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JP5554263B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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JP5554263B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ遊技機に関し、特に、開閉式の特図始動口の作動を制御する技術及び遊技演出に関連する技術に関するものである。
近年主流のパチンコ遊技機においては、遊技盤に、第1特図始動口、開閉式の第2特図始動口、普図始動口(ゲート)、開閉式の大入賞口、特図表示器、普図表示器が設けられ、遊技者は発射ハンドルを操作して、特図始動口、普図始動口、大入賞口が配置された遊技領域に遊技球を発射させて遊技を行う。
特図始動口に遊技球が入賞すると大当り抽選が行われ、特図表示器に特別図柄が変動表示される。この大当り抽選で当選すると、特図表示器に特別図柄の変動表示後に特図大当り図柄が停止表示され、その後、大当り遊技状態に移行して、大入賞口が複数R(ラウンド)に亙って開閉される。
普図始動口に遊技球が入賞する(ゲートを遊技球が通過する)と当り抽選が行われ、普図表示器に普通図柄が変動表示される。この当り抽選で当選すると、普図表示器に普通図柄の変動表示後に普図当り図柄が停止表示され、その後、補助遊技状態に移行して、第2特図始動口が1又は複数回開閉される。
この種のパチンコ遊技機においては、複数の遊技状態の何れか1つが択一的に設定されるとともに、第2特図始動口の作動を制御する始動口作動制御モードとして、第2特図始動口に遊技球が入賞する始動口入賞数期待値を相互に異ならせるように制御する2つの始動口作動制御モードの何れかが遊技状態に応じて設定される(例えば、特許文献1〜3参照)。
複数の遊技状態には、所謂通常状態と時短状態と確変状態(確率変動状態)が含まれ、機種によっては更に所謂潜確状態(潜伏確率変動状態)が含まれている。通常状態と時短状態では大当り抽選の当選確率が低確率(例えば、1/300)に設定され、確変状態と潜確状態では大当り抽選の当選確率が高確率(例えば、1/30)に設定される。そして、始動口作動制御モードとしては、通常状態と潜確状態では始動口入賞数期待値を低くする始動口作動制御モードが設定され、時短状態と確変状態では始動口入賞数期待値を高くする始動口作動制御モードが設定される。
更に、この種のパチンコ遊技機の中には、大当り遊技で大入賞口を開閉させる大入賞口開閉パターンとして、大入賞口に遊技球が入賞する大入賞口入賞数期待値が相互に異なる複数の大入賞口開閉パターンの何れか1つが択一的に選択設定し、大入賞口入賞数期待値が最大の大入賞口開閉パターンを選択する選択率について、第1特図始動口への遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合よりも第2特図始動口への遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合の方を高くした機種が存在する。
一方、パチンコ遊技機においては、ディスプレイ、ランプ、スピーカ等の演出機器によって、大当り抽選に関する大当り抽選演出が特別図柄の変動中に実行される。その大当り抽選演出では、複数種類の演出態様の何れかが大当り抽選に基づいて選択実行され、その大当り抽選演出の演出態様について、出現率が低い(つまりは、大当り期待度が高い)ものほど、大当り抽選に当選している期待が高められる。
一般に、通常状態における大当り抽選演出と確変状態(又は時短状態)における大当り抽選演出とでは、実行される演出態様の少なくとも一部(例えば、背景画面)が異なるものにしているが、潜確状態を見た目を通常状態と同じにするため、潜確状態における大当り抽選演出と通常状態における大当り抽選演出とでは、実行される演出態様を同じしている。また、通常状態及び潜確状態における大当り抽選演出では、基本的に、第1特図始動口への遊技球の入賞に応じて実行される大当り抽選演出と第2特図始動口への遊技球の入賞に応じて実行される第2大当り抽選演出とで、実行される演出態様を同じにしている。
特開平5−177041号公報 特開平6−15040号公報 特開2001−149579号公報
従来のパチンコ遊技機では、第2特図始動口の作動を制御する始動口作動制御モードが2つしか存在しないため、しかも、遊技状態が潜確状態のときには通常状態のときと同じ始動口入賞数期待値を低くする始動口作動制御モードが設定されるため、大当り抽選の当選確率が高確率に設定されている状態での面白味が半減し、ゲーム性を高めることができない。
特に、第2特図始動口への遊技球の入賞による大当り抽選で当選した場合に、第1特図始動口への遊技球の入賞による大当り抽選で当選した場合よりも、大入賞口入賞数期待値が最大の大入賞口開閉パターンを選択する選択率を高くした機種では、始動口作動制御モードが2つしか存在しないとなると、特別図柄の変動回数に対して大入賞口入賞数期待値が最大の大入賞口開閉パターンを選択する割合が、遊技状態が潜確状態のときには通常状態のときと同じ低い割合になる。依って、大当り抽選の当選確率が高確率に設定されている状態での面白味が半減し、ゲーム性を高めることができないという課題が顕著になる。
しかも、2つしか存在しない始動口作動制御モードによって、確変状態では、第2特図始動口への遊技球の入賞率が第1特図始動口への遊技球の入賞率よりも著しく高くなり、また、潜確状態では、第2特図始動口への遊技球の入賞率が第1特図始動口への遊技球の入賞率よりも著しく低くなる。つまり、確変状態/潜確状態における大当り抽選演出について、第1特図始動口への遊技球の入賞に応じて実行される演出と第2特図始動口への遊技球の入賞に応じて実行される演出とを差別化する必要性は低く、即ち、前記両演出の演出態様が同じになるため、演出効果を高めることができない。
本発明の目的は、開閉式の特図始動口の作動を制御する技術を改良して、ゲーム性を高めることができ、しかも、大当り抽選演出に関連する技術を改良して、演出効果を高めることができるパチンコ遊技機を提供することである。
請求項1の発明は、特別図柄を変動表示する特図表示部(18a,18b)と、普通図柄を変動表示する普図表示部(18c)と、普図始動口(12)への遊技球の入賞により行われる普図当り抽選で当選して普図表示部(18c)に普図当り図柄が表示された場合に開閉式の特図始動口(11a)を開閉させる始動口制御手段(48)と、複数の遊技状態の何れか1つを択一的に設定可能な遊技状態設定手段(41)と、演出機器(69)に遊技演出を実行させる演出制御手段(60)とを備えたパチンコ遊技機(1)において、前記特図始動口(10,11a)は、第1特図始動口(10)と、前記開閉式の第2特図始動口(11a)とを有し、前記始動口制御手段(48)は、第2特図始動口(11a)の作動を制御する始動口作動制御モードとして、3以上の始動口作動制御モードの何れか1つを前記遊技状態設定手段(41)で設定された遊技状態に応じて選択設定する始動口作動制御モード設定手段(48a)を有し、前記始動口作動制御モード設定手段(48a)は、前記普図当り抽選の当選確率が所定の低確率に設定され、該当り抽選に当選した場合に、第2特図始動口を所定時間開放させる第1始動口作動制御モード(MX)と、前記普図当り抽選の当選確率が所定の低確率に設定され、該当り抽選に当選した場合に、第2特図始動口を前記所定時間よりも長い第1時間開放させる第2始動口作動制御モード(MY)と、前記普図当り抽選の当選確率が高確率に設定され、該当り抽選に当選した場合に、第2特図始動口を前記第1時間開放させる第3始動口作動制御モード(MZ)を有し、前記第1特図始動口(10)と第2特図始動口(11a)の何れかへの遊技球の入賞により大当り抽選を行って当選した場合に、予め設定された有利度合の異なる複数の大当り遊技の何れかを行うように構成されると共に、第2特図始動口(11a)に遊技球が入賞した場合の方が、第1特図始動口(10)に遊技球が入賞した場合よりも、高い割合で有利度合の高い大当り遊技を行うことが可能であり、前記複数の遊技状態は、前記大当り抽選の当選確率が低確率に設定され且つ前記第1始動口作動制御モード(MX)が設定される第1遊技状態と、前記有利度合の低い大当り遊技が行われた後に前記当選確率が高確率に設定され且つ前記第2始動口作動制御モード(MY)が設定される第2遊技状態と、前記有利度合の高い大当り遊技が行われた後に前記当選確率が前記高確率に設定され且つ前記第3始動口作動制御モード(MZ)が設定される第3遊技状態とを有し、前記演出制御手段(60)は、前記遊技状態設定手段(41)により前記第2遊技状態が設定された状態で、演出機器(69)に実行させる遊技演出として、第1特図始動口(10)への遊技球の入賞に応じた第1遊技演出を選択する第1演出選択手段(63a)と、第2特図始動口(11a)への遊技球の入賞に応じた第2遊技演出であって第1遊技演出と演出態様が異なる第2遊技演出を選択する第2演出選択手段(63b)と、前記遊技状態設定手段(41)により前記第3遊技状態が設定された状態で、前記遊技演出として、第1又は第2特図始動口(10,11a)の何れかに遊技球が入賞したときに前記第1遊技演出及び第2遊技演出とは演出態様が異なる第3遊技演出を選択する第3演出選択手段(64)とを有し、前記演出制御手段(60)は、前記遊技演出として演出機器(69)である画像表示器(16)に遊技演出画像を表示させ、前記第1,第2遊技演出で複数の第1演出図柄と第1演出図柄よりも遊技者に有利な複数の第2演出図柄とを含む図柄列が変動表示され、前記第2遊技演出において前記第1演出図柄の数に対する前記第2演出図柄の数の比率が第1遊技演出で予め設定されている第1比率よりも高い第2比率になる前記図柄列で変動表示可能にすると共に、第1遊技演出で表示されない演出を表示可能にすることを特徴とする。
本発明のパチンコ遊技機によれば、3以上の始動口作動制御モードの何れか1つを遊技状態に応じて選択設定するので、ゲーム性を高めることができ、第1特図始動口への遊技球の入賞時には第1遊技演出を選択し、第2特図始動口への遊技球の入賞時には第1遊技演出で表示されない演出を表示すると共に、第1演出図柄に対する第2演出図柄の図柄数比率が高くなる図柄列で変動表示する第2遊技演出を選択して、演出効果を高めることができる。
