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JP5590311B2 - ドアトリム - Google Patents
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JP5590311B2 - ドアトリム - Google Patents

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Description

本発明は、
アッパーボードとロアボードに分割されるとともに、前記アッパーボードとロアボードが互いに連結されているドアトリムに関する。
この種のドアトリムでは、アッパーボードとロアボードを分割して部品を分けることで、色分けや表皮または塗装などの仕様分けに対応できるようにしている。このように意匠の仕様の選択の幅を広げることで、商品性を向上させることができる。
従来、上記のドアトリムでは、特許文献1に開示されているように、アッパーボードの下端部とロアボードの上端部を互いに係合する凹凸形状の接合部に構成して互いの結合強度を高め、それらの接合部を細長形状の装飾部品であるガーニッシュで覆い、ガーニッシュの取り付けピンを前記接合部の孔に差込んで裏からストッパリングで止めていた。
特許3991407号
上記従来の構造によれば、接合部の凹凸をガーニッシュで覆い隠すことができるようにガーニッシュを幅広に形成しなければならず、装飾部品であるガーニッシュをシャープなデザインにすることができなかった。
また、前記接合部に対するガーニッシュの固定力は、前記接合部の孔へのストッパリングの嵌合力のみに頼っていることから、ガーニッシュの固定強度が弱くなる虞があった。そのために、ストッパリングの数を増やしたり別途固定構造を設けたりして側面衝突時などの過大な荷重が入力される場合に対応できるようにしていた。その結果、構造が複雑化し、製作コストが増大していた。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、アッパーボードとロアボードの分割部に設けられる部品をシャープなデザインにすることができ、構造を簡素化することができ、製作コストを低廉化することができるドアトリムを提供する点にある。
本発明の特徴は、
アッパーボードとロアボードに分割されるとともに、前記アッパーボードとロアボードが互いに連結されているドアトリムであって、
前記アッパーボードとロアボードの間に細長のオーナメントが介在して前記オーナメントの意匠面が車室内側に露出し、
前記アッパーボードとロアボードが前記オーナメントを挟持固定し、
前記オーナメントの上下両端部から前記オーナメントの裏側に上側第1フランジと下側第1フランジが各別に張り出し、
前記オーナメントの上側第1フランジに前記アッパーボードが上方から当接し、
前記オーナメントの下側第1フランジに前記ロアボードが下方から当接して、前記アッパーボードとロアボードが前記オーナメントを上下方向で挟持固定し、
前記オーナメントの上側第1フランジの車室外側の端部から上方に上側第2フランジが張り出し、
前記アッパーボードの下端部の裏側部と前記アッパーボードの下端部の裏側に配置された前記ロアボードの上端部とが前記オーナメントの上側第2フランジを車室の内外方向で挟持固定している点にある。(請求項1)
この構成によれば、前記アッパーボードとロアボードの間に細長のオーナメントが介在して前記オーナメントの意匠面が車室内側に露出し、アッパーボードとロアボードがオーナメントを挟持固定しているから、オーナメントの裏面にアッパーボードやロアボードへの固定用のクリップなどを設ける必要がなくなって、オーナメントの幅をより細くできる。
これにより、アッパーボードとロアボードの分割部に設けられる部品であるオーナメントをシャープな外観にすることができる。また、オーナメントを上下方向及び車室の内外方向でしっかり位置決めすることができ、オーナメントの浮きやうねりを押さえることができる。
また、前記オーナメントの上側第1フランジに前記アッパーボードが上方から当接し、前記オーナメントの下側第1フランジに前記ロアボードが下方から当接しているから、アッパーボードとロアボードからの挟持力を上下方向でオーナメントに確実に伝えることができて、オーナメントを上下方向でしっかりと固定することができる。
