JP5534085B2 - ガラス板梱包体 - Google Patents
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Description
本発明は、ガラス板梱包体に係り、詳しくは、パレットの基台部の上方にガラス板積層体を収容してなるガラス板梱包体の改良技術に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ(サーフェイスエミッションディスプレイを含む)およびエレクトロルミネッセンスディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板に代表される各種のガラス板は、近年、大型化が推進されているのが実情である。その一例として、液晶ディスプレイ用ガラス基板においては、一辺の長さが2000mmを超えるに至り、且つ板厚も0.7mmのものが普及されて薄肉化が伴うに至っている。このように大型且つ薄肉のガラス板は、破損が生じ易いことから、梱包して輸送する際の取り扱いが極めて困難化され、特に梱包形態が重要視されているのが実情である。
この種のガラス板の梱包形態は、パレットの基台部の上方に収容されるガラス板積層体として、複数枚のガラス板を平置き(略水平姿勢)で積層し、この状態で梱包することが有利とされている。すなわち、この種のガラス板を縦姿勢(傾斜姿勢)で積層して梱包したのでは、ガラス板の下辺近傍に生じる応力集中に起因して、梱包時および輸送時に当該ガラス板が破損するという事態を招く。これに対して、この種のガラス板を平置きで積層して梱包すれば、当該ガラス板は面接触により支持されるため、上記の如きガラス板の一部の辺近傍への応力集中が生じなくなり、このような観点からガラス板の破損を抑制することが期待できる。
ところで、パレットの基台部上に平置きでガラス板積層体を収容してなるガラス板梱包体の輸送手段としては、航空輸送、海上輸送、トラック輸送、あるいはフォークリフトでの荷扱い等が挙げられるが、これら全ての場合において、ガラス板梱包体には、上下方向、前後方向および左右方向への振動あるいは衝撃が連続的に作用し、特に上下方向への振動に対しては、充分な防振効果を得ることが重要となる。
そこで、特許文献1によれば、基台の上部に緩衝体を介してガラス板積層体を載置した梱包形態が開示されている。さらに、特許文献2によれば、板状体収容箱(ガラス板収容箱)の内部にガラス板積層体を平置きで収容すると共に、そのガラス板収容箱を、上張り材を有する台座の上方に配置し、且つ、ガラス板収容箱の底板と、基台部(上張り材)との間に、振動吸収材を介装した梱包形態が開示されている。以上のような梱包形態によれば、緩衝体あるいは振動吸収材の作用により、輸送時等にガラス板積層体に加わる上下方向への振動あるいは衝撃を吸収することが期待できる。
ところで、特許文献1、2に開示されているようにガラス板積層体が積載された防振構造を有するガラス板梱包体は、防振構造たる緩衝体(振動吸収材)を境界として上側部位と下側部位とに区分することによって、振動や衝撃の影響を考察することができる。その場合に、上側部位(ガラス板積層体が存する部位)が持つ固有振動は、この分野の一般的周波を基準とすれば低周波となるように設計されているのが通例である。そのため、下側部位に、上側部位の固有振動に近い低周波の振動(あるいは衝撃)が入力されたのでは、その低周波振動を防振構造で吸収することが困難となり、その振動が有効に吸収されずにそのままガラス板積層体に伝播されるという事態を招く。
この事を勘案すれば、ガラス板梱包体の下側部位には、上側部位と明確に相違する高周波の振動が入力されるのが好都合となるが、このような要請に応じるには、下側部位を軽量にしてその慣性を小さくすること、詳しくは上側部位の重量に対して下側部位の重量を適正に軽量にしてその慣性を小さくすることが防振に対して有効となる。
しかしながら、特許文献1に開示されたガラス板梱包体では、基台の上面部がガラス板受け部を兼ねていることから基台とガラス板受け部とが一体化され、また特許文献2に開示されたガラス板梱包体では、台座の上面部がガラス板受け部を兼ねていることから台座とガラス板受け部とが一体化されている。そのため、特許文献1に記載の基台と、特許文献2に記載の台座は、何れも、強固な剛体構造とする必要があることから、重量を軽量にして慣性を小さくすることが困難になる。
これに起因して、上記の基台および台座の何れからも、緩衝体および振動吸収材をそれぞれ境界とした場合における上側部位の持つ固有振動に近い低周波の振動が入力されることになって、その低周波振動が緩衝体および振動吸収材のそれぞれの作用によって適正に吸収されずにそのままガラス板積層体に伝播されてしまい、ガラス板の割れや破損の発生原因となる。
そして、このような問題は、ガラス板梱包体の積載効率を高めるためにガラス板積層体の積層枚数を増加させる必要がある現実に徴すれば、上記の基台および台座をそれぞれ強固な剛体構造とせねばならないことから、それらの重量が増加して慣性が大きくなることに由来して、より一層顕著なものとなる。