実施例1に係るパチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 パチンコ遊技機の遊技制御手段の機能ブロック図である。 遊技状態を示す図である。 大当り抽選の当選確率を示す図である。 特図大当り図柄とそれに対応する大入賞口開閉パターン等を示す図である。 特図大当り図柄の選択率を示す図である。 大入賞口開閉パターンを示すタイムチャートである。 遊技状態とそれに対応する始動口作動制御モードを示す図である。 始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 始動口作動制御に基づく始動口の開閉を示すタイムチャートである。 パチンコ遊技機の演出制御手段の機能ブロック図である。 大当り抽選演出画像である。 演出図柄を示す図である。 タイマ割込処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 大当り判定処理のフローチャートである。 変動パターン選択処理のフローチャートである。 停止中処理の前半のフローチャートである。 停止中処理の後半のフローチャートである。 大入賞口処理のフローチャートである。 大入賞口開閉パターンとそれに対応する最大R等を示す図である。 遊技状態設定処理のフローチャートである。 ゲートSW処理のフローチャートである。 普通図柄処理のフローチャートである。 始動口処理のフローチャートである。 タイマ割込処理のフローチャートである。 コマンド受信処理のフローチャートである。 実施例2の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例2の他の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例2の他の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例2の他の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例2の他の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例3の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例3の他の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例3の他の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例4の遊技状態とそれに対応する始動口作動制御モードを示す図である。 実施例4の確率1大当り図柄とそれに対応する始動口作動制御モードを示す図である。 実施例5の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例5の普図変動時間の選択率を示す図である。 実施例5の普図大当り図柄とそれに対応する始動口開閉パターンを示す図である。 実施例5の普図大当り図柄の選択率を示す図である。 実施例6の始動口作動制御モードのパラメータを示す図である。 実施例6の普図大当り図柄とそれに対応する始動口開閉パターンを示す図である。 実施例6の普図大当り図柄の選択率を示す図である。 実施例6の始動口開閉パターンを示すタイムチャートである。 実施例7のラウンド数とその獲得出球数を示す図である。 実施例7のラウンド数の選択率を示す図である。
本発明は、特別図柄を変動表示する特図表示部、普通図柄を変動表示する普図表示部、特図始動口への遊技球の入賞により行われる大当り抽選で当選して特図表示部に特図大当り図柄が表示された場合に大入賞口を開閉させる大入賞口制御手段、普図始動口への遊技球の入賞により行われる当り抽選で当選して普図表示部に普図当り図柄が表示された場合に開閉式の特図始動口を開閉させる始動口制御手段、複数の遊技状態の何れか1つを択一的に設定可能な遊技状態設定手段、大当り抽選に関する大当り抽選演出を特別図柄の変動中に演出機器に実行させる演出制御手段、を備えたパチンコ遊技機に適用される。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4の前面側に遊技領域4aが形成されている。開閉扉3に窓3aが形成され、窓3aに透明板3bが装着され、透明板3bにより遊技領域4aの前側が覆われている。
開閉扉3には、窓3aの下側に貯留皿5が設けられ、貯留皿5に演出ボタン6が装着され、貯留皿5の右下側に発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿5から発射位置に導入された遊技球が発射され、貯留皿5に複数の遊技球が存在する場合には、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域4aの上部に導入される。
図2、図3に示すように、遊技盤4には、多数の障害釘(図示略)等の他、第1特図始動口10、開閉式の第2特図始動口11aを有する第2特図始動口装置11、ゲート12(普図始動口12)、開閉式の大入賞口13aを有する大入賞口装置13、複数の一般入賞口14、センタ役物15、画像表示器16、可動役物装置17、遊技表示盤18が図2に示す配置で装着され、遊技盤4の裏面側に制御装置20が装着されている。
第1特図始動口10には入賞した遊技球を検出する第1特図始動口SW10a(「SW」はスイッチを意味する)が付設され、ゲート12には入賞(通過)した遊技球を検出するゲートSW12aが付設され、各一般入賞口14には入賞した遊技球を検出する一般入賞口SW14aが付設されている。
第2特図始動口装置11は、第2特図始動口11aを開閉する開閉部材11b、第2特図始動口11aに入賞した遊技球を検出する第2特図始動口SW11c、開閉部材11bを開閉駆動する第2特図始動口SOL11d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有する。開閉部材11bは、閉位置で第2特図始動口11aへの遊技球の入賞を不可能にし、開位置で第2特図始動口11aへの遊技球の入賞を可能にする。
大入賞口装置13は、大入賞口13aを開閉する開閉部材13b、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13c、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口SOL13dを有する。開閉部材13bは、閉位置で大入賞口13aへの遊技球の入賞を不可能にし、開位置で大入賞口13aへの遊技球の入賞を可能にする。
センタ役物15は、遊技盤4に形成された盤穴(図示略)に嵌合した状態で装着され、そのセンタ役物15に画像表示器16と可動役物装置17が装着されている。画像表示器16は、その画面が盤穴から前方へ臨むように設けられている。センタ役物15の下部には遊技球が転動可能なステージ15aが形成され、第1特図始動口10は、第2特図始動口装置11と一体的に設けられてステージ15aの下側に配置され、第2特図始動口11aは、第1特図始動口10の直ぐ下側に配置されている。
この第1,第2特図始動口10,11aの配置、及び障害釘等の配置によって、遊技領域4aにおける遊技球の球経路について、第1,第2特図始動口10,11aのうち第2特図始動口11aへの遊技球の入賞率のみを大幅に高め得る球経路が存在しないようになっている。つまり、遊技領域4aにおいて遊技球が第2特図始動口11aに入賞する可能性がある複数の球経路の大部分が第1特図始動口10にも入賞する可能性がある複数の球経路になるように、第1,第2特図始動口10,11aが配置されている。
また、ゲート12はセンタ役物15の左側に配置され、大入賞口13はセンタ役物15の下側において第1,第2特図始動口10,11aの右側に配置されている。後述の大当り遊技中にのみ、遊技球の発射強度を最大にして、遊技球がセンタ役物15の右側を通る所謂右打ちを行って、大入賞口13aを狙うことになる。大当り遊技以外は、遊技球がセンタ役物15の左側を通る所謂左打ちを行って、第1,第2特図始動口10,11aを狙うことになり、そこで、ゲート12への遊技球の入賞が可能になる。尚、右打ちを行った場合、第1,第2特図始動口10,11aへの遊技球の入賞は略不可能になる。
遊技表示盤18は、第1特図表示器18a(特図表示部18a)、第2特図表示器18b(特図表示部18b)、普図表示器18c(普図表示部18c)、第1特図保留ランプ18d、第2特図保留ランプ18e、普図保留ランプ18fを備えている。
第1特図表示器18aには、第1特図始動口10への遊技球の入賞により第1特別図柄が変動して停止するように表示され、第2特図表示器18bには、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により第2特別図柄が変動して停止するように表示される。第1又は第2特図表示器18a又は18bに特図大当り図柄が停止表示された場合、大当り遊技状態に移行して、大入賞口装置13が、開閉部材13bを開閉動作させ、通常は閉塞の大入賞口13aを複数ラウンドに亙って開閉させる。
普図表示器18cには、ゲート12への遊技球の入賞(通過)により普通図柄が変動して停止するように表示される。普図表示器18cに普図当り図柄が停止表示された場合、補助遊技状態に移行して、第2特図始動口装置11が、開閉部材11bを開閉動作させ、通常は閉塞の第2特図始動口11aを1又は複数回開閉させる。
第1特図保留ランプ18dには、第1特図始動口10に入賞した遊技球の所謂第1特図保留数が最大で4個表示され、第2特図保留ランプ18eには、第2特図始動口11aに入賞した遊技球の所謂第2特図保留数が最大で4個表示され、普図保留ランプ18fには、ゲート12を通過した遊技球の所謂普図保留数が最大で4個表示される。
発射ハンドル7を回動操作することで、遊技領域4aの上部に発射投入された遊技球は、複数の障害釘等に当たって方向を変えながら落下して、入賞口10,11a,13a,14の何れかに入賞した場合、そこから遊技領域4a外へ排出され、入賞口10,11a,13a,14の何れにも入賞しなかった場合には、最終的に、遊技領域4aの下端部に形成されたアウト口9から遊技領域4a外へ排出される。
パチンコ遊技機1の制御系について説明すると、図3に示すように、制御装置20は、遊技制御基板21、払出制御基板22、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25を備え、これら制御基板21〜25に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、演出制御基板23は更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。遊技制御基板21、払出制御基板22は、夫々、盤用外部情報端子基板26、枠用外部情報端子基板27に接続され、これら基板26,27を介して外部のホールコンピュータHCに接続されている。
遊技制御基板21のコンピュータは、第1,第2特図始動口SW10a,11c、ゲートSW12a、大入賞口SW13c、一般入賞口SW14aからの信号と、払出制御基板22からの制御情報を受けて、第2特図始動口SOL11d、大入賞口SOL13d、遊技表示盤18の表示器18a〜18cとランプ18d〜18fを制御し、払出制御基板22と演出制御基板23と盤用外部情報端子基板26に制御情報(遊技情報)を出力する。
払出制御基板22のコンピュータは、遊技制御基板21からの制御情報と、払出球検出SW31、球有り検出SW32、満タン検出SW33からの信号を受けて、払出モータ30を制御し、入賞口10,11a,13a,14への遊技球の入賞1個について、入賞口10,11a,13a,14毎に設定された数の遊技球を貯留皿5に払出し、遊技制御基板22と枠用外部情報端子基板27に制御情報(払出情報)を出力する。
