JP5533800B2 - 燃料電池、および、燃料電池の検査方法 - Google Patents
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Description
燃料電池であって、
膜電極接合体を含んで構成される発電部材と、
前記発電部材の両側にそれぞれ配置される一対のセパレータと、
前記一対のセパレータの間に配置され、両端部が前記一対のセパレータにそれぞれ電気的に接続され、前記一対のセパレータの間に負電圧が生じたときに流れる電流によって発熱する発熱回路と、を備え、
前記発熱回路は、前記発電部材と前記セパレータとの間に形成されるガス流路を加熱可能な位置に配置されている、燃料電池。
適用例1に記載の燃料電池において、
前記一対のセパレータは、前記膜電極接合体のアノード側と接触するアノード側セパレータと、前記膜電極接合体のカソード側と接触するカソード側セパレータとを含み、
前記発熱回路は、前記アノード側セパレータから前記カソード側セパレータに電流が流れるように配置されたダイオードを含んでいる、燃料電池。
適用例1または適用例2に記載の燃料電池において、
前記発電部材は、前記膜電極接合体の外周部に形成される支持部材を含み、
前記発熱回路は、前記ガス流路のうち、前記セパレータと前記支持部材との間に形成されるガス流路を加熱可能な位置に配置されている、燃料電池。
適用例3に記載の燃料電池において、
前記発熱回路は、前記セパレータと前記支持部材との間に形成されるガス流路の両側にそれぞれ配置されている、燃料電池。
適用例1または適用例2に記載の燃料電池において、
前記セパレータは、前記発電部材と接触する面と反対側の面に冷媒流路を形成するための冷媒流路形成部を備え、
前記発熱回路は、前記ガス流路のうち、前記反対側の面に前記冷媒流路が形成されていないガス流路を加熱可能な位置に配置されている、燃料電池。
適用例1ないし適用例5のいずれかに記載の燃料電池において、
前記発熱回路に電流が流れるときの前記一対のセパレータの間の負電圧が、前記膜電極接合体のアノードにおいて水電解反応が生じるときの電圧よりも大きい、燃料電池。
燃料電池の検査方法であって、
膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両側にそれぞれ配置される一対のセパレータと、前記一対のセパレータの間に負電圧が生じたときに流れる電流によって発熱する発熱回路とを備える燃料電池を準備する工程と、
前記一対のセパレータの間の抵抗値が所定値以上となるまで前記膜電極接合体を乾燥させる工程と、
前記膜電極接合体を乾燥させた前記燃料電池の前記一対のセパレータの間に電流を流したときの前記一対のセパレータの間の負電圧が所定値以上か否かによって、前記燃料電池の状態を判断する工程と、を備える検査方法。
図1は、第1実施例に係る燃料電池の概略構成を説明するための説明図である。図1は、燃料電池スタック10の断面構成を例示しており、後述する図2、図3のA−A’断面と対応している。燃料電池スタック10は、複数の燃料電池100を積層した構成を備えている。この燃料電池スタック10は、例えば、車両等の移動体に搭載されて、移動体の動力源として使用される。また、定置型の電源等としても使用される。燃料電池100は、水素と酸素の供給を受けて発電する固体高分子型燃料電池である。
第1実施例のダイオードチップ500は、非発電領域ガス流路GCnを加熱可能な位置に配置されるものとして説明したが、第2実施例のダイオードチップ500は、非発電領域ガス流路GCn以外のガス流路を加熱可能な位置に配置されている。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
ダイオードチップ500の設置位置は、ガス流路において、氷点下始動時に氷が溶解しにくい部分を加熱可能な位置であれば、上述した位置以外の位置に設置してもよい。また、本実施例で説明したダイオードチップ500の数、位置、および、範囲は例示であり、ダイオードチップ500の数、位置、および、範囲は、実施例以外の構成としてもよい。
本実施例で示した、ダイオードチップ500の替わりにダイオードを含まず、抵抗体や、電流量を制御可能な制御部等によって構成される発熱回路を使用してもよい。この構成であっても、発熱回路に電流が流れることによって、セル電圧がカーボン酸化反応の生じる電圧まで低下しないため、カーボン酸化反応の発生による燃料電池の性能の低下を抑制することができる。また、発熱体に電流が流れると、発熱体の加熱によって内部の氷を融解するため、発電効率の低下した状態を早期に解消することができる。
本実施例では、ガス流路は、アノード側セパレータ310に形成されたガス流路形成部317とシール部材一体型MEA200との間に形成されるものとして説明したが、ガス流路は、アノード側セパレータ310とシール部材一体型MEA200との間に配置されたガス流路形成部材によって形成されていてもよい。ガス流路形成部材とは、例えば、チタン、ステンレス、ニッケルもしくは銅等の発泡金属や、ステンレス鋼により形成されたエキスパンドメタルなどによって構成することができる。
