を作る。
例えば、マイナス電極131とプラス電極132とは20cm(センチメートル)の間隔で設置され、電圧制御装置133は電極間に60kV(キロボルト)を印加する。このとき、電極間の電界強度は「3kV/cm」となる。
マイナス電極131とプラス電極132とは、電極間(静電界)を落下する被選別材料101を帯電した極性と帯電量とに応じた静電気力によって一方の電極側へ引き寄せる。つまり、被選別材料101を構成する各プラスチック片はバラけながら静電界を落下する。これを「静電分離」という。
回収箱141は3つに区分けされ、3つの区域のうち2つの区域(マイナス電極側回収箱141A、プラス電極側回収箱141B)には選別された被選別材料101が回収され、残りの1つの区域(ミドル回収箱141C)には選別できなかった被選別材料101が回収される。選別とは、種類ごとに分けることである。
回収箱141の詳細については後述する。
ストック部150の詳細については後述する。また、ミドル循環ホッパー159はストック部150の構成として説明する。
実施の形態1における回収箱141とストック部150との構成について、図2に基づいて以下に説明する。
以下、2枚の仕切り板142のうちマイナス電極131側に配置された仕切り板142を「仕切り板142A」とし、プラス電極132側に配置された仕切り板142を「仕切り板142B」とする。また、仕切り板142Aにより仕切られたマイナス電極131側の区域を「マイナス電極側回収箱141A」、仕切り板142Bにより仕切られたプラス電極132側の区域を「プラス電極側回収箱141B」とする。また、仕切り板142Aと仕切り板142Bとにより仕切られた真ん中の区域を「ミドル回収箱141C」とする。
例えば、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品をリサイクルする場合、家電製品を破砕選別し、破砕選別によって回収したプラスチック片を比重選別する。そして、比重選別によって選別できなかったプラスチック片(被選別材料101)をプラスチック静電選別装置100によって静電選別する。この場合の被選別材料101の混合比率の基準値は「ABS:PS:PP=42:50:8」であり、回収箱141の仕切り板142A・Bの位置はこの混合比率の基準値に基づいて設定される。
被選別材料101の混合比率が基準値から大きくずれた値である場合、回収箱141の仕切り板142A・Bを基準位置より安全サイド(外寄り)にずらすことにより、プラスチック片を高純度で回収することができる。但し、マイナス電極側回収箱141Aとプラス電極側回収箱141Bとが狭まるためプラスチック片の回収率は低下する。
実施の形態1における回収率の計算例と純度の計算例とについて、図3に基づいて以下に説明する。
純度とは、対象のプラスチック片として回収された複数のプラスチック片に含まれる対象のプラスチック片の割合のことである。
被選別材料101をプラスチック静電選別装置100により静電選別した結果、ABS回収箱(マイナス電極側回収箱141A)にはABS群「29.7kg」とPSPP群「0.3kg」とが回収され、PSPP回収箱(プラス電極側回収箱141B)にはPSPP群「49.5kg」とABS群「0.5kg」とが回収された。また、ミドル回収箱141CにはABS群「10kg」とPSPP群「10kg」とが回収された。
また、ABS群の純度は、ABS回収箱に回収されたプラスチック群(29.7kg+0.3kg)に含まれるABS群(29.7kg)の割合であり、「99%(=29.7÷(29.7+0.3))」となる。
搬送機151、ホッパー152およびフレコン153は、回収箱141に回収された被選別材料101を搬送するラインを構成し、回収箱141の区域(141A〜C)毎に設けられる。
切り替え弁154、ミドル循環搬送機155およびミドル循環ホッパー159はミドル回収箱141Cのラインにだけ設けられ、ミドル循環方式を実行する。ミドル循環方式については後述する。
ホッパー152A〜Cは、開閉する下部を閉じて被選別材料101を一時貯蔵し、下部の開放時に被選別材料101を放出する。