演出制御基板23のコンピュータは、遊技制御基板21からの制御情報と、演出ボタン6からの信号を受けて、画像制御基板24に制御情報を出力し、更に、画像制御基板24からの制御情報を受けて、ランプ制御基板25に制御情報を出力する。
画像制御基板24のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示器16とスピーカ34を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。ランプ制御基板25のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、主に画像制御基板24のコンピュータによる制御に同期させて、遊技演出用の枠ランプ35と盤ランプ36と可動役物装置17を制御する。
図4に示すように、パチンコ遊技機1は、遊技制御基板21のコンピュータにより構成された遊技制御手段40を備え、その遊技制御手段40は、遊技状態設定手段41、大当り抽選手段42、特図大当り図柄選択手段43、特図表示制御手段44、大入賞口開閉パターン設定手段45aを有する大入賞口制御手段45、当り抽選手段46、普図表示制御手段47、始動口作動制御モード設定手段48aを有する始動口制御手段48、先読判定手段49、外部出力処理手段50を備えている。
このパチンコ遊技機1には、図5に示すように、通常状態(第1遊技状態)、時短状態、確変1状態(所定の遊技状態である第2遊技状態)、確変2状態(第3遊技状態)、大当り状態、の相互に異なる5つの遊技状態が存在し、遊技状態設定手段41が、これら5つの遊技状態の何れか1つを択一的に設定する。
大当り抽選手段42は、特図始動口10,11aへの遊技球の入賞により大当り抽選を行い、ここで、図6に示すように、大当り抽選の当選確率は、通常状態と時短状態のときには所定の低確率である約1/370に設定され、確変1状態と確変2状態のときには所定の低確率よりも高確率である約1/50に設定される。
特図大当り図柄選択手段43は、大当り抽選手段42による大当り抽選で当選した場合に、図7に示す通常大当り図柄A、確変1大当り図柄B、第1確変2大当り図柄C1、第2確変2大当り図柄C2、の4種類の特図大当り図柄の何れか1つを抽選により選択する。ここで、特図大当り図柄の選択率は、第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づく大当り抽選で当選した場合には図8(1)に示す選択率になり、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づく大当り抽選で当選した場合には図8(2)に示す選択率になる。
図8(1)(2)の選択率を比べると、通常大当り図柄Aの選択率は(1)(2)に共通の20%であり、第1確変2大当り図柄C1の選択率も(1)(2)に共通の15%である。一方、確変1大当り図柄Bの選択率については、(1)では50%であるのに対して(2)では0%であり、第2確変2大当り図柄C2の選択率については、(1)では15%であるのに対して(2)では65%である。つまり、(1)での確変1大当り図柄Bと第2確変2大当り図柄C2の両選択率の合計が、(2)での第2確変2大当り図柄C2の選択率になる。
特図表示制御手段44は、第1特図表示器18aの制御を介して、第1特図始動口10への遊技球の入賞により、第1特別図柄を第1特図表示器18aに変動表示させた後に停止表示させ、大当り抽選手段42による大当り抽選で当選した場合、第1特別図柄の変動後の停止図柄として、特図大当り図柄選択手段43により選択された特図大当り図柄を第1特図表示器18aに表示させる。
また、特図表示制御手段44は、第2特図表示器18bの制御を介して、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により、第2特別図柄を第2特図表示器18bに変動表示させた後に停止表示させ、大当り抽選手段42による大当り抽選で当選した場合、第2特別図柄の変動後の停止図柄として、特図大当り図柄選択手段43により選択された特図大当り図柄を第2特図表示器18bに表示させる。
大入賞口制御手段45は、大入賞口装置13(大入賞口SOL13d)の制御を介して、大当り抽選手段42による大当り抽選で当選して第1又は第2特図表示器18a又は18bに特図大当り図柄が表示された場合に、大当り遊技状態に移行し、大入賞口13aを複数R(「R」はラウンドを意味する)に亙って開閉させてる。この間、遊技状態設定手段41は大当り状態を設定する。
大入賞口開閉パターン設定手段45aは、図7、図9に示すように、大入賞口13aを開閉させる大入賞口開閉パターンとして、大入賞口13aに遊技球が入賞する大入賞口入賞数期待値が相互に異なる大入賞口開閉パターンPA、大入賞口開閉パターンPB、大入賞口開閉パターンPC1(尚、PAとPC1は同一の大入賞口開閉パターンである)、大入賞口開閉パターンPC2、の相互に異なる3つの大入賞口開閉パターンを含む4つの大入賞口開閉パターン(有利度合の異なる大当り遊技)の何れか1つを択一的に選択設定する。
この場合、大入賞口開閉パターン設定手段45aは、図7に示すように、特図表示器18a,18bに表示された特図大当り図柄の種類に応じた大入賞口開閉パターンを設定し、表示された特図大当り図柄が通常大当り図柄Aの場合には大入賞口開閉パターンPAを設定し、確変1大当り図柄Bの場合には大入賞口開閉パターンPBを設定し、第1確変2大当り図柄C1の場合には大入賞口開閉パターンPC1(=PA)を設定し、第2確変2大当り図柄C2の場合には大入賞口開閉パターンPC2を設定する。
図9に示すように、大入賞口開閉パターンPA,PC1では大入賞口13aが4ラウンド(1R〜4R)に亙って開閉し、大入賞口開閉パターンPC2では大入賞口13aが16ラウンド(1R〜16R)に亙って開閉し、これら大入賞口開閉パターンPA,PC1,PC2の各ラウンドは、大入賞口13aの開放時間が30sに、又は大入賞口13aへの遊技球の入賞数が10個に達すると終了する。一方、大入賞口開閉パターンPBでは大入賞口13aが16ラウンド(1R〜16R)に亙って開閉し、この大入賞口開閉パターンPBの各ラウンドは、大入賞口13aの開放時間が0.1sに達すると終了する。
これにより、大当り遊技中に大入賞口13aを狙って遊技球を発射している場合、大入賞口入賞数期待値は、大入賞口開閉パターンPB→大入賞口開閉パターンPA,PC1→大入賞口開閉パターンPC2の順で高くなり、大入賞口開閉パターンPBでは遊技球の払出しが殆ど得られないが、大入賞口開閉パターンPA,PC1では約500個の遊技球の払出しが得られ、大入賞口開閉パターンPC2では約2000個の遊技球の払出しが得られる。
つまり、図7〜図9に示すように、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合、第1特図始動口10への遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合よりも、獲得できる遊技球の獲得出球数の期待値が高くなる。具体的に、大入賞口入賞数期待値が最大の大入賞口開閉パターンPC2を大入賞口開閉パターン設定手段45aが選択する選択率について、第1特図始動口10への遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合(15%:図8(1)に示す第2確変2図柄C2の選択率)よりも第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合(65%:図8(2)に示す第2確変2図柄C2の選択率)の方を高くしている。
ここで、遊技状態設定手段41は、特図表示器18a,18bに表示された特図大当り図柄の種類に応じて遊技状態を設定し、図7に示すように、通常大当り図柄Aが表示された場合、その通常大当り図柄Aに基づく大当り遊技後に先ず時短状態を設定し、その後、時短状態で特別図柄の変動回数が規定数(例えば、100回)に達した場合に通常状態を設定する。確変1大当り図柄Bが表示された場合、その確変1大当り図柄Bに基づく大当り遊技後に確変1状態を設定する。但し、確変1,2状態において確変1大当り図柄Bに基づく大当り遊技が発生した場合には、その大当り遊技後に確変2状態を設定する。第1,第2確変2大当り図柄C1,C2が表示された場合、その第1,第2確変2大当り図柄C1,C2に基づく大当り遊技後は確変2状態を設定する。
当り抽選手段46は、ゲート12への遊技球の通過により当り抽選を行い、普図表示制御手段47は、普図表示器18cの制御を介して、ゲート12への遊技球の通過により、普通図柄を普図表示器18cに変動表示させた後に停止表示させ、当り抽選手段46による当り抽選で当選した場合、普通図柄の変動後の停止図柄として、普図大当り図柄を普図表示器18cに表示させる。
始動口制御手段48は、第2特図始動口装置11(第2特図始動口SOL11d)の制御を介して、当り抽選手段46による当り抽選で当選して普図表示器18cに普図大当り図柄が表示された場合に、第2特図始動口11aを1又は複数回開閉させて、補助遊技を発生させる。
始動口作動制御モード設定手段48aは、図10〜図12に示すように、第2特図始動口11a(開閉部材11b)の作動を制御する始動口作動制御モードとして、相互に異なる3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZの何れか1つを遊技状態設定手段41で設定された遊技状態に応じて選択設定する。
この場合、始動口作動制御モード設定手段48aは、図10に示すように、遊技状態設定手段41で通常状態(第1遊技状態)が設定された場合には始動口作動制御モードMX(第1始動口作動制御モード)を設定し、確変1状態(第2遊技状態)が設定された場合には始動口作動制御モードMY(第2始動口作動制御モード)を設定し、確変2状態(第3遊技状態)又は時短状態が設定された場合には始動口作動制御モードMZ(第3始動口作動制御モード)を設定する。
3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZは、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値を相互に異ならせるように制御するものであり、普図表示器18cに普通図柄を変動させる普図変動時間と、当り抽選で当選する普図当選確率と、当り抽選で当選した場合に第2特図始動口11aを開閉させる始動口開閉パターンをパラメータとし、それらパラメータの組合せによって相互に異なるモードに設定されている。
始動口制御手段48は、始動口作動制御モード設定手段48aで設定された始動口作動制御モードの普図変動時間、普図当選確率、始動口開閉パターンに従って、第2特図始動口11aの作動を制御する。
図11に示すように、具体的には、確変1状態における始動口作動制御モードMYの普図変動時間(5s)を、通常状態における始動口作動制御モードMXの普図変動時間(25s)よりも短く設定して、確変2状態及び時短状態における始動口作動制御モードMZの普図変動時間(5s)と同じに設定している。
