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JP5531578B2 - プログラム、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム - Google Patents
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プログラム、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム Download PDF

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Description

本発明は、プログラム、画像処理装置画像処理方法及び画像処理システムに関する。
近年、セキュリティ意識の高まりにより、紙原稿の画像が不正にコピーされることを防止するための取り組みが行われており、そのための技術、方法が種々開発されている。ここでいう「コピー」とは、紙原稿の画像を光学的処理により読み取り、これを電子化した後に他の用紙に同様の画像を形成する複写のことをいい、以下の記載においても同様である。
紙原稿画像のコピーが不正に行われることを防止する方法の一つとして、用紙に画像を形成する画像形成装置に地紋印刷機能を設け、地紋画像が埋め込まれた紙原稿を作成する方法がある。
ここで、地紋画像とは、少なくとも2種類の大きさのドットを用い、これらドットの集まりにより表現される画像である。この地紋画像は、肉眼では認識不可能又は視認困難な形態で原稿画像に埋め込まれる。しかし、原稿画像がコピーされた場合、画像読取装置の解像度とドットのサイズとの関係に起因しコピー後の画像においてドットの一部が消失或いは強調される。これにより明確に視認可能なパターンとして地紋画像が顕像化される。このようなパターン画像として、例えば「複製」、「コピー」等の文字列を形成する画像が挙げられる。ユーザは、このようなパターン画像を含む画像が形成された用紙を見れば、コピーにより形成された画像であると容易に判別することができる。
一般的に、地紋印刷機能は専用のハードウェア(例えば、専用チップ)を用いて実現されており、地紋印刷機能のためのハードウェアは画像形成装置に予め設けられていた(例えば特許文献1)。地紋印刷機能のための専用のハードウェアを設けた画像形成装置は、地紋印刷機能がない画像形成装置に比して高価となるため、地紋印刷機能は比較的高価格なハイエンドの画像形成装置や複合機に搭載される機能であった。
特開2006−119735号公報
近年、前述のハイエンドの画像形成装置に比して低価格で、専用のハードウェアによる地紋印刷機能を備えていない画像形成装置や複合機(以下、「低価格機」と記載する)が普及してきている。その一方で、地紋印刷機能を備えた低価格機を望む市場ニーズがある。
しかしながら、低価格機に対して専用のハードウェアによる地紋印刷機能を設けると高価格となり、低価格機のコストメリットが低減または消滅してしまう問題点があった。
本発明の課題は、低コストで地紋印刷を行うことである。
請求項1に記載の発明は、コンピュータを、地紋画像を生成するための画像データを記憶する手段、前記画像データに基づいて地紋画像を生成する手段、生成された地紋画像に基づいて、前記地紋画像を形成するための情報をオブジェクトとしてオブジェクト定義をする第1スクリプトを生成する手段、前記第1スクリプトを印刷データに付加する手段、前記第1スクリプトによりオブジェクト定義されたオブジェクトを呼び出すための呼び出しコマンドを、前記印刷データに付加する手段、前記第1スクリプト及び前記呼び出しコマンドが付加された印刷データを画像形成装置へ入力する手段、として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、地紋画像の形成における画質設定に関する情報を取得する手段、前記取得した画質設定に関する情報に基づいて、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定であるか否かを判定する手段、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定でないと判定する場合に、前記画質設定を地紋画像に応じた画質設定に変更した第2スクリプトを生成する手段、前記第2スクリプトを前記印刷データにさらに付加する手段、前記第2スクリプトがさらに付加された前記印刷データを前記画像形成装置へ入力する手段、としてさらに機能させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムであって、前記呼び出しコマンドは、前記印刷データの各ページに対して付加されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のプログラムであって、前記地紋画像は、用紙上に形成された地紋画像に対して光学的処理によるコピーを行った場合にコピーされた画像上で視認可能となる残存パターンと、用紙上に形成された地紋画像に対して光学的処理によるコピーを行った場合にコピーされた画像上で視認不可能となる消失パターンと、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記コンピュータを、一又は複数の文字からなる文字列を入力する手段、前記文字列に応じた文字列画像を生成する手段、前記文字列画像及び前記画像データに基づいて前記地紋画像を生成する手段、として機能させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のプログラムであって、前記コンピュータを、前記文字の形状又は前記文字列画像の大きさの少なくともいずれか一方を設定する手段、として機能させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記コンピュータを、前記地紋画像の色を設定する手段、として機能させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記第1スクリプトはページ記述言語であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記第2スクリプトは、画像の彩度を保持又は強調した色再現を行うためのスクリプトであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記第2スクリプトは、黒及びグレーを、黒の色剤のみにより再現するためのスクリプトであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、地紋画像を生成するための画像データを記憶する画像記憶部と、前記画像データに基づいて前記地紋画像を生成し、生成された地紋画像に基づいて前記地紋画像を形成するための情報をオブジェクトとしてオブジェクト定義をする第1スクリプトを生成し、前記第1スクリプトを印刷データに付加し、前記第1スクリプトによりオブジェクト定義されたオブジェクトを呼び出すための呼び出しコマンドを、前記印刷データに付加し、前記第1スクリプト及び前記呼び出しコマンドが付加された印刷データを画像形成装置へ入力する制御部と、を備える画像処理装置であって、前記制御部は、地紋画像の形成における画質設定に関する情報を取得し、前記取得した画質設定に関する情報に基づいて、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定であるか否かを判定し、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定でないと判定する場合に、前記画質設定を地紋画像に応じた画質設定に変更した第2スクリプトを生成し、前記第2スクリプトを前記印刷データにさらに付加し、前記第2スクリプトがさらに付加された前記印刷データを前記画像形成装置へ入力することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、前記呼び出しコマンドを、前記印刷データの各ページに対して付加することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、地紋画像を生成するための画像データを記憶する記憶工程、前記画像データに基づいて地紋画像を生成する生成工程、生成された地紋画像に基づいて、前記地紋画像を形成するための情報をオブジェクトとしてオブジェクト定義をする第1スクリプトを生成する第1スクリプト生成工程、前記第1スクリプトを印刷データに付加する第1スクリプト付加工程、前記第1スクリプトによりオブジェクト定義されたオブジェクトを呼び出すための呼び出しコマンドを、前記印刷データに付加