フレコン153A〜Cは、ホッパー152A〜Cから放出された被選別材料101を詰める袋である。
実施の形態1における切り替え弁154について、図4に基づいて以下に説明する。
切り替え弁154は、(b)ホッパー152Cから放出された被選別材料101の経路をフレコン153Cへの経路に切り替えるとき(ミドル循環OFF)、下方を開放する。このとき、被選別材料101はフレコン153Cに投入される。
次に、各部品は機械によって破砕され、風力によって金属群とプラスチック群とに分けられる。プラスチック群には、ABS、PS、PE、PP、PET、PVCなど、複数種のプラスチック片が混在する。
プラスチック群は、比重選別によって比重の軽いもの(例えば、PP)と比重の重いもの(例えば、ABS、PSおよび一部の重いPP)とに選別することもできる。
ABSとPSとPPとの摩擦帯電序列を正に帯電しやすいものから負に帯電しやすいものの順で表すと「ABS→PS→PP」という序列になる。
すると、被選別材料101を構成する複数種のプラスチック片は帯電筒121内で摩擦し合い、摩擦帯電序列に応じた極性および帯電量で帯電する。
しかし、被選別材料101は搬入フィーダー122の上下押し出し振動によってペアリングを解消する。
つまり、各プラスチック片は、極性と帯電量とに応じた放物線状の軌道を描き、回収箱141の異なる位置に落下する。
ABSのプラスチック片はプラスに帯電しやすいためマイナス電極側回収箱141Aに回収され、PSまたはPPのプラスチック片はマイナスに帯電しやすいためプラス電極側回収箱141Bに回収される。
フレコン153Aに梱包されたABS群は資源として再利用される。
フレコン153Bに梱包されたPSPP群は、次段のプラスチック静電選別装置によってPS群とPP群とに選別された後、資源として再利用される。次段のプラスチック静電選別装置は、PSPP群をPS群とPP群とに選別するために電極(131、132)に印加する電圧や回収箱141の仕切り板142の位置を調整したものである。
(1)確率的に帯電不足のプラスチック片
(2)ペアリングを解消できなかったプラスチック片
(3)電極に衝突したプラスチック片
(4)帯電しにくいプラスチック片
ミドル回収箱141Cに回収される「(1)確率的に帯電不足のプラスチック片」について、図5に基づいて以下に説明する。
(a)ほとんどの場合、ABS片はPS片とPP片との摩擦によりプラスに帯電し、PS片とPP片はABS片との摩擦によりマイナスに帯電する。
(b)しかし、最後にPS片とPP片とが摩擦しあった場合、PS片がプラスに帯電する。但し、PS片の帯電量はABS片より小さい。
このPS片は、プラス電極132に引き寄せられず、またマイナス電極131にも十分に引き寄せられないため、ミドル回収箱141Cに回収される。
図7は、実施の形態1における「(2)ペアリングを解消できなかったプラスチック片」を示す図である。
ミドル回収箱141Cに回収される「(2)ペアリングを解消できなかったプラスチック片」について、図6および図7に基づいて以下に説明する。
くっ付き合うABS片とPS片とは搬入フィーダー122の上下押し出し振動によってそのペアリングを解消して電極(131、132)間を落下する。そして、ABS片はマイナス電極131に引き寄せられてマイナス電極側回収箱141Aに回収され、PS片はプラス電極132に引き寄せられてプラス電極側回収箱141Bに回収される。
図8に示すように、電極間を落下する際にプラス電極132に衝突したPS片(またはPP片)は跳ね返ってミドル回収箱141Cに回収される。
このようなPS片(またはPP片)は「(3)電極に衝突したプラスチック片」の一例である。
図9(a)は表面に紙などが貼ってあるプラスチック片を示し、図9(b)は質量に比べて相対的に表面積が小さい「ころころ」したプラスチック片を示す。
このようなプラスチック片は「(4)帯電しにくいプラスチック片」の一例である。「(4)帯電しにくいプラスチック片」は、帯電量が十分でないためマイナス電極131にもプラス電極132にも十分に引き寄せられず、ミドル回収箱141Cに回収される。
以下、ミドル回収箱141Cに混在して回収されるABS片、PS片およびPP片の集合を「混合群」という。
