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JP5599080B2 - エキサイタ及びその取り付け方法、並びに音響伝達部材 - Google Patents
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JP5599080B2 - エキサイタ及びその取り付け方法、並びに音響伝達部材 - Google Patents

エキサイタ及びその取り付け方法、並びに音響伝達部材 Download PDF

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Description

本発明は、エキサイタ及びその取り付け方法、並びに音響伝達部材に関する。
従来、磁歪素子を用いた種々のエキサイタが開発されている。このエキサイタは、典型的には、テーブル、ドア、パーティション、及び壁などの部材に装着して用いられる。上記磁歪素子は、入力された音声信号に応じて振動し、この振動が上記部材に伝達される。これにより、上記音声信号に対応した音声を、上記部材を介して、大きな音量で発生させることが可能となる。
しかしながら、エキサイタを上記部材に装着する際には、多くの問題が生じ得る。例えば、従来のエキサイタでは、装着に必要な工程数が過度に多いことがある。或いは、従来のエキサイタでは、装着に高い熟練度が必要なことがある。更に、従来のエキサイタでは、装着後の状態における上記振動の上記部材への伝達効率が低いために、発生する音声の音量が過度に小さいことがある。フラッシュ構造を有する部材にエキサイタを装着する場合には、上記問題点が特に顕著となる。
有限会社ジグボ「GMMエキサイタ」(http://akizukidenshi.com/download/JB−GM01.pdf) TDK株式会社「Xa−Master」(http://www.phileweb.com/review/closeup/tdk−xamaster/)
発明が解決しようする課題
本発明の目的は、装着が容易であり且つ大きな音量の音声を発生可能とするエキサイタ、その取り付け方法、及び、上記エキサイタを備えた音響伝達部材を提供することにある。
本発明の第1側面によると、磁歪素子と、前記磁歪素子を内包し且つ外周の少なくとも一部にネジ溝が設けられたホルダとを具備したエキサイタが提供される。
本発明の第2側面によると、第1側面に係るエキサイタが捻じ込み装着された音響伝達部材が提供される。
本発明の第3側面によると、開口が設けられた部材を準備することと、前記開口に第1側面に係るエキサイタを捻じ込むこととを具備したエキサイタの取り付け方法が提供される。
本発明によると、装着が容易であり且つ大きな音量の音声を発生可能とするエキサイタ、その取り付け方法、及び、上記エキサイタを備えた音響伝達部材を提供することが可能となる。
本発明の一態様に係るエキサイタの断面図。 図1に示すエキサイタの組み立て前の状態を示す断面図。 本発明の一変形例に係るエキサイタの断面図。 本発明の他の変形例に係るエキサイタの組み立て途中の状態を示す断面図。 図4に示すエキサイタの一部を拡大して示す断面図。 本発明の他の変形例に係るエキサイタの上面図及び断面図。 エキサイタが装着された音響伝達部材の一例を示す断面図。 エキサイタの取り付け方法の一例を示す断面図。 エキサイタが装着された音響伝達部材の他の例を示す断面図。 図9に示す音響伝達部材の一変形例を示す断面図。
図1は、本発明の一態様に係るエキサイタの断面図である。図2は、図1に示すエキサイタの組み立て前の状態を示す断面図である。
図1及び図2に示すエキサイタ1は、磁歪素子10と、マグネット20A及び20Bと、コイルボビン30Aと、コイル30Bと、入力リード線30Cと、振動ロッド40と、皿バネ50と、ホルダ100Aと、ホルダヘッド100Bとを備えている。ホルダ100Aには、振動ロッド40を通すための貫通孔100Cが設けられている。ホルダヘッド100Bには、入力リード線30Cを通すための貫通孔100Dが設けられている。以下、これら構成要素について、順に説明する。
