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JP5573433B2 - 図面作成支援装置 - Google Patents
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JP5573433B2 - 図面作成支援装置 - Google Patents

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本発明は、図面の作成を支援する図面作成支援装置に関するものである。
図面上の図形に寸法線を記入する際、作図者の操作によっては、図形と寸法線とが重なってしまい易い。そのような場合には、作図者が手作業で寸法線を修正するが、そのための作業に手間と時間がかかる。
図面上の図形の寸法入力を手早く行なえるようにする技術として、例えば、特許文献1に開示された技術がある。特許文献1に開示された技術は、図形の外形線が指定されたか否かを判断する外形線指定判断手段と、該手段の判断による外形線が指定された回数に基づいて直線寸法と矢印寸法のいずれの種類の寸法データの作成であるかを識別する寸法データ識別手段と、該手段によって識別した直線寸法又は矢印寸法にそれぞれ対応する寸法補助線,寸法線,寸法値等の寸法データを調整可能に仮表示する寸法データ仮表示手段と、該寸法データの表示を固定する手段とを設けたことを特徴とする製図支援装置である。
特開平5−205000号公報
特許文献1に開示された技術では、図面上の図形の外形線を逐一手作業で指定し、且つ寸法位置を手作業で調整しなければならず、複雑な形状の図形の図面を作成する際は作業量が膨大となり、ミスも起こりやすい。
また、複数の投影図を必要とする図面の場合、各投影図ビューをビュー内の寸法配置を考慮し図枠内に配置しなければならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、3次元の図面から2次元の図面を作成するとき、図面上の図形の外形線を逐一手作業で指定する手間を少なくし、寸法位置を手作業で調整する手間を少なくし、また、各投影図ビューをビュー内の寸法配置を考慮し図枠内に配置する手間を少なくすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザによって指定された図形の端線を基準線として読み込む手段と、前記基準線を開始線として、前記図形の端点を前記図形の外形線から識別し、前記端点と前記基準線との間の距離を示す寸法線の長さを決定する手段と、決定された寸法線の長さに基づいて、寸法線を描画する手段と、複数の寸法線の内で最も短い寸法線である最短寸法線の長さに関連付けて、前記最短寸法線を図形外形線上の基準線の端部からどの距離の位置に配置するかを規定した寸法線初期位置データベースに基づいて、前記最短寸法線を配置する手段と、寸法値を表す数字フォントのサイズに応じて各寸法線間の距離を定める寸法線間距離初期値に基づいて、前記最も短い寸法線以外の寸法線を、各寸法線の間の距離が前記寸法線間距離初期値になるように配置する手段と、を含むことを特徴とする図面作成支援装置である。
本発明は、ユーザによって指定された図形の端線を基準線として読み込み、基準線を開始線として、図形の端点を図形の外形線から識別し、端点と基準線との間の距離を示す寸法線の長さを決定し、決定された寸法線の長さに基づいて、寸法線を描画する。これによって、図面上の図形の外形線を逐一手作業で指定する手間を少なくすることができる。
本発明の望ましい態様としては、部品タイプ毎に正面図、側面図及び平面図を配置する座標を規定した投影図ビュー初期位置データベースに基づいて、図枠の一隅を原点とする座標系に正面図、側面図及び平面図を配置する手段と、正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉がある場合に、図面用紙サイズを拡大するとともに図枠を拡大することにより、正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉を解消する手段と、を更に含むことが好ましい。これによって、各投影図ビューをビュー内の寸法配置を考慮し図枠内に配置する手間を少なくすることが可能となる。
