JP5559019B2 - 無線生体情報センサ - Google Patents
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Description
例えば、非特許文献1では、在宅医療の推進・支援のため、日常的に携帯し生体情報をモニタリングするセンサが示されている。注目されている生体情報は、脈拍、血圧、呼吸、運動加速度や血中の酸素飽和度などであり、取得された情報は有線、若しくは無線でインターネット回線に接続可能な携帯型センササーバに登録され、それを通じてインターネット上のサーバなどに送信される。そして最終的にこの情報に基づき医師の診断や、助言を受けられるサービスまで言及されている。
脈波は、脈波伝播速度を算出することで不整脈をはじめとした脈疾患などの指標や、その波形の周期を計測し脈拍数(心拍数)を算出するなど従来から様々に利用されている。
さらに脈波から算出された脈拍数は、ランニングなど運動時の運動負荷を示すとされており、連続的にモニタリングすることの重要性が指摘されている。ランナーは、走行中に、逐次、脈拍数を見ながら自分のペースをつかむことでより安全に運動することができる。
脈波計測装置による脈波測定は、装置内に実装された制御装置(マイコン)により、測定部位に対して光を照射する発光素子の発光動作、測定部位から反射した光を受光する受光素子の受光動作、脈波情報の処理動作、脈波情報の表示装置(例えば液晶ディスプレイ)などへの出力動作など、予め決められた処理フローに則って進む。
データを無線通信する機能を持つ装置では、無線機能部の開発規模をできるだけ縮小するため、近年、核となる無線機能をモジュール化(一体部品化)した製品を採用する要求が高い。
脈波など連続的に測定した生体情報を、携帯型センササーバ、携帯電話、モバイルPCなど外部機器に対して連続的に送信するためには、センサ部で測定した生体情報がタイミングよく無線部に渡される必要がある。このためにはセンサ部と無線部の間で生体情報に関わるデータの入出力の同期を取る必要がある。
また、無線機能モジュールにおいて、センサマイコンとのデータの受け渡しのために正確な同期を取る機能を追加するには、無線マイコンの大幅な改変が必要となり、開発コストが増大するという問題点があった。
したがって、無線モジュールを大幅変更することなく、連続的に測定した脈波をはじめとした生体情報を、途切れることなく連続的に無線送信することが可能となる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる無線生体情報センサについて説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる無線生体情報センサの構成を示すブロック図である。
センサ素子11は、生体被検部から生体情報を測定する素子である。ここでは、発光素子および受光素子からセンサ素子11が構成されている。発光素子は、生体被検部に対して光を照射する。照射された光は生体被検部内の血管により散乱される。このとき血管の脈動に同期して散乱光の光強度が変化する。受光素子はこの光量変化を測定する。
センサ制御部13は、プログラムを実行して情報処理を行うマイコンなどの制御回路からなり、予め決められた選択順序に基づいて、メモリ部20のうちのいずれか1つのバッファメモリ21,22を生体情報の書き込み先として切替選択する機能と、処理回路12から出力された生体情報を、選択されている書き込み先のバッファメモリ21,22へ書き込む機能とを有している。
無線モジュール31は、BluetoothやZigbeeなどの汎用無線通信方式を用いて間欠的に無線通信を行う回路部であり、主な処理部として無線制御部32が設けられている。
次に、図2および図3を参照して、本実施の形態にかかる無線生体情報センサ100の動作について説明する。図2は、第1の状態における書き込み・読み出し動作を示す説明図である。図3は、第2の状態における書き込み・読み出し動作を示す説明図である。
したがって、無線通信速度VRとサンプリング速度VWとが等しい場合、生体情報がスムーズに受け渡しされることになる。
したがって、多くの場合、無線通信速度VRとサンプリング速度VWとは、等しくないため、無線通信時間TRとデータ格納時間TWとも異なる。
しかしながら、無線生体情報センサ100において、脈波データなどの生体情報を測定する場合、生体情報を連続的に測定することが求められるため、センサ制御部13での測定処理を停止することはできない。したがって、このような動作を実行するためには、無線通信速度VRとサンプリング速度VWの関係は、VR>VWである必要がある。
このように、本実施の形態は、メモリ部20に複数のバッファメモリ21,22を設け、センサ部10により、生体被検部から生体情報を順次測定してバッファメモリ21,22へ書き込むとともに、無線部30により、バッファメモリ21,22から生体情報を読み出して外部機器50へ無線送信し、この際、センサ部10において、予め決められた選択順序に基づいて、いずれか1つのバッファメモリ21,22を生体情報の書き込み先として切替選択し、無線部30において、選択順序に基づいて、書き込み先として選択されていないいずれか1つのバッファメモリ21,22を生体情報の読み出し元として切替選択するようにしたものである。
したがって、無線モジュール31を大幅変更することなく、連続的に測定した脈波をはじめとした生体情報を、途切れることなく連続的に無線送信することが可能となる。
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる無線生体情報センサ100について説明する。図7は、第2の実施の形態にかかる無線生体情報センサの構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる無線生体情報センサ100には、図7に示すように、メモリ部20Aおよび無線部30Aからなる処理系統Aと、メモリ部20Bおよび無線部30Bからなる処理系統Bとが、センサ部10に対して並列的に複数設けられている。
無線部30Aには、第1の実施の形態にかかる無線部30と同様に、無線制御部32Aを有する無線モジュール31Aが設けられており、無線部30Bも同様に、無線制御部32Bを有する無線モジュール31Bが設けられている。これら無線モジュール31A,31Bは、通信相手となる外部機器50A,50Bに対応するそれぞれ個別の無線通信方式で無線通信する機能を有している。
このように、本実施の形態は、メモリ部20および無線部30からなる複数の処理系統を、センサ部10に対して並列的に設けて、センサ部10からそれぞれの処理系統のメモリ部20に対して、生体情報を並列的に書き込むようにしたので、複数の外部機器50A,50Bに対して同時にリアルタイムで生体情報を送信することが可能となる。
また、各処理系統の無線部30で、任意の無線通信方式の無線モジュール31を選択することができ、異なる無線通信方式の外部機器50A,50Bに対しても、同時にリアルタイムで生体情報を送信することが可能となる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
Claims (2)
- 2つのバッファメモリを有するメモリ部と、
前記メモリ部のうちから書き込み先となるバッファメモリを交互に切替選択し、順次測定した生体情報を、書き込み先として選択したバッファメモリへ書き込むセンサ部と、
前記メモリ部のうちから前記書き込み先として選択されていないバッファメモリを読み出し元となるバッファメモリとして交互に切替選択し、読み出し元として選択したバッファメモリから、前記センサ部が前記生体情報を書き込む速度よりも速い速度で、前記生体情報を読み出して無線送信する無線部と
を備え、
前記センサ部は、前記生体情報のすべての書き込みが終了するごとに、前記メモリ部のうちから前記書き込み先となるバッファメモリを交互に切替選択し、
前記無線部は、前記生体情報をすべて送信した後、直前の切替選択から前記センサ部が前記生体情報のすべてを書き込むのに要するデータ格納時間だけ経過するまで一時停止し、直前の切替選択から当該データ格納時間が経過した時点で、前記メモリ部のうちから前記読み出し元となるバッファメモリを交互に切替選択する
ことを特徴とする無線生体情報センサ。 - 請求項1に記載の無線生体情報センサにおいて、
前記無線部として、互いに異なる通信方式の無線部を複数備えることを特徴とする無線生体情報センサ。
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| JP2010269095A JP5559019B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 無線生体情報センサ |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2010269095A JP5559019B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 無線生体情報センサ |
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