JP5533296B2 - 半導体x線検出素子、その製造方法および半導体x線検出用センサ - Google Patents
半導体x線検出素子、その製造方法および半導体x線検出用センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5533296B2 JP5533296B2 JP2010131607A JP2010131607A JP5533296B2 JP 5533296 B2 JP5533296 B2 JP 5533296B2 JP 2010131607 A JP2010131607 A JP 2010131607A JP 2010131607 A JP2010131607 A JP 2010131607A JP 5533296 B2 JP5533296 B2 JP 5533296B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor
- layer
- ray detection
- plane electrode
- tablet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
このため、従来の半導体X線検出素子を用いた半導体X線検出用センサでは、半導体X線検出素子のp面電極側の周縁部を素子ホルダに当接し、信号取出し線を兼ねた金属製ピンで半導体X線検出素子のn面電極を押して、挟むように半導体X線検出素子を保持していた。
しかし、半導体X線検出素子を透過したX線が金属製ピンに入射し、その部分で発生した金属ピンを構成する元素の特性X線が逆に半導体検出素子に入射することにより、検出したX線スペクトルに不純線が出てしまう問題点があった。
そこで、本発明の目的は、ドリフト層(i層)を厚くしても半導体タブレット(p型半導体タブレット)の信号取出し電極(n面電極)側の底面にまでドリフト層(i層)が広がることがない半導体X線検出素子およびその製造方法を提供することにある。さらに、検出したX線スペクトルに不純線が出ることがない半導体X線検出用センサを提供することにある。
上記第1の観点による半導体X線検出素子(10)では、凹部(9)を取り巻くように残っている半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)は、半導体タブレット(30)の他方の底面からn面電極(3)よりも段差をもって離れている。このため、ドリフト層(1)を厚くしてドリフト層(1)が半導体タブレット(30)の半径方向へ広がっても、凹部(9)を取り巻くように残っている半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)にまではドリフト層(1)が広がらない。よって、凹部(9)を取り巻くように残っている半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)を素子固定具で押して半導体X線検出素子(10)を挟むように保持することが出来るようになる(そうしてもリーク電流が増えるなどの不都合を生じなくなる。)。従って、金属製ピンを用いずに、例えばワイヤをn面電極(3)に接続できるようになり、X線が金属製ピンに入射し、その部分で発生した金属ピンを構成する元素の特性X線が逆に半導体検出素子に入射することにより、検出したX線スペクトルに不純線が出てしまう問題点を解消できる。
なお、十分な段差を得るために、凹部(9)の深さは0.5mm以上とするのが好ましい。
上記第2の観点による半導体X線検出素子の製造方法では、凹部(9)の底面の中央部分にn+層(91)およびn面電極(92)が設けるので、凹部(9)を取り巻くように残っているp型半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)は、n+層(91)およびn面電極(92)よりもp型半導体タブレット(30)の他方の底面から段差をもって離れている。このため、i層(1)を厚くしてi層(1)がp型半導体タブレット(30)の半径方向へ広がっても、凹部(9)を取り巻くように残っているp型半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)にまではi層(1)が広がらない。よって、凹部(9)を取り巻くように残っている半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)を素子固定具で押して半導体X線検出素子(10)を挟むように保持することが出来るようになる(そうしてもリーク電流が増えるなどの不都合を生じなくなる。)。従って、金属製ピンを用いずに、例えばワイヤをn面電極(3)に接続できるようになり、X線が金属製ピンに入射し、その部分で発生した金属ピンを構成する元素の特性X線が逆に半導体検出素子に入射することにより、検出したX線スペクトルに不純線が出てしまう問題点を解消できる。
さらに、面積を小さくする前のn+層(2)およびn面電極(3)で逆バイアスを加えるため速やかにi層(1)を形成できる上に、その後でn+層(2)およびn面電極(3)の面積を小さくするため、素子容量が小さくなり、高分解能を達成することが出来る。
上記第3の観点による半導体X線検出素子(10)では、凹部(9)を取り巻くように残っているp型半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)は、半導体タブレット(30)の他方の底面からn面電極(3)よりも段差をもって離れている。このため、i層(1)を厚くしてi層(1)がp型半導体タブレット(30)の半径方向へ広がっても、凹部(9)を取り巻くように残っているp型半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)にまではi層(1)が広がらない。よって、凹部(9)を取り巻くように残っているp型半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)を素子固定具で押して半導体X線検出素子(10)を挟むように保持することが出来るようになる(そうしてもリーク電流が増えるなどの不都合を生じなくなる。)。従って、金属製ピンを用いずに、例えばワイヤをn面電極(3)に接続できるようになり、X線が金属製ピンに入射し、その部分で発生した金属ピンを構成する元素の特性X線が逆に半導体検出素子に入射することにより、検出したX線スペクトルに不純線が出てしまう問題点を解消できる。
上記第4の観点による半導体X線検出用センサ(100)では、凹部(9)を取り巻くように残っているp型半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)を素子固定具で押して半導体X線検出素子(10)を挟むように保持するので、金属製ピンを用いる必要がなくなり、例えばワイヤをn面電極(3)に接続できるようになる。よって、X線が金属製ピンに入射し、その部分で発生した金属ピンを構成する元素の特性X線が逆に半導体検出素子に入射することにより、検出したX線スペクトルに不純線が出てしまう問題点を解消できる。