本発明の望ましい態様としては、部品タイプ毎に正面図、側面図及び平面図を配置する座標を規定した投影図ビュー初期位置データベースに基づいて、図枠の一隅を原点とする座標系に正面図、側面図及び平面図を配置する手段と、正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉がある場合に、寸法値を表す数字フォントのサイズを小さくし、正面図、側面図及び平面図のサイズを小さくすることにより、正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉を解消する手段と、を更に含むことが好ましい。これによって、各投影図ビューをビュー内の寸法配置を考慮し図枠内に配置する手間を少なくすることが可能となる。
本発明は、3次元の図面から2次元の図面を作成するとき、図面上の図形の外形線を逐一手作業で指定する手間を少なくすることができ、寸法位置を手作業で調整する手間を少なくすることができ、各投影図ビューをビュー内の寸法配置を考慮し図枠内に配置する手間を少なくすることができる。
図1は、本実施形態に係る図面作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。 図2は、本実施形態に係る図面作成支援装置の機能ブロックを示す図である。 図3は、本実施形態に係る図面作成支援装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図4−1は、図形外形線の一部を示す図である。 図4−2は、図形外形線の一部を示す図である。 図5は、図形の全端点に関して寸法線を生成した例を示す図である。 図6は、本実施形態に係る図面作成支援装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、寸法線初期位置データベースの例を示す図である。 図8は、寸法線間の距離の例を示す図である。 図9は、寸法線を配置した例を示す図である。 図10は、図枠座標の例を示す図である。 図11は、本実施形態に係る図面作成支援装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、投影図ビュー初期位置データベースの例を示す図である。 図13は、投影図ビューが図枠内に配置された図面の例を示す図である。 図14は、図枠別投影図ビュー初期位置データベースの一例を示す図である。 図15−1は、投影図ビューの例を示す図である。 図15−2は、投影図ビューの例を示す図である。 図16−1は、図面の例を示す図である。 図16−2は、図面の例を示す図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る図面作成支援装置1のハードウェア構成を示す図である。本実施形態は、本発明を図面の作成支援に適用したものである。図1に示すように、この図面作成支援装置1は、入力装置2と、表示装置3と、制御装置4と、外部記憶装置5と、を備えている。
入力装置2は、マウス、キーボード等であり、作図者の入力操作、選択操作を受け付け、入力信号を制御装置4に出力する。表示装置3は、CRT、液晶ディスプレイ等の画像を表示する装置である。
制御装置4は、パーソナルコンピュータ(PC)等であり、入力インターフェース4aと、出力インターフェース4bと、処理装置としてのCPU4cと、ROM4dと、RAM4eと、内部記憶装置4fと、を含んでいる。入力インターフェース4a、出力インターフェース4b、CPU4c、ROM4d、RAM4e及び内部記憶装置4fは、内部バスで接続されている。
入力インターフェース4aは、入力装置2からの入力信号を受け取り、CPU4cに出力する。出力インターフェース4bは、CPU4cから画像信号を受け取り、表示装置3に出力する。
ROM4dには、BIOS等のプログラムが記憶されている。内部記憶装置4fは、例えばHDD等であり、オペレーティングシステムプログラムやアプリケーションプログラムが記憶されている。CPU4cは、RAM4eをワークエリアとして使用しながらROM4dや内部記憶装置4fに記憶されているプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。
外部記憶装置5は、サーバ等であり、LAN等のネットワークを介して制御装置4と接続されている。外部記憶装置5には、製品の2次元(2D)図面が記憶されている。なお、製品の2次元(2D)図面は、内部記憶装置4fに記憶されていても良い。また、外部記憶装置5は、制御装置4から離れた場所に設置されていても良い。
図2は、本実施形態に係る図面作成支援装置1の機能ブロックを示す図である。図2に示すように本実施形態に係る図面作成支援装置は、寸法線生成部41aと、寸法線自動配置部41bと、投影図ビュー配置部41cと、ビュー位置干渉解消部41dと、を含んでいる。これらの各機能ブロックは、CPU4c(図1参照)が内部記憶装置4fに記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
