JP5604183B2 - セキュリティ管理装置および方法 - Google Patents
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Description
[第1の実施の形態]
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるセキュリティ管理装置について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるセキュリティ管理装置の構成を示すブロック図である。図2は、第1の実施の形態にかかるセキュリティ管理装置が適用されるセキュリティ管理の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、セキュリティ管理装置10には、各区画の出入口に設置されたカードリーダなどの認証機器21が通信回線を介して接続されている。認証機器21は、ICカードやIDタグなどの認証媒体22から、予め登録されている個人IDを取得する機能を有している。これらセキュリティ管理装置10、認証機器21、および認証媒体22から、1つのセキュリティ管理システム30が構成されている。
セキュリティ管理装置10には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、記憶部12、入退判定部13、記録処理部14、ID管理部15、および情報提供部16が設けられており、相互にデータやり取り可能に接続されている。
図3は、個人データベースの構成例である。ここでは、利用者を識別するための個人IDごとに、管理層ID、指紋ID、通行許可区分、および個人情報が組として登録されている。
このうち、個人IDおよび管理層IDは、それぞれ別個の番号体系に基づき各利用者に割り当てた識別データであり、個人IDは主に入退判定処理に用いられ、管理層IDは個人情報の管理に用いられる。これら個人IDおよび管理層IDの番号体系は、通常、1つのセキュリティ管理システム30内で閉じたローカルなものであり、他のセキュリティ管理システムとの整合性については考慮されていない。
通行許可区分は、当該利用者が通行可能な区画を示すデータであり、これら区画の区画IDがリストとして登録されている。
個人情報は、当該利用者の名前、所属部署、連絡先など、当該利用者に関する詳細データである。
図4は、区画データベースの構成例である。ここでは、各区画の出入口に設置された認証機器21を識別するための認証機器IDごとに、区画IDと区画情報が組として登録されている。
このうち、区画IDは、当該認証機器21が設置されている区画を識別するための識別データであり、この区画IDが、個人DB12Aの通行許可区分として登録される。
機器情報は、当該認証機器21の名前、機種情報、設置場所、区画名称、出入口名称など、当該認証機器21に関する詳細データである。
図5は、履歴データベースの構成例である。ここでは、入退判定処理が行われた日時を示す履歴日時ごとに、入退判定対象である利用者の個人ID、操作が行われた認証機器21を示す認証機器ID、および入退判定処理の処理内容が組として登録されている。
このうち、処理内容としては、入退判定処理の処理結果すなわち入退可否のほか、入退不可の事由、認証機器21の故障内容、不正操作などの警報データを記録するようにしてもよい。
図6は、ID変換データベースの構成例である。ここでは、論理層IDごとに、対応する個人IDと管理層IDとが組として登録されている。
このうち、論理層IDは、管理端末31の管理対象となる各セキュリティ管理システム30間で統一された番号体系に基づいて各利用者に割り当てたグローバルな識別データであり、このID変換DB12Dを参照することにより、グローバルな論理層IDとローカルな個人IDおよび管理層IDとを相互に変換できる。
この他、セキュリティ管理装置10には、キーボードやマウスなどの操作入力部、操作メニューや各種処理画面を画面表示するため画面表示部、さらには外部端末や外部機器とデータ通信を行うための入出力インターフェース部など、一般的なサーバ装置やパーソナルコンピュータと同様の機能部が設けられているものとする。
次に、図7〜図9を参照して、本実施の形態にかかるセキュリティ管理装置10の動作について説明する。図7は、ゲスト登録処理を示すフローチャートである。図8は、履歴情報提供処理を示すフローチャートである。図9は、履歴情報提供動作を示す説明図である。
ここでは、事業所Aのセキュリティ管理システム30に属する利用者Pの履歴情報を管理端末31で確認する場合であって、特に、利用者Pが出張により事業所Bのセキュリティ管理システム30をゲストとして一時的に利用したことから、事業所Aと事業所Bのセキュリティ管理システム30から履歴情報を収集する場合について説明する。
