JP5523929B2 - テキスト要約装置、テキスト要約方法及びテキスト要約プログラム - Google Patents
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Description
文n+1:(重要語2 非重要語1 重要語3)
隣り合う文同士で共通に存在する単語(例えば、非重要語1)は、要約に含まれる方が、可読性が高くなる場合があるが、テキスト全体ではそれほど重要でないと判断され、文短縮により削除されることがある。
図1及び図2を用いて実施例1に係るテキスト要約装置100を説明する。テキスト要約装置100は、記憶部103、入力部131、変換文生成部112、素性要素抽出部113、内容性スコア計算部115、連接スコア計算部117、重要文順列探索部119及び出力部135を有する。例えば、素性要素抽出部113、内容性スコア計算部115、連接スコア計算部117、重要文順列探索部119は、未公開の特願2010−010906に記載のテキスト要約装置と同様の構成を有する。
記憶部103は、2つの素性要素の順序を考慮した組合せである素性に対する重みパラメタと、文を構成する文要素に対する文要素スコアを予め記憶しておく。
文1:「ここのピザを食べましたが、ピザに対するイメージが大きく変わりました。」
文2:「イタリアで修行してきたシェフによる料理はどれも最高です。」
文3:「お料理は、イタリアンをベースとした創作料理で大変おいしいです。」
文4:「このお店はイタリアンの老舗であり、横浜駅から徒歩10分の場所に位置する。」
変換文生成部112は、入力部131を介して入力文を受信し、これを変換し、各入力文に対し1以上の変換文(以下、「変換文のバリエーション」という)を生成し(s112)、素性要素抽出部113に送信する。例えば、変換文生成部112は、図7記載の短縮文生成部112aのみを備える。
短縮文生成部112aは入力文を用いて、各入力文に対し1以上の短縮文(以下、「短縮文のバリエーション」という)を生成し(s112a、図8参照)、これを変換文として素性要素抽出部113に送信する。
[参考文献1]長谷川隆明、西川仁、今村賢治、菊井玄一郎、奥村学著、「携帯端末のためのWebページからの概要文生成」、人工知能学会論文誌、2010年、Vol.25、No.1、p.133-143
短縮文1−1「大きく変わりました。」(10文字)
短縮文1−2「イメージが変わりました。」(12文字)
短縮文1−3「イメージが大きく変わりました。」(15文字)
短縮文1−4「ピザに対するイメージが変わりました。」(18文字)
短縮文1−5「ピザに対するイメージが大きく変わりました。」(21文字)
短縮文1−6「ピザを食べましたが、イメージが変わりました。」(22文字)
短縮文1−7「ピザを食べましたが、イメージが大きく変わりました。」(25文字)
短縮文1−8「ピザを食べましたが、ピザに対するイメージが変わりました。」(28文字)
短縮文1−9「ピザを食べましたが、ピザに対するイメージが大きく変わりました。」(31文字)
短縮文1−10「ここのピザを食べましたが、イメージが大きく変わりました。」(28文字)
短縮文1−11「ここのピザを食べましたが、ピザに対するイメージが変わりました。」(31文字)
短縮文1−12「ここのピザを食べましたが、ピザに対するイメージが大きく変わりました。」(34文字)
短縮文2−1「最高です。」(5文字)
短縮文2−2「どれも最高です。」(8文字)
短縮文2−3「料理は最高です。」(8文字)
短縮文2−4「料理はどれも最高です。」(11文字)
短縮文2−5「シェフによる料理は最高です。」(14文字)
短縮文2−6「シェフによる料理はどれも最高です。」(17文字)
短縮文2−7「修行してきたシェフによる料理は最高です。」(20文字)
短縮文2−8「修行してきたシェフによる料理はどれも最高です。」(23文字)
短縮文2−9「イタリアで修行してきたシェフによる料理は最高です。」(25文字)
短縮文2−10「イタリアで修行してきたシェフによる料理はどれも最高です。」(28文字)
短縮文3−1「おいしいです。」(7文字)
短縮文3−2「大変おいしいです。」(9文字)
短縮文3−3「創作料理でおいしいです。」(12文字)
短縮文3−4「創作料理で大変おいしいです。」(14文字)
短縮文3−5「イタリアンをベースとした創作料理でおいしいです。」(24文字)
短縮文3−6「イタリアンをベースとした創作料理で大変おいしいです。」(26文字)
短縮文3−7「お料理は、おいしいです。」(12文字)
短縮文3−8「お料理は、大変おいしいです。」(14文字)
短縮文3−9「お料理は、創作料理でおいしいです。」(17文字)
短縮文3−10「お料理は、創作料理で大変おいしいです。」(19文字)