寸法線生成部41aは、図面上の図形に基づいて、寸法線を生成する。寸法線自動配置部41bは、外部記憶装置5に記憶されている寸法線初期位置データベース(DB)51aを参照し、寸法線生成部41aで生成された寸法線を図面上に配置する。なお、寸法線初期位置データベース(DB)51aについては、後で詳細に説明する。
投影図ビュー配置部41cは、外部記憶装置5に記憶されている投影図ビュー初期位置データベース(DB)51bを参照し、投影図ビューを配置する。なお、投影図ビューとは、正面図、側面図及び平面図を総称したものとする。また、投影図ビュー初期位置データベース(DB)51bについては、後で詳細に説明する。
ビュー位置干渉解消部41dは、外部記憶装置5に記憶されている図枠別投影図ビュー初期位置データベース(DB)51cを参照し、投影図ビューの干渉を解消する。なお、図枠別投影図ビュー初期位置データベース(DB)51cについては、後で詳細に説明する。
なお、寸法初期位置データベース(DB)51a、投影図ビュー初期位置データベース(DB)51b及び図枠別投影図ビュー初期位置データベース(DB)51cは、内部記憶装置4fに記憶されていてもよい。
図3は、3次元の図面から2次元の図面を作成するときの、図面作成支援装置1の寸法線生成処理の手順を示すフローチャートである。図面作成支援装置1の寸法線生成部41a(図2参照)は、ステップS12として、ユーザの指定を受けて、製品の2次元(2D)図面の図形外形線上の基準線の位置情報を読み込む。なお、2次元図面は、座標情報を有する。図4−1及び図4−2は、製品の2次元(2D)図面の図形外形線の一部をそれぞれ示す図である。ユーザは入力装置2(図1参照)を操作することにより、製品の2次元(2D)図面の図形外形線上の基準線を指定し、寸法線生成部41aは指定された基準線の位置情報を読み込む。
再び図3を参照すると、寸法線生成部41aは、ステップS14として、図形外形線上の端点の位置情報の読み込み処理を開始する。詳細には、寸法線生成部41aは、基準線を開始線として、図形の端点を図形の外形線から識別する。なお、端点とは、図形の外形線の変曲点とする。次に、寸法線生成部41aは、ステップS16として、端点X(N)(Nは初期値1の自然数)の位置情報を読み込み、ステップS18として、端点X(N+1)の位置情報を読み込む。次に、寸法線生成部41aは、ステップS20として、端点X(N)の基準線からの距離と端点X(N+1)の基準線からの距離とを比較する。図4−1を参照すると、端点X(1)〜X(3)の3個の端点が存在しており、各端点の基準線101からの距離は異なっている。一方、図4−2を参照すると、端点X(1)〜X(3)の3個の端点が存在しており、端点X(1)の基準線111からの距離と端点X(2)の基準線111からの距離とは一致している。図4−2に示す例の場合、1つの寸法線112で2個の端点X(1)、X(2)の寸法を示すことができる。
再び図3を参照すると、寸法線生成部41aは、ステップS22として、全端点に関して、端点X(N)の基準線からの距離と端点X(N+1)の基準線からの距離との比較を行ったか否かを判定する。寸法線生成部41aは、全端点に関して、端点X(N)の基準線からの距離と端点X(N+1)の基準線からの距離との比較を行っていないと判定したら(No)、Nをインクリメントし、処理をステップS16に進める。一方、寸法線生成部41aは、全端点に関して、端点X(N)の基準線からの距離と端点X(N+1)の基準線からの距離との比較を行ったと判定したら(Yes)、処理をステップS24に進める。
寸法線生成部41aは、ステップS22で全端点に関して端点X(N)の基準線からの距離と端点X(N+1)の基準線からの距離との比較を行ったと判定したら(Yes)、ステップS24として、端点X(N)(Nは初期値1の自然数)の位置情報を読み込む。次に、寸法線生成部41aは、ステップS26として、寸法線生成に必要な情報をCADシステムから取得する。なお、寸法線生成に必要な情報は、補助線長さ、数値フォントサイズ等のCADデータとして持っている情報である。
次に、寸法線生成部41aは、ステップS28として、ステップS26で取得した情報に基づいて、基準線から端点X(N)までの寸法線を生成(描画)し、寸法値を描画する。なお、寸法線生成部41aは、基準線から端点X(N)までの寸法線を生成したときに、端点X(N)に関する内部フラグをセットし、以降の判定に使用する。