上記第5の観点による半導体X線検出用センサ(100)では、凹部(9)を取り巻くように残っているp型半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)を素子固定具で押して半導体X線検出素子(10)を挟むように保持し、金属製ピンを用いずにワイヤをn面電極(3)に接続する。この結果、X線が金属製ピンに入射し、その部分で発生した金属ピンを構成する元素の特性X線が逆に半導体検出素子に入射することにより、検出したX線スペクトルに不純線が出てしまう問題点を解消できる。
本発明の半導体X線検出用センサによれば、凹部を取り巻くように残っているp型半導体タブレットの一方の底面を素子固定具で押して半導体X線検出素子を挟むように保持するので、金属製ピンを用いる必要がなくなり、例えばワイヤをn面電極に接続できるようになる。よって、X線が金属製ピンに入射し、その部分で発生した金属ピンを構成する元素の特性X線が逆に半導体検出素子に入射することにより、検出したX線スペクトルに不純線が出てしまう問題点を解消できる。
図1は、実施例1に係る半導体X線検出素子10を示す断面図である。
この半導体X線検出素子10は、円柱状のp型半導体タブレット30の一方の底面の中央部分に設けられた円柱状の凹部9と、凹部9の底面の中央部分に設けられたn+層2およびn面電極3と、p型半導体タブレット30の中心部に形成された略円柱状のi層1と、i層1の周りを取り巻くp層5と、p型半導体タブレット30の一方の底面の中央部分に設けられたX線入射窓6と、X線入射窓6を取り巻く底面に形成されたp面リング電極4と、p型半導体タブレット30の一方の底面に形成されたp面電極7と、n面電極3の部分を除く凹部9の表面を覆う保護膜8とを具備している。
なお、5aは、凹部9を取り巻く底面であるリング状肩部である。また、5bは、リング状肩部5aに対向するリング状底部である。
ステップS1では、図3に示すごとき円柱体のp型半導体タブレット30の上面に、図4に示すごとき円柱状の凹部90を超音波加工で作る。凹部90の直径は約5.8mmであり、凹部90の深さは約0.5mmである。次いで、図5に示すように、弗硝酢酸でエッチングして凹部90の表面の超音波によるダメージ層を除去し、凹部9を形成する。エッチングして除去する深さを例えば約0.3mmとすると、凹部9の直径は約6.4mmになり、凹部9の深さは約0.8mmになる。なお、エッチングしたくない部分にはワックスなどを用いてマスクをしておく。
p型半導体タブレット30は、例えばp型Siウエハを半導体X線検出素子10の外形(タブレット)にくり抜き、両底面を鏡面研磨したものである。
図16は、実施例2に係る半導体X線検出用センサ100の要部断面図である。
この半導体X線検出用センサ100は、実施例1に係る半導体X線検出素子1のリング状底部5bをBN素子ホルダ11に当接し、リング状肩部5aをBN素子固定具12で押して、BN素子固定具12に内蔵されている金属リング13によって挟むように半導体X線検出素子10を保持すると共に、n面電極3にAuワイヤ21を接続してFETチップ22への信号取出しを行った構成である。
高純度・高抵抗Si結晶の円柱状のタブレットを用い、例えばボロンをタブレットの周面から拡散させてドーナツ状のp層5を形成し、p層5で囲むように円柱状のi層1を残してもよい。
2 n+層
3 n面電極
4 p面リング電極
5 p層
5a リング状肩部
5b リング状底部
6 X線入射窓
7 p面電極
8 保護膜
9 凹部
10 半導体X線検出素子
11 BN素子ホルダ
12 BN素子固定具
13 金属リング
21 Auワイヤ
100 半導体X線検出用センサ
Claims (5)
- 円柱状の半導体タブレット(30)の一方の底面の中央部分に円柱状の凹部(9)が設けられ、前記凹部(9)の底面の中央部分にn面電極(3)が設けられており、前記凹部(9)を取り巻くように残っている半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)は半導体タブレット(30)の他方の底面からn面電極(3)よりも段差をもって離れていて、前記半導体タブレット(30)の一方の底面(5a)にまではドリフト層(1)が広がっていないことを特徴とする半導体X線検出素子(10)。
- 円柱状のp型半導体タブレット(30)の一方の底面の中央部分に円柱状の凹部(9)を設け、前記凹部(9)の底面にリチウムを拡散させたn+層(91)およびn面電極(92)を設け、逆バイアスを加えてi層(1)を形成し、さらに前記n+層(91)およびn面電極(92)の面積を小さくしてn+層(2)およびn面電極(3)を形成することを特徴とする半導体X線検出素子の製造方法。
- 円柱状のp型半導体タブレット(30)の一方の底面の中央部分に円柱状の凹部(9)が設けられ、前記凹部(9)の底面の中央部分にn+層(2)およびn面電極(3)が設けられ、前記p型半導体タブレット(30)はi層(1)の周りをp層(5)が取り巻く構造であり、前記凹部(9)を取り巻く底面であるリング状肩部(5a)および該リング状肩部(5a)の反対面に相当するリング状底部(5b)の全部または一部はp層(5)であり、前記リング状肩部(5a)はp型半導体タブレット(30)の他方の底面からn面電極(3)よりも段差をもって離れていて、前記リング状肩部(5a)にまではi層(1)が広がっていないことを特徴とする半導体X線検出素子(10)。
- 請求項3に記載の半導体X線検出素子(10)の前記リング状肩部(5a)および前記リング状底部(5b)のp層(5)の部分で前記半導体X線検出素子(10)を挟むように保持したことを特徴とする半導体X線検出用センサ(100)。
- 請求項4に記載の半導体X線検出用センサ(100)において、前記半導体X線検出素子(10)の前記n面電極(3)にワイヤ(21)を接続したことを特徴とする半導体X線検出用センサ(100)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010131607A JP5533296B2 (ja) | 2010-06-09 | 2010-06-09 | 半導体x線検出素子、その製造方法および半導体x線検出用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010131607A JP5533296B2 (ja) | 2010-06-09 | 2010-06-09 | 半導体x線検出素子、その製造方法および半導体x線検出用センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011257255A JP2011257255A (ja) | 2011-12-22 |
