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JP5576149B2 - 換気フードおよび換気フードの製造方法 - Google Patents
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JP5576149B2 - 換気フードおよび換気フードの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の外壁に取り付ける換気フードおよび換気フードの製造方法に関する。
戸建て住宅やマンション等の共同住宅、ホテル等の宿泊施設では、居室、浴室、洗面室等の換気を行うため、外壁に換気フードを取り付けることがある。
このような換気フードの一例として特許文献1に記載のものが知られている。この換気フードは、住宅等の外壁に臨んで開口する換気ダクトの屋外開口端に屋外側から嵌め装着される板金製のベースと、このベースに係脱可能に装着される板金製のカバーを主体に構成されている。
カバーは、方形の箱形状のもので、金属製の板材を折り曲げ形成し、接合部を溶接して作られている。
特開2009−139059号公報
ところで、金属製の板材を折り曲げ形成して接合部を溶接する場合、例えば塩ビ鋼板等、金属製の板材の表面に樹脂がコーティングされていると、溶接が困難になる。かかる場合、接合すべき一方の板材の端部に、内側に直角に折り曲げてなる接合用耳部を形成するとともに、他方の板材の端部を接合用耳部に当接して、リベットで固定することが考えられる。
しかしこの場合、他方の板材の端部の小口が切断面として露出してしまうので、板材どうしの接合部の仕上がりに不満がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、金属製の板材を折り曲げ加工することによって換気フードを形成する場合に、板材どうしの接合部を秀麗に仕上ることができる換気フードおよび換気フードの製造方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図8に示すように、金属製の板材1を折り曲げ加工することによって四角形の箱型に形成される換気フードであって、
前記板材1が、矩形板状に形成されて前記箱型の底部を構成する底板部2と、この底板部2の四辺部にそれぞれ形成されて、当該底板部2と直角に折り曲げられることによって、前記箱型の側壁を構成する四つの側板部3a,3a,3b,3bと、各側板部の両端部にそれぞれ形成された接合用耳部4a,4bとを備え、
前記四つの側板部3a,3a,3b,3bが前記底板部2と直角に同方向に折り曲げられており、
隣り合う前記側板部3a,3bにそれぞれ形成されて、互いに接合される接合用耳部4a,4bのうち、一方の接合用耳部4aはそれが形成された側板部3aに対して内側に直角に折り曲げられ、他方の接合用耳部4bはそれが形成された側板部3bの内面に当接するように折り曲げられており、
折り曲げられた前記一方の接合用耳部4aに、折り曲げられた前記他方の接合用耳部4bが当接されて接合されており、
前記四つの側板部3a,3a,3b,3bのうち、一つの側板部3aには通気口7が形成されており、
前記一つの側板部3aの内側には、通気口16bが形成された隔壁板16が前記一つの側板部3aと離間対向して設けられ、
前記一つの側板部3aと前記隔壁板16との間には、火災時に発泡して前記通気口7を塞ぐ防火発泡材18が設けられており、
前記一つの側板部3aの外側には、多数のスリット15aが形成された通気用ガラリ15が前記一つの側板部3aの前記通気口7を覆うようにして設けられており、
前記通気用ガラリ15は、前記底板部2と面一となる突部を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、四つの側板部3a,3a,3b,3bが底板部2と直角に同方向に折り曲げられることによって形成される箱型において、隣り合う側板部3a,3bのうちの一方の側板部3aの端部に折り曲げ形成された一方の接合用耳部4aに、他方の側板部3bの端部に折り曲げ形成された他方の接合用耳部4bが当接されて接合されているので、箱型の側板部3a,3bどうしの接合部には、接合用耳部4a,4bの折り曲げられた部分が現れ、側板部3a,3bの端部の切断面は内側に隠れる。したがって、板材1の接合部、つまり側板部3a,3bどうしの接合部を秀麗に仕上ることができる。