磁歪素子10は、印加された磁界に応答して弾性変化する素子である。磁歪素子10としては、例えば、円柱形状のものを用いる。磁歪素子10としては、例えば、直径が3.5mmであり且つ高さが6mmである円柱形状のものを使用することができる。
マグネット20A及び20Bは、着磁されている。マグネット20A及び20Bは、バイアス磁界を付加するために用いられる。マグネット20A及び20Bは、磁歪素子10を間に挟んで向き合うように配置される。マグネット20A及び20Bとしては、例えば、ネオジムマグネットを用いる。マグネット20A及び20Bとしては、例えば、直径が3mmであり且つ高さが1mmである円柱形状のものを用いることができる。
コイルボビン30Aには、コイル線が巻かれており、このコイル線がコイル30Bを形成している。コイルボビン30Aは、例えば、樹脂成型により製造される。このコイルボビン30Aは、例えば、高さが9mmであり、外径が8mmであり、内径が4mmであり、厚みが約1mmである。また、コイル30Bの巻き幅は、例えば約8mmであり、その直流抵抗値は、例えば5Ωである。
入力リード線30Cは、コイル30Bを構成しているコイル線の端部と電気的に接続されている。この接続は、例えば、半田付けにより行うことができる。
振動ロッド40は、磁歪素子10の振動を外部に伝達する役割を担っている。振動ロッド40は、例えば、鉄製である。振動ロッド40は、例えば、直径の互いに異なった円柱を重ねた形状を有している。その場合、直径の大きい方の円柱は、例えば、直径が3.4mm、高さが1.5mmである。直径が小さい方の円柱は、例えば、直径が2.95mm、高さが6mmである。そして、典型的には、振動ロッド40のうち直径の大きい側の端部が、マグネット20Bを間に挟んで磁歪素子10と向き合っている。
皿バネ50は、例えば、3枚を交互に重ねて挿入される。この皿バネ50の各々は、例えば、内径が3.2mmであり、外径が5.4mmである。
ホルダ100A及びホルダヘッド100Bは、磁歪素子10を内包している。ホルダ100A及びホルダヘッド100Bは、例えば、鉄製である。ホルダ100Aの外周の少なくとも一部には、ネジ溝が設けられている。このネジ溝は、ホルダ100の外周の全体に設けられていてもよく、その一部のみに設けられていてもよい。また、ネジ溝の形態には制限はない。
ホルダ100Aには、上述した通り、振動ロッド40を通すための貫通孔100Cが設けられている。また、ホルダヘッド100Bには、上述した通り、入力リード線30Cを通すための貫通孔100Dが設けられている。
ホルダ100Aは、例えば、高さが13mmであり、外径が14mmであり、内径が9.5mmであり、底部の厚みは1.5mmである。ホルダ100Aの外周に設けられたネジ溝は、例えば、JIS規格のM14×P2(並目ネジ加工)によるものである。
ホルダヘッド100Bは、例えば、直径の互いに異なった円柱を重ねた形状を有している。その場合、直径の大きい方の円柱は、例えば、直径が15mm、高さが2mmである。直径が小さい方の円柱は、例えば、直径が9.5mm、高さが1mmである。なお、ホルダヘッド100Bの外周に、ローレット加工を施すこともできる。
なお、貫通孔100Cの径は、例えば、3.05mmである。また、貫通孔100Dの径は、例えば、2.7mmである。
以上の構成要素は、図1に示すように組み立てられる。この際、ホルダ100Aとホルダヘッド100Bとは、必要に応じて、接着剤を用いて接着されてもよい。また、入力リード線30Cを貫通孔100Dに通す際には、必要に応じて、入力リード線30Cの周囲に保護チューブを装着してもよい。
以上において説明したエキサイタには、様々な変形が可能である。
図3は、本発明の一変形例に係るエキサイタの断面図である。図3に示すエキサイタ1は、ホルダ100の構成が異なっていることを除いては、図1及び図2を参照しながら説明したエキサイタと同様の構成を有している。