搬送された混合群はミドル循環ホッパー159から投入フィーダー114に落され、被選別材料101に混ざって帯電筒121内に投入される。
これにより、選別したプラスチック片の純度を落とさずに回収率を向上できる。
図10(a)に示すように、被選別材料101に含まれるABS片の含有率が何パーセントの場合でも、ミドル循環によってPSPP群の回収率が向上した。
さらに、図10(b)に示すように、ABS群の回収率もミドル循環によって向上した。
フレコン153Cに梱包されるプラスチック片の多くは「(4)帯電しにくいプラスチック片」だと考えられる。
摩擦帯電装置は、粉砕された複数種のプラスチック片(被選別材料101)を攪拌して摩擦帯電させる。
静電分離部は、この摩擦帯電装置の後工程に配置され、帯電したプラスチック片をその極性と帯電量とに応じて静電分離して選別する。
回収部は、この静電分離部を通過して分離されたプラスチック片を別々に回収する。
静電分離部は一対の固定電極と分離空間(静電界)とを有する。摩擦帯電装置で種類に応じた極性と帯電量とに帯電したプラスチック片は分離空間を通過して分離回収される。
回収部は仕切り板により3個の回収箱を形成する。
プラスチック静電選別装置100はミドル循環方式を採用する。ミドル循環方式とは、回収部の中央(ミドル回収箱141C)に回収されたプラスチック片を、摩擦帯電装置の前工程(例えば、投入フィーダー上)で帯電前の複数種のプラスチック片と混合させる方式である。
ここで、ミドル回収箱に始めて回収された一つのプラスチック片に注目する。このプラスチック片はミドル循環の過程中で初回の過程とは異なった帯電、ペアリング解消、偏向力によって回収される。このため、初回とは異なり、プラスチック片はミドル回収箱ではなくてマイナス電極側回収箱またはプラス電極側回収箱に回収されることがありえる。また、このミドル循環でプラスチック片が再びミドル回収箱に回収されても、次のミドル循環ではこのプラスチック片がマイナス電極側回収箱またはプラス電極側回収箱に回収されることがありうる。
以上のことはミドル循環方式によって回収率の向上が可能であることを示している。
電極への電圧印加の極性は電極131がマイナス、電極132をプラスで説明したが、逆極性であってもよい。
さらに、プラスチック片を摩擦以外の方法で帯電させても構わない。
例えば、ABSとPSとPPとの3種類に選別しても構わないし、その他の種類(PE、PET、PVCなど)を選別しても構わない。選別する種類の数に応じて、回収箱141を3枚以上の仕切り板142で4つ以上の区域に区分けしても構わない。また、回収箱141を1枚の仕切り板142で2つの区域に区分けしても構わない。
例えば、回収箱141を2つに区域に区分けし、いずれか一方の区域に回収されたプラスチック片を循環させても構わない。
また、回収箱141を3つの区域に区分けし、真ん中の区域に回収されたプラスチック片と残りの2つの区域のうちいずれか一方の区域に回収されたプラスチック片とを循環させても構わない。
また、回収箱141を4つの区域に区分けし、真ん中の2つの区域のうちいずれか一方の区域に回収されたプラスチック片を循環させても構わない。
例えば、プラスチック片を搬入フィーダー122へ循環させても構わない。これにより、「(2)ペアリングを解消できなかったプラスチック片」を選別でき、さらに「(3)電極に衝突したプラスチック片」を選別できる。
また、プラスチック片を電極間へ循環させても構わない。これにより、「(3)電極に衝突したプラスチック片」を選別できる。
「ミドル循環ON」と「ミドル循環OFF」とを適当なタイミングで切り替えて回収率を向上させる形態について説明する。
但し、ストック部150の構成は実施の形態1と一部異なる。
実施の形態2におけるストック部150の構成について、図11に基づいて以下に説明する。
切り替え弁制御信号156Aを受けた切り替え弁154は、切り替え弁制御信号156Aに従って「ミドル循環ON」の状態または「ミドル循環OFF」の状態に順次切り替わる(図4参照)。