また、通気口7が形成された一つの側板部3aと、通気口16bが形成された隔壁板16との間に防火発泡材18が設けられているので、火災時には防火発泡材18が発泡して通気口7を塞ぎ、火災の延焼を防止できる。また、防火発泡材18が側板部3aと隔壁板16との間に設けられているので、防火発泡材18が発泡した際に、当該防火発泡材18が側板部3aと隔壁板16とによって規制されて外側に逃げることがなく、通気口7を確実に塞ぐことができる。また、防火構造が隔壁板16と防火発泡材18による簡単な構成であるので、コスト的に優れたものとなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の換気フードにおいて、
前記両方の接合用耳部4a,4bは、これらの間にコーキング材10を挟んで当接されたうえで、リベット11が、前記他方の接合用耳部4bが形成された側板部3bの表面から、前記他方の接合用耳部4bを通して、前記一方の接合用耳部4aに打ち込まれることによって、接合されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、接合用耳部4a,4bどうしがコーキング材10によって水密に接合されるとともに、リベット11によって固定されるので、側板部3a,3bどうしの接合部分の防水性を確保しつつ、側板部3a,3bどうしを確実に接合できる。
請求項3に記載の発明は、矩形板状に形成された底板部2と、この底板部2の四辺部にそれぞれ折り曲げ可能に形成されるとともに四つのうちの一つに通気口7が形成された四つの側板部3a,3a,3b,3bと、各側板部の両端部にそれぞれ折り曲げ可能に形成された接合用耳部4a,4bとを有する板材1と、
通気口16b(多数のスリット16a)が形成された隔壁16と、
多数のスリット15aが形成され、前記底板部2と面一となる突部を有する通気用ガラリ15と、
火災時に発泡して前記一つの側板部3aの前記通気口7を塞ぐための防火発泡材18と、を用意しておき、
まず、前記底板部2の一方の平行な二辺部にそれぞれ形成された二つの側板部3a,3aの両端部に形成された接合用耳部4a,4aを当該側板部3aに対して直角に折り曲げるとともに、前記底板部2の他方の平行な二辺部にそれぞれ形成された二つの側板部3b,3bの両端部に形成された接合用耳部4b,4bを当該側板部3bの内面に当接するように折り曲げ、
次に、前記四つの側板部3a,3a,3b,3bを前記底板部2と直角に同方向に折り曲げたうえで、折り曲げられた前記一方の接合用耳部4aに、折り曲げられた前記他方の接合用耳部4bを当接して接合し、
前記隔壁16には、前記防火発泡材18を、当該隔壁16と前記一つの側板部3aとの間に位置するように予め設けておき、
次に、前記通気用ガラリ15を前記一つの側板部3aの外側に前記通気口7を覆うようにして設け、前記隔壁16を前記一つの側板部3aの内側に当該一つの側板部3aと離間対向して設け、さらに当該通気用ガラリ15と隔壁16とを前記一つの側板部3aに取り付け固定することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、平行な二つの側板部3a,3aの端部に形成された接合用耳部4a,4aを当該側板部3aに対して直角に折り曲げるとともに、他の二つの側板部3b,3bの両端部に形成された接合用耳部4b,4bを当該側板部3bの内面に当接するように折り曲げることによって、接合用耳部4a,4bを当接可能な状態にしておき、次に、四つの側板部3a,3a,3b,3bを底板部2と直角に同方向に折り曲げたうえで、折り曲げられた一方の接合用耳部4aに、折り曲げられた他方の接合用耳部4bを当接して接合することによって箱型を形成する。これによって、箱型の側板部3a,3bどうしの接合部には、接合用耳部4a,4bの折り曲げられた部分が現れ、側板部3a,3bの端部の切断面は内側に隠れる。したがって、板材1の接合部、つまり側板部3a,3bどうしの接合部の仕上がりが秀麗な換気フードを容易に製造できる。