次に、寸法線生成部41aは、ステップS30として、全端点に関して寸法線が生成されたか否かを判定する。なお、寸法線生成部41aは、全端点に関して内部フラグがセットされているか否かで、全端点に関して寸法線が生成されたか否かを判定することができる。寸法線生成部41aは、全端点に関して寸法線が生成されていないと判定したら(No)、Nをインクリメントし、処理をステップS24に進める。また、寸法線生成部41aは、全端点に関して寸法線が生成されたと判定したら(Yes)、処理を終了する。図5は、図形の全端点に関して寸法線を生成した例を示す図である。各寸法線は短いものほど図形外形線の近く、つまり基準線の近くに配置される。図5では、基準線121に近い方から寸法線122、123、124、125、126、127の順に配置される。このとき、各寸法線は仮配置された状態であり、各寸法線間の距離は仮の距離であり未だ決まっていない。
図6は、図面作成支援装置1の寸法線自動配置処理の手順を示すフローチャートである。図面作成支援装置1の寸法線自動配置部41b(図2参照)は、ステップS32として、端点X(1)の寸法線長さ(全寸法線の内の最短の寸法線(以下、最短寸法線という。)の長さ)を読み込む。次に、寸法線自動配置部41bは、ステップS34として、寸法線初期位置データベース51aを読み込む。図7は、寸法線初期位置データベース51aの例を示す図である。寸法線初期位置データベース51aは、最短寸法線の長さに関連付けて、最短寸法線を図形外形線上の基準線の端部からどの距離の位置に配置するかを規定したデータベースである。例えば、最短寸法線長さが3mm以下の場合には、最短寸法線を配置する位置は、図形外形線上の基準線の端部から5mmの所にされる。また、例えば、最短寸法線長さが3mmを超え且つ6mm以下の場合には、最短寸法線を配置する位置は、図形外形線上の基準線の端部から7mmの所にされる。
再び図6を参照すると、寸法線自動配置部41bは、ステップS36として、最短寸法線の表示位置を決め、配置する。図7に示す寸法線初期位置データベース51aの例を参照すると、寸法線自動配置部41bは、例えば、最短寸法線長さが3mm以下の場合には、最短寸法線を図形外形線上の基準線の端部から5mmの位置に配置する。図4−1を参照すると、例えば、最短寸法線102の長さが3mm以下の場合には、最短寸法線102は、基準線101の端部から5mmの位置に配置される。また、例えば、最短寸法線102の長さが3mmを超え且つ6mm以下の場合には、最短寸法線102は、基準線101の端部から7mmの位置に配置される。
再び図6を参照すると、寸法線自動配置部41bは、ステップS38として、寸法線間距離初期値を外部記憶装置5から読み込む。図8は、寸法線間の距離の例を示す図である。寸法線間距離初期値は、図8に示すように、寸法値を表す数字フォントのサイズ(高さ)+P(所定値)で定められる。寸法線間距離初期値は、例えば、フォントのサイズ(高さ)が7mmでPが3mmである場合、10mmとなる。
再び図6を参照すると、寸法線自動配置部41bは、ステップS40として、最短寸法線以外の寸法線を配置する。図9は、寸法線を配置した例を示す図である。図9に示すように、最短寸法線132は、図形外形線上の基準線131から寸法線初期位置データベース51aに基づいた位置に配置される。最短寸法線132以外の寸法線133、134、135は、寸法線間距離が寸法線間距離初期値(=フォントサイズ+P)となるように配置される。
図面作成支援装置1は、図3及び図6に示す処理を、必要とする投影図ビュー(正面図、上面図、側面図等)を作成し終えるまで繰り返し実行する。
なお、図面には、投影図ビュー、部品表等を配置する基準となる長方形である図枠が設けられる。図枠は、図面用紙のサイズに対応しており、図面用紙のサイズが変更されたら、図枠のサイズも図面用紙のサイズに合わせて変更される。また、本実施形態において、図枠の座標原点は左下隅とする。図10は、図枠座標の例を示す図である。図10に示すように、図枠60の座標原点は左下隅である。なお、図枠60の右下の領域60aは、部品名や図面番号が記入される領域であり、図枠60の右上の領域60bは、構成部品の一覧表である部品表が記入される領域である。
図11は、図面作成支援装置1の投影図ビュー配置処理及び投影図ビューと図枠線との干渉を解消する処理の手順を示すフローチャートである。なお、図面作成支援装置1は、初期の図面サイズ(図面をプリントアウトする用紙サイズ)をA4(JIS P 0138)として図11に示す処理を開始する。また、処理対象図面は、「部品Aタイプ」の図面であるものとする。