プラスチック静電選別装置100は、ミドル循環を必要以上に長い時間連続して行わず、ミドル循環期間(ミドル循環ON)と非ミドル循環期間(ミドル循環OFF)とをサイクリックに繰り返す。
ミドル循環のサイクル時間と回収率・純度との関係について、図12に基づいて以下に説明する。
次に、60分毎にミドル循環期間と非ミドル循環期間とを切り替えた(サイクル時間:60分)。この結果、サイクル時間「45分」の場合と同程度の純度および回収率でABS片を回収できた。
しかし、75分毎にミドル循環期間と非ミドル循環期間とを切り替えた結果(サイクル時間:75分)、サイクル時間「45分」「60分」に比べて純度および回収率は低下した。
ミドル循環をスタートしてしばらくは純度も回収率もまったく問題ない。しかし、ミドル循環を続けると実施の形態1で説明した「(4)帯電しにくいプラスチック片」が次第に増加し、ミドル循環をスタートしてある程度経過すると投入フィーダー上、帯電筒内、搬入フィーダー上にて「(4)帯電しにくいプラスチック片」の比率が増大する。つまり、静電選別しづらいプラスチック片が増えるため、純度および回収率が悪化するものと推定される。
最適なミドル循環のサイクル時間は、プラスチック静電選別装置の処理能力や構造、被選別材料101に含まれる「(4)帯電しにくいプラスチック片」の比率、回収箱141の仕切り位置、必要とする純度・回収率などによって異なる。ミドル循環のサイクル時間は、プラスチック静電選別装置ごとに図12のような特性カーブを求め、それに従って決定すべきである。
但し、ミドル循環は連続的ではなく、ON−OFFを交互に切り替えて間欠的に行う。
Claims (4)
- 帯電特性が異なる複数の被選別片を含んだ被選別材料を投入され、投入された被選別材料に含まれる複数の被選別片を帯電させる帯電部と、
所定の電圧が印加される一対の電極を有し、前記帯電部で帯電して一対の電極間を落下する複数の被選別片を被選別片の極性に応じた電極側へ引き寄せる静電分離部と、
複数の回収部に区分けされて一対の電極間の下方に配置され、一対の電極間を落下した複数の被選別片を前記複数の回収部で回収する回収箱と、
前記複数の回収部のうち所定の回収部に回収された被選別片を前記帯電部へ投入する循環部とを備え、
前記循環部は、前記所定の回収部に回収された被選別片を前記帯電部へ投入する循環処理を所定時間続けて実行した後、前記循環処理を停止し、前記循環処理を停止した後に前記所定の回収部に回収された被選別片を取り除く
ことを特徴とする静電選別装置。 - 前記循環部は、前記循環処理と前記循環処理を停止した後に前記所定の回収部に回収された被選別片を取り除く非循環処理とを交互に繰り返すことを特徴とする請求項1記載の静電選別装置。
- 前記静電分離部は、プラスの電圧が印加されるプラス電極とマイナスの電圧が印加されるマイナス電極とを前記一対の電極として有し、
前記回収箱は、前記プラス電極側に位置するプラス電極側回収部と、前記マイナス電極側に位置するマイナス電極側回収部と、前記プラス電極側回収部と前記マイナス電極側回収部との間に位置するミドル回収部とに区分けされ、
前記循環部は、前記回収箱の前記ミドル回収部に回収された被選別片を前記帯電部へ投入する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の静電選別装置。 - 帯電部が、帯電特性が異なる複数の被選別片を含んだ被選別材料を投入され、投入された被選別材料に含まれる複数の被選別片を帯電させ、
静電分離部が、所定の電圧が印加される一対の電極を有し、前記帯電部で帯電して一対の電極間を落下する複数の被選別片を被選別片の極性に応じた電極側へ引き寄せ、
回収箱が、複数の回収部に区分けされて一対の電極間の下方に配置され、一対の電極間を落下した複数の被選別片を前記複数の回収部で回収し、
循環部が、前記複数の回収部のうち所定の回収部に回収された被選別片を前記帯電部へ投入する循環処理を所定時間続けて実行した後、前記循環処理を停止し、前記循環処理を停止した後に前記所定の回収部に回収された被選別片を取り除く
ことを特徴とする静電選別方法。
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