また、通気口7が形成された一つの側板部3aと、通気口16bが形成された隔壁板16との間に防火発泡材18を設けるので、火災時には防火発泡材18が発泡して通気口7を塞ぎ、火災の延焼を防止できる。また、防火発泡材18を側板部3aと隔壁板16との間に設けるので、防火発泡材18が発泡した際に、当該防火発泡材18が側板部3aと隔壁板16とによって規制されて外側に逃げることがなく、通気口7を確実に塞ぐことができる。また、防火構造が隔壁板16と防火発泡材18による簡単な構成であるので、コスト的に優れたものとなる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の換気フードの製造方法において、
前記接合用耳部4a,4bを折り曲げた後、接合すべき接合用耳部4a,4bのうち少なくともいずれか一方にコーキング材10を塗布しておき、
前記折り曲げられた前記一方の接合用耳部4aに、折り曲げられた前記他方の接合用耳部4bを前記コーキング材10を挟んで当接し、
次に、前記他方の接合用耳部4bが形成された側板部3bの表面から、前記他方の接合用耳部4bを通して、前記一方の接合用耳部4aにリベット11を打ち込んで、前記一方の接合用耳部4aに他方の接合用耳部4bを接合することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、側板部3a,3bどうしの接合部分の防水性を確保しつつ、側板部3a,3bどうしを確実に接合した換気フードを容易に製造できる。
本発明によれば、四つの側板部が底板部と直角に同方向に折り曲げられることによって形成される箱型において、隣り合う側板部のうちの一方の側板部の端部に折り曲げ形成された一方の接合用耳部に、他方の側板部の端部に折り曲げ形成された他方の接合用耳部が当接されて接合されているので、箱型の側板部どうしの接合部には、接合用耳部の折り曲げられた部分が現れ、側板部の端部の切断面は内側に隠れる。したがって、板材どうしの接合部、つまり側板部どうしの接合部を秀麗に仕上ることができ、また、このような換気フードを容易に製造できる。
本発明に係る換気フードの一例を示すもので、換気フードを形成するための板材1を示す平面図である。 同、換気フードの斜視図である。 本発明に係る換気フードの製造方法を説明するためのもので、側板部を折り曲げている状態を示す斜視図である。 同、側板部どうしを接合した状態を示す斜視図である。 同、フランジ片を折り曲げた状態を示す斜視図である。 同、隔壁板を取り付ける方法を説明するための斜視図である。 本発明に係る換気フードの側板部どうしの接合部を示す断面図である。 本発明に係る換気フードの隔壁板と通気口部分を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る換気フードおよび換気フードの製造方法の一例について説明する。
図1は本実施の形態の換気フードを形成するための板材1を示す平面図である。本実施の形態の換気フードは、図2に示すように、板材1を折り曲げ加工することによって四角形の箱型に形成されるものである。
板材1は塩ビ鋼板で形成されたものであり、正方形板状に形成されて前記箱型の底部を構成する底板部2と、この底板部2の四辺部にそれぞれ形成されて、当該底板部2と折曲線L1にて直角に折り曲げられることによって、前記箱型の側壁を構成する四つの側板部3a,3a,3b,3bと、各側板部3a,3bの両端部にそれぞれ形成された接合用耳部4a,4bとを備えている。
底板部2の一方の平行な二辺部に形成された側板部3a,3aの長辺部には、折曲線L2にて側板部3aと直角に折り曲げられることによって、換気フードのフランジ部となるフランジ片5a,5aが形成されている。フランジ片5a,5aの長さは側板部3a,3aの長さと等しくなっている。また、フランジ片5aの長さ方向中央部には換気フードを壁等に固定する際に使用される取付孔6が形成されている。