図7を参照して、ゲスト登録動作について説明する。
予め登録されていない訪問者がセキュリティ管理システム30を利用する場合、セキュリティ管理装置10において、図7に示すような、当該訪問者を一時的に利用可能とするためのゲスト登録処理が行われる。なお、ここでは、訪問者に貸し出すゲスト用ICカードが通行許可区分ごとに予め用意されており、このゲスト用ICカードに対応する個人IDに関するエントリが個人DB12Aに予め登録されているものとする。
この後、ID管理部15は、個人DB12Aのうち、取得した個人IDに関するエントリの論理層IDに、訪問者の論理層IDを登録し(ステップ102)、一連のゲスト登録処理を終了する。
次に、図8および図9を参照して、履歴情報提供動作について説明する。
利用者が任意の区画の出入口を通過する場合、当該出入口に設置されている認証機器21は、利用者の認証媒体22から個人IDを取得し(ステップ110)、この個人IDと自己に割り当てられている認証機器IDとを含む入退判定要求を、通信回線を介してセキュリティ管理装置10へ送信する(ステップ111)。
この後、入退判定部13は、得られた入退可否の判定結果を通信I/F部11から当該認証機器21へ送信する(ステップ113)。認証機器21は、この入退判定結果が入退可を示す場合には出入口のドアを開錠し、入退不可を示す場合には施錠を維持する開施錠制御を行う(ステップ114)。
セキュリティ管理装置10の情報提供部16は、受信した履歴情報取得要求に含まれる論理層IDに関する履歴情報を履歴DB12Cから検索し(ステップ131)、得られた履歴情報を通信I/F部11から通信網NWを介して管理端末31へ返送し(ステップ132)、一連の履歴情報提供処理を終了する。
したがって、利用者Pの入退判定は、事業所A,Bのセキュリティ管理装置10において、別個の番号体系に基づく個人IDを用いて実施され、その履歴情報がそれぞれ記録される。
このように、本実施の形態は、利用者に予め割り当てた当該セキュリティ管理装置10に固有の個人IDと複数のセキュリティ管理装置10で共通の論理層IDとの対応関係を記憶するID管理DB12Dと、このID管理DB12Dを参照することにより、個人IDと論理層IDを相互に変換するID管理部15とを設け、記録処理部14で、入退判定ごとに、入退判定対象となる利用者の個人IDをID管理部15により論理層IDへ変換し、得られた論理層IDを含む当該入退に関する履歴情報を履歴DB12Cへ記録し、情報提供部16で、通信網NWを介して接続された管理端末31からの履歴情報取得要求に応じて、当該履歴情報取得要求に含まれる論理層IDに関する履歴情報を履歴DB12Cから取得して管理端末31へ提供するようにしたものである。
このため、大きな作業負担を必要とすることなく、また既存の個人IDや管理層IDの番号体系を変更することなく、複数のセキュリティ管理システムから履歴情報を収集して一元管理することが可能となる。
次に、図10を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるセキュリティ管理装置について説明する。図10は、第2の実施の形態にかかるセキュリティ管理装置の構成を示すブロック図であり、前述した図1と同じまたは同様部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態では、セキュリティ管理装置10から管理端末へ履歴情報を提供する場合を例として説明した。本実施の形態では、所在情報を提供する場合について説明する。
所在DB12Eは、各区画に存在する利用者を示すデータである。図11は、所在データベースの構成例である。ここでは、各区画を識別するための区画IDごとに、当該区画内に存在している利用者を示す個人IDがリストとして登録されている。
なお、本実施の形態にかかるセキュリティ管理装置10のうち、その他の部分については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図12を参照して、本実施の形態にかかるセキュリティ管理装置10の動作について説明する。図12は、所在情報提供処理を示すフローチャートであり、前述した図8と同じまたは同様部分には同一符号を付してある。
ここでは、事業所Bのセキュリティ管理システム30に設けられた区画BYの所在情報を管理端末31で確認する場合であって、特に、事業所Aのセキュリティ管理システム30に属する利用者Pが、出張により事業所Bのセキュリティ管理システム30をゲストとして一時的に利用して、区画BYに存在している場合について説明する。