また、前記アッパーボードとロアボードからの挟持力を車室の内外方向でオーナメントに確実に伝えることができて、オーナメントを車室の内外方向でしっかりと固定することができる。(請求項1)
本発明において、
前記ロアボードの上端部は階段状に形成され、
前記アッパーボードの下端部と前記ロアボードの上端部の上方を向く段差面部とが前記オーナメントを上下方向で挟持固定し、
前記アッパーボードの下端部の裏側部と前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部とが前記上側第2フランジを車室の内外方向で挟持固定していると、次の作用を奏することができる。(請求項
オーナメントを上下方向で挟持する挟持構造とオーナメントを車室の内外方向で挟持する構造とをコンパクトに纏めることができて、オーナメントの挟持構造を簡素化することができる。(請求項
本発明において、
前記オーナメントの上側第2フランジ又は前記上側第2フランジから上方に突出する上側第3フランジと、前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部とに互いに重なるボス挿通孔がそれぞれ形成され、
前記アッパーボードの下端部の裏面にボスが突設され、
前記ボスが前記オーナメントの上側第2フランジのボス挿通孔又は前記第3フランジのボス挿通孔と前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部のボス挿通孔とに挿通され、
前記ボスの先端部が前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部の裏面に溶着されて、前記アッパーボードの下端部と前記オーナメントと前記ロアボードの上端部とが結合していると、次の作用を奏することができる。(請求項
本発明の上記構成によれば、アッパーボードとロアボードがオーナメントを挟持固定していることに加えて、前記ボスの先端部が溶着されて、アッパーボードの下端部とオーナメントとロアボードの上端部とが結合しているから、アッパーボードとロアボードとオーナメントの結合強度を強くすることができる。これにより、側面衝突等の過大な衝撃を受けた場合にも、オーナメントの折れや外れを防ぐ事ができて乗員を保護することができるとともに、ドア開閉時の剛性を向上させることができる。(請求項
本発明において、
前記アッパーボードとロアボードは前記オーナメントを前記オーナメントの全長にわたって挟持固定していると、次の作用を奏することができる。(請求項
オーナメントをクリップやボスなどでアッパーボードやロアボードに部分的に固定する場合、部分的な浮きや波うちなどの外観不良が生じるおそれがある。これに対して、本発明の上記構成によれば、アッパーボードとロアボードがオーナメントを全長にわたって挟持固定しているから、オーナメントの浮きや波うちなどの外観不良を防ぐことができ、スキのばらつきを目立ちにくくすることができる。また、ドアトリムの表面に車両前後方向に沿って長く形成されるオーナメントを正確な位置に固定することができて、寸法精度の高い意匠を得ることができる。(請求項
本発明によれば、
アッパーボードとロアボードの分割部に設けられる部品であるオーナメントをシャープなデザインにすることができ、構造を簡素化することができ、製作コストを低廉化できるドアトリムを提供することができた。
自動車の前半部の側面図 サイドドアを車室内側から見た図 ドアトリムをドアから外して裏側(車室外側)から見た図 ドアトリムを車室内側から見た図 ドアトリムを車室内側から見た分解斜視図 図3のA−A断面図 図3のB−B断面図 (a)はアッパーボードの平面図、(b)はアッパーボードを車室内側から見た図、(c)は図8(b)のB−B断面図、(d)は図8(b)のD−D断面図 (a)はオーナメントの平面図、(b)はオーナメントを車室内側から見た図、(c)は図9(b)のB−B断面図、(d)は図9(b)のC−C断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、自動車の車体の側部にフロントサイドドア50(以下、「ドア50」と略称する)が開閉自在に設けられている。このドア50は、窓用開口が上部に形成されたドアパネル1と、窓用開口の下方のドアパネル1を車室内側W1から覆う内装材としての樹脂製のドアトリム5とを備えている。ドアパネル1の窓用開口には昇降可能なウインドガラス2が設けられている。また、窓用開口の前側の下端部に、ミラー7を取り付けるスクリューを覆い隠すガーニッシュ14が設けられている。