底板部2の他方の二辺部に形成された側板部3b,3bの長辺部には、折曲線L2にて側板部3bと直角に折り曲げられることによって、換気フードのフランジ部となるフランジ片5b,5bが形成されている。フランジ片5b,5bの長さは側板部3b,3bの長さより長くなっており、端部は側板部3b,3bの端部より外側に突出している。この突出長さはフランジ片5aの短辺の長さと等しくなっている。また、フランジ片5bには、取付孔6がフランジ片5bの長辺方向に所定間隔で3つ形成されている。
なお、側板部3aと側板部3bとは等しい平面形状となっているが、側板部3a,3aのうち一方の側板部3aには、通気口7が形成され、この通気口7の開口縁部に内側に突出する突片8が形成され、この突片8に孔8aが形成されている。
側板部3aの両端部にはそれぞれ接合用耳部4a,4aが形成されている。この接合用耳部4aは折曲線L3にて側板部3aと直角に折り曲げられるものであり、接合用耳部4aの両端部にはそれぞれリベット打込み用の孔9a,9aが形成されている。
側板部3bの両端部にはそれぞれ接合用耳部4b,4bが形成されている。この接合用耳部4bは折曲線L4にて側板部3bの内面に当接するように180°折り曲げられるものであり、接合用耳部4bの両端部にはそれぞれリベット打込み用の孔9b,9bが形成されている。
接合用耳部4a,4bは上記のように折り曲げられた状態で接合されるものであり、隣り合う接合用耳部4a,4bとの境界部には斜めの切込みKが形成されている。また、接合用耳部4bが形成されている側板部3bの端部には、リベット打込み用の孔9c,9c
が前記孔9b,9bと折曲線L4を境に対称的な位置に形成されている。
次に、上記のような板材1を用いて本実施の形態の換気フードを製造する方法について説明する。
まず、図3に示すように、底板部2の一方の平行な二辺部にそれぞれ形成された二つの側板部3a,3aの両端部に形成された接合用耳部4a,4aを当該側板部3aに対して折曲線L3にて直角に内側に折り曲げるとともに、底板部2の他方の平行な二辺部にそれぞれ形成された二つの側板部3b,3bの両端部に形成された接合用耳部4b,4bを当該側板部3bの内面に当接するように折曲線L4にて内側に180°折り曲げる。
次に、接合すべき接合用耳部4a,4bの少なくともいずれか一方にコーキング材を塗布しておく。次に、四つの側板部3a,3a,3b,3bを折曲線L1にて底板部2と直角に同方向に折り曲げたうえで、図3、図4および図7に示すように、折り曲げられた一方の接合用耳部4aに、折り曲げられた他方の接合用耳部4bをコーキング材10を挟んで当接する。
次に、図4および図7に示すように、他方の接合用耳部4bが形成された側板部3bの表面から、他方の接合用耳部4bを通して、一方の接合用耳部4aにリベット11を打ち込んで、一方の接合用耳部4aに他方の接合用耳部4bを接合固定する。この際、接合用耳部4b、接合用耳部4a、側板部3bにはそれぞれあらかじめ孔9b,9a,9cが形成され、接合用耳部4a,4bを接合する際に、これら孔9b,9a,9cが同軸となるのでリベット11を容易に打込むことができる。
このようにして、隣り合う側板部3a,3bどうしが接合用耳部4a,4bによって接合されて箱型が形成される。
次に、図5に示すように、フランジ片5a,5bをそれぞれ折曲線L2にて外側に直角に折り曲げることによって、換気フードのフランジ部を形成する。
次に、図6および図7に示すように、通気口7が形成された側板部3aに、スリット15aが多数形成された通気用ガラリ15を通気口7を覆うようにして配置する。また、通気用ガラリ15の両端部には孔15b,15bが形成されている。
一方、側板部3aの内側に、多数のスリット16aによって通気口16bが形成された隔壁板16を側板部3aと離間対向して配置する。隔壁板16は断面コ字形のものであり、その底部には突片17,17が形成され、この突片17,17にねじ孔17a,17aが形成されている。