本発明は、上記事情に鑑み、緩衝体の下側部位を適切な剛体構造とした上で、その下側部位に、上側部位の持つ固有振動とは明確に相違する高周波の振動が入力されるようにして、良好な防振機能を確保することが可能なガラス板梱包体を提供することを技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために創案された本発明は、パレットの基台部の上方に複数枚のガラス板を平置きで積層してなるガラス板積層体を収容する構造として、前記基台部の上部に前記ガラス板積層体の荷重を受けるガラス板受け部が配設され且つ該ガラス板受け部の上部に緩衝体を介して前記ガラス板積層体が載置されてなる構造を備えたガラス板梱包体において、
前記基台部と前記ガラス板受け部とを分離すると共に、前記基台部に対する前記ガラス板受け部の水平方向移動を規制し、且つ前記基台部の上面部に前記ガラス板受け部を上下方向に自由に振動できる縁切り状態で載置したことに特徴づけられる。ここで、上記の「緩衝体」とは、衝撃吸収材と同義である。
前記基台部と前記ガラス板受け部とを分離すると共に、前記基台部に対する前記ガラス板受け部の水平方向移動を規制し、且つ前記基台部の上面部に前記ガラス板受け部を上下方向に自由に振動できる縁切り状態で載置したことに特徴づけられる。ここで、上記の「緩衝体」とは、衝撃吸収材と同義である。
このような構成によれば、ガラス板梱包体を緩衝体を境界として、上側部位(ガラス板積層体を含む)と、下側部位とに区分した場合に、下側部位が、基台部とガラス板受け部とに分離された上で、ガラス板受け部の基台部に対する水平方向移動が規制されることになる。そして、ガラス板梱包体は、基台部の上に、ガラス板受け部が上下方向に自由に振動できる縁切り状態で載置され、このガラス板受け部の上部に緩衝体を介してガラス板積層体が載置された状態となる。このような状態であれば、ガラス板梱包体の上側部位の荷重を支持する下側部位は、全体として充分な剛性を確保することができ、且つ、下側部位のガラス板受け部は、基台部と分離しているために重量が軽量になってその慣性が小さくなる。これにより、輸送時等にガラス板梱包体の下側部位に振動あるいは衝撃が入力する場合に、下側部位の一部であるガラス板受け部は、基台部から伝わる振動の高周波成分に対してより振動し易くなり、且つ低周波成分は伝え難くなる。そのため、ガラス板受け部は、上側部位の持つ低周波の固有振動と明確に相違する高周波で振動することになる。その結果、ガラス板受け部に入力された高周波の振動は、緩衝体からなる防振構造により容易に吸収されて、その上方のガラス板積層体には殆ど伝播されなくなり、ガラス板の割れや破損の発生確率が大幅に低減される。この場合、ガラス板受け部は、基台部に対して水平方向移動を規制された状態で載置されているので、ガラス板受け部が基台部上で自由に上下方向に振動するにも拘わらず、その横ズレが適切に抑止される。なお、ガラス板受け部の上部には、緩衝体が直接敷設されることが好ましく、さらには、緩衝体の上部にガラス板積層体が直接載置されること、あるいはガラス板積層体が緩衝体による緩衝作用を直接的に受けるように配設されることが好ましい。但し、箱体の内部空間にガラス板積層体を収容し、その箱体の底板とガラス板受け部との相互間に、緩衝体を配設する等のように、他の構造によってガラス板積層体が緩衝体によって緩衝作用を受け得るようにしてもよい。
以上の観点から、当該ガラス板梱包体を前記緩衝体を境界として、前記ガラス板積層体を含む上側部位と、前記基台部及び前記ガラス板受け部を含む下側部位とに区分して、前記下側部位に振動あるいは衝撃が入力する場合に、前記ガラス板受け部は、前記上側部位の持つ低周波の固有振動と明確に相違する高周波で振動するように構成されていることが好ましい。
この場合において、前記ガラス板受け部の重量は、前記基台部よりも軽量であることが好ましい。
このようにすれば、ガラス板梱包体の下側部位において、基台部と分離しているガラス板受け部を、大幅に軽量にしてその慣性を極めて小さなものとすることができる。したがって、ガラス板梱包体の下側部位の一部であるガラス板受け部は、基台部から伝わる振動の高周波成分に対してより一層振動し易くなり、上側部位の持つ低周波の固有振動とはより明確に相違する高周波で振動することになるため、その振動が緩衝体からなる防振構造によって一層適切に吸収されて、その上方のガラス板積層体への伝播およびこれに起因するガラス板の割れや破損の発生がより一層確実に低減される。
以上の構成において、前記ガラス板受け部に、前記ガラス板積層体の水平方向移動を規制する複数の押え板が相互に離隔して取り付けられていることが好ましい。