図3に示すエキサイタ1では、ホルダ100Aは、ホルダ本体101と、その周囲に設けられた溝部102とを、別体として備えている。ホルダ本体101と溝部102とは、同じ材質で構成されていてもよく、互いに異なった材質で構成されていてもよい。後者の場合、例えば、ホルダ本体101が鉄製であり、溝部102が樹脂製である構成を採用してもよい。
図4は、発明の他の変形例に係るエキサイタの組み立て途中の状態を示す断面図である。図4に示すエキサイタ1は、振動パッド200を更に備えていることを除いては、図1及び図2を参照しながら説明したエキサイタと同様の構成を有している。
振動パッド200は、振動ロッド40の先端に接触するように設けられている。また、振動パッド200は、振動ロッド40と比較して径がより大きい。振動パッド200を用いることにより、磁歪素子10の振動を、より効率的に伝達することが可能となる。
図5は、図4に示すエキサイタの一部を拡大して示す断面図である。図5は、振動ロッド40と振動パッド200とを接触させる仕方の一例を示している。図5に示す例では、振動ロッド40は、振動パッド200に設けられた凹部にはめ込まれている。また、この例では、振動ロッド40と振動パッド200とが、接着剤300を介して接続されている。この接着剤300としては、例えば、ゲル状の接着剤を用いることができる。
なお、接着剤300は省略してもよい。また、振動パッド200は、音響伝達用の板の側に装着して用いてもよい。
図6は、本発明の他の変形例に係るエキサイタの上面図及び断面図である。図6に示すエキサイタ1は、ホルダの構成が異なっていることを除いては、図1及び図2を参照しながら説明したエキサイタと同様の構成を有している。
図6に示すエキサイタ1は、ホルダ100Aとホルダキャップ100Eとを備えている。ホルダ100Aは、六角ボルト状のヘッド部と、外周の少なくとも一部にネジ溝が設けられた本体部とを備えている。これらヘッド部と本体部とは、一体成型されている。ヘッド部は、例えば、対辺の長さが17mmである。なお、ヘッド部の形状は任意であり、六角ボルト状でなくてもよい。例えば、ヘッド部は、アイボルト状又は蝶ボルト状であってもよい。
ホルダキャップ100Eは、ホルダ100Aと組み合わされて、磁歪素子10を内包している。ホルダキャップ100Eは、例えば、直径の互いに異なった円柱を重ねた形状を有している。その場合、直径の大きい方の円柱は、例えば、直径が11.5mmである。また、直径が小さい方の円柱は、例えば、直径が9.5mmである。ホルダキャップ100Eには、振動ロッド40を通すための貫通孔100Cが設けられている。貫通孔100Cの直径は、例えば、3.2mmである。
上述した通り、図6に示すエキサイタ1は、ヘッド部と本体部とが一体化されたホルダ100Aを備えている。このような構成を採用すると、エキサイタ1の強度を更に高めることが可能となる。また、こうすると、エキサイタ1の締め付けを更に強く行うことが可能となる。それゆえ、図6に示すエキサイタ1を用いると、例えば、より大きな音量の音声を、より安定的に発生させることが可能となる。
上述したエキサイタは、例えば、開口が設けられた部材を準備し、上記開口にエキサイタを捻じ込むことにより取り付け可能である。以下、エキサイタの取り付け方法、及び、上記エキサイタが装着された音響伝達部材について説明する。
図7は、エキサイタが装着された音響伝達部材の一例を示す断面図である。この音響伝達部材には、以下で詳しく説明する通り、エキサイタが捻じ込み装着されている。
図7に示す音響伝達部材2は、フラッシュ構造を備えている。即ち、音響伝達部材2は、第1の板400Aと、第1の板400Aに向き合った第2の板400Bと、第1の板400Aと第2の板400Bとの間に介在した芯材401とを備えている。音響伝達部材2がテーブルである場合、典型的には、第1の板400Aが表側の板であり、第2の板400Bが裏側の板である。