短縮文3−11「お料理は、イタリアンをベースとした創作料理でおいしいです。」(29文字)
短縮文3−12「お料理は、イタリアンをベースとした創作料理で大変おいしいです。」(31文字)
素性要素抽出部113は、変換文を受信し、この変換文から素性要素(例えば内容語(名詞、動詞、形容詞))を抽出し(s113)、連接スコア計算部117に送信する。なお、変換文生成部112において、形態素解析済み、固有表現抽出済み、係り受け解析済みの入力文(図3〜図6参照)を用いて、変換文のバリエーションを生成しているため、各変換文に付加された形態素解析データに基づいて素性要素を抽出することができる。
内容性スコア計算部115は、各変換文に含まれる文要素を受信し、これに対する文要素スコアを用いて、各変換文の内容性スコアを求め(s115)、内容性スコアを重要文順列探索部119へ送信する。
各内容語の文要素スコアは、予め記憶部103に記憶しておく。テキスト要約装置100は、例えば、図示しない文要素スコア計算部を有し、文要素スコアを求める。文要素スコアとして、例えば要約の対象とするテキスト中において該単語が出現する回数などを用いることができる。
連接スコア計算部117は、素性要素を受信し、素性要素から得られる素性に対応する重みパラメタを用いて、変換文の連接スコアを求め(s117)、重要文順列探索部119へ送信する。なお、2つの文の連接スコアは、その2つの文のつながりの良さを示す値である。
ここで、wは上述した重みパラメタであり、φ(si,sj)は文siと文sjのつながりを表すバイナリベクトル(以下「素性ベクトル」という)であり、Tは転置を表す。wTφ(si,sj)はwTとφ(si,sj)の内積である。重みパラメタwは、一例として後述する方法によって事前に計算され、記憶部103に格納され、要約を行う際には記憶部103から呼び出される。
(素性ベクトル生成部117a)
素性ベクトル生成部117aは、2つの文si、sjが含む素性要素の直積集合の各要素を該2つの文の素性とし、求めた素性に対応する次元を1とし、他の次元を0とする素性ベクトルφ(si,sj)を生成する。
計算部117bは、重みパラメタwと素性ベクトルφ(si,sj)の内積を、2つの文の連接スコアConnect(sj|si)として求める。つまり、重みパラメタと素性ベクトルを用いて、式(2)の計算を行う。
連接スコア計算部117は、2つの文の連接スコアConnect(sj|si)を用いて、3つ以上の文の並びの連接スコアwTΦ(x,y)を求める(s117)。この場合、連接スコアとは、3つ以上の文の集合の全体的なつながりの良さを表す。xは与えられた文の集合を表し、yは文の並びを現す。
重みパラメタwの算出方法について説明する。ここで、人間によって書かれたテキストの文の並びを正解として、その文の並びを再現することができる重みパラメタwがよいパラメタであるという仮定を置く。つまり、文の集合が与えられたとき、それらを読みやすく並べることができるパラメタwは、人手で書かれたあるテキストに含まれる文の集合が与えられたとき、それを元の並びに復元できる、あるいは元の並びに近い並びに並べることができるという仮定を置く。この仮定の下、人手によって書かれたテキスト集合から、パラメタwを推定する。重みパラメタwは、一例としてテキスト集合から図12及び図13に示すアルゴリズムで計算することができる(参考文献2参照)。
[参考文献2]Michael Collins, “Discriminative Training Methods for Hidden Markov Models: Theory and Experiments with Perceptron Algorithms”, In Proceedings of the 2002 Conference on Empirical Methods on Natural Language Processing (EMNLP), Association for Computational Linguistics, 2002, Volume 10, pp.1 - 8
argmax操作は、文の集合xqに含まれる文を用いて可能な文の並びのうち連接スコアが最大となる文の並びy’を求める。これはいわゆる巡回セールスマン問題であり、厳密解を短時間で求めることが難しい。例えば、Q!通りの文の並びから最も連接スコアの高い文の並びを求める必要があり、Qの値が大きくなるに従い、指数的に計算量も増大する。
[参考文献3]Michael Held and Richard M. Karp, “A dynamic programming approach to sequencing problems”, In Journal of the Society for Industrial and Applied Mathematics (SIAM), 1962, Vol.10, No.1, pp.196-210