このようにすれば、ガラス板受け部上におけるガラス板積層体の横ズレが複数の押え板によって抑止されると共に、これらの押え板は複数が相互に離隔しているため、箱体の場合のようにガラス板積層体の全周が隙間なく側面部によって取り囲まれている場合と比較して、軽量化が図られると共に材料の無駄も生じなくなる。このような利点は、ガラス板の積層枚数の増量に伴って押え板を高くする場合に顕著に得られる。なお、複数の押え板は、ガラス板受け部に着脱可能に取り付けられていることが好ましく、このようにしたならば、ガラス板積層体の積み降ろしの際に押え板を取り外しておくことができるため、積み降ろし作業の邪魔にはならず、作業性の向上が図られる。また、複数の押え板の幅方向寸法の総和の値は、前記ガラス板積層体の周方向全長の1/2未満であることが好ましく、このようにしたならば、上述の複数の押え板を相互に離隔させたことによる軽量化および材料の無駄回避が、より一層確実になされることになる。
以上の構成において、前記ガラス板受け部は、前記基台部の上面周縁よりも内方側位置から起立して形成されていることが好ましい。
このようにすれば、基台部の上面の周縁近傍にスペースが形成され、このスペースを押え板の取り付けスペースや後述する支柱の取り付けスペースなどに有効利用することが可能となる。この場合、ガラス板受け部の側面に、複数の押え板がそれぞれ取り付けられていることが好ましく、このようにしたならば、各押え板が、ガラス板受け部側に突出しない態様とすることができるため、ガラス板積層体を各押え板により適正に取り囲み、ガラス板積層体の水平方向移動を支障なく規制することが可能となる。また、ガラス板受け部の側面と、基台部の側面との水平方向における離隔寸法は、押え板の板厚寸法よりも長尺であることが好ましく、このようにしたならば、押え板が基台部よりも外方側に突出しなくなるので、ガラス板梱包体がコンパクトに収まり、輸送時等に押え板が邪魔になるという不具合も生じなくなる。さらに、基台部の四隅に、ガラス板梱包体を複数段に積み重ねる際に上段のガラス板梱包体を支持する支柱を立設することが好ましく、このようにしたならば、航空輸送時、海上輸送時あるいはトラック輸送時等に、ガラス板梱包体を複数段に積み重ねて輸送空間に積み込むことが可能となり、上方の空間が無駄になるという不具合を回避することができる。この場合にも、上述の如きガラス板梱包体のコンパクト化等の観点から、各支柱は、基台部よりも外方側に突出していないことが好ましい。
以上の構成において、前記ガラス板受け部は、枠材を格子状に組み立てた枠組み体であって、前記緩衝体は、前記枠組み体の各枠材の上面に沿う態様で該上面の上に配置された緩衝基材を有することが好ましい。ここで、上記の「枠組み体の各枠材の上面に沿う態様で該上面の上に配置された」は、枠組み体の各枠材の上面に他の部材(例えば、上張り材等)を介した状態でその上に配置される場合も含む。
このようにすれば、ガラス板受け部の骨格をなす枠組み体の各枠材の上面に沿う態様で且つその上面の上に、緩衝体の緩衝基材が配置されるため、ガラス板積層体の荷重は、緩衝基材を介して枠組み体の各枠材によって受けられる。したがって、ガラス板積層体の荷重を受けるガラス板受け部としては、充分な剛性および強度を備えていることになり、ガラス板積層体の支持態様がいびつになることを回避することが可能となる。さらに、枠組み体は、枠材を格子状に組み立てたものであるため、その格子状の枠材の上面の適所に緩衝基材を配置すれば、ガラス板積層体に対する要請に応じた適切な衝撃緩和作用を確保することが可能となる。しかも、枠組み体が緩衝基材の配列に有効利用されて、上張り材を薄肉軽量または不要にすることができるため、ガラス板梱包体の不当な重量増を回避することが可能となる。
さらに、前記緩衝体は、前記緩衝基材の上部を覆うように配置された可撓性シートを有することが好ましい。ここで、上記の「可撓性シート」は、緩衝作用を行うものであってもよく、緩衝作用を行わないものであってもよいが、あくまでも主たる緩衝作用を行うのは緩衝基材であることが好ましく、したがって可撓性シートは緩衝基材に比して剛性あるいは硬度が高いことが好ましい。
このようにすれば、可撓性シートが緩衝基材の上部を覆うことにより、枠組み体の各枠材の上面に沿う態様で緩衝基材が配置されているが故に緩衝基材が存在しなくなっている複数の穴部あるいは凹部が可撓性シートにより覆われることになり、ガラス板積層体の下端面の支持が全領域に亘って良好に行われ得ることになる。
この場合、前記緩衝基材は、複数の緩衝基片からなり、これら複数の緩衝基片が相互に離隔しまたは連接して配列されていることが好ましい。
このようにすれば、個々の緩衝基片を、円柱状や角柱状の柱状体とすればよい。好ましくは、立方体形状や直方体形状あるいはライン状の一方向に長尺な形状とすればよく、緩衝基材の製作が極めて容易化されると共に、複数の緩衝基片を各枠材の上面に固定しあるいは貼着する作業も容易化される。
また、前記緩衝基片の幅方向寸法は、前記枠材の上面の幅方向寸法と略同一またはそれよりも短尺であることが好ましい。
このようにすれば、枠組み体の各枠材の上面を有効利用して緩衝基片を確実且つ適正に固定しあるいは貼着することが可能となる。