そして、上記のようにして配置された通気用ガラリ15の孔15b,15bからねじを側板部3aの突片8,8の孔8a,8aに通したうえで、隔壁板16の突片17,17のねじ孔17a,17aにねじ込むことによって、通気用ガラリ15と隔壁板16とを側板部3aに取り付け固定する。
また、図8に示すように、側板部3aと隔壁板16との間には、防火発泡材18,18が通気口7、通気口16bを塞がないようにして設けられている。この防火発泡材18,18は火災時に発泡して通気口7や通気口16bを塞いで、火災の延焼を防ぐものである。
このような防火発泡材18,18は、例えば図6に示すように、隔壁板16の長手方向に沿う壁部に予め設けておけば、隔壁板16を取り付けると同時に側板部3aと隔壁板16との間に設けることができる。
本実施の形態によれば、四つの側板部3a,3a,3b,3bが底板部2と直角に同方向に折り曲げられることによって形成される箱型において、隣り合う側板部3a,3bのうちの一方の側板部3aの端部に折り曲げ形成された一方の接合用耳部4aに、他方の側板部3bの端部に折り曲げ形成された他方の接合用耳部4bが当接されて接合されているので、図7に示すように、箱型の側板部3a,3bどうしの接合部には、接合用耳部4a,4bの折り曲げられた部分が現れ、側板部3a,3bの端部の切断面は内側に隠れる。したがって、板材1の接合部、つまり側板部3a,3bどうしの接合部を秀麗に仕上ることができる。
また、接合用耳部4a,4bどうしがコーキング材10によって水密に接合されるとともに、リベット11によって固定されるので、側板部3a,3bどうしの接合部分の防水性を確保しつつ、側板部3a,3bどうしを確実に接合できる。
さらに、通気口7が形成された一つの側板部3aと、通気口16bが形成された隔壁板16との間に防火発泡材18が設けられているので、火災時には防火発泡材18が発泡して通気口7,16bを塞ぎ、火災の延焼を防止できる。また、防火発泡材18が側板部3aと隔壁板16との間に設けられているので、防火発泡材18が発泡した際に、当該防火発泡材18が側板部3aと隔壁板16とによって規制されて外側に逃げることがないので、通気口7,16bを確実に塞ぐことができる。
また、防火構造が隔壁板16と防火発泡材18による簡単な構成であるので、コスト的に優れたものとなる。
また、平行な二つの側板部3aの端部に形成された接合用耳部4aを当該側板部3aに対して直角に折り曲げるとともに、他の二つの側板部3bの両端部に形成された接合用耳部4bを当該側板部3bの内面に当接するように折り曲げることによって、接合用耳部4a,4bを当接可能な状態にしておき、次に、四つの側板部3a,3a,3b,3bを底板部2と直角に同方向に折り曲げたうえで、折り曲げられた一方の接合用耳部4aに、折り曲げられた他方の接合用耳部4bを当接して接合することによって箱型を形成するので、箱型の側板部3a,3bどうしの接合部には、接合用耳部4a,4bの折り曲げられた部分が現れ、側板部3a,3bの端部の切断面は内側に隠れる。したがって、板材1の接合部、つまり側板部3a,3bどうしの接合部の仕上がりが秀麗な換気フードを容易に製造できる。
また、接合用耳部4a,4bどうしがコーキング材10によって水密に接合されるとともに、リベット11によって接合用耳部4a,4bどうしが固定されるので、側板部3a,3bどうしの接合部分の防水性を確保しつつ、側板部3a,3bどうしを確実に接合した換気フードを容易に製造できる。
なお、本実施の形態では、側板部3a,3a,3b,3bを折り曲げて、これらを接合用耳部4a,4bによって接合した後、フランジ片5a,5bを外側に折り曲げたが、側板部3a,3a,3b,3bを折り曲げる前に、フランジ片5a,5bを折り曲げておいてもよい。
1 板材
2 底板部
3a,3b 側板部
4a,4b 接合用耳部
7 通気口
10 コーキング材
11 リベット
16 隔壁板
16b 通気口
18 防火発泡材

Claims (4)

  1. 金属製の板材を折り曲げ加工することによって四角形の箱型に形成される換気フードであって、