重要文順列探索部119は、内容性スコアと連接スコアを受信し、これらの和が、最大値となる、または、最大値の近似値となる変換文の順列を探索し(s119)、出力部135へ送信する。
出力部135は、重要文順列探索部119で探索された変換文の並びを受信し、この順列を文に整形し、出力する。
文2「イタリアで修行してきたシェフによる料理は最高です。」(25文字:短縮率0.89)
↓
文1「ピザに対するイメージが変わりました。」(18文字:短縮率0.53)
要約「イタリアで修行してきたシェフによる料理は最高です。ピザに対するイメージが変わりました。」(43文字:要約率0.46)
これは、文2の短縮文の後に文1の短縮文がつながることを意味し、それぞれの文の短縮率は異なる。
このような構成とすることで、各入力文に対し尤もらしい変換文バリエーションを生成し、各変換文の内容性スコアと変換文の連接スコアを求め、これを同時に考慮した順列を探索するため、重要かつ自然な変換文の順列となる。大域的な情報に加えて、局所的な情報を利用することができ、内容網羅性及び可読性の高い要約を生成することができるという効果を奏する。言い換えると、原文の重要な内容を多く網羅し、かつ、読みやすい要約を生成することが可能となる。
図18は、本実施例におけるテキスト要約装置100のハードウェア構成を例示したブロック図である。図18に例示するように、この例のテキスト要約装置100は、それぞれCPU(Central Processing Unit)11、入力部12、出力部13、補助記憶装置14、ROM(Read Only Memory)15、RAM(Random Access Memory)16及びバス17を有している。
上述のように、補助記憶装置14には、本実施例のテキスト要約装置100の各処理を実行するための各プログラムが格納される。テキスト要約プログラムを構成する各プログラムは、単一のプログラム列として記載されていてもよく、また、少なくとも一部のプログラムが別個のモジュールとしてライブラリに格納されていてもよい。
CPU11は、読み込まれたOSプログラムに従い、補助記憶装置14に格納されている上述のプログラムや各種データをRAM16に展開する。そして、このプログラムやデータが書き込まれたRAM16上のアドレスがCPU11のレジスタ11cに格納される。CPU11の制御部11aは、レジスタ11cに格納されたこれらのアドレスを順次読み出し、読み出したアドレスが示すRAM16上の領域からプログラムやデータを読み出し、そのプログラムが示す演算を演算部11bに順次実行させ、その演算結果をレジスタ11cに格納していく。
図7及び図8を用いて実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
図7及び図8を用いて実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
図7及び図8を用いて実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
図19及び図20を用いて実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
実施例1と異なる部分についてのみ説明する。短縮文生成部112aにおいて、参考文献3記載の方法を用いて短縮文のバリエーションを生成する。参考文献3では、文節網羅率と文節連接確率に基づいて各部分木のスコアを以下のように定義し、スコアが最大となる述部をルートとした部分木を要約対象である文の短縮文とする。本変形例では、スコアが最大となる述部をルートとした部分木だけではなく上位N件を短縮文のバリエーションとして求める。
入力とするテキストデータは形態素解析、固有表現抽出、係り受け解析が済んでいないものであってもよい。その場合には必要に応じてテキスト要約装置に従来技術の形態素解析部、固有表現抽出部、係り受け解析部等を設ければよい。
図1及び図21を用いて実施例2に係るテキスト要約装置200を説明する。テキスト要約装置100とは、連接スコア計算部217の構成及び記憶部203の記憶するデータが異なる。
連接スコア計算部217は、素性ベクトル生成部117aを有さず、計算部217bのみを備え、連接スコアをMirella Lapata, "Probabilistic Text Structuring: Experiments with Sentence Ordering", In Proceedings of the 41st Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics (ACL), Association for Computational Linguistics, 2003, pp.545 - 552.記載の方法を用いて計算する。その場合、一例として、連接スコアは以下のように定義できる。