ドアパネル1は車室外側W2のアウタパネル3(図1参照)と車室内側W1のインナパネル4(図2参照)とから成る。アウタパネル3とインナパネル4は周縁部同士が接合され、前記周縁部よりも径方向内方側のパネル部分同士が互いに間隔を空けて対向している。ドアトリム5は、意匠面の裏側に設けられた複数のトリムクリップ40(図3参照)でインナパネル4に固定されている。トリムクリップ40はインナパネル4に形成されたクリップ孔に差し込まれる。
[ドアトリム5の構造]
ドアトリム5は、ドアトリム5の上端部を構成する車両前後方向に長いアッパーボード25と、ドアトリム本体部としてのロアボード6とに上下に分割されるとともに、アッパーボード25の下端部とロアボード6の上端部が互いに連結されている。ロアボード6には車室内側W1に張り出すアームレスト11が形成されている。そして、アッパーボード25とロアボード6の間に装飾部品であるオーナメント22が介在してオーナメント22の意匠面22Mが車室内側W1に露出している。
上記のドアトリム5では、アッパーボード25とロアボード6とオーナメント22を分割して部品を分けることで、色分けや表皮または塗装などの仕様分けに対応できるようにしている。このように、意匠の仕様の選択の幅を広げることで商品性を向上させることができる。
[アッパーボード25の構造]
図8(a)〜図8(d)に示すように、アッパーボード25は車室内側W1ほど下方に位置するように傾斜する上壁25Jと、上壁25Jの車室内側W1の端部から下方に延びる側壁25Sとを備えた断面L字形に成形され、上壁25Jと側壁25Sで形成されるコーナー部は円弧状に形成されている(図8(c),図8(d)参照)。そして、側壁25Sは車両後方側Rrほど高さ寸法が短く設定され(図8(b)参照)、車室外側W2に緩やかに湾曲している(図8(a)参照)。
前記側壁25Sの下端部の裏面には、長手方向に間隔を空けて位置する複数の熱融着用の円筒状のボス24と、長手方向に間隔を空けて位置する複数の係合爪43とが突設されている。前記ボス24は、側壁25Sの前端部(車両前方側Frの端部)の上端部の裏面にも突設されている。また、図6,図7,図8(c),図8(d)に示すように、前記側壁25Sの下端部に側壁25Sの裏側に延びるアッパーボードフランジ25Fが張り出し形成されている。
[オーナメント22の構造]
図6,図7,図9(a)〜図9(d)に示すように、オーナメント22は車両前後方向に細長い帯板状に形成され、意匠面22Mを備えた側壁22Sの上下両端部から側壁22Sの裏側(車室外側W2)に上側第1フランジ22F1と下側第1フランジ22F2がそれぞれ側壁25Sの全長にわたって張り出している。
下側第1フランジ22F2の車室外側W2の端部には、オーナメント22の長手方向に間隔を空けて位置する複数の係合爪63が車室外側W2に突出するように設けられている。前記側壁22Sは車室外側W2に緩やかに湾曲している(図9(a)参照)。側壁22Sの幅(側壁22Sの上下方向の長さ)は車両後方側Rrほど狭くなるように形成され(図9(b)参照)、側壁22がより細く設定されてシャープな外観にされている。
また、上側第1フランジ22F1の車室外側W2の端部から上側第2フランジ22F3がオーナメント22の全長にわたって上方に張り出している。さらに、オーナメント22の長手方向に間隔を空けて位置する複数の台形状の上側第3フランジ22F4が上側第2フランジ22F3の上端部から上方に張り出して、上側第3フランジ22F4にボス挿通孔Sが形成されている。そして、オーナメント22の長手方向に間隔を空けて位置する複数の係合爪64が上側第2フランジ22F3の上端部から車室外側W2に突出している。
