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JP5545979B2 - 照明器具 - Google Patents
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本発明は、例えば住宅等の天井施工面に直接取り付けられる照明器具に関し、特にルーバを備えた照明器具に関する。
従来より器具本体の下面側に、断面視V字形状の中反射板を取り付けた照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−339540号公報(図1、段落番号0005)
ところが、図9(A)に示すように、前述した特許文献1に記載された照明器具100においては、中反射板101が器具本体102に有する不図示の中反射板取付バネにより、そのV字形状を拡げるように弾性変形されて器具本体102に保持されている。そのため、図9(B)に示すように、照明器具100の施工時、特に、中反射板101の器具本体102への取付時に、器具本体102の下面に配策されている器具内配線103の上下に中反射板101の端縁部104と器具本体102とが配置されることがある。これにより、器具内配線103を中反射板101の端縁部104と器具本体102とにより挟み込んで中反射板101が器具本体102の長手方向および長手方向に直交する幅方向に対して傾いて取り付けられる。
従って、前述した特許文献1に記載された照明器具100においては、中反射板101が器具本体102に対して傾いて取り付けられることにより美観が良好ではなくなる。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、美観を向上できる照明器具を提供することにある。
本発明に係る照明器具は、光源を保持する器具本体と、器具本体に取り付けられ、両端部が器具本体の天板部に略平行となるように折り曲げ形成された折曲端縁部が設けられた中反射板と、中反射板に取り付けられるルーバと、器具本体に配策される電線とを備え、器具本体と中反射板の折曲端縁部との間に突起を備え、突起の高さ寸法は電線の直径寸法よりも大きく、突起は器具本体の長手方向に沿って切断した場合の垂直断面形状、または、器具本体の長手方向に直交する方向に沿って切断した場合の垂直断面形状の少なくともいずれか一方が凸な曲面状である。
本発明に係る照明器具は、突起は、器具本体の長手方向に沿う長さよりも、器具本体の幅方向に沿う長さの方が長い
本発明の照明器具によれば、美観を向上できるという効果を奏する。
本発明に係る一実施形態の照明器具の斜め下方から視た外観斜視図 図1の照明器具の分解斜視図 図1の照明器具における器具本体の一部破断底面図 図1の照明器具における突起の斜め下方から視た外観斜視図 図1の照明器具の作用を説明する中反射板周りの一部破断垂直断面図 図1の照明器具の突起のX方向での器具内配線との関係を説明する側面図 図1の照明器具の作用を説明する中反射板周りの一部破断側面図 図1の照明器具の突起のY方向での器具内配線との関係を説明する側面図 (A)は従来の照明器具の中反射板の器具本体への取付時の垂直断面図、(B)は従来の照明器具の中反射板の器具本体との間に器具内配線を挟み込んだ状態の垂直断面図
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具について図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態である照明器具10は、器具本体11と、光源である一対の直管型の蛍光ランプ12と、複数のルーバ13と、中反射板14と、一対の仮吊紐15とを備えて、天井施工面1に直接取り付けられる。
図1、図2に示すように、器具本体11は、比較的薄い金属製板部材をプレス加工等することにより成形されており、天板16と、器具本体11の長手方向に対向配置された一対の端板17と、器具本体11の長手方向に直交する幅方向に対向配置された一対の側板18とを有して下方を開放している。器具本体11には、天板16の下面において長手方向および長手方向に直交する幅方向の中央部に、安定器19と、電源端子台20とが取り付けられている。器具本体11には、安定器19および電源端子台20における器具本体11の長手方向の外側に一対の中反射板取付バネ21がそれぞれ取り付けられている。器具本体11には、天板16の下面において幅方向の中央部の長手方向に一対の取付ボルト孔22と、同じく長手方向の端板17寄りに一対の仮吊紐引掛部23とが設けられており、電源端子台20の近傍に単一の電源線挿通孔24が設けられている。
器具本体11の取付ボルト孔22には、天井施工面1から床面に向けて突出されている一対の取付ボルト2が挿通される。そして、これら取付ボルト2に座金25を介してナット26がそれぞれネジ込まれることにより、器具本体11が天井施工面1に接して組み付けられる。仮吊紐引掛部23は、天板16を切り起し成形することにより、下方に向けてV字の板形状に突出形成されている。