また、確変1状態における始動口作動制御モードMYの普図当選確率(1/50)を、確変2状態及び時短状態における始動口作動制御モードMZの普図当選確率(50/50)よりも低く設定して、通常状態における始動口作動制御モードMXの普図当選確率(1/50)と同じに設定している。
また、確変1状態における始動口作動制御モードMYの始動口開閉パターン(3s×1)の始動口開放時間(第1時間)を、通常状態における始動口作動制御モードMXの始動口開閉パターン(0.1s×1)の始動口開放時間(所定時間)よりも長く設定して、確変2状態及び時短状態における始動口作動制御モードMZの始動口開閉パターン(3s×1)の始動口開放時間(第1時間)と同じに設定している。
つまり、3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZは、普図変動時間を相互に異ならせるように制御する複数の始動口作動制御モードMXとMY(又はMZ)を有し、また、普図当選確率を相互に異ならせるように制御する複数の始動口作動制御モードMX(又はMY)とMZを有し、また、始動口開閉パターンを相互に異ならせるように制御する複数の始動口作動制御モードMXとMY(又はMZ)を有する。
図12に示すように、通常状態における始動口作動制御モードMXでは、普通図柄が変動開始されて25s後に変動停止され、そこで、1/50の確率で当り抽選で当選した場合には、普図当り図柄の表示後、第2特図始動口11aが0.1秒間の開放を1回行うように開閉される。普通図柄の変動停止後、当り抽選で当選している場合には第2特図始動口11aの開閉終了後、普通図柄が変動開始される。第2特図始動口11aを狙って遊技球を発射した場合でも、この始動口作動制御モードMXの実行中の第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値は非常に低くなる。
確変1状態における始動口作動制御モードMYでは、普通図柄が変動開始されて5s後に変動停止され、そこで、1/50の確率で当り抽選で当選した場合には、普図当り図柄の表示後、第2特図始動口11aが3秒間の開放を1回行うように開閉される。その後同様に普通図柄が変動開始される。この始動口作動制御モードMYの実行中の始動口入賞数期待値は、始動口作動制御モードMXの実行中の始動口入賞数期待値よりも高くなる。
確変2状態及び時短状態における始動口作動制御モードMZでは、普通図柄が変動開始されて5s後に変動停止され、そこで、50/50の確率で当り抽選で当選した場合、つまり、普通図柄の変動停止時には必ず普図当り図柄が表示され、その普図当り図柄の表示後、第2特図始動口11aが3秒間の開放を1回行うように開閉される。その後同様に普通図柄が変動開始される。この始動口作動制御モードMZの実行中の始動口入賞数期待値は、始動口作動制御モードMYの実行中の始動口入賞数期待値よりも高くなる。
つまり、確変1状態における始動口作動制御モードMYの実行中の始動口入賞数期待値を、通常状態における始動口作動制御モードMXの実行中の始動口入賞数期待値よりも高く且つ確変2状態及び時短状態における始動口作動制御モードMZの実行中の始動口入賞数期待値よりも低くし、3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZの中で、確変1状態における始動口作動制御モードMYが従来存在しない新たなモードになる。
先読判定手段49は、特図始動口10,11aへの遊技球の入賞時にその入賞により行われる大当り抽選の抽選値(大当り乱数)を用いて先読演出を行うか否か判定する。
外部出力処理手段50は、遊技情報として、遊技球の発射総数を算出可能な遊技球発射関連情報、特別図柄の変動総数を算出可能な特図変動関連情報、払出された遊技球の払出総数を算出可能な遊技球払出関連情報の他、特図表示器18a,18bに特図大当り図柄が表示された場合、その特図大当り図柄の種類(通常大当り図柄、確変1大当り図柄、確変2大当り図柄)を識別可能な大当り関連情報を、盤用外部情報端子基板26を介して外部のホールコンピュータHCに出力する。
複数のパチンコ遊技機1が接続されたホールコンピュータHCでは、各パチンコ遊技機1から入力された遊技情報に基づいて、例えば、各パチンコ遊技機1の遊技球の発射総数に対する特別図柄の変動総数(以下、特図変動頻度という)の割合を算出できる。この場合、各パチンコ遊技機1の遊技状態別に(通常状態、確変1状態、時短状態と確変2状態に分けて)特図変動頻度を算出し、これにより、第1特図始動口10の入賞率を算出できる。そして、この第1特図始動口10の入賞率を基に、第1特図始動口10の上部近傍の障害釘の傾きを調節して、第1特図始動口10の入賞率を調整できる。
次に、図13に示すように、パチンコ遊技機1は、演出制御基板23のコンピュータ、更には画像制御基板24、ランプ制御基板25のコンピュータにより構成された演出制御手段60を備え、その演出制御手段60は、画像表示器16、可動役物装置17、スピーカ34、枠ランプ35、盤ランプ36等の演出機器69を制御し、その演出機器69に、遊技演出として特別図柄の変動中に大当り抽選に関する大当り抽選演出を実行させ、大当り遊技中に大当り演出を実行させ、また、その他の各種演出を実行させる。
演出制御手段60は、通常演出選択手段61、時短演出選択手段62、確変1演出選択手段63、確変2演出選択手段64(第3演出選択手段)、大当り演出選択手段65を備え、遊技状態設定手段41で設定された遊技状態に対応する演出選択手段(61〜65の何れか1つ)が、演出機器69に実行させる演出を選択する
演出選択手段61〜64は、夫々、大当り抽選手段42による大当り抽選の結果に基づいて、更に大当り抽選で当選した場合には特図大当り図柄選択手段43で選択された特図大当り図柄の種類に基づいて、演出機器69に実行させる大当り抽選演出を複数種類の大当り抽選演出の中から選択する。尚、複数種類の大当り抽選演出は、特別図柄の変動開始と共に基本演出を開始するが、この基本演出の終了を以て演出を完了するものと、基本演出後に発展演出を開始して発展演出の終了を以て演出を完了するものとに大別される。
特に、確変1演出選択手段63は、遊技状態設定手段41により確変1状態(第2遊技状態)が設定された状態で、演出機器69に実行させる遊技演出である大当り抽選演出として、第1特図始動口10への遊技球の入賞に応じた第1大当り抽選演出を選択する第1演出選択手段63aと、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に応じた第2大当り抽選演出であって第1大当り抽選演出と演出態様が異なる第2大当り抽選演出を選択する第2演出選択手段63bとを有する。
第2大当り抽選演出は、第1大当り抽選演出よりも、大当り抽選で当選した場合に大入賞口入賞数期待値が最大の大入賞口開閉パターンPC2を選択する選択率が高いことを示唆する演出であり、また、演出制御手段60が通常状態、時短状態、確変2状態において第2特図始動口11bへの遊技球の入賞に基づいて実行させる大当り抽選演出(つまり、通常演出選択手段61、時短演出選択手段62、確変2演出選択手段64が選択する大当り抽選演出)と演出態様が異なる演出である。
これにより、演出制御手段60は、大当り抽選演出として演出機器69である画像表示器16に大当り抽選演出の演出画像を表示させ、この大当り抽選演出画像において第1大当り抽選演出の背景画像と第2大当り抽選演出の背景画像とを異ならせている。例えば、図14(a)(b)に示すように、第1,第2大当り抽選演出の背景画像の線図は略同じであるが、第1大当り抽選演出の背景画像が青色で表示されるのに対して、第2大当り抽選演出の背景画像が赤色で表示される。
また、演出制御手段60は、大当り抽選演出画像において第1大当り抽選演出で表示されない演出文字や演出アイコンを第2大当り抽選演出で表示可能にしている。例えば、図14(b)に示すように、大当り抽選演出画像において、第2大当り抽選演出では「ダイ!!武器を転送するわ!!」の演出文字と武器の種類を示す演出アイコンが表示され、この演出文字と演出アイコンは14(a)に示す第1大当り抽選演出では表示されない。
また、演出制御手段60は、大当り抽選演出画像において複数の第1演出図柄と第1演出図柄よりも遊技者に有利な(ランクが高い)複数の第2演出図柄とを変動させるとともに、遊技状態設定手段41により確変1状態(第2遊技状態)が設定された状態で、第1演出図柄の数に対する第2演出図柄の数の図柄比率について、第1特図始動口10への遊技球の入賞により行われる第1大当り抽選演出中の比率(第1比率)よりも第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により行われる第2大当り抽選演出中の比率(第2比率)の方を高くしている。
例えば、大当り抽選演出画像において、複数の第1,第2演出図柄が3列に亙って変動表示されるが、各列において、図15(a)に示すように、第1大当り抽選演出では、5個の第1演出図柄としての偶数図柄(0,2,4,6,8)と5個の第2演出図柄としての奇数図柄(1,3,5,7,9)が変動表示され、図15(b)に示すように、第2大当り抽選演出では、2個の第1演出図柄としての偶数図柄(4,6)と5個の第2演出図柄としての奇数図柄(1,3,5,7,9)が変動表示される。つまり、第1大当り抽選演出中の第1演出図柄の数に対する第2演出図柄の数の図柄数比率(5/5=1)(第1比率)よりも第2大当り抽選演出中の図柄数比率(5/2=2.5)(第2比率)の方が高くなる。
ここで、大当り抽選で当選した場合、通常大当り図柄Aが選択された場合には、3つの同じ第1演出図柄が揃う演出大当り図柄(例えば、222)が表示され、確変1大当り図柄Bが選択された場合には、同じ演出図柄が揃わない所定の演出大当り図柄(例えば、123)が表示される。また、大当り抽選で当選した場合、第1又は第2確変2大当り図柄C1又はC2が選択された場合には、3つの同じ第2演出図柄が揃う演出大当り図柄(例えば、777)が表示される。但し、この場合、3つの同じ第1演出図柄が揃う演出大当り図柄を表示させ、後に、第1又は第2確変2大当り図柄C1又はC2が選択されたことを報知するようにしてもよい。
更に、演出制御手段60は、先読判定手段49により先読演出を行うと判定された場合に、その肯定判定の対象となった特図始動口10,11aへの遊技球の入賞による特別図柄の変動終了迄に先読演出を実行するが、確変1状態(第2遊技状態)における先読演出については実行を禁止する。そのために、確変1状態では、先読判定手段49による判定を行わないようにしてもよい。
例えば、第1,第2特図保留ランプ18d,18eに表示されている第1,第2特図保留数が、画像表示器16に特図保留アイコンで表示されるが、先読演出としては、前記肯定判定の対象となった特図始動口10,11aへの遊技球の入賞による特図保留アイコンを通常の特図保留アイコンと異なるアイコンで表示してもよいし、前記肯定判定の対象となった特図始動口10,11aへの遊技球の特別図柄の変動終了迄に行われる各変動中に何らかの先読予告(例えば、変動開始時のアクションが通常と異なる)を行ってもよい。