本実施形態では、オーナメント22の前後両端部と中央部との合計3箇所に前記上側第3フランジ22F4が配置され、上側第3フランジ22F4のボス挿通孔Sの上側に車室内側W1に張り出す上側第4フランジ22F5(図7参照)が形成されている。
[ロアボード6の構造]
図3に示すように、アームレスト11の下方に位置するロアボード6の下端部中央の裏側に車両前後方向に長い側面視長方形状のポケット部材が固定されてポケット12が形成されている。また、ロアボード6の下半部の後端部に側面衝突時用の衝撃吸収パッド13が配置されている。そして、アームレスト11の肘掛部8のほぼ中央部に、ドア50を開閉する際に乗員60(図6参照)が把持する凹部状のプルハンドル9が形成され、プルハンドル9の前方側(車両前方側Fr)にドアロックや電動開閉式ウインドウを操作するためのスイッチアセンブリが組み付けられている。
前記衝撃吸収パッド13は車両後方側Rrほど上方に位置するように傾斜して、シートに着座した乗員60の腰の側方に位置している。衝撃吸収パッド13の前面は前記ポケット12の後面(車両後方側Rrの面)に近接して対向し、衝撃吸収パッド13の後面はドアトリム5の緩やかな円弧状の後端縁に沿う緩やかな円弧状に形成されている。また、衝撃吸収パッド13は後ろ上方側ほど幅狭に形成されている。衝撃吸収パッド13の前端部に対して後ろ上方に位置する衝撃吸収パッド13の後端部13Kはアームレスト11の後端部11Kの下方に位置している。
前記ポケット12と衝撃吸収パッド13は熱カシメによってドアトリム5のロアボード6に固定されている。
[ロアボード6の上端部の構造]
図5に示すように、ロアボード6の上端部にロアボード6の前端部側から後端部側にわたる階段状の段差部41が形成され、この段差部41の上端部に、車両前後方向(ロアボード6の上端部の長手方向)に間隔を空けて位置する複数(本実施形態では4個)の連結部45が立設されている。複数の連結部45のうち車両前方側Frから2番目の連結部45の下方に位置する開口53はドアを開くときのドアハンドルを収容する箇所である。
前記段差部41は、上方を向く最も下側の第1段差面部41Aと、第1段差面部41Aの車室外側W2の端部から立ち上がり、車室内側W1を向く第2段差面部41Bと、第2段差面部41Bの上端部から車室外側W2に延びて、上方を向く第3段差面部41Cと、第3段差面部41Cの車室外側W2の端部から立ち上がり、車室内側W1を向く第4段差面部41Dとから成る。
車室内側W1を向く第2段差面部41Bには、ロアボード6の長手方向(車両前後方向)に間隔を空けて並ぶ長方形状の複数の係合孔23が形成され、第4段差面部41Dには長手方向(車両前後方向)に間隔を空けて並ぶ長方形状の複数の係合孔61が形成されている。
前記連結部45は、前記第4段差面部41Dの上端部から車室外側W2に延びる長方形状の横壁45Aと、横壁45Aの車室外側W2の端部から立ち上がる長方形状の立ち上がり壁45Bと、立ち上がり壁45Bの両側部と横壁45Aの両側部を各別に連結する左右一対の三角形状の支持壁45Cとを備えている。
そして、前記横壁45Aの車両前後方向中央部に上方に膨出する膨出部46が形成され、膨出部46よりも上方の立ち上がり壁45Bの上端部に車両前後方向に間隔を空けて並ぶ複数の係合孔45Hが形成されている。また、膨出部46の車室内側W1を向く側壁46Sにも係合孔45Hが形成されている。
隣り合う一対の連結部45間の第4段差面部41Dの上端部は切り欠かれている。そして、連結部45の付け根の両側の第4段差面部41Dに円形のボス挿通孔Sが形成されている。
[アッパーボード25とロアボード6とオーナメント22の接合構造]
図6に示すように、オーナメント22の上側第1フランジ22F1にアッパーボード25の下端部のアッパーボードフランジ25Fが上方から当接し、オーナメント22の下側第1フランジ22F2に、ロアボード6の上端部に設けられた上方を向く第1段差面部41Aが下方から当接して、アッパーボード25とロアボード6がオーナメント22をオーナメント22の全長にわたって上下方向で挟持固定している。