以上の構成において、前記緩衝体は、複数の緩衝基片からなり、これら複数の緩衝基片は、前記ガラス板受け部の上面の略全域に亘って点在していることが好ましい。
以上の構成において、前記ガラス板受け部は、枠材を格子状に組み立てた枠組み体であると共に、前記複数の緩衝基片は、前記枠材の上面の上に配置されていることが好ましい。
以上の構成において、前記緩衝基片の幅方向寸法は、前記枠材の上面の幅方向寸法と略同一またはそれよりも短尺であって、前記緩衝基片の幅方向と直交する方向の寸法は、前記幅方向寸法と略同一であってもよい。
以上の構成において、前記緩衝基片は、柱状体であってもよい。
以上の構成において、前記複数の緩衝基片は、各緩衝基片の弾性が二種以上に相違していてもよい。
以上の構成において、前記複数の緩衝基片は、個々の緩衝基片が二種以上の弾性を有する二層以上の積層体からなってもよい。
以上の構成において、前記枠組み体は、枠材を縦横に配列させてなり、縦枠材の上面と横枠材の上面とが同一面上に位置していてもよい。
以上の構成において、前記緩衝体は、前記複数の緩衝基片の上部を覆うように配置された可撓性シートを有していてもよい。
以上のように本発明によれば、ガラス板梱包体は、基台部の上に、ガラス板受け部が上下方向に自由に振動できる状態で載置され、このガラス板受け部の上部に緩衝体を介してガラス板積層体が載置された状態となるから、ガラス板梱包体の上側部位の重量を支持する下側部位は、全体として充分な剛性を確保することができる。しかも、下側部位の一部であるガラス板受け部は、重量が軽量になってその慣性が小さくなることから、下側部位に振動あるいは衝撃が入力した場合に、ガラス板受け部は、基台部から伝わる振動の高周波成分に対してより振動し易くなり、且つ低周波成分は伝え難くなる。そのため、ガラス板受け部は、上側部位の持つ低周波の固有振動と明確に相違する高周波で振動することになる。その結果、ガラス板受け部に入力された高周波振動は、緩衝体からなる防振構造により容易に吸収されて、その上方のガラス板積層体には殆ど伝播されなくなり、ガラス板の割れや破損の発生確率が大幅に低減される。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、ガラス板としてFPD用(特に液晶ディスプレイ用)の略矩形のガラス基板(縦方向寸法が1000〜3500mm、横方向寸法が1000〜3500mm、板厚が0.3〜0.7mm)を対象とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係るガラス板梱包体の全体構成を示す斜視図である。同図に示すように、このガラス板梱包体1は、パレット2の構成要素である平面視が略矩形の基台部3の上面部に、ガラス板の大きさに対応した広さを有する平面視が略矩形のガラス板受け部4が配設されている。このガラス板受け部4は、基台部3の上面部の周縁よりも内方側位置から起立(隆起)して形成され、したがって基台部3の上面部の周縁近傍は、全周に亘って所定幅部分が露出している。そして、このガラス板受け部4の上面部には、その略全領域に亘って緩衝体5が敷設されると共に、緩衝体5の上面部には、複数枚(例えば50〜300枚)のガラス板の相互間に合紙や発泡樹脂シート等の保護シートを介装してなるガラス板積層体6が載置されている。なお、ガラス板積層体6の最上部においては、保護シートの上面にそれよりも厚肉で硬度の高い発泡体シート(緩衝材またはクッション材)が積載されている。
さらに、ガラス板受け部4の四側面4aには、複数の押え板7の下端部がそれぞれ止め具を用いて着脱可能に取り付けられ、これらの押え板7によってガラス板積層体6の水平方向移動が規制されている。詳述すると、この押え板7は、ガラス板受け部4の一側面4aにつき二枚、計八枚が取り付けられ、この八枚の押え板7の幅方向寸法を総和した寸法は、ガラス板積層体6の周方向全長の1/2よりも短尺とされている。また、基台部3の四隅、詳しくは基台部3の上面部の露出部分における四隅には、このガラス板梱包体1を複数段に積み重ねる際に上段のガラス板梱包体を支持する支柱8が立設され、これらの支柱8は着脱可能に取り付けられている。この場合、四本の支柱8は何れも、パレット2の基台部3よりも外方側に突出していない状態で配設されている。なお、基台部3には、フォークリフトのフォークが挿脱されるフォーク用穴9が形成されている。
次に、このガラス板梱包体1を構成している各要素について詳細に説明する。図2は、パレット2の基台部3とガラス板受け部4とを示す斜視図である。同図に示すように、基台部3は、アルミ合金等の金属からなる枠材3bを格子状に組み立てた枠組み体であると共に、ガラス板受け部4も、アルミ合金等の金属からなる枠材4bを格子状に組み立てた枠組み体である。詳述すると、ガラス板受け部4は、縦枠材4bと横枠材4bとを縦横に配列させた枠組み体であって、縦枠材4bの上面と横枠材4bの上面とは同一面上に位置している。そして、基台部3は、ガラス板受け部4よりも、縦方向寸法、横方向寸法および高さ方向寸法が長尺であって、ガラス板受け部4の重量は、基台部3のそれよりも軽量とされている。