するコマンド付加工程、前記第1スクリプト及び前記呼び出しコマンドが付加された印刷データを画像形成装置へ入力する第1入力工程、を含む画像処理方法であって、地紋画像の形成における画質設定に関する情報を取得する取得工程、前記取得した画質設定に関する情報に基づいて、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定であるか否かを判定する判定工程、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定でないと判定する場合に、前記画質設定を地紋画像に応じた画質設定に変更した第2スクリプトを生成する第2スクリプト生成工程、前記第2スクリプトを前記印刷データにさらに付加する第2スクリプト付加工程、前記第2スクリプトがさらに付加された前記印刷データを前記画像形成装置へ入力する第2入力工程、をさらに含むことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の画像処理方法であって、前記コマンド付加工程では、前記呼び出しコマンドを、前記印刷データの各ページに対して付加することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、画像処理システムであって、画像形成装置と、請求項10又は11に記載の画像処理装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、低コストで地紋印刷を行うことができる。
本発明によるプログラムを動作させるコンピュータを含むネットワークの構成図である。 コンピュータのブロック図である。 プリンタドライバの機能ブロック図を示す。 パターン画像データにより形成される模様の一例である。 文字列画像の一例である。 地紋画像の一例である。 図6に示す地紋画像を形成された用紙の画像をコピーした場合にコピー後の用紙に形成される画像の一例である。 残存パターンの拡大図である。 消失パターンの拡大図である。 残存画像の一例である。 パターン画像データと消失パターンを形成する画像データとの合成結果の一例である。 反転文字列画像データの一例である。 ページ記述データの一例である。 地紋画像定義を含むページ記述データの一例である。 印刷設定画面の一例である。 地紋編集画面の一例である。 プリンタドライバによる処理の流れを示すフローチャートである。 地紋画像生成処理の流れを示すフローチャートである。 文字列画像生成・読込処理の流れを示すフローチャートである。 各ページに地紋画像を形成するためのスクリプトを記述した場合のページ記述データの一例である。 画質設定画面の一例である。 カラー設定画面の一例である。 画質設定記述40を含むジョブ制御記述の一例である。 第二実施形態のプリンタドライバの機能ブロック図である。 第二実施形態におけるプリンタドライバによる処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態の例を詳細に説明する。
(第一実施形態)
図1に、本発明によるプログラムを動作させるコンピュータ3を含むネットワーク1の構成図を示す。
図1に示すように、ネットワーク1は、回線2を介して通信可能に接続されたコンピュータ3及び画像形成装置4を備える。
コンピュータ3は、回線2を介し、画像形成装置4により用紙に対して画像を形成するためのジョブデータ(印刷ジョブ)を画像形成装置4へ送信する。印刷ジョブは、用紙に形成する画像に対応する画像データ(印刷データ)を含む。画像形成装置4は、コンピュータ3より送信された印刷ジョブに基づいて用紙に対して画像を形成する。
図1に示す回線2は、有線によるものであるが、コンピュータ3と画像形成装置4との間のデータ伝送を可能とする接続であれば、その形態は有線/無線を問わない。また、第一実施形態によるコンピュータ3は、ネットワーク1の回線2を介して画像形成装置4にデータを送信するが、ネットワーク以外の接続方法によりコンピュータ3と画像形成装置4とを接続してコンピュータ3と画像形成装置4との間のデータ伝送を行ってもよい。ネットワーク以外の接続として、例えば、RS−232やSCSI、USBその他のインターフェースを介した接続や、専用線による接続等が挙げられる。
図2に、コンピュータ3のブロック図を示す。
コンピュータ3は、CPU11、RAM12、ROM13、記憶部14、通信部15、入力部16、表示部17及びインターフェース18を有する。コンピュータ3の各部は、バス19によって接続される。
CPU11は、ROM13や記憶部14等から処理内容に応じたプログラム、データ等を読み出して実行処理し、コンピュータ3の動作制御を含む各種処理を行う。
RAM12は、CPU11が読み出したプログラム、データ等や、CPU11の処理によって生じたパラメータを記憶する記憶装置である。
ROM13は、CPU11が読み出すプログラム、データ等を書き換え不可能に記憶する記憶装置である。
記憶部14は、CPU11が読み出すプログラム、データ等を書き換え可能に記憶すると共に、CPU11の処理によって生じたデータや外部から入力されたプログラム、データ等を記憶することが可能な記憶装置である。記憶部14は、例えばフラッシュメモリやハードディスクドライブ、その他の書き換え可能な記憶装置又はその組み合わせにより構成される。
通信部15は、外部の機器と通信を行う。第一実施形態では、通信部15及び回線2を介して画像形成装置4に対してデータを送信する。通信部15によるデータの送受信は、画像形成装置4に限らず他の機器との間においても可能である。
入力部16は、コンピュータ3に対して各種の入力を行うための入力装置である。第一実施形態の入力部16は、キーボードやマウス等の入力機器を有し、ユーザの入力操作内容に応じてコンピュータ3に対して各種の入力を行う。入力部16は、他の機器、方法による入力操作を受け付ける構成を備えてもよい。例えば、ペンによる文字入力やタッチパネル方式の入力装置による入力、あるいはこれらの一つ又は複数及びキーボード、マウス等による入力の組み合わせ等が挙げられる
表示部17は、コンピュータ3の処理に伴う各種の表示出力を行う。
インターフェース18は、コンピュータ3に外部の機器を接続し、コンピュータ3と外部機器との間におけるデータ伝送を可能とするインターフェースである。インターフェース18は、例えばRS−232やSCSI、USBその他のインターフェースであり、今後発明されるあらゆるインターフェースによって置き換えることを妨げない。
コンピュータ3から画像形成装置4に対して印刷データを入力するとき、コンピュータ3のCPU11は、ROM13からプリンタドライバ・プログラムPを読み出して実行処理することによってプリンタドライバ機能を得る。プリンタドライバ・プログラムPは、画像形成装置4の機種、機能に対応したプリンタドライバ・プログラムである。以下、プリンタドライバ機能を得たコンピュータ3を単に「プリンタドライバ」と記載する。プリンタドライバによる処理は、CPU11がコンピュータ3の各部の動作を制御して行う処理である。
プリンタドライバは、用紙に形成する画像に対応する元画像データに基づいて印刷データを生成し、画像形成装置4へ出力する処理を行う。元画像データについては、記憶部14に記憶されていてもよいし、インターフェース18を介して入力されてもよいし、回線2を介して接続された外部機器から読み出してもよい。
図3に、プリンタドライバの機能ブロック図を示す。
プリンタドライバは、印刷データ生成部P1、印刷機能設定部P2及びデータ送信部P3を有する。
印刷データ生成部P1は、画像保持部P11、文字列画像生成部P12、地紋画像生成部P13及びページ記述データ生成部P14を有する。
画像保持部P11は、地紋画像を生成するためのパターン画像データを保持する。
図4に、パターン画像データにより形成される模様の一例を示す。
パターン画像データは、例えば図4に示す唐草模様パターンのように、その画像データにより形成される複数の画像を隣接させることにより連続したパターン模様を形成することができる画像データである。連続したパターン模様を用いて地紋画像を形成することにより、用紙に形成された地紋画像を識別しにくくするカモフラージュ効果がある。
第一実施形態では、パターン画像データは記憶部14に記憶されており、画像保持部P11は記憶部14に記憶された画像パターンを管理、保持する。
文字列画像生成部P12は、入力部16を介して入力された文字列に基づいて、文字列画像データを生成する。文字列画像データは、文字列画像を形成するための画像データである。文字列画像は、入力部16を介して入力された一又は複数の任意の文字列に応じた形状の画像である。
図5に、文字列画像の一例を示す。