次に、遊技制御基板21のコンピュータが前記遊技制御手段40の各手段41〜50の機能を達成するために実行する処理と、演出制御基板23のコンピュータが前記演出制御手段60の各手段61〜65の機能を達成するために実行する処理について、フローチャートに基づいて説明する。
図16に示すように、遊技制御基板21のコンピュータが実行するタイマ割込処理は微小時間(2ms)毎に開始され、このタイマ割込処理では、乱数更新処理(S1)、スイッチ処理(S2)、図柄処理(S3)、電動役物処理(S4)、賞球処理(S5)、出力処理(S6)を順次実行する。
図17に示すように、S2における始動口SW処理では、第1特図始動口SW10aがオンの場合(S11;Yes )、第1特図保留数U1が4未満の場合に(S12;Yes )、その第1特図保留数U1をU1+1に加算し(S13)、大当り乱数と大当り図柄乱数とリーチ乱数を取得・格納し(S14)、第1特図保留数増加コマンドをセットする(S15)。続いて、S14で取得された大当り乱数に基づいて先読判定処理(S16)を実行し、先読演出を実行する場合(S17;Yes )、先読コマンドをセットする(S18)。
次に、第2特図始動口SW11cがオンの場合(S19;Yes )、第2特図保留数U2が4未満の場合に(S20;Yes )、その第2特図保留数U2をU2+1に加算し(S21)、大当り乱数と大当り図柄乱数とリーチ乱数を取得・格納し(S22)、第2特図保留数増加コマンドをセットする(S23)。続いて、S22で取得された大当り乱数に基づいて先読判定処理(S24)を実行し、先読演出を実行する場合(S25;Yes )、先読コマンドをセットする(S26)。尚、S15、S18、S23、S26でセットされたコマンド、及び、他のルーチンのステップでセットされたコマンドは、S6の出力処理により演出制御基板23に送信されるとともに、その内の外部出力が必要とされるコマンドはホールコンピュータHCに送信される。
図18に示すように、S3における特別図柄処理では、当り状態フラグがON(つまり、大当り遊技中や小当り遊技中)でない場合(S31;No)、特別図柄が変動中でない場合に(S32;No)、先ず、第2特図保留数U2が1以上か否か判定し(S33)、S33の判定がYes の場合、第2特図保留数U2をU2−1に減算する(S34)。S33の判定がNoの場合、次に、第1特図保留数U1が1以上か否か判定し(S35)、S35の判定がYes の場合、第1特図保留数U1をU1−1に減算する(S36)。
S34,S36の後、客待ちフラグをOFFにし(S37)、大当り判定処理(S38)を実行し、続いて、変動パターン(時間)選択処理(S39)を実行する。S35の判定がNoの場合、客待ち設定処理(S46)を実行する。
図19に示すように、S38の大当り判定処理では、先ず、大当り乱数判定処理(S51)を実行し、そこで、S34又はS36で減算されたものに対応する大当り乱数に基づいて、大当りか否か判定し(S52)、S52の判定がNoの場合、小当りか否か判定し(S53)、S53の判定がNoの場合ハズレとなる。大当り乱数が大当り特定値と一致した場合、S52の判定がYes になるが、図6に示すように、その大当り抽選の当選確率が、通常状態と時短状態では約1/370になるように、確変1状態と確変2状態では約1/50になるように、大当り特定値が設定される。
S52の判定がYes の場合、次に、大当り図柄乱数判定処理(S54)を実行し、そこで、S34又はS36で減算されたものに対応する大当り図柄乱数に基づいて、特図大当り図柄を設定する(S55)。この場合、特図大当り図柄として、第1特図始動口10への遊技球入賞により取得された大当り図柄乱数では、通常大当り図柄A、確変1大当り図柄B、第1確変2大当り図柄C1、第2確変2大当り図柄C2の何れか1つが図8(1)に示す選択率で選択設定され、第2特図始動口11aへの遊技球入賞により取得された大当り図柄乱数では、通常大当り図柄A、第1確変2大当り図柄C1、第2確変2大当り図柄C2の何れか1つが図8(2)に示す選択率で選択設定される。S53の判定がYes の場合、特図小当り図柄を設定し(S56)、S53の判定がNoの場合、特図ハズレ図柄を設定する(S57)。
図20に示すように、S39の変動パターン選択処理では、先ず、大当りか否か判定し(S61)、S61の判定がNoの場合、リーチ乱数判定処理(S62)を実行し、そこで、S34又はS36で減算されたものに対応するリーチ乱数に基づいて、リーチか否か判定する(S63)。S61の判定がYes の場合、大当り用テーブルをセットし(S64)、S63の判定がYes の場合、リーチ用テーブルをセットし(S65)、S63の判定がNoの場合、ハズレ用テーブルをセットする(S66)。
S64〜S66の後、変動パターン乱数を取得・格納し(S67)、現在の遊技状態と特図保留数を読込み(S68)、変動パターン乱数判定処理(S69)を実行する。そこで、S64〜S66でセットされたテーブル、S67で取得された変動パターン乱数、S68で読込まれた遊技状態と特図保留数に基づいて、変動パターン(特図変動時間)を設定する(S70)。
図18に示すように、S39の変動パターン選択処理の実行後、第1又は第2特別図柄を変動開始させ(S40)、S38とS39で設定された特別図柄の停止図柄の種類と変動パターンと変動させる特別図柄の種類(第1又は第2特別図柄)を識別可能な情報を含む変動開始コマンドをセットする(S41)。その後、或いは、S32の判定がYes の場合、S39で設定された特図変動時間経過したか否か判定し(S42)、S42の判定がYes の場合、第1又は第2特別図柄を変動停止させ(S43)、ここで、S38で設定された特別図柄の停止図柄を第1又は第2特別図柄表示器18a又は18bに停止表示させる。次に、変動停止コマンドをセットし(S44)、停止中処理(S45)を実行する。
図21に示すように、S45の停止中処理では、先ず、時短状態フラグがONの場合(S81;Yes )、時短リミット回数JをJ−1に減算し(S82)、その後、J=0の場合(S83;Yes )、時短状態フラグをOFFにする(S84)。確変1状態フラグがONの場合(S85;Yes )、確変1リミット回数X1をX1−1に減算し(S86)、その後、X1=0の場合(S87;Yes )、確変1状態フラグをOFFにする(S88)。
確変2状態フラグがONの場合(S89;Yes )、確変2リミット回数X2をX2−1に減算し(S90)、その後、X2=0の場合(S91;Yes )、確変2状態フラグをOFFにする(S92)。尚、遊技状態は、時短状態フラグがONの場合に時短状態になり、確変1状態フラグがONの場合に確変1状態になり、確変2状態フラグがONの場合に確変2状態になり、時短状態フラグ、確変1状態フラグ、確変2状態フラグの全てがOFFの場合、通常状態(又は大当り状態)になる。
次に、図22に示すように、大当りか否か判定し(S93)、S93の判定がNoの場合、小当りか否か判定し(S94)、S93の判定がYes の場合、長大当り(大入賞口開閉パターンPC2を選択)か否か判定し(S95)、S95の判定がNoの場合、中大当り(大入賞口開閉パターンPA,PC1を選択)か否か判定し、S96の判定がNoの場合、短大当り(大入賞口開閉パターンPBを選択)となる。
S94の判定がYes の場合、小当り状態フラグをONに(S97)、S95の判定がYes の場合、長大当り状態フラグをONに(S98)、S96の判定がYes の場合、中大当り状態フラグをONに(S99)、S96の判定がNoの場合、短大当り状態フラグをONにする(S100)。S98〜S100の後、時短リミット回数J、確変1リミット回数X1、確変2リミット回数X2をリセットし(S101)、時短状態フラグ、確変1状態フラグ、確変2状態フラグをOFFにする(S102)。S97,S102の後、オープニングを開始させ(S103)、オープニングコマンドをセットする(S104)。
図23に示すように、S4における大入賞口処理では、当り状態フラグ(大当り状態フラグ又は小当り状態フラグ)がONか否か判定し(S111)、S111の判定がYes の場合、その当り遊技最初の大入賞口13aが開放する前のオープニング中であるか否か判定する(S112)。S112の判定がYes の場合、オープニング時間経過したか否か判定し(S113)、S113の判定がYes の場合、大入賞口開閉パターン設定処理(S114)を実行する。
S114の大入賞口開閉パターン設定処理では、大当りの場合、図9に示すように、特図大当り図柄の種類に応じた大入賞口開閉パターンが設定され、そこで、図24に示すように、最大RcとR最大作動時間Tcに、設定された大入賞口開閉パターンに応じた値(例えば、大入賞口開閉パターンPAの場合、最大Rc=4、R最大作動時間Tc=30s)が設定される。尚、小当りの場合には、大入賞口開閉パターンPBと同様の大入賞口開閉パターンが設定される。
一方、S112の判定がNoの場合、当り遊技最後の大入賞口13aが閉塞した後のエンディング中か否か判定し(S115)、S115の判定がNoの場合、大入賞口13aが作動中か否か判定する(S116)。S114の後、或いは、S116の判定がNoの場合、RをR+1に加算し(S117)、大入賞口13aの作動を開始(大入賞口13aを開放)させ(S118)、R作動時間Tの計時を開始し(S119)、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞個数Nの計測を開始する(S120)。
S116の判定がYes の場合、或いは、S120の後、T≧R最大作動時間Tcか否か判定し(S121)、S121の判定がNoの場合、N≧規定個数Nc(例えば、Nc=10)か否か判定する(S122)。S121の判定がYes 又はS122の判定がYes の場合、大入賞口13aの作動を終了(大入賞口13aを閉塞)させ(S123)、T,Nをリセットし(S124)、R=最大Rcか否か判定する(S125)。
S125の判定がYes の場合、エンディングを開始させ(S126)、エンディングコマンドをセットし(S127)、Rを0にリセットし(S128)、エンディング時間経過したか否か判定する(S129)。S129の判定がYes の場合、遊技状態設定処理(S130)を実行し、当り状態フラグをOFFにする(S131)。
図25に示すように、S130の遊技状態設定処理では、先ず、小当りか否か判定し(S141)、S141の判定がNoの場合、通常大当り(特図大当り図柄が通常大当り図柄)か否か判定する(S142)。S142の判定がNoの場合、確変1大当り(特図大当り図柄が確変1大当り図柄)か否か判定し(S143)、S143の判定がNoの場合、確変2大当り(特図大当り図柄が第1又は第2確変2大当り図柄)となる。