図面作成支援装置1の投影図ビュー配置部41c(図2参照)は、ステップS42として、投影図ビュー初期位置データベース51bを読み込む。図12は、投影図ビュー初期位置データベース51bの例を示す図である。図12に示すように、投影図ビュー初期位置データベース51bは、部品タイプ毎に各投影図ビュー(正面図、側面図、平面図)を配置する座標を規定したデータベースである。この座標は、図枠原点を基準とした座標であり、投影図ビュー(正面図、側面図、平面図)の左下隅を配置する座標とする。ここでは、投影図ビュー配置部41cは、処理対象図面が「部品Aタイプ」の図面であるので、正面図を配置する座標(15,15)、側面図を配置する座標(60,15)、平面図を配置する座標(15,60)を読み込む。
次に、投影図ビュー配置部41cは、ステップS44として、図枠左辺からa1、領域60aの上辺からb1の位置に正面図を配置する。なお、ここでは、正面図を配置する座標が(15,15)であるので、a1=15であり、b1=15−(領域60aの高さ)である。図13は、正面図61が図枠60内に配置された図面の例を示す図である。
次に、投影図ビュー配置部41cは、ステップS46として、正面図の右端からa2の位置に側面図を配置する。なお、ここでは、側面図を配置する座標が(60,15)であるので、a2=60−(正面図の幅)−a1である。図13は、側面図62が図枠60内に配置された図面の例を示す図である。
次に、投影図ビュー配置部41cは、ステップS48として、正面図の上端からb2の位置に平面図を配置する。なお、ここでは、平面図を配置する座標が(15,60)であるので、b2=60−(正面図の高さ)−b1−(領域60aの高さ)である。図13は、平面図が図枠60内に配置された図面の例を示す図である。
次に、ビュー位置干渉解消部41d(図2参照)は、ステップS50として、投影図ビュー61、62、63と図枠60とが干渉するか否かを判定する。詳細には、図13を参照すると、ビュー位置干渉解消部41dは、平面図63の上端と図枠60の上端との間の距離が所定値b3(図13参照)以上且つ側面図62の右端と図枠60の右端との間の距離が所定値a3(図13参照)以上且つ側面図62の上端と部品表が記入される領域60bの下端との間の距離が所定値b5(図13参照)以上という条件が満たされるか否かを判定する。
ビュー位置干渉解消部41dは、ステップS50で上記条件が満たされていないと判定したら(No)、つまり投影図ビュー61、62、63と図枠60とが干渉すると判定したら、ステップS52として、図面用紙をワンサイズ大きくし、それに伴い図枠を大きくすることで、投影図ビュー61、62、63と図枠60との干渉を解消する。このとき、ビュー位置干渉解消部41dは、図枠別投影図ビュー初期位置データベース51cを参照し、新たな図枠に応じた投影図配置座標を取得する。図14は、図枠別投影図ビュー初期位置データベース51cの一例を示す図である。図枠別投影図ビュー初期位置データベース51cは、図面用紙のサイズに関連付けて、投影図ビューを配置する位置を規定したデータベースである。図14を参照すると、「部品Aタイプ」の図面サイズをA3に拡大した場合、正面図を配置する座標は(30,30)となる。その後、ビュー位置干渉解消部41dは、処理をステップS44に進め、投影図ビューの配置を再度行う。
一方、ビュー位置干渉解消部41dは、ステップS50で上記条件が満たされていると判定したら(Yes)、つまり投影図ビューと図枠とが干渉しないと判定したら、処理を終了する。
なお、上記処理においては、上記条件が満たされていない場合(投影図ビューと図枠が干渉する場合)に図面をワンサイズ大きくすることにより投影図ビューと図枠との干渉を解消することとしたが、寸法を表す数字のフォントサイズを小さくすることによって投影図ビュー(正面図、側面図及び平面図)を小さくし、投影図ビューと図枠との干渉を解消することとしても良い。図15−1及び図15−2は、投影図ビューの例を示す図である。図15−1に示す投影図ビューでフォントサイズを小さくし寸法線142、143、144の間隔を短くすることで、図15−2に示すように投影図ビューを小さくすることができる。図16−1及び図16−2は、図面の例を示す図である。図16−1に示すように側面図62及び平面図63が図枠60からはみ出してしまっている場合に、フォントサイズを小さくし投影図ビューを小さくすることにより、図16−2に示すように、側面図62及び平面図63を図枠60内に収めることができる。