    前記板材が、矩形板状に形成されて前記箱型の底部を構成する底板部と、この底板部の四辺部にそれぞれ形成されて、当該底板部と直角に折り曲げられることによって、前記箱型の側壁を構成する四つの側板部と、各側板部の両端部にそれぞれ形成された接合用耳部とを備え、
    前記四つの側板部が前記底板部と直角に同方向に折り曲げられており、
    隣り合う前記側板部にそれぞれ形成されて、互いに接合される接合用耳部のうち、一方の接合用耳部はそれが形成された側板部に対して内側に直角に折り曲げられ、他方の接合用耳部はそれが形成された側板部の内面に当接するように折り曲げられており、
    折り曲げられた前記一方の接合用耳部に、折り曲げられた前記他方の接合用耳部が当接されて接合されており、
    前記四つの側板部のうち、一つの側板部には通気口が形成されており、
    前記一つの側板部の内側には、通気口が形成された隔壁板が前記一つの側板部と離間対向して設けられ、
    前記一つの側板部と前記隔壁板との間には、火災時に発泡して前記通気口を塞ぐ防火発泡材が設けられており、
    前記一つの側板部の外側には、多数のスリットが形成された通気用ガラリが前記一つの側板部の前記通気口を覆うようにして設けられており、
    前記通気用ガラリは、前記底板部と面一となる突部を有すること特徴とする換気フード。
  2. 請求項1に記載の換気フードにおいて、
    前記両方の接合用耳部は、これらの間にコーキング材を挟んで当接されたうえで、リベットが、前記他方の接合用耳部が形成された側板部の表面から、前記他方の接合用耳部を通して、前記一方の接合用耳部に打ち込まれることによって、接合されていることを特徴とする換気フード。

  3. 矩形板状に形成された底板部と、この底板部の四辺部にそれぞれ折り曲げ可能に形成されるとともに四つのうちの一つに通気口が形成された四つの側板部と、各側板部の両端部にそれぞれ折り曲げ可能に形成された接合用耳部とを有する板材と、
    通気口が形成された隔壁と、
    多数のスリットが形成され、前記底板部と面一となる突部を有する通気用ガラリと、火災時に発泡して前記一つの側板部の前記通気口を塞ぐための防火発泡材と、を用意しておき、
    まず、前記底板部の一方の平行な二辺部にそれぞれ形成された二つの側板部の両端部に形成された接合用耳部を当該側板部に対して直角に折り曲げるとともに、前記底板部の他方の平行な二辺部にそれぞれ形成された二つの側板部の両端部に形成された接合用耳部を当該側板部の内面に当接するように折り曲げ、
    次に、前記四つの側板部を前記底板部と直角に同方向に折り曲げたうえで、折り曲げられた前記一方の接合用耳部に、折り曲げられた前記他方の接合用耳部を当接して接合し、
    前記隔壁には、前記防火発泡材を、当該隔壁と前記一つの側板部との間に位置するように予め設けておき、
    次に、前記通気用ガラリを前記一つの側板部の外側に前記通気口を覆うようにして設け、前記隔壁を前記一つの側板部内側に当該一つの側板部と離間対向して設け、さらに当該通気用ガラリと隔壁とを前記一つの側板部に取り付け固定することを特徴とする換気フードの製造方法。
  4. 請求項に記載の換気フードの製造方法において、
    前記接合用耳部を折り曲げた後、接合すべき接合用耳部のうち少なくともいずれか一方にコーキング材を塗布しておき、
    前記折り曲げられた前記一方の接合用耳部に、折り曲げられた前記他方の接合用耳部を前記コーキング材を挟んで当接し、
    次に、前記他方の接合用耳部が形成された側板部の表面から、前記他方の接合用耳部を通して、前記一方の接合用耳部にリベットを打ち込んで、前記一方の接合用耳部に他方の接合用耳部を接合することを特徴とする換気フードの製造方法。
JP2010048488A 2010-03-05 2010-03-05 換気フードおよび換気フードの製造方法 Expired - Fee Related JP5576149B2 (ja)

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