S142の判定がYes の場合、時短状態フラグをONにして(S144)、時短リミット回数Jに100をセットし(S145)、S143の判定がYes の場合、確変1状態フラグをONにして(S146)、確変1リミット回数X1に10000をセットし(S147)、S143の判定がNoの場合、確変2状態フラグをONにして(S148)、確変2リミット回数X2に10000をセットする(S149)。尚、小当りの場合、現状の遊技状態が維持される。
図26に示すように、S2におけるゲートSW処理では、ゲートSW12aがオンの場合(S151;Yes )、普図保留数Gが4未満の場合に(S152;Yes )、その普図保留数GをG+1に加算し(S153)、当り乱数を取得・格納する(S154)。
図27に示すように、S3における普通図柄処理では、先ず、遊技状態が変更されたか否か判定し(S161)、S161の判定がYes の場合には、始動口作動制御モード設定処理(S162)を実行する。この始動口作動制御モード設定処理において、図10に示すように、変更設定された遊技状態に応じた始動口作動制御モードが設定され、そこで、図11に示すように、設定された始動口作動制御モードにおける普図変動時間、普図当選確率、始動口開閉パターン(例えば、始動口作動制御モードMXの場合、普図変動時間=25S、普図当選確率=1/50、始動口開閉パターン0.1S×1)が設定される。
その後、補助遊技フラグがON(つまり、補助遊技中)でない場合(S163;No)、普通図柄が変動中でない場合に(S164;No)、普図保留数Gが1以上の場合には(S165;Yes )、当り乱数判定処理(S166)を実行する。S166の当り乱数判定処理では、S165で減算されたものに対応する当り乱数に基づいて当りか否か判定する。当り乱数が当り特定値と一致した場合に当りになるが、図11に示すように、その普図当選確率が、始動口作動制御モードMX,MYの実行中では約1/50になるように、始動口作動制御モードMZの実行中では50/50になるように、当り特定値が設定される。
次に、停止図柄設定処理(S167)を実行し、そこで、S166の判定の結果、当りの場合には普図当り図柄が設定され、ハズレの場合には普図ハズレ図柄が設定される。次に、普図変動時間設定処理(S168)を実行し、そこで、普図変動時間として、始動口作動制御モードMXの実行中では25sが設定され、始動口作動制御モードMY,MZの実行中では5sが設定される。その後、普通図柄を変動開始させる(S169)。
S164の判定がYes の場合、或いは、S169の後、S168で設定された普図変動時間経過したか否か判定し(S170)、S170の判定がYes の場合、普通図柄を変動停止させ(S171)、ここで、S167で設定された普通図柄の停止図柄(普図当り図柄又は普図ハズレ図柄)を普図表示器18cに停止表示させる。そして、当りの場合(S172;Yes )、補助遊技フラグをONにする(S173)。
図28に示すように、S4における始動口処理では、補助遊技フラグがONか否か判定し(S181)、S181の判定がYes の場合、第2特図始動口11aが作動中か否か判定する(S182)。S182の判定がNoの場合、始動口開閉パターン設定処理(S183)を実行し、そこで、始動口開閉パターンとして、始動口作動制御モードMXの実行中では0.1s×1が設定され、始動口作動制御モードMY,MZの実行中では3s×1が設定される。
その後、第2特図始動口11aの作動を開始(第2特図始動口11aを開放)させ(S184)、S183で設定された始動口開閉パターンとなるように制御する。S182の判定がYes の場合、或いは、S184の後、S183で設定された始動口開閉パターンの始動口作動時間が経過したか否か判定し(S185)、S185の判定がYes の場合、第2特図始動口11aの作動を終了(第2特図始動口11aを閉塞)させ(S186)、補助遊技フラグをOFFにする(S187)。
図29に示すように、演出制御基板23のコンピュータが実行するタイマ割込処理は微小時間(2ms)毎に開始され、このタイマ割込処理では、コマンド受信処理(S201)、演出ボタン処理(S202)、コマンド送信処理(S203)を順次実行する。
図30に示すように、S201のコマンド受信処理では、遊技制御基板21から受けるコマンドに基づいて各種処理を実行するルーチンであり、先ず、保留数増加コマンドを受信した場合(S211;Yes )、保留数加算処理(S212)を実行し、保留数コマンドをセットする(S213)。尚、S213でセットされたコマンド、及び、それ以外のステップでセットされたコマンドは、S203のコマンド送信処理により画像制御基板24やランプ制御基板25に送信されるとともに、その内の外部出力が必要とされるコマンドはホールコンピュータHCに送信される。
次に、変動開始コマンドを受信した場合(S214;Yes )、演出選択処理(S215)を実行し、この演出選択処理によって、演出機器69に実行させる大当り抽選演出が複数種類の大当り抽選演出の中から選択される。この場合、複数の遊技状態に夫々対応する複数の演出テーブルが設けられ、現在の遊技状態に応じた演出テーブルを元に、変動開始コマンドから識別される特別図柄の停止図柄の種類と変動パターン(特図変動時間)に基づいて大当り抽選演出が選択される。尚、現在の遊技状態は、遊技制御基板21のコンピュータから送信されてくる遊技状態コマンドによって把握される。
この演出選択処理では、特に、確変1状態(第2遊技状態)が設定された状態で、更に変動開始コマンドから識別される特別図柄の種類(第1又は第2特別図柄)に基づいて、第1特別図柄の変動の際には、それに応じた第1大当り抽選演出が選択され、第2特別図柄の変動の際には、それに応じた第2大当り抽選演出であって第1大当り抽選演出と演出態様が異なる第2大当り抽選演出が選択される。
これにより、大当り抽選演出として画像表示器16に大当り抽選演出画像が表示されるが、図14で説明したように、この大当り抽選演出画像における第1大当り抽選演出の背景画像と第2大当り抽選演出の背景画像とが異なり、大当り抽選演出画像において第1大当り抽選演出で表示されない演出文字や演出アイコンが第2大当り抽選演出で表示可能になる。また、大当り抽選演出画像において複数の第1演出図柄と第1演出図柄よりも遊技者に有利な複数の第2演出図柄とが変動されるが、図15で説明したように、第1演出図柄の数に対する第2演出図柄の数の図柄数比率について、第1大当り抽選演出中の比率よりも第2大当り抽選演出中の比率の方が高くなる。
次に、先読コマンドを受信した場合(S216;Yes )、先読演出選択処理(S217)を実行し、この先読演出選択処理によって、先読演出を行うと判定された特図始動口10,11aへの遊技球の入賞による特別図柄の変動終了迄に先読演出が実行される。但し、確変1状態における先読演出については実行が禁止される。
変動停止コマンドを受信した場合(S218;Yes )、変動演出終了中処理(S219)を実行し、オープニングコマンドを受信した場合(S220;Yes )、当り演出選択処理(S221)を実行し、エンディングコマンドを受信した場合(S222;Yes )、エンディング演出選択処理(S223)を実行し、最後に、客待ちコマンド受信処理(S224)を実行する。
以上のパチンコ遊技機1の作用・効果について説明する。
遊技状態が通常状態の場合、始動口作動制御モードMXが設定され、普図変動時間が25s、普図当選確率が1/50、始動口開閉パターンが0.1s×1となるため、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値は非常に低くなる。即ち、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞を殆ど期待することができず、大当り抽選の殆どが第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づいて行われることになる。
つまり、通常状態では、大当り抽選で当選して大当り遊技が発生する迄の間、持ち球である遊技球の減少率が大きくなる。しかも、大当り抽選の当選確率が低確率(約1/370)であるため、更に、大当り抽選で当選した場合、大当り抽選の殆どが第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づいて行われることから、実質出球が得られない大当り遊技となる割合(50%)が大きく、最大出球が得られる大当り遊技となる割合(15%)が小さくなる。この通常状態が最も不利な遊技状態である。
遊技状態が時短状態の場合、始動口作動制御モードMZが設定され、普図変動時間が5s、普図当選確率が50/50、始動口開閉パターンが3s×1となるため、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値は非常に高くなる。即ち、大当り抽選の殆どが第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて行われることになる。つまり、時短状態では、大当り抽選で当選して大当り遊技が発生する迄の間、持ち球である遊技球の減少率が小さくなり、持ち球を殆ど減少させずに大当り抽選が次々に行われる。
但し、大当り抽選の当選確率は通常状態の場合と同様に低確率(約1/370)であり、特別図柄の変動回数が規定回数に達すると、通常状態になって、始動口作動制御モードMXに変更されるが、大当り抽選で当選した場合、大当り抽選の殆どが第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて行われることから、実質出球が得られない大当り遊技となる割合(0%)が小さく、最大出球が得られる大当り遊技となる割合(65%)が大きくなる。つまり、時短状態は通常状態よりも有利な遊技状態である。
遊技状態が確変2状態の場合、時短状態の場合と同様に始動口作動制御モードMZが設定され、故に、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値は非常に高くなる。即ち、大当り抽選の殆どが第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて行われることになる。つまり、確変2状態では、大当り抽選で当選して大当り遊技が発生する迄の間、持ち球である遊技球の減少率が小さくなり、持ち球を殆ど減少させずに大当り抽選が次々に行われる。
しかも、確変2状態は実質次回の大当り抽選で当選するまで継続され、その大当り抽選の当選確率は高確率(約1/50)であり、大当り抽選で当選した場合、大当り抽選の殆どが第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて行われることから、実質出球が得られない大当り遊技となる割合(0%)が小さく、最大出球が得られる大当り遊技となる割合(65%)が大きくなる。この確変2状態は最も有利な遊技状態である。
ところで、従来の所謂潜確状態では、大当り抽選の当選確率は高確率(約1/50)であるが、通常状態の場合と同様に始動口作動制御モードMXが設定されるため、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値は非常に低くなり、大当り抽選の殆どが第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づいて行われることになる。