この基台部3とガラス板受け部4は、緩衝体5を境界とした場合におけるガラス板梱包体1の下側部位を構成するものであって、この両者3,4について詳述すると、図3に示すように、基台部3とガラス板受け部4とが、縁切り状態に分離されて別個の枠組み体として形成されたものである。そして、このガラス板受け部4は、図2に示す状態では、基台部3の上面部に水平方向移動を規制され且つ上下方向移動を許容されて載置されている。そのための構造として、図3に示すように、基台部3の上面部には、矩形の軌道に沿ってその矩形の一辺につき二個ずつ、計八個の規制部材3cが上方に突出して固定され、これらの規制部材3cは、ガラス板受け部4の最外周に存する枠材4bの内側面に当接または略当接するように構成されている。これにより、図2に示すように、基台部3の上面部にガラス板受け部4が上下方向に自由に振動できる状態で載置されている。
図4は、上記のガラス板受け部4の上面に、緩衝体5の構成要素である緩衝基材5aを敷設した状態を示す斜視図である。同図に示すように、緩衝基材5aは、複数の立方体状または直方体状(円柱状等であってもよい)の緩衝基片5bからなり、これら複数の緩衝基片5bは、ガラス板受け部4の上面の略全領域に亘って均等な配列密度で点在するように配設されている。詳述すると、複数の緩衝基片5bは、ガラス板受け部4を構成する枠組み体の各枠材4bの上面に沿う態様で、それら枠材4bの上面に相互に離隔して固定または貼着されている。そして、これらの緩衝基片5bは、例えば、ゴム、スポンジゴム、樹脂、発泡樹脂、シリコーン等の緩衝材からなり、緩衝基片5bの幅方向寸法aは、枠材4bの上面の幅方向寸法bと略同一あるいはそれよりも短尺である。また、緩衝基片5bの幅方向と直交する方向(水平面上で幅方向と直交する方向)の寸法は、幅方向寸法aと略同一とされている。なお、緩衝基片5bの個数は、50個〜500個が好ましく、100個〜300個がより好ましい。
図5は、上記のガラス板受け部4の上部に敷設される緩衝体5の全体構造を示す斜視図である。同図に示すように、緩衝体5は、上述の複数の緩衝基片5bと、これら複数の緩衝基片5bの上部にその緩衝基片5bの配設領域の全域を覆うように敷かれた略矩形の可撓性シート5cとから構成されている。この可撓性シート5cは、僅かに緩衝作用を行い得る発泡倍率が3〜5倍の比較的硬い発泡樹脂シートであって、この実施形態では、ポリプロピレン3倍発泡樹脂シート(商品名:パロニア(登録商標))が用いられている。
図6は、上記の緩衝体5(厳密には可撓性シート5c)の上部にガラス板積層体6が載置され、且つガラス板受け部4に複数の押え板7が取り付けられた状態を示す斜視図である。同図に示すように、緩衝体5の上部には、特に複数の緩衝基片5bによる緩衝作用を直接受けるようにガラス板積層体6が載置され、緩衝体5およびガラス板積層体6の外方側を取り囲むように複数の押え板7がガラス板受け部4の側面4aに着脱可能に取り付けられている。この場合、各押え板7は、アルミ合金等の金属で形成され、各押え板7の内側面には、ガラス板積層体6の側面6aとの間に隙間が生じないようにしてガラス板積層体6の水平方向ズレを抑制するための弾性を有するスペーサが貼着されている。また、これらの押え板7は、相互に離隔して配置されると共に、ガラス板積層体6の対向する少なくとも二つの側面6aの幅方向中央部に、押え板7の幅方向寸法よりも長尺な隙間Sが形成されている。そして、ガラス板受け部4の側面4aと、基台部3の測面3aとの水平方向における離隔寸法T1(T2)は、押え板の板厚寸法t1よりも長尺とされている。なお、ガラス板受け部4に押え板7が取り付けられた状態であっても、その総重量は、基台部3よりも軽量とされている。
このような状態で基台部3の四隅に支柱を立設することにより、図1に示すガラス板梱包体1が得られる。このガラス板梱包板1は、緩衝体5を境界として、その下側部位の構成要素である基台部3とガラス板受け部4とが縁切り状態に分離されており、基台部3に取り付けられた規制部材3cによって、基台部3に対するガラス板受け部4の水平方向移動(横ズレ)が規制され且つ上下方向移動が可能な状態となっている。また、規制部材3cは、基台部3に対するガラス板受け部4の上下動を案内する役割をも果たすと共に、ガラス板受け部4が基台部6から完全に切り離されて自由に水平方向移動できる位置まで上動することを許容している。そして、同図に示すガラス板梱包体1については、ストレッチフィルムあるいはフィルム状シート等でガラス板積層体6の周囲を覆って埃等から保護すると共に、必要に応じて、締結部材を用いることができる。すなわち、押え板7相互間の離隔隙間Sを利用しつつベルトや締め付け金具等の締結部材を用いてガラス板積層体6の最上部に基台部3側への押圧力あるいは引き込み力を付与させて保持した状態で、各種の輸送等が行われる。