オーナメント22の上側第1フランジ22F1とアッパーボード25の下端部のアッパーボードフランジ25Fとは平面同士が当接しており、オーナメント22とアッパーボードフランジ25Fの間のスキが目立ちにくくなっている。また、オーナメント22の下側第1フランジ22F2とロアボード6の第1段差面部41Aとは平面同士が当接しており、オーナメント22とロアボード6の間のスキが目立ちにくくなっている。
図7に示すように、オーナメント22の上側第2フランジ22F3がロアボード6の上端部の第4段差面部41Dに車室内側W1から当接し、アッパーボード25の下端部のアッパーボードフランジ25Fの頂部25F1(アッパーボード25の下端部の裏側部に相当)と、アッパーボードフランジ25Fの裏側に配置されたロアボード6の上端部の第4段差面部41Dとがオーナメント22の上側第2フランジ22F3を車室の内外方向で挟持固定している。
さらに、アッパーボード25の側壁25Sの下端部の裏面から突出するボス24が、オーナメント22の上側第3フランジ22F4のボス挿通孔Sと、ロアボード6の上端部の車室内側W1を向く第4段差面部41Dのボス挿通孔Sとに挿通されている。また、ボス24の先端部が第4段差面部41Dの裏面41D1に熱溶着(超音波による溶着であってもよい)されて熱カシメ固定され、前記アッパーボード25の下端部とオーナメント22とロアボード6の上端部とが結合している。図7の24Tは熱溶着されてボス挿通孔Sよりも大径に拡径したボス24の先端部である。
前記第2段差面部41Bに形成された複数の係合孔23に、オーナメント22の下側第1フランジ22F2の車室外側W2の端部に突設された複数の係合爪63が各別に挿入係合し、前記第4段差面部41Dに形成された複数の係合孔61に、オーナメント22の上側第2フランジ22F3の上端部から車室外側W2に張り出す係合爪64が各別に挿入係合している。また前記連結部45の膨出部46の側壁46Sに形成された係合孔45Hにアッパーボード25の複数の係合爪43が各別に挿入係合している。前記膨出部46の上側の係合孔45Hにはガラス2とドアトリム5の間を塞ぐシール部材の図示しないインナーウェザーストリップが係合している。
上記の構造により、
(1) アッパーボード25とロアボード6の間に細長のオーナメント22が介在してオーナメント22の意匠面が車室内側W1に露出し、アッパーボード25とロアボード6がオーナメント22を挟持固定しているから、オーナメント22の裏面にアッパーボード25やロアボード6への固定用のクリップなどを設ける必要がなくなってオーナメント22の幅をより細くできる。
これにより、アッパーボード25とロアボード6の分割部に設けられる装飾部品であるオーナメント22をシャープな外観にすることができる。また、オーナメント22を上下方向及び車室の内外方向でしっかり位置決めすることができ、オーナメント22の浮きやうねりを押さえることができる。
(2) アッパーボード25とロアボード6がオーナメント22を挟持固定していることに加えて、前記ボス24の先端部が熱溶着されて、アッパーボード25の下端部とオーナメント22とロアボード6の上端部とが結合しているから、側面衝突等の過大な衝撃を受けた場合にも、オーナメント22の折れや外れを防ぐ事ができて乗員60を保護することができ、さらに、ドア開閉時の剛性を向上させることができる。
(3) オーナメント22をクリップなどでアッパーボード25やロアボード6に部分的に固定する場合、部分的な浮きや波うちなどの外観不良が生じるおそれがあるが、本発明の上記構成によれば、アッパーボード25とロアボード6がオーナメント22をオーナメント22の全長にわたって挟持固定しているから、オーナメント22の浮きや波うちなどの外観不良を防ぐことができ、スキのばらつきを目立ちにくくすることができる。また、ドアトリム5の表面に車両前後方向に長く形成されるオーナメント22を正確な位置に固定することができ、寸法精度の高い意匠を得ることができる。