つまり、潜確状態では、大当り抽選で当選し易いが、大当り抽選で当選した場合、大当り抽選の殆どが第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づいて行われることから、実質出球が得られない大当り遊技となる割合(50%)が大きく、最大出球が得られる大当り遊技となる割合(15%)が小さくなる。つまり、大当り抽選の当選確率が高確率に設定されている状態での面白味が半減し、ゲーム性を高めることができない。
そこで、本発明では、潜確状態の代わりに確変1状態を採用し、遊技状態が確変1状態の場合、通常状態、時短状態、確変2状態の場合とは異なる新たな始動口作動制御モードMYが設定され、普図変動時間が5s、普図当選確率が1/50、始動口開閉パターンが3s×1となるため、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値は、始動口作動制御モードMXが設定された場合の始動口入賞数期待値よりも高くなり、始動口作動制御モードMZが設定された場合の始動口入賞数期待値よりも低くなる。
つまり、実質出球が得られない大当り遊技となる割合が、確変2状態と時短状態の場合よりは高いが、通常状態の場合の割合よりも低くなり、最大出球が得られる大当り遊技となる割合が、確変2状態と時短状態の場合よりは低いが、通常状態の場合の割合よりも高くなる。つまり、確変1状態は、通常状態よりも有利で確変2状態よりも不利で、時短状態に対しても有利さが異なる(例えば、時短状態よりも有利な)遊技状態である。
そして、始動口制御手段48が、第2特図始動口11aの作動を制御する始動口作動制御モードとして、3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZの何れか1つを遊技状態設定手段41で設定された遊技状態に応じて選択設定する始動口作動制御モード設定手段48aを有するので、大当り抽選の当選確率が高確率に設定されている状態での面白味を高めて、ゲーム性を高めることができる。
3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZは、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値を相互に異ならせるように制御するので、その結果、設定された始動口作動制御モードによって、実質出球が得られない大当り遊技となる割合、最大出球が得られる大当り遊技となる割合を異ならせることができ、つまり、次の大当りで得られる出球を左右させることができるので、ゲーム性を確実に高めることができる。
例えば、図11に示す始動口作動制御モードMYでは、確変1状態で第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて大当りする確率が約16%となり、大当りするまでの特別図柄の変動回数が多くなるほど、即ちはまればはまるほど、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて行われる大当り抽選の回数が多くなり、それだけ遊技者には最大出球が得られる大当り遊技となる期待を持たせ続けることができる。
遊技領域4aにおいて遊技球が第2特図始動口11aに入賞する可能性がある複数の球経路の大部分が、第1特図始動口10にも入賞する可能性がある複数の球経路になるように、第1,第2特図始動口10,11aを配置したので、確変1状態で、第1,第2特図始動口10,11aのうち第2特図始動口11aへの遊技球の入賞率のみを大幅に高め得る球経路が存在しないようにすることができ、結局、所謂止打ちを行っても第2特図始動口11aへの遊技球の入賞率のみを大幅に高めることができず、つまり、最大出球が得られる大当り遊技となる割合を不適切に高め得ない対策を講じることができる。
また、演出制御手段60は、遊技状態設定手段41により確変1状態が設定された状態で、演出機器69に実行させる大当り抽選演出として、第1特図始動口10への遊技球の入賞に応じた第1大当り抽選演出を選択する第1演出選択手段63aと、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に応じた第2大当り抽選演出であって第1大当り抽選演出と演出態様が異なる第2大当り抽選演出を選択する第2演出選択手段63bとを確変1演出選択手段63に有する。
つまり、確変1状態では、第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づいて行われる第1大当り抽選演出と、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて行われる第2大当り抽選演出との差別化を図り、現在行われている大当り抽選演出が、第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づくものなのか、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づくものなのかを、遊技者に明確に報知することができる。
そして、第2大当り抽選演出は、第1大当り抽選演出よりも、大当り抽選で当選した場合に大入賞口入賞数期待値が最大の大入賞口開閉パターンPC2を選択する選択率が高いことを示唆する演出であるので、第2大当り抽選演出がおこなわれている場合には、最大出球が得られる大当り遊技となる割合が高くなるが、その第2大当り抽選演出を遊技者が見て、大当り抽選で当選して最大出球が得られる大当り遊技となる期待を高めることができる。
演出制御手段60は、大当り抽選演出として画像表示器16に表示させる大当り抽選演出画像において、第1大当り抽選演出の背景画像と第2大当り抽選演出の背景画像とを異ならせ、更に、第1大当り抽選演出で表示されない演出文字又は演出アイコンを第2大当り抽選演出で表示可能にしたので、第2大当り抽選演出が行われている際、それに対応する大当り抽選で当選した場合には遊技者にとって有利なことを明確にすることができる。
また、演出制御手段60は、大当り抽選演出として画像表示器16に表示させる大当り抽選演出画像において、複数の第1演出図柄と第1演出図柄よりも遊技者に有利な複数の第2演出図柄とを変動させるとともに、遊技状態設定手段41により第1確変状態が設定された状態で、第1演出図柄の数に対する第2演出図柄の数の図柄比率について、第1特図始動口10への遊技球の入賞により行われる第1大当り抽選演出中の比率(例えば、図15(a)に基づく比率(5/5))よりも第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により行われる第2大当り抽選演出中の比率(例えば、図15(b)に基づく比率(5/2))の方を高くし、大入賞口入賞数期待値が最大の大入賞口開閉パターンPC2が選択された場合に、第2演出図柄が揃った第2演出大当り図柄を表示可能にした。
つまり、第1大当り抽選演出と第2大当り抽選演出との差別化を一層図り、第2大当り抽選演出が行われている際、それに対応する大当り抽選で当選した場合には遊技者にとって有利なことを一層明確にすることができる。尚、第2大当り抽選演出中の前記図柄数比率については変更可能であり、この図柄数比率について、第1大当り抽選演出では図8(1)に対応した比率、第2大当り抽選演出では図8(2)に対応した比率にしてもよい。
更に、演出制御手段60は、先読判定手段49で肯定判定された場合に、その肯定判定の対象となった特図始動口10,11aへの遊技球の入賞による特別図柄の変動開始迄に先読演出を実行させるが、確変1状態における先読演出については実行を禁止している。つまり、仮に、確変1状態における先読演出が行われ、先読演出の対象が第1特図始動口10への遊技球の入賞に基づくものであり、その大当り期待度が高められことは、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づいて大当りしてほしい遊技者にとって望まない先読演出となるが、それを防止することができる。
次に、実施例1を部分的に変更した別実施例について説明する。但し、実施例1と基本的に同じものについては同一符号を付して説明を省略する。
実施例2は、実施例1の図11に示す始動口作動制御モードMY(MY1)を変更したものである。前記のように、3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZは、普図変動時間、普図当選確率、始動口開閉パターンをパラメータとし、それらパラメータの組合せによって相互に異なるモードに設定されているが、普図変動時間、普図当選確率、始動口開閉パターンが夫々2通りあり、始動口作動制御モードMX,MZについては、図11に示すものと同じとして、始動口作動制御モードMYは、実施例1の始動口作動制御モードMY1以外に、図31〜図35に示す5通りの始動口作動制御モードMY2〜MY6が存在する。そして、図31〜図35に示す5通りの始動口作動制御モードテーブルの何れか1つが、図11に示す始動口作動制御モードテーブルの代わりに採用される。
具体的に、図31に示す始動口作動制御モードMY2では、普図変動時間が5s、普図当選確率が1/50、始動口開閉パターンが0.1s×1に設定され、図32に示す始動口作動制御モードMY3では、普図変動時間が5s、普図当選確率が50/50、始動口開閉パターンが0.1s×1に設定され、図33に示す始動口作動制御モードMY4では、普図変動時間が25s、普図当選確率が1/50、始動口開閉パターンが3s×1に設定されている。尚、図34、図35の始動口作動制御モードMY5,MY6の具体的な説明を省略するが、図示の通りである。
実施例3は、実施例2と同様、実施例1の図11に示す始動口作動制御モードMY(MY1)を変更したものであり、3つの始動口作動制御モードMX,MY,MZは、普図変動時間、普図当選確率、始動口開閉パターンをパラメータとし、それらパラメータの組合せによって相互に異なるモードに設定されているが、普図当選確率が2通りあり、普図変動時間、始動口開閉パターンが夫々3通りあり、始動口作動制御モードMX,MZについては、図11に示すものと同じとして、組合せが増えた3通りの始動口作動制御モードMY7〜MY9を図36〜図38に示している。そして、図36〜図38に示す3通りの始動口作動制御モードテーブルの何れか1つが、図11に示す始動口作動制御モードテーブルの代わりに採用される。
具体的に、図36に示す始動口作動制御モードMY7では、普図変動時間が10s、普図当選確率が1/50、始動口開閉パターンが3s×1に設定され、図37に示す始動口作動制御モードMY8では、普図変動時間が5s、普図当選確率が1/50、始動口開閉パターンが1.5s×1に設定され、図38に示す始動口作動制御モードMY9では、普図変動時間が10s、普図当選確率が1/50、始動口開閉パターンが1.5s×1に設定されている。尚、始動口作動制御モードMY7〜MY9以外に、更に、普図変動時間、普図当選確率、始動口開閉パターンの組合せが異なる複数通りの始動口作動制御モードが存在するが、これについての詳細な説明は省略する。