図5は「複写」の二文字に対応した文字列画像である。第一実施形態では、生成された文字列画像は画像保持部P11によって保持される。
文字列画像生成部P12による文字列画像の生成は、一文字ずつ行われる。文字列画像生成部P12は、複数の文字による文字列に対応する地紋画像を生成する場合、文字列を構成する先頭の一文字目から順に一文字ずつ文字列画像を生成する。そして、二文字目以降の文字を、その直前の文字に隣接させるよう合成して文字列に対応する文字列画像を生成する。
図5に示す例の場合、先ず「複」の一文字について文字列画像が生成される。その後、「複」の文字に続く文字である「写」の一文字について文字列画像が生成され、「複」の文字列画像の右隣に隣接するよう合成される。
地紋画像生成部P13は、パターン画像データ及び文字列画像データに基づいて地紋画像データを生成する。地紋画像データは、地紋画像を形成するための画像データである。
図6に、地紋画像の一例として、地紋画像20を示す。
図7に、図6に示す地紋画像20を形成された用紙の画像をコピーした場合にコピー後の用紙に形成される画像の一例を示す。
図6に示すように、地紋画像20は残存パターン21と消失パターン22を含む。残存パターンとは、地紋画像に含まれる一のパターンであり、地紋画像をコピーした場合にコピー後の用紙に形成される画像において視認可能な画像として現れるドットパターンである。消失パターンとは、地紋画像に含まれる他のパターンであり、地紋画像をコピーした場合にコピー後の用紙に形成される画像において視認不可能となるドットパターンである。尚、図6においては、残存パターン21と消失パターン22とを区別可能なように強調して表現しているが、実際の地紋画像20は、両パターンが区別できない程度に近似しており、単にドットが散在する低濃度の画像として認識されるものである。
図6に示す地紋画像20は、「複写」の二文字に対応した形状の残存パターン21と、当該残存パターンの周囲に形成された消失パターン22とを含む。図6に示す地紋画像20をコピーした場合、コピー後の画像上において、図7に示すように、パターン画像データに応じて形成されるパターン模様による「複写」の二文字が可視化する。
図8に、残存パターン21の拡大図を示す。
図9に、消失パターン22の拡大図を示す。
図8に示すように、第一実施形態の残存パターン21は、画像を構成する複数の画素のうち、互いに隣接する2×3ドットの計6ドットをON(色有り)としたセルが所定間隔で並べられている。
図8に示すように、第一実施形態の消失パターン22は、画像を構成する複数の画素のうち、単一のドットが前述の所定間隔とは異なる所定間隔で並べられている。
第一実施形態の地紋画像は二値画像であり、図8に示す残存パターン21及び図9に示す消失パターン22は二値画像の拡大図である。図8に示す残存パターン21及び図9に示す消失パターン22はあくまで一例であり、コピー後の画像上における残存/消失を実現できればよく、その構成は例示するものに限らない。
残存パターン及び消失パターンを形成するための各画像データは、記憶部14に記憶されており、画像保持部P11により管理、保持される。
次に、地紋画像生成処理の流れを、コピー後の地紋画像として文字列が浮き出る場合の例を用いて説明する。
まず、地紋画像生成部P13は、文字列画像生成部P12により生成された文字列画像データと画像保持部P11のパターン画像データを合成し、合成画像データを生成する。合成画像データにより形成される画像は、図7に示す画像と同様の画像となる。
次に、地紋画像生成部P13は、合成画像データと残存パターンを形成するための画像データとを合成し、残存画像データを生成する。残存画像データは、残存画像を形成するための画像データである。残存画像は、地紋画像のうちコピー後の画像上で視認可能となる画像である。
図10に、残存画像の一例を示す。
図10に示す残存画像は、図6に示す残存パターン21に対応する画像である。
次に、地紋画像生成部P13は、パターン画像データ、消失パターンを形成するための画像データ及び文字列画像生成部P12により生成された文字列画像データに基づいて、消失画像データを生成する。消失画像データは、消失画像を形成するための画像データである。消失画像は、地紋画像のうちコピー後の画像上で視認不可能となる画像である。
具体的には、地紋画像生成部P13は、パターン画像データと消失パターンを形成するための画像データとを合成する。さらに、地紋画像生成部P13は、パターン画像データと消失パターンを形成するための画像データとを合成した画像データと文字列画像データを反転させた反転文字列画像データとを合成する。
図11に、パターン画像データと消失パターンを形成する画像データとの合成結果の一例を示す。
図12に、反転文字列画像データの一例を示す。
図4に示すパターン画像データと、図9に示す消失パターンを形成するための画像データと、図12に示す反転文字列画像データとの合成により、図6に示す消失パターン22に対応する画像が生成される。
そして、地紋画像生成部P13は、残存画像と消失画像とを合成し、地紋画像を生成する。以上は、コピー後の地紋画像として文字列が浮き出る場合の例であり、コピー後の地紋画像として文字列以外の部分が浮き出る場合には、合成される残存パターンと消失パターンとが入れ替わる。
ページ記述データ生成部P14は、印刷命令及び画像データに基づいて画像形成装置4が解釈可能なスクリプトを生成する。第一実施形態のページ記述データ生成部P14は、ページ記述言語(Page Description Language、以下「PDL」と記載する)により、画像データに応じたスクリプトを生成し、ページ記述データ30として出力する。ページ記述データ30は、印刷データを構成するデータとして画像形成装置4へ送信される。画像形成装置4は、ページ記述データ30の記述内容に応じて画像形成を行う。
図13に、ページ記述データ30の一例を示す。
ページ記述データ30は、”%StartPDL” の記述から開始し、”%EndPDL” の記述によって終了するスクリプトである。”%StartPDL”の記述と”%EndPDL”の記述の間には、各ページに形成される画像に対応する記述データが含まれる。各ページに形成される画像に対応する記述データは、”$StartPage”の記述から開始し、その後最初に現れる”$EndPage”の記述によって終了する部分であり、ページ数に応じて”$StartPage”から”$EndPage”にかかる記述が繰り返される。
ページ記述データ30の前後には、ジョブ制御記述が付加される。ジョブ制御記述は、”%StartJob”の記述によって印刷ジョブの開始を示し、”%EndJob”の記述によって印刷ジョブの終了を示す。ページ記述データ30のスクリプトは、”%StartJob”の記述と”%EndJob”の記述との間に位置し、一の印刷ジョブに含まれる。
ジョブ制御記述は、印刷ジョブの開始/終了の他に、画像形成に関する各種設定情報を示す。画像形成に関する各種設定情報とは、例えば、印刷部数、用紙のサイズ、用紙の種類等である。ジョブ制御記述は、例えば、Printer Job Language(PJL)の形式に従って記載されてもよい。
ページ記述データ生成部P14は、地紋画像の使用を設定された印刷ジョブについて、地紋画像定義35を生成し、ページ記述データ30に付加する。地紋画像定義35は、地紋画像を形成するためのオブジェクト定義を行うスクリプトである。
図14に、地紋画像定義35を含むページ記述データ30の一例を示す。
地紋画像定義35は、図14に示す”#define CopyProtectImage”のような所定のコマンドによってオブジェクト定義を宣言し、その後の括弧(<>)内の記述によって地紋画像を描画するための情報を示すスクリプトである。括弧(<>)内の記述に応じて画像形成装置4による画像の形成が行われると、例えば図6に示すような地紋画像が形成される。
図14に示す例の場合、地紋画像定義35は、ページ記述データ30のヘッダに記載される。ページ記述データ30のヘッダは、”$Header”の記述から、その後最初に現れる”$StartPage”までの範囲である。
そして、ページ記述データ生成部P14は、地紋画像の形成を行うためのコマンドをページ記述データ30に付加する。地紋画像の形成を行うためのコマンドは、例えば図14に示す”/CopyProtectImage Repeat”のような所定のコマンドであり、当該コマンドは”$Header”以下に定義された地紋画像定義35のオブジェクトを呼び出すコマンドである。当該コマンドが含まれるページの記述データにより画像が形成されるページには、そのページの画像に加えて地紋画像が形成される。