この後、入退判定部13は、得られた入退可否の判定結果を通信I/F部11から当該認証機器21へ送信する(ステップ113)。認証機器21は、この入退判定結果が入退可を示す場合には出入口のドアを開錠し、入退不可を示す場合には施錠を維持する開施錠制御を行う(ステップ114)。
セキュリティ管理装置10の情報提供部16は、受信した所在情報取得要求に含まれる区画IDに関する所在情報を所在DB12Eから検索し(ステップ231)、得られた所在情報を通信I/F部11から通信網NWを介して管理端末31へ返送し(ステップ232)、一連の所在情報提供処理を終了する。
このように、本実施の形態は、記録処理部14で、入退判定の判定結果が入退可の場合、入退判定の対象となる区画に対して入退する利用者の論理層IDで、所在DB12Eのうち当該区画の区画IDに対応する所在情報を更新し、情報提供部16で、管理端末31からの所在情報取得要求に応じて、当該所在情報取得要求で指定された区画の区画IDに関する所在情報を所在DB12Eから取得して管理端末31へ提供するようにしたものである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
Claims (4)
- 施設に設けた認証機器により各区画に対する利用者の入退可否を判定するセキュリティ管理システムで用いられるセキュリティ管理装置であって、
前記利用者に固有に予め割り当てた当該セキュリティ管理装置での入退室判定で用いられる個人IDおよび個人情報管理に用いられる管理層IDと、複数のセキュリティ管理装置で共通に用いられる論理層IDとの対応関係を記憶するID管理データベースと、
前記ID管理データベースを参照することにより、前記個人IDまたは前記管理層IDと前記論理層IDを相互に変換するID管理部と、
前記入退判定ごとに、入退判定対象となる利用者の個人IDまたは管理層IDを前記ID管理部により論理層IDへ変換し、得られた論理層IDを含む当該入退に関する履歴情報を履歴データベースへ記録する記録処理部と、
通信網を介して接続された管理端末からの履歴情報取得要求に応じて、当該履歴情報取得要求に含まれる論理層IDに関する履歴情報を前記履歴データベースから取得して前記管理端末へ提供する情報提供部と
を備えることを特徴とするセキュリティ管理装置。 - 請求項1に記載のセキュリティ管理装置において、
前記記録処理部は、前記入退判定の判定結果が入退可の場合、入退判定の対象となる区画に対して入退する利用者の論理層IDで、所在データベースのうち当該区画の区画IDに対応する所在情報を更新し、
前記情報提供部は、前記管理端末からの所在情報取得要求に応じて、当該所在情報取得要求で指定された区画の区画IDに関する所在情報を前記所在データベースから取得して前記管理端末へ提供する
ことを特徴とするセキュリティ管理装置。 - 施設に設けた認証機器により各区画に対する利用者の入退可否を判定するセキュリティ管理システムのセキュリティ管理装置で用いられるセキュリティ管理方法であって、
ID管理部が、前記利用者に固有に予め割り当てた当該セキュリティ管理装置での入退室判定で用いられる個人IDおよび個人情報管理に用いられる管理層IDと、複数のセキュリティ管理装置で共通に用いられる論理層IDとの対応関係を記憶するID管理データベースを参照することにより、前記個人IDまたは前記管理層IDと前記論理層IDを相互に変換するID管理ステップと、
記録処理部が、前記入退判定ごとに、入退判定対象となる利用者の個人IDまたは管理層IDを前記ID管理部により論理層IDへ変換し、得られた論理層IDを含む当該入退に関する履歴情報を履歴データベースへ記録する記録処理ステップと、
情報提供部が、通信網を介して接続された管理端末からの履歴情報取得要求に応じて、当該履歴情報取得要求に含まれる論理層IDに関する履歴情報を前記履歴データベースから取得して前記管理端末へ提供する情報提供ステップと
を備えることを特徴とするセキュリティ管理方法。 - 請求項3に記載のセキュリティ管理方法において、
前記記録処理ステップは、前記入退判定の判定結果が入退可の場合、入退判定の対象となる区画に対して入退する利用者の論理層IDで、所在データベースのうち当該区画の区画IDに対応する所在情報を更新し、
前記情報提供ステップは、前記管理端末からの所在情報取得要求に応じて、当該所在情報取得要求で指定された区画の区画IDに関する所在情報を前記所在データベースから取得して前記管理端末へ提供する
ことを特徴とするセキュリティ管理方法。
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