始動口作動制御モード設定手段48aは、図39に示すように、遊技状態設定手段41で確変1状態(第2遊技状態)が設定された場合には、複数(6つ)の始動口作動制御モードMY1〜のMY6(実施例2で説明)の何れか1つを選択設定する。この複数の始動口作動制御モードMY1〜のMY6は、第2特図始動口11aに遊技球が入賞する始動口入賞数期待値を相互に異ならせるように制御するものである。
遊技状態が確変1状態になる場合、図40に示すように、複数種類の確変1大当り図柄B1〜B6の何れか1つが抽選で決定され特図表示器18a,18bに表示される。この複数種類の確変1大当り図柄B1〜B6は、夫々複数の始動口作動制御モードMY1〜のMY6に対応するものであり、始動口作動制御モード設定手段48aは、特図表示器18a,18bに表示された確変1大当り図柄に対応する始動口作動制御モードを設定する。
このように、遊技状態が確変1状態のときに、始動口作動制御モードMX1が1つだけではなく、複数の始動口作動制御モードMX1〜MX6の中から選択されるため、選択された始動口作動制御モードMX1〜MX6によって、始動口入賞数期待値が異なり、即ち、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞に基づく大当り抽選の割合が異なってくるため、大当り抽選の当選確率が高確率に設定されている状態での面白味を一層高めて、ゲーム性を大幅に高めることができる。
尚、始動口作動制御モード設定手段48aは、遊技状態設定手段41で通常状態(第2遊技状態)が設定された場合に、複数の始動口作動制御モードの何れか1つを選択設定し、この場合、遊技状態が通常状態になる場合、複数種類の通常大当り図柄の何れか1つが抽選で決定され特図表示器18a,18bに表示され、その通常大当り図柄に対応する始動口作動制御モードを設定するようにしてもよい。
図41に示すように、始動口制御手段48は、確変1状態(第2遊技状態)に対応する1つの始動口作動制御モードMY10の普図変動時間として、複数の普図変動時間(5s,5.5s,6s)の中から何れか1つを採用し、始動口開閉パターンとして、複数の始動口開閉パターン(1s×1,2s×1,3s×2)の中から何れか1つを採用する。尚、始動口作動制御モードMY10の普図当選確率(1/50)は唯一のものである。普図変動時間は、当り乱数と共に取得された普図変動時間乱数を用いた抽選により複数の普図変動時間の中から、図42に示す選択率となるように選択される。
補助遊技を発生させる場合、図43に示すように、複数種類の普図当り図柄F1〜F3の何れか1つが抽選により図44に示す選択率となるように選択され普図表示器18cに表示される。この複数種類の普図当り図柄F1〜F3は、夫々複数の始動口開閉パターン(1s×1,2s×1,3s×2)に対応するものであり、普図表示器18cに表示された普図当り図柄に対応する始動口開閉パターンが選択される。
普通図柄の変動時間と、当った場合の始動口開閉パターンが1通りの場合、遊技者がそのことを知っていれば、遊技球の発射をコントールし所謂止打ちを行うことで、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞率のみを高めて、最大出球が得られる大当り遊技となる割合を不適切に高められる虞があるが、それを抑制することができる。
図45に示すように、始動口制御手段48は、確変1状態(第2遊技状態)に対応する1つの始動口作動制御モードMY11の普図変動時間として、複数の普図変動時間(5s,5.5s,6s)の中から何れか1つを採用し、始動口開閉パターンとして、複数の始動口開閉パターン(PF4,PF5)の中から何れか1つを採用する。尚、始動口作動制御モードMY11の普図当選確率(1/50)は唯一のものである。普図変動時間の選択に関しては実施例5と同様に行われる。
補助遊技を発生させる場合、図46に示すように、複数種類の普図当り図柄F4,F5の何れか1つが抽選により図47に示す選択率となるように選択され普図表示器18cに表示される。この複数種類の普図当り図柄F4,F5は、夫々複数の始動口開閉パターンPF4,PF5に対応するものであり、普図表示器18cに表示された普図当り図柄に対応する始動口開閉パターンが選択される。
図48に示すように、始動口開閉パターンPXでは、第2特図始動口11aが0.1秒間の開放を1回行うように開閉され、始動口開閉パターンPZでは、第2特図始動口11aが3秒間の開放を1回行うように開閉され、これらは実施例1における始動口開閉パターンPX,PZと同じである。一方、始動口開閉パターンPF4では、始動口開閉パターンPZと同様、第2特図始動口11aが3秒間の開放を1回行うように開閉され、始動口開閉パターンPF5では、第2特図始動口11aが0.6秒間の開放を2回行うように開閉され、この第2特図始動口11aの2回の開閉の1回目の閉塞時から2回目の開放時までのインターバル時間が1.5秒になる。
実施例5の効果同様、普通図柄の変動時間と、当った場合の始動口開閉パターンが1通りの場合、遊技者はそれを知っていて遊技球の発射をコントールし所謂止打ちを行うことで、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞率のみを高めて、最大出球が得られる大当り遊技となる割合を不適切に高められる虞があるが、それを抑制することができる。尚、第2特図始動口11aが複数回開閉する始動口開閉パターンPF5のような始動口開閉パターンを、他の実施例で説明した始動口開閉パターンの代わりに採用してもよい。
大当りの際に実質出球が得られラウンド数やその選択率を、実施例1の図7〜図9に示す以外に変更し、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合、第1特図始動口10への遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合よりも、獲得できる遊技球の獲得出球数の期待値が高くなるように構成してもよい。
例えば、図49に示すように、大当り時に実質出球が得られラウンド数が16R、15R、11R、6Rの4通りあり、これらラウンド数の夫々の獲得出球が約2100個、約200個、約1000個、約500個である場合、これらラウンド数を選択する選択率について、第1特図始動口10への遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合には図50(1)に示す割合とし、第2特図始動口11aへの遊技球の入賞により行われた大当り抽選で当選した場合には図50(2)に示す割合とする。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施可能である。また、本発明は、開閉式の始動口、ゲート、開閉式の大入賞口を備えた種々のパチンコ遊技機に適用可能である。
1 パチンコ遊技機
10 第1特図始動口
11a 第2特図始動口
13a 大入賞口
16 画像表示器
18a 第1特図表示器
18b 第2特図表示器
18c 普図表示器
40 遊技制御手段
41 遊技状態設定手段
45 大入賞口制御手段
45a 大入賞口開閉パターン設定手段
48 始動口制御手段
48a 始動口作動制御モード設定手段
49 先読演出判定手段
60 演出制御手段
63a 第1演出選択手段
63b 第2演出選択手段
69 演出機器

Claims (1)

  1. 特別図柄を変動表示する特図表示部と、普通図柄を変動表示する普図表示部と、普図始動口への遊技球の入賞により行われる普図当り抽選で当選して普図表示部に普図当り図柄が表示された場合に開閉式の特図始動口を開閉させる始動口制御手段と、複数の遊技状態の何れかを択一的に設定可能な遊技状態設定手段と、演出機器に遊技演出を実行させる演出制御手段とを備えたパチンコ遊技機において、
    前記特図始動口は、第1特図始動口と、前記開閉式の第2特図始動口とを有し、
    前記始動口制御手段は、第2特図始動口の作動を制御する始動口作動制御モードとして、3以上の始動口作動制御モードの何れか1つを前記遊技状態設定手段で設定された遊技状態に応じて選択設定する始動口作動制御モード設定手段を有し、
    前記始動口作動制御モード設定手段は、
    前記普図当り抽選の当選確率が所定の低確率に設定され、該当り抽選に当選した場合に、第2特図始動口を所定時間開放させる第1始動口作動制御モードと、
    前記普図当り抽選の当選確率が所定の低確率に設定され、該当り抽選に当選した場合に、第2特図始動口を前記所定時間よりも長い第1時間開放させる第2始動口作動制御モードと、
    前記普図当り抽選の当選確率が高確率に設定され、該当り抽選に当選した場合に、第2特図始動口を前記第1時間開放させる第3始動口作動制御モードを有し、
    前記第1特図始動口と第2特図始動口の何れかへの遊技球の入賞により大当り抽選を行って当選した場合に、予め設定された有利度合の異なる複数の大当り遊技の何れかを行うように構成されると共に、第2特図始動口に遊技球が入賞した場合の方が、第1特図始動口に遊技球が入賞した場合よりも、高い割合で有利度合の高い大当り遊技を行うことが可能であり、
    前記複数の遊技状態は、前記大当り抽選の当選確率が低確率に設定され且つ前記第1始動口作動制御モードが設定される第1遊技状態と、前記有利度合の低い大当り遊技が行われた後に前記当選確率が高確率に設定され且つ前記第2始動口作動制御モードが設定される第2遊技状態と、前記有利度合の高い大当り遊技が行われた後に前記当選確率が前記高確率に設定され且つ前記第3始動口作動制御モードが設定される第3遊技状態とを有し、
    前記演出制御手段は、前記遊技状態設定手段により前記第2遊技状態が設定された状態で、演出機器に実行させる遊技演出として、第1特図始動口への遊技球の入賞に応じた第1遊技演出を選択する第1演出選択手段と、第2特図始動口への遊技球の入賞に応じた第2遊技演出であって第1遊技演出と演出態様が異なる第2遊技演出を選択する第2演出選択手段と、前記遊技状態設定手段により前記第3遊技状態が設定された状態で、前記遊技演出として、第1又は第2特図始動口の何れかに遊技球が入賞したときに前記第1遊技演出及び第2遊技演出とは演出態様が異なる第3遊技演出を選択する第3演出選択手段とを有し、
    前記演出制御手段は、前記遊技演出として演出機器である画像表示器に遊技演出画像を表示させ、
    前記第1,第2遊技演出で複数の第1演出図柄と第1演出図柄よりも遊技者に有利な複数の第2演出図柄とを含む図柄列が変動表示され、
    前記第2遊技演出において前記第1演出図柄の数に対する前記第2演出図柄の数の比率が第1遊技演出で予め設定されている第1比率よりも高い第2比率になる前記図柄列で変動表示可能にすると共に、第1遊技演出で表示されない演出を表示可能にする、
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
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