図14に示すページ記述データ30の場合、地紋画像の形成を行うためのコマンドは、地紋画像の形成を行う各ページの先頭に挿入されている。つまり、地紋画像の形成を行うためのコマンドは、そのページの地紋画像以外の画像を形成するためのデータ部分(図14に示す”/Text8,12,…”のスクリプト)よりも前に挿入されている。各ページの地紋画像以外の画像を形成するためのデータ部分の内容は、印刷ジョブにより印刷しようとする元画像データに対応する。
図14に示すように、地紋画像の形成を行うためのコマンドを、地紋画像の形成を行う各ページの先頭に挿入する場合、地紋画像はそのページの地紋画像以外の画像の背景側に形成される。言い換えれば、用紙上にまず地紋画像が形成され、その上に重ねてそのページの地紋画像以外の画像が形成されたようになる。
地紋画像は、そのページの地紋画像以外の画像の前景側に形成することもできる。言い換えれば、用紙上にまずそのページの地紋画像以外の画像が形成され、その上に重ねて地紋画像が形成されたようにすることもできる。
地紋画像とそのページの地紋画像以外の画像との関係や、その他各種の地紋画像に関する設定を行うための機能は、印刷機能設定部P2により提供される。
印刷機能設定部P2は、印刷設定画面D1や地紋編集画面D2等、各種の設定画面を表示部17に表示させる。そして、各種の設定画面に対する入力操作に応じた設定を画像形成装置4による画像形成に反映させる処理を行う。
図15に、印刷設定画面D1の一例を示す。
第一実施形態の印刷設定画面D1には、地紋印刷機能のON/OFFを切り替えるためのチェックボックスC1が設けられている。図15に示す”Copy Protect”のチェックボックスC1に対してチェックを入れると地紋印刷機能がONとなる。地紋印刷機能がONである場合、ページ記述データ30に地紋画像定義35が付加され、各ページに対して地紋画像の形成を行うためのコマンドが挿入される。図15に示す”Copy Protect”のチェックボックスC1のチェックを外すと地紋印刷機能がOFFとなる。地紋印刷機能がOFFである場合、ページ記述データ30に地紋画像定義35は付加されず、各ページに対して地紋画像の形成を行うためのコマンドも挿入されない。
図15に示す”Copy Protect”のチェックボックスC1の下方に設けられた”Edit”ボタンをクリックすると、地紋編集画面D2が表示される。地紋編集画面D2は、地紋の形成に関する各種の設定を行うことができる入力画面である。
図16に、地紋編集画面D2の一例を示す。
図16に示すように、地紋編集画面D2には、”Pattern”、”Pattern Overwrite”、”Background Pattern”、”Text/Background Color”、”Characters”、”Font Name”及び”Text Size”の設定項目がある。
”Pattern”は、コピー後の画像に形成される地紋画像の現れ方に関する設定項目である。”Pattern”には、”Emboss Text”又は”Emboss Background”のいずれか一方が選択設定される。”Emboss Text”が選択された場合、コピー後の地紋画像として文字列が浮き出る。つまり、”Emboss Text”が選択された場合、コピー後の画像に形成される地紋画像は、図7に示すような文字列となる。”Emboss Background”が選択された場合、コピー後の地紋画像として文字列以外の部分が浮き出る。つまり、”Emboss Background”が選択された場合、図6に示す地紋画像の残存パターン21と消失パターン22とが入れ替わった地紋画像が生成され、コピー後の地紋画像としてパターン画像中に刻まれた白抜きの文字列が現れる。
”Pattern Overwrite”は、地紋画像と、各ページの地紋画像以外の画像との重ね合わせに関する設定である。”Pattern Overwrite”には、”Front”と”Back” のいずれか一方が選択設定される。”Front”が選択された場合、地紋画像は各ページの地紋画像以外の画像の前景側に形成される。このとき、ページ記述データ30において付加される地紋画像の形成を行うためのコマンドは、各ページの末尾、即ち各ページの”$EndPage”の記述の直前に挿入される。“Back”が選択された場合、地紋画像は各ページの地紋画像以外の画像の背景側に形成される。
“Background Pattern”は、地紋画像に用いられるパターン画像に関する設定項目である。図16に示す例では、”Pattern1”として図4に示す唐草模様のパターン画像が選択設定されているが、ユーザは他のパターン画像を設定することもできる。
”Text/Background Color”は、地紋画像の色に関する設定項目である。”Text/Background Color”には、”Black”、”Cyan”又は”Magenta” のいずれが選択設定される。”Black”、”Cyan”、”Magenta”はそれぞれ黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)に対応し、”Text/Background Color”に設定された色による地紋画像が用紙に形成される。
”Characters”は、地紋画像によって形成される文字列に関する設定項目である。”Characters”には、予め設定された文字列を示す選択項目又は”<Custom>”の選択項目のいずれか一方が選択設定される。予め設定された文字列を示す選択項目が選択された場合、選択された予め設定された文字列に対応する文字列画像データ及び地紋画像データが生成され、当該予め設定された文字列が地紋画像として現れる。予め設定された文字列として、例えば「複写」、「コピー」、「Copy」等が挙げられるが、ユーザは任意の文字列を予め設定された文字列として設定することができる。予め設定された文字列を示す選択項目は、複数設けることができる。”<Custom>”が選択された場合、”Characters”の設定項目の下方に設けられたテキストボックスT1に対して文字列の入力が可能となり、テキストボックスT1に入力された文字列が地紋画像に現れる。
”Font Name”は、地紋画像として形成される文字のフォントに関する設定である。”Font Name”には、コンピュータ3に導入されている各種のフォントの名称が選択項目として現れ、そのいずれかが選択設定される。地紋画像として形成される文字の形状は、”Font Name”に設定されたフォントの形状に応じる。
”Text Size”は、地紋画像として形成される文字の大きさに関する設定である。”Text Size”には、地紋画像として形成される文字の大きさを設定するための複数の選択項目のうちいずれかが選択設定される。地紋画像により形成される文字の大きさは、”Text Size”に設定された選択項目に応じる。第一実施形態では、”Text Size”の選択項目として、「小」「中」「大」が設けられているが、他の選択項目を設けることもできる。
同様に、地紋編集画面D2において設定可能な設定項目及び選択項目はあくまで一例であり、その設定項目、選択項目について適宜変更可能である。他の設定画面についても同様である。
データ送信部P3は、印刷データを含む印刷ジョブや、各種の設定画面からユーザによって入力された設定内容を画像形成装置4に反映するためのデータを画像形成装置4へ送信する機能を提供する。
次に、プリンタドライバによる処理の流れを図17及至図19のフローチャートを用いて説明する。
図17に、プリンタドライバによる処理の流れを示す。
プリンタドライバの印刷機能設定部P2は、表示部17を介して印刷設定画面D1を表示する(ステップS1)。ここで、入力部16を介してユーザにより”Copy Protect”のチェックボックスC1にチェックが入れられることで地紋印刷設定がONとなると(ステップS2:YES)、以後の印刷、即ち画像形成装置4による用紙に対する画像形成において地紋画像が形成される。
地紋印刷設定がONである状態で(ステップS2:YES)、印刷が指示されると(ステップS3:YES)、プリンタドライバはジョブ開始処理を行う(ステップS4)。ジョブ開始処理とは、プリンタドライバが、”%StartJob”の記述によって印刷ジョブの開始を宣言し、ページ記述データ30の”$Header”までの記述を生成することである。
ステップS3において、印刷指示がない場合(ステップS3:NO)、ステップS1に戻る。
ステップS4の処理の後、プリンタドライバは地紋画像生成処理を行う(ステップS5)。
図18に、地紋画像生成処理の流れを示す。
地紋画像生成処理において、プリンタドライバの地紋画像生成部P13は、画像保持部P11からパターン画像データ、残存パターンを構成するするデータ及び消失パターンを構成するするデータの読み込みを順次行う(ステップS51〜S53)。ステップS51〜S53に示すパターン画像データ、残存パターンを構成するするデータ及び消失パターンを構成するするデータの読み込み順序は順不同であり、適宜変更可能である。
