JP5527006B2 - ボールねじ - Google Patents
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Description
また、ボールねじのナットをシリンダとして使用するような用途では、摺動面を確保するために、ナットの軸方向長さを長くしてナットをシリンダ形状とする場合がある。その場合には、内周面にねじ溝が形成されているねじ部の長さはそのままにして、内周面にねじ溝が形成されていない非ねじ部の長さを長くしていた。
そこで、本発明は上記のような従来技術が有する問題点を解決し、ナットの外形寸法を大きくすることなく、ナットの軸方向端部の外周面や端面に加工を施すことが可能なボールねじを提供することを課題とする。また、ナットの非ねじ部の軸方向長さが長いボールねじを提供することを併せて課題とする。
また、前記両案内部材の少なくとも一方を前記ナットに接着剤により固定してもよい。さらに、前記ナットの軸方向端部をリング状部材に挿通し、前記貫通孔に嵌め込んだ前記案内部材を径方向外方側から前記リング状部材で押さえて固定してもよい。
さらに、前記両案内部材の少なくとも一方を、射出成形で成形した樹脂製部材としてもよいし、金属粉又はセラミック粉を加圧成形で成形した部材としてもよい。
図1に示すように、ボールねじ1は、螺旋状のねじ溝3aを外周面に有するねじ軸3と、ねじ軸3のねじ溝3aに対向する螺旋状のねじ溝5aを内周面に有するナット5と、両ねじ溝3a,5aにより形成される螺旋状のボール転動路7内に転動自在に装填された複数のボール9と、ナット5の内部に形成されており且つボール9をボール転動路7の終点から始点へ戻し循環させるボール循環路11と、を備えている。
なお、ねじ軸3,ナット5,及びボール9の素材は特に限定されるものではなく、一般的な材料を使用可能であり、例えば鋼等の金属やセラミックがあげられる。また、ねじ溝3a,5aの断面形状は、円弧状でもよいしゴシックアーク状でもよい。
このような構造のナットを備えるボールねじは、ねじ部の軸方向長さが従来のボールねじと同等で、非ねじ部の軸方向長さが長いので、ナットをシリンダとして使用することができる。すなわち、ナットの非ねじ部の外周面を、シリンダの摺動面として使用することができる。
3 ねじ軸
3a ねじ溝
5 ナット
5a ねじ溝
7 ボール転動路
9 ボール
11 ボール循環路
12A,12B エンドデフレクタ(ボール案内部材)
14 凹部
15 貫通孔
17 嵌合部
18 舌部
20 係合凸部
21 係合凹部
Claims (8)
- 螺旋状のねじ溝を外周面に有するねじ軸と、前記ねじ軸のねじ溝に対向するねじ溝を内周面に有するナットと、前記両ねじ溝により形成される螺旋状のボール転動路に転動自在に装填された複数のボールと、前記ナット内部に形成されており且つ前記ボールを前記ボール転動路の終点から始点へ戻し循環させるボール循環路と、前記ボールを前記ボール転動路の終点から掬い上げて前記ボール循環路の一端部に案内する第一案内部材と、前記ボールを前記ボール循環路の他端部から前記ボール転動路の始点に案内する第二案内部材と、を備えるボールねじにおいて、
前記両案内部材のうち一方を、前記ナットの軸方向一端部の端面に設けられた凹部に嵌め込み、他方を、前記ナットの軸方向他端部の外周面と内周面とを貫通する貫通孔に嵌め込み、
前記両案内部材の少なくとも一方に係合凸部を設けるとともに、前記係合凸部が係合可能な形状の係合凹部を前記ナットの前記凹部及び前記貫通孔の少なくとも一方の内面に設け、前記係合凸部と前記係合凹部の係合により前記案内部材を前記ナットに固定し、
前記案内部材のうち前記係合凸部が設けられている部分に、前記係合凸部の突出方向に沿って弾性変形可能な弾性部が設けられており、前記弾性部の弾性変形によって前記係合凸部が前記弾性部に向かって移動可能となっていることを特徴とするボールねじ。 - 螺旋状のねじ溝を外周面に有するねじ軸と、前記ねじ軸のねじ溝に対向するねじ溝を内周面に有するナットと、前記両ねじ溝により形成される螺旋状のボール転動路に転動自在に装填された複数のボールと、前記ナット内部に形成されており且つ前記ボールを前記ボール転動路の終点から始点へ戻し循環させるボール循環路と、前記ボールを前記ボール転動路の終点から掬い上げて前記ボール循環路の一端部に案内する第一案内部材と、前記ボールを前記ボール循環路の他端部から前記ボール転動路の始点に案内する第二案内部材と、を備えるボールねじにおいて、
前記ナットは、内周面に前記ねじ溝を有するねじ部と、内周面に前記ねじ溝を有していない非ねじ部と、からなり、前記非ねじ部は前記ねじ部の軸方向一端部から延長されており、
前記両案内部材のうち一方を、前記ねじ部の軸方向他端部の端面に設けられた凹部に嵌め込み、他方を、前記ねじ部の軸方向一端部の外周面と内周面とを貫通する貫通孔に嵌め込み、
前記両案内部材の少なくとも一方に係合凸部を設けるとともに、前記係合凸部が係合可能な形状の係合凹部を前記ナットの前記凹部及び前記貫通孔の少なくとも一方の内面に設け、前記係合凸部と前記係合凹部の係合により前記案内部材を前記ナットに固定し、
前記案内部材のうち前記係合凸部が設けられている部分に、前記係合凸部の突出方向に沿って弾性変形可能な弾性部が設けられており、前記弾性部の弾性変形によって前記係合凸部が前記弾性部に向かって移動可能となっていることを特徴とするボールねじ。 - 前記弾性部は肉抜き構造からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のボールねじ。
- 前記肉抜き構造は、前記係合凸部と前記案内部材とが2つの連結部で連結されて、前記係合凸部と前記案内部材との間に筒状の空洞が形成されている構造であることを特徴とする請求項3に記載のボールねじ。
- 前記肉抜き構造は、前記係合凸部と前記案内部材とが1つの線状の連結部で連結されて、前記係合凸部と前記案内部材との間に断面略コ字状の空洞が形成されている構造であることを特徴とする請求項3に記載のボールねじ。
- 前記ナットの軸方向端部をリング状部材に挿通し、前記貫通孔に嵌め込んだ前記案内部材を径方向外方側から前記リング状部材で押さえて固定したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のボールねじ。
- 前記両案内部材の少なくとも一方を、射出成形で成形した樹脂製部材としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のボールねじ。
- 前記両案内部材の少なくとも一方を、金属粉又はセラミック粉を加圧成形で成形した部材としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のボールねじ。
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