この場合、図7に示すように、同一の構成とされた複数(図例では二つ)のガラス板梱包体1を製作しておき、下段のガラス板梱包体1における四本の支柱8の上端に形成した凸部8aを、上段のガラス板梱包体1における基台部3の下面に形成した凹部(図示略)に嵌合させることにより、ガラス板梱包体1を複数段に一体化した状態で各種の輸送等を行うことが可能となる。なお、このようにガラス板梱包体1を複数段に積み重ねた場合には、複数の基台部3が支柱8により連結されて単一の重量体となり、その重量が大幅に増加するが、複数のガラス板受け部4は、各基台部3と分離しているために重量に関する変化は生じない。
以上のような構成を備えたガラス板梱包体1を、緩衝体5を境界として上側部位と下側部位とに区分した場合には、下側部位のガラス板受け部4が基台部3上で自由に上下方向に振動できる状態に載置されると共に、そのガラス板受け部4の上部に緩衝体5を介して上側部位のガラス板積層体6が載置された状態となる。そして、上側部位は主としてガラス板積層体6で構成されており、この上側部位の持つ固有振動は、ガラス板梱包の分野の一般的周波を基準とすれば低周波とされている。このような状態であれば、上側部位の重量を支持する下側部位は、基台部3とガラス板受け部4との存在により全体として充分な剛性を確保することができ、且つ、ガラス板受け部4は、基台部3と分離しているために重量が軽量になってその慣性が小さくなっている。そのため、ガラス板梱包体1の下側部位に振動が入力した場合に、ガラス板受け部4は、基台部3から伝わる振動の高周波成分に対してより振動し易くなり、且つ低周波成分は伝え難くなる。そのため、ガラス板受け部4は、上側部位の持つ低周波の固有振動と明確に相違する高周波で振動することになる。その結果、ガラス板受け部4に入力された高周波の振動は、緩衝体5により容易に吸収されて、その上方のガラス板積層体6には殆ど伝播されなくなり、ガラス板の割れや破損の発生確率が大幅に低減される。この実施形態では、ガラス板受け部4(押え部材7を含む)の重量が、基台部3のそれよりも軽量であることから、緩衝体5による振動吸収効果がより一層顕著に得られる。また、図7に示すように、ガラス板梱包体1を複数段に積み重ねた場合には、複数の基台部3が一体となって重量増を招くのに対して、複数のガラス板受け部4は重量増を招くことなく個々に独立して上下方向に自由に振動できることから、上記の利点が極めて顕著化される。
図8は、本発明の第2実施形態に係るガラス板梱包体1の要部を示す斜視図である。この第2実施形態に係るガラス板梱包体1が、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と相違するところは、ガラス板受け部4の上面部に配列されている複数の緩衝基片5bの単位面積当たりの個数密度(個数面密度)が、中央部で大きく、外周側に移行するに連れて漸次小さくされている点にある。すなわち、上述の第1実施形態の場合のように、複数の緩衝基片5bをガラス板受け部4の上面部に全域の個数面密度が等しくなるように配列させたならば、ガラス板が大型薄肉である場合に、そのガラス板積層体6が自重で撓み変形を来し易く、特に中央部が沈むように変形する傾向にある。そこで、この第2実施形態の場合のように、中央部に移行するに連れて個数面密度が漸次大きくなるように緩衝基片5bを配列させれば、個々の緩衝基片5bがガラス板積層体6から受ける面圧力を等しくすることができ、ガラス板積層体6を水平姿勢に維持して支持することが可能となる。なお、中央部での緩衝基片5bの個数面密度を、その周辺領域での緩衝基片5bの個数面密度の1.15〜1.45倍、より好ましくは1.3倍として、中心から同心円上に等密度帯を形成することが好ましい。以上述べた事項以外、すなわち基台部3とガラス板受け部4とを分離し、基台部3上に突設した規制部材3cによりガラス板受け部4の基台部3に対する水平方向移動を規制し且つ上下方向移動を許容している点、並びにその他の構成は、上述の第1実施形態と同一であるので、図8において共通する構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図9は、本発明の第3実施形態に係るガラス板梱包体1の要部を示す斜視図である。この第3実施形態に係るガラス板梱包体1が、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と相違するところは、二種以上(図例では三種)の弾性を有する緩衝基片5bを全域に亘って均一な個数面密度で配列させた点にある。詳述すると、同図面において、中央部の色の濃い緩衝基片5bが最も弾性変形し難く、外周側に移行するに連れてつまり緩衝基片5bの色が薄くなるに連れて弾性変形し易くなっている。したがって、この第3実施形態においても、上述の第2実施形態と同様に、各緩衝基片5bの上部に載置されたガラス板積層体6を水平姿勢に維持して支持することが可能となる。