次に、プリンタドライバは文字列画像生成・読込処理を行う(ステップS54)。
図19に、文字列画像生成・読込処理の流れを示す。
まず、文字列画像生成部P12は、文字列を取得する(ステップS71)。ステップS71で取得される文字列は、地紋編集画面D2の”Characters”に設定された文字列である。”Characters”において”<Custom>”が選択されている場合、テキストボックスT1に対して入力された任意の文字列が取得される。
次に、文字列画像生成部P12は、文字列スタイルを取得する(ステップS72)。文字列スタイルは、地紋編集画面D2の”Font Name”に設定されたフォントによる文字の形状及び”Text Size”に設定された文字の大きさである。
次に、文字列画像生成部P12は、ステップS71で取得した文字列のうち、まだ文字列画像を生成していない先頭の文字について、ステップS72で取得した文字列スタイルに応じた文字列画像データを生成する(ステップS73)。
次に、文字列画像生成部P12は、文字列画像追加処理を行う(ステップS74)。文字列画像追加処理は、ステップS73で生成した文字列画像データを、ステップS71で取得した文字列のうち既に文字列画像として生成された最後の文字列画像データの右隣に隣接させて合成する処理である。ステップS73で生成した文字列画像データがステップS71で取得した文字列の先頭の文字に対応する文字列画像データであった場合には、ステップS74の処理を省略することができる。
次に、文字列画像生成部P12は、ステップS71で取得した文字列の終端の文字まで文字列画像データの生成を完了したか否かを判定する(ステップS75)。終端の文字まで文字列画像データの生成を完了していない場合(ステップS75:NO)、ステップS73の処理に戻る。
ステップS75において、ステップS71で取得した文字列の終端の文字まで文字列画像データの生成を完了している場合(ステップS75:YES)、文字列画像生成部P12は生成した文字列画像データを画像保持部P11に記憶、保持させる(ステップS76)。
そして、地紋画像生成部P13は、ステップS76で記憶された文字列画像データを読み出す(ステップS77)。以上で文字列画像生成・読込処理は終了する。
図18のステップS54及び図19に示す文字列画像生成・読込処理の終了後、地紋画像生成部P13は、パターン画像データを読み出してステップS54で取得した文字列画像データと合成し、(ステップS55)合成画像データを生成する。ステップS55の処理に伴い読み出されるパターン画像データは、地紋編集画面D2における“Background Pattern”の設定に応じる。
同様に、地紋画像生成部P13は、文字列画像データを反転した反転文字列画像データとパターン画像データとを合成する。
地紋画像生成部P13は、ステップS52で得た残存パターンを形成するための画像データとステップS55で得た合成画像データ又は反転文字列画像データとパターン画像データとを合成した画像データのいずれかを合成して残存画像データを生成する(ステップS56)。合成画像データ又は反転文字列画像データとパターン画像データとを合成した画像データのいずれが残存パターンと合成されるかは、地紋編集画面D2の”Pattern”の設定項目に応じる。
地紋画像生成部P13は、ステップS53で得た消失パターンを形成するための画像データとステップS55で得た合成画像データ又は反転文字列画像データとパターン画像データとを合成した画像データのうち残存画像データの生成に用いられなかった方の画像データとを合成して消失画像データを生成する(ステップS57)。合成画像データ又は反転文字列画像データとパターン画像データとを合成した画像データのいずれが消失パターンと合成されるかは、地紋編集画面D2の”Pattern”の設定項目に応じる。
ステップS56の残存画像データの生成処理と、ステップS57の消失画像データの生成処理の処理順序は順不同であり、適宜変更可能である。また、残存画像データ又は消失画像データのいずれか一方のための合成画像データ又は反転文字列画像データとパターン画像データとを合成した画像データの生成と、生成された画像データに基づく残存画像データ又は消失画像データの生成を行ってから、他方の生成のための処理を行うようにしてもよい。
地紋画像生成部P13は、ステップS55で得た残存画像データとステップS56で得た消失画像データを合成して地紋画像データを生成する(ステップS58)。以上で地紋画像生成処理は終了する。
地紋画像生成処理とジョブ開始処理の処理順序は順不同であり、適宜変更可能である。
図17のステップS5及び図18に示す地紋画像生成処理の終了後、ページ記述データ生成部P14は、地紋画像定義35の生成及び記述処理を行う(ステップS6)。ページ記述データ生成部P14は、地紋画像定義35を生成し、ページ記述データ30の”$Header”の記述の後に地紋画像定義35の記述を行う。地紋編集画面D2の”Text/Background Color”の設定に基づく地紋画像の色設定は、地紋画像定義35に反映される。
ページ記述データ生成部P14は、まだページ記述データ30に記述を完了していないページのうち先頭のページについて、ページ開始処理を行う(ステップS7)。ページ開始処理は、ページ記述データ30の”$StartPage”の記述を行う処理である。
ステップS7のページ開始処理の後、ページ記述データ生成部P14は、地紋画像の形成を行うためのコマンドをページ記述データ30に付加する処理(ステップS8)及びページデータ処理(ステップS9)を行う。ページデータ処理は、各ページの地紋画像以外の画像を描画するためのスクリプトを生成、記述する処理である。ステップS8の地紋画像の形成を行うためのコマンドの付加処理と、ステップS9のページデータ処理の処理順序は、地紋編集画面D2の”Pattern Overwrite”の設定に応じる。”Pattern Overwrite”の設定が”Back”の場合はステップS8、S9の順に行われ、”Pattern Overwrite”の設定が”Front”の場合はステップS9、S8の順に行われる。
ステップS8、S9の完了後、ページ記述データ生成部P14は”$EndPage”の記述を行う。
ステップS8、S9の処理後、ページ記述データ生成部P14は、最終ページまで地紋画像の形成を行うためのコマンドの生成及び記述処理及びページデータ処理が完了したか否かを判定する(ステップS10)。ステップS10において、最終ページまで処理を完了していない場合(ステップS10:NO)、ステップS7の処理に戻る。
ステップS10において、最終ページまで処理を完了している場合(ステップS10:YES)、ページ記述データ生成部P14は、ジョブ終了処理を行う(ステップS11)。ジョブ終了処理は、”%EndPDL”及び”%EndJob”の記述を行うことである。
ステップS11のジョブ終了処理後、プリンタドライバは印刷ジョブの生成を完了し(ステップS12)、画像形成装置4へ印刷ジョブを送信する(ステップS13)。以上でプリンタドライバの処理は終了する。
ステップS2において、入力部16を介してユーザにより”Copy Protect”のチェックボックスC1にチェックが入れられないことで地紋印刷設定がOFFとなると(ステップS2:NO)、以後の印刷において地紋画像は形成されない。
地紋印刷設定がOFFである状態で(ステップS2:NO)、印刷が指示されると(ステップS3:YES)、プリンタドライバは、ジョブ開始処理(ステップS4)、ページ開始処理(ステップS7)、ページデータ処理(ステップS9)、最終ページまでの処理完了判定(ステップS10)、ジョブ終了処理(ステップS11)、印刷ジョブ作成完了(ステップS12)及び印刷ジョブの送信(ステップS13)を行う。
第一実施形態によれば、プリンタドライバは、地紋画像データを生成して当該地紋画像データから地紋画像を形成するためのスクリプトを生成し、当該スクリプトを印刷データに付加し、地紋画像を形成するためのスクリプトを付加された印刷データを含む印刷ジョブを画像形成装置4へ入力する。画像形成装置4は、印刷データに付加されたスクリプトに応じた地紋画像を用紙へ形成する。これによって、画像形成装置4に専用のハードウェアによる地紋印刷機能を設けることなく、印刷ジョブを解析してラスタライズするといった一般的な印刷データ処理を利用して地紋画像の形成を行うことができる。従って、低価格でありながら地紋印刷を行うことができる画像形成装置を提供することが出来る。
また、プリンタドライバによって生成された地紋画像は、スクリプト形式で画像形成装置4へ入力されるので、地紋画像データそのものをコンピュータ3から画像形成装置4へ入力する場合に比して転送データ量を大幅に小さくすることができる。