燃料電池スタック10は、ダイオードチップ500を備える燃料電池100のみを積層した構成に限定されず、ダイオードチップ500を備えていない燃料電池を一部含んでいてもよい。
本実施例では、燃料電池に固体高分子型燃料電池を用いたが、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物形燃料電池等、種々の燃料電池を用いることができる。
100…燃料電池
200…シール部材一体型MEA
210…MEA
212…電解質膜
214…アノード側触媒層
215…カソード側触媒層
220…シール部材
220b…挿通口
221…アノードガス供給用貫通孔
222…アノード排ガス排出用貫通孔
223…カソードガス供給用貫通孔
224…カソード排ガス排出用貫通孔
225…冷却水供給用貫通孔
226…冷却水排出用貫通孔
310…アノード側セパレータ
311…アノードガス供給用貫通孔
312…アノード排ガス排出用貫通孔
313…カソードガス供給用貫通孔
314…カソード排ガス排出用貫通孔
315…冷却水供給用貫通孔
316…冷却水排出用貫通孔
317…ガス流路形成部
318…凸部
330…カソード側セパレータ
410…アノード側ガス拡散層
430…カソード側ガス拡散層
500…ダイオードチップ
Claims (7)
- 燃料電池であって、
膜電極接合体を含んで構成される発電部材と、
前記発電部材の両側にそれぞれ配置される一対のセパレータと、
前記一対のセパレータの間に配置され、両端部が前記一対のセパレータにそれぞれ電気的に接続され、前記一対のセパレータの間に負電圧が生じたときに流れる電流によって発熱する発熱回路と、を備え、
前記発熱回路は、前記発電部材と前記セパレータとの間に形成されるガス流路を加熱可能な位置に配置されている、燃料電池。 - 請求項1に記載の燃料電池において、
前記一対のセパレータは、前記膜電極接合体のアノード側と接触するアノード側セパレータと、前記膜電極接合体のカソード側と接触するカソード側セパレータとを含み、
前記発熱回路は、前記アノード側セパレータから前記カソード側セパレータに電流が流れるように配置されたダイオードを含んでいる、燃料電池。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料電池において、
前記発電部材は、前記膜電極接合体の外周部に形成される支持部材を含み、
前記発熱回路は、前記ガス流路のうち、前記セパレータと前記支持部材との間に形成されるガス流路を加熱可能な位置に配置されている、燃料電池。 - 請求項3に記載の燃料電池において、
前記発熱回路は、前記セパレータと前記支持部材との間に形成されるガス流路の両側にそれぞれ配置されている、燃料電池。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料電池において、
前記セパレータは、前記発電部材と接触する面と反対側の面に冷媒流路を形成するための冷媒流路形成部を備え、
前記発熱回路は、前記ガス流路のうち、前記反対側の面に前記冷媒流路が形成されていないガス流路を加熱可能な位置に配置されている、燃料電池。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池において、
前記発熱回路に電流が流れるときの前記一対のセパレータの間の負電圧が、前記膜電極接合体のアノードにおいて水電解反応が生じるときの電圧よりも大きい、燃料電池。 - 燃料電池の検査方法であって、
膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両側にそれぞれ配置される一対のセパレータと、前記一対のセパレータの間に負電圧が生じたときに流れる電流によって発熱する発熱回路とを備える燃料電池を準備する工程と、
前記一対のセパレータの間の抵抗値が所定値以上となるまで前記膜電極接合体を乾燥させる工程と、
前記膜電極接合体を乾燥させた前記燃料電池の前記一対のセパレータの間に電流を流したときの前記一対のセパレータの間の負電圧が所定値以上か否かによって、前記燃料電池の状態を判断する工程と、を備える検査方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2011152923A JP5533800B2 (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | 燃料電池、および、燃料電池の検査方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2013020795A JP2013020795A (ja) | 2013-01-31 |
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| JP2011152923A Active JP5533800B2 (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | 燃料電池、および、燃料電池の検査方法 |
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