第2の板400Bには、開口が設けられており、エキサイタ1は、この開口を貫通するように捻じ込み装着されている。また、エキサイタ1は、スペーサ500を介して、第1の板400Aに接触している。これにより、エキサイタ1からの振動を第1の板400Aに伝達し、音響伝達部材2から音声を発生させることが可能となる。
スペーサ500の材質に制限はない。例えば、スペーサ500は、金属製、樹脂製、又はセラミック製であってもよい。スペーサ500は、省略してもよい。即ち、エキサイタ1が第1の板400Aと直接に接触している構成を採用してもよい。
上述したエキサイタ1の装着には、別体の取付金具などを用いる必要がない。そのため、上記開口は、それほど大きくなくてもよい。それゆえ、この開口は、例えば、ドリル加工及びタップ加工などの簡便な方法で設けることが可能である。
上記開口をネジ穴とする場合、例えば、以下の方法で設けることも可能である。即ち、まず、ネジの径に対応した下穴を設ける。次いで、下穴の内径を構成する面及びその近傍に、絶着剤(樹脂)を塗布する。そして、この絶着剤(樹脂)を含浸及び硬化させる。その後、タップ加工を施す。このようにして、ネジ穴を得る。このようにしてネジ穴を設けると、エキサイタ1を、より強固且つより安定に装着することが可能となる。
なお、上記第2の板400Bがタップ加工に適さない場合などには、例えば、設けた開口にナット部品を装着することにより、エキサイタ1の捻じ込み装着が可能となる。このナット部品としては、例えば、鬼眼ナット、爪付ナット、又はフランジ付ナットを使用することができる。ナット部品の装着は、例えば、接着剤を用いて行う。この接着剤としては、例えば、2液混合タイプのアクリル系接着剤を用いることができる。
図8は、エキサイタの取り付け方法の一例を示す断面図である。図8に示す音響伝達部材2では、フランジ付ナット700が、接着剤800を介して、板600に装着されている。また、エキサイタ1が、フランジ付ナット700に捻じ込まれることにより、板600に装着されている。
以上の説明から分かるように、エキサイタ1の捻じ込み装着に必要な工程は、極めて少ない。また、この装着には、高い錬度を要しない。即ち、エキサイタ1は、装着が容易である。したがって、エキサイタ1を用いると、取り付け時の作業性を大幅に改善することが可能となる。
また、上述した通り、エキサイタ1は、第1の板400Aと直接に又はスペーサ500を介して間接に接触するように装着されている。そのため、エキサイタ1は、第1の板400Aを高い効率で振動させることができる。即ち、音響伝達部材2に、大きな音量の音声を発生させることが可能となる。
更に、第2の板400Bに設けられた開口は、典型的には、エキサイタ1によって塞がれる。この場合、音響伝達部材2の内部は、ほぼ密閉状態となる。そのため、音響キャビティー効果により、音響伝達部材2による再生周波数の範囲を広げることが可能となる。また、音響伝達部材2の内部への昆虫等の侵入を防ぐことも可能となる。
なお、第2の板400Bとエキサイタ1との接触は、接着剤により補強されていてもよい。即ち、第2の板400Bとエキサイタ1との接触を、ネジロック加工により補強してもよい。こうすると、上記の音響キャビティー効果を更に顕著に発揮させることが可能となる。また、音響伝達部材2の内部への昆虫等の侵入を、更に確実に防ぐことが可能となる。加えて、音響伝達部材2を長期間に亘って使用する場合にも、エキサイタ1の緩みをより確実に防ぐことが可能となる。
加えて、エキサイタ1と第1の板400A又はスペーサ500との接触の度合いは、エキサイタ1の捻じ込みの度合いによって調整することができる。それゆえ、エキサイタ1の捻じ込みの度合いを調整することにより、音響伝達部材2から発せられる音声の大きさを制御することが可能となる。
以下、エキサイタの取り付け方法の例を更に具体的に説明する。この具体例では、エキサイタ1を、フラッシュ構造の円形テーブルに装着する。このテーブルは、直径が約900mmであり、厚みが30mmである。表板は、約5.5mm厚の合板表面にメラミン板を貼り付けた化粧板である。裏板は、約5.5mm厚の積層合板である。