さらに、プリンタドライバは、地紋画像定義35をオブジェクト定義し、各ページに付加された地紋画像の形成を行うためのコマンドを付加する。画像形成装置4は、各ページに設定された地紋画像の形成を行うためのコマンドにより地紋画像定義35のオブジェクトを呼び出して各ページに印刷する地紋画像を形成する。このように、地紋画像をオブジェクト定義することにより、各ページに対して地紋画像を形成するためのスクリプトを個別に定義する必要がなくなり、各ページに対して地紋画像を形成するためのスクリプトを個別に定義する場合に比して地紋画像形成のために付加されるデータ量を極めて小さくすることができる。
さらに、地紋画像は残存パターンと消失パターンとを含む。残存パターンと消失パターンの両方を含む地紋画像をコピー前の用紙に形成することによって、残存パターンのみによって地紋画像を形成した場合に比してコピー前の用紙に形成された地紋画像を目立たなくすることができる。
さらに、ユーザによりテキストボックスT1に入力された任意の文字列について、文字列画像生成部P12が文字列画像を生成し、地紋画像生成部P13が文字列画像生成部P12により生成された文字列画像と画像保持部P11により記憶、管理、保持されたパターン画像データならびに残存パターン及び消失データを形成するための画像データに基づいて地紋画像を生成する。これによって、任意の文字列に対応した地紋画像を形成することができる。
さらに、地紋画像として形成される文字の大きさを設定することができるので、より柔軟に任意の文字列に対応した地紋画像を形成することができる。
さらに、用紙に形成される地紋画像の色を設定することができるので、より柔軟に任意の地紋画像を形成することができる。
さらに、地紋画像を形成するためのスクリプトはPDLであるので、PDLを解釈可能な多くの画像形成装置によりプリンタドライバによる地紋画像の形成を行うことができる。
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、前述の実施形態では、地紋画像定義35によるオブジェクト定義をページ記述データ30のヘッダにおいて行い、各ページに地紋画像の形成を行うためのコマンドを挿入しているが、各ページに地紋画像を形成するためのスクリプトを記述してもよい。
図20に、各ページに地紋画像を形成するためのスクリプトを記述した場合のページ記述データ30の一例を示す。
例えば、図20に示すように、各ページの”$StartPage”の記述の後に、前述の地紋画像定義35の括弧(<>)内と同様の記述を行って個別に地紋画像を形成するためのスクリプトを記述してもよい。図20に示す例では、地紋画像を形成するためのスクリプトが地紋画像以外の画像を形成するためのスクリプトより前に記述されているが、例えば前述の”Pattern Overwrite”の設定に応じた記述順序の変更のように、適宜変更可能である。
各ページに地紋画像を形成するためのスクリプトを記述することによって、オブジェクト定義されたデータを取り扱うことができない画像形成装置であっても地紋画像を形成することができる。
(第二実施形態)
また、地紋画像をより好適に形成するために、地紋画像に応じた画質設定を行うためのスクリプトをさらに加えてもよい。以下、地紋画像に応じた画質設定を行うためのスクリプトの記述を「画質設定記述」と記載し、画質設定記述をさらに加える場合の実施形態を第二実施形態として説明する。第二実施形態は、第一実施形態の構成を全て含んでいる。
図21に、画質設定画面D3の一例を示す。
画質設定画面D3は、設定画面の一つである。画質設定画面D3に対する入力操作により、画像形成における画質の設定を行うことができる。
図21に示す画質設定画面D3の”Quick Color”の設定において、”Custom”を選択した状態で、その下方に設けられた”Details”ボタンB1をクリックすると、カラー設定画面D4による画質設定を行うことができる。
図22に、カラー設定画面D4の一例を示す。
カラー設定画面D4は、設定画面の一つである。カラー設定画面D4に対する入力操作により、各種の画像を構成する要素であるイメージ(Image)、テキスト(Text)及びグラフィックス(Graphics)について個別にカラー設定を行うことができる。イメージ(Image)、テキスト(Text)及びグラフィックス(Graphics)のそれぞれに設けられたカラー設定項目は同一であるので、一括して説明する。
カラー設定項目のうち、”RGB Intent”は、RGB色変換に関する設定項目である。RGB色変換に関する設定とは、画像形成装置4に対して入力される画像データのRGBパラメータから画像形成装置4の色剤による色再現(例えばCMYK等)へ色変換を行う際の色変換特性を指定する設定である。
”RGB Intent”には、”Vivid”又は”Photographic”のいずれかが設定される。”Vivid”は「鮮やか」であることを示す設定であり、画像の彩度を保持又は強調した色再現を行う設定である。”Photographic”は「写真調」であることを示す設定であり、画像が含む色の相対的な関係を保持した色再現を行う設定である。
カラー設定項目のうち、”RGB Gray Treatment”は、RGBグレー再現に関する設定項目である。RGBグレー再現に関する設定とは、画像に含まれる色のうち黒及びグレーの再現に関する設定である。
”RGB Gray Treatment”には、”Composite Black”、”Black Only”又は”Black and Gray”のいずれかが設定される。”Composite Black”は黒及びグレーを全ての色剤(例えばCMYKの4色)で再現する設定である。”Black Only”は黒(R=G=B=0)の再現について黒の色剤のみにより再現し、グレーについては全ての色剤(例えばCMYKの4色)で再現する設定である。”Black and Gray”は、黒及びグレーを黒の色剤のみにより再現する設定である。
地紋画像を形成する場合であって、地紋画像を形成する色がシアン(C)又はマゼンタ(M)である場合、画像の彩度を保持又は強調した色再現を行うことにより、地紋画像を好適に形成することができる。第二実施形態の場合、印刷設定画面D1の”Copy Protect”のチェックボックスC1にチェックが入っており、地紋編集画面D2の”Text/Background Color”に”Cyan”又は”Magenta”が設定されている場合、”RGB Intent”の設定が”Vivid”である場合に好適に地紋画像を形成することができる。
また、地紋画像を形成する色に関わらず、地紋画像を形成する場合、黒及びグレーを黒の色剤のみにより再現することにより、地紋画像を好適に形成することができる。第二実施形態の場合、印刷設定画面D1の”Copy Protect”のチェックボックスC1にチェックが入っている場合、”RGB Gray Treatment”の設定が”Black and Gray” である場合に好適に地紋画像を形成することができる。
前述以外のカラー設定の場合、地紋画像を好適に形成できない場合がある。例えば、好適に形成されなかった地紋画像をコピーした場合、コピー後の用紙に地紋画像が形成されなかったり、形成されても不鮮明であったりする場合がある。
また、ユーザは必ずしも地紋画像の好適な形成を意識して画質設定を行っているわけではない。例えば、画質設定画面D3の”Quick Color”において、”Auto”が選択されている場合、カラー設定画面D4における”RGB Intent”の設定は”Photographic”として、”RGB Intent”の設定は”Composite Black”として扱われる。このため、地紋画像を形成する指示がなされているにも関わらず地紋画像の形成に好適ではない画質設定によって印刷が行われてしまう場合がありうる。
そこで、第二実施形態のプリンタドライバは、画質設定に関する判定を行い、判定結果に基づいて画質設定を地紋画像に応じた画質設定に変更するための命令を印刷ジョブに加える。
図23に、画質設定記述40を含むジョブ制御記述の一例を示す。
図23に示す画質設定記述40は、ジョブ制御記述に含まれる。画質設定記述40の”RGBGrayTreatment=BlackAndGray”の記述は、”RGB Gray Treatment”の設定を”Black and Gray”とする命令である。画質設定記述40の”RGBIntent=Vivid”の記述は、”RGB Intent”の設定を”Vivid”とする命令である。
画質設定記述40は、プリンタドライバの画質設定変更部P15により記述される。
図24に、第二実施形態のプリンタドライバの機能ブロック図を示す。
第二実施形態のプリンタドライバは、第一実施形態のプリンタドライバの構成に加え、画質設定変更部P15及び画質設定判定部P16を有する。第二実施形態の画質設定変更部P15及び画質設定判定部P16は、印刷データ生成部P1に含まれる。