そして、以上述べた事項以外、すなわち基台部3とガラス板受け部4とを分離し、基台部3上に突設した規制部材3cによりガラス板受け部4の基台部3に対する水平方向移動を規制し且つ上下方向移動を許容している点、並びにその他の構成は、上述の第1実施形態と同一であるので、図9において共通する構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図10は、本発明の第4実施形態に係るガラス板梱包体1の全体構成を示す斜視図である。この第4実施形態に係るガラス板梱包体1が、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と相違するところは、ガラス板積層体6が対向する二側面6a間の中央部(図例では左右方向の中央部)で窪むような態様に湾曲して緩衝体5の上面部に載置されている点にある。このようにガラス板積層体6が湾曲して載置されている由来は、図11に示すように、ガラス板受け部4の上面に配列されている複数の緩衝基片5bが、ガラス板受け部4の上面部における左右方向の中央線(対向する二側縁4cの相互間の中央線)Xを基準として左右対称に且つ中央線Xから遠ざかるに連れて漸次密になる状態(個数面密度が漸次大きくなる状態)で配列されていることによるものである。このように複数の緩衝基片5bをガラス板受け部4の上面部に配列し且つその上に可撓性シート5cを敷いた状態で、該可撓性シート5cの上面部にガラス板積層体6を載置すれば、図12に示すように、中央線X付近の緩衝基片5bの圧縮量が大きく、中央線Xから遠ざかるに連れて緩衝基片5bの圧縮量が小さくなるため、ガラス板積層体6は上述の態様で湾曲することになる。このようにガラス板積層体6を湾曲させて支持すれば、湾曲方向への横ズレが生じ難くなり、水平方向の衝撃に対して安定した位置を保持できることになる。なお、以上述べた事項以外、すなわち基台部3とガラス板受け部4とを分離し、基台部3上に突設した規制部材3cによりガラス板受け部4の基台部3に対する水平方向移動を規制し且つ上下方向移動を許容している点、並びにその他の構成は、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と同一であるので、図10〜図12において共通する構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図13は、本発明の第5実施形態に係るガラス板梱包体1の要部を示す斜視図である。この第5実施形態に係るガラス板梱包体1が、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と相違するところは、個々の緩衝基片5bが、二種以上(図例では二種)の弾性を有する二層以上の積層体からなる点にある。このようにすれば、振動に対してさらに安定した状態でガラス板積層体6を支持することが可能となる。すなわち、通例において、防振機構を持った構造体は、特定の振動周波数(固有振動数)に共振して、振動が増幅される場合がある。しかしながら、この第5実施形態のように、異種の弾性を有する緩衝材を組み合わせて個々の緩衝基片5bを作製すれば、防振機構に減衰の機能を所有させることができ、共振による振動の増幅を防止することが可能となる。この場合も、以上述べた事項以外、すなわち基台部3とガラス板受け部4とを分離し、基台部3上に突設した規制部材3cによりガラス板受け部4の基台部3に対する水平方向移動を規制し且つ上下方向移動を許容している点、並びにその他の構成は、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と同一であるので、図13において共通する構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図14は、本発明の第6実施形態に係るガラス板梱包体1の要部を示す斜視図である。この第6実施形態に係るガラス板梱包体1が、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と相違するところは、個々の緩衝基片5bが、ガラス板受け部4の枠組み体を構成する枠材4bの上面に沿って直線上に延びる形態を有し、これらの緩衝基片5bが全て連接された状態で配列されている点にある。なお、必要箇所の緩衝基片5bを短くするなどして、各緩衝基片5bが離隔して配列されていてもよい。以上のようにすれば、各緩衝基片5bを、ガラス板受け部4の枠組み体の各枠材4に対して面倒且つ煩雑性を省力化して取り付けることができ、作業性の向上が図られる。この場合も、以上述べた事項以外、すなわち基台部3とガラス板受け部4とを分離し、基台部3上に突設した規制部材3cによりガラス板受け部4の基台部3に対する水平方向移動を規制し且つ上下方向移動を許容している点、並びにその他の構成は、上述の第1実施形態に係るガラス板梱包体1と同一であるので、図14において共通する構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