まず、裏板のほぼ中央に、M14×P2のネジ穴を設ける。このネジ穴は、例えば、以下のようにして設ける。即ち、はじめに、直径11.8mmの携帯型電動ドリル又は直径12mmのドリルを用いて、裏板に穴を設ける。次に、メタノールで所望の粘度に希釈したフェノール系接着剤を、上記穴の内径を構成する面及びその近傍に塗布する。上記接着剤が裏板に含浸するのを待った後、ハンドドライヤーの熱風により、上記接着剤を硬化させる。次いで、M14×P2のタップ加工を施す。このようにして、上記のネジ穴を設ける。
なお、上記の接着剤は、フェノール系接着剤でなくてもよい。例えば、上記の接着剤として、シアノアクリレート系、エポキシ系、及びアクリル系などの種々の接着剤を用いることができる。
シアノアクリレート系接着剤は、粘度が比較的低いため、上述した加熱処理を省略できる場合がある。そのため、シアノアクリレート系接着剤を用いると、上記の作業が更に容易となる。
エポキシ系接着剤は、粘度が高いが、加熱により大幅に粘度が低下する傾向がある。そして、本発明者らの実験により、粘度の低下時に、毛細管現象等による上記裏板への含浸が生じ易いことが判明した。それゆえ、エポキシ系接着剤は、ネジ穴の強度を高めたい場合に特に有用であることが分かった。
なお、裏板の材料がラワンやチークなどの無垢材である場合等には、上述のタップ加工を省略することもできる。この場合、エキサイタ1の直径より小さな穴を設ける。例えば、14mmの径を有する上記エキサイタ1を装着する場合には、直径が約13mmの穴を設ける。このような穴に上記エキサイタ1を捻じ込むと、ホルダ100Aのネジ溝が、上記穴の内径を構成する面に食い込む。これにより、いわゆるセルフタップ効果によって、捻じ込み装着が可能となる。
以上のように形成したネジ穴又は穴に、エキサイタ1を捻じ込む。その際、表板の裏面側に、スペーサ500を予め貼付しておき、エキサイタ1と表板とがスペーサ500を介して接触するようにする。このスペーサ500の高さは、例えば、約8mmとする。また、このスペーサ500の材質には制限はなく、例えば、金属製、樹脂製、又はセラミック製のものを用いることができる。なお、このスペーサ500の材質を変えることにより、発生する音声の音質を変化させることもできる。
エキサイタ1とスペーサ500との接触は、捻じ込みの抵抗感の変化により感知できる。この時点で、エキサイタ1の入力リード線30Cに、オーディオアンプから発生させた音声信号を入力する。こうして、音声を発生させながら、捻じ込み量の増減により、音声の大きさ及び質などを調整する。これにより、使用目的に応じた最適な音声を発生させることが可能となる。
続いて、必要に応じて、上述したネジロック加工を行う。このネジロック加工を行うことにより、上述した通り、長期使用時の信頼性を更に高めることが可能となる。
図9は、エキサイタが装着された音響伝達部材の他の例を示す断面図である。図9に示す音響伝達部材2は、振動部材2Aと、取付部材2Bとを備えている。取付部材2Bは、振動部材2Aに装着されている。取付部材2Bの装着方法に制限はない。なお、振動部材2Aの形状に制限はない。例えば、振動部材2Aは、板状であってもよく、筒状であってもよい。
図9に示す取付部材2Bには、典型的には、開口が設けられている。図9に示す音響伝達部材2では、エキサイタ1は、振動部材2Aに接触するように、取付部材2Bに捻じ込み装着されている。このような構成を採用すると、例えば、振動部材2Aに開口を設けることなしに、エキサイタ1を装着することが可能となる。
図10は、図9に示す音響伝達部材の一変形例を示す断面図である。図10に示す音響伝達部材2は、取付部材2Bの形状が異なっていること、及び、複数のエキサイタが装着されていることを除いては、図9に示すエキサイタと同様の構成を有している。