画質設定変更部P15は、画質設定記述40を生成し、ジョブ制御記述に付加する。
画質設定判定部P16は、画質設定に関する判定を行う。
画質設定判定部P16は、以下の式(1)、(2)による判定を行う。
(CopyProtect == ON) & (RGBGrayTreatment != BlackAndGray) -> RGBGrayTreatment = BlackAndGray ……(1)
(CopyProtect == ON) & ((CopyProtectColor == Magenta) | (CopyProtectColor == Cyan)) & (RGBIntent != Vivid) -> RGBIntent = Vivid ……(2)
式(1)、(2)の(CopyProtect == ON)は、地紋印刷機能がONである場合に真、そうでない場合に偽となる判定式である。
式(1)の(RGBGrayTreatment != BlackAndGray)は、カラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定が”Black and Gray”でない場合に真、カラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定が”Black and Gray”である場合に偽となる判定式である。
式(1)のRGBGrayTreatment = BlackAndGrayは、カラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定を”Black and Gray”とする命令である。
式(1)は、地紋印刷機能がONであって、かつ、カラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定が”Black and Gray”でない場合、カラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定を”Black and Gray”とするための式である。
式(2)の((CopyProtectColor == Magenta) | (CopyProtectColor == Cyan))は、カラー設定画面D4の”Text/Background Color”の設定が” Magenta”又は” Cyan”である場合に真、そうでない場合に偽となる判定式である。
式(2)の(RGBIntent != Vivid)は、カラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定が”Vivid”でない場合に真、カラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定が”Vivid”である場合に偽となる判定式である。
式(2)のRGBIntent = Vividは、カラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定を”Vivid”とする命令である。
式(2)は、地紋印刷機能がONであり、カラー設定画面D4の”Text/Background Color”の設定が” Magenta”又は” Cyan”であって、かつ、カラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定が”Vivid”でない場合、カラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定を”Vivid”とするための式である。
式(1)により、プリンタドライバによりなされる設定について、地紋印刷機能がONであって、かつ、カラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定が”Black and Gray”でないと判定されると、画質設定判定部P16は、画質設定変更部P15に対してカラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定を”Black and Gray”とするための命令を生成、記述させる。画質設定変更部P15により生成、記述されるカラー設定画面D4の”RGB Gray Treatment”の設定を”Black and Gray”とするための命令とは、画質設定記述40の”RGBGrayTreatment=BlackAndGray”の記述である。
式(2)により、プリンタドライバによりなされる設定について、地紋印刷機能がONであり、カラー設定画面D4の”Text/Background Color”の設定が” Magenta”又は” Cyan”であって、かつ、カラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定が”Vivid”でないと判定されると、画質設定判定部P16は、画質設定変更部P15に対してカラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定を”Vivid”とするための命令を生成、記述させる。画質設定変更部P15により生成、記述されるカラー設定画面D4の”RGB Intent”の設定を”Vivid”とするための命令とは、画質設定記述40の”RGBIntent=Vivid”の記述である。
式(1)、(2)による判定及び命令の生成、記述は個別に処理される。例えば、式(1)に該当し、式(2)に該当しない場合、画質設定記述40の内容は”RGBGrayTreatment=BlackAndGray”の一行のみとなる。
画質設定記述40による画質設定は、各種の設定画面を介してユーザの入力操作により設定された画質設定より優先される。印刷ジョブに画質設定記述40が含まれる場合、画像形成装置4は、画質設定記述40により指定された画質設定に従って画像形成を行う。
なお、本実施形態の地紋画像は、各種の画像を構成する要素であるイメージ(Image)、テキスト(Text)、グラフィックス(Graphics)のうち、イメージ(Image)に属する。前述の実施形態では、イメージ(Image)、テキスト(Text)及びグラフィックス(Graphics)の全ての画質設定について、画質設定記述40により画質設定の変更を行っているが、地紋画像に応じた画質設定の変更は、イメージ(Image)についての画質設定のみでも事足りる。このため、画質設定記述40によって変更される画質設定を、イメージ(Image)についての画質設定のみとしてもよい。
次に、第二実施形態におけるプリンタドライバによる処理の流れを図25のフローチャートを用いて説明する。
図25に示すように、第二実施形態におけるプリンタドライバによる処理では、ステップS3における印刷の指示後(ステップS3:YES)、ステップS4のジョブ開始処理を行う前に、画質設定の変更の必要性があるか否かの判定(ステップS21)を行い、画質設定の変更の必要性がある場合に(ステップS21:YES)、画質設定変更処理を行う(ステップS22)。
ステップS21の画質設定の変更の必要性があるか否かの判定は、式(1)、(2)による画質設定の判定である。プリンタドライバの各種設定画面を介してユーザの入力操作によりなされた設定が式(1)、(2)の少なくともいずれか一方を満たす場合、画質設定判定部P16は画質設定の変更の必要性があると判定する(ステップS21:YES)。ユーザの入力操作によりなされた設定が式(1)、(2)のいずれも満たさない場合、画質設定判定部P16は画質設定の変更の必要性がないと判定する(ステップS21:NO)。画質設定の変更の必要性がない場合(ステップS21:NO)、プリンタドライバによる処理はステップS4のジョブ開始処理へ移行する。
ステップS22の画質設定変更処理は、ステップS21の判定において式(1)、(2)のうち条件が満たされた判定に対応する命令を行うための画質設定記述40を生成する処理である。ステップS22において生成された画質設定記述40は、その後のステップS4のジョブ開始処理においてジョブ制御記述に含めて記述される。
第二実施形態によるプリンタドライバの処理の流れは、ステップS21、22がある点及びステップS4のジョブ開始処理において画質設定記述40がさらに記述される点を除いて第一実施形態のプリンタドライバと同様である。
第二実施形態によれば、第一実施形態の効果に加えて、地紋画像に応じた画質設定を行うためのスクリプトをさらに加えることにより、より好適に地紋画像を形成することができる。加えて、ユーザが地紋画像を好適に形成するための画質設定を失念している場合や当該画質設定を知らない場合であっても、自動的に地紋画像に応じた画質設定を行うためのスクリプトにより画質設定が変更されるので、地紋画像に応じた画質設定による地紋画像の形成を確実に行うことができる。