| JP5533296B2 true JP5533296B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=45473579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010131607A Active JP5533296B2 (ja) | 2010-06-09 | 2010-06-09 | 半導体x線検出素子、その製造方法および半導体x線検出用センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5533296B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3948359B1 (en) * | 2019-03-29 | 2023-12-27 | Shenzhen Xpectvision Technology Co., Ltd. | Apparatuses for detecting radiation and their methods of making |
| CN113544547B (zh) | 2019-03-29 | 2023-11-10 | 深圳帧观德芯科技有限公司 | 辐射检测装置及其制备方法 |
| CN111665273B (zh) * | 2020-06-17 | 2022-05-17 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 一种用于试验机与x射线光源表征联用的高低温环境箱 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60177681A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体電子線検出器 |
| JPS6255587A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射線センサアレイ |
| JPH10253762A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-09-25 | Horiba Ltd | エネルギー分散型半導体x線検出器 |
| JP4935811B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2012-05-23 | 株式会社島津製作所 | 半導体x線検出素子 |
-
2010
- 2010-06-09 JP JP2010131607A patent/JP5533296B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2011257255A (ja) | 2011-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3091903B2 (ja) | アバランシェ・フォト・ダイオード及びその製造方法 | |
| US10269858B2 (en) | Image sensor with reduced optical path | |
| WO2018061334A1 (ja) | アバランシェフォトダイオード | |
| JP2003264310A (ja) | 受光素子内蔵型半導体装置の製造方法及び受光素子内蔵型半導体装置 | |
| JP2011164057A (ja) | 半導体圧力センサおよびその製造方法 | |
| JP5533296B2 (ja) | 半導体x線検出素子、その製造方法および半導体x線検出用センサ | |
| JP2009528703A (ja) | 非感光領域に対して高い割合の感光領域を有するフォトダイオード | |
| US8647908B2 (en) | Semiconductor pressure sensor and method of manufacturing semiconductor pressure sensor | |
| JP4581215B2 (ja) | 薄膜センシング部を有する半導体装置の製造方法 | |
| JP5692099B2 (ja) | 半導体圧力センサおよびその製造方法 | |
| JP5600690B2 (ja) | アバランシェフォトダイオード及びその製造方法 | |
| JP4935811B2 (ja) | 半導体x線検出素子 | |
| JP2014170007A (ja) | 半導体圧力センサ | |
| JP5139923B2 (ja) | 半導体受光素子 | |
| JP6742483B1 (ja) | 半導体圧力センサおよびその製造方法 | |
| JP4821839B2 (ja) | 半導体圧力センサの製造方法 | |
| CN115101629A (zh) | 光电探测器的制备方法 | |
| JPS6246534A (ja) | ガラス被覆半導体チツプの製造方法 | |
| JP2000124466A (ja) | 半導体圧力センサ及びその製造方法 | |
| JP4934987B2 (ja) | 半導体x線検出素子および半導体x線検出素子の製造方法 | |
| JPS63237482A (ja) | 半導体圧力センサの製造方法 | |
| JP2009259880A (ja) | 半導体x線検出素子 | |
| US11398572B2 (en) | Semiconductor wafer manufacturing method, method of manufacturing semiconductor energy beam detecting element, and semiconductor wafer | |
| JPH06260660A (ja) | 半導体歪みセンサ | |
| JP2007221010A (ja) | 半導体x線検出素子 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120910 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130329 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130409 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140401 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5533296 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140414 |