電源線挿通孔24には、天井施工面1側から電源線3が引き込まれる。電源線3は、不図示の制御回路を通じて商用電源に接続されており、電源端子台20に電気的に接続される。電源端子台20からは安定器19を通じてランプソケット27へ器具内配線(図5参照)28が配策されて電気的に接続される。
中反射板取付バネ21は、器具本体11の天板16から下方に向けてハ字形状に突出して配置されている。中反射板取付バネ21は、中反射板14に形成されている二対の係止孔29に挿入された際にハ字形状部分が拡がるように弾性変形され、その後にハ字形状部分に蓄積された弾性復元力により中反射板14を器具本体11の天板16に向けて押圧するように保持する。器具本体11には、それぞれの端板17の内側に二対のランプソケット27が対向して取り付けられている。ルーバ13は、器具本体11と同様の比較的薄い金属製板部材を用いて羽根形状に形成されている。ルーバ13は、器具本体11の両側板18が形成する間隔寸法よりも小さい幅寸法を有し、中央部が大きく両側部が小さいものとして予め定められた高さ寸法を有する。
中反射板14は、ルーバ13と同様の比較的薄い金属製板部材を用いてV字形状に形成されている。中反射板14は、器具本体11の両端板17が形成する間隔寸法よりも小さい長さ寸法を有する中反射板本体30を有し、この中反射板本体30の両端部寄りに中反射板取付バネ21が係止される一対の係止孔29が形成されている。中反射板14は、中反射板本体30の両端縁に、鋭角に折り曲げ成形された折曲端縁部31を有する。
中反射板14は、両外部に一対の副反射板32をそれぞれ備える。中反射板14は中反射板本体30の内側に空間部33を有する。そのため、中反射板14は、中反射板取付バネ21を介して器具本体11に取り付けられることにより、安定器19、電源端子台20、取付ボルト2、座金25およびナット26、電源線3、器具内電線28、仮吊紐引掛部23、仮吊紐15のそれぞれを床面側から直視できないように空間部33内に収納する。
仮吊紐15は、所定の十分に長い長さ寸法に形成されており、一端部にS字形状をなす金属製のフック部34を有し、他端部が中反射板14に結束されている。仮吊紐15は、フック部34が器具本体11の仮吊紐引掛部23に引っ掛けられることにより器具本体11に連結される。仮吊紐15は、この照明器具10を天井施工面1に施工する際や蛍光ランプ12を交換する際に、ルーバ13および副反射板32を有する中反射板14が中反射板取付バネ21から取り外されたときに、中反射板14を器具本体11の下方に離れた位置に吊り下げる機能を有する。
図3、図4に示すように、器具本体11には、天板16の下面に突起35が形成されている。突起35は、器具本体11の天板16の下面におけるランプソケット27の近傍の中反射板14が取り付けられる位置に対応する4か所に形成されている。突起35は、ランプソケット27の近傍の4か所に代えて、器具本体11の天板16における中反射板14の折曲端縁部31に対応した部分の複数か所に設けられても良い。突起35は、図4中において、器具本体11の長手方向であるX方向よりも器具本体11の長手方向に直交する幅方向であるY方向が長い略半球形状に形成されて床面に向けて突出されている。突起35は、器具本体11の上下の断面方向および器具本体11の長手方向の各々において中反射板14の取付方向に対して増加する勾配を有する末広がりの凸面状の傾斜面36を有する。突起35は、略半球形状に代えて、三角錐や四角錐等、加工性を考慮して選択されるのが好ましい。
図5、図6に示すように、器具本体11には、安定器19からランプソケット27までの間に器具内配線28が天板16の下面に沿って配策されている。突起35は、器具本体11の天板16からの高さ寸法L1が、器具内配線28の直径寸法D1よりも大きく設定されている。
中反射板14の器具本体11への取り付けにあたり、中反射板14の係止孔29が中反射板取付バネ21に係止される際に、中反射板14が中反射板取付バネ21に蓄積されている弾性復元力により器具本体11の天板16に近づく方向に引き寄せられる。このとき、万が一に、器具内配線28が突起35に対してX方向(図4参照)に引き回されていて突起35の頂部付近に乗り上げている場合、中反射板取付バネ21に蓄積されている弾性復元力により中反射板14の折曲端縁部31が、突起35の頂部付近に乗り上げている器具内配線28を上方に向けて押圧する。これにより、上方に向けて押圧された器具内配線28が、突起35の傾斜面36に誘導されながら突起35の頂部付近から図5中の突起35の左方の側部方向に引掛りなくスムースに移動される。