なお、以上の実施形態では、基台部3とガラス板受け部4との何れにおいても、枠組み体の上面部が開放されているが、この両者3,4の何れか一方または双方の上面部に上張り材等を張り渡してもよい。
また、以上の実施形態では、緩衝体5の上面部にガラス板積層体6が直接載置される構成としたが、緩衝体5の上面部に箱体が載置され且つ箱体の内部空間にガラス板積層体6が収容される構成としてもよい。
さらに、以上の実施形態では、規制部材3cが、ガラス板受け部4の最外周に存する枠材4bの内側面に当接または略当接するように、基台部3の上面部に突設したが、これに代えて、規制部材3cが、ガラス板受け部4の最外周に存する枠材4bの外側面に当接または略当接するように、基台部3の上面部に突設するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、規制部材3cを基台部3に上方に突出するように固設したが、これに代えて、規制部材3cをガラス板受け部4に下方に突出するように固設し、その規制部材3cが基台部3の枠材3bの内側面もしくは外側面に当接または略当接するようにして、ガラス板受け部4の基台部3に対する水平方向移動を規制し且つ上下方向移動を許容するようにしてもよい。
1 ガラス板梱包体
2 パレット
3 基台部
3a 基台部の側面
3c 規制部材
4 ガラス板受け部
4a ガラス板受け部の側面
4b 枠材
5 緩衝体
5a 緩衝基材
5b 緩衝基片
5c 可撓性シート
6 ガラス板積層体
7 押え板
8 支柱
a 緩衝基片の幅方向寸法
b 枠材の上面の幅方向寸法
2 パレット
3 基台部
3a 基台部の側面
3c 規制部材
4 ガラス板受け部
4a ガラス板受け部の側面
4b 枠材
5 緩衝体
5a 緩衝基材
5b 緩衝基片
5c 可撓性シート
6 ガラス板積層体
7 押え板
8 支柱
a 緩衝基片の幅方向寸法
b 枠材の上面の幅方向寸法
Claims (10)
- パレットの基台部の上方に複数枚のガラス板を平置きで積層してなるガラス板積層体を収容する構造として、前記基台部の上部に前記ガラス板積層体の荷重を受けるガラス板受け部が配設され且つ該ガラス板受け部の上部に緩衝体を介して前記ガラス板積層体が載置されてなる構造を備えたガラス板梱包体において、
前記基台部と前記ガラス板受け部とを分離すると共に、前記基台部に対する前記ガラス板受け部の水平方向移動を規制し、且つ前記基台部の上面部に前記ガラス板受け部を上下方向に自由に振動できる縁切り状態で載置したことを特徴とするガラス板梱包体。 - 当該ガラス板梱包体を前記緩衝体を境界として、前記ガラス板積層体を含む上側部位と、前記基台部及び前記ガラス板受け部を含む下側部位とに区分して、前記下側部位に振動あるいは衝撃が入力する場合に、前記ガラス板受け部は、前記上側部位の持つ低周波の固有振動と明確に相違する高周波で振動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス板梱包体。
- 前記緩衝体は、複数の緩衝基片からなり、これら複数の緩衝基片は、前記ガラス板受け部の上面の略全域に亘って点在していることを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板梱包体。
- 前記ガラス板受け部は、枠材を格子状に組み立てた枠組み体であると共に、前記複数の緩衝基片は、前記枠材の上面の上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のガラス板梱包体。
- 前記緩衝基片の幅方向寸法は、前記枠材の上面の幅方向寸法と略同一またはそれよりも短尺であって、前記緩衝基片の幅方向と直交する方向の寸法は、前記幅方向寸法と略同一であることを特徴とする請求項4に記載のガラス板梱包体。
- 前記緩衝基片は、柱状体であることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載のガラス板梱包体。
- 前記複数の緩衝基片は、各緩衝基片の弾性が二種以上に相違していることを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載のガラス板梱包体。
- 前記複数の緩衝基片は、個々の緩衝基片が二種以上の弾性を有する二層以上の積層体からなることを特徴とする請求項3〜7の何れかに記載のガラス板積層体。
- 前記枠組み体は、枠材を縦横に配列させてなり、縦枠材の上面と横枠材の上面とが同一面上に位置していることを特徴とする請求項4〜8の何れかに記載のガラス板梱包体。
- 前記緩衝体は、前記複数の緩衝基片の上部を覆うように配置された可撓性シートを有することを特徴とする請求項3〜9の何れかに記載のガラス板梱包体。
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