図10に示す取付部材2Bは、振動部材2Aを挟み込むように装着されている。この取付部材2Bには、典型的には、振動部材2Aの両側に、各々1つずつの開口が設けられている。そして、この取付部材2Bには、第1のエキサイタ1Aと第2のエキサイタ1Bとが、振動部材2Aの両側に取り付けられている。このような構成を採用すると、例えば、振動部材2Aに開口を設けることなしに、エキサイタ1を装着することが可能となる。また、このような構成を採用すると、エキサイタ1Aとエキサイタ1Bとの捻じ込み量のバランスを調整することにより、音声の大きさ及び質などを最適化することが可能となる。
以上のように、エキサイタ1は、装着が容易である。また、エキサイタ1は、取り外しも容易のため、修理等も容易である。更に、例えばフラッシュ構造を有する部材にエキサイタ1を装着する場合、表面からの美観を損ねることなしに、充分に大きな音量の音声を発生させることができる。それゆえ、エキサイタ1は、従来のエキサイタと比較して、極めて有用である。
1…エキサイタ、1A…エキサイタ、1B…エキサイタ、2…音響伝達部材、2A…振動部材、2B…取付部材、10…磁歪素子、20A…マグネット、20B…マグネット、30A…コイルボビン、30B…コイル、30C…入力リード線、40…振動ロッド、50…皿バネ、100A…ホルダ、100B…ホルダヘッド、100C…開口、100D…開口、100E…ホルダキャップ、101…ホルダ本体、102…溝部、200…振動パッド、300…接着剤、400A…第1の板、400B…第2の板、401…芯材、500…スペーサ、600…板、700…フランジ付ナット、800…接着剤


Claims (12)

  1. 磁歪素子と、前記磁歪素子を内包し且つ外周の少なくとも一部にネジ溝が設けられたホルダとを具備し、前記ホルダは、前記ネジ溝が設けられた本体部と、前記本体部と一体成型され且つ前記本体部より径が大きいヘッド部とを備えているエキサイタ。
  2. 前記ヘッド部は六角ボルト形状である請求項1に記載のエキサイタ。
  3. 請求項1又は2に記載のエキサイタが捻じ込み装着された音響伝達部材。
  4. 第1の板と、前記第1の板に向き合った第2の板と、前記第1の板と前記第2の板との間に介在した芯材とを具備し、
    前記エキサイタは、前記第2の板を貫通し、且つ前記第1の板と直接に又はスペーサを介して間接に接触するように装着されている請求項3に記載の音響伝達部材。
  5. 前記第2の板と前記エキサイタとの接触が接着剤により補強されている請求項4に記載の音響伝達部材。
  6. 振動部材と前記振動部材に装着された取付部材とを備え、前記エキサイタが前記振動部材に接触するように前記取付部材に捻じ込み装着されている請求項3に記載の音響伝達部材。
  7. 前記取付部材は前記振動部材を挟み込むように装着されている請求項6に記載の音響伝達部材。
  8. 開口が設けられた音響伝達部材を準備することと、
    前記開口に請求項1又は2に記載のエキサイタを捻じ込むことと
    を具備したエキサイタの取り付け方法。
  9. 前記音響伝達部材は、第1の板と、前記第1の板に向き合い且つ前記開口が設けられた第2の板と、前記第1の板と前記第2の板との間に介在した芯材とを具備し、
    前記エキサイタは、前記開口を貫通し、且つ前記第1の板と直接に又はスペーサを介して間接に接触するように装着される請求項8に記載の取り付け方法。
  10. 前記音響伝達部材は、振動部材と、前記振動部材に装着され且つ前記開口が設けられた取付部材とを備えている請求項8に記載の取り付け方法。
  11. 前記取付部材は前記振動部材を挟み込むように装着されている請求項10に記載の取り付け方法。
  12. 前記捻じ込みの度合いを調整して前記音響伝達部材から発せられる音声の大きさを制御することを更に具備した請求項9乃至11の何れか1項に記載の取り付け方法。
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