第二実施形態における式(1)、(2)の判定内容や、地紋画像形成に応じた画質設定の具体的内容はあくまで一例であり、適宜変更可能である。
コンピュータの構成や、プリンタドライバ及び画像形成装置で扱う色空間及び色数その他の各種項目は、適宜変更可能である。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。
また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される
3 コンピュータ
4 画像形成装置
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 記憶部
15 通信部
16 入力部
17 表示部
18 インターフェース
19 バス
20 地紋画像
21 残存パターン
22 消失パターン
30 ページ記述データ
35 地紋画像定義
40 画質設定記述
P プリンタドライバ・プログラム
P1 印刷データ生成部
P2 印刷機能設定部
P11 画像保持部
P12 文字列画像生成部
P13 地紋画像生成部
P14 ページ記述データ生成部
P15 画質設定変更部
P16 画質設定判定部
T1 テキストボックス

Claims (14)

  1. コンピュータを、
    地紋画像を生成するための画像データを記憶する手段、
    前記画像データに基づいて地紋画像を生成する手段、
    生成された地紋画像に基づいて、前記地紋画像を形成するための情報をオブジェクトとしてオブジェクト定義をする第1スクリプトを生成する手段、
    前記第1スクリプトを印刷データに付加する手段、
    前記第1スクリプトによりオブジェクト定義されたオブジェクトを呼び出すための呼び出しコマンドを、前記印刷データに付加する手段、
    前記第1スクリプト及び前記呼び出しコマンドが付加された印刷データを画像形成装置へ入力する手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    地紋画像の形成における画質設定に関する情報を取得する手段、
    前記取得した画質設定に関する情報に基づいて、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定であるか否かを判定する手段、
    前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定でないと判定する場合に、
    前記画質設定を地紋画像に応じた画質設定に変更した第2スクリプトを生成する手段、
    前記第2スクリプトを前記印刷データにさらに付加する手段、
    前記第2スクリプトがさらに付加された前記印刷データを前記画像形成装置へ入力する手段、
    としてさらに機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記呼び出しコマンドは、前記印刷データの各ページに対して付加されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記地紋画像は、用紙上に形成された地紋画像に対して光学的処理によるコピーを行った場合にコピーされた画像上で視認可能となる残存パターンと、用紙上に形成された地紋画像に対して光学的処理によるコピーを行った場合にコピーされた画像上で視認不可能となる消失パターンと、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記コンピュータを、
    一又は複数の文字からなる文字列を入力する手段、
    前記文字列に応じた文字列画像を生成する手段、
    前記文字列画像及び前記画像データに基づいて前記地紋画像を生成する手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    前記文字の形状又は前記文字列画像の大きさの少なくともいずれか一方を設定する手段、
    として機能させることを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    前記地紋画像の色を設定する手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
  7. 前記第1スクリプトはページ記述言語であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記第2スクリプトは、
    画像の彩度を保持又は強調した色再現を行うためのスクリプトであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 前記第2スクリプトは、
    黒及びグレーを、黒の色剤のみにより再現するためのスクリプトであることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 地紋画像を生成するための画像データを記憶する画像記憶部と、
    前記画像データに基づいて前記地紋画像を生成し、生成された地紋画像に基づいて前記地紋画像を形成するための情報をオブジェクトとしてオブジェクト定義をする第1スクリプトを生成し、前記第1スクリプトを印刷データに付加し、前記第1スクリプトによりオブジェクト定義されたオブジェクトを呼び出すための呼び出しコマンドを、前記印刷データに付加し、前記第1スクリプト及び前記呼び出しコマンドが付加された印刷データを画像形成装置へ入力する制御部と、
    を備える画像処理装置であって、
    前記制御部は、地紋画像の形成における画質設定に関する情報を取得し、前記取得した画質設定に関する情報に基づいて、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定であるか否かを判定し、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定でないと判定する場合に、前記画質設定を地紋画像に応じた画質設定に変更した第2スクリプトを生成し、前記第2スクリプトを前記印刷データにさらに付加し、前記第2スクリプトがさらに付加された前記印刷データを前記画像形成装置へ入力することを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記制御部は、前記呼び出しコマンドを、前記印刷データの各ページに対して付加することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 地紋画像を生成するための画像データを記憶する記憶工程、
    前記画像データに基づいて地紋画像を生成する生成工程、
    生成された地紋画像に基づいて、前記地紋画像を形成するための情報をオブジェクトとしてオブジェクト定義をする第1スクリプトを生成する第1スクリプト生成工程、
    前記第1スクリプトを印刷データに付加する第1スクリプト付加工程、
    前記第1スクリプトによりオブジェクト定義されたオブジェクトを呼び出すための呼び出しコマンドを、前記印刷データに付加するコマンド付加工程、
    前記第1スクリプト及び前記呼び出しコマンドが付加された印刷データを画像形成装置へ入力する第1入力工程、
    を含む画像処理方法であって、
    地紋画像の形成における画質設定に関する情報を取得する取得工程、
    前記取得した画質設定に関する情報に基づいて、前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定であるか否かを判定する判定工程、
    前記画質設定が地紋画像に応じた画質設定でないと判定する場合に、
    前記画質設定を地紋画像に応じた画質設定に変更した第2スクリプトを生成する第2スクリプト生成工程、
    前記第2スクリプトを前記印刷データにさらに付加する第2スクリプト付加工程、
    前記第2スクリプトがさらに付加された前記印刷データを前記画像形成装置へ入力する第2入力工程、
    をさらに含むことを特徴とする画像処理方法。
  13. 前記コマンド付加工程では、前記呼び出しコマンドを、前記印刷データの各ページに対して付加することを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
  14. 画像形成装置と、
    請求項10又は11に記載の画像処理装置と、
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
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