乗員がドア50を車室内側W1より閉める場合、乗員はアッパーボード25に手を掛けて閉めることもありうる。そのとき、アッパーボード25には車室内側W1に荷重が加わり、この力がアッパーボード25とロアボード6の溶着を剥離させる方向に働く。溶着部(かしめ固定部)の強度が低いと溶着部が破損し分割してしまう。本構造では、アッパーボード25とロアボード6がオーナメント22をオーナメント22の長手方向全長にわたって挟持固定していることに加えて、前記ボス24の先端部が熱溶着されて、アッパーボード25の下端部とオーナメント22とロアボード6の上端部とが結合しているから、ドアトリムの分割部(アッパーボード25とロアボード6との分割部)の強度を向上させており、アッパーボード25とロアボード6を分割させないようにする効果も得ることができる。
6 ロアボード
22 オーナメント
22M オーナメントの意匠面
22F1 上側第1フランジ
22F2 下側第1フランジ
22F3 上側第2フランジ
22F4 上側第3フランジ
24 ボス
25 アッパーボード
25F1 アッパーボードの下端部の裏側部(アッパーボードの下端部のアッパーボードフランジの頂部)
41A ロアボードの上端部の上方を向く段差面部(第1段差面部)
41D ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部(第4段差面部)
41D1 ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部の裏面
S ボス挿通孔
W1 車室内側
W2 車室外側

Claims (4)

  1. アッパーボードとロアボードに分割されるとともに、前記アッパーボードとロアボードが互いに連結されているドアトリムであって、
    前記アッパーボードとロアボードの間に細長のオーナメントが介在して前記オーナメントの意匠面が車室内側に露出し、
    前記アッパーボードとロアボードが前記オーナメントを挟持固定し、
    前記オーナメントの上下両端部から前記オーナメントの裏側に上側第1フランジと下側第1フランジが各別に張り出し、
    前記オーナメントの上側第1フランジに前記アッパーボードが上方から当接し、
    前記オーナメントの下側第1フランジに前記ロアボードが下方から当接して、前記アッパーボードとロアボードが前記オーナメントを上下方向で挟持固定し、
    前記オーナメントの上側第1フランジの車室外側の端部から上方に上側第2フランジが張り出し、
    前記アッパーボードの下端部の裏側部と前記アッパーボードの下端部の裏側に配置された前記ロアボードの上端部とが前記オーナメントの上側第2フランジを車室の内外方向で挟持固定しているドアトリム。
  2. 前記ロアボードの上端部は階段状に形成され、
    前記アッパーボードの下端部と前記ロアボードの上端部の上方を向く段差面部とが前記オーナメントを上下方向で挟持固定し、
    前記アッパーボードの下端部の裏側部と前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部とが前記上側第2フランジを車室の内外方向で挟持固定している請求項記載のドアトリム。
  3. 前記オーナメントの上側第2フランジ又は前記上側第2フランジから上方に突出する上側第3フランジと、前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部とに互いに重なるボス挿通孔がそれぞれ形成され、
    前記アッパーボードの下端部の裏面にボスが突設され、
    前記ボスが前記オーナメントの上側第2フランジのボス挿通孔又は前記第3フランジのボス挿通孔と前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部のボス挿通孔とに挿通され、
    前記ボスの先端部が前記ロアボードの上端部の車室内側を向く段差面部の裏面に溶着されて、前記アッパーボードの下端部と前記オーナメントと前記ロアボードの上端部とが結合している請求項記載のドアトリム。
  4. 前記アッパーボードとロアボードは前記オーナメントを前記オーナメントの全長にわたって挟持固定している請求項1〜3のいずれか一つに記載のドアトリム。
JP2010147352A 2010-06-29 2010-06-29 ドアトリム Active JP5590311B2 (ja)

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