103,203 記憶部
112 変換文生成部
112a 短縮文生成部
112b 分割部
112c 換言部
113 素性要素抽出部
115 内容性スコア計算部
117,217 連接スコア計算部
119 重要文順列探索部
Claims (9)
- 1以上の入力文からなるテキストデータを要約するテキスト要約装置であって、
2つの素性要素の順序を考慮した組合せである素性に対する重みパラメタと、文を構成する文要素に対する文要素スコアを予め記憶しておく記憶部と、
入力文を変換し、各入力文に対し1以上の変換文を生成する変換文生成部と、
前記変換文から素性要素を抽出する素性要素抽出部と、
各変換文に含まれる文要素に対する前記文要素スコアを用いて、各変換文の内容性スコアを求める内容性スコア計算部と、
前記素性要素抽出部で抽出した素性要素と前記重みパラメタを用いて、変換文の連接スコアを求める連接スコア計算部と、
前記内容性スコアと前記連接スコアの和が、最大値となる、または、最大値の近似値となる変換文の順列を探索する重要文順列探索部と、を有する、
ことを特徴とするテキスト要約装置。 - 請求項1記載のテキスト要約装置であって、
さらに前記記憶部は、単語のつながりの確率を言語モデルとして記憶し、
さらに前記変換文生成部は、入力文を用いて、各入力文に対し1以上の短縮文を生成する短縮文生成部を備える、
ことを特徴とするテキスト要約装置。 - 請求項1または2記載のテキスト要約装置であって、
さらに前記記憶部は、複文及び重文を単文に分割する分割ルールを記憶し、
さらに前記変換文生成部は、前記分割ルールを参照して、入力文が複文及び重文の場合には、単文に分割する分割部を備える、
ことを特徴とするテキスト要約装置。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載のテキスト要約装置であって、
さらに前記記憶部は、ある表現をより短い同じ意味を持つ他の表現に言い換えるルールである換言テーブルを記憶し、
さらに前記変換文生成部は、前記換言テーブルを参照して、入力文の表現をより短い同じ意味を持つ他の表現に言い換える換言部を備える、
ことを特徴とするテキスト要約装置。 - 1以上の入力文からなるテキストデータを要約するテキスト要約方法であって、
2つの素性要素の順序を考慮した組合せである素性に対する重みパラメタと、文を構成する文要素に対する文要素スコアを予め記憶しておき、
変換文生成部が、入力文を変換し、各入力文に対し1以上の変換文を生成する変換文生成ステップと、
素性要素抽出部が、前記変換文から素性要素を抽出する素性要素抽出ステップと、
内容性スコア計算部が、各変換文に含まれる文要素に対する文要素スコアを用いて、各変換文の内容性スコアを求める内容性スコア計算ステップと、
連接スコア計算部が、前記素性要素抽出ステップで抽出した素性要素と前記重みパラメタを用いて、変換文の連接スコアを求める連接スコア計算ステップと、
重要文順列探索部が、前記内容性スコアと前記連接スコアの和が、最大値となる、または、最大値の近似値となる変換文の順列を探索する重要文順列探索ステップと、を有する、
ことを特徴とするテキスト要約方法。 - 請求項5記載のテキスト要約方法であって、
単語のつながりの確率を言語モデルとして記憶しておき、
さらに前記変換文生成ステップは、短縮文生成部が、入力文を用いて、各入力文に対し1以上の短縮文を生成する短縮文生成ステップを備える、
ことを特徴とするテキスト要約方法。 - 請求項5または6記載のテキスト要約方法であって、
複文及び重文を単文に分割する分割ルールを予め記憶しておき、
さらに前記変換文生成ステップは、分割部が、前記分割ルールを参照して、入力文が複文及び重文の場合には、単文に分割する分割ステップを備える、
ことを特徴とするテキスト要約方法。 - 請求項5から請求項7の何れかに記載のテキスト要約方法であって、
ある表現をより短い同じ意味を持つ他の表現に言い換えるルールである換言テーブルを予め記憶しておき、
さらに前記変換文生成ステップは、換言部が、前記換言テーブルを参照して、入力文の表現をより短い同じ意味を持つ他の表現に言い換える換言ステップを備える、
ことを特徴とするテキスト要約方法。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載のテキスト要約装置としてコンピュータを機能させるためのテキスト要約プログラム。
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