以上、本実施形態では、ユーザによって指定された図形の端線を基準線として読み込み、基準線を開始線として、図形の端点を図形の外形線から識別し、端点と基準線との間の距離を示す寸法線の長さを決定し、決定された寸法線の長さに基づいて、寸法線を描画する。これによって、図面上の図形の外形線を逐一手作業で指定する必要をなくすことができる。
また、最も短い寸法線の配置位置を規定する寸法線初期位置データベースに基づいて、最も短い寸法線を配置し、寸法値を表す数字フォントのサイズに応じて定められる寸法線間距離初期値に基づいて、最も短い寸法線以外の寸法線を、各寸法線の間の距離が寸法線間距離初期値になるように配置する。これによって、寸法位置を手作業で調整する必要をなくすことが可能となる。
また、投影図ビューの配置位置を規定する投影図ビュー初期位置データベースに基づいて、図枠の一隅を原点とする座標系に投影図ビューを配置し、投影図ビューと図枠との干渉がある場合に、図面サイズを拡大することにより、投影図ビューと図枠との干渉を解消する。これによって、各投影図ビューをビュー内の寸法配置を考慮し図枠内に配置する必要をなくすことが可能となる。
また、投影図ビューの配置位置を規定する投影図ビュー初期位置データベースに基づいて、図枠の一隅を原点とする座標系に投影図ビューを配置し、投影図ビューと図枠との干渉がある場合に、寸法値を表す数字フォントのサイズを小さくし、投影図ビューのサイズを小さくすることにより、投影図ビューと図枠との干渉を解消する。これによって、各投影図ビューをビュー内の寸法配置を考慮し図枠内に配置する必要をなくすことが可能となる。
以上のように、本発明に係る図面作成支援装置は、図面の作成を支援するのに有用である。
1 図面作成支援装置
2 入力装置
3 表示装置
4 制御装置
4a 入力インターフェース
4b 出力インターフェース
4c CPU
4d ROM
4e RAM
4f 内部記憶装置
5 外部記憶装置
41a 寸法線生成部
41b 寸法線自動配置部
41c 投影図ビュー配置部
41d ビュー位置干渉解消部
51a 寸法線初期位置データベース
51b 投影図ビュー初期位置データベース
51c 図枠別投影図ビュー初期位置データベース

Claims (3)

  1. ユーザによって指定された図形の端線を基準線として読み込む手段と、
    前記基準線を開始線として、前記図形の端点を前記図形の外形線から識別し、前記端点と前記基準線との間の距離を示す寸法線の長さを決定する手段と、
    決定された寸法線の長さに基づいて、寸法線を描画する手段と、
    複数の寸法線の内で最も短い寸法線である最短寸法線の長さに関連付けて、前記最短寸法線を図形外形線上の基準線の端部からどの距離の位置に配置するかを規定した寸法線初期位置データベースに基づいて、前記最短寸法線を配置する手段と、
    寸法値を表す数字フォントのサイズに応じて各寸法線間の距離を定める寸法線間距離初期値に基づいて、前記最も短い寸法線以外の寸法線を、各寸法線の間の距離が前記寸法線間距離初期値になるように配置する手段と、
    を含むことを特徴とする図面作成支援装置。
  2. 部品タイプ毎に正面図、側面図及び平面図を配置する座標を規定した投影図ビュー初期位置データベースに基づいて、図枠の一隅を原点とする座標系に正面図、側面図及び平面図を配置する手段と、
    正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉がある場合に、図面用紙サイズを拡大するとともに図枠を拡大することにより、正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉を解消する手段と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の図面作成支援装置。
  3. 部品タイプ毎に正面図、側面図及び平面図を配置する座標を規定した投影図ビュー初期位置データベースに基づいて、図枠の一隅を原点とする座標系に正面図、側面図及び平面図を配置する手段と、
    正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉がある場合に、寸法値を表す数字フォントのサイズを小さくし、正面図、側面図及び平面図のサイズを小さくすることにより、正面図、側面図及び平面図と図枠との干渉を解消する手段と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の図面作成支援装置。
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