そして、器具内配線28が突起35の頂部付近から移動された後に中反射板14の折曲端縁部31が突起35の頂部に当接されることにより、中反射板14と器具本体11の天板16との距離が一定に設定される。このとき、突起35の器具本体11の天板16からの高さ寸法L1が器具内配線28の直径寸法D1よりも大きく設定されているために、突起35の頂部に当接した中反射板14の折曲端縁部31が器具内配線28に非接触に配置される。
図7、図8に示すように、中反射板14が中反射板取付バネ21に蓄積されている弾性復元力により器具本体11の天板16に近づく方向に引き寄せられる際に、万が一に、器具内配線28が突起35に対してY方向(図4参照)に引き回されていて突起35の頂部付近に乗り上げている場合、中反射板取付バネ21に蓄積されている弾性復元力により中反射板14の折曲端縁部31が、突起35の頂部付近に乗り上げている器具内配線28を上方に向けて押圧する。これにより、上方に向けて押圧された器具内配線28が、突起35の傾斜面36に誘導されながら突起35の頂部付近から図7中の突起35の右方の側部方向に引掛りなくスムースに移動される。
そして、器具内配線28が突起35の頂部付近から移動された後に中反射板14の折曲端縁部31が突起35の頂部に当接されることにより、中反射板14と器具本体11の天板16との距離が一定に設定される。このとき、突起35の器具本体11の天板16からの高さ寸法L1が器具内配線28の直径寸法D1よりも大きく設定されているために、突起35の頂部に当接した中反射板14の折曲端縁部31が器具内配線28に非接触に配置される。
このように、中反射板14は、折曲端縁部31が突起35のそれぞれの頂部に当接されることにより器具本体11の天板16に対して傾きなく器具本体11に取り付けられる。このとき、突起35の器具本体11の天板16からの高さ寸法L1が器具内配線28の直径寸法D1よりも大きく設定されているために、突起35の頂部に当接した中反射板14の折曲端縁部31が器具内配線28に非接触に配置されることになる。
なお、中反射板14は、その折曲端縁部31が突起35のそれぞれの頂部に当接されることにより器具内配線28に非接触で器具本体11に取り付けられた際に、中反射板14の折曲端縁部31と器具本体11の天板16との間の隙間から器具内配線28が目視される。しかし、その隙間の開口方向が器具本体11の天板16の板面方向であるために、床からは目視することができない。従って、美観を損ねることにはならない。
従って、この一実施形態の照明器具10においては、器具内配線28が突起35の頂部付近に乗り上げている場合、中反射板取付バネ21に蓄積されている弾性復元力により中反射板14の折曲端縁部31が器具内配線28を器具本体11の天板16に向けて押圧する。
これにより、この一実施形態の照明器具10においては、中反射板14により、器具内配線28が突起35から外れた位置に移動されて中反射板14と器具本体11との間に挟み込まれることがないので美観を向上できる。
また、この一実施形態の照明器具10においては、突起35が末広がりの凸面状の勾配を有する。
これにより、この一実施形態の照明器具10においては、中反射板14の折曲端縁部31により押圧された器具内配線28を勾配により引掛りなくスムースに移動できる。
そして、この一実施形態の照明器具10においては、突起35の器具本体11の天板16からの高さ寸法L1が器具内配線28の直径寸法D1よりも大きい。
これにより、この一実施形態の照明器具10においては、突起35の頂部に当接した中反射板14の折曲端縁部31を器具内配線28に非接触に配置できる。
なお、一実施形態で使用した器具本体11、蛍光ランプ12、ルーバ13、仮吊紐15等は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
10 照明器具
11 器具本体
12 蛍光ランプ(光源)
13 ルーバ
14 中反射板
28 器具内配線(電線)
35 突起

Claims (2)

  1. 光源を保持する器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられ、両端部が器具本体の天板部に略平行となるように折り曲げ形成された折曲端縁部が設けられた中反射板と、
    前記中反射板に取り付けられるルーバと、
    前記器具本体に配策される電線とを備え、
    前記器具本体と前記中反射板の前記折曲端縁部との間に突起を備え
    前記突起の高さ寸法は前記電線の直径寸法よりも大きく、前記突起は前記器具本体の長手方向に沿って切断した場合の垂直断面形状、または、前記器具本体の長手方向に直交する方向に沿って切断した場合の垂直断面形状の少なくともいずれか一方が凸な曲面状である照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具において、
    前記突起は、前記器具本体の長手方向に沿う長さよりも、前記器具本体の幅方向に沿う長さの方が長い照明器具。
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